JPH062437Y2 - 通信ケーブル内ガス封入用のコネクタ - Google Patents

通信ケーブル内ガス封入用のコネクタ

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JPH062437Y2
JPH062437Y2 JP650490U JP650490U JPH062437Y2 JP H062437 Y2 JPH062437 Y2 JP H062437Y2 JP 650490 U JP650490 U JP 650490U JP 650490 U JP650490 U JP 650490U JP H062437 Y2 JPH062437 Y2 JP H062437Y2
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gas
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pressure
cable
pipe
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JP650490U
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JPH03101128U (ja
Inventor
伸 松井
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大和通信建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通信ケーブル内に圧送されるガスの減圧弁に装
着するコネクタに関する。
〔従来の技術〕
地下に埋設されている通信ケーブル(以下、単にケーブ
ルという)には、ゲーブル外被の損傷に対する安全対策
の一つとして、窒素ガス(N2)(以下、単にガスとい
う)又は乾燥空気が充填されている。これはケーブル外
被が損傷するとケーブル内に湿気、水分等が浸入し、特
にケーブル内に湿気を吸い込んだ場合には、ケーブルの
絶縁抵抗が低下し、通信回線に雑音、異音等が発生し、
強いては故障の原因となるためである。
通常、ガスボンベからガスをケーブル内に充填する方法
としては、ガスボンベ(約150kg/cm2、40、大
気圧換算で6000)からの高圧ガスをガスボンベに
連結した減圧弁によって所定の圧力(約150kg/cm2
の高圧ガスを約2kg/cm2以下の圧力)に減圧させ、こ
の減圧されたガスを減圧弁のガス吐出口に連結したビニ
ルホース等の送気管を介してケーブルに圧送、充填する
ようにしたものである。
ところで、従来のガス充填方式では、送気管にマノメー
タを取り付けてケーブルに圧送されるガスの側圧を行っ
ている。従って、従来の方式ではガスの圧送とガス圧の
測定とは、同一の1本の送気管を介して行っていたもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記したように、ケーブルへのガスの圧送とガス圧の測
定とは、1本の送気管によって行っているために各々の
作業は個別であり、ガスの圧送とガス圧の測定の各作業
を同時に行うことが出来ない不便があり、作業効率上問
題があったものである。そこで、ガス封入と封入圧力の
測定を同時に行うべく、例えば2本の送気管を減圧弁に
接続することが考えられるが、従来の減圧弁の構造で
は、ガス吐出口は一つであるため、複数のガス噴出口を
接続することが不可能であった。
第9図に示すように送気管を介して両方向に接続される
三叉管30は公知である。然し、この三叉管30は中央
の導管31から送られたガスを一方の導管32に取り付
けた側圧用の感知子による警報等の警告手段によって所
定圧力の調整を調整弁33を介して行い、所定圧のガス
を他方の送気用の導管34に送るようにしたもである。
従って、この三叉管30はガス圧の微調整のための器具
であり、前記したように減圧弁と複数のガス噴出口を繋
ぐための器具とは異なるものである。従って、減圧弁と
ケーブルとを接続するこの種接続器具の開発が待たれて
いたところである。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、減圧弁に複数のガス噴出口の接
続を可能となし、送気管を介してケーブルへのガスの圧
送と、ガス圧の測定を同時に行うことが出来るようにす
ると共に、必要によってはガスボンベから複数のケーブ
ルにもガスを供給出来るようにした通信ケーブル内ガス
封入用のコネクタを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案は通信ケーブル内に圧
送されるガスの減圧弁に接続されるコネクタであって、
導通孔を有するコネクタ本体と、このコネクタ本体には
その導通孔に夫々連通し、前記減圧弁のガス吐出口に接
続可能な弁体連結部と、前記ケーブルに連結した送気管
に接続可能な複数の管体連結部とを設けたことを特徴と
する。
又、前記管体連結部は前記コネクタ本体の両側面に2個
設けられ、この管体連結部内には逆止弁が装着されてい
るものとして構成することが出来る。
〔作用〕
減圧弁に設けたガス吐出口にコネクタの弁体連結部を接
続すると共に、例えばコネクタ本体の両側面に設けた2
個の管体連結部に継手に連結したビニルホース等の送気
管を介してケーブルに接続する。このようにして、ガス
ボンベからの圧送ガスは複数の管体連結部によって一方
の送気管からケーブルに所定気圧のガスが供給されると
同時に、他方の送気管にはマノメータを取り付けガス圧
の測定が可能となる。又、必要により2条以上のケーブ
ルに同時にガスを供給することも可能となる。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係るコネクタの斜視図である。1はコ
ネクタ本体であり、このコネクタ本体1は図示するよう
に下面が円弧状の膨出部として形成された略直方体に成
形され、このコネクタ本体1内には三叉状の導通孔2が
穿設されている(第3図)。3は後記する減圧弁10の
ガス吐出口に接続可能になるようにした弁体連結部であ
る。この弁体連結部3前記導通孔2内に形成したネジ部
4をもって構成されている。5はケーブル(図示しな
い)に連結される後記するビニルホース等の送気管17
と接続可能な管体連結部であり、この管体連結部5はコ
ネクタ本体1の両側面に突出して2個設けられ、導通孔
2は連通している。前記管体連結部5はその基端を導通
孔2内に半田付けされ、コネクタ本体1に突出した管状
のジョイント部5aをもって構成され、このジョイント
部5aの外周面には送気管17との継手18に螺着され
るネジ部5bが刻設されている。そして、このジョイン
ト部5a内には逆止弁6が内装されている(第4図)。
この逆止弁6は前記ジョイント部5aの内周面のネジ部
5bと螺着するネジ部7aを外周面に有する管状のケー
シング7内に設けられ、通常時は弁のフランジ部6aが
スプリング8によってケーシング7先端の導通孔9aに
圧着されて導通孔9aを密閉しており、後記する継手1
8の取付フランジ部18aとの螺着によって逆止弁6は
スプリング8に抗して移動し、以てケーシング7後端の
導通孔9bからのガスはケーシング7先端の導通孔9a
を通じて送気管17を経てケーブルに供給されるように
なっている。
前記のように構成した本考案と減圧弁10との装着状態
を第5図及び第6図に基づいて説明する。減圧弁10は
ボンベ取付口11、減圧用の調整バルブ12、高圧計1
3、低圧計14、ストップバルブ15及びその外周面に
ネジ部16aを刻設したガス吐出口16とから構成され
ている。そして、この減圧弁10のガス吐出口16のネ
ジ部16aに前記弁体連結部3のネジ部4を螺着するこ
とによって減圧弁10と本考案に係るコネクタとが連結
される。次ぎに、ケーブルにガスを圧送するためのビニ
ルホース等の送気管17は図示する継手18を介して、
コネクタ本体1に連結される。この継手18は管体連結
部5のジョイント部5aに螺着される取付フランジ部1
8aと、この取付フランジ部18aに貫通して取り付け
られ、導通孔19を有する突子18bとから構成され
る。この継手18を前記ジョイント部5aに螺着する
と、取付フランジ部18a内の突子18bが前記逆止弁
6を押圧し、この逆止弁6の移動によって導通孔9aが
開口し、ガスボンベからのガスは導通孔2、9a、9
b、19を通って送気管17にガスが供給され、ケーブ
ルに所定圧力のガスが充填されることになる。
次ぎに、減圧弁10のガス吐出口16にネジ部が刻設さ
れていない場合のコネクタの取付状態を説明する(第7
図及び第8図)。この場合に前記減圧弁10において、
その同一の構成部材は同一の符号をもって説明する。
この場合には、第7図に図示するアダプタ20によって
コネクタとの接続が出来るようになっている。このアダ
プタ20は弁体連結部3のネジ部部4に螺着される取付
基端部20aと導通孔21に有する突子20bとから構
成される。そして、接続用の送気管17′を用意し、そ
の一端はガス吐出口16に、その他端は前記アダプタ2
0の突子20bに夫々嵌着し、アダプタ20の取付基端
部20aをコネクタ本体1のネジ部4に螺着することに
よって本考案に係るコネクタがこの種減圧弁10にも接
続することが出来る。その他の取付状態は前記した場合
と同様であるので、詳細な説明を省略する。
本考案は前記のようにコネクタ本体に2個のジョイント
部5aを設けてあるから、送気管17、17′によって
送られたガスは両方向に供給することが可能となる。従
って、ケーブルにはガスが充填され、この作業と同時に
他方の送気管17、17′にマノメータの装着が可能と
なるので、ガス供給とガス圧の測定を同時に行うことが
出来、操作性、効率性が格段と向上する。一方、2個の
ジョイント部5aによって、1つのガスボンベから2条
のケーブルにガスの供給、充填も可能となる。
本実施例に於いては、コネクタと減圧弁10及び送気管
17、17′との接続はネジ部による螺着構造の場合を
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば嵌
合構造として構成するようにしても良い。又、ジョイン
ト部5aはコネクタ本体1の両側面に設けた場合を説明
したが、これに限定されるものではなく、要するに2個
以上の複数のジョイント部を設けるようにすれば良い。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように構成したから、通信ケーブルへの
ガスの供給に際し、そのガス供給と同時に所定圧力のガ
ス圧の測定が可能となって作業能率が向上すると共に、
同時に2条以上のケーブルにもガスを供給出来る利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は平面図、第3図は側面図、第
4図は逆止弁の断面図、第5図は継手との取付状態を示
す斜視図、第6図は減圧弁への取付状態を示す側面図、
第7図(a)は他の減圧弁に適用されるアダプタの斜視
図、同図(b)はその取付状態を示す側面図、第8図は他
の減圧弁への取付状態を示す斜視図、第9図は従来例の
斜視図である。 1…コネクタ本体、2、9a、9b、19、21…導通
孔、3…弁体連結部、5…管体連結部、5a…ジョイン
ト部、6…逆止弁、10…減圧弁、16…ガス吐出口、
17、17′…送気管。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ケーブル内に圧送されるガスの減圧弁
    に接続されるコネクタであって、導通孔を有するコネク
    タ本体と、このコネクタ本体にはその導通孔に夫々連通
    し、前記減圧弁のガス吐出口に接続可能な弁体連結部
    と、前記ケーブルに連結した送気管に接続可能な複数の
    管体連結部とを設けたことを特徴とする通信ケーブル内
    ガス封入用のコネクタ。
  2. 【請求項2】前記管体連結部は前記コネクタ本体の両側
    面に2個設けられ、この管体連結部内には逆止弁が装着
    されている請求項第1項記載の通信ケーブル内ガス封入
    用のコネクタ。
JP650490U 1990-01-27 1990-01-27 通信ケーブル内ガス封入用のコネクタ Expired - Lifetime JPH062437Y2 (ja)

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JP650490U JPH062437Y2 (ja) 1990-01-27 1990-01-27 通信ケーブル内ガス封入用のコネクタ

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JP650490U JPH062437Y2 (ja) 1990-01-27 1990-01-27 通信ケーブル内ガス封入用のコネクタ

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JPH03101128U JPH03101128U (ja) 1991-10-22
JPH062437Y2 true JPH062437Y2 (ja) 1994-01-19

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