JPH06226726A - セメントモルタル成形品の原料計量方法 - Google Patents

セメントモルタル成形品の原料計量方法

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Publication number
JPH06226726A
JPH06226726A JP1845293A JP1845293A JPH06226726A JP H06226726 A JPH06226726 A JP H06226726A JP 1845293 A JP1845293 A JP 1845293A JP 1845293 A JP1845293 A JP 1845293A JP H06226726 A JPH06226726 A JP H06226726A
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JP
Japan
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raw material
belt conveyor
weight
cylinder
predetermined
Prior art date
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Pending
Application number
JP1845293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitaka Kumihashi
幸高 組橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH06226726A publication Critical patent/JPH06226726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原料の重量や粘度等が異なる多品種のセメント
モルタル成形品を量産するのに用いて好適な、セメント
モルタル成形品の原料計量方法を提供する。 【構成】計量スクリュー12をモーターにより回転さ
せ、原料2をシリダー11の先端側に送り、先端の開口
部111よりベルトコンベアー14上に連続的に吐出す
る。重量の異なる品種へ切り替える際に、ベルトコンベ
アー14の速度を調節してベルトコンベアー14上の原
料2の単位長当りの重量を所定重量となるように設定す
る。ベルトコンベアーの所定長Lだけ移動に要する時間
毎にベルトコンベアー14上に吐出される原料2をカッ
ター16にて切断し、べルトコンベアー14上への原料
を所定重量を有する塊状となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料の重量や粘度等が
異なる多品種のセメントモルタル成形品を量産するのに
用いて好適な、セメントモルタル成形品の原料計量方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】瓦、外壁材等の建築材料等の外観及び強
度に優れたセメントモルタル成形品を量産しようとする
場合、セメントモルタル成形装置に、一定重量の原料を
供給する必要がある。
【0003】従来、このような装置としては、例えば、
特開平1─285309号公報に記載の如く、原料容器
口を有する原料容器と、原料容器の下側にあって原料供
給孔から水平方向に離隔した成形装置への落下を孔を有
する底板と、底板上にあって原料供給孔と落下孔の間を
往復運動する計量区画を有する計量兼送り装置とを含
み、計量動作前に原料容器内部と計量区画との連通を遮
断できる遮断装置を設けたセメントモルタル成形品の原
料計量兼供給装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き従
来の装置は、量産中のセメントモルタル成形品を、重量
が異なる品種に切り替える場合に、計量区画を新たな重
量に対応するものに入れ替える必要があるため、入れ替
え作業が煩雑である上に、入れ替えに時間がかかり生産
性が悪いという問題点がある。又、原料として粘度の高
いものを用いる場合に、計量区画内に供給される原料に
空洞が生じてしまい、得られるセメントモルタル成形品
が重量不足になることがあるという問題点がある。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、原料の重量や粘度等の異なるものに変更する必要性
がある場合に、原料の切り替えが簡単であり、且つ所定
重量の原料を正確に計量することができる、セメントモ
ルタル成形品の原料計量方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原料容器より
シリンダー内に供給される原料を、シリンダー内に回転
自在に設けられた計量スクリューによりシリンダーの先
端側に送り、シリダーの先端の開口部からベルトコンベ
アー上に連続的に一定の吐出量にて吐出する工程と、ベ
ルトコンベアーの速度を調節して、ベルトコンベアー上
の原料の単位長当りの重量が所定重量となるように設定
する工程と、原料を、所定長毎に切断するか、ベルトコ
ンベアーの所定長の移動に要する時間毎に切断して、ベ
ルトコンベアー上の原料を所定重量の塊状となす工程と
を有するセメントモルタル成形品の原料計量方法であ
る。
【0007】本発明において、原料容器よりシリンダー
内に供給される原料としては、例えば、セメント、骨
材、補強繊維、及び水を原料容器内で混合混練したもの
が使用される。セメントモルタル成形品としては、上記
のコンベアーベルトにより搬送されてくる所定重量の塊
状となされた原料をプレス成形法等により所定の形状に
成形し、所定の条件にて一定時間養生させた後、必要に
応じて、表面部分に所望の塗装等がなされて完成された
ものである。
【0008】本発明において、ベルトコンベアーの速度
を調節して、ベルトコンベアー上の原料の単位長当りの
重量が所定重量となるように設定する工程は、原料の重
量や粘度の異なるものに変更する必要性がある場合にお
ける、異品種への原料計量切り替えに重要な工程であ
る。
【0009】即ち、原料の重量が変化する場合には、対
応する成形品の寸法も変わるのが普通であるので、原料
の寸法をなるべく成形品の寸法に近い寸法にしてやるこ
とにより、それだけ原料計量精度を向上させることがで
きる。又、原料の粘度が変わる場合、即ち、原料の粘度
が高くなる場合には、ベルトコンベアーの速度が速いと
原料がちぎれ易くなるので、その速度を遅くし、逆に、
原料の粘度が低くなる場合には、ベルトコンベアーの速
度が遅いと原料がだらけ易くなるので、その速度を速く
して、原料の形状が整った状態になるようにベルトコン
ベアーの速度を調節し切断することにより、それだけ原
料計量精度を向上させることができる。
【0010】これらの原料の重量や粘度の異なるものに
変更する場合における、計量精度の向上を、ベルトコン
ベアーの速度を調節してベルトコンベアー上の原料の単
位長当りの重量を所定重量となるように設定する変更を
行うという簡単な操作により基本的に対応できる。尚、
シリンダーの先端の開口部からベルトコンベアー上に吐
出される吐出量は一定であるので、ベルトコンベアーの
速度を調節することにより、ベルトコンベアー上の原料
を単位長当りの重量が所定重量となるように設定するこ
とができるのである。
【0011】本発明において、原料を、所定長毎に切断
して、コンベアーベルト上の原料を所定重量の塊状とな
る方法としては、例えば、シリンダーの先端開口部から
所定長離れた位置に光電管を設定して、原料の先端がそ
の位置に到達した時点を光電管によりキャッチし、信号
によりシリンダーの先端の開口部近傍に設けられたカッ
ターを作動させて切断する方法等が採用される。
【0012】尚、この場合、ベルトコンベアー上の原料
は単位長当りの重量を所定重量となるように設定されて
いるので、得られる原料の塊状は所定重量を有するもの
となる。
【0013】本発明において、原料を、ベルトコンベア
ーの所定長移動に要する時間毎に切断して、ベルトコン
ベアー上の原料を所定重量の塊状となす方法としては、
例えば、べルトコンベアー上に吐出される原料を、シリ
ンダーの先端の開口部近傍等の一定箇所にて、所定長移
動するのに要するベルトコンベアーの所定時間毎にカッ
ターにより切断する方法等が採用される。
【0014】尚、この場合、ベルトコンベアー上の原料
は単位長当りの重量を所定重量となるように設定されて
いるので、得られる原料の塊状は所定重量を有するもの
となる。
【0015】
【作用】本発明のセメントモルタル成形品の原料計量方
法は、原料容器よりシリンダー内に供給される原料を、
シリンダー内に回転自在に設けられた計量スクリューに
よりシリンダーの先端側に送り、シリダーの先端の開口
部からベルトコンベアー上に連続的に一定の吐出量にて
吐出する工程と、ベルトコンベアーの速度を調節して、
ベルトコンベアー上の原料の単位長当りの重量が所定重
量となるように設定する工程と、原料を、所定長毎に切
断するか、ベルトコンベアーの所定長の移動に要する時
間毎に切断して、ベルトコンベアー上の原料を所定重量
の塊状となす工程とを有することにより、原料の重量を
変える必要性がある場合や、原料の粘度が変わるような
場合等における、異品種へ原料を切り替える場合に、必
要とする原料の重量や粘度等に応じて、ベルトコンベア
ーの速度を調節してベルトコンベアー上の原料の単位長
当りの重量を所定重量となるように設定する変更を行
い、原料を、所定長毎に切断するか、ベルトコンベアー
の所定長移動に要する時間毎に切断して、ベルトコンベ
アー上の原料を所定重量の塊状となすだけで対応できる
ので、切り替えを簡単に行うことができ、且つ、所定重
量を正確に計量した原料を成形工程に供給することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の例を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に使用する原料計量装置1の一例を
示す断面図である。
【0017】図1に示す如く、原料計量装置1は、シリ
ンダー11内に回転自在に設けられた計量スクリュー1
2と、シリンダー11上に設けられた原料容器13と、
シリンダー11の先端側に設けられたベルトコンベアー
14とを備えている。
【0018】シリンダー11の上方に設けられた原料容
器13はホッパー状とされ、その下方には開口部131
が設けられ、開口部131は対応するシリンダー11の
上方に設けられた開口部112と連通され、原料容器1
3内の原料2をシリンダー11内のスクリュー12上に
落下させることができるようになっている。
【0019】尚、原料容器13内には、上方に1本の混
合スクリュー132が設けられ、下方に一対の混練スク
リュー133が設けられており、それらを回転させるこ
とにより、原料容器13内に供給された原料を均一に混
合混練することができるようになっている。
【0020】そして、原料容器13よりシリンダー11
内に供給される原料を、計量スクリュー12を図示しな
いモーターにより回転させることによりシリダー11の
先端側に送り、先端の開口部111よりベルトコンベア
ー14上に連続的に一定の吐出量にて吐出可能とされて
いる。
【0021】シリンダー11の先端側に設けられたベル
トコンベアー14は無端状とされ、ターンロール14
1、142間をターンして回転し、その上に吐出される
原料を吐出方向に運搬することができるようになってい
る。ベルトコンベアー14は速度を調節することができ
るようになっており、その速度調節により、ベルトコン
ベアー14上に供給される原料の単位長あたりの供給量
を調節可能とされている。
【0022】シリンダー11の先端の開口部近傍にはカ
ッター15が設けられている。シリンダー11の先端の
開口部111から所定距離だけ離れたベルトコンベアー
上の位置に、ベルトコンベアー14上に供給される原料
の単位長Lを計測する光電管16が設けられ、光電管1
6にて原料が単位長Lに達した時点でカッター15が作
動して、べルトコンベアー14上に供給される原料を所
定計量毎に塊状にすることができるようにされている。
【0023】又、ベルトコンベアー14の所定長Lだけ
移動に要する時間毎に、ベルトコンベアー14上に供給
される原料をシリンダー11の先端の開口部111近傍
に設けられたカッター15にて切断することにより、べ
ルトコンベアー14上に供給される原料を所定計量毎に
塊状にすることもできるようにもされている。
【0024】以下、図1に示す装置1を用いた、本発明
のセメントモルタル成形品の原料計量方法の一例を図2
を参照して説明する。まず、図2に示す如く、原料容器
13内に原料配合物を投入し、混合スクリュー131及
び一対の混練スクリュー132を回転させて、原料を均
一に混合混練する。
【0025】そして、計量スクリュー12を図示しない
モーターにより回転させることにより、原料容器13よ
りシリンダー11内に供給される原料2をシリダー11
の先端側に送り、先端の開口部111よりベルトコンベ
アー14上に連続的に一定の吐出量にて吐出させる。
【0026】そして、重量の異なる品種へ切り替える際
には、ベルトコンベアー14の速度を調節してベルトコ
ンベアー14上の原料2の単位長当りの重量を所定重量
となるように設定する。ベルトコンベアーの所定長Lだ
け移動に要する時間毎にベルトコンベアー14上に吐出
される原料2をシリンダー11の先端の開口部111近
傍に設けられたカッター16にて切断することにより、
べルトコンベアー14上への原料を所定重量を有する塊
状となす。
【0027】ベルトコンベアー14上の原料2の単位長
当りの重量が所定重量となるようにベルトコンベアー1
4の速度が設定されている結果、この原料の塊状とされ
たものは所定長Lを有するものである。
【0028】尚、このブロックが所定計量となっている
か否かは、抜き取り検査により、光電管16にて原料2
が単位長Lに達した時点でカッター15を作動させてべ
ルトコンベアー14上に供給される原料2を所定長L毎
に切断して塊状にしたものと比較することにより行う。
【発明の効果】本発明は、原料の重量を変える必要性が
ある場合や、原料の粘度が変わるような場合等におけ
る、異品種へ原料を切り替える場合に、切り替えを簡単
に行うことができ、且つ、所定重量を正確に計量した原
料を成形工程に供給することができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセメントモルタル成形品の原料計量方
法の一例に使用する原料計量装置を示す断面図である。
【図2】本発明のセメントモルタル成形品の原料計量方
法の一例を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 原料計量装置 11 シリンダー 12 計量スクリュー 13 原料容器 14 ベルトコンベアー 15 カッター 2 原料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料容器よりシリンダー内に供給される
    原料を、シリンダー内に回転自在に設けられた計量スク
    リューによりシリンダーの先端側に送り、シリダーの先
    端の開口部からベルトコンベアー上に連続的に一定の吐
    出量にて吐出する工程と、ベルトコンベアーの速度を調
    節して、ベルトコンベアー上の原料の単位長当りの重量
    が所定重量となるように設定する工程と、原料を、所定
    長毎に切断するか、ベルトコンベアーの所定長の移動に
    要する時間毎に切断して、ベルトコンベアー上の原料を
    所定重量の塊状となす工程とを有することを特徴とする
    セメントモルタル成形品の原料計量方法。
JP1845293A 1993-02-05 1993-02-05 セメントモルタル成形品の原料計量方法 Pending JPH06226726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102366965A (zh) * 2007-09-26 2012-03-07 广东科达机电股份有限公司 布料方法
CN106182383A (zh) * 2016-09-06 2016-12-07 淮北中阳矿山机械有限公司 一种布料车

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102366965A (zh) * 2007-09-26 2012-03-07 广东科达机电股份有限公司 布料方法
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