JPH06227401A - カートのブレーキ装置および拘束装置 - Google Patents
カートのブレーキ装置および拘束装置Info
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- JPH06227401A JPH06227401A JP3947093A JP3947093A JPH06227401A JP H06227401 A JPH06227401 A JP H06227401A JP 3947093 A JP3947093 A JP 3947093A JP 3947093 A JP3947093 A JP 3947093A JP H06227401 A JPH06227401 A JP H06227401A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1に、構成が簡単で、加工,位置合わせ,
組立,取付,調整も容易であり、しかも操作が容易な、
カートのブレーキ装置および拘束装置を提案する。更に
ブレーキ装置については、これに加え第2に、カート本
体やキャスターに対する制約等がないと共に、後付けに
よる取付も可能なものを、提案する。 【構成】 このブレーキ装置は、ブレーキペタル,レリ
ーズペタル3,第1,第2,第3,第4の各シャフト
1,4,6,8,上部リンク板5,下部リンク板7,ブ
レーキ部材9,第1付勢手段,コネクター等を組み合わ
せてなり、ブレーキペタルを押下すると、走行フロア面
Aにブレーキ部材9が接触圧接する。又、拘束装置は、
第5シャフト13,拘束金具14,第2付勢手段15,
プルロッド16等を組み合わせてなり、拘束金具14が
収納場所の取付金具27に接触係止されて拘束され、レ
リーズペタル3の押下により拘束解除される。
組立,取付,調整も容易であり、しかも操作が容易な、
カートのブレーキ装置および拘束装置を提案する。更に
ブレーキ装置については、これに加え第2に、カート本
体やキャスターに対する制約等がないと共に、後付けに
よる取付も可能なものを、提案する。 【構成】 このブレーキ装置は、ブレーキペタル,レリ
ーズペタル3,第1,第2,第3,第4の各シャフト
1,4,6,8,上部リンク板5,下部リンク板7,ブ
レーキ部材9,第1付勢手段,コネクター等を組み合わ
せてなり、ブレーキペタルを押下すると、走行フロア面
Aにブレーキ部材9が接触圧接する。又、拘束装置は、
第5シャフト13,拘束金具14,第2付勢手段15,
プルロッド16等を組み合わせてなり、拘束金具14が
収納場所の取付金具27に接触係止されて拘束され、レ
リーズペタル3の押下により拘束解除される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートのブレーキ装置
および拘束装置に関する。すなわち、例えば箱状をなし
キャスターを備え、物品が収納されて各種サービスに供
されるカートにおける、ブレーキ装置および拘束装置に
関するものである。
および拘束装置に関する。すなわち、例えば箱状をなし
キャスターを備え、物品が収納されて各種サービスに供
されるカートにおける、ブレーキ装置および拘束装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなカートのブレーキ装置は、従
来、キャスターに対しブレーキシュー等を圧接,離反さ
せる方式よりなっていた。すなわち、ブレーキ装置のブ
レーキペタルを押下することにより、リンク等の伝達手
段や付勢手段を介しブレーキシューを、カート本体の床
面下に付設されたキャスターに圧接させることにより、
ブレーキが実施されていた。又、このようなブレーキ装
置において、ブレーキ解除には各種方式のものが採用さ
れていたが、例えばレリーズペタルを押下する方式のも
の等々があった。他方、このようなブレーキ装置とは別
に、カートの拘束装置も従来より採用されていた。すな
わち、カートをギャレー等の収納場所にて不動に固定す
るため、このような収納場所の走行フロア面に取付金具
を設けておき、その取付金具の頭部に対し、カート側に
設けた拘束装置の拘束金具を接触係止可能として、カー
トを収納場所内にて不動に固定することも行われてい
た。
来、キャスターに対しブレーキシュー等を圧接,離反さ
せる方式よりなっていた。すなわち、ブレーキ装置のブ
レーキペタルを押下することにより、リンク等の伝達手
段や付勢手段を介しブレーキシューを、カート本体の床
面下に付設されたキャスターに圧接させることにより、
ブレーキが実施されていた。又、このようなブレーキ装
置において、ブレーキ解除には各種方式のものが採用さ
れていたが、例えばレリーズペタルを押下する方式のも
の等々があった。他方、このようなブレーキ装置とは別
に、カートの拘束装置も従来より採用されていた。すな
わち、カートをギャレー等の収納場所にて不動に固定す
るため、このような収納場所の走行フロア面に取付金具
を設けておき、その取付金具の頭部に対し、カート側に
設けた拘束装置の拘束金具を接触係止可能として、カー
トを収納場所内にて不動に固定することも行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来のブレーキ装置は、キャスターに対しブレー
キシューを圧接,離反させる方式よりなり、その伝達手
段や付勢手段が精微な構造よりなっていた。そこで、従
来のブレーキ装置については、構成部材の数が非常に多
いと共に、それらの構成も各々極めて複雑であり、もっ
て、それらの加工,位置合わせ,組立,取付,調整等に
も高い精度が要求され、製造コスト面や工数面に問題が
指摘されていた。更に、操作が容易でないという指摘も
あった。又、このようなブレーキ装置と共に用いられる
拘束装置についても、拘束金具による拘束そして特に拘
束解除の構造が、精微で複雑であり、構成部材の数が多
いと共にそれらの構成も各々複雑であり、上述したブレ
ーキ装置と同様に、製造コスト面や工数面に問題が指摘
され、更に操作が容易でないという指摘もあった。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来のブレーキ装置は、キャスターに対しブレー
キシューを圧接,離反させる方式よりなり、その伝達手
段や付勢手段が精微な構造よりなっていた。そこで、従
来のブレーキ装置については、構成部材の数が非常に多
いと共に、それらの構成も各々極めて複雑であり、もっ
て、それらの加工,位置合わせ,組立,取付,調整等に
も高い精度が要求され、製造コスト面や工数面に問題が
指摘されていた。更に、操作が容易でないという指摘も
あった。又、このようなブレーキ装置と共に用いられる
拘束装置についても、拘束金具による拘束そして特に拘
束解除の構造が、精微で複雑であり、構成部材の数が多
いと共にそれらの構成も各々複雑であり、上述したブレ
ーキ装置と同様に、製造コスト面や工数面に問題が指摘
され、更に操作が容易でないという指摘もあった。
【0004】第2に、又、このような従来のブレーキ装
置は、精微で複雑であり構成部材の数も多いので、カー
ト本体の床面下で大きな設置スペースを要し、ために、
カート本体側の内寸やキャスターのサイズ・種類等が、
制約を受け限定されてしまうという指摘があった。更に
同様の理由により、従来のブレーキ装置は、ブレーキ装
置が設けられていなかったカートに対し、後付けで取付
できなかった。すなわち、一旦それまでのキャスターを
始めとするキャスター回りをすべて取り外すことを要
し、それから、キャスターに対しブレーキシュー等のブ
レーキ装置を取付ていた。
置は、精微で複雑であり構成部材の数も多いので、カー
ト本体の床面下で大きな設置スペースを要し、ために、
カート本体側の内寸やキャスターのサイズ・種類等が、
制約を受け限定されてしまうという指摘があった。更に
同様の理由により、従来のブレーキ装置は、ブレーキ装
置が設けられていなかったカートに対し、後付けで取付
できなかった。すなわち、一旦それまでのキャスターを
始めとするキャスター回りをすべて取り外すことを要
し、それから、キャスターに対しブレーキシュー等のブ
レーキ装置を取付ていた。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、まず
請求項1では、所定のブレーキペタル,レリーズペタ
ル,第1,第2,第3,第4の各シャフト,上部リンク
板,下部リンク板,ブレーキ部材,第1付勢手段,コネ
クター等を組み合わせ、もって走行フロア面に対しブレ
ーキ部材を直接、接触圧接させる方式を採用したことに
より、第1に、構成が簡単で、加工,位置合わせ,組
立,取付,調整等も容易で、しかも操作が容易であり、
第2に、カート本体やキャスターに対する制約や限定も
ないと共に、後付けによる取付も可能な、カートのブレ
ーキ装置を提案することを目的とする。又、請求項2で
は、所定の第5シャフト,拘束金具,第2付勢手段,プ
ルロッド等を組み合わせてなることにより、構成が簡単
で、加工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易で、
しかも操作が容易である、カートの拘束装置を提案する
ことを目的とする。
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、まず
請求項1では、所定のブレーキペタル,レリーズペタ
ル,第1,第2,第3,第4の各シャフト,上部リンク
板,下部リンク板,ブレーキ部材,第1付勢手段,コネ
クター等を組み合わせ、もって走行フロア面に対しブレ
ーキ部材を直接、接触圧接させる方式を採用したことに
より、第1に、構成が簡単で、加工,位置合わせ,組
立,取付,調整等も容易で、しかも操作が容易であり、
第2に、カート本体やキャスターに対する制約や限定も
ないと共に、後付けによる取付も可能な、カートのブレ
ーキ装置を提案することを目的とする。又、請求項2で
は、所定の第5シャフト,拘束金具,第2付勢手段,プ
ルロッド等を組み合わせてなることにより、構成が簡単
で、加工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易で、
しかも操作が容易である、カートの拘束装置を提案する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このブレーキ装置
は、略L字状をなし中央がカート本体の端付近に水平の
第1シャフトにて取り付けられ、一端側が自由端となっ
て押下可能な、ブレーキペタルおよびレリーズペタル
と、水平の第2シャフトを介し上端がカート本体下に枢
着され、上下に回動可能な上部リンク板と、該第2シャ
フトと平行に配された第3シャフトを介し上端が該上部
リンク板の下端に枢着され、上下に回動可能な下部リン
ク板と、該第2シャフトおよび第3シャフトと平行に配
されると共に該下部リンク板の下端が枢着され、かつガ
イドされて上位置および下位置間を移動可能な第4シャ
フトと、を有してなる。
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このブレーキ装置
は、略L字状をなし中央がカート本体の端付近に水平の
第1シャフトにて取り付けられ、一端側が自由端となっ
て押下可能な、ブレーキペタルおよびレリーズペタル
と、水平の第2シャフトを介し上端がカート本体下に枢
着され、上下に回動可能な上部リンク板と、該第2シャ
フトと平行に配された第3シャフトを介し上端が該上部
リンク板の下端に枢着され、上下に回動可能な下部リン
ク板と、該第2シャフトおよび第3シャフトと平行に配
されると共に該下部リンク板の下端が枢着され、かつガ
イドされて上位置および下位置間を移動可能な第4シャ
フトと、を有してなる。
【0007】そして更に、該第4シャフトから垂下設さ
れ該第4シャフトに従動して、走行フロア面から離反し
た上位のブレーキ解除位置、および該走行フロア面に接
触圧接する下位のブレーキ位置間を移動可能なブレーキ
部材と、該第4シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ
上位置およびブレーキ解除位置へと付勢する第1付勢手
段と、上記ブレーキペタルの他端側と該第3シャフト間
に介裝され、上記ブレーキペタルが押下されると該上部
リンク板および下部リンク板をほぼ縦に並ばせ、該第4
シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ下位置およびブ
レーキ位置へと、該第1付勢手段の付勢力に抗し移動さ
せるコネクターと、を有してなる。そして上記レリーズ
ペタルは、押下された上記ブレーキペタルを、介裝部材
を介し元に復帰させるようになっている。
れ該第4シャフトに従動して、走行フロア面から離反し
た上位のブレーキ解除位置、および該走行フロア面に接
触圧接する下位のブレーキ位置間を移動可能なブレーキ
部材と、該第4シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ
上位置およびブレーキ解除位置へと付勢する第1付勢手
段と、上記ブレーキペタルの他端側と該第3シャフト間
に介裝され、上記ブレーキペタルが押下されると該上部
リンク板および下部リンク板をほぼ縦に並ばせ、該第4
シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ下位置およびブ
レーキ位置へと、該第1付勢手段の付勢力に抗し移動さ
せるコネクターと、を有してなる。そして上記レリーズ
ペタルは、押下された上記ブレーキペタルを、介裝部材
を介し元に復帰させるようになっている。
【0008】次に、請求項2については次のとおり。す
なわち、このカートの拘束装置は、水平の第5シャフト
を介し中央がカート本体下に枢着されて上下に回動可能
であり、その下部が、走行フロア面に設けられた取付金
具の頭部に接触係止可能な下位の拘束位置、および該取
付金具の頭部に接触係止不能な上位の拘束解除位置に変
位可能な拘束金具と、該拘束金具を拘束位置へと付勢す
る第2付勢手段と、前記レリーズペタルの他端側と該拘
束金具の上部間に介裝されたプルロッドと、を有してな
る。そして該拘束金具は、前記レリーズペタルの押下に
より該プルロッドを介し、該第2付勢手段の付勢力に抗
して拘束位置から拘束解除位置へと変位するようになっ
ている。
なわち、このカートの拘束装置は、水平の第5シャフト
を介し中央がカート本体下に枢着されて上下に回動可能
であり、その下部が、走行フロア面に設けられた取付金
具の頭部に接触係止可能な下位の拘束位置、および該取
付金具の頭部に接触係止不能な上位の拘束解除位置に変
位可能な拘束金具と、該拘束金具を拘束位置へと付勢す
る第2付勢手段と、前記レリーズペタルの他端側と該拘
束金具の上部間に介裝されたプルロッドと、を有してな
る。そして該拘束金具は、前記レリーズペタルの押下に
より該プルロッドを介し、該第2付勢手段の付勢力に抗
して拘束位置から拘束解除位置へと変位するようになっ
ている。
【0009】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。まず、請求項1については次のとお
り。すなわち、このカートのブレーキ装置では、ブレー
キペタルを押下すると、コネクターを介し第3シャフト
が移動し、上部リンク板と下部リンク板が、ほぼ縦に並
んだ姿勢となる。そこで第4シャフトが上位置から下位
置へ、ブレーキ部材が、上位のブレーキ解除位置から下
位のブレーキ位置へと移動して、走行フロア面に接触圧
接し、ブレーキが実施される。そして事後、レリーズペ
タルを押下すると、介裝部材を介しブレーキペタルが押
下姿勢から元の常時姿勢に復帰する。そこで第1付勢手
段の付勢力もあり、コネクター,第3シャフト,上部リ
ンク板,下部リンク板,第4シャフト等が上述とは逆に
動作し、ブレーキ部材が、上位のブレーキ解除位置に復
帰し走行フロア面から離反して、ブレーキが解除され
る。次に、請求項2については次のとおり。すなわち、
このカートの拘束装置では、拘束金具が常時は第2付勢
手段の付勢力により拘束位置にある。そこで、カートを
ギャレー等の収納場所に収納すると、その走行フロア面
の取付金具の頭部に対し拘束金具が接触係止され、カー
トは、自動的に拘束され固定される。そして事後、レリ
ーズペタルを押下すると、上述したブレーキの解除と共
に、プルロッドを介し拘束金具が、上位置の拘束解除位
置に復帰し、取付金具との接触係止そしてカートの拘束
が解除される。
ように作用する。まず、請求項1については次のとお
り。すなわち、このカートのブレーキ装置では、ブレー
キペタルを押下すると、コネクターを介し第3シャフト
が移動し、上部リンク板と下部リンク板が、ほぼ縦に並
んだ姿勢となる。そこで第4シャフトが上位置から下位
置へ、ブレーキ部材が、上位のブレーキ解除位置から下
位のブレーキ位置へと移動して、走行フロア面に接触圧
接し、ブレーキが実施される。そして事後、レリーズペ
タルを押下すると、介裝部材を介しブレーキペタルが押
下姿勢から元の常時姿勢に復帰する。そこで第1付勢手
段の付勢力もあり、コネクター,第3シャフト,上部リ
ンク板,下部リンク板,第4シャフト等が上述とは逆に
動作し、ブレーキ部材が、上位のブレーキ解除位置に復
帰し走行フロア面から離反して、ブレーキが解除され
る。次に、請求項2については次のとおり。すなわち、
このカートの拘束装置では、拘束金具が常時は第2付勢
手段の付勢力により拘束位置にある。そこで、カートを
ギャレー等の収納場所に収納すると、その走行フロア面
の取付金具の頭部に対し拘束金具が接触係止され、カー
トは、自動的に拘束され固定される。そして事後、レリ
ーズペタルを押下すると、上述したブレーキの解除と共
に、プルロッドを介し拘束金具が、上位置の拘束解除位
置に復帰し、取付金具との接触係止そしてカートの拘束
が解除される。
【0010】さてそこで第1に、この請求項1,2のブ
レーキ装置および拘束装置は共に、構成部材の数が少な
いと共に、それらの形状もシンプルである等、構成が簡
単であり、その加工,位置合わせ,組立,取付,調整等
も容易であり、しかも操作が容易である。第2に、更に
この請求項1のブレーキ装置は、構成が簡単であり大き
な設置スペースを要することもなく、カート本体の内寸
やキャスターのサイズ・種類等を、特に制約したり限定
したりすることがない。更に、ブレーキ装置が設けられ
ていなかったカートに対し、後付けによる取付も可能で
ある。
レーキ装置および拘束装置は共に、構成部材の数が少な
いと共に、それらの形状もシンプルである等、構成が簡
単であり、その加工,位置合わせ,組立,取付,調整等
も容易であり、しかも操作が容易である。第2に、更に
この請求項1のブレーキ装置は、構成が簡単であり大き
な設置スペースを要することもなく、カート本体の内寸
やキャスターのサイズ・種類等を、特に制約したり限定
したりすることがない。更に、ブレーキ装置が設けられ
ていなかったカートに対し、後付けによる取付も可能で
ある。
【0011】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。各図面は本発明の実施例に関
し、図1から図4はそれぞれブレーキ解除状態を示し、
図1はその側断面図、図2は側面図、図3は正面図、図
4は底面図である。又、図5から図7はそれぞれブレー
キ状態を示し、図5はその側断面図、図6は側面図、図
7は正面図である。
いて、詳細に説明する。各図面は本発明の実施例に関
し、図1から図4はそれぞれブレーキ解除状態を示し、
図1はその側断面図、図2は側面図、図3は正面図、図
4は底面図である。又、図5から図7はそれぞれブレー
キ状態を示し、図5はその側断面図、図6は側面図、図
7は正面図である。
【0012】カートは、例えば箱状をなしキャスターを
備え、物品が収納されて各種サービスに供され、例え
ば、航空機の機内や新幹線等の車輌内において、搭乗員
が乗客に食事や飲食物等のサービスを実施する際に、使
用される。そしてまず、このカートのブレーキ装置は、
次に述べる第1シャフト1,ブレーキペタル2,レリー
ズペタル3,第2シャフト4,上部リンク板5,第3シ
ャフト6,下部リンク板7,第4シャフト8,ブレーキ
部材9,第1付勢手段10,コネクター11,介裝部材
12等々、を備えてなる。又、このカートの拘束装置
は、次に述べる第5シャフト13,拘束金具14,第2
付勢手段15,プルロッド16等々、を備えてなる。以
下、これらについて詳述する。
備え、物品が収納されて各種サービスに供され、例え
ば、航空機の機内や新幹線等の車輌内において、搭乗員
が乗客に食事や飲食物等のサービスを実施する際に、使
用される。そしてまず、このカートのブレーキ装置は、
次に述べる第1シャフト1,ブレーキペタル2,レリー
ズペタル3,第2シャフト4,上部リンク板5,第3シ
ャフト6,下部リンク板7,第4シャフト8,ブレーキ
部材9,第1付勢手段10,コネクター11,介裝部材
12等々、を備えてなる。又、このカートの拘束装置
は、次に述べる第5シャフト13,拘束金具14,第2
付勢手段15,プルロッド16等々、を備えてなる。以
下、これらについて詳述する。
【0013】まず、カートのブレーキ装置について述べ
ると、ブレーキペタル2およびレリーズペタル3は、各
図に示したように、略L字状をなし中央がカート本体の
床面17の端付近に水平の第1シャフト1にて取り付け
られ、それぞれ一端側18,19が自由端となって押下
可能となっている。すなわち、ブレーキペタル2とレリ
ーズペタル3は、カート本体の床面17の端付近で併設
されており、床面17下に横に保持された第1シャフト
1にて、上下に回動可能に枢着されており、床面17下
から突出した一端側18,19が、足で踏み込まれるこ
とにより、それぞれ図1,図2に示した状態から図5,
図6に示した状態に、押下されるようになっている。
ると、ブレーキペタル2およびレリーズペタル3は、各
図に示したように、略L字状をなし中央がカート本体の
床面17の端付近に水平の第1シャフト1にて取り付け
られ、それぞれ一端側18,19が自由端となって押下
可能となっている。すなわち、ブレーキペタル2とレリ
ーズペタル3は、カート本体の床面17の端付近で併設
されており、床面17下に横に保持された第1シャフト
1にて、上下に回動可能に枢着されており、床面17下
から突出した一端側18,19が、足で踏み込まれるこ
とにより、それぞれ図1,図2に示した状態から図5,
図6に示した状態に、押下されるようになっている。
【0014】上部リンク板5は、各図に示したように、
水平の第2シャフト4を介し上端がカート本体の床面1
7下に枢着され、上下に回動可能となっている。すなわ
ち上部リンク板5は、床面17下に横に保持された第2
シャフト4にて枢着され、ほぼ縦の姿勢と横に傾斜した
姿勢間を、例えば45度程度の角度で回動可能となって
いる。次に下部リンク板7は、各図に示したように第2
シャフト4と平行に配された第3シャフト6を介し上端
が上部リンク板5の下端に枢着され、上下に回動可能と
なっている。すなわち下部リンク板7は、水平に配され
た第3シャフト6にて上部リンク板5下に枢着され、ほ
ぼ縦の姿勢と横に傾斜した姿勢間を、例えば45度程度
の角度で回動可能となっている。
水平の第2シャフト4を介し上端がカート本体の床面1
7下に枢着され、上下に回動可能となっている。すなわ
ち上部リンク板5は、床面17下に横に保持された第2
シャフト4にて枢着され、ほぼ縦の姿勢と横に傾斜した
姿勢間を、例えば45度程度の角度で回動可能となって
いる。次に下部リンク板7は、各図に示したように第2
シャフト4と平行に配された第3シャフト6を介し上端
が上部リンク板5の下端に枢着され、上下に回動可能と
なっている。すなわち下部リンク板7は、水平に配され
た第3シャフト6にて上部リンク板5下に枢着され、ほ
ぼ縦の姿勢と横に傾斜した姿勢間を、例えば45度程度
の角度で回動可能となっている。
【0015】第4シャフト8は、このような第2シャフ
ト4および第3シャフト6と平行に配されると共に、下
部リンク板7の下端が枢着され、かつガイドされて、図
1,図2,図3に示した上位置、および図5,図6,図
7に示した下位置間を、移動可能となっている。すなわ
ち第4シャフト8は、水平に配され下部リンク板7の下
端が枢着されると共に、カート本体の床面17下の左右
のハウジング板20の内側に縦長に形成されたガイド溝
やガイド穴(図示せず)に案内されつつ、上位置と下位
置間を上下動可能となっている。
ト4および第3シャフト6と平行に配されると共に、下
部リンク板7の下端が枢着され、かつガイドされて、図
1,図2,図3に示した上位置、および図5,図6,図
7に示した下位置間を、移動可能となっている。すなわ
ち第4シャフト8は、水平に配され下部リンク板7の下
端が枢着されると共に、カート本体の床面17下の左右
のハウジング板20の内側に縦長に形成されたガイド溝
やガイド穴(図示せず)に案内されつつ、上位置と下位
置間を上下動可能となっている。
【0016】ブレーキ部材9は、第4シャフト8から垂
下設され第4シャフト8に従動して、図1,図2,図3
等に示したように、地面やフロア等の走行フロア面Aか
ら離反した上位のブレーキ解除位置、および図5,図
6,図7等に示したように、走行フロア面Aに接触圧接
する下位のブレーキ位置間を、移動可能となっている。
すなわちブレーキ部材9は、少なくとも下部が摩擦力に
優れたゴム製の部材よりなり、図示例では第4シャフト
8の両端からそれぞれ垂下設されており(特に図3,図
4,図7を参照)、第4シャフト8に従動して、ブレー
キ解除位置とブレーキ位置間を上下動可能となってい
る。
下設され第4シャフト8に従動して、図1,図2,図3
等に示したように、地面やフロア等の走行フロア面Aか
ら離反した上位のブレーキ解除位置、および図5,図
6,図7等に示したように、走行フロア面Aに接触圧接
する下位のブレーキ位置間を、移動可能となっている。
すなわちブレーキ部材9は、少なくとも下部が摩擦力に
優れたゴム製の部材よりなり、図示例では第4シャフト
8の両端からそれぞれ垂下設されており(特に図3,図
4,図7を参照)、第4シャフト8に従動して、ブレー
キ解除位置とブレーキ位置間を上下動可能となってい
る。
【0017】第1付勢手段10は、各図に示したよう
に、このような第4シャフト8およびブレーキ部材9
を、それぞれ上位置およびブレーキ解除位置へと付勢し
ている。すなわち、スプリングよりなるこの第1付勢手
段10は、図示例では、第2シャフト4と第4シャフト
8間に左右で2個介裝されており、第4シャフト8を常
時、前述したハウジング板20に形成されたガイド溝や
ガイド穴の上端まで引っ張り、ブレーキ部材9をブレー
キ解除位置へと付勢している。又、コネクター11は、
図2や図6に示したようにブレーキペタル2の他端側2
1と第3シャフト6間に介裝されている。そしてこのコ
ネクター11は、ブレーキペタル2が押下されると上部
リンク板5と下部リンク板7をほぼ縦に並ばせ、第4シ
ャフト8およびブレーキ部材9をそれぞれ下位置および
ブレーキ位置へと、第1付勢手段10の付勢力に抗し移
動させるようになっている。
に、このような第4シャフト8およびブレーキ部材9
を、それぞれ上位置およびブレーキ解除位置へと付勢し
ている。すなわち、スプリングよりなるこの第1付勢手
段10は、図示例では、第2シャフト4と第4シャフト
8間に左右で2個介裝されており、第4シャフト8を常
時、前述したハウジング板20に形成されたガイド溝や
ガイド穴の上端まで引っ張り、ブレーキ部材9をブレー
キ解除位置へと付勢している。又、コネクター11は、
図2や図6に示したようにブレーキペタル2の他端側2
1と第3シャフト6間に介裝されている。そしてこのコ
ネクター11は、ブレーキペタル2が押下されると上部
リンク板5と下部リンク板7をほぼ縦に並ばせ、第4シ
ャフト8およびブレーキ部材9をそれぞれ下位置および
ブレーキ位置へと、第1付勢手段10の付勢力に抗し移
動させるようになっている。
【0018】さて、前述したレリーズペタル3は、押下
されたブレーキペタル2を、介裝部材12を介し元に復
帰させるようになっている。図示例では、このような介
裝部材12として、図4等に示したように、カート本体
の床面17にピン22にて縦に枢着され、ブレーキペタ
ル2およびレリーズペタル3上を水平に回動可能なロー
ターが用いられており、このローターよりなる介裝部材
12の両端下面には、それぞれ接点23,24が突出形
成されている。そして、ブレーキペタル2の一端側18
が押下されて、ブレーキペタル2が押下姿勢をとると、
ブレーキペタル2の他端側21が接点23に当接する関
係に設定されており、このようにブレーキペタル2の他
端側21が当接すると、ローターよりなる介裝部材12
が、図4中実線表示の状態から破線表示の状態へと、押
動され,回動するようになっている。そして、このよう
にして介裝部材12が回動され、その接点24が、レリ
ーズペタル3の他端側25に対向位置した状態におい
て、レリーズペタル3の一端側19が押下されて押下姿
勢とされると、レリーズペタル3の他端側25に接点2
4が当接して、再び介裝部材12が押動され,回動し
て、図4中破線表示の状態から元の実線表示の状態へ
と、復帰するようになっている。そこで接点23にて、
ブレーキペタル2の他端側21が押動され、ブレーキペ
タル2は強制的に、一端側18の自由端側が押下されて
いた押下姿勢から、一端側18が持ち上げられて元の常
時姿勢へと復帰することになる。ブレーキ装置は、この
ようになっている。
されたブレーキペタル2を、介裝部材12を介し元に復
帰させるようになっている。図示例では、このような介
裝部材12として、図4等に示したように、カート本体
の床面17にピン22にて縦に枢着され、ブレーキペタ
ル2およびレリーズペタル3上を水平に回動可能なロー
ターが用いられており、このローターよりなる介裝部材
12の両端下面には、それぞれ接点23,24が突出形
成されている。そして、ブレーキペタル2の一端側18
が押下されて、ブレーキペタル2が押下姿勢をとると、
ブレーキペタル2の他端側21が接点23に当接する関
係に設定されており、このようにブレーキペタル2の他
端側21が当接すると、ローターよりなる介裝部材12
が、図4中実線表示の状態から破線表示の状態へと、押
動され,回動するようになっている。そして、このよう
にして介裝部材12が回動され、その接点24が、レリ
ーズペタル3の他端側25に対向位置した状態におい
て、レリーズペタル3の一端側19が押下されて押下姿
勢とされると、レリーズペタル3の他端側25に接点2
4が当接して、再び介裝部材12が押動され,回動し
て、図4中破線表示の状態から元の実線表示の状態へ
と、復帰するようになっている。そこで接点23にて、
ブレーキペタル2の他端側21が押動され、ブレーキペ
タル2は強制的に、一端側18の自由端側が押下されて
いた押下姿勢から、一端側18が持ち上げられて元の常
時姿勢へと復帰することになる。ブレーキ装置は、この
ようになっている。
【0019】次に、カートの拘束装置について述べる
と、まず拘束金具14は、各図に示したように、水平の
第5シャフト13を介し中央がカート本体下のハウジン
グ板20間に枢着され、上下に例えば20度程度の角度
で回動可能となっている。そしてその下部26が、図
1,図5中では実線表示、又、図2,図6中では破線表
示のごとく、走行フロア面Aに設けられた取付金具27
の頭部28に接触係止可能な下位の拘束位置、および、
図5中想像線表示のごとく、取付金具27の頭部28に
接触係止不能な上位の拘束解除位置に、変位可能となっ
ている。すなわち拘束金具14は、上部29および下部
26を備えた断面屈曲状をなし、中央が第5シャフト1
3にて枢着され、図5中において実線表示の状態と想像
線表示の状態間を回動可能で、下位の拘束位置と上位の
拘束解除位置間を変位可能となっている。なお取付金具
27は、ギャレー等の収納場所の走行フロア面Aに突出
形成された専用のものよりなり、例えば略マッシュルー
ム状をなし、凹段部30を介したその頭部28に対し、
拘束金具14の下部26に形成された突部31が、接触
係止可能となっている。
と、まず拘束金具14は、各図に示したように、水平の
第5シャフト13を介し中央がカート本体下のハウジン
グ板20間に枢着され、上下に例えば20度程度の角度
で回動可能となっている。そしてその下部26が、図
1,図5中では実線表示、又、図2,図6中では破線表
示のごとく、走行フロア面Aに設けられた取付金具27
の頭部28に接触係止可能な下位の拘束位置、および、
図5中想像線表示のごとく、取付金具27の頭部28に
接触係止不能な上位の拘束解除位置に、変位可能となっ
ている。すなわち拘束金具14は、上部29および下部
26を備えた断面屈曲状をなし、中央が第5シャフト1
3にて枢着され、図5中において実線表示の状態と想像
線表示の状態間を回動可能で、下位の拘束位置と上位の
拘束解除位置間を変位可能となっている。なお取付金具
27は、ギャレー等の収納場所の走行フロア面Aに突出
形成された専用のものよりなり、例えば略マッシュルー
ム状をなし、凹段部30を介したその頭部28に対し、
拘束金具14の下部26に形成された突部31が、接触
係止可能となっている。
【0020】そして、このような拘束金具14を拘束位
置へと付勢する第2付勢手段15が、図1および図5に
示したように、拘束金具14の上部29と、カート本体
の床面17下のハウジング板20から横に突設されたピ
ン32間に介裝されている。この第2付勢手段15はス
プリングよりなり、拘束金具14を、図面上では時計方
向に付勢することにより拘束位置へと付勢している。更
に、図1,図5,図6等に示したように、レリーズペタ
ル3の他端側25と拘束金具14の上部29間には、プ
ルロッド16が両端をそれぞれピンにて枢着されて介裝
されており、拘束金具14は、レリーズペタル3の押下
によりこのプルロッド16を介し、第2付勢手段15の
付勢力に抗して、拘束位置から拘束解除位置へと変位す
るようになっている。すなわち、図5中の実線表示の状
態から想像線表示の状態へと、レリーズペタル3が押下
されると、プルロッド16がレリーズペタル3側へと移
動し、拘束金具14が上位の拘束解除位置へと変位する
ようになっている。
置へと付勢する第2付勢手段15が、図1および図5に
示したように、拘束金具14の上部29と、カート本体
の床面17下のハウジング板20から横に突設されたピ
ン32間に介裝されている。この第2付勢手段15はス
プリングよりなり、拘束金具14を、図面上では時計方
向に付勢することにより拘束位置へと付勢している。更
に、図1,図5,図6等に示したように、レリーズペタ
ル3の他端側25と拘束金具14の上部29間には、プ
ルロッド16が両端をそれぞれピンにて枢着されて介裝
されており、拘束金具14は、レリーズペタル3の押下
によりこのプルロッド16を介し、第2付勢手段15の
付勢力に抗して、拘束位置から拘束解除位置へと変位す
るようになっている。すなわち、図5中の実線表示の状
態から想像線表示の状態へと、レリーズペタル3が押下
されると、プルロッド16がレリーズペタル3側へと移
動し、拘束金具14が上位の拘束解除位置へと変位する
ようになっている。
【0021】なおレリーズペタル3は、押下されない常
時は図1や図5中に示すように、プルロッド16を介し
第2付勢手段15にて図面上では右側に付勢されてお
り、左右のハウジング板20間に介裝されたストッパ3
3にその他端側25が当接して、常時姿勢に保持されて
いる。又、拘束金具14は、第2付勢手段15の付勢力
により、その下部26が常時は図1や図5中に示された
ストッパ34に当接することにより、下位の拘束位置に
保持されている。なお、図3および図7中において35
はブラケットであり、このブラケット35は、左右のハ
ウジング板20の内側に付設され、前述した第2シャフ
ト4,第3シャフト6,第4シャフト8,上部リンク板
5,下部リンク板7,ブレーキ部材9等を、ガイドしつ
つ保持している。
時は図1や図5中に示すように、プルロッド16を介し
第2付勢手段15にて図面上では右側に付勢されてお
り、左右のハウジング板20間に介裝されたストッパ3
3にその他端側25が当接して、常時姿勢に保持されて
いる。又、拘束金具14は、第2付勢手段15の付勢力
により、その下部26が常時は図1や図5中に示された
ストッパ34に当接することにより、下位の拘束位置に
保持されている。なお、図3および図7中において35
はブラケットであり、このブラケット35は、左右のハ
ウジング板20の内側に付設され、前述した第2シャフ
ト4,第3シャフト6,第4シャフト8,上部リンク板
5,下部リンク板7,ブレーキ部材9等を、ガイドしつ
つ保持している。
【0022】本発明に係るカートのブレーキ装置および
拘束装置は、以上説明したようになている。そこで以下
のようになる。まず、カートのブレーキ装置については
次のとおり。すなわち、このカートのブレーキ装置で
は、ブレーキペタル2の自由端である一端側18を押下
すると、コネクター11を介し第3シャフト6がブレー
キペタル2側に移動し、もって、上部リンク板5が第2
シャフト4を中心に下位に回動し、下部リンク板7が、
これにより第3シャフト6を中心に下位置に移動するの
で、上部リンク板5と下部リンク板7がほぼ縦に並んだ
姿勢となる。すなわち、ブレーキペタル2を徐々に踏み
込んで行き、第2シャフト4と第4シャフト8を結ぶ縦
線上に第3シャフト6が到達すると、第3シャフト6の
下方への移動量が最大となるが、これより更に僅かだけ
第3シャフト6が図面上では左側に回転した時に、上部
リンク板5の下端の一部と下部リンク板7の上端の一部
とが当接するように設定されている。
拘束装置は、以上説明したようになている。そこで以下
のようになる。まず、カートのブレーキ装置については
次のとおり。すなわち、このカートのブレーキ装置で
は、ブレーキペタル2の自由端である一端側18を押下
すると、コネクター11を介し第3シャフト6がブレー
キペタル2側に移動し、もって、上部リンク板5が第2
シャフト4を中心に下位に回動し、下部リンク板7が、
これにより第3シャフト6を中心に下位置に移動するの
で、上部リンク板5と下部リンク板7がほぼ縦に並んだ
姿勢となる。すなわち、ブレーキペタル2を徐々に踏み
込んで行き、第2シャフト4と第4シャフト8を結ぶ縦
線上に第3シャフト6が到達すると、第3シャフト6の
下方への移動量が最大となるが、これより更に僅かだけ
第3シャフト6が図面上では左側に回転した時に、上部
リンク板5の下端の一部と下部リンク板7の上端の一部
とが当接するように設定されている。
【0023】このように、上部リンク板5と下部リンク
板7は、当接した状態で停止しほぼ縦に並んだ姿勢とな
り、この状態は、ブレーキペタル2を押下する荷重を取
り去っても、第1付勢手段10の付勢力を活用すること
により維持されており、後述によりブレーキペタル2を
レリーズペタル3の押下により常時姿勢に戻すまで、維
持されることになる。さてそこで、このように上部リン
ク板5と下部リンク板7がほぼ縦に並んだ姿勢となるま
での間に、第4シャフト8が上位置から下位置へ、そし
てブレーキ部材9が上位のブレーキ解除位置から下位の
ブレーキ位置へと、第1付勢手段10の付勢力に抗して
移動して行き、上部リンク板5と下部リンク板7とが上
述によりほぼ縦に並んだ姿勢で維持されると、ブレーキ
部材9が走行フロア面Aに接触圧接して、その摩擦抵抗
によりブレーキが実施され、以降カートは停止し続け
る。
板7は、当接した状態で停止しほぼ縦に並んだ姿勢とな
り、この状態は、ブレーキペタル2を押下する荷重を取
り去っても、第1付勢手段10の付勢力を活用すること
により維持されており、後述によりブレーキペタル2を
レリーズペタル3の押下により常時姿勢に戻すまで、維
持されることになる。さてそこで、このように上部リン
ク板5と下部リンク板7がほぼ縦に並んだ姿勢となるま
での間に、第4シャフト8が上位置から下位置へ、そし
てブレーキ部材9が上位のブレーキ解除位置から下位の
ブレーキ位置へと、第1付勢手段10の付勢力に抗して
移動して行き、上部リンク板5と下部リンク板7とが上
述によりほぼ縦に並んだ姿勢で維持されると、ブレーキ
部材9が走行フロア面Aに接触圧接して、その摩擦抵抗
によりブレーキが実施され、以降カートは停止し続け
る。
【0024】そして事後、必要に応じレリーズペタル3
を押下すると、回動するローターよりなる介裝部材12
を介し、ブレーキペタル2が、強制的に押下姿勢から元
の常時姿勢に復帰する。そこで、第1付勢手段10の付
勢力もあり、コネクター11そして第3シャフト6が、
ブレーキペタル2から離反する方向に移動し、上部リン
ク板5そして下部リンク板7は、元の傾斜した姿勢に復
帰する。従って第4シャフト8を介し、ブレーキ部材9
も、下位のブレーキ位置から上位のブレーキ解除位置に
復帰し、走行フロア面Aから離反するので、ブレーキが
解除され、カートは自由に走行可能となる。
を押下すると、回動するローターよりなる介裝部材12
を介し、ブレーキペタル2が、強制的に押下姿勢から元
の常時姿勢に復帰する。そこで、第1付勢手段10の付
勢力もあり、コネクター11そして第3シャフト6が、
ブレーキペタル2から離反する方向に移動し、上部リン
ク板5そして下部リンク板7は、元の傾斜した姿勢に復
帰する。従って第4シャフト8を介し、ブレーキ部材9
も、下位のブレーキ位置から上位のブレーキ解除位置に
復帰し、走行フロア面Aから離反するので、ブレーキが
解除され、カートは自由に走行可能となる。
【0025】次に、カートの拘束装置については次のと
おり。すなわち、このカートの拘束装置では、拘束金具
14が常時は第2付勢手段15の付勢力により拘束位置
にある。そこで、カートをギャレー等の収納場所に押し
込んで行くと、拘束金具14の下部26の突部31が、
このような収納場所の走行フロア面Aに設けられた取付
金具27の頭部28に接触して、若干上方へ押し上げら
れる。そして更にカートを押し込んで収納すると、拘束
金具14が、取付金具27の頭部28と噛み合い接触係
止されるので、カートは、自動的かつ不動に拘束され固
定される。そして事後、必要に応じレリーズペタル3を
押下すると、上述したブレーキの解除と共に、このよう
な拘束の解除が行われる。すなわち、レリーズペタル3
を押下すると、プルロッド16を介し、拘束金具14が
第2付勢手段15の付勢力に抗して、下位の拘束位置か
ら上位置の拘束解除位置に回動して復帰し、拘束金具1
4の取付金具27との接触係止が解除されて離反する。
そこでカートは、自由に走行可能となる。
おり。すなわち、このカートの拘束装置では、拘束金具
14が常時は第2付勢手段15の付勢力により拘束位置
にある。そこで、カートをギャレー等の収納場所に押し
込んで行くと、拘束金具14の下部26の突部31が、
このような収納場所の走行フロア面Aに設けられた取付
金具27の頭部28に接触して、若干上方へ押し上げら
れる。そして更にカートを押し込んで収納すると、拘束
金具14が、取付金具27の頭部28と噛み合い接触係
止されるので、カートは、自動的かつ不動に拘束され固
定される。そして事後、必要に応じレリーズペタル3を
押下すると、上述したブレーキの解除と共に、このよう
な拘束の解除が行われる。すなわち、レリーズペタル3
を押下すると、プルロッド16を介し、拘束金具14が
第2付勢手段15の付勢力に抗して、下位の拘束位置か
ら上位置の拘束解除位置に回動して復帰し、拘束金具1
4の取付金具27との接触係止が解除されて離反する。
そこでカートは、自由に走行可能となる。
【0026】さてそこで、まず、このカートのブレーキ
装置では、次の第1,第2のようになる。第1に、構成
が簡単であり、その加工,位置合わせ,組立,取付,調
整等も容易である。すなわち、このカートのブレーキ装
置は、所定のブレーキペタル2,レリーズペタル3,第
1,第2,第3,第4の各シャフト1,4,6,8,上
部リンク板5,下部リンク板7,ブレーキ部材9,第1
付勢手段10,コネクター11等を組み合わせ、もっ
て、前述したこの種従来例のように、キャスター(図示
せず)に対してではなく、走行フロア面Aに対して直
接、ブレーキ部材9を接触圧接させる方式を採用してな
る。そこで、このブレーキ装置は、構成部材の数がこの
種従来例に比し少ないと共に、それらの形状もシンプル
である等、構成が簡単であり、その加工,位置合わせ,
組立,取付,調整等も容易であり、これらに特に高い精
度が要求されるようなこともない。又、このブレーキ装
置の操作は、ブレーキペタル2およびレリーズペタル3
の押下のみにて行え、容易である。
装置では、次の第1,第2のようになる。第1に、構成
が簡単であり、その加工,位置合わせ,組立,取付,調
整等も容易である。すなわち、このカートのブレーキ装
置は、所定のブレーキペタル2,レリーズペタル3,第
1,第2,第3,第4の各シャフト1,4,6,8,上
部リンク板5,下部リンク板7,ブレーキ部材9,第1
付勢手段10,コネクター11等を組み合わせ、もっ
て、前述したこの種従来例のように、キャスター(図示
せず)に対してではなく、走行フロア面Aに対して直
接、ブレーキ部材9を接触圧接させる方式を採用してな
る。そこで、このブレーキ装置は、構成部材の数がこの
種従来例に比し少ないと共に、それらの形状もシンプル
である等、構成が簡単であり、その加工,位置合わせ,
組立,取付,調整等も容易であり、これらに特に高い精
度が要求されるようなこともない。又、このブレーキ装
置の操作は、ブレーキペタル2およびレリーズペタル3
の押下のみにて行え、容易である。
【0027】第2に、このブレーキ装置は、このように
構成が簡単であり、カート本体の床面17下で大きな設
置スペースを要することもなく、例えばカートの仕様に
よりその最大高が指定された場合においても、カート本
体の内寸やキャスターのサイズ・種類等が、特に制約さ
れたり限定されるようなことがない。更に、ブレーキ装
置が設けられていなかったカートに対し、後付けによる
取付も容易に可能である。すなわち、このブレーキ装置
は構成が簡単であると共に、前述したこの種従来例のよ
うにキャスター(図示せず)に対してではなく、走行フ
ロア面Aに対し直接、ブレーキ部材9を接触圧接させる
方式なので、それまでのキャスターを始めとするキャス
ター回りを、一旦すべて取り外すことを要せず、キャス
ター回りはそのままで、後付けにて容易に取付可能であ
る。
構成が簡単であり、カート本体の床面17下で大きな設
置スペースを要することもなく、例えばカートの仕様に
よりその最大高が指定された場合においても、カート本
体の内寸やキャスターのサイズ・種類等が、特に制約さ
れたり限定されるようなことがない。更に、ブレーキ装
置が設けられていなかったカートに対し、後付けによる
取付も容易に可能である。すなわち、このブレーキ装置
は構成が簡単であると共に、前述したこの種従来例のよ
うにキャスター(図示せず)に対してではなく、走行フ
ロア面Aに対し直接、ブレーキ部材9を接触圧接させる
方式なので、それまでのキャスターを始めとするキャス
ター回りを、一旦すべて取り外すことを要せず、キャス
ター回りはそのままで、後付けにて容易に取付可能であ
る。
【0028】又、カートの拘束装置も、構成が簡単であ
り、その加工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易
である。すなわち、このカートの拘束装置は、所定の第
5シャフト13,拘束金具14,第2付勢手段15,プ
ルロッド16等を組み合わせてなり、そのレリーズペタ
ル3もブレーキ装置のものを兼用してなる。従って、拘
束金具14による拘束、そして特にその拘束解除の構造
が簡単であり、構成部材の数が、前述したこの種従来例
に比し少ないと共に、それらの形状もシンプルである
等、構成が簡単であり、その加工,位置合わせ,組立,
取付,調整等も容易であり、これらに特に高い精度が要
求されるようなことはない。又、この拘束装置の操作
は、解除時にレリーズペタル3を押下するのみでよく、
容易である。
り、その加工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易
である。すなわち、このカートの拘束装置は、所定の第
5シャフト13,拘束金具14,第2付勢手段15,プ
ルロッド16等を組み合わせてなり、そのレリーズペタ
ル3もブレーキ装置のものを兼用してなる。従って、拘
束金具14による拘束、そして特にその拘束解除の構造
が簡単であり、構成部材の数が、前述したこの種従来例
に比し少ないと共に、それらの形状もシンプルである
等、構成が簡単であり、その加工,位置合わせ,組立,
取付,調整等も容易であり、これらに特に高い精度が要
求されるようなことはない。又、この拘束装置の操作
は、解除時にレリーズペタル3を押下するのみでよく、
容易である。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る請求項1のカートのブレー
キ装置は、以上説明したように、所定のブレーキペタ
ル,レリーズペタル,第1,第2,第3,第4の各シャ
フト、上部リンク板,下部リンク板,ブレーキ部材,第
1付勢手段,コネクター等を組み合わせ、もって、走行
フロア面に対しブレーキ部材を直接、接触圧接させる方
式を採用したことにより、次の効果を発揮する。
キ装置は、以上説明したように、所定のブレーキペタ
ル,レリーズペタル,第1,第2,第3,第4の各シャ
フト、上部リンク板,下部リンク板,ブレーキ部材,第
1付勢手段,コネクター等を組み合わせ、もって、走行
フロア面に対しブレーキ部材を直接、接触圧接させる方
式を採用したことにより、次の効果を発揮する。
【0030】第1に、構成が簡単であり、その加工,位
置合わせ,組立,取付,調整等も容易であり、特に高い
精度も要求されない等、製造コスト面や工数面に優れて
いる。又、操作も容易である。第2に、カート本体側の
内寸やキャスターのサイズ・種類等を、特に制約したり
限定してしまうようなこともない。又、ブレーキ装置が
設けられていなかったカートに対し、後付けによる取付
も可能である。
置合わせ,組立,取付,調整等も容易であり、特に高い
精度も要求されない等、製造コスト面や工数面に優れて
いる。又、操作も容易である。第2に、カート本体側の
内寸やキャスターのサイズ・種類等を、特に制約したり
限定してしまうようなこともない。又、ブレーキ装置が
設けられていなかったカートに対し、後付けによる取付
も可能である。
【0031】次に、本発明に係る請求項2のカートの拘
束装置は、所定の第5シャフト,拘束金具,第2付勢手
段,プルロッド等を組み合わせてなることにより、次の
効果を発揮する。すなわち、構成が簡単であり、その加
工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易であり、特
に高い精度も要求されない等、製造コスト面や工数面に
優れている。又、操作も容易である。このように、この
種従来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮
する効果は、顕著にして大なるものがある。
束装置は、所定の第5シャフト,拘束金具,第2付勢手
段,プルロッド等を組み合わせてなることにより、次の
効果を発揮する。すなわち、構成が簡単であり、その加
工,位置合わせ,組立,取付,調整等も容易であり、特
に高い精度も要求されない等、製造コスト面や工数面に
優れている。又、操作も容易である。このように、この
種従来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮
する効果は、顕著にして大なるものがある。
【図1】本発明に係るカートのブレーキ装置および拘束
装置の実施例を示し、ブレーキ解除状態の側断面図であ
る。
装置の実施例を示し、ブレーキ解除状態の側断面図であ
る。
【図2】同実施例のブレーキ解除状態の側面図である。
【図3】同実施例のブレーキ解除状態の正面図である。
【図4】同実施例のブレーキ解除状態の底面図である。
【図5】同実施例のブレーキ状態の側断面図である。
【図6】同実施例のブレーキ状態の側面図である。
【図7】同実施例のブレーキ状態の正面図である。
1 第シャフト 2 ブレーキペタル 3 レリーズペタル 4 第2シャフト 5 上部リンク板 6 第3シャフト 7 下部リンク板 8 第4シャフト 9 ブレーキ部材 10 第1付勢手段 11 コネクター 12 介裝部材 13 第5シャフト 14 拘束金具 15 第2付勢手段 16 プルロッド 18 一端側 19 一端側 21 他端側 25 他端側 26 下部 27 取付金具 28 頭部 29 上部
Claims (2)
- 【請求項1】 略L字状をなし中央がカート本体の端付
近に水平の第1シャフトにて取り付けられ、一端側が自
由端となって押下可能な、ブレーキペタルおよびレリー
ズペタルと、 水平の第2シャフトを介し上端がカート本体下に枢着さ
れ、上下に回動可能な上部リンク板と、該第2シャフト
と平行に配された第3シャフトを介し上端が該上部リン
ク板の下端に枢着され、上下に回動可能な下部リンク板
と、該第2シャフトおよび第3シャフトと平行に配され
ると共に該下部リンク板の下端が枢着され、かつガイド
されて上位置および下位置間を移動可能な第4シャフト
と、 該第4シャフトから垂下設され該第4シャフトに従動し
て、走行フロア面から離反した上位のブレーキ解除位
置、および該走行フロア面に接触圧接する下位のブレー
キ位置間を移動可能なブレーキ部材と、該第4シャフト
およびブレーキ部材をそれぞれ上位置およびブレーキ解
除位置へと付勢する第1付勢手段と、 上記ブレーキペタルの他端側と該第3シャフト間に介裝
され、上記ブレーキペタルが押下されると該上部リンク
板および下部リンク板をほぼ縦に並ばせ、該第4シャフ
トおよびブレーキ部材をそれぞれ下位置およびブレーキ
位置へと、該第1付勢手段の付勢力に抗し移動させるコ
ネクターと、を有してなり、 上記レリーズペタルは、押下された上記ブレーキペタル
を、介裝部材を介し元に復帰させるようになっているこ
と、を特徴とするカートのブレーキ装置。 - 【請求項2】 水平の第5シャフトを介し中央がカート
本体下に枢着されて上下に回動可能であり、その下部
が、走行フロア面に設けられた取付金具の頭部に接触係
止可能な下位の拘束位置、および該取付金具の頭部に接
触係止不能な上位の拘束解除位置に変位可能な拘束金具
と、 該拘束金具を拘束位置へと付勢する第2付勢手段と、前
記レリーズペタルの他端側と該拘束金具の上部間に介裝
されたプルロッドと、を有してなり、該拘束金具は、前
記レリーズペタルの押下により該プルロッドを介し、該
第2付勢手段の付勢力に抗して拘束位置から拘束解除位
置へと変位するようになっていること、を特徴とするカ
ートの拘束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3947093A JPH06227401A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | カートのブレーキ装置および拘束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3947093A JPH06227401A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | カートのブレーキ装置および拘束装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227401A true JPH06227401A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12553958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3947093A Pending JPH06227401A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | カートのブレーキ装置および拘束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06227401A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2014136523A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Toshiba Logistics Corp | 固定装置、移動装置用の固定装置、移動装置 |
CN114475738A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-13 | 张辉明 | 一种烧伤科药水摆放移动推车 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP3947093A patent/JPH06227401A/ja active Pending
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