JPH0623292Y2 - 肩叩き具 - Google Patents

肩叩き具

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JPH0623292Y2
JPH0623292Y2 JP14572789U JP14572789U JPH0623292Y2 JP H0623292 Y2 JPH0623292 Y2 JP H0623292Y2 JP 14572789 U JP14572789 U JP 14572789U JP 14572789 U JP14572789 U JP 14572789U JP H0623292 Y2 JPH0623292 Y2 JP H0623292Y2
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Japan
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magnet
shoulder
outer shell
head
tip
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Expired - Lifetime
Application number
JP14572789U
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English (en)
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JPH0383528U (ja
Inventor
三隆 中野
Original Assignee
有限会社中野工業所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は木槌に似た形状をなす肩叩き具であり、肩に限
らず、足裏やその他所望の患部が叩持できるものであ
る。
〔従来の技術〕 従来のこの種の肩叩き具は、柄の先端に一体構造のヘツ
ドを固定した状態に取付けたものが知られているが、こ
のようなものはハンマーを使う要領でヘツドの端部を患
部に叩きつけると、ストレートに一度だけ叩打する単調
な動作で、しかも衝撃が加えられた力だけもろに働くの
であった。そこで、ヘツドを分割形成してコイルばね等
で連結した構造のものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように改良した構造のものも使用し
ているうちに衝撃によってばねの作用力が低下すると、
続けて叩持する際にばねが復元しない、中途半端な状態
で叩打するため十分な打撃力が発揮できなくなる不都合
がある。さらに、分割形成した叩打部をコイルばねで連
結する組付け等の生産工程が面倒であるといった問題点
がある。
それ故に本考案の目的は、このような点をすべて解決し
た肩叩き具を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案の肩叩き具は、ヘツドは本体部と可動部とに分割
形成すると共に、本体部の一端に軸部を突設し、該軸部
に一方の持薬円板を摺動自在に支持させると共に、該軸
部の先端に他方の磁石円板を前記磁石円板と吸着し合う
ように固定して取付け、さらに、この他方の磁石円板を
有底筒状の外殻体に移動自在なるように収容すると共
に、一方の磁石円板を外殻体の開口縁に固着させて、該
外殻体は常には軸部の先端に位置するように構成する。
〔作用〕
このように構成された肩叩き具は、柄を握り可動部を患
部に向けて叩打する衝撃で、吸着し合っている一対の磁
石円板が離れて他方の磁石円板は外殻体内を先端に向け
て移動し、同時的に一方の磁石円板は本体部に衝突し、
その衝撃で可動体先端に二度目の叩打を行なわせる。こ
れら一連の動作が終われば離れている一対の磁石円板は
再び吸着して、外殻体、即ち、可動部は軸部の先端に位
置する状態に戻り、次なる叩打に備える態勢を整える。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図にお
いて1は肩叩き具の主要部をなすヘツドであり、このヘ
ツド1を支持する柄2で、手許に握り3を取付けて握り
易くしている。
ヘツド1は柄2を取付ける本体部1aと叩打作用を行な
わせる可動部1bとに分割形成して軸部4により連結し
ている。この実施例では本体部1aは有底筒体の開口端
に軸部4の一端に固設した取付円板5を嵌着して、有底
筒体の底部は円弧状に膨出させ必要に応じて叩打面とし
て使用できるようになっている。
そして、軸部4に皿形の支持板6を摺動自在に遊嵌させ
ると共に、軸部4の先端に同様皿形の支持板7を固設す
る。この支持板7の直径は支持板6より若干小径にして
いる。これらの支持板6,7は皿形の面を対向させて配
置して、夫々内面にドーナツ形をした磁石円板8a,8
bを互いに吸着させる。さないこの磁石円板8a,8b
の間及び取付円板5と支持板6の間に夫々消音用の緩衝
材9a,9bを介在させる。
10は可動部1bの外殻体であり、本体部1aと略同形で
深さの浅い有底筒体の開口縁内側に支持板6を嵌着させ
る段部11を周設し、底部は本体部1aと同じように円弧
状に膨出させて叩打面12とし、段部11に支持板6を嵌着
させることで他方の支持板7を移動自在に外殻体10内に
収容させ、可動部1bを構成する。
また柄2はその先端を本体部1aの側面に突設した取付
部13に嵌着して取付けられる。
次に、このように構成した本考案の肩叩き具の使用につ
いて説明する。柄2の手許の握り3を握り、ヘツド1の
一端の叩打面12で肩や足裏当を叩く動作をすると、叩打
面12が患部に当たる衝撃で吸着している磁石円板8a,
8bが離れ、磁石円板8bを装着している支持板7は外
殻体10内を叩打面12の方に移動し、同時的に他方の支持
板6を本体部1aの取付円板5に衝突させ、その衝撃力
で叩打面12をもう一度打撃する。こえらの二度の叩打は
刺激が柔らかくて心地よい肩叩き作用を行なう。即ち、
最初の打撃は吸着し合っている磁石円板8a,8bが離
れる動作で衝撃が緩和され、二度目の打撃は支持板6が
取付円板5に近付くに連れて磁石円板8a,8bの反発
力が減少して本体部1aが可動部1bを叩くので二度打
ち効果は増大する。
この動作と同時に磁石円板8bが叩打面12に接近して磁
石円板8bから発する磁力線が患部に進入し、その磁気
で凝り等の解消に効果を発揮する副次的な作用効果があ
る。
上記の動作は瞬間的に行なわれて一連の動作が終われば
忽ち磁石円板8a,8bは吸着し合って、可動部1bが
本体部1aから離れ、次なる叩打に備える態勢と整える
から、続けて繰返し使用することができる。なお、この
ような使用に際して取付円板5と支持板6及び磁石円板
8a,8bは介在させた緩衝材9a,9bで衝撃音を吸
収し、気持ちよく使うことができる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように考案の肩叩き具は、ヘツドを本体部
と可動部とに分割形成すると共に、一対をなす磁石板を
介して連結して、一度の衝撃で二度打ちさせる、従来の
ものにない優れた叩打効果を挙げることができる。しか
も、磁石の磁力が減衰することがなくて長期にわたって
安定に使用することができるといったような利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図は通常の
状態の側面図、第2図は叩打面を叩打した状態の側面
図、第3図はヘツドの分解断面図、第4図は第1図に対
応するヘツドの断面図、第5図は第2図に対応するヘツ
ドの断面図である。 1……ヘツド、1a……本体部、1b……可動部、2…
…柄、4……軸部、8a,8b……磁石円板、10……外
殻体、12……叩打面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄の先端にヘツドを設けた木槌状をなす肩
    叩き具であり、ヘツドは本体部と可動部とに分割形成す
    ると共に、本体部の一端に軸部を突設し、該軸部に一方
    の磁石円板を摺動自在に支持させると共に、該軸部の先
    端に他方の磁石円板を前記磁石円板と吸着し合う如くに
    固定して取付け、さらに、この他方の磁石円板を有底筒
    状の外殻体に移動自在なるように収容すると共に、一方
    の磁石円板を外殻体の開口縁に固着させて、該外殻体は
    常には軸部の先端に位置するように構成した肩叩き具。
JP14572789U 1989-12-18 1989-12-18 肩叩き具 Expired - Lifetime JPH0623292Y2 (ja)

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JP14572789U JPH0623292Y2 (ja) 1989-12-18 1989-12-18 肩叩き具

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JP14572789U JPH0623292Y2 (ja) 1989-12-18 1989-12-18 肩叩き具

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Publication Number Publication Date
JPH0383528U JPH0383528U (ja) 1991-08-26
JPH0623292Y2 true JPH0623292Y2 (ja) 1994-06-22

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ID=31692350

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JP14572789U Expired - Lifetime JPH0623292Y2 (ja) 1989-12-18 1989-12-18 肩叩き具

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JP2006240536A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Fujitsu Ten Ltd 電子機器取付構造

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JPH0383528U (ja) 1991-08-26

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