JPH06237443A - 音声・動画像通信システム - Google Patents

音声・動画像通信システム

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Publication number
JPH06237443A
JPH06237443A JP29242791A JP29242791A JPH06237443A JP H06237443 A JPH06237443 A JP H06237443A JP 29242791 A JP29242791 A JP 29242791A JP 29242791 A JP29242791 A JP 29242791A JP H06237443 A JPH06237443 A JP H06237443A
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JP
Japan
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delay
time difference
voice
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delay time
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Withdrawn
Application number
JP29242791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Awazu
知彦 粟津
Kiyoshi Sakai
潔 酒井
Takashi Ito
伊藤  隆
Kiichi Matsuda
喜一 松田
Katsumasa Kinoshita
勝正 木下
Hitoshi Ishiguro
均 石黒
Kenji Oyaji
憲二 大谷地
Seiji Sugiyama
誠二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06237443A publication Critical patent/JPH06237443A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 遅延時間の変動を受信側で自動的に検出して
最適な遅延調節を行い、受信側で再生した音声と動画像
間に遅延が生じない音声・動画像通信システムを提供す
る。 【構成】 送信側は、音声および動画像の送信側処理遅
延時間差値を判定する手段41と、判定後の送信側処理
遅延時間差値を制御情報として受信側に送信する手段4
2、受信側は、通信回線から処理データを受信して音声
および動画像の両信号間に生じる受信側処理遅延時間差
を判定する手段51と、送信側からの制御情報の遅延時
間差値を得る手段52と、ここで得た受信側処理遅延時
間差値と手段52で得た送信側処理遅延時間差値からの
総合遅延時間差値を判定する手段53と、音声/動画像
の受信データの蓄積データ量を調節して両者間の遅延時
間差を調節する手段54と、総合遅延判定手段53で得
た総合遅延時間差値分の遅延バッファ手段54の調節手
段55とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声・動画像通信システ
ムに関するものである。近年、テレビ電話、テレビ会議
などのリアルタイムの音声・動画像通信が急速に広まり
つつある。音声および動画像通信は現状では通信情報量
削減のための種々のモードの符号化・復号化処理に依存
しており、これらのモードに応じて種々の値の処理遅延
が発生する。このため、送信側で同時に送られた音声と
動画像が受信側で再生される先に両者間に遅延時間差が
生じ、不自然な感じを与える。したがってこの遅延時間
差を補償し、音声と動画像を同時再生する技術が必要と
される。
【0002】
【従来の技術】図18には音声・動画像通信システムの
従来例が示される。図中、1’は送信側の通信端末、
2’は受信側の通信端末である。送信側通信端末1’
は、音声を受音するマイクロホン10、動画像を撮るカ
メラ11、マイクロホン10からのアナログ音声信号を
ディジタル量にA/D変換するA/D変換器12、カメ
ラ11からのアナログ画像信号をディジタル量にA/D
変換するA/D変換器13、ディジタル音声信号を各種
のモードで符号化して情報量の削減を図る音声符号器1
4、ディジタル画像信号を各種のモードで符号化して情
報量の削減を図る画像符号器15、通信端末全体の制御
および相手通信端末と制御通信を行う制御部17、画像
・音声符号化データあるいは制御部17からの制御通信
を多重化して通信回線に送信する回線対応部16、表示
操作部18などを含み構成される。
【0003】また受信側通信端末2’は、通信回線から
受信した多重化信号を音声符号化信号、動画像符号化信
号および制御通信に分離する回線対応部20、受信した
音声符号化信号を各種のモードで復号化する音声復号器
21、受信した画像符号化信号を各種のモードで復号化
する画像復号器22、復号した音声信号を遅延させる遅
延バッファ23、遅延バッファ23の遅延量を調節する
遅延調節部284、遅延バッファ23からの音声信号を
アナログ量にD/A変換するD/A変換器24、画像復
号器22からの復号した画像信号をアナログ量にD/A
変換するD/A変換器25、音声を発生するスピーカ2
6、動画像を表示するモニタテレビ27、通信端末全体
の制御および相手通信端末との制御通信を行う制御部2
8、表示操作部29などを含み構成される。ここで遅延
バッファ23は、通常の動作では画像信号の処理が音声
信号の処理よりも多くかかるため受信側において画像信
号が音声信号よりも遅れるので、音声信号を遅延させる
ことで両者間の遅れを無くすためのものである。
【0004】この従来システムの動作を説明する。受信
側通信端末2’において音声データ(または動画像デー
タ)に対して遅延調節用の遅延バッファ23を設けてお
いて、表示操作部29等に対する事前設定により遅延補
償量(すなわちバッファ蓄積量)を指定しておく。通信
開始時に音声データ(または動画像データ)に対して指
定された蓄積量だけバッファ処理を行って遅延補償量分
だけの遅延を与えて再生を行っており、それにより受信
側において音声と動画像の同時再生を実現する。なお、
ほとんどの場合、動画像の処理遅延量が音声の処理遅延
量に比較して大きいため、ここで説明したのように、音
声側に遅延バッファを挿入して音声信号の遅延を増加さ
せている。
【0005】具体的には表示操作部29等に対する事前
設定値を認識した制御部28が、指定された遅延調節量
を遅延調節部284に引き渡して遅延調節を指示する。
この指示を受けた遅延調節部284は通信開始時に遅延
調節量に対応するデータを遅延バッファ23に蓄積させ
た後、これを読み出してスピーカ26による再生を開始
するようにする。
【0006】ここで、音声と動画像の処理遅延量は、 音声あるいは動画像の伝送レート 音声あるいは動画像の符号化方式 同一の符号化方式における動画像の解像度などのモー
ド変更 装置の実現構成(製造メーカーの設計方針に依存) によりそれぞれ異なった値となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、通
信開始時前に予めオペレータが、音声と動画像間に生じ
るシステム全体でのトータルとしての遅延時間差を把握
しておき、これを受信側の通信端末に設定しておく必要
がある。また通信途中で音声・動画像のモード変更を行
うなどしたためトータルの遅延時間差が変動した場合に
は、変更したモードでのトータルの遅延時間差を再度把
握して、それをマニュアル的に再設定する必要があっ
た。
【0008】また、近年、テレビ電話機やテレビ会議装
置は標準化が完了しており、1社のシステム内だけで音
声・動画像通信を行うのではなく、種々のメーカの通信
端末間を相互接続して音声・動画像通信を行うことが現
実のものとなりつつある。このため、各社の通信端末の
持つ音声・動画像間の遅延時間差は各社毎に異なってい
るので、遅延時間差の不確定性が増加することになる。
また通信中において必要に応じて音声あるいは動画像の
伝送レート比を変更したり、動画像の解像度を動的に変
更するなどの高度な処理が追求される方向にあり、上述
の遅延時間差は通信中において種々変動するようになる
傾向にある。
【0009】このため、従来のように、オペレータが予
めトータルの遅延時間を把握して固定的に設定しておく
方法は、遅延時間差の不確定性の増加や通信中の遅延時
間差の変動が見込まれる今後の音声・動画像通信システ
ムにおいては対応しきれなくなり、不都合である。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、音声・動画像通信シ
ステムにおいて、遅延時間の変動を受信側で自動的に検
出して最適な遅延調節を行うことにより、受信側で再生
した音声と動画像間に遅延が生じないようにして不自然
さを無くすことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明に係る音声・動画像通信システム
の送信側通信装置は、音声および動画像の取り込みから
それらの処理データを通信回線に送信するまでに両信号
間に生じる送信側処理遅延時間差値を判定する送信側遅
延判定手段41と、送信側遅延判定手段41で判定され
た送信側処理遅延時間差値を制御情報として受信側に送
信する遅延情報送信手段42とを備えたものである。
【0012】また本発明に係る音声・動画像通信システ
ムの受信側通信装置は、通信回線から処理データを受信
して音声および動画像を再生するまでに両信号間に生じ
る受信側処理遅延時間差を判定する受信側遅延判定手段
51と、送信側からの制御情報を受信し解読して送信側
処理遅延時間差値を得る遅延情報受信手段52と、受信
側遅延判定手段51で得た受信側処理遅延時間差値と遅
延情報受信手段52で得た送信側処理遅延時間差値とに
基づいて総合遅延時間差値を判定する総合遅延判定手段
53と、音声および/または動画像の受信データをバッ
ファしてその蓄積データ量を調節することで両者間の遅
延時間差を調節する遅延バッファ手段54と、総合遅延
判定手段53で得た総合遅延時間差値分の遅延を与える
よう遅延バッファ手段54を調節する遅延調節手段55
とを備えたものである。
【0013】また本発明に係る音声・動画像通信システ
ムの受信側通信装置は、上述の受信側通信装置におい
て、遅延時間差の調節は常に音声バッファ内の蓄積デー
タ量を増減させることにより行い、さらに受信音声の無
音状態を検出する無音検出手段56を設け、遅延調節部
55は音声バッファ内に無音データが蓄積しているタイ
ミングで遅延調節を行うように構成したものである。
【0014】また本発明に係る音声・動画像通信システ
ムの多地点接続装置は、上記何れかの通信装置を多地点
接続装置により複数相互に接続し、多地点接続装置内で
各通信装置からの音声信号と動画像信号を音声処理と画
像処理して各通信装置に分配するシステムにおける多地
点接続装置であって、音声および動画像データを通信回
線から受信し音声処理および画像処理した後に処理デー
タを通信回線に再送信するまでに音声信号と動画像信号
間に生じる処理遅延時間差を判定する遅延判定手段と、
現在、動画像信号の送信元となっている通信装置から処
理遅延時間差情報を受信し解読する遅延情報受信手段
と、遅延情報受信手段で得た送信元通信装置からの処理
遅延時間差情報に遅延判定手段で判定した自装置内の遅
延時間差を加味して多地点接続装置の出力側において生
じる総合の処理遅延時間差を判定する総合遅延判定手段
と、総合遅延判定手段で判定した総合の処理遅延時間差
を制御情報として受信側の通信装置に送信する遅延情報
送信手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】通信開始時あるいは通信中において送信側通信
装置に特定の送信モードが指示されると、この送信モー
ドに対応する送信側処理遅延時間差が送信側遅延判定手
段41によって検索・認識され、この送信側処理遅延時
間差の情報は遅延情報送信手段42によって受信側通信
装置に送信される。
【0016】受信側通信装置では、遅延情報受信手段5
2によって送信側処理遅延時間差の値を得て、また上記
送信モードに対応する受信モードでの受信側処理遅延時
間差を受信側遅延判定手段51で検索・認識し、その両
者を総合遅延判定手段53に渡す。総合遅延判定手段5
3ではその両者を加算することでシステム全体として生
じている音声信号と動画像信号間の遅延である総合遅延
時間差値を算定する。遅延調整手段55は受信データを
遅延バッファ手段54によってこの総合遅延時間差の値
に相応する分だけ遅延するよう調整することで、音声信
号と動画像信号のタイミングが一致するようにする。こ
れにより音声信号と動画像信号間の遅延に起因する受信
側で再生した音声・動画像の不自然さを軽減することが
できる。
【0017】また、受信側通信装置における遅延調節時
の音声の途切れを防止するため、音声が中断している無
音状態を無音検出新56で検出し、遅延調節をこの無音
時に行うようにする。これにより必要な音声が破棄され
るということは少なくともなくなるので、実通信に与え
る影響を軽減できる。
【0018】また、本発明に係る多地点接続装置におい
ては、遅延判定手段は自装置内において生じる音声信号
と動画像信号間の処理遅延時間差を検索・認識し、遅延
情報受信手段は現在、動画像信号の送信元となっている
通信装置から処理遅延時間差情報を受信し解読する。そ
して総合遅延判定手段によって遅延情報受信手段で得た
送信元通信装置からの処理遅延時間差情報に遅延判定手
段で判定した自装置内の遅延時間差を加味して多地点接
続装置の出力側において生じる総合の処理遅延時間差を
算定する。そして遅延情報送信手段によって総合遅延判
定手段で判定した総合の処理遅延時間差を制御情報とし
て受信側の通信装置に送信する。この制御情報を受信し
た受信側通信装置は、前述した動作を行うことで、受信
側通信装置で再生される音声と動画像間の遅延を無くす
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、以下の各図を通じて、同一の参照番号が付
された回路は同一機能の回路を表すものとする。図2に
は本発明の一実施例としての音声・動画像通信システム
が示される。図2において、送信側の通信端末1を構成
するマイクロホン10、カメラ11、A/D変換器1
2、13、音声符号器14、画像符号器15、回線対応
部16、制御部17、表示操作部18などは従来技術の
項で説明したものと同じものである。本発明の通信端末
1はこれらの回路要素に加えて、遅延判定部171と遅
延情報送信部172を備えている。
【0020】遅延判定部171は、全ての送信モード、
例えば音声あるいは動画像の伝送レート、符号化方式/
動画像の解像度などにより異なるモード、に対応して送
信側で発生する音声と動画像間の処理遅延時間差(すな
わちマイクロホン10とカメラ11への音声信号と画像
信号の同時入力から、それぞれが符号化処理後、通信回
線に送信されるまでに生じる両信号間の時間差)をテー
ブルの形で記憶保持する機能を有する。
【0021】また遅延情報送信部172は遅延判定部1
71で判定した現在の送信モードに対応する処理遅延時
間差情報を、図3に示される回線フォーマット上の制御
通信フィールドに送信する機能を有する。ここで通信回
線フォーマットは図3に示すように回線フレームヘッ
ダ、制御通信フィールド、音声符号化データフィール
ド、画像符号化データフィールドからなる。
【0022】一方、受信側の通信端末2を構成する回線
対応部20、音声復号器21、画像復号器22、遅延バ
ッファ23、D/A変換器24、25、スピーカ26、
モニタテレビ27、制御部28、遅延調節部284、表
示操作部29などは従来技術の項で説明したものと同じ
ものである。従来システムとの相違点として、本発明の
受信側の通信端末2は遅延判定部281、遅延情報受信
部282、総合遅延判定部283を備えていることであ
る。
【0023】遅延判定部281は、全ての受信モード、
例えば音声あるいは動画像の伝送レート/符号化方式/
動画像の解像度などにより異なるモード、対応して受信
側で発生する音声と動画像間の処理遅延時間差(音声信
号と画像信号を通信回線から受信してから、それぞれを
復号化してスピーカ26とモニタテレビ27でそれぞれ
を再生するまでの間に発生する音声と動画像間の時間
差)をテーブルの形で記憶保持する機能を有する。
【0024】遅延情報受信部282は送信側から通知さ
れた現在の送信モードに対応する処理遅延時間差情報を
受信・解析する機能を有する。また総合遅延判定部28
3は、遅延情報受信部282から得た送信側で発生した
処理遅延時間差値と、遅延判定部281で得た受信側で
発生した処理遅延時間差値とを加算し、それにより通信
システム全体で生じた総合の処理遅延時間差値を算定す
る機能を有する。
【0025】遅延調節部284と遅延バッファ23の構
成例を図4に示す。遅延バッファ23は通常のRAM
(ランダムアクセスメモリ)で構成する。このRAMは
遅延調節部284からリードアドレス、ライトアドレ
ス、リード/ライト制御信号を受信するデータ制御部2
31によってリード/ライト制御される。遅延バッファ
23からの出力信号は音声ミュート部201を介してD
/A変換器25へ出力される。この音声ミュート部20
1のミュートは遅延調節部284によって制御される。
【0026】この遅延調節部284と遅延バッファ23
の動作を説明する。遅延調節部284は制御部28から
遅延調節の指示を受けると、図5に示す処理手順で図6
に示す遅延調節を実行する。遅延調節部284は現在の
RAMのライトアドレス(音声復号器21からデータを
入力するアドレス)およびリードアドレス(D/A変換
器24へデータを出力するアドレス)を管理している。
遅延バッファ23の現在の遅延量は両アドレス間の差分
で与えられる。遅延調節部284は制御部28から遅延
調節の指示を受けると(ステップS1)、指示された遅
延量に対応するライトアドレス/リードアドレスの差分
を算定し(ステップS2)、現在の遅延量より増加ある
いは減少させるのかにより以下の処理を行う(ステップ
S3〜S5)。
【0027】増加の場合:リード処理(D/A変換器2
4へのデータ出力)を停止し、D/A変換器24へのデ
ータ出力は音声ミュート部201で音声ミュートする
(ステップS3)。ライト処理(音声復号器21からの
データ入力)の継続によりライドアドレスが移動して遅
延量が所定の量に到達すると(ステップS4)、音声ミ
ュートを終了してリード処理(D/A変換器24へのデ
ータ出力)を再開する。減少の場合 :ライトアドレスを前方にシフトし遅延量を
所定の量に減少させる。これにより音声データは失わ
れ、音声通信が一時的に中断することになる(ステップ
S5)。
【0028】以下、上述の実施例システムの動作を図面
を参照しつつ説明する。ここで図7は送信側の通信端末
1における処理手順を示す図であり、図8は受信側の通
信端末2における処理手順を示す図である。
【0029】まず、送信側の通信端末1においては、通
信開始時の初期モード設定あるいは表示操作部18から
の指示でのモード変更が行われると、制御部17は遅延
判定部171を検索してその変更する新送信モードBに
対応する処理遅延時間差値TSb を検索して得て、遅延情
報送信部172に指示して新たな送信モードBと検索し
た処理遅延時間差値TSb とを図3の制御通信フィールド
を用いて相手側の通信端末2に通知する。さらに指示さ
れた新送信モードBに合わせて自装置内の音声符号器1
4、画像符号器15、回線対応部16をモード変更する
よう指示を行う。
【0030】受信側の通信端末2においては、制御部2
8は、通信端末1 の制御部17から通信開始時の初期モ
ード通知あるいは送信モード変更の通知を制御通信を用
いて受けると、遅延判定部281を検索して新しい送信
モードBに整合する受信モードBに対応する自装置内の
処理遅延時間差値TRb を検索する。さらに制御部28
は、通信端末1 からの処理遅延時間差値TSb を制御通信
によって遅延情報受信部282で受信待ち状態となり、
この送信側の処理遅延時間差値TSb が受信されると、制
御部28はこの遅延情報受信部282で得た送信側の処
理遅延時間差値TSb と遅延判定部281で得た受信側の
処理遅延時間差値TRb とを総合遅延判定部283に引き
渡す。
【0031】総合遅延判定部283では、この処理遅延
時間差値TSb とTRb とを加算し、送信側と受信側を含め
たシステム全体において生じる音声と動画像間の総合遅
延時間差Tを求め( すなわちT=TSb+TRbであ
る) 、これを制御部28に応答通知する。すると制御部
28はこの総合遅延時間差値T を遅延調節部284に
引き渡し、遅延調節を指示する。これにより遅延調節部
284は遅延時間値Tに応じて音声遅延バッファ23内
のデータ蓄積量を増減する。この処理の間、音声D/A
変換器24への音声出力は音声ミュートにより無音値と
しておく。
【0032】最後に、制御部28は、自装置内の音声復
号器21、画像復号器22、回線対応部20に対して、
送信側で指示された新たな受信モードにモード変更する
よう指示を行う。
【0033】なお、上述の実施例では画像処理と音声処
理とでは一般に画像処理の方が処理時間がかかるため、
画像信号がより多く遅延するものとして、受信側で音声
信号を遅延させることで両者間のタイミングを一致させ
るようにしたものであるが、勿論、音声信号の処理がよ
り多く処理時間がかかる場合には、受信側において画像
信号を遅延させることで両者間のタイミングを一致させ
ることになる。この場合、遅延時間差の再調節時などに
は、上述の実施例のように音声ミュート処理を行う代わ
りに、動画像フリーズにより動画像の再生を一時的に中
断するようにする。
【0034】図9には本発明の他の実施例としての音声
・動画像通信システムが示される。この実施例が前述の
図2の実施例と相違している点は、受信側の通信端末2
に無音検出部202が備えられており、遅延バッファ2
3での音声のバッファ蓄積量の変更(すなわち遅延調
節)が音声の無音区間で行われるようになっていること
である。
【0035】これら遅延バッファ23、遅延調節部28
4、無音検出部202などを含む回路の構成例が図10
に示される。図示のように、音声復号器21から出力さ
れる音声信号を監視して無音区間を検出する無音検出部
202を設けてその検出結果信号を遅延調節部284に
伝えるようにする。この無音検出部202は比較器によ
り音声復号器21からの音声信号を所定の無音レベルと
比較することで無音区間を検出する。
【0036】この実施例システムの動作を図面を参照し
て以下に説明する。ここで図11は遅延調節部284で
の処理手順を示す流れ図、図12は遅延調節部284の
動作原理を説明する図である。
【0037】受信側の通信端末2において、遅延調節部
284が制御部28から遅延時間差の再調節の指示を受
けたものとする(ステップS11)。この指示までの動
作は図2の実施例システムの場合と同様である。遅延調
節部284は再調節の指示を受けると、無音検出部20
2から音声無音区間の検出通知があるまで待つ(ステッ
プS13)。無音検出部202は遅延バッファ23中に
十分な量の無音データが蓄積すると、遅延調節部284
にその通知を行い、これにより遅延調節部284は速や
かに音声バッファ23の蓄積量を最適化することになる
(ステップS14〜S16)。
【0038】つまり遅延調節部284は常時、バッファ
内に蓄積しているデータが無音区間か否かを管理してお
り、図11の処理手順に示すように、制御部28から遅
延調節の指示を受けてもバッファ内のデータが全て無音
区間となるまで遅延調節処理を見合わせる。そしてバッ
ファ内のデータが全て無音区間となると、前述したと同
じ遅延調節処理を行う。
【0039】このようにすると、遅延減少を行うためバ
ッファ蓄積量を削減する場合には、失われる音声データ
は全て無音区間の無音データのみであり、また遅延増加
を行うためバッファ蓄積量を増加する場合には、音声の
再生を一時的に中断して一定量の音声データが蓄積した
後に音声の再生を再開するが、その音声信号の再生が一
時的に中断する区間は無音区間であるので、実通信に与
える影響は少ない。このようにバッファ蓄積量の削減あ
るいは増加の前後で、音声の再生タイミングにずれが生
じるが、それは無音区間であるので、不自然な感じを与
えることはない。
【0040】図13には本発明のまた他の実施例として
の音声・動画像通信システムの多地点接続装置3が示さ
れる。この多地点接続装置3は、図14に示されるよう
に、多地点に配置された通信端末A、B、C、Dをそれ
ぞれ相互接続する装置であり、例えば通信端末Aで撮っ
た動画像を通信端末B、C、Dで表示し、また通信端末
Bで撮った動画像を通信端末Aで表示しすると共に、音
声は全通信端末A〜Dの音声を合成して各通信端末A〜
Dで出力するように通信端末A〜D間の接続を行うもの
である。
【0041】多地点接続装置は、一般には、画像符号化
データの切替えを行う画像処理部33、音声符号化デー
タの復号化・音声ミキシング・再符号化を行う音声処理
部32、図3の回線上のフォーマットと音声符号化デー
タ・画像符号化データ・制御データの分離・多重を行う
回線対応部31A〜31D、装置内の制御および各通信
端末と制御通信を行う制御部34などを含み構成される
が、本発明の多地点接続装置3はこれに加えて、遅延情
報受信部35、遅延判定部36、総合遅延判定部37、
遅延情報送信部38等を備えている。
【0042】この実施例装置における画像処理部33の
構成例が図15に示される。図示のように、画像処理部
33はマトリクス・スイッチによって構成され、制御部
34の指示により特定の1地点、例えば端末Aの画像を
各受信側の端末B、C、Dに供給し、一方、端末Aには
端末Bの画像を供給するような接続切替えを行う。
【0043】また音声処理部32は、図16に示される
ように、音声復号器、音声ミキサ、音声符号器により構
成され、各送信側の音声は音声復号器によって復号化の
後、音声ミキサによって全地点の音声がミキシングされ
て、音声符号器によって再度、復号化の後、各受信側端
末に供給される。なお、音声復号・符号化のモードは各
送信側・受信側の端末に整合させるため、一般には各地
点で独立して種々のモードを実現できるようになってい
る。
【0044】ここで、遅延情報受信部35は、多地点接
続装置3に接続されている各通信端末(送信側)A〜D
から送られてくる現在の送信モードに対応するところの
送信側端末で生じる処理遅延時間差の情報を受信・解析
して制御部34に通知する機能を有する。
【0045】また遅延判定部36は、音声処理部32お
よび画像処理部33の全てのモードに対して、通信回線
から音声/動画像データを受信後、音声処理および画像
処理を完了して処理データを通信回線に再送信するまで
の音声と動画像間の処理遅延時間差の値をテーブルの形
で記憶保持し、これを制御部34からの指示に従って検
索する機能を有する。制御部34は現在の自装置の動作
モードに対応する処理遅延時間差の値を遅延判定部36
に検索して認識することになる。ここで、上述の音声処
理は一般的には、音声復号化→音声ミキシング→音声再
符号化処理であり、一方、画像処理は一般的には、画面
上に特定の1地点の画像表示の場合には画像符号化レベ
ルの切替えであり、あるいは画面上に複数の地点の画像
を合成して表示の場合には画像復号化→画像合成→画像
再符号化処理である。
【0046】総合遅延判定部37は遅延情報受信部35
で得た送信側の処理遅延時間差値と遅延判定部36で得
た自装置内での処理遅延時間差値を制御部34経由で引
き渡され、これらを加算することで多地点接続装置の出
力側までの総合の処理遅延時間差の値を算定して、制御
部34に応答通知する機能を有する。
【0047】遅延情報送信部38は総合遅延判定部37
で算定した総合の処理遅延時間差情報を図3の回線フォ
ーマット上の制御通信フィールドを用いて各通信端末に
送信する機能を有する。
【0048】以下、この実施例システムの動作を説明す
る。ここで図17には実施例の多地点接続装置3の制御
部の処理手順が示される。いま、通信端末Aの動画像を
通信端末B、C、Dが受信し、通信端末Bの動画像を通
信端末Aが受信するものとし、音声については全地点か
らの音声符号化データを多地点接続装置3が復号化し音
声ミクキング・再符号化を行って各通信端末A〜Dに配
送するものとする。この通信を開始する場合において、
多地点接続装置3に通信端末A〜Dが接続されると、各
通信端末A〜Dと多地点接続装置3は制御通信を行って
各通信端末A〜Dの送信モード、多地点接続装置3の動
作モード、通信端末A〜Dの受信モードの整合がとられ
る。多地点接続装置3はこの動作モードに合わせて音声
処理部32、画像処理部33を制御する。
【0049】制御部34は遅延判定部36を検索してこ
の動作モードにおいて自装置内で発生する処理遅延時間
差の値を検索する。さらに送信側の通信端末からの処理
遅延時間差値(送信側)の制御通信の受信待ち状態とな
る。制御部34は、通信端末Aからの処理遅延時間差値
が遅延情報受信部35経由で通知されると、これを、遅
延判定部36で検索された自装置内の処理遅延時間差値
と共に総合遅延判定部37に引き渡す。すると総合遅延
判定部37は両者を加算して総合の遅延時間値(端末A
から多地点接続装置の出力側までの間に発生する音声と
動画像間の処理遅延時間差)を算定し、これを制御部3
4に応答通知する。制御部34はこの総合の遅延時間値
を遅延情報送信部38に指示して、制御通信により通信
端末B、C、Dに送信する。
【0050】また制御部34は、通信端末Bからその処
理遅延時間差値を遅延情報受信部35経由で通知される
と、上述の同一の手順で総合の遅延時間値を算定し、こ
れを通信端末Aに送信する。
【0051】通信開始後、制御通信による端末からの要
請で動作モードが変更された場合も上述と同じ手順を繰
り返す。
【0052】また制御部34は常に端末の画面に映し出
す表示地点の管理を行っており、表示地点の切替えが行
われて例えば通信端末Aの動画像を通信端末Cが受信
し、通信端末Cの動画像を通信端末Bが受信し、通信端
末Bの動画像を通信端末Aが受信するようにした場合に
は、通信端末Aからの処理遅延時間差値で算定した総
合遅延時間差値を通信端末Cに送り、通信端末Cから
の処理遅延時間差値で算定した総合遅延時間差値を通信
端末Bに送り、通信端末Bからの処理遅延時間差値で
算定した総合遅延時間差値を通信端末Aに送るように、
制御通信の配送ルートを変更する。
【0053】多地点接続装置3から処理遅延時間差情報
の通知を受けた受信側の各通信端末A〜Dは、前述の各
実施例で説明したと同じ動作を行って、モニタテレビ2
7に映し出す動画像とスピーカ26から出力する音声と
のタイミングを一致させる。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、通信モードの変更等の処理によって通信中に音声と
動画像の処理遅延時間差が変動しても、オペレータが煩
雑な処理をしなくとも、自動的に遅延時間差の調節が行
われ、それにより再生した画像と音声と間に時間差を生
じて不自然な感じを与えるといったことを防止できる。
また処理遅延時間差の変動に際して、その遅延調節の再
設定を無音区間で行うようにすることで、実通信に極力
影響を与えることなく、遅延時間差の調節の最適化を実
現できる。さらに多地点接続システムにおいても、端末
に現在表示中の主要地点の動画像とミキシング音声の遅
延時間差の調節の最適化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての音声・動画像通信シ
ステムを示すブロック図である。
【図3】実施例システムで使用する通信回線上のフォー
マットを示す図である。
【図4】実施例システムにおける受信側通信端末の遅延
バッファ・遅延調節部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】実施例システムにおける受信側通信端末の遅延
調節部の処理手順を示す流れ図である。
【図6】実施例システムにおける受信側通信端末の遅延
調節部の動作原理を説明する図である。
【図7】実施例システムにおける送信側通信端末の処理
手順を示す図である。
【図8】実施例システムにおける受信側通信端末の処理
手順を示す流れ図である。
【図9】本発明の他の実施例としての音声・動画像通信
システムを示すブロック図である。
【図10】他の実施例システムにおける受信側通信端末
の遅延バッファ・遅延調節部の構成例を示すブロック図
である。
【図11】他の実施例システムにおける受信側通信端末
の遅延調節部の処理手順を示す流れ図である。
【図12】他の実施例システムにおける受信側通信端末
の遅延調節部の動作原理を説明する図である。
【図13】本発明のまた他の実施例としての音声・動画
像通信システムの多地点接続装置を示すブロック図であ
る。
【図14】多地点接続装置を用いた音声・動画像通信シ
ステムの全体的構成を示す図である。
【図15】実施例の多地点接続装置における画像処理部
の構成例を示すブロック図である。
【図16】実施例の多地点接続装置における音声処理部
の構成例を示すブロック図である。
【図17】実施例の多地点接続装置における制御部の処
理手順を示す流れ図である。
【図18】音声・動画像通信システムの従来例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 送信側の通信端末 2 受信側の通信端末 3 多地点接続装置 10 マイクロホン 11 カメラ 12、13 A/D変換器 14 音声符号器 15 画像符号器 16、20、31A〜31D 回線対応部 17、28、34 制御部 18、29 表示操作部 21 音声復号器 22 画像復号器 23 遅延バッファ 24、25 D/A変換器 26 スピーカ 27 モニタテレビ 32 音声処理部 33 画像処理部 35、282 遅延情報受信部 36、171、281 遅延判定部 37、283 総合遅延判定部 38、172 遅延情報送信部 201 音声ミュート部 202 無音検出部 284 遅延調節部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 喜一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 木下 勝正 神奈川県川崎市高津区坂戸237番地 富士 通電装株式会社内 (72)発明者 石黒 均 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大谷地 憲二 福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目3番7 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 杉山 誠二 福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目3番7 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して音声および動画像の通
    信を行う音声・動画像通信システムに用いられる送信側
    通信装置(4)であって、 音声および動画像の取り込みからそれらの処理データを
    通信回線に送信するまでに両信号間に生じる送信側処理
    遅延時間差値を判定する送信側遅延判定手段(41)
    と、 該送信側遅延判定手段で判定された送信側処理遅延時間
    差値を制御情報として受信側に送信する遅延情報送信手
    段(42)とを備えた音声・動画像通信システムの送信
    側通信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して音声および動画像の通
    信を行う音声・動画像通信システムに用いられる受信側
    通信装置(5)であって、 通信回線から処理データを受信して音声および動画像を
    再生するまでに両信号間に生じる受信側処理遅延時間差
    を判定する受信側遅延判定手段(51)と、 送信側からの制御情報を受信し解読して送信側処理遅延
    時間差値を得る遅延情報受信手段(52)と、 該受信側遅延判定手段で得た受信側処理遅延時間差値と
    該遅延情報受信手段で得た送信側処理遅延時間差値とに
    基づいて総合遅延時間差値を判定する総合遅延判定手段
    (53)と、 音声および/または動画像の受信データをバッファして
    その蓄積データ量を調節することで両者間の遅延時間差
    を調節する遅延バッファ手段(54)と、 該総合遅延判定手段で得た総合遅延時間差値分の遅延を
    与えるよう該遅延バッファ手段を調節する遅延調節手段
    (55)とを備えた音声・動画像通信システムの受信側
    通信装置。
  3. 【請求項3】 遅延時間差の調節は常に音声バッファ内
    の蓄積データ量を増減させることにより行い、さらに受
    信音声の無音状態を検出する無音検出手段(56)を設
    け、該遅延調節部は音声バッファ内に無音データが蓄積
    しているタイミングで遅延調節を行うようにした請求項
    2記載の音声・動画像通信システムの受信側通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の送信側通信装置と請求項
    2または3記載の受信側通信装置とを備えた音声・動画
    像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の通信装置
    を多地点接続装置により複数相互に接続し、多地点接続
    装置内で各通信装置からの音声信号と動画像信号を音声
    処理と画像処理して各通信装置に分配するシステムにお
    ける多地点接続装置であって、 音声および動画像データを通信回線から受信し音声処理
    および画像処理した後に処理データを通信回線に再送信
    するまでに音声信号と動画像信号間に生じる処理遅延時
    間差を判定する遅延判定手段と、 現在、動画像信号の送信元となっている通信装置から処
    理遅延時間差情報を受信し解読する遅延情報受信手段
    と、 遅延情報受信手段で得た送信元通信装置からの処理遅延
    時間差情報に遅延判定手段で判定した自装置内の遅延時
    間差を加味して多地点接続装置の出力側において生じる
    総合の処理遅延時間差を判定する総合遅延判定手段と、 該総合遅延判定手段で判定した総合の処理遅延時間差を
    制御情報として受信側の通信装置に送信する遅延情報送
    信手段とを備えた音声・動画像通信システムの多地点接
    続装置。
JP29242791A 1991-10-11 1991-10-11 音声・動画像通信システム Withdrawn JPH06237443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003039142A1 (fr) * 2001-10-29 2003-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de synchronisation audio/video
US8842218B2 (en) 2008-06-26 2014-09-23 Fujitsu Semiconductor Limited Video/audio data output device and method

Cited By (3)

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WO2003039142A1 (fr) * 2001-10-29 2003-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de synchronisation audio/video
US7711244B2 (en) 2001-10-29 2010-05-04 Panasonic Corporation Video/audio synchronizing apparatus
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