JPH0622995U - デジタル式運動記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作が簡単で、パソコンプログラムの知識を
必要としない運動記録装置を提供することにある。 【構成】光センサースイッチとデジタルタイマーの組合
わせで構成されている。光センサーの前を物体が横切る
と、スイッチが作動し、時間計測の開始、通過時刻の記
録、終了を行なう。測定終了後、スタートしてからそれ
ぞれのセンサーを通過した時刻および、センサー間の通
過所要時間を表示することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、物体の運動を記録する装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、物体の運動記録は、センサーとパソコンの組合せで行われていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

パソコンを用いたものは、プログラムの作成、操作において、使用者に知識と 技能を要した。また、装置が持ち運びに不便だった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案のデジタル式運動記録装置において、光センサースイッチとデジタル タイマーの組合わせで構成される。光センサースイッチは、センサーの前を物体 が横切った時の光の加減でデジタルタイマーの時間計測の開始・経過時刻の記録 ・終了を行なう。デジタルタイマーには、測定時間の記憶をする機能がある。

【０００５】

【作用】

物体が最初の光センサーの前を横切ったとき、スイッチが作動し、デジタルタ イマーの時間計測を開始する。物体が２番目以降の光センサーの前を横切ったと きに、スイッチが作動し、通過時刻がデジタルタイマーに記憶される。

【０００６】

【実施例】

図１は、この考案のデジタル式運動記録装置の装置図を示している。レールの 上を金属球が転がってゆくときに、センサーの前を横切り、リレーが作動する。 図２はタイマーの部分を表わしている。タイマーのリセットキーで表示時刻を０ に合わせる。金属球が最初の光センサーの前を横切るとき、時間計測を開始する 。次の光センサー以降では、通過時刻の記録のために作動する。最後のセンサー の前を横切ったとき、計測を終了する。計測終了後、デジタルタイマーのリコー ルキーを押すごとに、スタートからの積算時刻が順次表示される同時に、各セン サー間の所要時刻も表示される。

【０００７】

【考案の効果】

この考案では、運動記録を時間計測だけに簡略化したため、操作が簡単で、特 別な知識、技能を要することなく、だれでもすぐに利用できる。また、装置が小 型にできるので、持運びも容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この図は、デジタル式運動記録装置の装置図を
表す。

【図２】タイマー部分を説明するための図である。

【図３】測定をするときの側面図である。数度の傾斜を
つけてある。

【符号の説明】

１・・・デジタルタイマー ２・・・光センサー
３・・・光源 ４・・・レール ５・・・金属球

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 物体の運動を光センサーで検出し、デジ
   タルタイマーに記録することを特徴とする装置。