JPH0623081B2 - 軟体動物の抑制方法 - Google Patents
軟体動物の抑制方法Info
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- JPH0623081B2 JPH0623081B2 JP63330762A JP33076288A JPH0623081B2 JP H0623081 B2 JPH0623081 B2 JP H0623081B2 JP 63330762 A JP63330762 A JP 63330762A JP 33076288 A JP33076288 A JP 33076288A JP H0623081 B2 JPH0623081 B2 JP H0623081B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/50—Treatment of water, waste water, or sewage by addition or application of a germicide or by oligodynamic treatment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/72—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
- A01N43/74—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3
- A01N43/78—1,3-Thiazoles; Hydrogenated 1,3-thiazoles
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、海水性及び淡水性軟体動物による汚染を化学
化合物である2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチア
ゾールの使用により抑制するための方法に関する。
化合物である2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチア
ゾールの使用により抑制するための方法に関する。
詳細には、本発明は、地下潅漑系、市営水処理設備、河
川の砂及び砂利操業、並びに原料水を利用する産業設
備、特に冷却系及び防火系、を汚染する軟体動物の抑制
に関する。更に詳細には、本発明は、淡水系の淡水性軟
体動物、特にコービキュラ(Corbicula)属(genus)のアジ
ア二枚貝(Asiatic clam){コービキュラ・フルミニア(C
orbicula fluminea)(以降、C.フルミニアと称するこ
とがある)が最も一般的}の種による汚染の抑制に関す
る。
川の砂及び砂利操業、並びに原料水を利用する産業設
備、特に冷却系及び防火系、を汚染する軟体動物の抑制
に関する。更に詳細には、本発明は、淡水系の淡水性軟
体動物、特にコービキュラ(Corbicula)属(genus)のアジ
ア二枚貝(Asiatic clam){コービキュラ・フルミニア(C
orbicula fluminea)(以降、C.フルミニアと称するこ
とがある)が最も一般的}の種による汚染の抑制に関す
る。
汚染の問題は、給水設備系や冷却水系中の未成熟な軟体
動物の付着と成長及び水濃縮器系の濃縮管中の若い成熟
体の定住によって起こり、これらの系の操業性と安全性
に対して有害な影響をもたらす。地下燃料系において、
問題は、濃縮管、表面水熱交換器及び防火系の栓化に関
連する。原子力プラントにおいては、給水設備水系及び
緊急な反応冷却系の操業停止を含む、追加の封鎖状態の
問題が起こるかもしれない。
動物の付着と成長及び水濃縮器系の濃縮管中の若い成熟
体の定住によって起こり、これらの系の操業性と安全性
に対して有害な影響をもたらす。地下燃料系において、
問題は、濃縮管、表面水熱交換器及び防火系の栓化に関
連する。原子力プラントにおいては、給水設備水系及び
緊急な反応冷却系の操業停止を含む、追加の封鎖状態の
問題が起こるかもしれない。
C.フルミニアにより脅かされる最も深刻なおそれに、
原子力発電所及び地下燃料発電所のその大汚染がある。
発電所において、生体の殻や二枚貝の死骸が蒸気濃縮器
及び給水設備系を汚染する。二枚貝は、これらの系に未
成熟体又は成熟体として水の流れで運ばれて入り、定住
し、成長し、繁殖し、操業を深刻に危うくさせ妨げる程
度まで水流を減少させるような数に蓄積する。{ゴス(G
oss)氏等著、「蒸気発電所におけるコービキュラの抑制
研究(Control studies for Corbicula on steam electr
ic generating plants)」ジェー・シー・ブリトン(J.C.
Britton)(版)、会報、第一回国際コービキュラ・シン
ポジウムFirst International Corbicula Symposium)、
テキサス・クリスチヤン大学研究基金、フオート・ウオ
ース、テキサス州、第139〜151頁(1979年)
参照} C.フルミニアは、原子力発電所において、特に危険な
大汚染種である。というのは、C.フルミニアが同時に
第一次系及び第二次(予備)系を汚染し、従って、安全
保証装置の運転を危うくするからである{ヘネガー(Hen
egar)氏等、「原子力発電所給水設備系の二枚貝汚染。
生物汚染の安全重要性を増大するかも知れない要因(Biv
alve Fouling of Nuclear Plant Service-Water Syste
m. Factors that may Intensify the Safety Consequen
ces of Biofouling)」NRC FIN B2463,N
UREG/CR−4070,PNL−5300,Vo
1.3 Div.ラジエーシヨン・プログラム・アンド
・アース・サイエンス(Radiation Programs and Earth
Sciences)、ニユクレア・レギユレトリー・リサーチ事
務局、合衆国ニユクレア・レギユレトリー委員会、ワシ
ントンD.C.、第51頁(1985年)参照}。主な
生物汚染事件は、アーカンソー州(アーカンソー・ニユ
クレアI)、ブラウンズ・フエリー、アラバマ州及びボ
ールドウイン、イリノイ州の原子力発電所で報告されて
いる(ヘネガー氏等、上掲)。このような事件により、
合衆国ニユクレア・レギユレトリー・エージエンシー
は、合衆国内の総ての電子力発電所に、その事業所及び
原料水源内のこの種(C.フルミニア)についての検査
及び報告を要求する広報を発行した{合衆国ニユクレア
・レギユレトリー・エージエンシー(USNRC)「安
全構成要素に対する冷却水の流れ破壊(Flow Blockage o
f Cooling Water to Safety Components)」広報No.
81−03、検査及び実施事務局、合衆国ニユクレア・
レギユレトリー委員会、ワシントンD.C.、第6頁
(1981年)参照}。これ及びその他のデータは、合
衆国内のC.フルミニアの知られている地理的範囲内の
32箇所の原子力発電所のうち、19箇所が既に様々な
程度の厳しさの侵入を報告し、そして他の11箇所が知
られている集団にごく接近しているということを示して
いる{カウンツCounts)氏「原子力施設におけるコービ
キュラ・フルミニアの分布(Distribution of Corbicula
fluminea at Nuclear Facilities)」NRC FIN
B8675,NUREG/CR−4233,Div.、
エンジニアリング、ニユクレア・リアクター・レギユレ
ーシヨン事務局、合衆国ニユクレア・レギユレトリー委
員会、ワシントンD.C.、第79頁(1985年)参
照}。従って、現在、C.フルミニアによる大汚染は、
原子力産業において危険と損害の多い問題をもたらして
いる。
原子力発電所及び地下燃料発電所のその大汚染がある。
発電所において、生体の殻や二枚貝の死骸が蒸気濃縮器
及び給水設備系を汚染する。二枚貝は、これらの系に未
成熟体又は成熟体として水の流れで運ばれて入り、定住
し、成長し、繁殖し、操業を深刻に危うくさせ妨げる程
度まで水流を減少させるような数に蓄積する。{ゴス(G
oss)氏等著、「蒸気発電所におけるコービキュラの抑制
研究(Control studies for Corbicula on steam electr
ic generating plants)」ジェー・シー・ブリトン(J.C.
Britton)(版)、会報、第一回国際コービキュラ・シン
ポジウムFirst International Corbicula Symposium)、
テキサス・クリスチヤン大学研究基金、フオート・ウオ
ース、テキサス州、第139〜151頁(1979年)
参照} C.フルミニアは、原子力発電所において、特に危険な
大汚染種である。というのは、C.フルミニアが同時に
第一次系及び第二次(予備)系を汚染し、従って、安全
保証装置の運転を危うくするからである{ヘネガー(Hen
egar)氏等、「原子力発電所給水設備系の二枚貝汚染。
生物汚染の安全重要性を増大するかも知れない要因(Biv
alve Fouling of Nuclear Plant Service-Water Syste
m. Factors that may Intensify the Safety Consequen
ces of Biofouling)」NRC FIN B2463,N
UREG/CR−4070,PNL−5300,Vo
1.3 Div.ラジエーシヨン・プログラム・アンド
・アース・サイエンス(Radiation Programs and Earth
Sciences)、ニユクレア・レギユレトリー・リサーチ事
務局、合衆国ニユクレア・レギユレトリー委員会、ワシ
ントンD.C.、第51頁(1985年)参照}。主な
生物汚染事件は、アーカンソー州(アーカンソー・ニユ
クレアI)、ブラウンズ・フエリー、アラバマ州及びボ
ールドウイン、イリノイ州の原子力発電所で報告されて
いる(ヘネガー氏等、上掲)。このような事件により、
合衆国ニユクレア・レギユレトリー・エージエンシー
は、合衆国内の総ての電子力発電所に、その事業所及び
原料水源内のこの種(C.フルミニア)についての検査
及び報告を要求する広報を発行した{合衆国ニユクレア
・レギユレトリー・エージエンシー(USNRC)「安
全構成要素に対する冷却水の流れ破壊(Flow Blockage o
f Cooling Water to Safety Components)」広報No.
81−03、検査及び実施事務局、合衆国ニユクレア・
レギユレトリー委員会、ワシントンD.C.、第6頁
(1981年)参照}。これ及びその他のデータは、合
衆国内のC.フルミニアの知られている地理的範囲内の
32箇所の原子力発電所のうち、19箇所が既に様々な
程度の厳しさの侵入を報告し、そして他の11箇所が知
られている集団にごく接近しているということを示して
いる{カウンツCounts)氏「原子力施設におけるコービ
キュラ・フルミニアの分布(Distribution of Corbicula
fluminea at Nuclear Facilities)」NRC FIN
B8675,NUREG/CR−4233,Div.、
エンジニアリング、ニユクレア・リアクター・レギユレ
ーシヨン事務局、合衆国ニユクレア・レギユレトリー委
員会、ワシントンD.C.、第79頁(1985年)参
照}。従って、現在、C.フルミニアによる大汚染は、
原子力産業において危険と損害の多い問題をもたらして
いる。
合衆国内のC.フルミニアの知られている地理的範囲内
で、何百もの地下燃料発電所があり、その原料水系もま
たこの種による大汚染を受けやすい。原子力発電所と同
様、かかる大汚染は、損傷した設備の修理と交換に経費
のかかる操業停止を必要とすると同時に、二枚貝の侵入
を抑制するのに有効でないと一般に分かっている防汚設
備の高価でしばしば無駄な改造を必要とする。
で、何百もの地下燃料発電所があり、その原料水系もま
たこの種による大汚染を受けやすい。原子力発電所と同
様、かかる大汚染は、損傷した設備の修理と交換に経費
のかかる操業停止を必要とすると同時に、二枚貝の侵入
を抑制するのに有効でないと一般に分かっている防汚設
備の高価でしばしば無駄な改造を必要とする。
産業界及び原子力発電所の給水設備系のC.フルミニア
による大汚染を減少させるために、多くの抑制方法論が
開発されてきつつあるが、完全に有効なものは立証され
ていない。
による大汚染を減少させるために、多くの抑制方法論が
開発されてきつつあるが、完全に有効なものは立証され
ていない。
発電所並びに産業給水設備系及び補助水系のC.フルミ
ニアの大汚染の抑制は、主に塩素処理によっていた。こ
れらの系の吸い込み口の流れに運ばれた未成熟二枚貝を
殺すために、塩素の望ましい残留分は、連続適用につい
ては1リツトル当たり0.5〜1.0μg、又は100
〜150時間の期間については1リツトル当たり500
μgである{チエリー(Cherry)氏等、「バージニア州、
セルコ・プラントにおけるコービキユラ汚染及び抑制測
定(Corbicula fouling and control measures at the C
elco Plant,Virginia)」アム・マラコル・ブル(Am.Malac
ol.Bull.)特集号No.2、第69〜81頁(1986
年);マチス(Mattice)氏、「特にコービキユラでの淡
水大汚染及び抑制(Freshwater macrofouling and contr
ol with emphasis on Corbicula)」、コンデンサー大汚
染抑制テクノロジーのシンポジウム(Symposium on Cond
enser Macrofouling Control Technologies)、ザ・ステ
ート・オブ・ジ・アート(The State of the Art)、エレ
クトリツク・パワー・リサーチ・インステイテユート、
パロ・アルト、カリフオルニア州、4−1〜4−30
(1983年);及びシンクレア(Sinclair)氏等、「テ
ネシー州において紹介されたアジア・クラム(コービキ
ユラ)の更なる研究(Further Studies on the Introduc
ed Asiatic Clam(Corbicula)in Tennessee)」、テネシー
・ストリーム・ポリユーシヨン・コントロール・ボード
(Tennessee Stream Pollition Control Board)、テネシ
ー州公衆衛生局(Tennessee Department of Public Heal
th)、ナツシユビル、第76頁(1963年)}。
ニアの大汚染の抑制は、主に塩素処理によっていた。こ
れらの系の吸い込み口の流れに運ばれた未成熟二枚貝を
殺すために、塩素の望ましい残留分は、連続適用につい
ては1リツトル当たり0.5〜1.0μg、又は100
〜150時間の期間については1リツトル当たり500
μgである{チエリー(Cherry)氏等、「バージニア州、
セルコ・プラントにおけるコービキユラ汚染及び抑制測
定(Corbicula fouling and control measures at the C
elco Plant,Virginia)」アム・マラコル・ブル(Am.Malac
ol.Bull.)特集号No.2、第69〜81頁(1986
年);マチス(Mattice)氏、「特にコービキユラでの淡
水大汚染及び抑制(Freshwater macrofouling and contr
ol with emphasis on Corbicula)」、コンデンサー大汚
染抑制テクノロジーのシンポジウム(Symposium on Cond
enser Macrofouling Control Technologies)、ザ・ステ
ート・オブ・ジ・アート(The State of the Art)、エレ
クトリツク・パワー・リサーチ・インステイテユート、
パロ・アルト、カリフオルニア州、4−1〜4−30
(1983年);及びシンクレア(Sinclair)氏等、「テ
ネシー州において紹介されたアジア・クラム(コービキ
ユラ)の更なる研究(Further Studies on the Introduc
ed Asiatic Clam(Corbicula)in Tennessee)」、テネシー
・ストリーム・ポリユーシヨン・コントロール・ボード
(Tennessee Stream Pollition Control Board)、テネシ
ー州公衆衛生局(Tennessee Department of Public Heal
th)、ナツシユビル、第76頁(1963年)}。
給水を水源に戻す系において、塩素処理は、一般に、2
4時間毎に2時間についてのみ、合衆国環境保護庁の規
則により許可されている{合衆国環境保護庁(USEP
A)、「清水法令下の廃液限度指針、前処理基準及び新
水源性能基準;スチーム電力発電地点の水源部門(Efflu
ent limitations guidelines,pretreatment standards
and new source performance standards under Clean W
ater Act;steam electric power generating point sou
rce category)」、40 CFR,125及び423部、
フエデラル・レジスター45(200):68328−
68337(1980年)参照}ので、C.フルミニア
大汚染を抑制するのに、たいして、有効でないことが証
明されている{ページ(Page)氏等「コービキユラによる
発電所給水設備系の生物汚染(Biofouling of power pla
nt service water systems by Corbicula)」アム・マラ
コル・ブル(Am.Malacol.Bull.)特集号 No.2、第4
1〜45頁(1986年)参照}。一層大量の塩素処理
はパイプの腐食を一層悪化させるかもしれない。そし
て、C.フルミニアは、これらの系の低流速領域の腐食
生成物及び沈泥の堆積している中に入り込むとき、それ
は、塩素処理の毒性効果から完全に絶縁されるようにな
る{ジヨンソン(Johnson)氏等、「原子力給水設備系の
コービキユラ汚染に及ぼす工学因子(Engineering facto
rs influencing Corbicula fouling in nuclear servic
e water systems)」アム・マラコル・ブル(Am.Malacol.B
ull.)特集号 No.2、第47〜52頁(1986
年)参照}。
4時間毎に2時間についてのみ、合衆国環境保護庁の規
則により許可されている{合衆国環境保護庁(USEP
A)、「清水法令下の廃液限度指針、前処理基準及び新
水源性能基準;スチーム電力発電地点の水源部門(Efflu
ent limitations guidelines,pretreatment standards
and new source performance standards under Clean W
ater Act;steam electric power generating point sou
rce category)」、40 CFR,125及び423部、
フエデラル・レジスター45(200):68328−
68337(1980年)参照}ので、C.フルミニア
大汚染を抑制するのに、たいして、有効でないことが証
明されている{ページ(Page)氏等「コービキユラによる
発電所給水設備系の生物汚染(Biofouling of power pla
nt service water systems by Corbicula)」アム・マラ
コル・ブル(Am.Malacol.Bull.)特集号 No.2、第4
1〜45頁(1986年)参照}。一層大量の塩素処理
はパイプの腐食を一層悪化させるかもしれない。そし
て、C.フルミニアは、これらの系の低流速領域の腐食
生成物及び沈泥の堆積している中に入り込むとき、それ
は、塩素処理の毒性効果から完全に絶縁されるようにな
る{ジヨンソン(Johnson)氏等、「原子力給水設備系の
コービキユラ汚染に及ぼす工学因子(Engineering facto
rs influencing Corbicula fouling in nuclear servic
e water systems)」アム・マラコル・ブル(Am.Malacol.B
ull.)特集号 No.2、第47〜52頁(1986
年)参照}。
C.フルミニアの抑制の有効性について、塩素以外の多
くの殺軟体動物剤を試験したが、これらの有効性または
実用性が証明されていない(マチス氏、上掲)。防汚塗
料、被覆及び徐放毒性ペレツトは、二枚貝を殺すのに有
効であるように思われるが(マチス氏、上掲)、しか
し、それらの相対的に短い半減期及び応用の難しさか
ら、現存の給水設備系の利用を可能にもしないし費用効
果的にもしない。
くの殺軟体動物剤を試験したが、これらの有効性または
実用性が証明されていない(マチス氏、上掲)。防汚塗
料、被覆及び徐放毒性ペレツトは、二枚貝を殺すのに有
効であるように思われるが(マチス氏、上掲)、しか
し、それらの相対的に短い半減期及び応用の難しさか
ら、現存の給水設備系の利用を可能にもしないし費用効
果的にもしない。
従って、産業及び発電所の原料水系において、C.フル
ミニアによる大汚染を抑制するための、環境的に安全
で、費用効果的であり、一層高い効力の殺軟体動物剤の
開発について大きな誘因がある。今日まで、発電所又は
その他の産業現場の原料水系のC.フルミニア大汚染の
抑制について完全に満足のいく、前記のような殺軟体動
物剤は判明していない。
ミニアによる大汚染を抑制するための、環境的に安全
で、費用効果的であり、一層高い効力の殺軟体動物剤の
開発について大きな誘因がある。今日まで、発電所又は
その他の産業現場の原料水系のC.フルミニア大汚染の
抑制について完全に満足のいく、前記のような殺軟体動
物剤は判明していない。
C.フルミニア(アジア二枚貝)等の種を含む二枚貝軟
体動物の生態は、発電所の水系中で定着し、成長するの
に特に適している。アジア二枚貝は淡水系中で大量に見
いだされる。マツクマホン(McMahon)氏及びウイリアム
ズ(Williams)氏は、テキサス州のトリニテイー川(Trini
ty River)及びベンブルツク湖(Benbrook Lake)地域で1
平方メートル当たり1000の二枚貝の1集団を測定し
た{マツクホン氏等、「コービキユラ・フルミニア(マ
ラー(Muller))(ビバルビア(Bivalvia):コービキユラ
セア(Corbiculacea))の自然集団及び野に閉じ込められ
ている個体における成長速度、生存期間、生活環及び集
団変化形態の再評価(Areassessment of growth rate,li
fe span,life cycles and population dynamics in a n
atural population and field caged individuals of C
orbicula fluminea(Muller)(Bivalvia:Corbiculace
a))」、アム・マラコル・ブル(Am.Malacol.Bull.)特
集号 No.2、第151〜166頁(1986年)参
照}。発電所は大量の給水を必要とするので、大きな川
又は湖に接してある。水は用水路により給水源から引か
れる。二枚貝は、一個の二枚貝当たり数千個になりうる
幼生体の生産に好ましいこれらの用水路に見いだされ
る。幼生期及び小さな成熟体は、プラント中に岩屑の通
過を阻止するために使用されるスクリーンを通過するの
に充分小さい。次いで幼生体は、幼生体自身で、表面に
吸着足及び粘着性の足糸の付着糸により付着する。
体動物の生態は、発電所の水系中で定着し、成長するの
に特に適している。アジア二枚貝は淡水系中で大量に見
いだされる。マツクマホン(McMahon)氏及びウイリアム
ズ(Williams)氏は、テキサス州のトリニテイー川(Trini
ty River)及びベンブルツク湖(Benbrook Lake)地域で1
平方メートル当たり1000の二枚貝の1集団を測定し
た{マツクホン氏等、「コービキユラ・フルミニア(マ
ラー(Muller))(ビバルビア(Bivalvia):コービキユラ
セア(Corbiculacea))の自然集団及び野に閉じ込められ
ている個体における成長速度、生存期間、生活環及び集
団変化形態の再評価(Areassessment of growth rate,li
fe span,life cycles and population dynamics in a n
atural population and field caged individuals of C
orbicula fluminea(Muller)(Bivalvia:Corbiculace
a))」、アム・マラコル・ブル(Am.Malacol.Bull.)特
集号 No.2、第151〜166頁(1986年)参
照}。発電所は大量の給水を必要とするので、大きな川
又は湖に接してある。水は用水路により給水源から引か
れる。二枚貝は、一個の二枚貝当たり数千個になりうる
幼生体の生産に好ましいこれらの用水路に見いだされ
る。幼生期及び小さな成熟体は、プラント中に岩屑の通
過を阻止するために使用されるスクリーンを通過するの
に充分小さい。次いで幼生体は、幼生体自身で、表面に
吸着足及び粘着性の足糸の付着糸により付着する。
一旦付着すると、未成熟体は成熟体に成長する。1〜3
カ月のうちに、未成熟体及び小さい成熟体は大きくな
り、その結果、濃縮管中に流されてきたとき、管中に入
り、その中で小粒子材料の蓄積を起こし得る。それによ
り、管を完全に詰まらせてしまう。このようにして、充
分な数の管が詰まるならば、その効率に重大な影響を与
える程度まで、濃縮管からの水の流れが減少し、それに
より、工場を操業停止にし、堆積した殻やその他の残骸
の手作業による除去を余儀なくされる。
カ月のうちに、未成熟体及び小さい成熟体は大きくな
り、その結果、濃縮管中に流されてきたとき、管中に入
り、その中で小粒子材料の蓄積を起こし得る。それによ
り、管を完全に詰まらせてしまう。このようにして、充
分な数の管が詰まるならば、その効率に重大な影響を与
える程度まで、濃縮管からの水の流れが減少し、それに
より、工場を操業停止にし、堆積した殻やその他の残骸
の手作業による除去を余儀なくされる。
二枚貝は、濃縮管中で成長しないが、しかし、給水、特
に、スクリーニングに続く湾からの流れにより濃縮管中
に運ばれる。給水設備系に運ばれた未成熟の二枚貝は、
その場で成長し、そして、かかる給水設備系は、そこで
成長した成熟体と流れにより運ばれてきた成熟体との両
方により、詰まってしまうであろう。従って、汚染の抑
制は、成熟二枚貝、未成熟二枚貝を殺すことにより、又
は、表面に未成熟体の付着を防止することにより達成で
きるであろう。
に、スクリーニングに続く湾からの流れにより濃縮管中
に運ばれる。給水設備系に運ばれた未成熟の二枚貝は、
その場で成長し、そして、かかる給水設備系は、そこで
成長した成熟体と流れにより運ばれてきた成熟体との両
方により、詰まってしまうであろう。従って、汚染の抑
制は、成熟二枚貝、未成熟二枚貝を殺すことにより、又
は、表面に未成熟体の付着を防止することにより達成で
きるであろう。
本発明の化学化合物、2−(チオシアノメチルチオ)ベ
ンゾチアゾール(TCMTB)は、驚いたことに、成熟
体及び未成熟体の双方に対して殺軟体動物剤であるこ
と、及び、表面に対する幼生体の付着を防止することが
見いだされた。TCMTBは、細菌、菌類及び藻類等の
単純微生物の抑制のための使用の歴史は長い(米国特許
第3,463,785号明細書及び第3,520,97
6号明細書)が、これら該単純微生物は、軟体動物と違
って、複雑な巨大な無脊椎動物ではない。
ンゾチアゾール(TCMTB)は、驚いたことに、成熟
体及び未成熟体の双方に対して殺軟体動物剤であるこ
と、及び、表面に対する幼生体の付着を防止することが
見いだされた。TCMTBは、細菌、菌類及び藻類等の
単純微生物の抑制のための使用の歴史は長い(米国特許
第3,463,785号明細書及び第3,520,97
6号明細書)が、これら該単純微生物は、軟体動物と違
って、複雑な巨大な無脊椎動物ではない。
2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールの使用
がコービキユラ属の未成熟及び成熟軟体動物の生存を減
少させることが見いだされた。更に、軟体動物の幼生期
の、表面に対してくっつく能力を、該薬品の存在下で損
なうことが見いだされた。
がコービキユラ属の未成熟及び成熟軟体動物の生存を減
少させることが見いだされた。更に、軟体動物の幼生期
の、表面に対してくっつく能力を、該薬品の存在下で損
なうことが見いだされた。
軟体動物による汚染を抑制するのに必要なTCMTBの
有効量は、当業界の熟達者により容易に決定できる。水
百万部当たり0.5〜500部の化合物の量が特に好ま
しい。
有効量は、当業界の熟達者により容易に決定できる。水
百万部当たり0.5〜500部の化合物の量が特に好ま
しい。
用水路に入って来る水又は湾の水への有効量の2−(チ
オシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールの添加は、軟体
動物が定住し成熟軟体動物に成長する前に、幼生体を殺
し、それにより、内部水系の構造部分の成長に続く遮断
をもたらす軟体動物の侵入を抑制させうる。処理率の拡
大により、成熟軟体動物の絶滅が達成され、成熟体によ
る汚染の問題を根絶する。追加される特徴に、水系の内
部表面に付着する幼生体の数の減少であり、続く成熟体
への成長を避けることがある。
オシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールの添加は、軟体
動物が定住し成熟軟体動物に成長する前に、幼生体を殺
し、それにより、内部水系の構造部分の成長に続く遮断
をもたらす軟体動物の侵入を抑制させうる。処理率の拡
大により、成熟軟体動物の絶滅が達成され、成熟体によ
る汚染の問題を根絶する。追加される特徴に、水系の内
部表面に付着する幼生体の数の減少であり、続く成熟体
への成長を避けることがある。
TCMTBは、発電所に見られるような水系の処理に適
している。というのは、TCMTBは低濃度で使用で
き、処理工程中に消散させることができるからである。
従って、水の収容体に戻る水を汚染することは考えられ
ない。
している。というのは、TCMTBは低濃度で使用で
き、処理工程中に消散させることができるからである。
従って、水の収容体に戻る水を汚染することは考えられ
ない。
次の実施例は本発明の実施態様であり、本発明の範囲と
精神を限定するものとして認識すべきでない。
精神を限定するものとして認識すべきでない。
実施例 討論 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール(TC
MTB)の有効性を、アジア二枚貝(C.フルミニア)
の未成熟体及び成熟体を使用する実験室的実験で証明し
た。TCMTBを、適当な溶媒の30%溶液(活性成分
基準)として試験した。
MTB)の有効性を、アジア二枚貝(C.フルミニア)
の未成熟体及び成熟体を使用する実験室的実験で証明し
た。TCMTBを、適当な溶媒の30%溶液(活性成分
基準)として試験した。
未成熟体:材料及び方法 TCMTBの未成熟C.フルミニアに対する毒性の静的
試験のために、テキサス州、アーリントン市近くのトリ
ニテイー川のクリヤー・フオークから子持ち成熟体を採
集し、直ちに実験室に戻った。戻るとすぐに、選んだ成
熟体をガラス製培養皿の中の1リツトルの脱塩素化した
水道水中に入れ、現場の水の温度に調節されている定温
器中で一夜保持した。翌朝、成熟体を培養皿から取り出
し、そして総て放卵させた。生育できる未成熟二枚貝
(殻の長さ約2mm)を一つ一つ採集し、20mlの脱塩素
化したアーリントン市の水道水の入ったガラス製ペトリ
皿に移した。25未成熟体を、産生試験各濃度の三個の
複製皿の各々に入れた。25未成熟体を入れそして殺軟
体動物剤の入っていない、三個の対照皿も用意した。試
験目的のために、20mlの希釈液が未成熟体の入ったペ
トリ皿に加えられたとき、40mlの液体中にTCMTB
の最終濃度が1、2及び4ppmとなるように、TCMT
Bを脱塩素化した水道水で希釈した。対照皿にはアーリ
ントン湖の水道水の別の20mlアリコットを入れた。総
ての皿を、必要なとき、pH7に調節した。皿に蓋をし、
24℃の定常室温に保った。未成熟体の生存性につい
て、最初の24時間は2時間毎に、次の48時間は6時
間間隔で、そしてその後は100%死亡率が達成される
まで12時間毎、又は7日間観察した。生存性は、30
倍顕微鏡で心臓拍動、繊毛活性の観察により、そして、
足活性の高レベルの維持により決定した。これらの性質
を示さず、細いラクダの毛のブラシで触っても反応しな
い未成熟体を皿から取り出し、死骸として数えた。
試験のために、テキサス州、アーリントン市近くのトリ
ニテイー川のクリヤー・フオークから子持ち成熟体を採
集し、直ちに実験室に戻った。戻るとすぐに、選んだ成
熟体をガラス製培養皿の中の1リツトルの脱塩素化した
水道水中に入れ、現場の水の温度に調節されている定温
器中で一夜保持した。翌朝、成熟体を培養皿から取り出
し、そして総て放卵させた。生育できる未成熟二枚貝
(殻の長さ約2mm)を一つ一つ採集し、20mlの脱塩素
化したアーリントン市の水道水の入ったガラス製ペトリ
皿に移した。25未成熟体を、産生試験各濃度の三個の
複製皿の各々に入れた。25未成熟体を入れそして殺軟
体動物剤の入っていない、三個の対照皿も用意した。試
験目的のために、20mlの希釈液が未成熟体の入ったペ
トリ皿に加えられたとき、40mlの液体中にTCMTB
の最終濃度が1、2及び4ppmとなるように、TCMT
Bを脱塩素化した水道水で希釈した。対照皿にはアーリ
ントン湖の水道水の別の20mlアリコットを入れた。総
ての皿を、必要なとき、pH7に調節した。皿に蓋をし、
24℃の定常室温に保った。未成熟体の生存性につい
て、最初の24時間は2時間毎に、次の48時間は6時
間間隔で、そしてその後は100%死亡率が達成される
まで12時間毎、又は7日間観察した。生存性は、30
倍顕微鏡で心臓拍動、繊毛活性の観察により、そして、
足活性の高レベルの維持により決定した。これらの性質
を示さず、細いラクダの毛のブラシで触っても反応しな
い未成熟体を皿から取り出し、死骸として数えた。
75被験未成熟を基礎にした間隔で、死亡率数を記録し
た。
た。
成熟体:材料及び方法 テキサス州のトリニテイー川のクリヤー・フオークから
成熟体二枚貝を採集し、直ちに実験室に運んだ。実験前
に、2日間、脱塩素化したテキサス州アーリントン市の
水道水に対して、成熟体を順化させた。試験するTCM
TBの各濃度及びTCMTBを含有しない対照につい
て、プラスチツク製貯蔵タンクに18リツトルずつの溶
液中に、各々25成熟体の3組を入れ、24℃に保持し
た。自然の生育地に見られる寸法範囲のC.フルミニア
(5〜35mmの殻の長さ)を用意するため、実験用成熟
体を選択した。実験中定常的な曝気の条件にタンクを維
持し、溶液を4日毎に取り替えた。周期的に、総ての二
枚貝を、貝殻の間に先の尖っていない針の侵入に対する
抵抗性を調べることにより、そして、必要なら、無理や
り貝殻を開け、心臓拍動の検査により、生存性について
調べた。数種類の濃度の試験薬品にさらされたとき、成
熟体が堅くその貝殻を閉じた場合、該薬品と軟体動物の
体との連続的な接触を保持するために、貝殻の間にプラ
スチツク製タブを挿入することにより、該貝殻を人工的
に開けたままにする準備を行った。このような生物体を
「口を開けた成熟体(gaping adults)」と呼んだ。75
成熟体の総てを、各種濃度のTCMTB、及び未処理対
照タンクにさらした。
成熟体二枚貝を採集し、直ちに実験室に運んだ。実験前
に、2日間、脱塩素化したテキサス州アーリントン市の
水道水に対して、成熟体を順化させた。試験するTCM
TBの各濃度及びTCMTBを含有しない対照につい
て、プラスチツク製貯蔵タンクに18リツトルずつの溶
液中に、各々25成熟体の3組を入れ、24℃に保持し
た。自然の生育地に見られる寸法範囲のC.フルミニア
(5〜35mmの殻の長さ)を用意するため、実験用成熟
体を選択した。実験中定常的な曝気の条件にタンクを維
持し、溶液を4日毎に取り替えた。周期的に、総ての二
枚貝を、貝殻の間に先の尖っていない針の侵入に対する
抵抗性を調べることにより、そして、必要なら、無理や
り貝殻を開け、心臓拍動の検査により、生存性について
調べた。数種類の濃度の試験薬品にさらされたとき、成
熟体が堅くその貝殻を閉じた場合、該薬品と軟体動物の
体との連続的な接触を保持するために、貝殻の間にプラ
スチツク製タブを挿入することにより、該貝殻を人工的
に開けたままにする準備を行った。このような生物体を
「口を開けた成熟体(gaping adults)」と呼んだ。75
成熟体の総てを、各種濃度のTCMTB、及び未処理対
照タンクにさらした。
実験結果 次は、アジア二枚貝(C.フルミニア)に対するTCM
TBの毒性試験から得られた結果の概要である。
TBの毒性試験から得られた結果の概要である。
結果の検討 未成熟体は、成熟体二枚貝よりも処理の増加したレベル
に応じてより反応を示した。明らかに、データは、TC
MTBがアジア二枚貝コービキユラ(Corbicula)を適切
な時間内に幼生期及び成熟期双方とも殺しうることを示
す。更に、口を開けた成熟体と比較して、通常の成熟体
の死亡に対して同様の時間であることは、TCMTB
が、処理薬品に対する露出を避けるために二枚貝がその
貝殻をぴったりと閉じさせる刺激剤でないことを示す。
90%を超える未成熟体は、実験された実験皿の表面に
付着しなかった。
に応じてより反応を示した。明らかに、データは、TC
MTBがアジア二枚貝コービキユラ(Corbicula)を適切
な時間内に幼生期及び成熟期双方とも殺しうることを示
す。更に、口を開けた成熟体と比較して、通常の成熟体
の死亡に対して同様の時間であることは、TCMTB
が、処理薬品に対する露出を避けるために二枚貝がその
貝殻をぴったりと閉じさせる刺激剤でないことを示す。
90%を超える未成熟体は、実験された実験皿の表面に
付着しなかった。
本発明をその特定の実施態様に関して記載したが、本発
明の他の形態又は変更は当業界の熟達者に対して明らか
である。本発明の範囲内でかかる形態又は変更の総て
が、特許請求の範囲で保護されると解釈すべきである。
明の他の形態又は変更は当業界の熟達者に対して明らか
である。本発明の範囲内でかかる形態又は変更の総て
が、特許請求の範囲で保護されると解釈すべきである。
Claims (6)
- 【請求項1】コービキュラ(Corbicula)属のアジア二枚
貝による汚染を抑制するのに有効な量の2−(チオシア
ノメチルチオ)ベンゾチアゾールを、原子力発電所又は
地下燃料発電所の一部を形成する水性系に添加すること
からなる、当該水性系の前記アジア二枚貝による汚染の
抑制方法。 - 【請求項2】前記アジア二枚貝が成熟体である請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】前記アジア二枚貝が未成熟体である請求項
1に記載の方法。 - 【請求項4】前記水性系が冷却水系の水性系である請求
項1に記載の方法。 - 【請求項5】表面にコービキュラ(Corbicula)属の未成
熟アジア二枚貝の付着を防止するのに有効な量の2−
(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールを、水性系
に添加することからなる、当該水性系の前記アジア二枚
貝による汚染の抑制方法。 - 【請求項6】前記水性系が冷却水系の水性系である請求
項5に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US143327 | 1988-01-13 | ||
US07/143,327 US4866080A (en) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | Method for the control of mollusks |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029803A JPH029803A (ja) | 1990-01-12 |
JPH0623081B2 true JPH0623081B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=22503587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63330762A Expired - Lifetime JPH0623081B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-12-27 | 軟体動物の抑制方法 |
Country Status (11)
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EP (1) | EP0327206B1 (ja) |
JP (1) | JPH0623081B2 (ja) |
AR (1) | AR243483A1 (ja) |
AT (1) | ATE121264T1 (ja) |
AU (1) | AU611514B2 (ja) |
CA (1) | CA1299096C (ja) |
DE (1) | DE68922229T2 (ja) |
ES (1) | ES2072891T3 (ja) |
MX (1) | MX164117B (ja) |
ZA (1) | ZA888409B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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NZ233008A (en) * | 1989-03-30 | 1991-04-26 | Buckman Labor Inc | Compositions containing 2-thiocyanomethylthiobenzothiazole for use as industrial microbicides |
US5451398A (en) * | 1990-01-05 | 1995-09-19 | Allergan, Inc. | Ophthalmic and disinfecting compositions and methods for preserving and using same |
US5347753A (en) * | 1991-02-08 | 1994-09-20 | Keyes Fiber Co. | Degradation resistant molded pulp horticultural container |
US5449794A (en) * | 1991-02-15 | 1995-09-12 | Jasmine Fockerman | Benzopyran phenol derivatives for use as antibacterial agents |
US5591771A (en) * | 1991-12-17 | 1997-01-07 | Michel Fockerman | Use of propolis components as an adjuvant |
US5861430A (en) * | 1991-12-17 | 1999-01-19 | Jasmine Fockerman | Benzopyran phenol derivates for use as antibacterial, antiviral or immunostimulating agents |
FR2748267B1 (fr) * | 1996-04-19 | 1999-04-23 | Assche Charles Jacques Van | Nouveaux procedes de traitements biocides des eaux industrielles et de baignade par application de substances inductrices de mortalite a la lumiere |
GB9823247D0 (en) * | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Ciba Geigy Ag | A process for the control of microbial contamination in water-based solids suspensions |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3463785A (en) * | 1966-05-25 | 1969-08-26 | Buckman Labor Inc | S-thiocyanomethyl compounds of 2-mercaptobenzothiazoles,2-mercaptobenzoxazoles,and 2 - mercaptobenzimidazoles |
US3520976A (en) * | 1968-12-24 | 1970-07-21 | Buckman Labor Inc | S-thiocyanomethyl compounds of 2-mercaptobenzothiazoles,2 - mercaptobenzoxazoles,and 2 - mercaptobenzimidazoles |
JPS5110849B2 (ja) * | 1972-09-04 | 1976-04-07 | ||
US4285765A (en) * | 1980-09-24 | 1981-08-25 | Buckman Laboratories, Inc. | Slime control compositions and methods of using the same |
US4447411A (en) * | 1982-03-26 | 1984-05-08 | University Of Delaware | Controlling undesired growth of mollusks |
US4462914A (en) * | 1983-01-03 | 1984-07-31 | Calgon Corporation | Method of controlling Corbicula |
US4579665A (en) * | 1985-08-14 | 1986-04-01 | Betz Laboratories, Inc. | Method for controlling mollusks |
US4643835A (en) * | 1985-08-28 | 1987-02-17 | Nalco Chemical Company | Asiatic clam control chemical |
-
1988
- 1988-01-13 US US07/143,327 patent/US4866080A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-10 ZA ZA888409A patent/ZA888409B/xx unknown
- 1988-11-14 AR AR88312448A patent/AR243483A1/es active
- 1988-11-21 CA CA000583635A patent/CA1299096C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-27 JP JP63330762A patent/JPH0623081B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-30 AU AU27641/88A patent/AU611514B2/en not_active Ceased
-
1989
- 1989-01-12 EP EP89300284A patent/EP0327206B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-01-12 ES ES89300284T patent/ES2072891T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-01-12 DE DE68922229T patent/DE68922229T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-01-12 AT AT89300284T patent/ATE121264T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-01-13 MX MX14543A patent/MX164117B/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
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AU611514B2 (en) | 1991-06-13 |
MX164117B (es) | 1992-07-17 |
ZA888409B (en) | 1989-08-30 |
ES2072891T3 (es) | 1995-08-01 |
ATE121264T1 (de) | 1995-05-15 |
DE68922229D1 (de) | 1995-05-24 |
EP0327206A1 (en) | 1989-08-09 |
AU2764188A (en) | 1989-07-13 |
DE68922229T2 (de) | 1995-11-09 |
AR243483A1 (es) | 1993-08-31 |
CA1299096C (en) | 1992-04-21 |
US4866080A (en) | 1989-09-12 |
EP0327206B1 (en) | 1995-04-19 |
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