JPH06225655A - ペット用排泄物処理材 - Google Patents
ペット用排泄物処理材Info
- Publication number
- JPH06225655A JPH06225655A JP4193893A JP4193893A JPH06225655A JP H06225655 A JPH06225655 A JP H06225655A JP 4193893 A JP4193893 A JP 4193893A JP 4193893 A JP4193893 A JP 4193893A JP H06225655 A JPH06225655 A JP H06225655A
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- JP
- Japan
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- expanded polystyrene
- bulk density
- water
- resin
- present
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業廃棄物を利用した極めて軽量、安価なペ
ット用排泄物処理材を提供することを目的とする。 【構成】 かさ密度0.2〜0.35g/cm3の発泡ポリスチレン
再生粒状樹脂を主材とするペット用排泄物処理材であっ
て再生粒状樹脂製造時に吸水性樹脂を配合すると更に好
ましい。
ット用排泄物処理材を提供することを目的とする。 【構成】 かさ密度0.2〜0.35g/cm3の発泡ポリスチレン
再生粒状樹脂を主材とするペット用排泄物処理材であっ
て再生粒状樹脂製造時に吸水性樹脂を配合すると更に好
ましい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はペット用排泄物処理材、
更に詳しくは発泡ポリスチレン再生粒状樹脂を主材と
し、極めて軽量で運搬、取扱いに便利なペット用排泄物
処理材に関する。
更に詳しくは発泡ポリスチレン再生粒状樹脂を主材と
し、極めて軽量で運搬、取扱いに便利なペット用排泄物
処理材に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】近年のペットブームは急激
な勢いでその広がりを見せており、関連業界にあっては
あらゆる分野で激しい商品開発競争が行われている。そ
れに伴い犬、猫等ペットの排泄物処理分野に於いても例
外ではなく、従来は箱状トイレに小石、川砂、ゼオライ
ト、パーライト、クレイ等を単に粒状成形したもの、あ
るいは粉砕した物等が市販されていたが、近年ではこれ
らに吸水性樹脂、脱臭材あるいは臭気感知材を加えて、
粒状化したもの、シート状にしたもの等が開発市販され
ている。しかしながら、従来の排泄物処理材は重量物で
あるため、ペット愛好家が購入し持ち帰るのに極めて不
便であり、特に都会では捨て場が無く使用後の処理は大
きな問題であり、加えて高価な処理材となっていた。
な勢いでその広がりを見せており、関連業界にあっては
あらゆる分野で激しい商品開発競争が行われている。そ
れに伴い犬、猫等ペットの排泄物処理分野に於いても例
外ではなく、従来は箱状トイレに小石、川砂、ゼオライ
ト、パーライト、クレイ等を単に粒状成形したもの、あ
るいは粉砕した物等が市販されていたが、近年ではこれ
らに吸水性樹脂、脱臭材あるいは臭気感知材を加えて、
粒状化したもの、シート状にしたもの等が開発市販され
ている。しかしながら、従来の排泄物処理材は重量物で
あるため、ペット愛好家が購入し持ち帰るのに極めて不
便であり、特に都会では捨て場が無く使用後の処理は大
きな問題であり、加えて高価な処理材となっていた。
【０００３】一方、現在保温性、断熱性、緩衝性に優れ
た発泡ポリスチレンは魚箱、梱包材、食品トレー等に大
量に使用されているが、原料が50倍から100倍にも発泡
され大容量となっているため、使用後の運搬費が高価と
なるばかりでなく、焼却処理にあっては悪臭を出すため
環境汚染の元凶として大きな社会問題となっている。
た発泡ポリスチレンは魚箱、梱包材、食品トレー等に大
量に使用されているが、原料が50倍から100倍にも発泡
され大容量となっているため、使用後の運搬費が高価と
なるばかりでなく、焼却処理にあっては悪臭を出すため
環境汚染の元凶として大きな社会問題となっている。
【０００４】本発明者はこの発泡ポリスチレンの再利用
方法について検討した結果、この加工処理物がペット用
排泄物処理材として好適であることを発見し、かかる知
見に基づき本発明を完成したものである。
方法について検討した結果、この加工処理物がペット用
排泄物処理材として好適であることを発見し、かかる知
見に基づき本発明を完成したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、本第１の発明はか
さ密度0.2〜0.35g/cm3の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂
を主材とするペット用排泄物処理材に関し、本第２の発
明は、吸水性樹脂を内在したかさ密度0.2〜0.35g/cm3の
発泡ポリスチレン再生粒状樹脂を主材とするペット用排
泄物処理材に関する。
さ密度0.2〜0.35g/cm3の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂
を主材とするペット用排泄物処理材に関し、本第２の発
明は、吸水性樹脂を内在したかさ密度0.2〜0.35g/cm3の
発泡ポリスチレン再生粒状樹脂を主材とするペット用排
泄物処理材に関する。
【０００６】本発明の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂の
製造方法について言えば、発泡ポリスチレンを粉砕し、
粉砕片を臼状の回転盤と固定盤の間に押し込み、圧縮軟
化し、これをカッターで切断することにより製造するこ
とができる。軟化温度としては発泡スチレンの特性から
120〜140℃が好ましい。120℃では軟化がむつかしく、1
40℃以上では臭気ガスが発生する。本発明の主材のかさ
密度は大略軟化温度に依存し、軟化温度が高くなればか
さ密度は大きくなる。また、本発明主材の大きさとして
は取扱い上粒状径約0.1〜0.5mmに切断することが好まし
い。
製造方法について言えば、発泡ポリスチレンを粉砕し、
粉砕片を臼状の回転盤と固定盤の間に押し込み、圧縮軟
化し、これをカッターで切断することにより製造するこ
とができる。軟化温度としては発泡スチレンの特性から
120〜140℃が好ましい。120℃では軟化がむつかしく、1
40℃以上では臭気ガスが発生する。本発明の主材のかさ
密度は大略軟化温度に依存し、軟化温度が高くなればか
さ密度は大きくなる。また、本発明主材の大きさとして
は取扱い上粒状径約0.1〜0.5mmに切断することが好まし
い。
【０００７】このようにして製造されたかさ密度0.2〜
0.35g/cm3の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂はこれをそ
のまま排泄物処理材として使用することもできるが、こ
れにアクリル酸系、ポリビニールアルコール系、スター
チ・ポリアクリル酸系、イソブチレン・無水マレイン酸
系、セルロース系等の任意の吸水性樹脂、あるいは活性
炭等の脱臭材、フェノールフタレイン等の臭気感知材等
を加えて再粒状化することもできる。
0.35g/cm3の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂はこれをそ
のまま排泄物処理材として使用することもできるが、こ
れにアクリル酸系、ポリビニールアルコール系、スター
チ・ポリアクリル酸系、イソブチレン・無水マレイン酸
系、セルロース系等の任意の吸水性樹脂、あるいは活性
炭等の脱臭材、フェノールフタレイン等の臭気感知材等
を加えて再粒状化することもできる。
【０００８】また、これにカルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニールアルコール等の結合剤を加えてシート
状に成形しても良い。特に本発明の特徴は主材が有機物
であるため、造粒時に於ける吸水性樹脂とのなじみが良
く造粒が極めて容易で、吸水性樹脂が全体に均一に分散
することにある。
ス、ポリビニールアルコール等の結合剤を加えてシート
状に成形しても良い。特に本発明の特徴は主材が有機物
であるため、造粒時に於ける吸水性樹脂とのなじみが良
く造粒が極めて容易で、吸水性樹脂が全体に均一に分散
することにある。
【０００９】特に本発明の最も効果的な方法は発泡ポリ
スチレンを粉砕した後、これに吸水性樹脂を混合し、後
は前記主材の製造方法を踏襲すれば、吸水性樹脂が主材
に均一に分散され内在した排泄物処理材を製造すること
ができる。この排泄物処理材は吸水性樹脂を配合すると
きの様に造粒、乾燥工程を全く必要としないため極めて
安価となる。
スチレンを粉砕した後、これに吸水性樹脂を混合し、後
は前記主材の製造方法を踏襲すれば、吸水性樹脂が主材
に均一に分散され内在した排泄物処理材を製造すること
ができる。この排泄物処理材は吸水性樹脂を配合すると
きの様に造粒、乾燥工程を全く必要としないため極めて
安価となる。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて更に説明す
る。
る。
【００１１】（実施例１）魚箱発泡ポリスチレン粉砕品
100容量部に、主成分スターチ・ポリクリル酸の吸水性
樹脂(三洋化成（株）製---商品名サンウエットＩＭ100
0)20容量部を加えて圧縮軟化(軟化温度130℃)し、切断
してかさ密度0.25g/cm3、平均粒径約0.4mmの極めて吸水
性良好なペット用排泄物処理材を製造した。
100容量部に、主成分スターチ・ポリクリル酸の吸水性
樹脂(三洋化成（株）製---商品名サンウエットＩＭ100
0)20容量部を加えて圧縮軟化(軟化温度130℃)し、切断
してかさ密度0.25g/cm3、平均粒径約0.4mmの極めて吸水
性良好なペット用排泄物処理材を製造した。
【００１２】（実施例２）食品トレイ発泡ポリスチレン
を粉砕し、これを圧縮軟化(軟化温度140℃)した後、切
断し、かさ密度0.28g/cm3、平均粒径約3mmmの再生粒状
樹脂を製造した。
を粉砕し、これを圧縮軟化(軟化温度140℃)した後、切
断し、かさ密度0.28g/cm3、平均粒径約3mmmの再生粒状
樹脂を製造した。
【００１３】この再生粒状樹脂100容量部に、主成分ポ
リアクリル酸の吸水性樹脂(日本触媒化学（株）製---商
品名アクリホープＧＨ-１)20容量部及び水1000容量部を
加えよく攪拌し、乾燥、粉砕し、平均粒径約3.2mmのペ
ット用排泄物処理材を製造した。
リアクリル酸の吸水性樹脂(日本触媒化学（株）製---商
品名アクリホープＧＨ-１)20容量部及び水1000容量部を
加えよく攪拌し、乾燥、粉砕し、平均粒径約3.2mmのペ
ット用排泄物処理材を製造した。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明のペット用排
泄物処理主材は産業廃棄物を利用したものであるため、
安価でありまた有機物であるため吸水性樹脂とのなじみ
が良く均一に分散混合させることができ、従って第一の
発明にあっては造粒効果が極めて良く、また第二の発明
にあっては、造粒、乾燥の工程を必要としない為更に安
価となる。更なる本発明の効果はかさ密度が極めて小さ
いため従来品に比べて格段に取り扱いが容易であること
にある。
泄物処理主材は産業廃棄物を利用したものであるため、
安価でありまた有機物であるため吸水性樹脂とのなじみ
が良く均一に分散混合させることができ、従って第一の
発明にあっては造粒効果が極めて良く、また第二の発明
にあっては、造粒、乾燥の工程を必要としない為更に安
価となる。更なる本発明の効果はかさ密度が極めて小さ
いため従来品に比べて格段に取り扱いが容易であること
にある。
Claims (2)
- 【請求項１】 かさ密度0.2〜0.35g/cm3の発泡ポリスチ
レン再生粒状樹脂を主材とするペット用排泄物処理材 - 【請求項２】 吸水性樹脂を内在したかさ密度0.2〜0.3
5g/cm3の発泡ポリスチレン再生粒状樹脂を主材とするペ
ット用排泄物処理材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193893A JPH06225655A (ja) | 1993-02-06 | 1993-02-06 | ペット用排泄物処理材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193893A JPH06225655A (ja) | 1993-02-06 | 1993-02-06 | ペット用排泄物処理材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225655A true JPH06225655A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12622167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4193893A Pending JPH06225655A (ja) | 1993-02-06 | 1993-02-06 | ペット用排泄物処理材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06225655A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997004643A1 (fr) * | 1995-07-25 | 1997-02-13 | Kabushikikaisha Daiki | Materiau contenant des dechets plastiques destine a l'elimination d'excrements animaux et procede de fabrication de ce materiau |
| US5984124A (en) * | 1994-08-06 | 1999-11-16 | Yamamura Glass Co., Ltd. | Pilfer-proof cap made of synthetic resin |
-
1993
- 1993-02-06 JP JP4193893A patent/JPH06225655A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5984124A (en) * | 1994-08-06 | 1999-11-16 | Yamamura Glass Co., Ltd. | Pilfer-proof cap made of synthetic resin |
| WO1997004643A1 (fr) * | 1995-07-25 | 1997-02-13 | Kabushikikaisha Daiki | Materiau contenant des dechets plastiques destine a l'elimination d'excrements animaux et procede de fabrication de ce materiau |
| US5823139A (en) * | 1995-07-25 | 1998-10-20 | Kabushikikaishi Daiki | Animal excreta disposing material containing waste plastic and process for the production of the material |
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