JPH0623599Y2 - テイッシュ紙製造装置 - Google Patents

テイッシュ紙製造装置

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JPH0623599Y2
JPH0623599Y2 JP1988105934U JP10593488U JPH0623599Y2 JP H0623599 Y2 JPH0623599 Y2 JP H0623599Y2 JP 1988105934 U JP1988105934 U JP 1988105934U JP 10593488 U JP10593488 U JP 10593488U JP H0623599 Y2 JPH0623599 Y2 JP H0623599Y2
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JP1988105934U
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Inventor
徹 中村
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有限会社三恵鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無端ワイヤと無端フェルトおよびドライヤとを
備えたティッシュ抄紙機において、特に紙層フォーミン
グゾーンを改良した新規なティッシュ紙製造装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来紙不足によりティッシュ紙やトイレット紙等家庭紙
類の入手困難な一時期もあったが、近年ではそれら製品
の量産を反映して品質の高級化傾向が頓に高まってい
る。この傾向は大手製紙メーカーによる大型抄紙機例え
ばツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機(以下ツインワイヤ
式ヤンキー型抄紙機という)を使用して家庭紙製造への
参入が顕著であることに起因することはもちろんである
が、従来家庭紙類の大半を生産してきた中小製紙メーカ
による小口ロットマシン例えば円網式吸引フォーマー型
抄紙機(以下円網フォーマー型抄紙機という)を使用し
ての生産が大きく前記量産に寄与していることはいうま
でもない。
ティッシュ紙製造機としては、前記ツインワイヤ式ヤン
キー型または円網フォーマー型抄紙機のほか、大型のツ
インワイヤ型抄紙機(以下ツインワイヤ型抄紙機とい
う)が知られているが、該ツインワイヤ型抄紙機は長繊
維パルプの単用によって極薄高品質のティッシュ紙を高
速下に抄造することが可能なことから、本装置は主とし
て資源的に長繊維パルプの入手可能な欧米において実用
されている。
しかしながら我が国においては、資源的に長繊維パルプ
の単用が不可能なため、長繊維パルプに短繊維パルプ
(L・材)を二次的に併用する関係上、家庭紙類分野に
おいては、この種抄紙機は殆ど使用されておらず、専ら
前記ツインワイヤ式ヤンキー型または円網式フォーマー
型抄紙機を使用しているのが現状である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のツインワイヤ型抄紙機やツインワイヤ式ヤン
キー型抄紙機特に後者は第3図示の如く、トップワイヤ
21とボトムワイヤ22のそれぞれが大径のフォーミン
グロール(サクション,ノンサクションいずれでもよ
い)3を介して前記トップワイヤ21がボトムワイヤ2
2上に重なり、そのまま延出して前記フォーミングロー
ル3を含んで紙層フォーミングゾーンSを形成する。そ
してその後は図示の如くトップワイヤ21は複数のワイ
ヤロール7,7…を介してワイヤ走行帯域Rを,ボトム
ワイヤ22はサクションピックアップロール(以下ピッ
クアップロールという)23,ワイヤロール7,ドライ
ブロール6および複数のワイヤロール7,…を介してワ
イヤ走行帯域Rをそれぞれ形成している。
従っていま、常法によりドライブロール6を始動させる
と、ボトムワイヤ22は矢頭方向に無端状に高速化移転
すると同時にトップワイヤ21もボトムワイヤの回転に
従動するので、この時点で紙料液をヘッドボックス9の
吐出口10から前記フォーミングロール直下に形成され
るトップワイヤ21とボトムワイヤ22との間に噴射さ
せると、該紙料液は上記ワイヤ21,22間に挾まれて
紙層フォーミングゾーンSにおいて、フォーミングロー
ル3の回転による遠心力によって脱水(第一次)され、
続いてこの被脱水紙料液は、前記ワイヤ21,22に挾
まれたままその走行過程で含有水がワイヤ21,22の
両面から除去(第二次脱水)されて湿紙を形成する。そ
してこの湿紙は、ピックアップロール23を介してボト
ムロール22に移行して矢頭方向に走行する。
このようにツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機は、2枚ワ
イヤを用いて抄造するいわゆるサンドイッチ効果を意図
して高速抄造時に強制脱水を行うために、紙料液中での
繊維の配向性の均整化が得難いばかりか、微細繊維や添
加薬品類の流出が多く、このため繊維や薬品類歩留の大
巾低下が避けられないという欠点がある。しかも前記の
如くして得られた第二次脱水後の湿紙が常法によりピッ
クアップロール23を介して無端フェルト4に移行後押
付ロール14およびフェルトロール12等を経てドライ
ヤ17で乾燥して得られる製品にピンホールを多発せし
めるばかりでなく、紙質が硬くなる等により、所望する
嵩高で柔らかな高品質のティッシュ紙(化粧紙)が得ら
れず、従って高級化粧紙ニーズに対応できないという各
種の問題があった。
本考案は前記諸問題を解消したもので、その目的は前記
諸点を踏まえてツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機および
円網フォーマー型抄紙機特に前者を使用して高速下に嵩
高で柔らかな高品質のティッシュ紙を安価に製造でき、
しかも従来装置(前者)の部分的改良によって最も経済
的有利にティッシュ紙を製造する装置を一般に提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成すべく、本考案者が種々実験研
究を続けた結果、 無端フェルト機構と無端ワイヤ機構と大径ドライヤとを
備えたティッシュ抄紙機において、無端フェルト機構が
第1フェルトと第2フェルトとからなり、それらフェル
トが大径ドライヤの直下に配設した上下に重なるプレス
ロール間を共に導通し、押付ロールを介して第1フェル
トの一面を前記ドライヤと1または複数個所で当接する
如く構成し、第2フェルトは延出端部を低位置に配設し
たフォーミングロールを介して該フォーミングロールの
直下に配した前記無端ワイヤの前端リタンロール寄りで
該ワイヤと当接する如く構成し、該当接部と第2ロール
間の水平脱水部面長を長く形成し、かつ前端リタンロー
ルをフォーミングロールより高位置に配設し、前記フォ
ーミングロールの後部に円弧状底面を有する脱水機器を
配して第2フェルトを無端ワイヤに弧状に押し付けてな
ることを特徴とするティッシュ紙製造装置、 という技術的手段を講じた。
〔作用〕
上記のように構成した本考案は次のように作用する。
ティッシュ紙製造装置において、走行する無端ワイヤ
の水平方向に、前記の如く構成された紙層フォーミング
ゾーンを形成したために、紙料液がヘッドボックスの吐
出口からワイヤ面(水平)上全巾に亘って噴射される
と、この紙料液の流速はワイヤの秒速に順応してその走
行過程で繊維の配向性が均整化され、ワイヤ下面に当接
する公知の脱水機器例えば複数のホイルを介して緩やか
に第一次脱水されながら紙層フォーミングゾーンに至
り、一時脱水された紙料液は、円弧状底面を有する脱水
機器と大径フォーミングロールとに跨って掛け渡された
走行する無端フェルトと無端ワイヤ間に侵入する。そし
て進入紙料液は脱水機器底面の円弧による緩やかな遠心
力によって第二次脱水が行われる。ついで第二次脱水さ
れたこの紙料は大径フォーミングロールの回転による遠
心力により、さらに第三次脱水が行われるので、紙料の
脱水をより効果的ならしめて湿紙を形成すると同時に、
大径フォーミングロールに掛け渡された無端フェルトに
前記湿紙を自動的に移行させ得る。
しかも上記第三次脱水の行われる大径フォーミングロ
ールの斜め上方部位にワイヤ調整リターンロールを設け
たために、該ロールを調整することにより、大径フォー
ミングロールの回転による遠心力脱水領域を変え得るの
で、より湿紙の脱水効果を向上させ得る。
かくして得られた湿紙は、常法により搾水過程を経て
乾燥されるが、この湿紙は前記したようにワイヤ面に噴
射された紙料液の流速がワイヤ抄速に順応することか
ら、繊維の配向性がよく、従って乾燥後において繊維の
配向性良好な均整のとれた柔らかいティッシュ紙を得
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を同一部分に同一符号を付した図面に基
づいて説明する。
第1図は本案ティッシュ紙製造装置において改良された
基本的要部のみを示す略示的側面図、第二図は改良され
た本案ティッシュ紙製造装置を示す略示的側面図、第3
図は従来使用されてきたツインワイヤ式ヤンキー型抄紙
機を示す略示的側面図である。第1図において1はワイ
ヤで、該ワイヤ1は図示の如くブレストロール8,ワイ
ヤ調整ロール(後記)5,ドライブロール6,およびワ
イヤロール7を介して無端状に掛け渡され、前記ドライ
ブロール6を介して無端状に回動してワイヤ走行帯域R
を形成する。1aはワイヤの下面水平方向に所定間隔ご
とに並設した公知の脱水機器で、例えばホイル,テーブ
ルロール,小径フォーミングロール等から任意に選択さ
れ、紙料液の第一次脱水に寄与する。2は円弧状の底面
2′を有する金属性またはプラスチック製もしくはセラ
ミック製からなり、底面の滑らかに研磨仕上げされた脱
水機器で、該脱水機器2はワイヤ1の水平方向上面に、
円弧状底面2′が図示の如くフェルトを介して当接して
円弧による紙料液の第二次脱水に寄与する。3は密閉中
空筒内に吸引域を有しないノンサクション型大径中空の
フォーミングロール(以下フォーミングロールという)
で、該フォーミングロール3は前記脱水機器2に隣接し
て設けられ(第1図参照)、該ロール3の回転による遠
心力により、第二次脱水後の紙料液の第三次脱水を効果
的ならしめる。4は無端状に走行する第2フェルトで、
該第2フェルト4は図示の如く脱水機器2とフォーミン
グロール3とに跨って設けられるが、この第2フェルト
4はワイヤ1と脱水機器2およびフォーミングロール3
とで挾まれる如く掛け渡されてフォーミングゾーンSを
形成する(第1図参照)。5はフォーミングロール3の
前方斜め上方部位(肩部)に架設したワイヤ調整リター
ンロールで、該調整リターンロール5は対フォーミング
ロール前後進可能に構成されている。そしてこのワイヤ
調整リターンロール5にはワイヤ1が図示の如く掛け渡
されている。
従って前記ワイヤ調整のリターンロール5を調整(操
作)してワイヤ1とフォーオミングロール3との関係位
置を最適ならしめると、フォーミングロール3の回転に
よる遠心力の増大により、紙料の脱水(第三次)をより
効果的ならしめて得られる湿紙をフォーミングロール3
に掛け渡された無端第2フェルト4に自動的に移行せし
める。図中9はヘッドボックス,10は紙料液吐出口,
11はヘッドボックスへの紙料液導入口を示す。
以下上記一連の構成を備えた本案ティッシュ抄紙機(単
網式ヤンキー型抄紙機)について第2図を参照して説明
する。
前記第2フェルト4の基端部は、ドライヤ17の下方に
上下に配置されたプレスロール13.13の間に挾入さ
れ、また第1フェルト4Aの基端部も該プレスロール1
3.13間で第2フェルト4の上面に共に挾入されて同
時回転するように構成され、第1フェルト4Aの前部は
第2フェルトの上空帯に配設されている。従ってワイヤ
1先端部からドライヤ17までの長さが著しく短縮され
てコンパクトに構成されている。
図において今、例えば濃度0.2〜0.3%の紙料液が
常法により、ヘッドボックス9の吐出口10から走行す
る無端ワイヤ1の上面(水平)全巾に亘って噴射される
と、該紙料液の流速はワイヤ抄速に順応して走行する過
程で、液中の繊維の配向性が均整化され、ワイヤ1の下
面に当接する公知の脱水機器1a(本図ではホイル)の
複数を介して次々と緩やかに脱水(第一次)されて紙料
液濃度約1.5〜2.5%となって紙層フォーミングゾ
ーンに至る。
ここにおいて該紙料液は、円弧状底面2′を有する脱水
機器(前記)2とフォーミングロール3に跨って掛け渡
された無端第2フェルト4とワイヤ1との間に進入す
る。進入時濃度1.5〜2.5%の紙料液は、前記脱水
機器2の円弧状底面2′による緩やかな遠心力により第
二次脱水が促進され約7.0〜10.0%となる。そし
てこの紙料は続いてフォーミングロール3の回転による
遠心力によりさらに第三次脱水されて約15.0〜2
0.0%の湿紙を形成すると同時に、この湿紙はフォー
ミングロール3に掛け渡された無端第2フェルト4に自
動的に移行する。
しかして上記第三次脱水による湿紙の形成は、フォーミ
ングロール3の前方斜め上方部位(肩部)に図示の如く
ワイヤの掛け渡された前記ワイヤ調整リターンロール
(対フォーミングロール前後進可能)5を架設したため
に、該調整リターンロール5を適時調整(操作)するこ
とにより、ワイヤ1とフォーミングロール3との関係位
置を最適ならしめ得るので、フォーミングロール3の回
転による遠心力により紙料の脱水(第三次)をより効果
的ならしめた湿紙が得られる。
従って上記のようにして得られた湿紙は、自動的に無端
第1フェルト4Aに移行し、移行後は第1フェルト4A
に上載されて常法により図示の如くドライヤ17の直下
に設けたプレスロール13を経て押付ロール14を介し
てドライヤ17の面に移行後ドライヤの回転に従動して
水分を蒸発しながらドクター18に至る間に乾燥されて
所望する製品(ティッシュ紙)19を得るものである。
図中15はテンションロール,16はシャワ装置,20
はリールを示す。
〔考案の効果〕
本考案は次の特異の効果を有する。
本考案は、ツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機および円
網フォーマー型抄紙機特に前者において、ツインワイヤ
方式をモノワイヤ(単網)方式とするとともに、紙層フ
ォーミングゾーンを構成したために、 (イ)設備の簡素化による設備費はもちろん、操業の簡素
化に伴う固定費例えば動力費.熱源費ほか人件費等諸経
費の大巾削減が可能となる。
(ロ)さらに具体的には、上記紙層フォーミングゾーンは
前述の如く走行する無端ワイヤの水平方向上面に、円弧
状底面を有する前記脱水機器の底面が当接し、かつこれ
に隣接してフォーミングロール(ノンサクション型)を
配設するとともに、脱水機器とフォーミングロールとに
跨る無端第2フェルトを、該フェルトが前記ワイヤとフ
ォーミングロールとで挾まれる如く掛け渡して形成され
ているために、ヘッドボックスの吐出口からワイヤ上面
に噴射される紙料液の流速がワイヤの抄速に順応して走
行する過程で液中の繊維の配向性が均整化され、ワイヤ
下面に当接する公知の前記脱水機(複数)を介して緩や
かに脱水(第一次)されながらフォーミングゾーンに至
ると、この紙料液は円弧状底面を有する脱水機器とフォ
ーミングロールとに跨って掛け渡された走行する無端第
2フェルトと無端ワイヤ間に進入する。そしてこの進入
液は脱水機器底面の円弧状による緩やかな遠心力により
第二次脱水された紙料は続いてフォーミングロールの回
転による遠心力によってさらに第三次脱水されて湿紙を
形成すると同時にフォーミングロールに掛け渡された無
端フェルトに自動的に移行するようになる。
しかもフォーミングロールの斜め前方上方部位には、対
フォーミングロール前後進可能なワイヤ調整リターンロ
ールを架設したから、該ロールを調節することによって
は、フォーミングロールの回転による遠心力によって発
生する脱水領域を変え得るので、例えば必要に応じロー
ルを前進調整するようにすれば、より湿紙の脱水効果を
より向上させ得る効果がある。
(ハ)以上のように、ワイヤ上面に噴射された紙料液は、
前述の如く第一次脱水を経て紙層フォーミングゾーンに
至って脱水機器による緩やかな遠心力による第二次脱水
と、続いてフォーミングロールの回転による遠心力によ
り第三次脱水とが一連に、かつ非強制的に行われるため
に、ツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機で見られたよう
に、脱水による微細繊維や添加薬品類の多量流出がな
く、それら両者の歩留向上が期待できるので、特に薬品
類の添加量が少なくてすむという効果がある。
このため上記フォーミングゾーンを含み一連の過程での
高速化例えば1000m/minが期待できる。
従って上記は紙層フォーミングゾーンを経て無端フェル
トに移行した湿紙は、繊維の配向性がよく均整のとれた
状態となって次工程(慣用)へ移行させることができ、
所望する本案目的を達成する。
しかして上記はツインワイヤ式ヤンキー型抄紙機の要改
良基本要部について述べたが、本抄紙機に限ることな
く、円網フォーマー型抄紙機においても、前記改良要旨
を準用して紙層フォーミングゾーンを改良するようにす
れば、本考案同様の効果を期待し得ることはいうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ティッシュ紙製造装置において改良された
基本的要部のみを示す略示的側面図,第2図は改良され
た本案ティッシュ紙製造装置を示す略示的側面図,第3
図は従来使用されてきたツインワイヤ式ヤンキー型抄紙
機を示す略示的側面図である。1…無端ワイヤ,1a…
公知の脱水機器(ホイル),2…円弧状底面を有する脱
水機器,3…フォーミングロール,4…無端第2フェル
ト,4A……無端第1フェルト,5…ワイヤ調整リター
ンロール,6…ドライブロール,7…ワイヤロール,8
…ブレストロール,9…ヘッドボックス,10…紙料液
吐出口,11…紙料液導入口,12…フェルトロール,
13…プレスロール,14…押付ロール,15…テンシ
ョンロール,16…シャワ装置, 17…ドライヤ,18…ドクター,19…ティッシュ
紙,20…リール,S…フォーミングゾーン,R…ワイ
ヤ走行帯域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端フェルト機構と無端ワイヤ機構と大径
    ドライヤとを備えたティッシュ紙製造装置において、無
    端フェルト機構が第1フェルトと第2フェルトとからな
    り、それらフェルトが大径ドライヤの直下に配設した上
    下に重なるプレスロール間を共に導通し、押付ロールを
    介して第1フェルトの一面を前記ドライヤと1または複
    数個所で当接する如く構成し、第2フェルトは延出端部
    を低位置に配設したフォーミングロールを介して該フォ
    ーミングロールの直下に配した前記無端ワイヤの前端リ
    タンロール寄りで該ワイヤと当接する如く構成し、該当
    接部とブレストロール間の水平脱水部面長を長く形成
    し、かつ前端リタンロールをフォーミングロールより高
    位置に配設し、前記フォーミングロールの後部に円弧状
    底面を有する脱水機器を配して第2フェルトを無端ワイ
    ヤに弧状に押し付けてなることを特徴とするティッシュ
    紙製造装置。
JP1988105934U 1988-08-12 1988-08-12 テイッシュ紙製造装置 Expired - Lifetime JPH0623599Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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