JPH06244643A - 自己同調直角検出器をもつfm復調器 - Google Patents
自己同調直角検出器をもつfm復調器Info
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- JPH06244643A JPH06244643A JP5345698A JP34569893A JPH06244643A JP H06244643 A JPH06244643 A JP H06244643A JP 5345698 A JP5345698 A JP 5345698A JP 34569893 A JP34569893 A JP 34569893A JP H06244643 A JPH06244643 A JP H06244643A
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- Japan
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- node
- signal
- coupled
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
直角検出器は、未知の周波数で動作するインターキャリ
ア信号をFM復調するLCタンク回路は、マルチプライ
ヤの入力の両端で90度の移相を展開する。マルチプラ
イヤの出力は、増幅および帰還され、リアクタンス段を
制御して、マルチプライヤの入力におけるリアクタンス
負荷を調整して、インタ−キャリア信号の周波数に関わ
らず所定の位相関係を維持する。位相補償段は、帰還信
号にも応答して、マルチプライヤの入力の実際の成分を
除去する。
ア信号をFM復調するLCタンク回路は、マルチプライ
ヤの入力の両端で90度の移相を展開する。マルチプラ
イヤの出力は、増幅および帰還され、リアクタンス段を
制御して、マルチプライヤの入力におけるリアクタンス
負荷を調整して、インタ−キャリア信号の周波数に関わ
らず所定の位相関係を維持する。位相補償段は、帰還信
号にも応答して、マルチプライヤの入力の実際の成分を
除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にFM復調器に関
し、さらに詳しくは、自己同調直角検出器を持つFM復
調器に関する。
し、さらに詳しくは、自己同調直角検出器を持つFM復
調器に関する。
【0002】
【従来の技術】FM復調器は、送信された信号を復調し
て、RF(無線周波数)搬送波(キャリア)から音声お
よびビデオ信号を抽出しなければならないテレビ受像器
でよく用いられる。簡単にいうと、ビデオ情報はビデオ
搬送波fc 上でAM変調され、音声信号が音声搬送波f
s 上でFM変調される。送信されたRF信号周波数は、
チューナを通じてIF(中間周波数)信号まで下げら
れ、ベースバンドに復調される。IF信号の復調後、ビ
デオ情報はビデオ・ベースバンド信号となるが、音声情
報はビデオ搬送波fc と音声搬送波fs との差の音声イ
ンターキャリア(fc −fs )上で変調されたままの状
態になる。米国では、ビデオ搬送波fc は、45.75
MHzに設定され、音声搬送波fs は、41.25MH
zに設定されるので、fc −fs の音声インターキャリ
アは4.5MHzになる。復調されたIF信号は、トラ
ップ(帯域阻止)フィルタによりさらに処理されて、f
s 音声搬送波を除去し、ビデオ情報をルマ(luma: 黒と
白)およびクロマ(chroma: カラー)として回収する。
ルマおよびクロマからRGB信号が生成されて、CRT
スクリーンを駆動する。同様に、復調されたIF信号
は、帯域通過フィルタを通じて処理され、音声インター
キャリアを分離して、次に直角検出器によりFM復調さ
れて音声情報を回収する。
て、RF(無線周波数)搬送波(キャリア)から音声お
よびビデオ信号を抽出しなければならないテレビ受像器
でよく用いられる。簡単にいうと、ビデオ情報はビデオ
搬送波fc 上でAM変調され、音声信号が音声搬送波f
s 上でFM変調される。送信されたRF信号周波数は、
チューナを通じてIF(中間周波数)信号まで下げら
れ、ベースバンドに復調される。IF信号の復調後、ビ
デオ情報はビデオ・ベースバンド信号となるが、音声情
報はビデオ搬送波fc と音声搬送波fs との差の音声イ
ンターキャリア(fc −fs )上で変調されたままの状
態になる。米国では、ビデオ搬送波fc は、45.75
MHzに設定され、音声搬送波fs は、41.25MH
zに設定されるので、fc −fs の音声インターキャリ
アは4.5MHzになる。復調されたIF信号は、トラ
ップ(帯域阻止)フィルタによりさらに処理されて、f
s 音声搬送波を除去し、ビデオ情報をルマ(luma: 黒と
白)およびクロマ(chroma: カラー)として回収する。
ルマおよびクロマからRGB信号が生成されて、CRT
スクリーンを駆動する。同様に、復調されたIF信号
は、帯域通過フィルタを通じて処理され、音声インター
キャリアを分離して、次に直角検出器によりFM復調さ
れて音声情報を回収する。
【0003】テレビ受像器におけるFM復調器の問題
は、テレビジョン信号の伝送に世界的に用いられる搬送
波の周波数が様々なことである。世界的に用いられるテ
レビジョン搬送波周波数の1つの基準はない。音声処理
経路では、直角検出器は通常、所定の音声インターキャ
リア周波数においてマルチプライヤの入力の間に90度
の移相を生成するように同調された一定のインダクタ−
コンデンサ(LC)タンク回路を用いる。残念ながら、
音声インターキャリアは、国によって、たとえば4.5
MHzから6.5MHzの間で変動する。そのために、
直角検出器の製造業者は、LCタンク回路を正しく予備
同調させるためには、輸入する国の基準に留意しなけれ
ばならない。このようなカストマイゼーションのために
商業ベースの製造には経費がよけいにかかり、流通過程
も複雑になる。
は、テレビジョン信号の伝送に世界的に用いられる搬送
波の周波数が様々なことである。世界的に用いられるテ
レビジョン搬送波周波数の1つの基準はない。音声処理
経路では、直角検出器は通常、所定の音声インターキャ
リア周波数においてマルチプライヤの入力の間に90度
の移相を生成するように同調された一定のインダクタ−
コンデンサ(LC)タンク回路を用いる。残念ながら、
音声インターキャリアは、国によって、たとえば4.5
MHzから6.5MHzの間で変動する。そのために、
直角検出器の製造業者は、LCタンク回路を正しく予備
同調させるためには、輸入する国の基準に留意しなけれ
ばならない。このようなカストマイゼーションのために
商業ベースの製造には経費がよけいにかかり、流通過程
も複雑になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数の周波数基準があ
るために、良好に定められた方法である範囲の周波数上
で自己同調することができ、線形性を改善することので
きる直角検出器が必要である。
るために、良好に定められた方法である範囲の周波数上
で自己同調することができ、線形性を改善することので
きる直角検出器が必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】簡単にいうと、本発明
は、ある周波数で動作する第1および第2入力信号を受
け取る第1および第2入力をもつマルチプライヤ回路を
含む直角検出器によって構成される。第1回路は、第1
ノードでマルチプライヤの第2入力に結合された出力を
有してリアクタンス負荷(reactive load )を展開し、
第1および第2入力信号の間に所定の位相関係を設定す
る。第2回路は、マルチプライヤの出力と第1ノードと
の間に結合されてリアクタンス負荷を調整し、第1およ
び第2入力信号の周波数が変化しても所定の位相関係を
維持する。
は、ある周波数で動作する第1および第2入力信号を受
け取る第1および第2入力をもつマルチプライヤ回路を
含む直角検出器によって構成される。第1回路は、第1
ノードでマルチプライヤの第2入力に結合された出力を
有してリアクタンス負荷(reactive load )を展開し、
第1および第2入力信号の間に所定の位相関係を設定す
る。第2回路は、マルチプライヤの出力と第1ノードと
の間に結合されてリアクタンス負荷を調整し、第1およ
び第2入力信号の周波数が変化しても所定の位相関係を
維持する。
【0006】別の観点では、本発明は、ある周波数で動
作する入力信号を復調する方法であって、この方法は、
入力信号を増幅して第1および第2出力信号を設ける段
階と、第2出力を交流結合して直流成分を除去し第1お
よび第2入力信号の間に所定の移相を生成して、さらに
交流結合された出力信号を設ける段階と、第1出力信号
と交流結合された出力信号を乗算して乗算信号を設ける
段階と、リアクタンス負荷を展開して第1出力信号と交
流結合された出力信号との間に所定の位相関係を設定す
る段階と、リアクタンス負荷を調整して、入力信号の周
波数が変化しても所定の位相関係を維持する段階とによ
って構成される。
作する入力信号を復調する方法であって、この方法は、
入力信号を増幅して第1および第2出力信号を設ける段
階と、第2出力を交流結合して直流成分を除去し第1お
よび第2入力信号の間に所定の移相を生成して、さらに
交流結合された出力信号を設ける段階と、第1出力信号
と交流結合された出力信号を乗算して乗算信号を設ける
段階と、リアクタンス負荷を展開して第1出力信号と交
流結合された出力信号との間に所定の位相関係を設定す
る段階と、リアクタンス負荷を調整して、入力信号の周
波数が変化しても所定の位相関係を維持する段階とによ
って構成される。
【0007】
【実施例】図1では、音声情報でFM変調された音声イ
ンターキャリア信号fc −fs が、制限IF増幅器10
に送られる。音声インターキャリアは、たとえば4.5
MHzで、100mvないし100mvRMSの入力振
幅で、正弦動作を行う。制限IF増幅器10は、それぞ
れのゲインが、音声インターキャリア信号を二乗する
(square-up )ようになっている一連の作動増幅器段
(図示せず)により構成される。増幅器10の第1出力
は差分であり、最後の差動ゲイン段の後に差動エミッタ
−フォロア段(図示せず)が設けられている。第2出力
は、差動エミッタ−フォロア段の両側で1ダイオードず
つレベルがシフトダウンされており、マルチプライヤ1
2に300mvの差動方形波を送る。増幅器10の第1
出力は、コンデンサ14を通じてノード16においてL
Cタンク回路に交流結合され、マルチプライヤ12に入
力を送る。コンデンサ14は5pfに選択することがで
きる。LCタンク回路には、ノード16と、5VDCな
どの正の電位VCCで動作する電源導体24との間に並列
に接続されたインダクタ18とコンデンサ20とが含ま
れる。
ンターキャリア信号fc −fs が、制限IF増幅器10
に送られる。音声インターキャリアは、たとえば4.5
MHzで、100mvないし100mvRMSの入力振
幅で、正弦動作を行う。制限IF増幅器10は、それぞ
れのゲインが、音声インターキャリア信号を二乗する
(square-up )ようになっている一連の作動増幅器段
(図示せず)により構成される。増幅器10の第1出力
は差分であり、最後の差動ゲイン段の後に差動エミッタ
−フォロア段(図示せず)が設けられている。第2出力
は、差動エミッタ−フォロア段の両側で1ダイオードず
つレベルがシフトダウンされており、マルチプライヤ1
2に300mvの差動方形波を送る。増幅器10の第1
出力は、コンデンサ14を通じてノード16においてL
Cタンク回路に交流結合され、マルチプライヤ12に入
力を送る。コンデンサ14は5pfに選択することがで
きる。LCタンク回路には、ノード16と、5VDCな
どの正の電位VCCで動作する電源導体24との間に並列
に接続されたインダクタ18とコンデンサ20とが含ま
れる。
【0008】図2にマルチプライヤ12の詳細を示す
が、ここではトランジスタ26,28が増幅器10の第
2出力から差動方形波を受け取る。トランジスタ30,
36は、図示されるようにそのベースにおいて交流結合
された正弦波を受け取り、トランジスタ32,34は基
準電位VREF2を受け取る。マルチプライヤ12とLCタ
ンク回路18〜20を組み合せると、直角検出器として
動作して、音声インターキャリア信号からの音声情報を
FM復調する。LCタンク回路18〜20は、周波数の
変動を位相の変動に変換し、マルチプライヤ12は、そ
の入力間の周波数を伴う位相の変動を、出力電流の変化
に変換する。LCタンク回路18〜20は、音声インタ
ーキャリアの中心周波数において、増幅器10の第1出
力とノード16との間に90度の移相を行い、音声イン
ターキャリア信号に応答してマルチプライヤ12に実質
的にゼロの電流を出力させる。マルチプライヤ12から
出力される電流はすべて、被変調音声信号の小さな周波
数変動に帰するものである。このように、LCタンク回
路18〜20が音声インターキャリア信号の周波数に適
切に同調されていると、マルチプライヤ12は音声イン
ターキャリアを除去して音声信号だけを残す。
が、ここではトランジスタ26,28が増幅器10の第
2出力から差動方形波を受け取る。トランジスタ30,
36は、図示されるようにそのベースにおいて交流結合
された正弦波を受け取り、トランジスタ32,34は基
準電位VREF2を受け取る。マルチプライヤ12とLCタ
ンク回路18〜20を組み合せると、直角検出器として
動作して、音声インターキャリア信号からの音声情報を
FM復調する。LCタンク回路18〜20は、周波数の
変動を位相の変動に変換し、マルチプライヤ12は、そ
の入力間の周波数を伴う位相の変動を、出力電流の変化
に変換する。LCタンク回路18〜20は、音声インタ
ーキャリアの中心周波数において、増幅器10の第1出
力とノード16との間に90度の移相を行い、音声イン
ターキャリア信号に応答してマルチプライヤ12に実質
的にゼロの電流を出力させる。マルチプライヤ12から
出力される電流はすべて、被変調音声信号の小さな周波
数変動に帰するものである。このように、LCタンク回
路18〜20が音声インターキャリア信号の周波数に適
切に同調されていると、マルチプライヤ12は音声イン
ターキャリアを除去して音声信号だけを残す。
【0009】本発明の利点の1つは、帰還を行って自動
的にLCタンク回路18〜20を自己同調させ、音声イ
ンターキャリア信号の周波数を一致させることである。
この特徴により、すべてといわないまでも大半の国にお
ける動作の多くの伝送周波数基準に対応して、しかも良
好な信号対雑音比(SNR)を維持し、マルチプライヤ
12の入力間の位相誤差を小さくすることにより線形性
を改善する。
的にLCタンク回路18〜20を自己同調させ、音声イ
ンターキャリア信号の周波数を一致させることである。
この特徴により、すべてといわないまでも大半の国にお
ける動作の多くの伝送周波数基準に対応して、しかも良
好な信号対雑音比(SNR)を維持し、マルチプライヤ
12の入力間の位相誤差を小さくすることにより線形性
を改善する。
【0010】図1に戻るが、マルチプライヤ12の差動
出力は、増幅器40を通じてたとえば102 倍大きくな
る。増幅器40は、電流を出力して、1.5ボルトで動
作する基準電位VREF1だけオフセットされている抵抗4
2の両端に電圧を展開する。増幅器44は、抵抗42の
両端に展開された電圧をたとえば6倍増幅し、一方で増
幅器46は、同じ電圧をたとえば105 倍増幅する。増
幅器44の出力は、統一利得(unity-gain)バッファ増幅
器48を通じて処理され、テレビジョン・セット内に音
声を生成するための音声信号となる。抵抗50とコンデ
ンサ52は、増幅器46の出力において20Hzの低域
通過フィルタとなる。増幅器46は、ユニティ−ゲイン
・バッファ増幅器54を通じてノード58に負の帰還ル
ープを送る。位相補償段60とリアクタンス段62と
は、ノード16で抵抗およびリアクタンス・インピーダ
ンスを調整して、それに従ってLCタンク回路18〜1
0の中心周波数が調整され、音声インターキャリア周波
数を一致させる。この装置により、全同調範囲に渡り音
声出力において小さな直流変化が起こり、20Hz以上
に削減されたループ・ゲインのために音声出力で完全な
3.0ボルトのピーク対ピーク(peak-to-peak)音声信
号が展開される。
出力は、増幅器40を通じてたとえば102 倍大きくな
る。増幅器40は、電流を出力して、1.5ボルトで動
作する基準電位VREF1だけオフセットされている抵抗4
2の両端に電圧を展開する。増幅器44は、抵抗42の
両端に展開された電圧をたとえば6倍増幅し、一方で増
幅器46は、同じ電圧をたとえば105 倍増幅する。増
幅器44の出力は、統一利得(unity-gain)バッファ増幅
器48を通じて処理され、テレビジョン・セット内に音
声を生成するための音声信号となる。抵抗50とコンデ
ンサ52は、増幅器46の出力において20Hzの低域
通過フィルタとなる。増幅器46は、ユニティ−ゲイン
・バッファ増幅器54を通じてノード58に負の帰還ル
ープを送る。位相補償段60とリアクタンス段62と
は、ノード16で抵抗およびリアクタンス・インピーダ
ンスを調整して、それに従ってLCタンク回路18〜1
0の中心周波数が調整され、音声インターキャリア周波
数を一致させる。この装置により、全同調範囲に渡り音
声出力において小さな直流変化が起こり、20Hz以上
に削減されたループ・ゲインのために音声出力で完全な
3.0ボルトのピーク対ピーク(peak-to-peak)音声信
号が展開される。
【0011】位相補償段60とリアクタンス段62が図
3に示される。リアクタンス段62には、VCCで動作す
る電源導体24に結合されたコレクタと、2.0ボルト
で動作する基準電位VREF3を受け取るために結合された
ベースとを有するトランジスタ70が含まれる。トラン
ジスタ70のエミッタは、トランジスタ72のベース
と、ダイオード構造のトランジスタ74のコレクタおよ
びベースとに結合される。トランジスタ72には、ノー
ド16に結合されたコレクタが含まれる。トランジスタ
72,76のエミッタは、共に電流源80の出力に結合
される。トランジスタ76は、そのコレクタを電源導体
24に結合させ、ベースを電流源86の出力においてダ
イオード構造のトランジスタ82のコレクタおよびベー
スに結合させている。コンデンサ88は、トランジスタ
72,82のコレクタ間に結合される。トランジスタ8
2のエミッタは、電流源90の出力においてトランジス
タ74のエミッタに結合される。抵抗94,96は、電
流源80,90間に直列に結合されノード58で相互接
続されている。リアクタンス段62の抵抗94,96内
を流れる電流はすべて、トランジスタ74,82を流れ
る電流とトランジスタ72,76を流れる電流との間に
不均衡を起こす。抵抗94は、3Kオームに選択でき、
抵抗96は20Kオームに設定できる。
3に示される。リアクタンス段62には、VCCで動作す
る電源導体24に結合されたコレクタと、2.0ボルト
で動作する基準電位VREF3を受け取るために結合された
ベースとを有するトランジスタ70が含まれる。トラン
ジスタ70のエミッタは、トランジスタ72のベース
と、ダイオード構造のトランジスタ74のコレクタおよ
びベースとに結合される。トランジスタ72には、ノー
ド16に結合されたコレクタが含まれる。トランジスタ
72,76のエミッタは、共に電流源80の出力に結合
される。トランジスタ76は、そのコレクタを電源導体
24に結合させ、ベースを電流源86の出力においてダ
イオード構造のトランジスタ82のコレクタおよびベー
スに結合させている。コンデンサ88は、トランジスタ
72,82のコレクタ間に結合される。トランジスタ8
2のエミッタは、電流源90の出力においてトランジス
タ74のエミッタに結合される。抵抗94,96は、電
流源80,90間に直列に結合されノード58で相互接
続されている。リアクタンス段62の抵抗94,96内
を流れる電流はすべて、トランジスタ74,82を流れ
る電流とトランジスタ72,76を流れる電流との間に
不均衡を起こす。抵抗94は、3Kオームに選択でき、
抵抗96は20Kオームに設定できる。
【0012】位相補償段60には、トランジスタ100
が含まれ、トランジスタ100は、電源導体24に結合
されたコレクタと、3.0ボルトで動作する基準電位V
REF4を受け取るために結合されたベースとを有する。ト
ランジスタ100のエミッタは、トランジスタ102の
ベースと、トランジスタ104のコレクタとに結合され
る。トランジスタ104のベースは、エミッタ−フォロ
ア・トランジスタ105を介してノード16に結合され
る。トランジスタ102には、電源導体24に結合され
たコレクタが含まれる。トランジスタ105のエミッタ
は、電流源107の出力に結合され、トランジスタ10
2,106のエミッタは共に電流源108の出力に結合
される。トランジスタ106は、そのコレクタをノード
16に結合させ、ベースをトランジスタ110のエミッ
タとトランジスタ112のコレクタとに結合させてい
る。トランジスタ110のコレクタは、ノード16に結
合され、そのベースは基準電位VREF4を受け取る。トラ
ンジスタ112のベースは、基準電位VREF3を受け取
る。抵抗118は、トランジスタ104,112のエミ
ッタにおいて、それぞれ電流源120,122の出力間
に結合されている。抵抗124は、ノード58と、トラ
ンジスタ102,106のエミッタ接地との間に結合さ
れる。
が含まれ、トランジスタ100は、電源導体24に結合
されたコレクタと、3.0ボルトで動作する基準電位V
REF4を受け取るために結合されたベースとを有する。ト
ランジスタ100のエミッタは、トランジスタ102の
ベースと、トランジスタ104のコレクタとに結合され
る。トランジスタ104のベースは、エミッタ−フォロ
ア・トランジスタ105を介してノード16に結合され
る。トランジスタ102には、電源導体24に結合され
たコレクタが含まれる。トランジスタ105のエミッタ
は、電流源107の出力に結合され、トランジスタ10
2,106のエミッタは共に電流源108の出力に結合
される。トランジスタ106は、そのコレクタをノード
16に結合させ、ベースをトランジスタ110のエミッ
タとトランジスタ112のコレクタとに結合させてい
る。トランジスタ110のコレクタは、ノード16に結
合され、そのベースは基準電位VREF4を受け取る。トラ
ンジスタ112のベースは、基準電位VREF3を受け取
る。抵抗118は、トランジスタ104,112のエミ
ッタにおいて、それぞれ電流源120,122の出力間
に結合されている。抵抗124は、ノード58と、トラ
ンジスタ102,106のエミッタ接地との間に結合さ
れる。
【0013】リアクタンス段62の動作は、以下のよう
に進行する。電流源80,90は、それぞれ0.5ミリ
アンプのI80およびI90の等しい電流を導電するように
あらかじめ設定され、電流源86は、I90/2に等しい
電流I86を導電するように設定される。交流電流IC
は、コンデンサ88とトランジスタ82とを通る。コン
デンサ88は、18pfに選択できる。4.5MHzの
音声インターキャリア周波数が、インダクタ18(15
mh)とコンデンサ20(56pf)の値だけに基づ
き、LCタンク回路の中心周波数に一致するものとす
る。マルチプライヤ12の入力の両端には90度の移相
が現れ、その出力は実質的にゼロになる。マルチプライ
ヤ12から出力される信号はすべて、音声インターキャ
リア上の被変調音声信号に帰され、これを増幅器44
は、たとえば3.0ボルトのピーク対ピークで変動する
音声出力信号としてピックアップする。
に進行する。電流源80,90は、それぞれ0.5ミリ
アンプのI80およびI90の等しい電流を導電するように
あらかじめ設定され、電流源86は、I90/2に等しい
電流I86を導電するように設定される。交流電流IC
は、コンデンサ88とトランジスタ82とを通る。コン
デンサ88は、18pfに選択できる。4.5MHzの
音声インターキャリア周波数が、インダクタ18(15
mh)とコンデンサ20(56pf)の値だけに基づ
き、LCタンク回路の中心周波数に一致するものとす
る。マルチプライヤ12の入力の両端には90度の移相
が現れ、その出力は実質的にゼロになる。マルチプライ
ヤ12から出力される信号はすべて、音声インターキャ
リア上の被変調音声信号に帰され、これを増幅器44
は、たとえば3.0ボルトのピーク対ピークで変動する
音声出力信号としてピックアップする。
【0014】増幅器40,46は、それぞれ直流で10
2 および105 の大きなループ・ゲインを設ける。しか
しマルチプライヤ12の信号レベルは小さく、LCタン
ク回路18〜20の平均音声インターキャリア周波数と
未補償の中心周波数fT との間には誤差がゼロなので、
増幅器54を通る帰還信号は事実上なくなる。そのため
に、抵抗94,96を通る電流は実質的になくなり、そ
の結果トランジスタ72,76を通る電流はそれぞれ−
IC およびIC となる。ノード16を介してLCタンク
回路18〜20を流れる正味の容量性電流IC はなくな
る。リアクタンス段62は、補正が必要ないために、L
Cタンク回路の中心周波数に対して影響を与えない。
2 および105 の大きなループ・ゲインを設ける。しか
しマルチプライヤ12の信号レベルは小さく、LCタン
ク回路18〜20の平均音声インターキャリア周波数と
未補償の中心周波数fT との間には誤差がゼロなので、
増幅器54を通る帰還信号は事実上なくなる。そのため
に、抵抗94,96を通る電流は実質的になくなり、そ
の結果トランジスタ72,76を通る電流はそれぞれ−
IC およびIC となる。ノード16を介してLCタンク
回路18〜20を流れる正味の容量性電流IC はなくな
る。リアクタンス段62は、補正が必要ないために、L
Cタンク回路の中心周波数に対して影響を与えない。
【0015】ここで、音声インターキャリア周波数が、
たとえば4.0MHzまで下がって、そのためにLCタ
ンク回路18〜20の未補償中心周波数(4.5MH
z)とは一致しないものとする。たとえば、テレビを異
なる伝送基準を持つ国に移動させた場合、インターキャ
リア周波数が変わる。マルチプライヤ12の入力の両端
の移相は、90度から移動し、マルチプライヤ12の出
力でゼロでない信号を生成する。増幅器40は、マルチ
プライヤ40の出力信号を増幅して、抵抗42を通る電
流を流し、増幅器46の入力の両端に電圧を展開する。
帰還信号がマルチプライヤ46の出力に現れる。より高
い周波数の交流信号が、抵抗50およびコンデンサ52
により接地面に送られ、それによってループ・ゲインは
20Hz以上に減衰される。20Hz未満の交流帰還信
号は、増幅器54を通り、電圧として位相補償段60と
リアクタンス段62とに印加される。
たとえば4.0MHzまで下がって、そのためにLCタ
ンク回路18〜20の未補償中心周波数(4.5MH
z)とは一致しないものとする。たとえば、テレビを異
なる伝送基準を持つ国に移動させた場合、インターキャ
リア周波数が変わる。マルチプライヤ12の入力の両端
の移相は、90度から移動し、マルチプライヤ12の出
力でゼロでない信号を生成する。増幅器40は、マルチ
プライヤ40の出力信号を増幅して、抵抗42を通る電
流を流し、増幅器46の入力の両端に電圧を展開する。
帰還信号がマルチプライヤ46の出力に現れる。より高
い周波数の交流信号が、抵抗50およびコンデンサ52
により接地面に送られ、それによってループ・ゲインは
20Hz以上に減衰される。20Hz未満の交流帰還信
号は、増幅器54を通り、電圧として位相補償段60と
リアクタンス段62とに印加される。
【0016】音声インターキャリア周波数fc −fs
と、LCタンク回路18〜20の未補償中心周波数との
不一致のために、ノード58の電圧が上がっているとす
る。ノード58で電圧が上昇したために、抵抗94,9
6を通り、電流源80,90にはそれぞれ等しくない電
流I94,I96が流れる。抵抗94は、抵抗96より小さ
いことを思い出してほしい。抵抗94には、抵抗96よ
りも大きな電流が流れ、そのためにトランジスタ72,
76にはトランジスタ74,82よりそれぞれ小さい電
流が流れる。図3に示される構造では、トランジスタ7
4,82内の交流/直流比は、トランジスタ72,76
の交流/直流比と同じである。トランジスタ72を通る
電流の交流成分が減り、そのためにノード16に流れ込
む容量性電流が変化する。これにより、LCタンク回路
18〜20の両端に、可変する正の容量が有効に生まれ
る。LCタンク回路18〜20の中心周波数は、この有
効な電流の変化のために、より高い周波数に移動する。
と、LCタンク回路18〜20の未補償中心周波数との
不一致のために、ノード58の電圧が上がっているとす
る。ノード58で電圧が上昇したために、抵抗94,9
6を通り、電流源80,90にはそれぞれ等しくない電
流I94,I96が流れる。抵抗94は、抵抗96より小さ
いことを思い出してほしい。抵抗94には、抵抗96よ
りも大きな電流が流れ、そのためにトランジスタ72,
76にはトランジスタ74,82よりそれぞれ小さい電
流が流れる。図3に示される構造では、トランジスタ7
4,82内の交流/直流比は、トランジスタ72,76
の交流/直流比と同じである。トランジスタ72を通る
電流の交流成分が減り、そのためにノード16に流れ込
む容量性電流が変化する。これにより、LCタンク回路
18〜20の両端に、可変する正の容量が有効に生まれ
る。LCタンク回路18〜20の中心周波数は、この有
効な電流の変化のために、より高い周波数に移動する。
【0017】逆に、音声インターキャリア周波数がLC
タンク回路18〜20の未補償中心周波数よりも大きい
場合は、ノード58の電圧は下がり、等しくない電流I
94>I96が抵抗94,96を流れる。しかし、抵抗9
4,96は電流源80,90からノード58に対し電流
を流し込む。トランジスタ72,76は、トランジスタ
74,82よりも多くの電流を導電させて、トランジス
タ72を通る電流の交流成分が増える。総合的な効果と
して、ノード16に流れ込む容量性電流が増大し、それ
によりLCタンク回路18〜20の両端に可変する負の
容量が有効に生まれる。LCタンク回路18〜20の中
心周波数は、有効な容量の変化により低い周波数に移動
する。
タンク回路18〜20の未補償中心周波数よりも大きい
場合は、ノード58の電圧は下がり、等しくない電流I
94>I96が抵抗94,96を流れる。しかし、抵抗9
4,96は電流源80,90からノード58に対し電流
を流し込む。トランジスタ72,76は、トランジスタ
74,82よりも多くの電流を導電させて、トランジス
タ72を通る電流の交流成分が増える。総合的な効果と
して、ノード16に流れ込む容量性電流が増大し、それ
によりLCタンク回路18〜20の両端に可変する負の
容量が有効に生まれる。LCタンク回路18〜20の中
心周波数は、有効な容量の変化により低い周波数に移動
する。
【0018】本発明のもう1つの主な特徴は、ノード1
6で実際の交流信号成分をすべて補正する位相補償回路
60により提供される。ノード16に流れ込む電流が、
LCタンク回路18〜20の両端の電圧に関して90度
進んでおり、容量性の電流として現れることは重要なこ
とである。従って、位相補償回路60は、ノード16に
流れ込む電流からの実際の交流信号成分を除去して、純
粋にリアクタンスとしてふるまう。
6で実際の交流信号成分をすべて補正する位相補償回路
60により提供される。ノード16に流れ込む電流が、
LCタンク回路18〜20の両端の電圧に関して90度
進んでおり、容量性の電流として現れることは重要なこ
とである。従って、位相補償回路60は、ノード16に
流れ込む電流からの実際の交流信号成分を除去して、純
粋にリアクタンスとしてふるまう。
【0019】位相補償回路60の構造と動作は、リアク
タンス段62に関して説明されたものと同様である。こ
こでも、音声インターキャリア周波数とLCタンク回路
18〜20の未補償の中心周波数との不一致のために、
ノード58の電圧が上がっているものとする。ノード1
6の信号は、エミッタ−フォロア・トランジスタ104
を通じて緩衝され、電圧VT が抵抗118の両端に展開
され、これはLCタンク回路18〜20の両端の電圧と
等しい。VT /R118 に等しい電流が、トランジスタ1
00,104を流れる。ただしR118 は抵抗118の値
とする。−VT/R118 に等しい対応の電流が、トラン
ジスタ110,112に流れる。電流の負の成分を、L
Cタンク回路18〜20の両端の電圧に関して位相が逆
の成分として定義して、電流の正の成分をLCタンク回
路18〜20の両端の電圧に関して同相のものと定義す
ることにより、ノード16の交流信号の負の成分はすべ
てトランジスタ110,112により供給された電流の
等しい逆の成分によって補償される。
タンス段62に関して説明されたものと同様である。こ
こでも、音声インターキャリア周波数とLCタンク回路
18〜20の未補償の中心周波数との不一致のために、
ノード58の電圧が上がっているものとする。ノード1
6の信号は、エミッタ−フォロア・トランジスタ104
を通じて緩衝され、電圧VT が抵抗118の両端に展開
され、これはLCタンク回路18〜20の両端の電圧と
等しい。VT /R118 に等しい電流が、トランジスタ1
00,104を流れる。ただしR118 は抵抗118の値
とする。−VT/R118 に等しい対応の電流が、トラン
ジスタ110,112に流れる。電流の負の成分を、L
Cタンク回路18〜20の両端の電圧に関して位相が逆
の成分として定義して、電流の正の成分をLCタンク回
路18〜20の両端の電圧に関して同相のものと定義す
ることにより、ノード16の交流信号の負の成分はすべ
てトランジスタ110,112により供給された電流の
等しい逆の成分によって補償される。
【0020】位相補償段60のゲインを制御するため
に、ノード58で上昇している電圧により、電流は抵抗
124を通じて電流源108に流れ込み、それによりト
ランジスタ102,106を通る電流が小さくなる。リ
アクタンス段62の構造と同様に、トランジスタ10
2,106の交流/直流比は、トランジスタ104,1
12の交流/直流比と同じである。このため、トランジ
スタ106を通る電流の実際の交流成分が少なくなり、
それによってノード16から引き出される正の抵抗性電
流が変動する。逆に、音声インターキャリア周波数が、
LCタンク回路18〜20の未補償の中心周波数よりも
高い場合は、ノード58の電圧は下がって、抵抗124
によりノード58に電流が流れ込む。トランジスタ10
6を通る電流の実際の交流成分は、それに従って増え
て、ノード16からより多くの抵抗性電流を引き出す。
に、ノード58で上昇している電圧により、電流は抵抗
124を通じて電流源108に流れ込み、それによりト
ランジスタ102,106を通る電流が小さくなる。リ
アクタンス段62の構造と同様に、トランジスタ10
2,106の交流/直流比は、トランジスタ104,1
12の交流/直流比と同じである。このため、トランジ
スタ106を通る電流の実際の交流成分が少なくなり、
それによってノード16から引き出される正の抵抗性電
流が変動する。逆に、音声インターキャリア周波数が、
LCタンク回路18〜20の未補償の中心周波数よりも
高い場合は、ノード58の電圧は下がって、抵抗124
によりノード58に電流が流れ込む。トランジスタ10
6を通る電流の実際の交流成分は、それに従って増え
て、ノード16からより多くの抵抗性電流を引き出す。
【0021】このように、リアクタンス段62は、ノー
ド16において信号のリアクタンス成分を処理して、音
声インターキャリアの周波数とは関わらずに、マルチプ
ライヤ12の入力の両端に実質的に90度の移相を行
う。位相補償段60は、ノード16の実際の成分をすべ
て処理して、純粋なリアクタンス行動を保障する。
ド16において信号のリアクタンス成分を処理して、音
声インターキャリアの周波数とは関わらずに、マルチプ
ライヤ12の入力の両端に実質的に90度の移相を行
う。位相補償段60は、ノード16の実際の成分をすべ
て処理して、純粋なリアクタンス行動を保障する。
【0022】本発明の特定の実施例が図示および説明さ
れたが、当業者には更なる改良および改善が可能であろ
う。本発明は図示された特定の形式に制限されるもので
はなく、添付の請求項は本発明の精神と範囲から逸脱し
ないすべての改良を包括するものであることを理解され
たい。
れたが、当業者には更なる改良および改善が可能であろ
う。本発明は図示された特定の形式に制限されるもので
はなく、添付の請求項は本発明の精神と範囲から逸脱し
ないすべての改良を包括するものであることを理解され
たい。
【図1】直角検出器を図示する簡単な概略ブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1のマルチプライヤを示す概略図である。
【図3】図1のリアクタンス段と位相補償段を示す概略
図である。
図である。
10 制限IF増幅器 12 マルチプライヤ 14,20,52 コンデンサ 16,58 ノード 18 インダクタ 24 導体 40,44,46,48,54 増幅器 42,50 抵抗 60 位相補償段 62 リアクタンス段 A 音声インターキャリア上の音声 B 音声 VCC 電位 VREF 基準電位
Claims (3)
- 【請求項1】 第1および第2入力と、出力とを有する
マルチプライヤ回路(12)であって、前記第1および
第2入力が、ある周波数で動作する第1および第2入力
信号を受信するマルチプライヤ回路(12);第1ノー
ド(16)において前記マルチプライヤの前記第2入力
に結合された出力を有し、リアクタンス負荷を展開し、
前記第1および第2入力信号間に所定の位相関係を設定
する第1手段(18〜20);および前記マルチプライ
ヤの前記出力と前記第1ノードとの間に結合され、前記
リアクタンス負荷を調整して、前記第1および第2入力
信号の前記周波数が変化しても前記の所定の位相関係を
維持する第2手段(40〜62);によって構成される
ことを特徴とする直角検出器。 - 【請求項2】 ある周波数で動作する入力信号を受け取
り、第1および第2出力においてそれぞれ第1および第
2出力信号をもたらす第1増幅器(10);第1および
第2入力と差動出力とを有し、前記第1入力が前記第1
増幅器から前記第1出力信号を受け取るマルチプライヤ
回路(12);前記第1増幅器の前記第2出力と、前記
マルチプライヤ回路の前記第2入力の第1ノードとの間
に結合された第1コンデンサ(14);前記第1ノード
に結合された出力を有して、リアクタンス負荷を展開さ
せ、前記マルチプライヤ回路の前記第1および第2入力
における信号間に所定の位相関係を設定する第1手段
(18〜20);および前記マルチプライヤ回路の前記
差動出力と前記第1ノードとの間に結合され、前記リア
クタンス負荷を調整して、前記入力信号の前記周波数が
変化しても前記の所定の位相関係を維持する第2手段
(40〜62);によって構成されることを特徴とする
直角検出器。 - 【請求項3】 ある周波数で動作する入力信号を復調す
る方法であって:入力信号を増幅して、第1および第2
出力信号を設ける段階;前記第2出力信号を交流結合し
て、直流成分を除去し、前記第1および第2入力信号間
に所定の移相を行いながら、交流結合された出力信号を
設ける段階;前記第1出力信号と前記交流結合された出
力信号とを乗算し、被乗算信号を設ける段階;リアクタ
ンス負荷を展開して、前記第1出力信号と前記交流結合
された出力信号との間に所定の位相関係を設定する段
階;および前記リアクタンス負荷を調整して、前記入力
信号の前記周波数が変化しても前記の所定の位相関係を
維持する段階;によって構成されることを特徴とする方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/999,424 US5293135A (en) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | FM demodulator with self-tuning quadrature detector |
US999424 | 1992-12-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244643A true JPH06244643A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=25546309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5345698A Pending JPH06244643A (ja) | 1992-12-31 | 1993-12-22 | 自己同調直角検出器をもつfm復調器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5293135A (ja) |
EP (1) | EP0604735A1 (ja) |
JP (1) | JPH06244643A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3281466B2 (ja) * | 1993-11-10 | 2002-05-13 | ローム株式会社 | Fm受信機 |
US5414385A (en) * | 1994-02-22 | 1995-05-09 | Matsushita Communication Industrial Corporation Of America | Dual mode FM quadrature detector |
US6751272B1 (en) | 1998-02-11 | 2004-06-15 | 3Com Corporation | Dynamic adjustment to preserve signal-to-noise ratio in a quadrature detector system |
EP1063768B1 (de) * | 1999-06-22 | 2010-09-29 | Infineon Technologies AG | DECT-Empfänger mit FM Demodulator |
WO2009002588A2 (en) * | 2007-04-12 | 2008-12-31 | The Regents Of The University Of California | Carbon nanotubes for wireless communication and radio transmission |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55165005A (en) * | 1979-06-11 | 1980-12-23 | Sony Corp | Fm detection circuit |
US4451792A (en) * | 1981-10-23 | 1984-05-29 | Motorola, Inc. | Auto-tuned frequency discriminator |
JPS607208A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-16 | Clarion Co Ltd | 移相相乗形fm復調回路 |
JPH07121095B2 (ja) * | 1986-07-02 | 1995-12-20 | ソニー株式会社 | 音声中間周波信号検波装置 |
HU208205B (en) * | 1988-11-30 | 1993-08-30 | Gold Star Co | Multi-system sound signal processing unit for multi-system television receiver |
-
1992
- 1992-12-31 US US07/999,424 patent/US5293135A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-04 EP EP93117873A patent/EP0604735A1/en not_active Withdrawn
- 1993-12-22 JP JP5345698A patent/JPH06244643A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0604735A1 (en) | 1994-07-06 |
US5293135A (en) | 1994-03-08 |
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