JPH06229926A - シアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置 - Google Patents
シアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置Info
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシアン化物イオン及び塩化シアンの
測定方法及び装置に関し、試料中からシアン化物イオン
と塩化シアンを精度よく確実に測定することができるシ
アン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置を提
供することを目的としている。 【構成】 イオン排除カラムを用いて試料中の塩化シア
ンを他の共存成分と分離した後、塩化シアンをピリジン
/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定するように
構成する。
測定方法及び装置に関し、試料中からシアン化物イオン
と塩化シアンを精度よく確実に測定することができるシ
アン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置を提
供することを目的としている。 【構成】 イオン排除カラムを用いて試料中の塩化シア
ンを他の共存成分と分離した後、塩化シアンをピリジン
/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定するように
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシアン化物イオン及び塩
化シアンの測定方法及び装置に関し、更に詳しくは、水
道水や河川水,工場排水等に含まれるシアン化物イオン
及び塩化シアンの測定方法及び装置に関する。
化シアンの測定方法及び装置に関し、更に詳しくは、水
道水や河川水,工場排水等に含まれるシアン化物イオン
及び塩化シアンの測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シアン化物イオンは、毒性が極めて強い
ため、種々の法的規制によって厳しく監視されている。
JISや上水試験法等のいわゆる公定法には、シアン化
物イオンの測定法が記載されており、河川水や工場排水
中のシアン化物イオンの測定に用いられている。シアン
化物イオンの測定法は、古くから研究されており、現
在、JISでは吸光光度法とイオン電極法が採用されて
いる。
ため、種々の法的規制によって厳しく監視されている。
JISや上水試験法等のいわゆる公定法には、シアン化
物イオンの測定法が記載されており、河川水や工場排水
中のシアン化物イオンの測定に用いられている。シアン
化物イオンの測定法は、古くから研究されており、現
在、JISでは吸光光度法とイオン電極法が採用されて
いる。
【0003】吸光光度法としては、ピリジン/ピラゾロ
ン法や、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン法が採用
されており、イオン電極法では、シアン化物イオン選択
性電極が用いられている。
ン法や、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン法が採用
されており、イオン電極法では、シアン化物イオン選択
性電極が用いられている。
【0004】吸光光度法では、シアン化合物を含む試料
を酸性下で蒸留または通気してシアン化水素を発生さ
せ、これをアルカリ性の吸収液に吸収させた後、生成し
たシアン化物イオンに中性付近で先ずクロラミンTを加
えて塩化シアンとする。この塩化シアンに、ピリジン/
ピラゾロン溶液等を加え、生成する青色化合物の600
nm付近の吸光度を測定する。
を酸性下で蒸留または通気してシアン化水素を発生さ
せ、これをアルカリ性の吸収液に吸収させた後、生成し
たシアン化物イオンに中性付近で先ずクロラミンTを加
えて塩化シアンとする。この塩化シアンに、ピリジン/
ピラゾロン溶液等を加え、生成する青色化合物の600
nm付近の吸光度を測定する。
【0005】シアン化物イオン選択性電極では、シアン
化物イオンに反応する電極の出力電圧又は電流を測定す
る。
化物イオンに反応する電極の出力電圧又は電流を測定す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は、遊離
状態及びシアン化合物から発生するシアン化物イオンを
測定する点では特に大きな問題はないが、塩化シアンを
測定する上では重大な欠陥がある。塩化シアン(CNC
l)は、シアン化物イオンが塩素と反応して生成する化
合物であり、その毒性はシアン化物イオンと同等以上と
言われている。
状態及びシアン化合物から発生するシアン化物イオンを
測定する点では特に大きな問題はないが、塩化シアンを
測定する上では重大な欠陥がある。塩化シアン(CNC
l)は、シアン化物イオンが塩素と反応して生成する化
合物であり、その毒性はシアン化物イオンと同等以上と
言われている。
【0007】例えば、シアン化物イオンを含む河川水が
塩素による処理を受けた場合、含まれていたシアン化物
イオンは塩化シアンになる。この状態で、この河川水を
通常のシアン化物イオン測定の手順に従って酸性下での
蒸留,通気とアルカリ溶液への吸収を行うと、シアン化
物イオンと同様に揮発した塩化シアンは、アルカリ性の
吸収液中でシアン酸に変化してしまう。シアン酸は、上
述の吸光光度法やイオン電極では全く測定できないた
め、有毒な塩化シアンの存在を見落とすことになる。
塩素による処理を受けた場合、含まれていたシアン化物
イオンは塩化シアンになる。この状態で、この河川水を
通常のシアン化物イオン測定の手順に従って酸性下での
蒸留,通気とアルカリ溶液への吸収を行うと、シアン化
物イオンと同様に揮発した塩化シアンは、アルカリ性の
吸収液中でシアン酸に変化してしまう。シアン酸は、上
述の吸光光度法やイオン電極では全く測定できないた
め、有毒な塩化シアンの存在を見落とすことになる。
【0008】このような誤認を防ぐため、酸性下での蒸
留,通気を行わずに吸光光度法を用いる手段がある。し
かしながら、この方法では試料中の共存物質が問題とな
る。例えば、亜硝酸イオンやチオシアンイオンは、ピリ
ジン/ピラゾロン法や、4−ピリジンカルボン酸/ピラ
ゾロン法では、シアン化物イオンと全く同様に発色して
しまい、正誤差を与えてしまう。
留,通気を行わずに吸光光度法を用いる手段がある。し
かしながら、この方法では試料中の共存物質が問題とな
る。例えば、亜硝酸イオンやチオシアンイオンは、ピリ
ジン/ピラゾロン法や、4−ピリジンカルボン酸/ピラ
ゾロン法では、シアン化物イオンと全く同様に発色して
しまい、正誤差を与えてしまう。
【0009】また、イオン電極法では、塩化シアンは測
定できない。更に共存物質の干渉が大きいので、試料の
前処理が煩雑な上、誤差も大きくなってしまう。以上、
述べたように従来の測定法では、塩化シアンを精度よく
測定するのは、非常に困難であった。
定できない。更に共存物質の干渉が大きいので、試料の
前処理が煩雑な上、誤差も大きくなってしまう。以上、
述べたように従来の測定法では、塩化シアンを精度よく
測定するのは、非常に困難であった。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、試料中(サンプル液中)からシアン化物
イオンと塩化シアンを精度よく確実に測定することがで
きるシアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装
置を提供することを目的としている。
ものであって、試料中(サンプル液中)からシアン化物
イオンと塩化シアンを精度よく確実に測定することがで
きるシアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装
置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、第1にイオン排除カラムを用いて試料中の塩
化シアンを他の共存成分と分離した後、塩化シアンを4
−ピリジンカルボン酸/ピラロゾン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定するようにし
たことを特徴としている。第2にイオン排除カラムを用
いて試料中のシアン化物イオンを他の共存成分と分離し
た後、塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロ
ロコハク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化
シアンとし、次に、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロ
ン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光
度を測定するようにしたことを特徴としている。
本発明は、第1にイオン排除カラムを用いて試料中の塩
化シアンを他の共存成分と分離した後、塩化シアンを4
−ピリジンカルボン酸/ピラロゾン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定するようにし
たことを特徴としている。第2にイオン排除カラムを用
いて試料中のシアン化物イオンを他の共存成分と分離し
た後、塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロ
ロコハク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化
シアンとし、次に、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロ
ン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光
度を測定するようにしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】イオン排除カラムを用いて試料中の塩化シアン
及びシアン化物イオンを他の共存成分と分離した後、塩
化シアンについては塩化シアンを4−ピリジンカルボン
酸/ピラロゾン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液と反
応させて吸光度を測定し、シアン化物イオンについては
更に塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロ
コハク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化シ
アンとし、4ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又は
ピリジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定す
るようにした。このように構成することにより、溶液中
の塩化シアン及びシアン化物イオンを共に精度よく確実
に測定することができる。
及びシアン化物イオンを他の共存成分と分離した後、塩
化シアンについては塩化シアンを4−ピリジンカルボン
酸/ピラロゾン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液と反
応させて吸光度を測定し、シアン化物イオンについては
更に塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロ
コハク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化シ
アンとし、4ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又は
ピリジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定す
るようにした。このように構成することにより、溶液中
の塩化シアン及びシアン化物イオンを共に精度よく確実
に測定することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、1はキャリアとしての溶離液が入った
溶離液槽、2は該溶離液を送液する第1のポンプ(ポン
プ1)である。3は溶離液が注入されるインジェクタで
ある。該インジェクタ3には、サンプル液(試料)が注
入されるようになっている。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、1はキャリアとしての溶離液が入った
溶離液槽、2は該溶離液を送液する第1のポンプ(ポン
プ1)である。3は溶離液が注入されるインジェクタで
ある。該インジェクタ3には、サンプル液(試料)が注
入されるようになっている。
【0014】4は塩化シアン及びシアン化物イオンを他
の共存成分と分離するイオン排除カラムである。塩化シ
アン及びシアン化物イオンを含むサンプル液(試料)
は、インジェクタ3によりこのイオン排除カラム4に注
入される。
の共存成分と分離するイオン排除カラムである。塩化シ
アン及びシアン化物イオンを含むサンプル液(試料)
は、インジェクタ3によりこのイオン排除カラム4に注
入される。
【0015】5はクロラミンTと緩衝液よりなる第1の
反応液(反応液1)が入った反応液槽、6は該反応液1
を送液する第2のポンプ、7はこの反応液1が混合され
る混合部である。8はシアン化物イオンと反応液1とを
反応させる第1の反応コイル(反応コイル1)である。
10はインジェクタ3,イオン排除カラム4,注入部7
及び反応コイル1をその内部に含む第1の恒温槽(恒温
槽1)である。
反応液(反応液1)が入った反応液槽、6は該反応液1
を送液する第2のポンプ、7はこの反応液1が混合され
る混合部である。8はシアン化物イオンと反応液1とを
反応させる第1の反応コイル(反応コイル1)である。
10はインジェクタ3,イオン排除カラム4,注入部7
及び反応コイル1をその内部に含む第1の恒温槽(恒温
槽1)である。
【0016】11は4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロ
ン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液よりなる第2の反
応液(反応液2)が入った反応液槽、12はこの反応液
2を送液する第3のポンプ(ポンプ3)、13はこの反
応液が混合される混合部である。
ン溶液又はピリジン/ピラゾロン溶液よりなる第2の反
応液(反応液2)が入った反応液槽、12はこの反応液
2を送液する第3のポンプ(ポンプ3)、13はこの反
応液が混合される混合部である。
【0017】14は反応コイル1からの流出液と反応液
2とを反応させる第2の反応コイル(反応コイル2)で
ある。20は反応コイル2をその内部に含む第2の恒温
槽(恒温槽2)である。30は、反応コイル2から流出
する液に対して吸光度を測定する可視吸収検出器であ
る。このように構成された装置の動作を説明すれば、以
下のとおりである。
2とを反応させる第2の反応コイル(反応コイル2)で
ある。20は反応コイル2をその内部に含む第2の恒温
槽(恒温槽2)である。30は、反応コイル2から流出
する液に対して吸光度を測定する可視吸収検出器であ
る。このように構成された装置の動作を説明すれば、以
下のとおりである。
【0018】塩化シアン及びシアン化物イオンを含む試
料は、インジェクタ3よりイオン排除カラム3に導入さ
れる。塩化シアン及びシアン化物イオンは、イオン排除
カラム4により試料中の他の共存成分と分離される。
料は、インジェクタ3よりイオン排除カラム3に導入さ
れる。塩化シアン及びシアン化物イオンは、イオン排除
カラム4により試料中の他の共存成分と分離される。
【0019】イオン排除カラム4からの溶出液に、混合
部7でクロラミンTと緩衝液よりなる反応液1が混合さ
れる。この溶出液と反応液1とは、恒温槽1内の反応コ
イル1にで混合され、反応する。この結果、反応コイル
1での反応により、シアン化物イオンは塩化シアンに変
化する。もともとあった塩化シアンは、何の影響も受け
ない。
部7でクロラミンTと緩衝液よりなる反応液1が混合さ
れる。この溶出液と反応液1とは、恒温槽1内の反応コ
イル1にで混合され、反応する。この結果、反応コイル
1での反応により、シアン化物イオンは塩化シアンに変
化する。もともとあった塩化シアンは、何の影響も受け
ない。
【0020】反応コイル1で反応して生成された塩化シ
アン及びもとからあった塩化シアンに、混合部13で4
−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液よりなる反応液2が混合される。塩化シ
アンと反応液2は、続く恒温槽2内の反応コイル2で混
合され、反応する。この結果、塩化シアンは青色化合物
を生成する。
アン及びもとからあった塩化シアンに、混合部13で4
−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液よりなる反応液2が混合される。塩化シ
アンと反応液2は、続く恒温槽2内の反応コイル2で混
合され、反応する。この結果、塩化シアンは青色化合物
を生成する。
【0021】図2は青色化合物の化学構造式の例を示す
図である。この青色化合物は、2ベンチン−1,5−ジ
イリデン−ビス(1−フェニル−3−メチル−5−ピラ
ゾロン)と呼ばれるものである。
図である。この青色化合物は、2ベンチン−1,5−ジ
イリデン−ビス(1−フェニル−3−メチル−5−ピラ
ゾロン)と呼ばれるものである。
【0022】生成された青色化合物は、続く可視吸収検
出器30で620nmの吸光度が測定される。これによ
り、シアン化物イオンと塩化シアンを測定(定量)する
ことができる。
出器30で620nmの吸光度が測定される。これによ
り、シアン化物イオンと塩化シアンを測定(定量)する
ことができる。
【0023】本発明によれば、シアン化物イオンはクロ
ラミンTと反応して塩化シアンとなる前に、イオン排除
カラム4により塩化シアンと分離されているので、シア
ン化物イオンと塩化シアンとは同時分別測定が可能とな
る。
ラミンTと反応して塩化シアンとなる前に、イオン排除
カラム4により塩化シアンと分離されているので、シア
ン化物イオンと塩化シアンとは同時分別測定が可能とな
る。
【0024】なお、サンプル液に塩化シアンしか含まれ
ていない場合には、反応コイル1による反応は素通りし
て反応コイル2で反応して青色化合物に変わり、可視吸
収検出器30で塩化シアンとして測定される。従って、
塩化シアンのみサンプル液に含まれている場合でも塩化
シアンの測定が可能である。
ていない場合には、反応コイル1による反応は素通りし
て反応コイル2で反応して青色化合物に変わり、可視吸
収検出器30で塩化シアンとして測定される。従って、
塩化シアンのみサンプル液に含まれている場合でも塩化
シアンの測定が可能である。
【0025】又、サンプル液にシアン化物イオンのみが
含まれている場合には、反応コイル1による反応で塩化
シアンに変換され、続く反応コイル2で青色化合物に変
わり、可視吸収検出器30でシアン化物イオンが塩化シ
アンとして測定される。
含まれている場合には、反応コイル1による反応で塩化
シアンに変換され、続く反応コイル2で青色化合物に変
わり、可視吸収検出器30でシアン化物イオンが塩化シ
アンとして測定される。
【0026】なお、恒温槽1と恒温槽2は、使用しなく
てもシアン化物イオン及び塩化シアンの測定は可能であ
るが、恒温槽1及び恒温槽2を用いた方が検出感度が高
くなるので、好ましい。また、恒温槽温度は、恒温槽1
が室温よりも高い40〜80゜C、恒温槽2が室温より
も高い80〜100゜Cが好ましい。
てもシアン化物イオン及び塩化シアンの測定は可能であ
るが、恒温槽1及び恒温槽2を用いた方が検出感度が高
くなるので、好ましい。また、恒温槽温度は、恒温槽1
が室温よりも高い40〜80゜C、恒温槽2が室温より
も高い80〜100゜Cが好ましい。
【0027】イオン排除カラム4は、恒温槽1内に設置
しなくてもよいが、サンプル液中の共存成分の分離感度
を向上させるためと、溶出時間を安定させるため、恒温
槽内に設置した方がよい。更に、図の実施例では、恒温
槽1内にイオン排除カラム4と反応コイル1を一緒に設
置しているが、別々の恒温槽内に設置するようにしても
よい。
しなくてもよいが、サンプル液中の共存成分の分離感度
を向上させるためと、溶出時間を安定させるため、恒温
槽内に設置した方がよい。更に、図の実施例では、恒温
槽1内にイオン排除カラム4と反応コイル1を一緒に設
置しているが、別々の恒温槽内に設置するようにしても
よい。
【0028】図3は水道水に過剰のジアン化物イオンを
添加し、シアン化物イオンと塩化シアンが共存している
場合のシアン化物イオン及び塩化シアンの同時測定例を
示す図である。横軸は保持時間、縦軸は吸光度である。
前述したように、本発明によればシアン化物イオンと塩
化シアンは同時分別測定が可能となる。すなわち、初め
にシアン化物イオン(CN)が検出され、次に塩化シア
ン(CNCl)が検出されている様子が分かる。
添加し、シアン化物イオンと塩化シアンが共存している
場合のシアン化物イオン及び塩化シアンの同時測定例を
示す図である。横軸は保持時間、縦軸は吸光度である。
前述したように、本発明によればシアン化物イオンと塩
化シアンは同時分別測定が可能となる。すなわち、初め
にシアン化物イオン(CN)が検出され、次に塩化シア
ン(CNCl)が検出されている様子が分かる。
【0029】図4は水道水中に過剰のシアン化物イオン
とチオシアンイオンを添加した場合のシアン化物イオ
ン,塩化シアン及び共存物の同時測定例を示す図であ
る。この例では、先ずチオシアンイオン(SCN)が検
出され、次にシアン化物イオン(CN)が検出され、最
後に塩化シアン(CNCl)検出されている様子が分か
る。
とチオシアンイオンを添加した場合のシアン化物イオ
ン,塩化シアン及び共存物の同時測定例を示す図であ
る。この例では、先ずチオシアンイオン(SCN)が検
出され、次にシアン化物イオン(CN)が検出され、最
後に塩化シアン(CNCl)検出されている様子が分か
る。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば試料中からシアン化物イオンと塩化シアンを精度
よく確実に測定することができるシアン化物イオン及び
塩化シアンの測定方法及び装置を提供することができ、
実用上の効果が大きい。
よれば試料中からシアン化物イオンと塩化シアンを精度
よく確実に測定することができるシアン化物イオン及び
塩化シアンの測定方法及び装置を提供することができ、
実用上の効果が大きい。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】青色化合物の化学構造式の例を示す図である。
【図3】水道水中に過剰のシアン化物イオンを添加して
調製したサンプルでのシアン化物イオン及び塩化シアン
の同時測定例を示す図である。
調製したサンプルでのシアン化物イオン及び塩化シアン
の同時測定例を示す図である。
【図4】水道水中にチオシアンイオン及び過剰のシアン
化物イオンを添加して調製したサンプルでのシアン化物
イオン,塩化シアン及び共存物の同時測定例を示す図で
ある。
化物イオンを添加して調製したサンプルでのシアン化物
イオン,塩化シアン及び共存物の同時測定例を示す図で
ある。
1 溶離液槽 2 ポンプ 3 インジェクタ 4 イオン排除カラム 5 反応液槽 6 ポンプ 7 混合部 8 反応コイル 10 恒温槽 11 反応液槽 12 ポンプ 13 混合部 14 反応コイル 20 恒温槽 30 可視吸収検出器
フロントページの続き (72)発明者 酒井 徹志 東京都武蔵野市中町1丁目16番10号 日生 武蔵野ビル 横河アナリティカルシステム ズ株式会社内 (72)発明者 伊達 由紀子 東京都武蔵野市中町1丁目16番10号 日生 武蔵野ビル 横河アナリティカルシステム ズ株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 イオン排除カラムを用いて試料中の塩化
シアンを他の共存成分と分離した後、 塩化シアンをピリジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸
光度を測定するようにしたことを特徴とする塩化シアン
の測定方法。 - 【請求項2】 試料中の塩化シアンを他の共存成分と分
離するイオン排除カラムと、 該イオン排除カラムで分離された塩化シアンをピリジン
/ピラゾロン溶液と反応させる反応手段と、 該反応手段で反応させて得られた青色化合物の吸光度を
測定する吸光度測定手段とで構成された塩化シアンの測
定装置。 - 【請求項3】 イオン排除カラムを用いて試料中の塩化
シアンを他の共存成分と分離した後、 塩化シアンを4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液
と反応させて吸光度を測定するようにしたことを特徴と
する塩化シアンの測定方法。 - 【請求項4】 試料中の塩化シアンを他の共存成分と分
離するイオン排除カラムと、 該イオン排除カラムで分離された塩化シアンを4−ピリ
ジンカルボン酸/ピラゾロン溶液と反応させる反応手段
と、 該反応手段で反応させて得られた青色化合物の吸光度を
測定する吸光度測定手段とで構成された塩化シアンの測
定装置。 - 【請求項5】 イオン排除カラムを用いて試料中のシア
ン化物イオンを他の共存成分と分離した後、 塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロコハ
ク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化シアン
とし、 次に、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピ
リジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定する
ようにしたことを特徴とするシアン化物イオンの測定方
法。 - 【請求項6】 試料中のシアン化物イオンを他の共存成
分と分離するイオン排除カラムと、 該イオン排除カラムで分離されたシアン化物イオンを、
塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロコハ
ク酸イミドと反応させて塩化シアンとする第1の反応手
段と、 該第1の反応手段で得られた塩化シアンを4−ピリジン
カルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/ピラゾロン
溶液と反応させる第2の反応手段と、 該第2の反応手段で反応させて得られた青色化合物の吸
光度を測定する吸光度測定手段とで構成されたシアン化
物イオンの測定装置。 - 【請求項7】 イオン排除カラムを用いて試料中の塩化
シアン及びシアン化物イオンを他の共存成分と分離した
後、 塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロコハ
ク酸イミドをシアン化物イオンと反応させて塩化シアン
とし、 次に、4−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピ
リジン/ピラゾロン溶液と反応させて吸光度を測定する
ようにしたことを特徴とする塩化シアン及びシアン化物
イオンの測定方法。 - 【請求項8】 試料中の塩化シアン及びシアン化物イオ
ンを他の共存成分と分離するイオン排除カラムと、 該イオン排除カラムで分離されたシアン化物イオンを、
塩素化試薬としてクロラミンT若しくはN−クロロコハ
ク酸イミドと反応させて塩化シアンとする第1の反応手
段と、 該第1の反応手段で得られた塩化シアンを4−ピリジン
カルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/ピラゾロン
溶液と反応させる第2の反応手段と、 該第2の反応手段で反応させて得られた青色化合物の吸
光度を測定する吸光度測定手段とで構成された塩化シア
ン及びシアン化物イオンの測定装置。 - 【請求項9】 塩化シアン及びシアン化物イオンを4−
ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/ピ
ラゾロン溶液と反応させる際に、 恒温槽を用いて反応温度を一定に保ち、 吸光度の繰り返し精度を安定させるようにしたことを特
徴とする請求項7記載の塩化シアン及びシアン化物イオ
ンの測定方法。 - 【請求項10】 塩化シアン及びシアン化物イオンを4
−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液と反応させる際に、 恒温槽を用いて反応温度を一定に保ち、 吸光度の繰り返し精度を安定させるようにしたことを特
徴とする請求項8記載の塩化シアン及びシアン化物イオ
ンの測定装置。 - 【請求項11】 塩化シアン及びシアン化物イオンを4
−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液と反応させる際に、 反応温度を室温よりも高くして、 反応時間の短縮及び吸光度の増大を図るようにしたこと
を特徴とする請求項7記載の塩化シアン及びシアン化物
イオンの測定方法。 - 【請求項12】 塩化シアン及びシアン化物イオンを4
−ピリジンカルボン酸/ピラゾロン溶液又はピリジン/
ピラゾロン溶液と反応させる際に、 反応温度を室温よりも高くして、 反応時間の短縮及び吸光度の増大を図るようにしたこと
を特徴とする請求項8記載の塩化シアン及びシアン化物
イオンの測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1462793A JPH06229926A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | シアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1462793A JPH06229926A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | シアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06229926A true JPH06229926A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11866440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1462793A Pending JPH06229926A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | シアン化物イオン及び塩化シアンの測定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06229926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070197A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Riken Keiki Co Ltd | 塩化シアン検知材 |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP1462793A patent/JPH06229926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070197A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Riken Keiki Co Ltd | 塩化シアン検知材 |
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