JPH06241578A - 太陽追尾装置 - Google Patents
太陽追尾装置Info
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- JPH06241578A JPH06241578A JP5029145A JP2914593A JPH06241578A JP H06241578 A JPH06241578 A JP H06241578A JP 5029145 A JP5029145 A JP 5029145A JP 2914593 A JP2914593 A JP 2914593A JP H06241578 A JPH06241578 A JP H06241578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- main mirror
- primary mirror
- mirror
- wire guide
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G1/00—Hot gas positive-displacement engine plants
- F02G1/04—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
- F02G1/043—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G2243/00—Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G2254/00—Heat inputs
- F02G2254/30—Heat inputs using solar radiation
Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽を追尾する主鏡の方位角と仰角を制御す
る装置を提供する。また、不使用時に主鏡を保護しエン
ジンの整備を容易にする装置を提供する。 【構成】 光学系の方位角制御に対しては、光学系を設
置してある格納庫５を、その下側に設置してある格納庫
回転装置６により装置架台４の中心周りに回転させる。
仰角の制御に対しては、主鏡１の中央下部を軸支してい
る主鏡下部支持金具１０を中心とし、主鏡１の中央上部
を支えている主鏡上部支持金具１１に連結したワイヤ７
を機械的に移動させ主鏡１を回転させる。主鏡１の重量
は主鏡上部支持金具１１及び滑車装置１２を介して錘り
１４と釣り合っているので仰角は変動しない。また、不
使用時には主鏡下部支持金具１０に取付けた主鏡裏返し
用ギア１８により主鏡１を反転させ、スターリングエン
ジン３を整備する時は光学系から離して格納庫５の床面
に置く。
る装置を提供する。また、不使用時に主鏡を保護しエン
ジンの整備を容易にする装置を提供する。 【構成】 光学系の方位角制御に対しては、光学系を設
置してある格納庫５を、その下側に設置してある格納庫
回転装置６により装置架台４の中心周りに回転させる。
仰角の制御に対しては、主鏡１の中央下部を軸支してい
る主鏡下部支持金具１０を中心とし、主鏡１の中央上部
を支えている主鏡上部支持金具１１に連結したワイヤ７
を機械的に移動させ主鏡１を回転させる。主鏡１の重量
は主鏡上部支持金具１１及び滑車装置１２を介して錘り
１４と釣り合っているので仰角は変動しない。また、不
使用時には主鏡下部支持金具１０に取付けた主鏡裏返し
用ギア１８により主鏡１を反転させ、スターリングエン
ジン３を整備する時は光学系から離して格納庫５の床面
に置く。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽エネルギを集める
光学系の太陽追尾装置に関する。
光学系の太陽追尾装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、太陽エネルギを利用する技術には
太陽電池による太陽光発電、家庭用の太陽熱温水器、主
鏡一般には放物面鏡若しくは副鏡を組合せた光学系によ
って集歛し、それを熱源として蒸気タビーンやスターリ
ングエンジンを駆動しての発電が有る。何れの技術にお
いても太陽の位置は時間の経過につれて変化するから太
陽を追尾することが、エネルギ利用効率を高める上に重
要なことになる。またこの光学系を不使用時、鏡面を汚
さないようにし、エンジンを整備しておくことも欠かせ
ない最重要課題である。
太陽電池による太陽光発電、家庭用の太陽熱温水器、主
鏡一般には放物面鏡若しくは副鏡を組合せた光学系によ
って集歛し、それを熱源として蒸気タビーンやスターリ
ングエンジンを駆動しての発電が有る。何れの技術にお
いても太陽の位置は時間の経過につれて変化するから太
陽を追尾することが、エネルギ利用効率を高める上に重
要なことになる。またこの光学系を不使用時、鏡面を汚
さないようにし、エンジンを整備しておくことも欠かせ
ない最重要課題である。
【０００３】このうち太陽エネルギを利用するスターリ
ングエンジンの光学系は次の文献に記載されている。
ングエンジンの光学系は次の文献に記載されている。
【０００４】宍戸昂郎、杉浦昌男、「中型太陽型スター
リングエンジンのための光学系とその格納フレームの試
作（その１）」、東北学院大学工学部研究報告 第２３
書第１号 １９８８
リングエンジンのための光学系とその格納フレームの試
作（その１）」、東北学院大学工学部研究報告 第２３
書第１号 １９８８
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】太陽熱によってエンジ
ン（例えばスターリングエンジン）を駆動して発電する
システムにおいて比較的簡単に太陽を追尾し、かつ格納
する技術は確立されていい。
ン（例えばスターリングエンジン）を駆動して発電する
システムにおいて比較的簡単に太陽を追尾し、かつ格納
する技術は確立されていい。
【０００６】また、それに用いる光学系が、主鏡（一般
には放物面鏡）のみによるものであれ副鏡と組合せたカ
セグレン式のようなものであれ、これまでは格納される
システムを備えていることは極く希で、光学系そのもの
が野外にむき出しのまま設置され、特に不使用時におい
ては、鏡面が上向きの状態のままであるため、鏡面を塵
埃の降下から保護する上で問題を残している。
には放物面鏡）のみによるものであれ副鏡と組合せたカ
セグレン式のようなものであれ、これまでは格納される
システムを備えていることは極く希で、光学系そのもの
が野外にむき出しのまま設置され、特に不使用時におい
ては、鏡面が上向きの状態のままであるため、鏡面を塵
埃の降下から保護する上で問題を残している。
【０００７】一方、光学系が格納されている場合でも、
格納庫の中で前後に移動出来る左右の支持台によって支
えられ使用時には格納庫の前方に人力によって移動し、
更に鏡面を太陽の位置に開くように仰角を変え方位角に
対しては格納庫自身をその後方中央の回転軸を中心とし
て回転するようにしてある。
格納庫の中で前後に移動出来る左右の支持台によって支
えられ使用時には格納庫の前方に人力によって移動し、
更に鏡面を太陽の位置に開くように仰角を変え方位角に
対しては格納庫自身をその後方中央の回転軸を中心とし
て回転するようにしてある。
【０００８】また、不使用時には光学系を格納庫の後方
に人力によって移動し更に鏡面を塵埃から保護する上か
ら人力によって下向きにすることを行っている。
に人力によって移動し更に鏡面を塵埃から保護する上か
ら人力によって下向きにすることを行っている。
【０００９】本発明の目的は、太陽を追尾する主鏡の方
位角と仰角を制御する装置を提供することにある。
位角と仰角を制御する装置を提供することにある。
【００１０】本発明の目的は、不使用時に主鏡を保護し
エンジンの整備を容易にする装置を提供することにあ
る。
エンジンの整備を容易にする装置を提供することにあ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的は、太陽を追尾
する主鏡を収納する建物と、該建物の床下に設け原動機
によりギアが回転する建物回転手段と、該ギアと係合し
基礎に固定された円周状のギアを有する建物支持手段
と、前記建物の床と天井の間に懸架し溝を有する円弧状
のワイヤガイドと、一方が前記主鏡の上部を軸支し他方
が該ワイヤガイドに摺動自在に嵌合する主鏡上部支持手
段と、前記主鏡の下部を前記建物の床に軸支する主鏡下
部支持手段と、前記主鏡上部支持手段に一部を固定され
前記主鏡上部支持手段より下を前記ワイヤガイドにガイ
ドされて回転するワイヤと、前記建物の天井を前記ワイ
ヤガイドと同方向に走行し前記ワイヤの前記主鏡上部支
持手段より上を懸垂する第１の滑車と前記主鏡上部支持
手段にかかる荷重に等しい錘りを懸垂する第２の滑車と
を有する滑車装置とを有する太陽追尾手段と、前記主鏡
と主鏡下部支持手段の間に配置され前記主鏡を下向きに
回転させる主鏡保護手段と、前記主鏡の太陽追尾時に前
記主鏡の中心にエンジンが位置するように一方の端部に
固定し他方の端部を前記建物の床に軸支した部材からな
るエンジン支持手段とを備えたことにより達成される。
する主鏡を収納する建物と、該建物の床下に設け原動機
によりギアが回転する建物回転手段と、該ギアと係合し
基礎に固定された円周状のギアを有する建物支持手段
と、前記建物の床と天井の間に懸架し溝を有する円弧状
のワイヤガイドと、一方が前記主鏡の上部を軸支し他方
が該ワイヤガイドに摺動自在に嵌合する主鏡上部支持手
段と、前記主鏡の下部を前記建物の床に軸支する主鏡下
部支持手段と、前記主鏡上部支持手段に一部を固定され
前記主鏡上部支持手段より下を前記ワイヤガイドにガイ
ドされて回転するワイヤと、前記建物の天井を前記ワイ
ヤガイドと同方向に走行し前記ワイヤの前記主鏡上部支
持手段より上を懸垂する第１の滑車と前記主鏡上部支持
手段にかかる荷重に等しい錘りを懸垂する第２の滑車と
を有する滑車装置とを有する太陽追尾手段と、前記主鏡
と主鏡下部支持手段の間に配置され前記主鏡を下向きに
回転させる主鏡保護手段と、前記主鏡の太陽追尾時に前
記主鏡の中心にエンジンが位置するように一方の端部に
固定し他方の端部を前記建物の床に軸支した部材からな
るエンジン支持手段とを備えたことにより達成される。
【００１２】
【作用】上記構成によれば、基礎に固定された円周状の
ギアと係合する建物回転手段のギアを回転させることに
より建物の方が回転し、太陽を追尾する主鏡の方位角を
定めることが出来る。
ギアと係合する建物回転手段のギアを回転させることに
より建物の方が回転し、太陽を追尾する主鏡の方位角を
定めることが出来る。
【００１３】ワイヤを回転させるとワイヤに固定された
主鏡上部支持手段は、主鏡の下部が主鏡下部支持手段に
より建物の床に軸支されているので、ワイヤガイドに沿
って回転し主鏡上部支持手段の回転に伴って主鏡が回転
し太陽を追尾する主鏡の仰角を定めることが出来る。主
鏡の重量は滑車装置により錘りの重量と釣り合っている
ので、落下することなく任意の仰角を保持することが出
来る。
主鏡上部支持手段は、主鏡の下部が主鏡下部支持手段に
より建物の床に軸支されているので、ワイヤガイドに沿
って回転し主鏡上部支持手段の回転に伴って主鏡が回転
し太陽を追尾する主鏡の仰角を定めることが出来る。主
鏡の重量は滑車装置により錘りの重量と釣り合っている
ので、落下することなく任意の仰角を保持することが出
来る。
【００１４】主鏡の不使用時にはエンジン支持手段を回
転させてエンジンを主鏡から離脱させ、主鏡保護手段に
より主鏡を下向きに回転させ塵埃から主鏡を保護するこ
とが出来る。
転させてエンジンを主鏡から離脱させ、主鏡保護手段に
より主鏡を下向きに回転させ塵埃から主鏡を保護するこ
とが出来る。
【００１５】主鏡を所定の仰角に保持したままエンジン
支持手段のみを回転させてエンジンを床に静置すること
により、エンジンの整備が容易になる。
支持手段のみを回転させてエンジンを床に静置すること
により、エンジンの整備が容易になる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。
る。
【００１７】先ず、本実施例の構成を説明する。
【００１８】図１は本発明の実施例の装置構成を示す斜
視図である。
視図である。
【００１９】本図に示すように１は放物面鏡からなりそ
の焦点に太陽光を集める主鏡、２は主鏡１の焦点に位置
し集めた太陽光を反射させる副鏡、３は副鏡から入射す
る太陽光により図示せざる発電機を駆動するスターリン
グエンジンで、これらの要素により太陽エネルギ発電装
置を構成する。
の焦点に太陽光を集める主鏡、２は主鏡１の焦点に位置
し集めた太陽光を反射させる副鏡、３は副鏡から入射す
る太陽光により図示せざる発電機を駆動するスターリン
グエンジンで、これらの要素により太陽エネルギ発電装
置を構成する。
【００２０】４は基礎に固定された円周状のギアを有す
る装置架台、５は主鏡１と副鏡２及びスターリングエン
ジン３を格納する格納庫、６は装置架台４のギアと係合
するギアを有し図示せざるモータにより駆動される格納
庫回転装置で、これらの要素により方位角制御装置を構
成する。
る装置架台、５は主鏡１と副鏡２及びスターリングエン
ジン３を格納する格納庫、６は装置架台４のギアと係合
するギアを有し図示せざるモータにより駆動される格納
庫回転装置で、これらの要素により方位角制御装置を構
成する。
【００２１】７は回転により主鏡１の角度を変えるワイ
ヤ、８は格納庫５の床と天井の間に配置されワイヤをガ
イドする溝が形成されたワイヤガイド、９はワイヤガイ
ド８を格納庫５に固定する仰角制御用案内板、１０は主
鏡１を格納庫５の床に回転自在に軸支する主鏡下部支持
金具、１１は主鏡１の上部を軸支しワイヤガイド８に嵌
合されワイヤ７の一部に固定された主鏡上部支持金具、
１２は格納庫５の天井をワイヤガイド８の方向に走行し
ワイヤ７を懸垂する滑車１３と主鏡上部支持金具１１に
かかる荷重に等しい錘り１４を懸垂する滑車群１５が設
けられた滑車装置、１６は滑車装置１２が走行するレー
ル、１７はワイヤガイド８の両端と図示せざる格納庫５
の床でワイヤ７をガイドする滑車で、これらの要素によ
り仰角制御装置を構成する。
ヤ、８は格納庫５の床と天井の間に配置されワイヤをガ
イドする溝が形成されたワイヤガイド、９はワイヤガイ
ド８を格納庫５に固定する仰角制御用案内板、１０は主
鏡１を格納庫５の床に回転自在に軸支する主鏡下部支持
金具、１１は主鏡１の上部を軸支しワイヤガイド８に嵌
合されワイヤ７の一部に固定された主鏡上部支持金具、
１２は格納庫５の天井をワイヤガイド８の方向に走行し
ワイヤ７を懸垂する滑車１３と主鏡上部支持金具１１に
かかる荷重に等しい錘り１４を懸垂する滑車群１５が設
けられた滑車装置、１６は滑車装置１２が走行するレー
ル、１７はワイヤガイド８の両端と図示せざる格納庫５
の床でワイヤ７をガイドする滑車で、これらの要素によ
り仰角制御装置を構成する。
【００２２】主鏡１の下部と主鏡下部支持金具１０の間
に配置され主鏡１をその仰角と直交する軸方向に回転さ
せる主鏡裏返し用ギア１８により主鏡保護装置を構成す
る。
に配置され主鏡１をその仰角と直交する軸方向に回転さ
せる主鏡裏返し用ギア１８により主鏡保護装置を構成す
る。
【００２３】１９はスターリングエンジン３を先端に搭
載したエンジン支持台、２０はエンジン支持台１９と係
合するギア、２１はギア２０と係合しエンジン支持台１
９を回転させるギア付モータで、これらの要素によりエ
ンジン整備装置を構成する。
載したエンジン支持台、２０はエンジン支持台１９と係
合するギア、２１はギア２０と係合しエンジン支持台１
９を回転させるギア付モータで、これらの要素によりエ
ンジン整備装置を構成する。
【００２４】図２は本発明の実施例の格納庫の外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【００２５】本図に示すように３０は水平方向に開閉す
る可動屋根、３１は大型の機器を搬入・搬出するための
観音開きの扉、３２は人が出入りする出入口である。
る可動屋根、３１は大型の機器を搬入・搬出するための
観音開きの扉、３２は人が出入りする出入口である。
【００２６】次に、本実施例の動作を説明する。
【００２７】太陽を追尾するために光学系の方位角を変
える時は、光学系を設置してある格納庫５の下側に設置
してある格納庫回転装置６のギアを回転させ、そのギア
と係合する円周状のギアは基礎に固定されているから装
置架台４の中心の周りに格納庫５が回転する。
える時は、光学系を設置してある格納庫５の下側に設置
してある格納庫回転装置６のギアを回転させ、そのギア
と係合する円周状のギアは基礎に固定されているから装
置架台４の中心の周りに格納庫５が回転する。
【００２８】こ光学系の仰角を変える時は、ワイヤ７を
回転させると主鏡１の下部を支持している主鏡下部支持
金具１０は格納庫５の床に軸支されているので、ワイヤ
７に固定された主鏡１の上部を支持している主鏡上部支
持金具１１がワイヤガイド８に沿って回転し、主鏡１の
仰角が変化する。一方主鏡上部支持金具１１にかかる光
学系の重量は滑車群１５が懸垂する錘り１４と釣り合っ
ているので仰角が光学系の重量により変化することは無
い。主鏡上部支持金具１１の回転につれて滑車装置１２
はレール１６を走行し追従する。仰角を変えるためのワ
イヤ７の回転は手動操作、太陽を自動追尾する装置によ
る操作の何れも可能である。
回転させると主鏡１の下部を支持している主鏡下部支持
金具１０は格納庫５の床に軸支されているので、ワイヤ
７に固定された主鏡１の上部を支持している主鏡上部支
持金具１１がワイヤガイド８に沿って回転し、主鏡１の
仰角が変化する。一方主鏡上部支持金具１１にかかる光
学系の重量は滑車群１５が懸垂する錘り１４と釣り合っ
ているので仰角が光学系の重量により変化することは無
い。主鏡上部支持金具１１の回転につれて滑車装置１２
はレール１６を走行し追従する。仰角を変えるためのワ
イヤ７の回転は手動操作、太陽を自動追尾する装置によ
る操作の何れも可能である。
【００２９】また、光学系の不使用時には、主鏡裏返し
用ギア１８により主鏡１を裏返えしの状態にし降下する
塵埃から保護出来る。
用ギア１８により主鏡１を裏返えしの状態にし降下する
塵埃から保護出来る。
【００３０】そして、スターリングエンジン３を整備す
る時には、ギア付モータ１９を回転させスターリングエ
ンジン３を光学系から離してエンジン支持台１９を格納
庫５の床に置いて行う。
る時には、ギア付モータ１９を回転させスターリングエ
ンジン３を光学系から離してエンジン支持台１９を格納
庫５の床に置いて行う。
【００３１】更に、光学系の使用時には格納庫５の上部
の可動屋根３０を後方に移動して開放し、不使用時には
前方に移動し閉じる。主鏡１等の大型機器を搬入・搬出
する時は扉３１を開放し、日常の出入りは出入口３２を
使用する。
の可動屋根３０を後方に移動して開放し、不使用時には
前方に移動し閉じる。主鏡１等の大型機器を搬入・搬出
する時は扉３１を開放し、日常の出入りは出入口３２を
使用する。
【００３２】以上述べたように本実施例によれば、 １）太陽の追尾に際して安価で簡単な装置により方位角
と仰角の制御が出来る。 ２）不使用時には、主鏡の鏡
面を降下する塵埃から保護出来る。
と仰角の制御が出来る。 ２）不使用時には、主鏡の鏡
面を降下する塵埃から保護出来る。
【００３３】３）エンジンの保守管理が容易に出来る。
【００３４】４）不使用時の装置全体の格納が出来る。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、安価で簡単な装置によ
り光学系の方位角と仰角の制御が出来る。
り光学系の方位角と仰角の制御が出来る。
【００３６】また、不使用時には、主鏡の鏡面を降下す
る塵埃から保護し、エンジンの保守管理が容易に出来
る。
る塵埃から保護し、エンジンの保守管理が容易に出来
る。
【図１】本発明の実施例の装置構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例の格納庫の外観を示す斜視図で
ある。
ある。
１ 主鏡 ２ 副鏡 ３ スターリングエンジン ４ 装置架台 ５ 格納庫 ６ 格納庫回転装置 ７ ワイヤ ８ ワイヤガイド ９ 仰角制御用案内板 １０ 主鏡下部支持金具 １１ 主鏡上部支持金具 １２ 滑車装置 １３ 滑車 １４ 錘り １５ 滑車群 １６ レール １７ 滑車 １８ 主鏡裏返し用ギア １９ エンジン支持台 ２０ ギア ２１ ギア付モータ ３０ 可動屋根 ３１ 扉 ３２ 出入口
Claims (3)
- 【請求項１】 太陽を追尾する主鏡を収納する建物と、
該建物の床下に設け原動機によりギアが回転する建物回
転手段と、該ギアと係合し基礎に固定された円周状のギ
アを有する建物支持手段と、前記建物の床と天井の間に
懸架し溝を有する円弧状のワイヤガイドと、一方が前記
主鏡の上部を軸支し他方が該ワイヤガイドに摺動自在に
嵌合する主鏡上部支持手段と、前記主鏡の下部を前記建
物の床に軸支する主鏡下部支持手段と、前記主鏡上部支
持手段に一部を固定され前記主鏡上部支持手段より下を
前記ワイヤガイドにガイドされて回転するワイヤと、前
記建物の天井を前記ワイヤガイドと同方向に走行し前記
ワイヤの前記主鏡上部支持手段より上を懸垂する第１の
滑車と前記主鏡上部支持手段にかかる荷重に等しい錘り
を懸垂する第２の滑車とを有する滑車装置とを備えたこ
とを特徴とする太陽追尾装置。 - 【請求項２】 太陽を追尾する主鏡を収納する建物と、
該建物の床下に設け原動機によりギアが回転する建物回
転手段と、該ギアと係合し基礎に固定された円周状のギ
アを有する建物支持手段と、前記建物の床と天井の間に
懸架し溝を有する円弧状のワイヤガイドと、一方が前記
主鏡の上部を軸支し他方が該ワイヤガイドに摺動自在に
嵌合する主鏡上部支持手段と、前記主鏡の下部を前記建
物の床に軸支する主鏡下部支持手段と、前記主鏡上部支
持手段に一部を固定され前記主鏡上部支持手段より下を
前記ワイヤガイドにガイドされて回転するワイヤと、前
記建物の天井を前記ワイヤガイドと同方向に走行し前記
ワイヤの前記主鏡上部支持手段より上を懸垂する第１の
滑車と前記主鏡上部支持手段にかかる荷重に等しい錘り
を懸垂する第２の滑車とを有する滑車装置とを有する太
陽追尾手段と、 前記主鏡と主鏡下部支持手段の間に配置され前記主鏡を
下向きに回転させる主鏡保護手段とを備えたことを特徴
とする太陽追尾装置。 - 【請求項３】 太陽を追尾する主鏡を収納する建物と、
該建物の床下に設け原動機によりギアが回転する建物回
転手段と、該ギアと係合し基礎に固定された円周状のギ
アを有する建物支持手段と、前記建物の床と天井の間に
懸架し溝を有する円弧状のワイヤガイドと、一方が前記
主鏡の上部を軸支し他方が該ワイヤガイドに摺動自在に
嵌合する主鏡上部支持手段と、前記主鏡の下部を前記建
物の床に軸支する主鏡下部支持手段と、前記主鏡上部支
持手段に一部を固定され前記主鏡上部支持手段より下を
前記ワイヤガイドにガイドされて回転するワイヤと、前
記建物の天井を前記ワイヤガイドと同方向に走行し前記
ワイヤの前記主鏡上部支持手段より上を懸垂する第１の
滑車と前記主鏡上部支持手段にかかる荷重に等しい錘り
を懸垂する第２の滑車とを有する滑車装置とを有する太
陽追尾手段と、 前記主鏡と主鏡下部支持手段の間に配置され前記主鏡を
下向きに回転させる主鏡保護手段と、 前記主鏡の太陽追尾時に前記主鏡の中心にエンジンが位
置するように一方の端部に固定し他方の端部を前記建物
の床に軸支した部材からなるエンジン支持手段とを備え
たことを特徴とする太陽追尾装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5029145A JP2585943B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 太陽追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5029145A JP2585943B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 太陽追尾装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241578A true JPH06241578A (ja) | 1994-08-30 |
| JP2585943B2 JP2585943B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=12268106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5029145A Expired - Lifetime JP2585943B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 太陽追尾装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585943B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033184A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Fujitsu Ltd | 赤外線検知装置 |
| WO2008102980A1 (en) * | 2007-02-20 | 2008-08-28 | Yun Se Kim | Complex generator using solar and wind and wave |
| KR101017346B1 (ko) * | 2010-11-11 | 2011-02-28 | 주식회사 케이디파워 | 스털링 엔진 발전기의 생산 전력량을 이용한 ｃｐｖ 태양광 추적장치 및 추적방법 |
| KR101027757B1 (ko) * | 2007-02-20 | 2011-04-07 | 김윤세 | 태양광과 풍력 및 파력을 이용한 복합발전장치 |
| CN102679582A (zh) * | 2012-05-10 | 2012-09-19 | 冉磊 | 大型太阳能热伏发电系统装置 |
| US9256990B2 (en) | 2010-08-31 | 2016-02-09 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Apparatus for detecting inadequate maintenance of a system |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5029145A patent/JP2585943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007033184A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Fujitsu Ltd | 赤外線検知装置 |
| JP4585401B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2010-11-24 | 富士通株式会社 | 赤外線検知装置 |
| WO2008102980A1 (en) * | 2007-02-20 | 2008-08-28 | Yun Se Kim | Complex generator using solar and wind and wave |
| KR101027757B1 (ko) * | 2007-02-20 | 2011-04-07 | 김윤세 | 태양광과 풍력 및 파력을 이용한 복합발전장치 |
| US9256990B2 (en) | 2010-08-31 | 2016-02-09 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Apparatus for detecting inadequate maintenance of a system |
| KR101017346B1 (ko) * | 2010-11-11 | 2011-02-28 | 주식회사 케이디파워 | 스털링 엔진 발전기의 생산 전력량을 이용한 ｃｐｖ 태양광 추적장치 및 추적방법 |
| CN102679582A (zh) * | 2012-05-10 | 2012-09-19 | 冉磊 | 大型太阳能热伏发电系统装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2585943B2 (ja) | 1997-02-26 |
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