JPH06225903A - 灌流吸引装置 - Google Patents
灌流吸引装置Info
- Publication number
- JPH06225903A JPH06225903A JP5034063A JP3406393A JPH06225903A JP H06225903 A JPH06225903 A JP H06225903A JP 5034063 A JP5034063 A JP 5034063A JP 3406393 A JP3406393 A JP 3406393A JP H06225903 A JPH06225903 A JP H06225903A
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- Japan
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- tube
- suction
- tubes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 USハンドピースとI/Aハンドピースの交
換の手間がかからず、操作性の良い灌流吸引装置を提供
する。 【構成】 灌流瓶中の灌流液を灌流チュ−ブを介して手
術眼に供給し、供給された灌流液を眼内の廃物とともに
吸引チュ−ブを介して吸引排出する灌流吸引装置におい
て、前記灌流チュ−ブの途中を複数に分岐し、分岐され
たチュ−ブの中から灌流するチュ−ブを選択する第1選
択手段と、前記吸引チュ−ブの途中を複数に分岐し、分
岐されたチュ−ブの中から吸引するチュ−ブを選択する
第2選択手段と、前記分岐された各灌流チュ−ブ及び吸
引チュ−ブと接続された複数のハンドピ−スとを有する
ことを特徴とする。
換の手間がかからず、操作性の良い灌流吸引装置を提供
する。 【構成】 灌流瓶中の灌流液を灌流チュ−ブを介して手
術眼に供給し、供給された灌流液を眼内の廃物とともに
吸引チュ−ブを介して吸引排出する灌流吸引装置におい
て、前記灌流チュ−ブの途中を複数に分岐し、分岐され
たチュ−ブの中から灌流するチュ−ブを選択する第1選
択手段と、前記吸引チュ−ブの途中を複数に分岐し、分
岐されたチュ−ブの中から吸引するチュ−ブを選択する
第2選択手段と、前記分岐された各灌流チュ−ブ及び吸
引チュ−ブと接続された複数のハンドピ−スとを有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水晶体の除去手術に使
用する灌流吸引装置に関する。
用する灌流吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】灌流吸引装置は白濁した水晶体を摘出す
る白内障手術等において使用される。白内障手術では、
切開創が小さくて済む等の理由で、超音波水晶体乳化吸
引術と呼ばれる術式の超音波振動を利用した破砕用ハン
ドピース(以下、USハンドピースと称する)を用いた
手術方法が知られている。この超音波水晶体乳化吸引術
では破砕用ハンドピースと、残留皮質等を吸引除去する
ための灌流吸引用ハンドピース(以下、I/Aハンドピ
ースと称する)の2つのハンドピースが使用される。従
来の灌流吸引装置は、灌流用のチューブと吸引用のチュ
ーブをそれぞれ1本設け、このチュ−ブを必要によりU
SハンドピースやI/Aハンドピースに繋ぎ換えてい
た。
る白内障手術等において使用される。白内障手術では、
切開創が小さくて済む等の理由で、超音波水晶体乳化吸
引術と呼ばれる術式の超音波振動を利用した破砕用ハン
ドピース(以下、USハンドピースと称する)を用いた
手術方法が知られている。この超音波水晶体乳化吸引術
では破砕用ハンドピースと、残留皮質等を吸引除去する
ための灌流吸引用ハンドピース(以下、I/Aハンドピ
ースと称する)の2つのハンドピースが使用される。従
来の灌流吸引装置は、灌流用のチューブと吸引用のチュ
ーブをそれぞれ1本設け、このチュ−ブを必要によりU
SハンドピースやI/Aハンドピースに繋ぎ換えてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の装置の
ように、USハンドピースとI/Aハンドピースを交互
に繋ぎ換える方式では、その交換に時間がかかり、手術
時間が長引くという欠点があった。また、チューブは破
砕用ハンドピースに適した太いものを使用するので、I
/Aハンドピース使用時の吸引圧の立上がりが悪いとい
う問題点があった。本発明は、上記のような欠点に鑑み
案出されたもので、USハンドピースとI/Aハンドピ
ースの交換の手間がかからず、操作性の良い灌流吸引装
置を提供することを技術課題とする。
ように、USハンドピースとI/Aハンドピースを交互
に繋ぎ換える方式では、その交換に時間がかかり、手術
時間が長引くという欠点があった。また、チューブは破
砕用ハンドピースに適した太いものを使用するので、I
/Aハンドピース使用時の吸引圧の立上がりが悪いとい
う問題点があった。本発明は、上記のような欠点に鑑み
案出されたもので、USハンドピースとI/Aハンドピ
ースの交換の手間がかからず、操作性の良い灌流吸引装
置を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
技術課題を解決するために、以下のような特徴を有す
る。 (1) 灌流瓶中の灌流液を灌流チュ−ブを介して手術
眼に供給し、供給された灌流液を眼内の廃物とともに吸
引チュ−ブを介して吸引排出する灌流吸引装置におい
て、前記灌流チュ−ブの途中を複数に分岐し、分岐され
たチュ−ブの中から灌流するチュ−ブを選択する第1選
択手段と、前記吸引チュ−ブの途中を複数に分岐し、分
岐されたチュ−ブの中から吸引するチュ−ブを選択する
第2選択手段と、前記分岐された各灌流チュ−ブ及び吸
引チュ−ブと接続された複数のハンドピ−スとを有する
ことを特徴とする。
技術課題を解決するために、以下のような特徴を有す
る。 (1) 灌流瓶中の灌流液を灌流チュ−ブを介して手術
眼に供給し、供給された灌流液を眼内の廃物とともに吸
引チュ−ブを介して吸引排出する灌流吸引装置におい
て、前記灌流チュ−ブの途中を複数に分岐し、分岐され
たチュ−ブの中から灌流するチュ−ブを選択する第1選
択手段と、前記吸引チュ−ブの途中を複数に分岐し、分
岐されたチュ−ブの中から吸引するチュ−ブを選択する
第2選択手段と、前記分岐された各灌流チュ−ブ及び吸
引チュ−ブと接続された複数のハンドピ−スとを有する
ことを特徴とする。
【0005】(2) (1)のハンドピ−スは核を破砕
する破砕用ハンドピースと灌流吸引用ハンドピ−スであ
り、破砕用ハンドピースに接続される灌流チュ−ブ及び
吸引チュ−ブは灌流吸引用ハンドピ−スに接続される灌
流チュ−ブ及び吸引チュ−ブと比較して太い径を持つこ
とを特徴とする。
する破砕用ハンドピースと灌流吸引用ハンドピ−スであ
り、破砕用ハンドピースに接続される灌流チュ−ブ及び
吸引チュ−ブは灌流吸引用ハンドピ−スに接続される灌
流チュ−ブ及び吸引チュ−ブと比較して太い径を持つこ
とを特徴とする。
【0006】(3) (1)の第1選択手段及び第2選
択手段は、各分岐されたチュ−ブの開閉を電気的に行う
開閉手段と、該開閉手段の動作を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。
択手段は、各分岐されたチュ−ブの開閉を電気的に行う
開閉手段と、該開閉手段の動作を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。
【0007】(4) (3)の開閉手段は各分岐された
チュ−ブにそれぞれ配置されたピンチバルブを持ち、該
ピンチバルブの動作を制御することにより各チュ−ブの
開閉を行うことを特徴とする。
チュ−ブにそれぞれ配置されたピンチバルブを持ち、該
ピンチバルブの動作を制御することにより各チュ−ブの
開閉を行うことを特徴とする。
【0008】(5) (3)の制御手段は、手術モ−ド
選択手段の選択信号に基づいて開閉を開始する信号を発
することを特徴とする。
選択手段の選択信号に基づいて開閉を開始する信号を発
することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は1実施例の灌流吸引装置の全体を説明す
るための構成図である。図において、1は生理食塩水等
の灌流液を入れる灌流瓶であり、灌流瓶は適度の早さで
灌流液を患者眼2に注入するように高さを調整される。
3は灌流瓶から落下する灌流液を導くための灌流チュ−
ブであり、灌流チュ−ブ3は途中でUSハンドピ−ス4
に接続される直径3mm程度の灌流チュ−ブ31 と、I/
Aハンドピ−ス5に接続される直径2mm程度の灌流チュ
−ブ32 に分岐される。I/Aハンドピ−ス5の使用時
には創口よりもれる灌流液が多くなるので、USハンド
ピ−ス4の灌流チュ−ブ31 と比較して、灌流チュ−ブ
32 はその径を細くしている。分岐はT字型でもY字型
でもいずれでも良い。灌流チュ−ブ31 と灌流チュ−ブ
32 にはそれぞれピンチバルブ61 、62 が配置されて
おり、ピンチバルブ61 、62 の動作により灌流チュ−
ブ31 、32を開閉する。USハンドピ−ス4は超音波
により切り刃が振動し、水晶体の核を破砕乳化する。U
Sハンドピ−ス4には直径2mm程度の吸引チュ−ブ71
が繋がれ、破砕した核を吸引する。また、I/Aハンド
ピ−ス5には吸引チュ−ブ72 が接続され、眼内の残留
皮質を吸引する。吸引チュ−ブ72 の直径は、I/Aハ
ンドピ−ス5使用時の吸引圧の立上がりを良くするため
に、1〜1.5mm程度の細径が好ましい。吸引チュ−ブ
71 および吸引チュ−ブ72 にはそれぞれピンチバルブ
81 、82 が設けられ、その動作により吸引圧が作用す
る吸引チュ−ブが選択される。吸引チュ−ブ7は吸引チ
ュ−ブ71 と直線で繋がれ、吸引チュ−ブ72 とは直交
するように接続されることが好ましい。9は吸引圧を発
生するためのペリスタポンプである。吸引された廃液は
吸引チュ−ブ7を通り、廃液パック10に投入される。
明する。図1は1実施例の灌流吸引装置の全体を説明す
るための構成図である。図において、1は生理食塩水等
の灌流液を入れる灌流瓶であり、灌流瓶は適度の早さで
灌流液を患者眼2に注入するように高さを調整される。
3は灌流瓶から落下する灌流液を導くための灌流チュ−
ブであり、灌流チュ−ブ3は途中でUSハンドピ−ス4
に接続される直径3mm程度の灌流チュ−ブ31 と、I/
Aハンドピ−ス5に接続される直径2mm程度の灌流チュ
−ブ32 に分岐される。I/Aハンドピ−ス5の使用時
には創口よりもれる灌流液が多くなるので、USハンド
ピ−ス4の灌流チュ−ブ31 と比較して、灌流チュ−ブ
32 はその径を細くしている。分岐はT字型でもY字型
でもいずれでも良い。灌流チュ−ブ31 と灌流チュ−ブ
32 にはそれぞれピンチバルブ61 、62 が配置されて
おり、ピンチバルブ61 、62 の動作により灌流チュ−
ブ31 、32を開閉する。USハンドピ−ス4は超音波
により切り刃が振動し、水晶体の核を破砕乳化する。U
Sハンドピ−ス4には直径2mm程度の吸引チュ−ブ71
が繋がれ、破砕した核を吸引する。また、I/Aハンド
ピ−ス5には吸引チュ−ブ72 が接続され、眼内の残留
皮質を吸引する。吸引チュ−ブ72 の直径は、I/Aハ
ンドピ−ス5使用時の吸引圧の立上がりを良くするため
に、1〜1.5mm程度の細径が好ましい。吸引チュ−ブ
71 および吸引チュ−ブ72 にはそれぞれピンチバルブ
81 、82 が設けられ、その動作により吸引圧が作用す
る吸引チュ−ブが選択される。吸引チュ−ブ7は吸引チ
ュ−ブ71 と直線で繋がれ、吸引チュ−ブ72 とは直交
するように接続されることが好ましい。9は吸引圧を発
生するためのペリスタポンプである。吸引された廃液は
吸引チュ−ブ7を通り、廃液パック10に投入される。
【0010】装置には水晶体を包む嚢を保全するため
に、吸引圧制御系が設けられる。吸引圧制御系は吸引チ
ュ−ブ7と接続部11を介して繋がっている。吸引圧制
御系は圧力センサ12と電磁弁13等から構成され、吸
引圧が過度に上昇したときは、圧力センサ12で検出
し、電磁弁13を開き空気を流入させることにより吸引
圧を下げる。
に、吸引圧制御系が設けられる。吸引圧制御系は吸引チ
ュ−ブ7と接続部11を介して繋がっている。吸引圧制
御系は圧力センサ12と電磁弁13等から構成され、吸
引圧が過度に上昇したときは、圧力センサ12で検出
し、電磁弁13を開き空気を流入させることにより吸引
圧を下げる。
【0011】装置はマイクロコンピュ−タからなる制御
部14によりその動作が制御される。本実施例ではピン
チバルブ61 ,62 ピンチバルブ81 ,82 の駆動は、
I/Aモ−ドおよびUSモ−ドを選択するモ−ド選択信
号に基づいて行われる。このため、USモ−ドが選択さ
れたときは、ピンチバルブ61 が開、62 が閉となると
ともに、ピンチバルブ81 が開、82 が閉になるように
駆動され、USハンドピースが直ちに使用可能な状態と
なる。同様に、I/Aモ−ドが選択されたときは、灌流
チュ−ブ32 および吸引チュ−ブ72 の流路が開いた状
態になり、I/Aハンドピースが使用可能な状態にな
る。
部14によりその動作が制御される。本実施例ではピン
チバルブ61 ,62 ピンチバルブ81 ,82 の駆動は、
I/Aモ−ドおよびUSモ−ドを選択するモ−ド選択信
号に基づいて行われる。このため、USモ−ドが選択さ
れたときは、ピンチバルブ61 が開、62 が閉となると
ともに、ピンチバルブ81 が開、82 が閉になるように
駆動され、USハンドピースが直ちに使用可能な状態と
なる。同様に、I/Aモ−ドが選択されたときは、灌流
チュ−ブ32 および吸引チュ−ブ72 の流路が開いた状
態になり、I/Aハンドピースが使用可能な状態にな
る。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、異なった用途のハンドピースの切換え使用が
直ちにできるので、手術時間が短くて済み、患者医者等
の負担を軽減する。ハンドピースに接続するチュ−ブを
それぞれ最適なものを選択できるので、極めて操作性が
良い。
によれば、異なった用途のハンドピースの切換え使用が
直ちにできるので、手術時間が短くて済み、患者医者等
の負担を軽減する。ハンドピースに接続するチュ−ブを
それぞれ最適なものを選択できるので、極めて操作性が
良い。
【図1】本実施例の灌流吸引装置の全体を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
1 灌流瓶 3 灌流チューブ 4 USハンドピース 5 I/Aハンドピース 6,8 ピンチバルブ 7 吸引チューブ 9 ペリスタポンプ 10 廃液パック
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は1実施例の灌流吸引装置の全体を説明す
るための構成図である。図において、1は生理食塩水等
の灌流液を入れる灌流瓶であり、灌流瓶は適度の速さで
灌流液を患者眼2に注入するように高さを調整される。
3は灌流瓶から落下する灌流液を導くための灌流チュ−
ブであり、灌流チュ−ブ3は途中でUSハンドピ−ス4
に接続される直径3mm程度の灌流チュ−ブ31 と、I/
Aハンドピ−ス5に接続される直径2mm程度の灌流チュ
−ブ32 に分岐される。I/Aハンドピ−ス5の使用時
には吸引時の吸引流量変動が小さくなるので、USハン
ドピ−ス4の灌流チュ−ブ31 と比較して、灌流チュ−
ブ32 はその径を細くしている。分岐はT字型でもY字
型でもいずれでも良い。灌流チュ−ブ31 と灌流チュ−
ブ32 にはそれぞれピンチバルブ61 、62 が配置され
ており、ピンチバルブ61 、62 の動作により灌流チュ
−ブ31 、32を開閉する。USハンドピ−ス4は振動
子により切り刃が振動し、水晶体の核を破砕乳化する。
USハンドピ−ス4には直径2mm程度の吸引チュ−ブ7
1 が繋がれ、破砕した核を吸引する。また、I/Aハン
ドピ−ス5には吸引チュ−ブ72 が接続され、眼内の残
留皮質を吸引する。吸引チュ−ブ72 の直径は、I/A
ハンドピ−ス5使用時の吸引圧の立上がりを良くするた
めに、1〜1.5mm程度の細径が好ましい。吸引チュ−
ブ71 および吸引チュ−ブ72 にはそれぞれピンチバル
ブ81 、82 が設けられ、その動作により吸引圧が作用
する吸引チュ−ブが選択される。吸引チュ−ブ7は吸引
物が半固形であり、詰まり防止のため吸引チュ−ブ71
と直線で繋がれることが好ましい。9は吸引圧を発生す
るためのペリスタポンプである。吸引された廃液は吸引
チュ−ブ7を通り、廃液バッグ10に投入される。
明する。図1は1実施例の灌流吸引装置の全体を説明す
るための構成図である。図において、1は生理食塩水等
の灌流液を入れる灌流瓶であり、灌流瓶は適度の速さで
灌流液を患者眼2に注入するように高さを調整される。
3は灌流瓶から落下する灌流液を導くための灌流チュ−
ブであり、灌流チュ−ブ3は途中でUSハンドピ−ス4
に接続される直径3mm程度の灌流チュ−ブ31 と、I/
Aハンドピ−ス5に接続される直径2mm程度の灌流チュ
−ブ32 に分岐される。I/Aハンドピ−ス5の使用時
には吸引時の吸引流量変動が小さくなるので、USハン
ドピ−ス4の灌流チュ−ブ31 と比較して、灌流チュ−
ブ32 はその径を細くしている。分岐はT字型でもY字
型でもいずれでも良い。灌流チュ−ブ31 と灌流チュ−
ブ32 にはそれぞれピンチバルブ61 、62 が配置され
ており、ピンチバルブ61 、62 の動作により灌流チュ
−ブ31 、32を開閉する。USハンドピ−ス4は振動
子により切り刃が振動し、水晶体の核を破砕乳化する。
USハンドピ−ス4には直径2mm程度の吸引チュ−ブ7
1 が繋がれ、破砕した核を吸引する。また、I/Aハン
ドピ−ス5には吸引チュ−ブ72 が接続され、眼内の残
留皮質を吸引する。吸引チュ−ブ72 の直径は、I/A
ハンドピ−ス5使用時の吸引圧の立上がりを良くするた
めに、1〜1.5mm程度の細径が好ましい。吸引チュ−
ブ71 および吸引チュ−ブ72 にはそれぞれピンチバル
ブ81 、82 が設けられ、その動作により吸引圧が作用
する吸引チュ−ブが選択される。吸引チュ−ブ7は吸引
物が半固形であり、詰まり防止のため吸引チュ−ブ71
と直線で繋がれることが好ましい。9は吸引圧を発生す
るためのペリスタポンプである。吸引された廃液は吸引
チュ−ブ7を通り、廃液バッグ10に投入される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 灌流瓶 3 灌流チュ−ブ 4 USハンドピ−ス 5 I/Aハンドピ−ス 6,8 ピンチバルブ 7 吸引チュ−ブ 9 ペリスタポンプ 10 廃液バッグ
Claims (5)
- 【請求項1】 灌流瓶中の灌流液を灌流チュ−ブを介し
て手術眼に供給し、供給された灌流液を眼内の廃物とと
もに吸引チュ−ブを介して吸引排出する灌流吸引装置に
おいて、前記灌流チュ−ブの途中を複数に分岐し、分岐
されたチュ−ブの中から灌流するチュ−ブを選択する第
1選択手段と、前記吸引チュ−ブの途中を複数に分岐
し、分岐されたチュ−ブの中から吸引するチュ−ブを選
択する第2選択手段と、前記分岐された各灌流チュ−ブ
及び吸引チュ−ブと接続された複数のハンドピ−スとを
有することを特徴とする灌流吸引装置。 - 【請求項2】 請求項1のハンドピ−スは核を破砕する
破砕用ハンドピースと灌流吸引用ハンドピ−スであり、
破砕用ハンドピースに接続される灌流チュ−ブ及び吸引
チュ−ブは灌流吸引用ハンドピ−スに接続される灌流チ
ュ−ブ及び吸引チュ−ブと比較して太い径を持つことを
特徴とする灌流吸引装置。 - 【請求項3】 請求項1の第1選択手段及び第2選択手
段は、各分岐されたチュ−ブの開閉を電気的に行う開閉
手段と、該開閉手段の動作を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする灌流吸引装置。 - 【請求項4】 請求項3の開閉手段は各分岐されたチュ
−ブにそれぞれ配置されたピンチバルブを持ち、該ピン
チバルブの動作を制御することにより各チュ−ブの開閉
を行うことを特徴とする灌流吸引装置。 - 【請求項5】 請求項3の制御手段は、手術モ−ド選択
手段の選択信号に基づいて開閉を開始する信号を発する
ことを特徴とする灌流吸引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05034063A JP3123852B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 灌流吸引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05034063A JP3123852B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 灌流吸引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225903A true JPH06225903A (ja) | 1994-08-16 |
JP3123852B2 JP3123852B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=12403811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05034063A Expired - Fee Related JP3123852B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 灌流吸引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123852B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6511454B1 (en) | 1998-05-29 | 2003-01-28 | Nidek Co., Ltd. | Irrigation/aspiration apparatus and irrigation/aspiration cassette therefore |
EP3225210A1 (en) | 2016-03-31 | 2017-10-04 | Nidek Co., Ltd. | Intraocular lens injection instrument and ophthalmic surgical system |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP05034063A patent/JP3123852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6511454B1 (en) | 1998-05-29 | 2003-01-28 | Nidek Co., Ltd. | Irrigation/aspiration apparatus and irrigation/aspiration cassette therefore |
EP3225210A1 (en) | 2016-03-31 | 2017-10-04 | Nidek Co., Ltd. | Intraocular lens injection instrument and ophthalmic surgical system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3123852B2 (ja) | 2001-01-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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