JPH06244603A - 円偏波一次放射器 - Google Patents

円偏波一次放射器

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Publication number
JPH06244603A
JPH06244603A JP3084693A JP3084693A JPH06244603A JP H06244603 A JPH06244603 A JP H06244603A JP 3084693 A JP3084693 A JP 3084693A JP 3084693 A JP3084693 A JP 3084693A JP H06244603 A JPH06244603 A JP H06244603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular
polarized wave
primary radiator
microstrip
circularly polarized
Prior art date
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Pending
Application number
JP3084693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Odaka
賢一 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP3084693A priority Critical patent/JPH06244603A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 交差偏波特性が良好で小型化が容易な円偏波
一次放射器を提供すること。 【構成】 電磁波送出用開口部を設け、他端に誘電体基
板7を設けて閉塞した円形導波管1と、円形導波管1内
に設けられた導体3と誘電体基板4とアース導体5から
なる直線偏波/円偏波変換器と、誘電体基板7に設けら
れたアース導体5と信号導体8で形成されたマイクロス
トリップラインとスロット6からなるマイクロストリッ
プスロットアンテナとからなり、前記マイクロストリッ
プラインより給電したマイクロストリップラインモード
の電磁波を前記マイクロストリップスロットアンテナを
介して導波管モードの直線偏波に変換し、この直線偏波
を前記直線偏波/円偏波変換器で円偏波に変換して信号
を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波の送信装置
に関し、特に円偏波を送信可能とした一次放射器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一次放射器においては、図3
(A)に示すように、一端に電磁波送出用開口部50を
有し、他端に反射板52を有する円形導波管51の管軸
と直交する同一面内にほぼ位置するようにして、円形導
波管51の外部から内部に相互に直交する向きにしてプ
ローブ53および54を挿入し、それぞれのプローブ
に、互いに90度位相差を有する高周波信号を加え、9
0度位相差を有する様に励振し、これにより円偏波を出
力するようにしていた。また(B)に示すように前記
(A)のプローブ53をなくし、プローブ54のみと
し、プローブ54に沿った直線偏波を互いに直交する成
分に分け、その一方の成分に沿って金属塊55を配設し
て、他方の成分との位相が互いに90度を成すようにす
る。また(C)に示すように前記(B)の金属塊55を
無くし、代わって誘電体56を配設して、他方の成分と
の位相が互いに90度を成すようにするようにしてい
た。上記のようにして直線偏波/円偏波変換器を配設
し、円偏波を出力するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3(A)
のように、プローブ53と54を円形導波管51の管軸
と直交する同一面内にほぼ位置するようにして配置して
いるため、プローブ53及び54間の距離が近接状態に
なり交差偏波特性が劣り、直線偏波を完全に円偏波にす
ることが出来ないという問題点を有していた。本発明
は、上記の問題点を解決し、交差偏波特性が良好で小型
化が容易な円偏波一次放射器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、電磁
波送出用開口部を設け、他端に誘電体基板を設けて閉塞
した円形導波管と、同円形導波管内に設けられた直線偏
波/円偏波変換器(図において導体3と誘電体基板4と
アース導体5)と、誘電体基板7に設けられたマイクロ
ストリップライン(図において、アース導体5と、信号
導体8)とスロット6からなるマイクロストリップスロ
ットアンテナとからなり、前記マイクロストリップライ
ンより給電したマイクロストリップラインモードの電磁
波を前記マイクロストリップスロットアンテナを介して
導波管モードの直線偏波に変換し、この直線偏波を前記
直線偏波/円偏波変換器で円偏波に変換して信号を出力
するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明は上述したように、マイクロストリップ
ラインに給電したマイクロストリップラインモードの電
磁波を、マイクロストリップラインと誘電体基板に設け
たスロットを電磁的に結合させることにより、導波管モ
ードの電磁波(直線偏波)に変換し、これを円形導波管
内に設けられた直線偏波/円偏波変換器(図において
は、導体3と誘電体基板4と、アース導体5とからなる
パッチアンテナ)により直線偏波から円偏波に変換して
信号を出力するようにしている。また、反射板はマイク
ロストリップライン側への放射を防ぐためにある。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す一次放射器で
ある。円形導波管としては、TE11モードの電磁波を
伝播できる形状のものを使用し、一端に電磁波を効率的
に送出できるようにホーン形状の開口部を設け、他端に
誘電体基板を設けて、円形導波管を閉塞し、同誘電体基
板の円形導波管面に直線偏波/円偏波変換器の機能を有
する円偏波発生用パッチアンテナを配置している。電体
基板にはマイクロストリップスロットアンテナが設けら
れており、マイクロストリップスロットアンテナは、円
形導波管との接触面にアース導体を設け、これと反対側
にY軸と平行となる向きに信号導体を設けて、マイクロ
ストリップラインを構成し、アース導体にX軸と平行に
略長方形のスロットを設け、スロットと信号導体とが直
交する向きに配置した構造になっており、マイクロスト
リップラインと電磁波を結合させ、円形導波管内にその
電界がY軸方向となる直線偏波を送出しパッチアンテナ
を励振する。ここでパッチアンテナは円偏波発生が可能
なものとし、図2に示すように円形パッチアンテナに切
り込みをいれたものを使用している。
【0007】上記の構成においてX軸32を図2のよう
に取り、これと直交するY軸31の方向に電界S33を
有する直線偏波が導入されたとする。電界S33を有す
る直線偏波は互いに直交する偏波成分Sx34とSy3
5とを有する電磁波として伝播するが、円形導体パター
ン37には、その中心対称の位置に切り込み36等を入
れ、この円形導体パターンには、共振周波数がFLの電
流と、FHの電流が流れる。前記の切り込み量を調節す
ると、それぞれの電流FLとFHに対応する共振モード
の交点F0で位相差が90度互いに直交する電流を発生
させることが出来る。このようにして電界成分Syは切
り込み部分36の短い経路の境界で閉じ、電界成分Sx
は前記導体パターンの切り込みのない部分で閉じるよう
になっているのでSxはSyより低い周波数において同
調するため、互いに位相差を生ずることになる。前記S
xとSyの経路の差を所定の値に取ることによって、前
記位相差を90度にすることが出来る。上記のようにし
て電界成分SxとSyとが等振幅で互いに90度の位相
差を有し、かつ、互いに直交するため、これにより円偏
波を発生させることができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、誘電体
基板によって円形導波管を終端し、直線偏波/円偏波変
換器として円偏波発生用パッチアンテナを使用している
ため構造を簡素化することができ、小型で低価格な円偏
波一次放射器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による円偏波一次放射器の図である。
【図2】本発明による円偏波の発生の説明図である。
【図3】従来の円偏波一次放射器の説明図である。
【符号の説明】
1 円形導波管 2 反射板 3 導体 4 誘電体基板 5 アース導体 6 スロット 7 誘電体基板 8 信号導体 9 芯線 10コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に電磁波送出用開口部を設け、他端
    に反射板を設けて閉塞した円形導波管と、同円形導波管
    内に設けられた直線偏波/円偏波変換器と、同誘電体基
    板に設けられたマイクロストリップラインとスロットか
    らなるマイクロストリップスロットアンテナとからな
    り、前記マイクロストリップラインより給電したマイク
    ロストリップラインモードの電磁波を前記マイクロスト
    リップスロットアンテナを介して導波管モードの直線偏
    波に変換し、前記直線偏波を前記直線偏波/円偏波変換
    器で円偏波に変換して信号を出力することを特徴とする
    円偏波一次放射器。
  2. 【請求項2】 前記誘電体基板に設けられたマイクロス
    トリップスロットアンテナが、前記円形導波管側の面を
    アース導体面とし、同アース導体面に信号出力用の略長
    方形状の前記スロットを配置し、同アース導体面の裏面
    に、前記スロットと交差する向きに信号入力用導体を設
    けたものからなることを特徴とする請求項1記載の円偏
    波一次放射器。
  3. 【請求項3】 前記直線偏波/円偏波変換器として、前
    記誘電体基板の前記円形導波管側に円偏波発生用パッチ
    アンテナを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の円偏波一次放射器。
  4. 【請求項4】 前記開口部と前記直線偏波/円偏波変換
    器間に円偏波率改善のための、位相器を設けたことを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の円偏波一次放射器。
JP3084693A 1993-02-19 1993-02-19 円偏波一次放射器 Pending JPH06244603A (ja)

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JP3084693A JPH06244603A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 円偏波一次放射器

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JPH06244603A true JPH06244603A (ja) 1994-09-02

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ID=12315074

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3084693A Pending JPH06244603A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 円偏波一次放射器

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JP (1) JPH06244603A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514952A (en) * 1993-06-30 1996-05-07 Simmonds Precision Products Inc. Monitoring apparatus for rotating equipment dynamics for slow checking of alignment using plural angled elements

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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