JPH06232455A - 光ファイバ付き光信号伝送装置 - Google Patents

光ファイバ付き光信号伝送装置

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JPH06232455A
JPH06232455A JP3861893A JP3861893A JPH06232455A JP H06232455 A JPH06232455 A JP H06232455A JP 3861893 A JP3861893 A JP 3861893A JP 3861893 A JP3861893 A JP 3861893A JP H06232455 A JPH06232455 A JP H06232455A
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transmission
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light
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラレルデータ伝送においてデータ伝送の大
容量化及び装置の小型化を図ることができると共に、信
頼性の高いデータ伝送を行うことが可能な光ファイバ付
き光信号伝送装置を提供することを目的とする。 【構成】 基板1上に形成された少なくとも1個の送信
用半導体発光素子2と、この送信用半導体発光素子2と
同一基板上に同一の層構造をもって形成されかつ分離溝
4により電気的空間的に分断された少なくとも1個の受
信用半導体受光素子3と、送信用半導体発光素子2及び
受信用半導体受光素子3と伝送すべき光信号を送受信す
るための光ファイバ5,6とより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信、光LAN、光
伝送モジュール等において、大容量及び高速な画像デー
タの伝送が可能な光ファイバ付き光信号伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における光ファイバ付き光信号伝送
装置としては、種々のタイプのものがある。まず、その
第一のタイプとして、特開平4−122905号公報に
「光通信用送受多心光モジュール」なるタイトルで開示
されているものがある。これは、発光部及び受光部に、
発光素子と受光素子とをそれぞれ1個ずつ用いてペア型
コネクタの構成をとったディスクリートタイプのもので
ある。これにより、受発光部のユニットを別々にしなく
てはならなかった従来のアレイ化された受発光素子モジ
ュールの不具合を考慮したものとなっている。
【0003】また、第二のタイプとして、特開平3−2
30107号公報に「半導体発光素子モジュール」なる
タイトルで開示されているものがある。これは、集積化
された半導体発光素子と、この半導体発光素子から出射
された光を集光するための球レンズとを用いて、これら
両者の間隔をある程度離して送信部を構成したタイプの
ものである。この場合、半導体発光素子としては、半導
体レーザや端面発光型LED、スーパールミネッセント
ダイオード等を用いることができる。これにより、光通
信用の高出力でかつ低コストなモジュールを構成するこ
とができる。また、この種の装置として、光結合効率を
上げるために、光ファイバ入力端を先球加工したタイプ
がある。
【0004】さらに、第三のタイプとして、特開平3−
238405号公報に「光送受信器一体化モジュール」
なるタイトルで開示されているものがある。これは、複
数の導波路によって光信号を合波又は分波する導波路型
合分波器と、発光素子を有する光送信回路と、受光素子
を有する光受信回路とからなるタイプのものである。こ
の場合、1本の光ファイバは、信号の伝送路としてだけ
ではなく、光を結合するレンズや光を分岐する光反射器
の役割を果たす。これにより、部品点数を削減して小型
化や、その製造の簡易化を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
光ファイバ付き光信号伝送装置としては、用途によって
その構成を3つのタイプに大別することができる。この
場合、将来における情報伝達の高速化、大容量化を考え
ると、光信号を高速にパラレルで伝送する方法が予測さ
れる。また、モジュールの大きさについても、現在の銅
配線ケーブルを用いる構造により簡素化及び小型化軽量
化が要求される。特に、データバス等に用いられる1B
yte(=8bit)を基本単位にするパラレルデータ
伝送においては、大容量化かつ装置の小型化を同時に達
成することが要求される。
【0006】しかし、前記第一のタイプのものでは、ペ
アコネクタの数が膨大になってしまいこれにより小型化
を達成することができないという不具合がある。また、
第二のタイプのものでは、送信部の発光素子アレイと受
信部の受光素子アレイとが別々に構成されるため、装置
の小型化におのずと限界がある。しかも、製造の面でも
部品点数が増えることから、モジュール各部における組
付け実装の困難さが残る。また、半導体発光素子から発
光される光を効率良く光ファイバに入射させるために、
球レンズやマイクロレンズを用いることもできるが、半
導体発光素子との取付け相対位置精度が厳しいことを考
えると、製造上の簡素化は難しい。
【0007】さらに、第三のタイプのものでは、伝送用
光ファイバを多機能化したことにより光ファイバの数を
1/2に削減できるメリットはあるが、スイッチ切換え
速度が速くならない限り高速化には対応することができ
ない。しかも、パラレル伝送を考えた場合、複雑な構成
をとらざるを得ず、これにより小型化や製造の容易化を
図ることはできない。
【0008】この他に、球レンズではなく光ファイバの
先端を先球加工してカップリングさせる例があるが、特
に、パラレル伝送の場合にはファイバアレイを用いるの
で先球ファイバの球径を揃えるだけでなく、ファイバ先
端を発光素子からある距離を保ってアレイ化させること
も必要となり、製造上とても難しいものとなる。さら
に、データの高速大容量化が進むにつれて信頼性も重要
になっており、半導体発光素子からの発光された光を出
力モニターによりフィードバックして制御する方法が述
べられているが、これらも発光素子とは別個のものか、
1チップ1モニタであるかなので、小型化には不向きな
ものとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、基板上に形成された少なくとも1個の送信用半導体
発光素子と、この送信用半導体発光素子と同一基板上に
同一の層構造をもって形成されかつ分離溝により電気的
空間的に分断された少なくとも1個の受信用半導体受光
素子と、前記送信用半導体発光素子及び前記受信用半導
体受光素子と伝送すべき光信号を送受信するための光フ
ァイバとより構成した。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、送信用半導体発光素子の発光方向と受信
用半導体受光素子の受光方向とを一致させて形成した。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、同一基板上に形成された少なくとも送信
用半導体発光素子と受信用半導体受光素子との間の境界
部に、光学的クロストークを防止するための漏洩光防止
壁を設けた。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明において、送信用半導体発光素子及び受信用半導体
受光素子を活性層と光閉じ込め層であるクラッド層との
ダブルヘテロ接合積層構造により形成し、光ファイバへ
光信号を送信するための前記送信用半導体発光素子を積
層端面に形成し、前記光ファイバから光信号を受光する
ための前記受信用半導体受光素子を積層面上に形成し
た。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明において、受信用半導体受光素子の受光部分に相当
する積層面上の面積を、送信用半導体発光素子での積層
面上の面積よりも大きく形成した。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項4記載の
発明において、受信用半導体受光素子の受光前面に光フ
ァイバからの光信号を集光させるための集光部材を配し
た。
【0015】請求項7記載の発明では、基板上に送信の
ための発光と受信のための受光とを同一の層構造により
行う少なくとも1個の送受信用半導体素子と、この送受
信用半導体素子と伝送すべき光信号を送受信するための
光ファイバと、前記送受信用半導体素子の送信又は受信
への切換えを行う信号切換え手段とより構成した。
【0016】請求項8記載の発明では、基板上に活性層
と光閉じ込め層であるクラッド層とのダブルヘテロ接合
積層構造を有しかつ積層端面に発光面の形成された少な
くとも1個の送信用端面発光型半導体発光素子と、この
送信用端面発光型半導体発光素子と同一の層構造をもち
かつその発光面の光出射方向と反対側の後方位置に前記
発光面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送
信用モニター受光面を有するモニター用半導体受光素子
とより構成した。
【0017】請求項9記載の発明では、請求項8記載の
発明において、送信用端面発光型半導体発光素子の発光
面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送信用
モニター受光面を有するモニター用半導体受光素子の積
層上面に、受信用信号を得る受信用信号受光面を付加し
た。
【0018】請求項10記載の発明では、基板上に活性
層と光閉じ込め層であるクラッド層とのダブルヘテロ接
合積層構造を有しかつ積層端面に発光面の形成された少
なくとも1個の送信用端面発光型半導体発光素子と、こ
の送信用端面発光型半導体発光素子と同一の層構造をも
ちかつその発光面の光出射方向と異なる方向位置に前記
発光面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送
信用モニター受光面を有する少なくとも1個のモニター
用半導体受光素子とより構成した。
【0019】請求項11記載の発明では、請求項1,
7,8又は10記載の発明において、通常の光信号伝送
チャンネル内で故障が発生しフィードバック信号により
故障チャンネルが判断された時、伝送すべき光信号を故
障チャンネルに替わって伝送する補償用伝送手段を設け
た。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明においては、送信用半導体
発光素子と受信用半導体受光素子とを同一基板上に形成
したので、パラレルデータ伝送に代表される伝送データ
の大容量化と装置の小型化との両方が可能となる。
【0021】請求項2記載の発明においては、発光方向
と受光方向とを一致させたことにより、入出力させる光
ファイバの方向を同一、すなわち、受発光の光軸を一致
させることが可能なため、入出力用の光ファイバを一括
実装しやすくなり、これにより装置の小型化、製造上の
簡易化を図ることが可能となる。
【0022】請求項3記載の発明においては、漏洩光防
止壁を設けたことにより、発光方向の光と受光方向の光
とが相互に影響し合うことなく、データ伝送上より一層
の信頼性を確保することが可能となる。
【0023】請求項4,5,6記載の発明においては、
送信用半導体発光素子と受信用半導体受光素子とを同一
基板上に形成し、効率の良い受発光を実現させているた
め、高速な光信号の伝送が可能となるとともに、パラレ
ルデータ伝送に代表される伝送データの大容量化と装置
の小型化の両方を実現させることが可能となる。
【0024】請求項7記載の発明においては、送受信用
半導体素子を設けたことにより、従来よりも光ファイバ
の数を減らし、カップリングの容易化、製造上の簡易化
を図り、これによりコスト低減を行うことが可能とな
る。
【0025】請求項8記載の発明においては、送信用端
面発光型半導体発光素子を設けたことにより、効率の良
い受発光を実現させ高速な光信号の伝送を可能とし、ま
た、これと同一基板上にモニター用半導体受光素子を設
けたことにより、信頼性の高いデータ伝送を行うことが
可能となる。
【0026】請求項9記載の発明においては、送信用の
モニター用半導体受光素子に、伝送されてくる信号の受
信機能も兼用させたことにより、パラレルデータ伝送に
代表される伝送データの大容量化と装置の小型化の両方
を図ることが可能となる。
【0027】請求項10記載の発明においては、製造上
の容易さを保持しながらも効率の良い受発光を実現さ
せ、高速な光信号の伝送を行うことが可能となる。
【0028】請求項11記載の発明においては、補償用
伝送手段を設けたことにより、データ伝送時に発生した
故障チャンネルに替わって伝送データを行うことができ
るため、一段と信頼性の高いデータ伝送を行うことが可
能となる。
【0029】
【実施例】請求項1,2記載の発明の一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。光ファイバ付き光信号伝送装
置の具体例を、以下、面型半導体素子と、端面型半導体
素子とを例にとって述べる。まず、図1は、面型半導体
素子の構成例を示すものである(請求項1記載の発明に
対応)。基板1上には、送信用半導体発光素子としての
発光素子2と、受信用半導体受光素子としての受光素子
3とが列状にそれぞれ4個形成されている。前記発光素
子2と前記受光素子3とは、凹状の分離溝4により電気
的空間的に分離されている。前記発光素子2の発光面2
a及び前記受光素子3の受光面3aはそれぞれ基板面上
に形成されており、それら発光面2a及び受光面3aか
ら上方(Z方向)に向けて光ファイバ5,6が延在して
いる。これら光ファイバ5,6の他端側には、一体化し
てなる8心テープファイバ7が接続されている。また、
基板1上の送信部Aと受信部Bとは、ワイヤーボンディ
ング8(Al、Au、Cu等)を介して、共通電極側と
なるプリント基板9に接続されている。基板1の下面に
は、冷却用のヒートシンク10が取付けられている。従
って、発光面2aをもつ4個の発光素子2とこれにワイ
ヤーボンディング8を介して接続されたプリント基板9
とは発光部A(送信側)を構成し、一方、この発光部A
と分離溝4により分離された受光面3aをもつ4個の発
光素子2とこれにワイヤーボンディング8を介して接続
されたプリント基板9とは受光部B(受信側)を構成し
ている。
【0030】図2は、発光部Aと受光部Bとの配列の変
形例を示すものである。このように分離溝4の形成する
方向によって配列方向を任意に変えることができる。
【0031】次に、端面型半導体素子の構成例を図3に
基づいて説明する(請求項2記載の発明に対応)。ここ
では、発光素子2の発光面2a及び受光素子3の受光面
3aとは、基板面に平行なX方向に形成されている。こ
れに伴って、光ファイバ5,6もX方向に延在されてい
る。また、ここでの分離溝4は、前述したような凹状の
ものではなく、空間的なスペースを保つことによって形
成されており、これにより発光部A(送信側)と受光部
B(受信側)とを構成している。
【0032】ここで、基板1としては、P型GaAs基
板を用い、250μmのピッチをもって発光素子2及び
受光素子3を形成することができる。発光部Aと受光部
Bとを構成することができる。発光素子2及び受光素子
3としては、LED(発光ダイオード)や、LD(レー
ザダイオード)を用いることができ、本実施例では、消
費電力や熱対策の点で優位である発光ダイオード型アレ
イ(詳細な説明は後述する)を用いて実施した。光ファ
イバ5,6としては、GI(グレードインデックス)型
のマルチモードファイバを用いる。この場合、コア径は
50μm、クラッド径は125μmで、ここでは250
μmピッチのシート状のファイバとなっている。なお、
端面型半導体素子用として用いる場合は、シングルモー
ドのファイバを使用するが、コア径が10μm以下であ
るため、出力光との結合が難しくレンズを必要とする。
また、素子数としては、光信号伝送装置に何を使うこと
によって決定されるが、例えば、単純に1チャンネルの
信号伝送の場合、最低2個の素子を用いておけば、補償
用のチャンネル分1個を用意したことになる。SCSI
などコンピュータ用インターフェイスの1バイト単位の
パラレルデータ伝送の場合は、伝送用に9チャンネル
(データ8本、パリティビット1本)+1チャンネルと
いう構成になる(SCSIではその他に制御ラインが9
本ある)。
【0033】上述したように、発光部Aと受光部Bとを
同一チップの基板1上で形成し、かつ、発光部Aと受光
部Bとを同一の層構造としたことによって、パラレルデ
ータ伝送に代表される伝送データの大容量化と装置の小
型化の両方を実現することができる。しかも、モジュー
ル構造の改善並びに部品点数を削減して実装上、製造上
の簡易化を図ることができる。また、発光部Aの発光方
向と受光部Bの受光方向とを一致させたことによって、
入出力させる光ファイバ5,6の方向を同一、すなわ
ち、受発光の光軸を一致させることができ、これによ
り、入出力用の光ファイバ5,6を一括実装しやすくな
り、装置の小型化、製造上の簡易化を図ることができる
ようになる。
【0034】次に、発光ダイオード型半導体素子の積層
構造を図4、図5に基づいて説明する。図4は面型半導
体素子の受発光部の断面形状を示し、図5は端面型半導
体素子の受発光部の断面形状を示すものである。この場
合、GaAs基板1a上にMOVPE法を用いて以下の
ような各層を順次積層する。すなわち、GaAs基板1
a上には、p型GaAsのバッファ層1b、バンドギャ
ップの大きいp型Al0.4Ga0.6Asのクラッド層1
c、発光層としてのAl0.2 Ga0.8As の活性層1
d、n型Al0.4Ga0.6Asのクラッド層1e、n型G
aAsのギャップ層1f、亜鉛を高濃度にドーピングし
たn+型GaAsのコンタクト層1gの複数の層を積層
することによって形成される。このような積層構造を、
ダブルヘテロ構造と呼んでいる。また、コンタクト層1
gには、Au−Zn/Auからなるn側の負電極1hが
形成され、GaAs基板1aの裏面には、Au−Ge/
Ni/Auからなるp側の正電極1iが形成されてい
る。図4では、クラッド層1eと負電極1hとの間に
は、絶縁膜1jが形成されている。GaAs基板1aを
エッチングして円形の穴を掘り、この穴に光ファイバ
5,6が差し込まれており、エポキシ樹脂11により接
着固定されている。また、コンタクト層1gからGaA
s基板1aの表面まで、アレイ方向に対して直角に分離
溝4が塩素ガスを用いたドライエッチングにより形成さ
れており、この分離溝4により発光部Aと受光部Bとが
電気的に分離されている。
【0035】面型の場合は、p側の正電極1iは光ファ
イバ5,6への結合効率を最適化するような形状に決定
される。一方、n側の負電極1hとしては発光部Aと同
じ形状でよい場合があるが、例えば、受光効率を向上さ
せる必要性が生じた場合は、電極の形状だけを変えれば
よい。このような変更は、マスク上の設計変更だけで済
み、新たな工程追加にはならずプロセス上何ら問題はな
い。また、電極部分だけを光学的に高透過率を有し、電
気的に導電性を有するIn23や、SnO2 等の透明導
電膜を用いてもよい。このように構成された半導体素子
アレイは、膜特性の均一性に優れた前述したMOVPE
法により作製されているため、1チップ内においては、
光出力のバラツキが±5%以下になっている。
【0036】半導体素子の形成に用いられる材料として
は、三−五族化合物半導体であるGaAs、AlGaA
s、AlGalnAs、lnP、lnGaAsP、ln
GaP、lnAlP、GaAsP、GaN、lnAs、
lnAsP、lnAsSb等、或いは、二−六族化合物
半導体であるZeSe、ZeS、ZeSSe、CdS
e、CdSSe、CdTe、HgCdTe等、さらに
は、四−六族化合物半導体であるPbSe、PbTe、
PbSnSe、PbSnTe等を用いることができ、そ
れぞれの材料の長所を生かして積層構造に適用すること
が可能である。活性層1dとして、AlGaAs系の材
料を用いた場合、GaAs又はAl組成が0より大きく
0.45より小さい値をもつAlGaAsが用いられ、
その場合、クラッド層1c,1eは活性層1dより禁制
帯幅の広いAlGaAsを用いればよい。上述したよう
なダブルヘテロ型積層構造として構成することにより、
高効率化と高速応答性で優れたものとすることができる
が、このような構造に限ったものではなく、イオン注入
による拡散型構造のもので、発光部Aと受光部Bとが同
一基板上に形成されていればよい。
【0037】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
6(a)(b)に基づいて説明する。ここでは、同一の
基板1上に形成された発光素子2と受光素子3との間の
境界部に、光学的クロストークを防止するための漏洩光
防止壁12を設けた。このような漏洩光防止壁12は、
前述したような分離溝4を形成する際に(a)に示すよ
うに素子幅一杯に形成する方法や、(b)に示すように
受発光面からある一定の距離分だけ形成するような方法
がある。
【0038】従って、このような漏洩光防止壁12を設
けたことにより、発光方向の光と受光方向の光とが相互
に影響し合うことなく、データ伝送上より一層の信頼性
を確保することができる。
【0039】最少源 次に、請求項4,5,6記載の発明の一実施例を図7〜
図11に基づいて説明する。なお、前述した請求項1〜
3記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その
同一部分については同一符号を用いる。
【0040】ここでは、図7、図8において、光ファイ
バ5へ光信号を送信するための発光素子2の発光面2a
を積層端面に形成し、光ファイバ6から光信号を受光す
るための受光素子3の受光面3aを積層面上に形成した
ものである(請求項4記載の発明に対応)。また、受光
素子3の受光面3aに相当する積層上面の面積を、発光
素子2の積層上面3a’の面積よりも大きく形成した
(請求項5記載の発明に対応)。なお、ここでも発光素
子2及び受光素子3を活性層1dと光閉じ込め層である
クラッド層1c,1eとのダブルヘテロ接合積層構造に
より形成する。
【0041】上述したように、発光素子2と受光素子3
とを同一基板上に形成し、効率の良い受発光の構成を実
現しているため、高速な光信号の伝送ができると共に、
パラレルデータ伝送に代表される伝送データの大容量化
と装置の小型化の両方を実現させることができる。ま
た、受光面3aの受光面積に相当する積層上面の面積
を、発光素子2の積層上面3a’の面積よりも大きくと
る、すなわち体積的なサイズを大きくすることにより、
同一サイズの場合よりも受光面における入射効率を高め
ることができる。
【0042】次に、図9(a)(b)は、受光素子3の
受光面3aの受光前面方向に、光ファイバ6からの光信
号を集光させるための集光部材を配するようにした構成
例を示すものである(請求項6記載の発明に対応)。図
9(a)では集光部材として平板マイクロレンズアレイ
13を用い、図9(b)では集光部材として微小球レン
ズアレイ14を用いたものである。従って、このように
集光部材を配することによって、レンズ部品が増加し、
受光部分でのカップリング実装がやや複雑となるが、入
射効率を一段と向上させることができ、これにより伝送
の長距離化や高速化を一段と図ることができる。
【0043】次に、図10及び図11は、集光部材を受
光面上に直接取り付けるタイプの構成例を示すものであ
る。図10(a)(b)では、集光部材として球レンズ
15を取り付けた例であり、受光面上に100μmφの
サファイア球レンズを載せエポキシ樹脂11により接着
固定したものであり、垂直端面ファイバで結合されてい
る。図11は集光部材としてp型GaAlAsのクラッ
ド層1cの表面部を半球レンズ16に加工形成したもの
である。このような半球レンズ状の放射面は、GaAs
基板1aに半球状の穴を形成し、その穴上にエピタキシ
ャル成長させ、その後エッチングでGaAs層を取り除
くことにより作成することができる。
【0044】次に、請求項7記載の発明の一実施例を図
12及び図13に基づいて説明する。なお、前述した請
求項1〜6記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0045】ここでは、基板1上に送信のための発光と
受信のための受光とを同一の層構造により行う複数個の
送受信用半導体素子17と、これらの送受信用半導体素
子17と伝送すべき光信号を送受信するための光ファイ
バ18と、前記送受信用半導体素子17の送信又は受信
への切換えを行う信号切換え手段19とより構成したこ
とに特徴がある。信号切換え手段19は、SW回路20
と、発光部駆動回路21と、受光部駆動回路22とから
なっている。
【0046】このような構成において、前述した各実施
例では発光部Aと受光部Bとを分離溝4等を用いて分離
した構成について述べたのに対して、本実施例では光フ
ァイバ18の1本によって光信号の双方向性を実現させ
るようにしたものである。すなわち、発光部駆動回路2
1及び受光部駆動回路22に、送受信される光信号のや
りとりによってSW回路20に接続された送受信用半導
体素子17をタイミング良く交互に動作させるスイッチ
ング機能を持たせるようにする。そして、通常の場合に
は受信状態にしておき、発信の時に制御信号をSW回路
20に送り発信モードにさせる。この発信モードの時に
は、発光部駆動回路21からの入力に従って任意のn側
の負電極1hとp側の正電極1iとの間に所定の電流を
流すことにより発光させる。また、受信モードの時に
は、n側の負電極1hとp側の正電極1iとの間に所定
の逆方向電圧を印加することにより受光することができ
る。
【0047】従って、このように送受信用半導体素子1
7を設けたことによって、従来よりも光ファイバ数を減
らし、カップリングを容易化させ、製造上の簡易化を図
り、コスト低減を一段と行うことができる。
【0048】次に、図13(a)(b)は、1チャンネ
ル分として、発光素子2を1個と、受光素子3を2個の
合計3個の素子を用いて、前述した図12で述べたよう
な信号切換え手段19により素子の駆動制御(ON、O
FF)を行うようにした構成例を示すものである。この
場合、送信モードの時は、(a)に示すように、中央の
発光素子2が発光して光信号を送信する。この送信状態
の時には、両側の受光素子3はOFF状態となってい
る。一方、受信モードの時は、(b)に示すように、両
側の受光素子3に逆バイアスを印加して送受信用の光フ
ァイバ18からの光信号を受信する。この受信状態の時
には、中央の発光素子2はOFF状態となっている。
【0049】従って、このように発光素子2及び受光素
子3をON、OFFの駆動制御を行うことによって、光
ファイバ数を一段と削減させることができ、これにより
カップリング実装を容易にすることができる。
【0050】次に、請求項8,9記載の発明の一実施例
を図14〜図16に基づいて説明する。なお、前述した
請求項1〜7記載の発明と同一部分についての説明は省
略し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0051】ここでは、図14に示す装置において、基
板1上に活性層1dと光閉じ込め層であるクラッド層1
c,1eとのダブルヘテロ接合積層構造を有しかつ積層
端面に発光面23aの形成された送信用端面発光型半導
体発光素子としての双方向発光素子23を複数個設け、
また、これらの双方向発光素子23と同一の層構造をも
ちかつその発光面23aの光出射方向と反対側の後方の
後方出射面23b側に、発光面23aでの光出力に応じ
た送信用モニター信号を得る送信用モニター受光面24
aを有するモニター用半導体受光素子24を設けたこと
に特徴がある(請求項8記載の発明に対応)。この場
合、モニター用半導体受光素子24の材料組成、積層構
成、素子幅、電極幅等は、双方向発光素子23の構成と
同じであり、これら両者間は分離溝25を介して隣接し
た配置となっている。
【0052】このような構成において、図15に示すよ
うに、モニター用半導体受光素子24の送信用モニター
受光面24aによって双方向発光素子23の後方出射面
23bから出射する光信号を受光することにより、双方
向発光素子23の発光面23aの光出力に応じたモニタ
ー信号を得ることができる。このモニター信号は、n型
の負電極1hとp型の正電極1iとの間に所定の逆方向
電圧を印加することによって得ることができる。
【0053】従って、このようにモニター信号は、同一
基板1上にある発光部Aの光出力の劣化に対応して変化
するため、モニター信号値を予め記憶しておいた基準値
データと比較し、その差分値を補正するように発光部A
の駆動回路にフィードバック制御する。すなわち、発光
部Aへ注入される電流パルス幅、電流パルス数、電流値
等を制御することによって、1チップ内での各双方向発
光素子23の光出力を所望とする値に一定に保持するこ
とができ、これにより双方向発光素子23の経時劣化に
対応させることができる。
【0054】次に、図16は、双方向発光素子23の発
光面23aでの光出力に応じた送信用モニター信号を得
る送信用モニター受光面24aを有するモニター用半導
体受光素子24の積層上面を、受信信号を得る受信用受
光面24bとして兼用させたものである(請求項9記載
の発明に対応)。この場合、受信用受光面24bに光フ
ァイバ6からの光信号を入射させる手段としては、直接
入射させるか、球レンズ等を用いて入射させてもよい。
これにより、モニター用半導体受光素子24は、単に送
信用のモニター信号を得るモニター機能だけでなく、受
信機能も合わせもつことになるため、送信モードの時は
送信用の双方向発光素子23の光出力モニターとして用
い、受信モードの時は受信用の受光素子として機能させ
ることができる。
【0055】次に、請求項10記載の発明の一実施例を
図17〜図23に基づいて説明する。なお、前述した請
求項1〜9記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0056】本実施例は、前述した請求項8記載の発明
(図14参照)の応用例を示すものである。すなわち、
ここでの送信用端面発光型半導体発光素子としての発光
素子41は、基板1上に活性層1dと光閉じ込め層であ
るクラッド層1c,1eとのダブルヘテロ接合積層構造
を有すると共に、4つの積層端面にそれぞれ発光面41
a(前方向),41b(後方向),41c(左側方
向),41d(右側方向)が形成されている。これら4
つの発光面41a,41b,41c,41dを有する発
光素子41は基板1上に複数個(ここでは、4個)配列
されており、そのうちの前方向に形成された発光面41
aは送信用として用いられる。
【0057】また、前記発光素子41の送信用の発光面
41aの光出射方向と異なる出射方向の発光面41b,
41c,41dの各方向にはモニター用半導体受光素子
42A(後方向),42B(左方向),42C(右方
向)が配置されている。各モニター用半導体受光素子4
2A,42B,42Cの積層端面には、発光面41aで
の光出力に応じた送信用モニター信号を得るための送信
用モニター受光面42a(前方向),42b(左方
向),42c(右方向)がそれぞれ形成されている。
【0058】この場合、モニター用半導体受光素子42
A,42B,42Cは、発光素子41と同一の材料組
成、積層構造をもっており、これらの素子間は分離溝4
を介して隣接した配置となっている。そして、発光素子
41の発光面41b,41c,41dのうちの少なくと
も1ヶ所に、モニター用半導体受光素子42A,42
B,42Cが配置される。
【0059】図17では、4つの発光素子41のそれぞ
れの後方位置にモニター用半導体受光素子42Aを配置
させた例を示すものである。図18はその1チャンネル
分を示すものであり、送信用の発光面41aとは逆方向
の発光面41bに対向して、送信用モニター受光面42
aが配置されている。また、図19から図21までは素
子配置の変形例を示すものである。図19では、発光素
子41のサイドに形成された発光面41cに対向して、
モニター用半導体受光素子42Bの送信用モニター受光
面42cが配置されている。図20は、図18と図19
とを組み合わせた構造であり、発光面41dに対向して
モニター用半導体受光素子42の送信用モニター受光面
42bが配置され、発光面41bに対向して送信用モニ
ター受光面42aが配置されている。図21は、発光素
子41の両サイドにモニター用半導体受光素子42B,
42Cを配置した2チャンネル構成例を示すものであ
り、発光面41cに対向して送信用モニター受光面42
cが配置され、発光面41dに対向して送信用モニター
受光面42bが配置されている。
【0060】このように受発光ともに同一積層構造をと
ることによって、発光素子41だけの場合と比べてプロ
セス上新たな工程の追加とならず、分離溝4をドライエ
ッチング法等で形成する際に用いる平面形状及び配置を
決めるマスクの設計変更だけで済みプロセスの簡略化を
図ることができる。また、図19、図21のように、発
光素子41の発光方向と直交する方向となる側面の両方
又は片方にモニター用半導体受光素子を配置させた場
合、請求項3記載の発明で述べたような受発光素子間の
光学的クロストークを防止するための漏洩光防止壁12
の機能をも合わせもつことができ、しかも、発光部Aに
おける各発光素子41間のクロストークを防ぐ役割も果
たすことができる。また、図20に示すように、電極4
3のコンタクト配置を横方向から行うことにより、モニ
ター用半導体受光素子42の受光面積を大きくとること
ができ、これにより受光効率を一段と向上させることが
できる。
【0061】また、図22は図18の1チャンネルの場
合の側面からの断面形状を示し、図23は図21の2チ
ャンネルの場合の正面からの断面形状を示すものであ
る。この場合、モニター用半導体受光素子42A,42
B,42Cの各送信用モニター受光面42a,42c,
42bによって、発光素子41の後方及び横方向への発
光面41b,41c,41dから出射する光信号を受光
することにより、発光素子41の送信用の発光面41a
の光信号に応じたモニター信号を得ることができる。こ
のモニター信号は、n型の負電極1hとp型の正電極1
iとの間に所定の逆方向電圧を印加することにより得る
ことができる。
【0062】このようにして得られたモニター信号は、
同一の基板1上にある発光部Aの光出力の劣化に対応し
て変化するため、モニター信号値を予め記憶しておいた
基準値データと比較し、その差分値を補正するように発
光部Aの駆動回路にフィードバック制御する。すなわ
ち、発光部Aへ注入される電流パルス幅、電流パルス
数、電流値等を制御することにより、1チップ内での各
発光素子41の光出力を所望とする値に一定に保持する
ことができるため、発光素子41の経時劣化に対応させ
ることができる。従って、このように、製造上の容易さ
を保持しながらも効率の良い受発光を実現させることが
でき、高速な光信号の伝送が行えると共に、信頼性の高
いデータ伝送を行うことができるようになる。
【0063】次に、請求項11記載の発明の一実施例に
ついて説明する。ここでは、これまで述べてきたような
各種の光ファイバ付き光信号伝送装置に、補償機能を持
たせたものである。この補償機能とは、通常の光信号伝
送チャンネル内で故障が発生し、フィードバック信号に
より故障チャンネルが判断されたような時、伝送すべき
光信号を故障チャンネルに替わって伝送する補償用伝送
手段の構成を意味するものである。
【0064】この場合、補償用伝送手段としては、図示
しない、補償用受発光素子や、補償用光ファイバ等によ
り構成される。このような構成とすることにより、光信
号伝送部及び光ファイバが、その用途で使用する最少限
のチャンネル数よりも少なくとも1チャンネル多く確保
されることになるため、一段と信頼性の高いデータ伝送
を行うことができるようになる。
【0065】最後に、光ファイバ付き光信号伝送装置の
作製方法を図24〜図26に基づいて説明する。まず、
図24は、2チャンネル以上のアレイタイプにおける端
面型受発光素子26と光ファイバ27との間の接合方法
を示したものである。端面型受発光素子26は基板28
上に予めピッチを規定して多数個配列されており、基板
28はヒートシンク10を介してベース29上に紫外線
硬化樹脂やエポキシ系の接着剤を用いて接合する。一
方、光ファイバ27も予めアレイ化して配列されたV溝
を有するV溝基板30上に接着剤を用いて固定されてお
り、そのV溝基板30はベース31に紫外線硬化樹脂や
エポキシ系の接着剤を用いて接合されている。光信号の
入出力方向が同一である場合、V溝は、単結晶Si基板
の異方性エッチングを利用して作ることができる。この
ようにして構成された受発光素子アレイ側と光ファイバ
アレイ側との間で位置合わせを行った後、ベース29と
ベース31との間で接合を行うことにより所望とする装
置を作製することができる。
【0066】また、図25は、図24とは異なる作製方
法を示すものである。ここでは、まず、端面型受発光素
子26と光ファイバ27とを突き合わせて結合した後、
治具32を用いて逆さ状態(フェースダウンボンダ法)
にして、Auバンプ33やUV硬化樹脂34の置かれた
ベース35面上に接着固定する。この場合、接着する際
の治具による密着方法としては、上述したように治具3
2を用いてこれに中穴32aを開けておき、真空ポンプ
により引き付けておく方法とか、端面型受発光素子26
と光ファイバ27とを側面から保持する方法などが考え
られる。また、治具32にファイバアレイピッチに適合
したV溝構造を施しておくことにより、光ファイバ27
の配列精度及び端面型受発光素子26との位置合わせの
点で有利となり、コストダウンにもなる。さらに、治具
32の材料としては、前述したSi基板や結晶化ガラ
ス、V溝加工が可能な程度の剛性がとれるものであれば
なんでもよい。
【0067】さらに、図26に示すように、受信用光フ
ァイバ36と送信用光ファイバ37との方向が異なる場
合は、端面と上面との両面型の受発光素子38をフェー
スダウンボンダ法によりベース39面に接合する際に、
その上面と対向するベース39内に穴40を開け受信用
光ファイバ36を通すようにすることにより、受光すべ
き受光面に対するファイバの位置及び方向を自動的に規
定することができる。この受信用光ファイバ36は、フ
ァイバ内の光信号がすべて伝送される条件、すなわち、
例えば、ファイバ径の4倍以上のRで曲げられた後、装
置の外部にでるように設置するとよい。
【0068】従って、このような作製方法をとることに
よって、ベース配線と端面型受発光素子26からの配線
との位置合わせの高精度化や、フェースダウンボンダ法
のマウント時の荷重(衝撃力)制御の高精度化を図るこ
とができ、さらには、接合の際の加圧時のべース面との
平行度の維持を十分保つことができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、基板上に形成さ
れた少なくとも1個の送信用半導体発光素子と、この送
信用半導体発光素子と同一基板上に同一の層構造をもっ
て形成されかつ分離溝により電気的空間的に分断された
少なくとも1個の受信用半導体受光素子と、前記送信用
半導体発光素子及び前記受信用半導体受光素子と伝送す
べき光信号を送受信するための光ファイバとより構成し
たので、パラレルデータ伝送に代表される伝送データの
大容量化及び装置の小型化を図ることができるものであ
る。
【0070】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、送信用半導体発光素子の発光方向と受信用
半導体受光素子の受光方向とを一致させて形成したの
で、入出力させる光ファイバの方向を同一、すなわち、
受発光の光軸を一致させることができ、これにより、入
出力用の光ファイバを一括実装しやすくさせることがで
き、装置の小型化、製造上の簡易化を図ることができる
ものである。
【0071】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、同一基板上に形成された少なくとも送信用
半導体発光素子と受信用半導体受光素子との間の境界部
に、光学的クロストークを防止するための漏洩光防止壁
を設けたので、発光方向の光と受光方向の光とが相互に
影響し合うことなく、データ伝送の上で信頼性を一段と
確保することができるものである。
【0072】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、送信用半導体発光素子及び受信用半導体受
光素子を活性層と光閉じ込め層であるクラッド層とのダ
ブルヘテロ接合積層構造により形成し、光ファイバへ光
信号を送信するための前記送信用半導体発光素子を積層
端面に形成し、前記光ファイバから光信号を受光するた
めの前記受信用半導体受光素子を積層面上に形成したの
で、効率の良い受発光を実現させているため高速な光信
号の伝送ができると共に、パラレルデータ伝送に代表さ
れる伝送データの大容量化及び装置の小型化を実現させ
ることができるものである。
【0073】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、受信用半導体受光素子の受光部分に相当す
る積層面上の面積を、送信用半導体発光素子での積層面
上の面積よりも大きく形成したので、請求項4記載の発
明と同一の効果を得ることができるものである。
【0074】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明において、受信用半導体受光素子の受光前面に光ファ
イバからの光信号を集光させるための集光部材を配した
ので、請求項4記載の発明と同一の効果を得ることがで
きるものである。
【0075】請求項7記載の発明は、基板上に送信のた
めの発光と受信のための受光とを同一の層構造により行
う少なくとも1個の送受信用半導体素子と、この送受信
用半導体素子と伝送すべき光信号を送受信するための光
ファイバと、前記送受信用半導体素子の送信又は受信へ
の切換えを行う信号切換え手段とより構成したので、従
来よりも光ファイバ数を減らし、カップリングの容易化
及び製造上の簡易化を図ることができ、これによりコス
ト低減を一段と行うことができるものである。
【0076】請求項8記載の発明は、基板上に活性層と
光閉じ込め層であるクラッド層とのダブルヘテロ接合積
層構造を有しかつ積層端面に発光面の形成された少なく
とも1個の送信用端面発光型半導体発光素子と、この送
信用端面発光型半導体発光素子と同一の層構造をもちか
つその発光面の光出射方向と反対側の後方位置に前記発
光面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送信
用モニター受光面を有するモニター用半導体受光素子と
より構成したので、効率の良い受発光を実現させ高速な
光信号の伝送が行えると共に、信頼性の高いデータ伝送
を行うことができるものである。
【0077】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、送信用端面発光型半導体発光素子の発光面
での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送信用モ
ニター受光面を有するモニター用半導体受光素子の積層
上面に、受信用信号を得る受信用信号受光面を付加した
ので、パラレルデータ伝送に代表される伝送データの大
容量化及び装置の小型化を図ることができるものであ
る。
【0078】請求項10記載の発明は、基板上に活性層
と光閉じ込め層であるクラッド層とのダブルヘテロ接合
積層構造を有しかつ積層端面に発光面の形成された少な
くとも1個の送信用端面発光型半導体発光素子と、この
送信用端面発光型半導体発光素子と同一の層構造をもち
かつその発光面の光出射方向と異なる方向位置に前記発
光面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送信
用モニター受光面を有する少なくとも1個のモニター用
半導体受光素子とより構成したので、製造上の容易さを
保持しながらも効率の良い受発光を実現させ高速な光信
号の伝送を行うことができ、しかも、信頼性の高いデー
タ伝送を行うことができるものである。
【0079】請求項11記載の発明は、請求項1,7,
8又は10記載の発明において、通常の光信号伝送チャ
ンネル内で故障が発生しフィードバック信号により故障
チャンネルが判断された時、伝送すべき光信号を故障チ
ャンネルに替わって伝送する補償用伝送手段を設けたの
で、データ伝送時に発生した故障チャンネルに替わって
伝送データを行うことができ、これにより信頼性が一段
と高いデータ伝送を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2記載の発明の一実施例である光フ
ァイバ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図2】面型半導体素子の配列方向を変えた例を示す斜
視図である。
【図3】端面型半導体素子を用いた構成例を示す斜視図
である。
【図4】面型半導体素子の受発光部の形状を示す断面図
である。
【図5】端面型半導体素子の受発光部の形状を示す断面
図である。
【図6】請求項3記載の発明の一実施例である光ファイ
バ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図7】請求項4,5記載の発明の一実施例である光フ
ァイバ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図8】図7の外観構成を示す斜視図である。
【図9】請求項6記載の発明の一実施例である集光部材
を備えた受光部の構成を示す構成図である。
【図10】(a)は集光部材として球レンズを用いた構
成例を示す断面図、(b)はその上面図である。
【図11】集光部材の他の構成例を示す断面図である。
【図12】請求項7記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】送信モードと受信モードとを別個にON、O
FFさせる場合の機構を示す斜視図である。
【図14】請求項8記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図15】モニター用半導体受光素子の形状を示す断面
図である。
【図16】請求項9記載の発明の一実施例である光ファ
イバ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図17】請求項10記載の発明の一実施例である光フ
ァイバ付き光信号伝送装置の構成を示す斜視図である。
【図18】発光素子の後方をモニター受光面とした場合
の様子を示す斜視図である。
【図19】発光素子のサイド側面をモニター受光面とし
た場合の様子を示す斜視図である。
【図20】発光素子の後方及びサイド側面をモニター受
光面とした場合の様子を示す斜視図である。
【図21】発光素子の両方のサイド側面をモニター受光
面とした2チャンネル構成の場合の様子を示す斜視図で
ある。
【図22】図18をサイド側面からみた断面図である。
【図23】図21を正面からみた断面図である。
【図24】光ファイバ付き光信号伝送装置の製造方法を
示す側面図である。
【図25】光ファイバ付き光信号伝送装置の他の製造方
法を示す側面図である。
【図26】光ファイバ付き光信号伝送装置の他の製造方
法を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基板 1d 活性層 1c,1e クラッド層 2 送信用半導体発光素子 3 受信用半導体受光素子 4 分離溝 5,6 光ファイバ 12 漏洩光防止壁 13〜16 集光部材 17 送受信用半導体素子 18 光ファイバ 19 信号切換え手段 23 送信用端面発光型半導体発光素子 23a 発光面 24 モニター用半導体受光素子 24a 送信用モニター受光面 24b 受信用受光面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された少なくとも1個の送
    信用半導体発光素子と、この送信用半導体発光素子と同
    一基板上に同一の層構造をもって形成されかつ分離溝に
    より電気的空間的に分断された少なくとも1個の受信用
    半導体受光素子と、前記送信用半導体発光素子及び前記
    受信用半導体受光素子と伝送すべき光信号を送受信する
    ための光ファイバとよりなることを特徴とする光ファイ
    バ付き光信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信用半導体発光素子の発光方向と受信
    用半導体受光素子の受光方向とを一致させて形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ付き光信号伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 同一基板上に形成された少なくとも送信
    用半導体発光素子と受信用半導体受光素子との間の境界
    部に、光学的クロストークを防止するための漏洩光防止
    壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    付き光信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 送信用半導体発光素子及び受信用半導体
    受光素子を活性層と光閉じ込め層であるクラッド層との
    ダブルヘテロ接合積層構造により形成し、光ファイバへ
    光信号を送信するための前記送信用半導体発光素子を積
    層端面に形成し、前記光ファイバから光信号を受光する
    ための前記受信用半導体受光素子を積層面上に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ付き光信号
    伝送装置。
  5. 【請求項5】 受信用半導体受光素子の受光部分に相当
    する積層面上の面積を、送信用半導体発光素子での積層
    面上の面積よりも大きく形成したことを特徴とする請求
    項4記載の光ファイバ付き光信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 受信用半導体受光素子の受光前面に、光
    ファイバからの光信号を集光させるための集光部材を配
    したことを特徴とする請求項4記載の光ファイバ付き光
    信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 基板上に送信のための発光と受信のため
    の受光とを同一の層構造により行う少なくとも1個の送
    受信用半導体素子と、この送受信用半導体素子と伝送す
    べき光信号を送受信するための光ファイバと、前記送受
    信用半導体素子の送信又は受信への切換えを行う信号切
    換え手段とよりなることを特徴とする光ファイバ付き光
    信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 基板上に活性層と光閉じ込め層であるク
    ラッド層とのダブルヘテロ接合積層構造を有しかつ積層
    端面に発光面の形成された少なくとも1個の送信用端面
    発光型半導体発光素子と、この送信用端面発光型半導体
    発光素子と同一の層構造をもちかつその発光面の光出射
    方向と反対側の後方位置に前記発光面での光出力に応じ
    た送信用モニター信号を得る送信用モニター受光面を有
    するモニター用半導体受光素子とよりなることを特徴と
    する光ファイバ付き光信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 送信用端面発光型半導体発光素子の発光
    面での光出力に応じた送信用モニター信号を得る送信用
    モニター受光面を有するモニター用半導体受光素子の積
    層上面に、受信用信号を得る受信用信号受光面を付加し
    たことを特徴とする請求項8記載の光ファイバ付き光信
    号伝送装置。
  10. 【請求項10】 基板上に活性層と光閉じ込め層である
    クラッド層とのダブルヘテロ接合積層構造を有しかつ積
    層端面に発光面の形成された少なくとも1個の送信用端
    面発光型半導体発光素子と、この送信用端面発光型半導
    体発光素子と同一の層構造をもちかつその発光面の光出
    射方向と異なる方向位置に前記発光面での光出力に応じ
    た送信用モニター信号を得る送信用モニター受光面を有
    する少なくとも1個のモニター用半導体受光素子とより
    なることを特徴とする光ファイバ付き光信号伝送装置。
  11. 【請求項11】 通常の光信号伝送チャンネル内で故障
    が発生しフィードバック信号により故障チャンネルが判
    断された時、伝送すべき光信号を故障チャンネルに替わ
    って伝送する補償用伝送手段を設けたことを特徴とする
    請求項1,7,8又は10記載の光ファイバ付き光信号
    伝送装置。
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