JPH06224511A - 増幅用光ファイバ - Google Patents
増幅用光ファイバInfo
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- JPH06224511A JPH06224511A JP5011659A JP1165993A JPH06224511A JP H06224511 A JPH06224511 A JP H06224511A JP 5011659 A JP5011659 A JP 5011659A JP 1165993 A JP1165993 A JP 1165993A JP H06224511 A JPH06224511 A JP H06224511A
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- JP
- Japan
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- gain
- optical fiber
- density
- wavelength
- doped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 石英系のガラスコア2の周囲に、屈折率がこ
のガラスコア2よりも小さい石英系のガラスクラッド3
が形成され、ガラスコア2の内部またはその外周にEr
とAlとが共にドープされてなる増幅用光ファイバ1に
おいて、利得を従来よりも増加させるのみならず、利得
−波長特性も安定化させるようにする。 【構成】 Erの濃度が3000ppm以下に、Alの濃度
が8000ppm以上にそれぞれ設定され、かつ、Erの濃
度と光ファイバの条長との積CLが12〜18kppm・m
の範囲に設定されている。
のガラスコア2よりも小さい石英系のガラスクラッド3
が形成され、ガラスコア2の内部またはその外周にEr
とAlとが共にドープされてなる増幅用光ファイバ1に
おいて、利得を従来よりも増加させるのみならず、利得
−波長特性も安定化させるようにする。 【構成】 Erの濃度が3000ppm以下に、Alの濃度
が8000ppm以上にそれぞれ設定され、かつ、Erの濃
度と光ファイバの条長との積CLが12〜18kppm・m
の範囲に設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信システ
ムに使用される増幅用光ファイバに関する。
ムに使用される増幅用光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】誘導放出効果を利用して光を直接増幅す
る増幅用光ファイバとして、従来より、Er(エルビウ
ム)をドープしたものが知られている。このようなErを
ドープした増幅用光ファイバを使用して波長多重通信や
AM−TV伝送等を行う場合には、利得−波長特性が重
要となる。
る増幅用光ファイバとして、従来より、Er(エルビウ
ム)をドープしたものが知られている。このようなErを
ドープした増幅用光ファイバを使用して波長多重通信や
AM−TV伝送等を行う場合には、利得−波長特性が重
要となる。
【0003】すなわち、波長多重通信の場合には、複数
の波長の信号を伝送する必要があるため、光信号の各波
長ごとに利得が変動しては、光信号の再生が困難にな
る。また、AM−TV伝送の場合には、信号源の波長チ
ャープによる利得の変動があると、これらがノイズとな
って映像再生が困難となる。したがって、これらの分野
では、利得−波長特性が安定していること、つまり、特
定の波長域において利得の変動が小さいことが必要とな
る。
の波長の信号を伝送する必要があるため、光信号の各波
長ごとに利得が変動しては、光信号の再生が困難にな
る。また、AM−TV伝送の場合には、信号源の波長チ
ャープによる利得の変動があると、これらがノイズとな
って映像再生が困難となる。したがって、これらの分野
では、利得−波長特性が安定していること、つまり、特
定の波長域において利得の変動が小さいことが必要とな
る。
【0004】ところで、Erをドープした増幅用光ファ
イバにおいては、Erのドープ量を単純に増加させる
と、逆に利得が低下する現象がある。その原因として、
Erを過剰にドープすると、石英系光ファイバ中でErイ
オンがミクロ的に凝集するために、結果的に蛍光寿命が
短くなり、いわゆる濃度消光を生じて、利得の増大に寄
与しなくなるためと考えられている。
イバにおいては、Erのドープ量を単純に増加させる
と、逆に利得が低下する現象がある。その原因として、
Erを過剰にドープすると、石英系光ファイバ中でErイ
オンがミクロ的に凝集するために、結果的に蛍光寿命が
短くなり、いわゆる濃度消光を生じて、利得の増大に寄
与しなくなるためと考えられている。
【0005】そこで、本発明者らは、増幅用光ファイバ
の利得を改善するために、Erに対してAlを共にドープ
した増幅用光ファイバを提案した(たとえば、特願平2
−158462号参照)。すなわち、Erと共にAlをド
ープすると、Erの凝集の傾向が抑制され、Erを単独ド
ープする場合に比べて高い利得が得られる。
の利得を改善するために、Erに対してAlを共にドープ
した増幅用光ファイバを提案した(たとえば、特願平2
−158462号参照)。すなわち、Erと共にAlをド
ープすると、Erの凝集の傾向が抑制され、Erを単独ド
ープする場合に比べて高い利得が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その提
案時点においては、Alを多量にドープすることは、ガ
ラス化が阻害される等の製造技術上の未解決の問題があ
り、このため、利得を増加させるためにはどの程度の量
のAlをドープすれば好適であるのかまでは検討されて
いなかった。
案時点においては、Alを多量にドープすることは、ガ
ラス化が阻害される等の製造技術上の未解決の問題があ
り、このため、利得を増加させるためにはどの程度の量
のAlをドープすれば好適であるのかまでは検討されて
いなかった。
【0007】しかも、上述したように、波長多重通信や
AM−TV伝送等を行う場合には、利得−波長特性が安
定化していることが重要となるが、このような利得−波
長特性に及ぼすErとAlの共ドープの影響については検
討されていなかった。
AM−TV伝送等を行う場合には、利得−波長特性が安
定化していることが重要となるが、このような利得−波
長特性に及ぼすErとAlの共ドープの影響については検
討されていなかった。
【0008】さらに、本発明者らは、今回、単にAlの
ドープ量のみならず、Er濃度と増幅用光ファイバの条
長との積(以下、これを濃度・条長積CLという)も、利
得の増加および利得−波長特性の安定化の面で重要な因
子となることを見い出した。
ドープ量のみならず、Er濃度と増幅用光ファイバの条
長との積(以下、これを濃度・条長積CLという)も、利
得の増加および利得−波長特性の安定化の面で重要な因
子となることを見い出した。
【0009】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたもので、利得を従来よりも増加させるのみならず、
利得−波長特性も安定な増幅用光ファイバを得ることを
課題とする。
れたもので、利得を従来よりも増加させるのみならず、
利得−波長特性も安定な増幅用光ファイバを得ることを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、石英系のガラスコアの周囲に、屈折率が
このガラスコアよりも小さい石英系のガラスクラッドが
形成され、ガラスコアの内部またはその外周にErとAl
とが共にドープされてなる増幅用光ファイバにおいて、
次の構成を採る。
解決するため、石英系のガラスコアの周囲に、屈折率が
このガラスコアよりも小さい石英系のガラスクラッドが
形成され、ガラスコアの内部またはその外周にErとAl
とが共にドープされてなる増幅用光ファイバにおいて、
次の構成を採る。
【0011】すなわち、本発明に係る増幅用光ファイバ
は、Erの濃度が3000ppm以下に、Alの濃度が80
00ppm以上にそれぞれ設定され、かつ、Erの濃度と光
ファイバの条長との積(濃度・条長積)が12〜18kppm
・mの範囲に設定されていることを特徴としている。
は、Erの濃度が3000ppm以下に、Alの濃度が80
00ppm以上にそれぞれ設定され、かつ、Erの濃度と光
ファイバの条長との積(濃度・条長積)が12〜18kppm
・mの範囲に設定されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成において、ErとAlとを共にドープす
る場合に、Erの濃度を3000ppm以下に設定している
ので、特に、Alが共存する場合のErの光ファイバ中で
のミクロ的な凝集を防止できる。また、Alの濃度は8
000ppm以上で、かつ、Erに関する濃度・条長積は1
2〜18kppm・mの範囲に設定されているので、Erを単
独ドープする場合に比較して、利得が増大するととも
に、利得−波長特性も安定化した増幅用光ファイバが得
られる。
る場合に、Erの濃度を3000ppm以下に設定している
ので、特に、Alが共存する場合のErの光ファイバ中で
のミクロ的な凝集を防止できる。また、Alの濃度は8
000ppm以上で、かつ、Erに関する濃度・条長積は1
2〜18kppm・mの範囲に設定されているので、Erを単
独ドープする場合に比較して、利得が増大するととも
に、利得−波長特性も安定化した増幅用光ファイバが得
られる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例に係る増幅用光ファイバ1
は、図1に示すように、石英系のガラスコア2の周囲
に、屈折率がこのガラスコアよりも小さい石英系のガラ
スクラッド3が形成され、ガラスコア2の内部またはそ
の外周に屈折率を高めるためのGeに加えて、ErとAl
とが共にドープされている。
は、図1に示すように、石英系のガラスコア2の周囲
に、屈折率がこのガラスコアよりも小さい石英系のガラ
スクラッド3が形成され、ガラスコア2の内部またはそ
の外周に屈折率を高めるためのGeに加えて、ErとAl
とが共にドープされている。
【0014】このErのドープ量は、光ファイバ1中で
のミクロ的な凝集を防ぐために、3000ppm以下の範
囲に限定している。
のミクロ的な凝集を防ぐために、3000ppm以下の範
囲に限定している。
【0015】その理由は、図2の実験結果に基づくもの
である。すなわち、図2は、ErとAlとを共にドープし
た増幅用光ファイバについて、Erのドープ量(ppm)を変
えた場合の利得(dB)の変化を調べてたものである。な
お、測定条件としては、信号光の波長を1.551μm、
その入力パワーを40dB、励起光の入力パワーを40m
Wとし、また、Alのドープ量は8000ppmに設定して
いる。図2の結果から分かるように、Alが共存する場
合でもErのドープ量が極めて多い場合には、Al添加の
効果が無くなり、濃度消光が生じて利得が低下する傾向
がみられる。したがって、実用的には、Alが共存する
場合のErのドープ量は3000ppm以下とする必要があ
る。
である。すなわち、図2は、ErとAlとを共にドープし
た増幅用光ファイバについて、Erのドープ量(ppm)を変
えた場合の利得(dB)の変化を調べてたものである。な
お、測定条件としては、信号光の波長を1.551μm、
その入力パワーを40dB、励起光の入力パワーを40m
Wとし、また、Alのドープ量は8000ppmに設定して
いる。図2の結果から分かるように、Alが共存する場
合でもErのドープ量が極めて多い場合には、Al添加の
効果が無くなり、濃度消光が生じて利得が低下する傾向
がみられる。したがって、実用的には、Alが共存する
場合のErのドープ量は3000ppm以下とする必要があ
る。
【0016】また、Erと共にドープされるAlの濃度
は、8000ppm以上に設定される。
は、8000ppm以上に設定される。
【0017】その理由は、図3および図4に示す実験結
果に基づく。すなわち、図3では、Erに対してドープ
するAlの濃度が異なる各増幅用光ファイバについて、
信号光の波長(μm)に対する利得(dB)の変化を調べたも
のである。なお、この測定に際しては、Alのドープ量
を500ppm、1000ppm、4000ppm、12000p
pmの4条件に設定し、また、信号光の入力パワーは−
5.7dBm、励起光の入力パワーは40mW、Erのドー
プ量と光ファイバ1の条長との濃度・条長積CLは14
kppm・mにそれぞれ設定している。図3の結果から分か
るように、Alのドープ量が増加するのに伴って、1.5
4μm波長付近の曲線の谷と、1.555μm波長付近の
山との利得差が小さくなって利得−波長特性が改善さ
れ、また、最大利得となる波長が長波長側に移っている
ことが理解される。
果に基づく。すなわち、図3では、Erに対してドープ
するAlの濃度が異なる各増幅用光ファイバについて、
信号光の波長(μm)に対する利得(dB)の変化を調べたも
のである。なお、この測定に際しては、Alのドープ量
を500ppm、1000ppm、4000ppm、12000p
pmの4条件に設定し、また、信号光の入力パワーは−
5.7dBm、励起光の入力パワーは40mW、Erのドー
プ量と光ファイバ1の条長との濃度・条長積CLは14
kppm・mにそれぞれ設定している。図3の結果から分か
るように、Alのドープ量が増加するのに伴って、1.5
4μm波長付近の曲線の谷と、1.555μm波長付近の
山との利得差が小さくなって利得−波長特性が改善さ
れ、また、最大利得となる波長が長波長側に移っている
ことが理解される。
【0018】図4は、図3の結果について、最大利得を
与える波長(図4の白円)およびこの最大利得から−0.
5dBだけ下がった箇所の利得の範囲に含まれる波長域
ΔW(図4の縦実線の範囲)に対するAlのドープ量の関
係を整理し直したものである。図4の結果から分かるよ
うに、Alのドープ量が増加するのに伴って最大利得を
与える波長が長波長側に移っており、しかも、Alのド
ープ量が増加するのに伴い、縦実線の波長域ΔWも広が
って波長−利得特性が改善される。しかし、Alのドー
プ量が8000ppm以上では、波長域ΔWはさほどの変
化が無くなることから、実用的には、Alのドープ量と
しては8000ppm以上あれば十分である。
与える波長(図4の白円)およびこの最大利得から−0.
5dBだけ下がった箇所の利得の範囲に含まれる波長域
ΔW(図4の縦実線の範囲)に対するAlのドープ量の関
係を整理し直したものである。図4の結果から分かるよ
うに、Alのドープ量が増加するのに伴って最大利得を
与える波長が長波長側に移っており、しかも、Alのド
ープ量が増加するのに伴い、縦実線の波長域ΔWも広が
って波長−利得特性が改善される。しかし、Alのドー
プ量が8000ppm以上では、波長域ΔWはさほどの変
化が無くなることから、実用的には、Alのドープ量と
しては8000ppm以上あれば十分である。
【0019】さらに、Erに関する濃度・条長積CL
は、12〜18kppm・mの範囲に設定される。
は、12〜18kppm・mの範囲に設定される。
【0020】その理由は、図5および図6に示す実験結
果に基づく。すなわち、図5では、Erに関する濃度・
条長積CLの異なる各増幅用光ファイバについて、信号
光の波長(μm)に対する利得(dB)の変化を調べたもので
ある。なお、この測定に際しては、濃度・条長積を4kp
pm・m、6kppm・m,8kppm・m、16kppm・mの4条件に
設定し、また、信号光の入力パワーは−6.2dBm、励
起光の入力パワーは80mW、Alのドープ量は1200
0ppmにそれぞれ設定している。図5の結果から分かる
ように、濃度・条長積CLが増加するのに伴って、1.
54μm波長付近の曲線の谷と、1.56μm波長付近の
山との利得差が小さくなり、利得−波長特性が改善され
る。
果に基づく。すなわち、図5では、Erに関する濃度・
条長積CLの異なる各増幅用光ファイバについて、信号
光の波長(μm)に対する利得(dB)の変化を調べたもので
ある。なお、この測定に際しては、濃度・条長積を4kp
pm・m、6kppm・m,8kppm・m、16kppm・mの4条件に
設定し、また、信号光の入力パワーは−6.2dBm、励
起光の入力パワーは80mW、Alのドープ量は1200
0ppmにそれぞれ設定している。図5の結果から分かる
ように、濃度・条長積CLが増加するのに伴って、1.
54μm波長付近の曲線の谷と、1.56μm波長付近の
山との利得差が小さくなり、利得−波長特性が改善され
る。
【0021】図6は、ErとAlとを共にドープした増幅
用光ファイバについて、1.54μm、1.55μm、1.
56μmの各波長の信号光において、濃度・条長積CL
(kppm・m)と利得(dB)との関係を調べたものである。こ
の結果から分かるように、1.54μm、1.55μm、
1.56μmのいずれの波長の信号光についても、濃度・
条長積CLの増加に伴って利得が増加するが、12kppm
・m程度を越えると利得の変化が僅かとなり、さらに1
8kppm・mを越えると逆に利得が低下する傾向にある。
したがって、実用的には、Erに関する濃度・条長積C
Lとしては、12〜18kppm・mが適している。
用光ファイバについて、1.54μm、1.55μm、1.
56μmの各波長の信号光において、濃度・条長積CL
(kppm・m)と利得(dB)との関係を調べたものである。こ
の結果から分かるように、1.54μm、1.55μm、
1.56μmのいずれの波長の信号光についても、濃度・
条長積CLの増加に伴って利得が増加するが、12kppm
・m程度を越えると利得の変化が僅かとなり、さらに1
8kppm・mを越えると逆に利得が低下する傾向にある。
したがって、実用的には、Erに関する濃度・条長積C
Lとしては、12〜18kppm・mが適している。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、Erと共にドープされ
るAlの濃度と、Erに関する濃度条長積とが、それぞれ
利得および利得−波長特性に及ぼす影響について検討を
加え、これらの要因を限定することで、利得を従来より
も増加させるのみならず、利得−波長特性も安定化した
増幅用光ファイバが得られるようになった。
るAlの濃度と、Erに関する濃度条長積とが、それぞれ
利得および利得−波長特性に及ぼす影響について検討を
加え、これらの要因を限定することで、利得を従来より
も増加させるのみならず、利得−波長特性も安定化した
増幅用光ファイバが得られるようになった。
【図1】本発明の実施例に係る増幅用光ファイバの断面
図である。
図である。
【図2】増幅用光ファイバについて、Alと共にドープ
するErの濃度が利得に及ぼす影響を示す特性図であ
る。
するErの濃度が利得に及ぼす影響を示す特性図であ
る。
【図3】Erと共にドープするAlの濃度を異ならせた場
合の各増幅用光ファイバについて、信号光の波長に対す
る利得の変化を示す特性図である。
合の各増幅用光ファイバについて、信号光の波長に対す
る利得の変化を示す特性図である。
【図4】図3の結果について、最大利得を与える波長お
よびこの最大利得から−0.5dBだけ下がった箇所の利
得の範囲に含まれる波長域ΔWに対するAlのドープ量
の関係を示す特性図である。
よびこの最大利得から−0.5dBだけ下がった箇所の利
得の範囲に含まれる波長域ΔWに対するAlのドープ量
の関係を示す特性図である。
【図5】Erに関する濃度・条長積CLの異なる各増幅
用光ファイバについて、信号光の波長に対する利得の変
化を示す特性図である。
用光ファイバについて、信号光の波長に対する利得の変
化を示す特性図である。
【図6】ErとAlとを共にドープした増幅用光ファイバ
について、各波長の信号光において、濃度・条長積CL
(kppm・m)と利得(dB)との関係を示す特性図である。
について、各波長の信号光において、濃度・条長積CL
(kppm・m)と利得(dB)との関係を示す特性図である。
1…増幅用光ファイバ、2…コアガラス、3…クラッド
ガラス。
ガラス。
フロントページの続き (72)発明者 御前 俊和 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 田中 紘幸 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 中沢 正隆 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木村 康郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 石英系のガラスコアの周囲に、屈折率が
このガラスコアよりも小さい石英系のガラスクラッドが
形成され、ガラスコアの内部またはその外周にErとAl
とが共にドープされてなる増幅用光ファイバにおいて、 前記Erの濃度が3000ppm以下に、Alの濃度が80
00ppm以上にそれぞれ設定され、かつ、Erの濃度と光
ファイバの条長との積(濃度・条長積)が12〜18kppm
・mの範囲に設定されていることを特徴とする増幅用光
ファイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011659A JPH06224511A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 増幅用光ファイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011659A JPH06224511A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 増幅用光ファイバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224511A true JPH06224511A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11784110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011659A Pending JPH06224511A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 増幅用光ファイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06224511A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000074184A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Fibre optique pour amplification optique et amplificateur a fibre optique |
WO2001011735A1 (fr) * | 1999-08-04 | 2001-02-15 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Amplificateur optique |
US6243196B1 (en) | 1999-05-20 | 2001-06-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for optical amplifier and fiber optic amplifier |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011659A patent/JPH06224511A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6243196B1 (en) | 1999-05-20 | 2001-06-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for optical amplifier and fiber optic amplifier |
US6538806B2 (en) | 1999-05-20 | 2003-03-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for optical amplifier and fiber optic amplifier |
US6577440B2 (en) | 1999-05-20 | 2003-06-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for optical amplifier and fiber optic amplifier |
US6771415B2 (en) | 1999-05-20 | 2004-08-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber for optical amplifier and fiber optic amplifier |
WO2000074184A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Fibre optique pour amplification optique et amplificateur a fibre optique |
WO2001011735A1 (fr) * | 1999-08-04 | 2001-02-15 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Amplificateur optique |
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