JPH0622820A - 矩形状枠部材の搬送・組立方法 - Google Patents
矩形状枠部材の搬送・組立方法Info
- Publication number
- JPH0622820A JPH0622820A JP13594292A JP13594292A JPH0622820A JP H0622820 A JPH0622820 A JP H0622820A JP 13594292 A JP13594292 A JP 13594292A JP 13594292 A JP13594292 A JP 13594292A JP H0622820 A JPH0622820 A JP H0622820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- folding
- fixture
- rectangular frame
- advance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Assembled Shelves (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】矩形状枠部材を折り畳み占有体積を小さくする
ことにより、梱包材料、運賃、在庫スペース、取扱いな
どの経費を大幅に低減するとともに、該部材の搬送・組
立における簡易・迅速性の向上を図る。 【構成】矩形状枠部材が、その一の対角する偶角部にそ
れぞれ、折り畳み用金具を設け、他の対角する偶角部に
はそれぞれ開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具を設け、折り畳み自在に構成される。前記開きをロッ
クする機能を有する折り畳み用金具には、蝶番が離れて
設けられており、頭の一部をカットされたビスを回動さ
せて中途の凹部に嵌合させることによりロックされるよ
う構成される。
ことにより、梱包材料、運賃、在庫スペース、取扱いな
どの経費を大幅に低減するとともに、該部材の搬送・組
立における簡易・迅速性の向上を図る。 【構成】矩形状枠部材が、その一の対角する偶角部にそ
れぞれ、折り畳み用金具を設け、他の対角する偶角部に
はそれぞれ開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具を設け、折り畳み自在に構成される。前記開きをロッ
クする機能を有する折り畳み用金具には、蝶番が離れて
設けられており、頭の一部をカットされたビスを回動さ
せて中途の凹部に嵌合させることによりロックされるよ
う構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、矩形状枠部材の搬送・
組立方法に関するものである。
組立方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、タンスやサイドボード等家具の外
枠体や引出し部等の矩形状枠部材や、仕切り棚等の建材
があるが、これらは通常それぞれ板状物の両端を釘、ビ
ス、ボルト、溶接手段等で接合固定しており、この組み
立てられた即ち、完成品の状態で運搬あるいは展示され
ており、展示や在庫等にスペースを取り、また、搬送に
あってはコストが高く、かつ、開口部への搬入が難し
く、また、ノックダウン方式では現場施工が煩雑で時間
を要し、持ち運びや解体が難しいものであった。
枠体や引出し部等の矩形状枠部材や、仕切り棚等の建材
があるが、これらは通常それぞれ板状物の両端を釘、ビ
ス、ボルト、溶接手段等で接合固定しており、この組み
立てられた即ち、完成品の状態で運搬あるいは展示され
ており、展示や在庫等にスペースを取り、また、搬送に
あってはコストが高く、かつ、開口部への搬入が難し
く、また、ノックダウン方式では現場施工が煩雑で時間
を要し、持ち運びや解体が難しいものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記の各欠点を除去するために発明されたものであっ
て、矩形状枠部材を折り畳み占有体積を小さくすること
により、梱包材料、運賃、在庫スペース、取扱いなどの
経費を大幅に低減できる，矩形状枠部材の搬送・組立方
法を提供するものである。
上記の各欠点を除去するために発明されたものであっ
て、矩形状枠部材を折り畳み占有体積を小さくすること
により、梱包材料、運賃、在庫スペース、取扱いなどの
経費を大幅に低減できる，矩形状枠部材の搬送・組立方
法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、矩形
状枠部材の一の対角する偶角部にそれぞれ、折り畳み用
金具を設け、他の対角する偶角部にはそれぞれ開きをロ
ックする機能を有する折り畳み用金具を設け、矩形状枠
部材を折り畳自在としたことを特徴とする矩形状枠部材
の搬送・組立方法からなるものである。
状枠部材の一の対角する偶角部にそれぞれ、折り畳み用
金具を設け、他の対角する偶角部にはそれぞれ開きをロ
ックする機能を有する折り畳み用金具を設け、矩形状枠
部材を折り畳自在としたことを特徴とする矩形状枠部材
の搬送・組立方法からなるものである。
【０００５】尚、開きをロックする機能を有する折り畳
み用金具とは、図３（Ｘ）に示すものであり、蝶番が離
れて設けられており、頭の一部をカットされたビスを回
動させて中途の凹部に嵌合させることによりロックされ
るよう構成されたものであり、折り畳み用金具とは、図
３（Ｙ）に示すような、蝶番である。
み用金具とは、図３（Ｘ）に示すものであり、蝶番が離
れて設けられており、頭の一部をカットされたビスを回
動させて中途の凹部に嵌合させることによりロックされ
るよう構成されたものであり、折り畳み用金具とは、図
３（Ｙ）に示すような、蝶番である。
【０００６】
【実施例１】次に、この発明の最適な実施例として収納
家具のローボード〔高さ６００ｍｍ×幅６００ｍｍ×深
さ４２０ｍｍ〕を説明すると、表面裏面に０．６ｍｍの
オーク単板を、露出する木端面には２．０ｍｍのオーク
単板を化粧として接着した側板（１）（３）にウレタン
塗装仕上げをし、同様な方法で天板（２）と底板（４）
に単板を貼り塗装仕上げをする。次に、折り畳み用金具
（Ａ）と、開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具（Ｂ）を予め、打ち込む穴を幅方向のエッジの両端よ
り１０ｃｍの位置に、両金具（Ａ）（Ｂ）が略完全に埋
め込むことの出来る穴を直径４０ｍｍどボーリングマシ
ンで深さ５ｍｍ、２０ｍｍあけた。側板（１）（３）に
はそれぞれ金具の一方をビスで固定し、天板（２）、底
板（４）には金具の他方をビスで固定するものである。
家具のローボード〔高さ６００ｍｍ×幅６００ｍｍ×深
さ４２０ｍｍ〕を説明すると、表面裏面に０．６ｍｍの
オーク単板を、露出する木端面には２．０ｍｍのオーク
単板を化粧として接着した側板（１）（３）にウレタン
塗装仕上げをし、同様な方法で天板（２）と底板（４）
に単板を貼り塗装仕上げをする。次に、折り畳み用金具
（Ａ）と、開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具（Ｂ）を予め、打ち込む穴を幅方向のエッジの両端よ
り１０ｃｍの位置に、両金具（Ａ）（Ｂ）が略完全に埋
め込むことの出来る穴を直径４０ｍｍどボーリングマシ
ンで深さ５ｍｍ、２０ｍｍあけた。側板（１）（３）に
はそれぞれ金具の一方をビスで固定し、天板（２）、底
板（４）には金具の他方をビスで固定するものである。
【０００７】これで、各板（１）（２）（３）（４）は
それぞれ金具を介して一連となり、次にこれを矩形状の
枠体に形成し、金具（Ａ）（Ｂ）のうち、ロック機能を
有する金具のビスを回し、ロックした。
それぞれ金具を介して一連となり、次にこれを矩形状の
枠体に形成し、金具（Ａ）（Ｂ）のうち、ロック機能を
有する金具のビスを回し、ロックした。
【０００８】さらに、この枠体に、６００ｍｍ×６００
ｍｍ×６ｍｍの背板（５）をビスで枠体の背面に取り付
けることにより枠体は堅牢な箱体となった。
ｍｍ×６ｍｍの背板（５）をビスで枠体の背面に取り付
けることにより枠体は堅牢な箱体となった。
【０００９】最後に、予めスライドヒンジを取り付けた
表面化粧扉（６）を側板（３）に設け、収納家具が完成
し、その作業時間は僅か、３０秒であった。
表面化粧扉（６）を側板（３）に設け、収納家具が完成
し、その作業時間は僅か、３０秒であった。
【００１０】さらに、組立時の箱体の占有面積０．６×
０．６×０．４＝０．１４４ｍ3 に対して折り畳んだ際
の占有面積１．２５×０．６×０．０４８＝０．０３６
となり、０．６×０．６×０．０３６＝０．０１３を加
えても０．０４９であり、全体の約３４％となり、占有
面積の効率的な利用ができ、枠体が大きければ大きい程
その効果も著しいものである。
０．６×０．４＝０．１４４ｍ3 に対して折り畳んだ際
の占有面積１．２５×０．６×０．０４８＝０．０３６
となり、０．６×０．６×０．０３６＝０．０１３を加
えても０．０４９であり、全体の約３４％となり、占有
面積の効率的な利用ができ、枠体が大きければ大きい程
その効果も著しいものである。
【００１１】
【実施例２】次に、この発明の最適な他の実施例として
収納家具の引出し〔高さ１２０ｍｍ×幅３００ｍｍ×深
さ４５０ｍｍ〕の例を説明すると、表面に化粧塩ビシー
トを巻き込み化粧貼りした前板（７）〔１２０ｍｍ×３
００ｍｍ×２４ｍｍ〕とそれに相対する化粧なしの後板
（８）〔１００ｍｍ×３００ｍｍ×２４ｍｍ〕と化粧な
しの側板（９，10）〔９０ｍｍ×４０２ｍｍ×２４ｍ
ｍ〕により引出し箱の枠体が構成され、更に、化粧なし
の中仕切板（11）〔９０×４２２×１０〕と底板（12）
〔４１２×２８１×５〕を差し込むことで引出し箱とな
る。
収納家具の引出し〔高さ１２０ｍｍ×幅３００ｍｍ×深
さ４５０ｍｍ〕の例を説明すると、表面に化粧塩ビシー
トを巻き込み化粧貼りした前板（７）〔１２０ｍｍ×３
００ｍｍ×２４ｍｍ〕とそれに相対する化粧なしの後板
（８）〔１００ｍｍ×３００ｍｍ×２４ｍｍ〕と化粧な
しの側板（９，10）〔９０ｍｍ×４０２ｍｍ×２４ｍ
ｍ〕により引出し箱の枠体が構成され、更に、化粧なし
の中仕切板（11）〔９０×４２２×１０〕と底板（12）
〔４１２×２８１×５〕を差し込むことで引出し箱とな
る。
【００１２】まず、前板（７）の裏面に折り畳み用金具
（Ａ）と、開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具（Ｂ）を予め、打ち込む穴〔直径３０ｍｍ×深さ２０
ｍｍと、直径３０ｍｍ×深さ５ｍｍ〕を各二ケ所にあ
け、次に、ルーター〔直径１０ｍｍ〕により深さ１０ｍ
ｍの溝Ｃを底板側から８０ｍｍあけ中仕切板（11）を差
し込む際の仕切りとした。
（Ａ）と、開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具（Ｂ）を予め、打ち込む穴〔直径３０ｍｍ×深さ２０
ｍｍと、直径３０ｍｍ×深さ５ｍｍ〕を各二ケ所にあ
け、次に、ルーター〔直径１０ｍｍ〕により深さ１０ｍ
ｍの溝Ｃを底板側から８０ｍｍあけ中仕切板（11）を差
し込む際の仕切りとした。
【００１３】更に、ルーター〔直径５ｍｍ〕により深さ
５ｍｍの溝（Ｄ）を側板（２ｃ，２ｃ′）の方より２９
０ｍｍ切り込みを入れ、後板（８）も前板（７）と相対
する加工を施し、側板（９，10）は金具（Ａ）（Ｂ）を
埋め込むための穴（直径３０ｍｍ×深さ５ｍｍ）を各二
ケ所あけた。
５ｍｍの溝（Ｄ）を側板（２ｃ，２ｃ′）の方より２９
０ｍｍ切り込みを入れ、後板（８）も前板（７）と相対
する加工を施し、側板（９，10）は金具（Ａ）（Ｂ）を
埋め込むための穴（直径３０ｍｍ×深さ５ｍｍ）を各二
ケ所あけた。
【００１４】側板（９，10）には、それぞれ底板（12）
が差し込まれる溝をルーター〔直径５ｍｍ〕により両端
１０ｍｍほど残し４３０ｍｍほど切り込み、中仕切板
（11）ほど切り込んだ。
が差し込まれる溝をルーター〔直径５ｍｍ〕により両端
１０ｍｍほど残し４３０ｍｍほど切り込み、中仕切板
（11）ほど切り込んだ。
【００１５】中仕切板（11）は、長さ方向の両端を前板
（７）、後板（８）のルーター溝（Ｃ）に合致するよう
一部２０ｍｍほど切り落とした。
（７）、後板（８）のルーター溝（Ｃ）に合致するよう
一部２０ｍｍほど切り落とした。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、以上の構成よりなるものであ
り、この発明によれば、矩形状枠体が予め、折り畳み用
金具と開きをロックする機能を有する折り畳み用金具と
で一連に連結されており、通常は偏平にして、運搬，保
管等を行い、設置場所にて簡易・迅速に組立られるた
め、輸送コスト、展示における占有面積の節約等ができ
る等極めて有益なる効果を奏するものである。
り、この発明によれば、矩形状枠体が予め、折り畳み用
金具と開きをロックする機能を有する折り畳み用金具と
で一連に連結されており、通常は偏平にして、運搬，保
管等を行い、設置場所にて簡易・迅速に組立られるた
め、輸送コスト、展示における占有面積の節約等ができ
る等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施例を示す組立部品を示す平面図
である。
である。
【図３】Ｘは、本発明の実施に使用するロック機能を有
する折り畳み用金具の斜視図であり、Ｙは折り畳み用金
具の斜視図である。
する折り畳み用金具の斜視図であり、Ｙは折り畳み用金
具の斜視図である。
【図４】本発明の折り畳んだ状態を示す正面図である。
【図５】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図６】本発明の他の実施例を示す組立部品を示す平面
図である。
図である。
１ 側板 ２ 天板 ３ 側板 ４ 底板 ５ 背板 ６ 表面化粧扉 ７ 前板 ８ 後板 ９ 側板 10 側板 11 中仕切板 12 底板 Ａ 折り畳み用金具 Ｂ 開きをロックする機能を有する折り畳み用金具 Ｃ ルーター溝 Ｄ ルーター溝
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形状枠部材の一の対角する偶角部にそ
れぞれ、折り畳み用金具を設け、他の対角する偶角部に
はそれぞれ開きをロックする機能を有する折り畳み用金
具を設け、矩形状枠部材を折り畳自在としたことを特徴
とする矩形状枠部材の搬送・組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13594292A JPH0622820A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 矩形状枠部材の搬送・組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13594292A JPH0622820A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 矩形状枠部材の搬送・組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622820A true JPH0622820A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=15163453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13594292A Pending JPH0622820A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 矩形状枠部材の搬送・組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622820A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08228855A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Sukemasa Nakamoto | 搬送、組み立てに便利な簡易キッチン |
| JPH08252118A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-10-01 | Sukemasa Nakamoto | 搬送、組み立てに便利な収納家具 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP13594292A patent/JPH0622820A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08228855A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Sukemasa Nakamoto | 搬送、組み立てに便利な簡易キッチン |
| JPH08252118A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-10-01 | Sukemasa Nakamoto | 搬送、組み立てに便利な収納家具 |
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