JPH06222196A - 可燃性液体から3hおよび14cを燃焼、分離および固化する方法 - Google Patents

可燃性液体から3hおよび14cを燃焼、分離および固化する方法

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JPH06222196A
JPH06222196A JP31818293A JP31818293A JPH06222196A JP H06222196 A JPH06222196 A JP H06222196A JP 31818293 A JP31818293 A JP 31818293A JP 31818293 A JP31818293 A JP 31818293A JP H06222196 A JPH06222196 A JP H06222196A
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gas
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Steven T Schaeffer
ステイーブン・トウブラス・シエイフアー
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    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可燃性液体流から3Hおよび14Cを燃焼さ
せ、分離しそして固化する方法を目的とする。 【構成】 32Oおよび14CO2を含有する可燃性ガス
は、苛性溶液により14CO2を吸収して14C塩を生成さ
せそして乾燥剤の使用によりガス状32Oを凝縮および
(または)除去することにより処理される。液体32
および14C塩を含有するスラリー溶液は固化剤の添加に
より固化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、可燃性液体からトリチウム(
3H)および炭素14(14C)を除去する方法に関し、
またより詳しくは可燃性液体から3Hおよび14Cを燃焼
させ、分離しかつ固化する方法に関する。
【0002】
【背景技術】医用トレーサー化合物および診断用試薬の
ような各種の応用に使用する放射性化学物質の製造に
は、前駆体の合成、放射性同位元素標識付与(radiolab
elling)および最終的な精製を含むプロセスが関与す
る。これらのプロセスはつねに放射性副生物や放射能で
汚染した溶媒を生成するところとなり、これらは究極的
には最終製品から分離される。これらの放射性廃棄物は
単離され、そしてその性質に応じて処分されるか発生場
所で貯蔵される。
【0003】32P、33Pおよび35Sの処理に由来する放
射性廃棄物質は、その比較的短い半減期の故に、最終的
な崩壊をさせるために発生場所で貯蔵できる。しかしな
がら、3Hおよび14Cの半減期は一層長いので、これら
の放射性廃棄物の貯蔵は費用が高くまた安全に対する脅
威も生む。
【0004】3Hおよび(または)14Cを含む放射性液
体流は種々な方法で処分できる。例えば放射性有機液体
廃棄物の燃焼については、種々な方法が知られている。
例えば、1987年8月11日に発行されたKeishiらの
米国特許第4,686,068号は、無機の融解防止剤例
えば二酸化硅素と触媒とを含有する水溶液中で放射性有
機廃棄物を酸化分解することにより放射性有機廃棄物を
処理する回分式方法を開示している。
【0005】1984年2月25日に発行された日本特
許出願第59035197号は、有機溶媒廃液の焼却の
終了の前または後に着火用油を供給するように、この廃
液および(または)着火用油が焼却炉のバーナーに流入
するのを制御するために液体弁を使用する、放射性の3
Hおよび14Cにより汚染された有機液体流を焼却するた
めの制御された方法を開示している。
【0006】1987年4月7日に発行されたKleinsch
rothらの米国特許第4,655,968号は、放射能によ
って汚染された固体廃棄物を減容するために熱分解によ
り放射性廃棄物を処理する方法を開示している。
【0007】廃棄物流からの放射性14CO2の除去に関
しては種々の方法が知られている。例えば、1990年
11月27日に発行された日本特許出願J022872
99号は、酸素を含有する水溶性の有機化合物と銅およ
び(または)鉄イオンとの存在下で、水性媒体中で過酸
化水素を14Cを含む放射性廃棄物と反応させて、ガス状
14CO2流を生成し、これを水酸化バリウムと接触させ
て炭酸バリウムを生成する、14Cを含む放射性廃棄物の
処理方法を開示している。14CO2ガスを含まないで残
留する溶液はセメントまたはアスファルトにより固化で
きる。1992年3月26日に発行された日本特許出願
JP04093797号は、14CO2を有機溶媒中に通
過するか、有機溶媒を14CO2中に噴霧し、有機溶媒を
単量体と混合しそして重合によりプラスチック生成物を
生成することにより、原子力発電所によって発生される
ガス状14CO2を処理する方法を開示している。
【0008】3Hの除去に関しても種々な方法が知られ
ている。1985年11月26日に発行されたBuckely
らの米国特許第4,555,361号は、放射性廃棄物を
熱分解し、引続いて、一酸化炭素の形の炭素含有化合物
のおよび水素の形をとるガス状分解生成物として、廃棄
物中の炭素含有成分を除去するために、残存する炭素を
過熱水蒸気によりガス化し、残留する灰分は引続いての
処分にまかせる、放射性固体廃棄物の減容方法を開示し
ている。1988年5月4日に発行されたヨーロッパ特
許出願EP265744号は、PtまたはPd触媒中で
リノレン酸のようなモノまたはポリ−不飽和化合物によ
3Hを水素化することにより、ガス混合物から3Hを除
去する方法を開示している。
【0009】1978年4月11日に発行された日本特
許出願J53126497号は、稀土類金属とNiとか
らなる金属間化合物例えばLaNi5を充填した吸収塔
内で3Hを吸収することにより、ガス状の3Hを除去する
方法を開示している。
【0010】危険な廃棄物を固化するのに既知な方法が
いくつかある。Conner, R. Jesseの「Chemical Fixatio
n and Solidification of Hazardous Wastes」(ニュー
ヨークにて1990年刊)はいくつかのこのような方法
を開示しており、それにはポートランドセメントおよび
セメント−シリケート固化方法のようなセメントをベー
スとする種々な固化方法(第10章)ならびに尿素−ホ
ルムアルデヒド系および熱可塑性樹脂法のような有機物
をベースとする方法を含めての別種な固化方法(第14
章)が含まれる。
【0011】0.5%を越える有機物を含有し、さらに
1.0mCi/ガロンより高い放射能を有する液体廃棄物は
処分上新たな困難を生んでいる。以下に「混合廃棄物」
と称するこの廃棄物は、危険な(有機)成分とともに放
射能汚染物を含む。このような混合廃棄物を処理するた
めの新規な技術は開発の途上にある。一般に、混合廃棄
物はその有機物の含有率が比較的高いため埋め込みは許
容できず、またその高い放射能のため安全に燃焼するこ
とができない。例えば、1992年3月1日アリゾナ州
Tucsonでの廃棄物の処分に関するシンポジウムの論文集
(編集者はR.G.Post)(1992年刊)の1289〜1
291ページに所収のP.M. Dhoogieの「A Catalytic We
t Oxidation Process For Mixed Waste Volume Reducti
on/Recycling(混合廃棄物の容積減少/再生のための
接触湿式酸化法)」は、均一系の共触媒の存在下で3価
の鉄を酸化剤として使用する湿式酸化法を開示してい
る。混合廃棄物の処理には現存するいくつかの技術が適
用されてきた。例えば、上記したシンポジウムの論文集
の1271〜1273ページのGarcia, Corazonの「Inc
ineration of Radioactive Wastes Containing Only C-
14 and H-3(C-14及びH-3のみを含む放射性廃棄物の焼
却)」は、混合廃棄物を処理するための焼却方法を開示
している。しかしながら、既知のこのような方法は、い
くつかの国例えば米国においては法的規制に合格しない
であろう。
【0012】
【発明の概要】本発明は、(a) 3Hおよび14Cを含む
可燃性液体を燃焼させて32Oおよび14CO2を含有す
るガス流を生成させ、(b) ガス流中のガス状32Oを
凝縮して液体の32O流を生成させ、(c) ガス状の14
CO2を苛性溶液により吸収して14C塩を生成させ、そ
して(d) 固化剤の添加により、液体32O流と14C塩
とを固化することからなる、可燃性液体流から3Hおよ
14Cを除去する方法に関する。
【0013】さらに本発明は、上記の工程(b)の後、ガ
ス流を乾燥剤と接触させることにより、残留するガス状
32Oを除去する方法に関する。
【0014】本発明の別な局面は、(a) 3Hおよび14
Cを含む可燃性液体を燃焼させて32Oおよび14CO2
を含有するガス流を生成させ、(b) このガス流を乾燥
剤と接触させることによりガス状の32Oを除去し、
(c) 14CO2を苛性溶液で吸収して14C塩を生成さ
せ、そして(d) 固化剤の添加により14C塩を固化する
ことからなる、可燃性液体流から3Hおよび14Cを除去
する方法に関する。
【0015】本発明のさらに別な実施態様は、(a) 3
Hおよび14Cを含む可燃性液体を炉内で燃焼させて32
Oおよび14CO2を含有するガス流を生成させ、(b)
このガス流中のガス状32Oを凝縮器内で凝縮させて液
32O流を生成させ、(c) 苛性溶液を内蔵するスク
ラッバー内でガス状14CO2を吸収させて、14C塩を含
有するスラリーを生成させ、そして(d) 液体32O流
をそして14C塩を含有するスラリーを固化剤により固化
することからなる、可燃性液体流から3Hおよび14Cを
除去する方法に関する。
【0016】さらに本発明は、工程(b)の後、乾燥剤を
内蔵する乾燥塔にガス状32Oを通過させることによ
り、残留するガス状32Oを除去する上記の方法に関す
る。
【0017】最後に、本発明の一実施態様は、(a) 3
Hおよび14Cを含む可燃性液体を炉内で燃焼させて32
Oおよび14CO2を含有するガス流を生成させ、(b)
乾燥剤を内蔵する乾燥塔にガス流を通過させることによ
りガス状32Oを除去し、(c) 苛性溶液を内蔵するス
クラッバー内でガス状14CO2を吸収させて、14C塩を
含有するスラリーを生成させ、そして(d) 14C塩を含
有するスラリーを固化剤によって固化することからな
る、可燃性液体流から3Hおよび14Cを除去する方法に
関する。
【0018】〔図面の説明〕図1は可燃性液体流中に存
在する3Hおよび14Cを除去するための方法に関する流
れ図を示す。図示の方法は、放射性の流れを燃焼させて
14CO2および32Oを生成させること、凝縮により3
2Oを除去し、引続いて乾燥剤の使用により残留する3
2Oを除去すること、苛性溶液により14CO2を吸収して
14C塩を生成させること、および14C塩と液体32Oと
を固化することを含む。
【0019】〔発明に関する詳述〕本発明は、3Hおよ
14Cを含む可燃性液体を燃焼させて32Oおよび14
2を含有するガス流を生成させ、ガス状32Oを凝縮
させて液状32O流を生成させ、ガス状14CO2を苛性
溶液により吸収して14C塩を生成させそして固化剤の添
加により液状32O流と14C塩とを固化することからな
る、可燃性液体流から 3Hと14Cとを除去する方法に関
する。別法として、ガス状32Oは、32Oと1 4CO2
とを含有するガス流を乾燥剤と接触させることにより、
このガス流から除去されうる。
【0020】燃焼方法および燃焼の原理に関する論考
は、R.H. PerryおよびC.H. Chilton著「Chemical Engin
eers' Handbook(ケミカルエンジニアの便覧)」(ニュ
ーヨークにて1973年刊)の第9章に記載があり、こ
の開示は参照によって本明細書中に加入されている。
【0021】燃焼工程には炉システムを使用できる。こ
のような炉システムは火焔を形成するために使用する手
段たる一つ以上のバーナーを含む。バーナーは燃焼すべ
き可燃性液体流と、着火のための可燃性限界内にありし
かも燃焼を安定にするための割合の酸化剤とを混合す
る。
【0022】炉は、可燃性液体の化学的酸化を行う閉鎖
された空間と定義できる。炉を補完するものとして、所
望の燃焼反応を達成するために炉内に炎を吹き込む一つ
以上のバーナーがある。炉とバーナーとの組合わせは、
良好な燃焼のための四要素を充足するように設計される
べきであり、これら四要素には、燃焼すべき可燃性液体
流と酸化剤との緊密な混合、可燃性液体流を完全に燃焼
するのに十分な酸化剤の導入、可燃性液体流/空気混合
物を着火しそしてこれを完全に燃焼するのに十分な温
度、および燃焼を完全にするのに必要な滞留時間(R.H.
PerryおよびC.H.Chilton著「ケミカルエンジニアの便
覧」(ニューヨークにて1973年刊)を参照)が含ま
れる。
【0023】「可燃性液体流」とは可燃性であるか可燃
性にすることのできる任意の液体流を意味する。「可燃
性」とは燃焼(酸化)されて、水(H2O)および二酸
化炭素(CO2)ガス、および酸化工程の完了後に残存
する何らかの固体灰廃棄物を含めての燃焼生成物を生成
する能力を意味する。燃焼するのが好ましい液体は混合
廃棄物である。「混合廃棄物」とは危険な(有機)成分
と放射性汚染物とを含有する液状廃棄物を意味する。本
発明の方法により処理するのが好ましい液状廃棄物は、
0.5%より多い有機物を含有しさらに1.0mCi/ガロ
ンより高い放射能を有する混合廃棄物である。燃焼され
るのが好ましいこのような混合廃棄物の例は、表の流れ
1に示されまた図1の流れ1として図示されている。
【0024】燃焼すべき液体流はそれを収納するドラム
から、ドラムポンプのような液移送手段を用いて液状廃
棄物供給タンクへとまず移送されるのが好ましい。この
ドラムは、開缶される時に揮発分をすべて燃焼するため
に、炉への空気供給系統へと真空吸入することができ
る。
【0025】炉への空気供給系統によって望ましくは部
分的真空下に保たれる液状廃棄物供給タンクから、液体
供給流流量、炉の能力ならびに炉の操作圧力および温度
を含む既知の操作パラメーターに依存する種々な流量に
て、燃焼すべき液体を供給物流として炉内にポンプ送入
できる。
【0026】燃焼すべき液体を収納するドラムには、重
質の水性相とそれより軽い有機相とを含めて一つ以上の
相がある。燃焼すべき液体流を炉に供給する時に英国熱
量単位(BTU)の値が激しく変化しないようにするた
めに、燃焼すべき液体をドラムの底部からそして液面の
直下から抜き出して供給物流とすることができる。
【0027】燃焼すべき液体流のBTU値を増加するた
めに、燃焼すべき液体流に有機燃料を添加することがで
きる。燃焼すべき液体流に添加される時に、この液体流
を可燃性液体流とすることができ、それによって均一な
燃焼(酸化)を確保する効果のある任意の燃料が使用で
きる。このように添加される燃料は、燃焼すべき液体流
のBTU値を増大するのに役立つ。可燃性液体の燃焼熱
は約90,000BTU/ガロン以上であるべきであ
る。好適な燃料の例にはプロパン、エタン、ブタン、天
然ガスおよび燃料油がある。プロパンを燃料として使用
するのが好ましい。炉へのプロパンの好適な供給量を決
定するためには、上記した好ましい燃焼熱(約90,0
00BTU/ガロン)を採用することができる。炉の操
作温度を制御するためにプロパンの流量は変更できる
が、廃棄物と処分物との容積比を増大するに至りうる非
放射性のH2OおよびCO2の過剰な生成を避けるため
に、プロパンの添加量は最少にすべきである。同様に、
他の燃料に関する好ましい流量は、その特定の燃焼熱
と、約90,000BTU/ガロンという所望の燃焼熱
を有する可燃性液体流とに基づいて決定することができ
る。
【0028】空気は、設計の規模に依存する種々な流量
にて空気圧縮機により炉内に供給することができる。可
燃性液体流中の炭素と正味の水素とを燃焼するのに必要
な理論空気量を50%上回る過剰空気に相当する空気比
が好ましい。空気圧縮機の流入口はダンパーを介して大
気に開放されてよく、これによって、放射性揮発分を放
出するかもしれないすべてのドラムおよびタンクから可
撓性ホースにより吸引する手段を備える。
【0029】炉から流出するガス流は、二酸化炭素、
水、窒素および酸素を含む燃焼生成物を含有する。可燃
性液体中にもとからある14Cはすべて放射性二酸化炭素
14CO2)の形をとり、また可燃性液体中にもとから
ある3Hはすべて放射性の水(32O)の形をとる。以
下に「32Oおよび14CO2を含有するガス流」と称す
る、炉から流出するガス流の流速は、設計の規模および
所望の操作条件に関係しつつ大巾に変化しうる。炉から
の排ガスの流れの連続性を確保するために、炉は加圧下
で、望ましくは約10ポンド/平方インチ(psig)にて
操作することができる。
【0030】32Oの除去および14CO2の吸収に先立
って、14CO2および32O燃焼ガスを含有するガス流
を冷却するために、望ましくは炉用熱交換器を使用でき
る。炉用熱交換器により、14CO232Oとを含有す
るガス流を400°Fに冷却して、150psigの飽和水
蒸気を毎分15.6ポンド発生するのが好ましい。
【0031】炉または(使用するならば)炉用熱交換器
から流出した後、14CO232Oとを含有するガス流
は、ガス混合物を冷却するために凝縮器に通され、そし
て水蒸気の一部が凝縮される。14CO232Oとを含
有するガス流中に存在する水のかなりの部分を凝縮する
のに十分な冷却を行うことのできる任意の熱交換器を使
用できる。熱交換器は、望ましくは、ガス混合物を68
°Fまで冷却して、ガス状H2O(32Oも含めて)の
83%を凝縮して32Oの液体流を生成するように、既
知の熱交換原理と熱交換器の設計パラメーターとを用い
て寸法決定することができる。上述の液体流は非放射性
のH2Oも含有する。冷却は、例えば、既設の冷却塔ま
たは独立の冷凍系からの59°Fの水の向流的な流れに
よって行うことができる。この方法で使用するのに好適
なタイプの熱交換器の例には、らせん型熱交換器および
多管式熱交換器がある。
【0032】「32O液体流」と称する液体32Oを含
有する、熱交換器からの凝縮液は、最終的な固化工程
(下記参照)に後で送入するために収集してよい。
【0033】凝縮後に残留するガス状32Oをすべて除
去するために乾燥剤を内蔵する一基以上の塔を使用でき
る。別法として、本発明の方法からその一基以上の乾燥
塔を省くことができる。別な一態様として、凝縮器を省
きそしてガス状32Oを除去する唯一の方法として一基
以上の乾燥塔を使用することができる。
【0034】固体乾燥剤の使用によるガス吸収の原理お
よび収着法に役立つ装置の設計法は知られており、R.H.
PerryおよびC.H. Chiltonの「ケミカルエンジニアの便
覧」(ニューヨークで1973年刊)の16章に記述さ
れている。この開示は参照によって本明細書中に加入さ
れている。充填塔のような乾燥装置の寸法決定を行うの
に考慮すべき既知の種々の因子には、ガス状32Oに対
する乾燥剤の究極的容量、相平衡、速度論的挙動、およ
び工程の配置が含まれる。既知のいくつかの乾燥剤例え
ばCaSO4、シリカゲル、分子篩、Na2SO4、P2
5、CaCl2、MgSO4、H2SO4、NaOHおよび
KOHのいずれかを使用できる。硫酸ナトリウム(Na
2SO4)が好ましい乾燥剤である。32Oは−99°F
の露点(分圧0.0012mmHgすなわちガス中のH2
0.00016モル%)までCaSO4と反応する。塔か
ら出るガス状の水の含有率の増加を指示するために塔の
出口に湿度センサーを使用でき、この含有率の増加は、
水で飽和した乾燥塔を運転系列を切り離して再生される
信号として用いる。凝縮器を68°Fで操作する場合、
大体3日毎に乾燥塔を再生すべきであり、68°Fより
高い温度で操作する場合、一層頻繁に再生すべきであ
る。乾燥剤は、炉から流出するガス(14CO232
とを含有するガス流)により乾燥塔をパージするか、あ
るいは、望ましくは約300°Fの加熱空気を乾燥塔に
通過することにより、再生を行うことができる。高温ガ
スは乾燥剤から水を放気し、また放気された水は凝縮器
の入口に循環されてよい。乾燥塔出口の湿度センサーは
再生過程の完了を指示するのに使用できる。水で飽和し
た乾燥塔が再生されつつある時に乾燥操作を続行できる
ように2基の垂直乾燥塔を利用するのが好ましい。好ま
しいこの操作においては、炉から出るガスにより第1の
乾燥塔をパージしそして放気された水を凝縮器入口に送
ることにより同塔内で再生を行う一方、凝縮器下流の第
2の乾燥塔を利用して、残留するガス状H2Oを吸収す
る。
【0035】さらに本発明においては、乾燥塔から出る
流れ中に存在するガス状CO2は次いで一つ以上のスク
ラッバーに送られ、そこでCO2が吸収される(CO2
少なくともある部分は14CO2である)。吸収とは、C
2を溶液と反応させて非反応性かつ非揮発性の生成物
を生成させることによりガス流からCO214CO2を含
む)を除去することを意味する。CO2を除去するため
の苛性スクラッバーを寸法決定しそして最適化する方法
は知られている。このような方法はR.H. PerryおよびC.
H. Chiltonの前述の「ケミカルエンジニアの便覧」の第
20章に記載されており、この開示は参照によって本明
細書中に加入されている。
【0036】「スクラッバー」とは、種々なタイプの棚
段塔、充填塔、落下膜(濡れ壁)塔、流動床塔、噴霧チ
ャンバー、撹拌槽およびラインミキサーを含む気−液接
触を意図する任意の型式の装置を意味する。例えば1イ
ンチのラシヒリングのような適当な寸法の充填物で充填
された垂直のスクラッバーを一基以上使用するのが望ま
しい。ラシヒリング、ポールリング、ベルルサドル、レ
ッシングリング、インターロックスサドルおよびテレレ
ット(tellerette)を含め、いくつかのタイプの充填物
が使用できる。
【0037】使用可能な充填物の型式は、利用可能表面
積、界面での再生、圧力降下、重量および耐食性に関す
る特性といった既知の充填物特性に従って選択できる。
充填塔は、充填物のための支持板および充填物に効果的
に液を散布するよう設計された液分配手段を収納する円
筒形の外套の形に設計することができる。充填塔の側方
へとチャネリングして降下するであろう液体を再度分配
するための手段を塔に付け加えることができる。垂直の
2基の充填塔スクラッバーは直列配置で使用するのが好
ましい。これらの1つ以上のスクラッバーは、14CO2
を苛性溶液と反応させて炭酸ナトリウム(Na2 14
3)(使用する苛性溶液がNaOHの場合)を生成す
るように、ガス状14CO2を含有する流れに対して望ま
しくは向流となるようにして苛性溶液、望ましくはNa
OHにガス状14CO2を接触させる。非放射性CO2も同
様に苛性溶液と反応して非放射性の塩(Na2CO3)を
生成する。一つ以上のスクラッバーは、既知の物質移動
原理を用いそして圧力降下および苛性溶液との反応を伴
うガス状14CO2の物質移動のような種々の因子を考慮
にいれて寸法決定できる。2基のスクラッバーを直列に
使用する場合、入口14CO2に対する全体的な除去率9
9.84%に対して、各スクラッバー除去率が96%で
あるように設計すればよい。
【0038】一つ以上のスクラッバーから流出する14
塩はスラリー溶液の形であり、これは望ましくは共通の
保持タンクに送入するのがよい。場合により、苛性溶液
との反応により発生する反応熱をすべて除去するため
に、適当に寸法を決定した何らかの熱交換器にスラリー
をポンプ送入できる。スラリーは次いで濾過することが
できる。遠心濾過、濾過板と濾過枠による濾過、加圧お
よび真空によるリーフ濾過、および回転ドラム濾過を含
む種々の濾過方法が利用できる。濾過器の寸法を決定す
るための既知の原理および因子は、前述のR.H. Perryお
よびC.H. Chiltonの「ケミカルエンジニアの便覧」の第
19章に記述されており、この開示は参照によって本明
細書中に加入されている。好適な濾過手段を選定しそし
て(または)設計する際に考慮すべき様々な既知の因子
には、圧力降下、濾過ケーキの厚さ、温度の影響、圧力
の影響、濾過媒体の種類の影響、粒子寸法の影響、粘度
の影響および固形物濃度の影響が含まれる。回転ディス
ク濾過器を使用するのが好ましい。
【0039】14C塩、例えば炭酸ナトリウムは濾過ケー
キ中にとりこまれまた濾液は保持タンクに供給されてよ
い。回転ディスク濾過器は、濾過ケーキが望ましくは約
30%の固形物からなるように既知の方法によって設計
されることができまた操作パラメータが選択される。濾
過ケーキは回転ディスク濾過器から連続的に取り出され
そして混合機へと送られてよい。
【0040】最後に、本発明に従うとき、液体32Oお
よび(または)固体14C塩を30%含有するスラリーは
続いて固化剤と一緒にされる。固化剤は液体32Oおよ
び(または)固体14C塩を30%含有スラリーを処分の
ために固化あるいは硬化する任意の物質である。固化剤
は、長期間、望ましくは500年以上にわたって放射能
が溶出しないことを保証するよう選択されるべきであ
る。セメント、ガラス、尿素−ホルムアルデヒド、ポリ
ブタジエン、ポリエステル−エポキシ、アクリルアミド
ゲル、ポリオレフィンおよびポリウレタンを含む各種の
固化剤を使用できる。固化剤としてセメントを使用する
のが好ましい。好ましいタイプのセメント混合物は、ポ
ルトランド汎用セメント(Waldo Brothers, マサチュー
セッツ)である。ポルトランドセメントはConner, R. J
esseにより述べられており、Conner, R. Jesseの「Chem
ical Fixation and Solidification of Hazardous Wast
es(有害廃棄物の化学固定及び固化)」(ニューヨーク
にて1990年刊)は、ポルトランドセメントによるお
よびセメント−シリケートによる固化方法(第10章)
のようなセメントをベースとする種々な固化方法を含む
いくつかの方法を開示しており、この開示は参照によっ
て本明細書中に加入されている。ポルトランドセメント
は基本的には、多量の硅酸二カルシウムおよび硅酸三カ
ルシウムと少量のアルミン酸三カルシウムおよびカルシ
ウムアルミノフェライトを含有する硅酸カルシウム混合
物である。
【0041】本発明の方法は14Cまたは3Hのいずれか
の汚染物を専ら処理するように変更することができる。
【0042】14C廃棄物のみが関与する場合、ガスを6
8°Fまで冷却するために凝縮器を使用でき、また一基
以上の乾燥塔をバイパスすることができる。しかしなが
ら、上述したポルトランドセメント処方(図1の流れ2
6および27を参照)以外のセメント処方を使用しない
かぎり、廃棄物処分容積の増加への影響は僅少であろ
う。
【0043】3Hのみの廃棄物が関与する場合、一基以
上のスクラッバーをバイパスすることができ、また乾燥
塔から出るガスは引続いての拡散のために稀釈ダクトに
直接供給できる。このタイプの処理により、廃棄物処分
容積の増加は顕著に減少するであろう。
【0044】従って本発明は、有機廃棄物と14Cまたは
3H汚染物の存在に基づく放射性汚染物とを共に含有す
る液体を単一の工程において安全に処分できる仕方によ
りこのような液体を処理する方法を提供する。
【0045】図1は本発明の好ましい態様に関するプロ
セスフローチャートを示す。工程流および処理装置は以
下の例において述べる。
【0046】以下の実施例は本発明の方法を例示する。
【0047】
【実施例】本発明の方法は図1に示すプロセスにより以
下に述べるごとく例示される。本例の規模に従うプロセ
スの物質収支およびエネルギー収支を後記の表に示す。
【0048】炉30から出るガス流(32Oと14CO2
とを含有するガス)(図1、流れ4)は標準操作温度お
よび圧力(STP)において300立方フィート/分で
あった。混合廃棄物のBTU値を増大するために、プロ
パンを補助燃料(図1、流れ2)として圧縮機32にお
いて加えた。炉30から出る燃焼ガス混合物の連続流を
確保するために、炉は10ポンド/平方インチ(psig)
にて操作した。
【0049】燃焼すべき特定の液体は表に示される組成
を有しそして図1で流れ1と記される混合廃棄物であっ
た。液体混合廃棄物(図1の流れ1)を収納するドラム
は、その中味がドラムポンプ36によって混合廃棄物供
給タンク34にまず移された。ドラムの開放の際、存在
するであろう揮発物をすべて燃焼するために、炉への空
気供給系内への真空吸引を行った。
【0050】圧縮機38において空気が供給される、炉
への空気供給系(図1の流れ3)を介して部分的真空下
に保たれている混合廃棄物供給タンク34から、毎分
0.178ガロンの流速にて混合廃棄物を炉30に供給
した。ドラム内には、重質の水性相とそれより軽質の有
機相とを含む一つ以上の相が存在しうるので、燃焼すべ
き液体は、BTU値の急激な変化が起こらないように、
ドラムの底部と液面の直下との双方から抜出した。
【0051】前記したごとく、汚染液体流のBTU値を
増大するためにプロパンを使用した。混合廃棄物に対す
るプロパンの大略のモル比は9:100であり、これに
より90,000BTU/ガロンの液状の燃料が得られ
た。この比率は毎分1.5立方フィート(STPにて)
のプロパン流量に対応する。炉の操作温度を調節するた
めにこの流量は変更できるが、汚染廃棄物と処方物との
容積比を増大することにつながりうる非放射性のH2
およびCO2の過剰な生成を避けるために、プロパンの
添加量は最少にすべきである。
【0052】空気は、反応用空気の過剰率50%に対応
する毎分281立方フィート(STPにて)の流量にて
炉に供給した。この空気比は混合廃棄物の完全燃焼を確
実にする。空気圧縮機の入口はダンパーを介して大気と
連絡しており、放射性揮発物を放出しうるすべての貯蔵
ドラムおよびタンクからの可撓性ホースによる吸引が可
能である。
【0053】炉用熱交換器40(図1の熱交換器1)は
32Oと14CO2とを含有するガス流を400°Fまで
冷却し、そして150psig(366°F)の飽和水蒸気
(図1の流れ6)を毎分15.6ポンド発生した。正味
の伝熱量は毎分13,600BTUであった。
【0054】32Oと14CO2とを含有するガス流は、
次いで、図1においては再生モードでの操作が示されて
いる第1の乾燥塔42(図1の乾燥塔1)に通過され
た。乾燥剤の再生は、炉から流出するガス(図1の流れ
7)によるパージにより完了した。乾燥塔42のパージ
のために熱高温空気もまた使用できる。炉から出る高温
のガスは乾燥剤から水を放気して凝縮器入口へと循環し
た。乾燥塔42の出口にある湿度センサーは再生過程の
完了を指示する。
【0055】乾燥塔42から出るガス流は、らせん型熱
交換器44(80平方フィート)(図1の凝縮器、流れ
8)を通過して、ガス混合物を68°Fまで冷却しそし
て水蒸気の83%を凝縮した。熱交換器内での正味の伝
熱は毎分3600BTUであった。冷却は冷却器48
(図1の冷却器、流れ11)において向流となって流れ
る水により行われた。
【0056】凝縮器44からの液体32Oを含有する凝
縮液は後でセメント母材中に固化するために収集した
(図1、流れ9)。
【0057】凝縮器44から出るガス流は次いで、硫酸
カルシウム(CaSO4)12.100ポンドが充填され
た直径3.3フィート、高さ15フィートの垂直な第2
の乾燥塔46(図1、乾燥塔2、流れ10)に流入し
た。水は露点−99°F(分圧0.0012mmHgすなわ
ちガス中のH2O 0.00016モル%)まで硫酸カル
シウムと反応したが、これは年間の32Oの放出量0.
3キュリー/年に相当する。乾燥塔の出口の湿度センサ
ーが水の含有率の増加を示した(大体3日毎、凝縮器を
68°Fより高い温度で操作する場合は一層頻繁に)
後、乾燥塔46を運転から外して再生した。
【0058】第2の乾燥塔46から出るガス流を、直径
1.9フィート、高さ22フィートであり、1インチの
ラシヒリングが充填された直列の2基の垂直な充填塔ス
クラッバー50および52(図1のスクラッバー塔1お
よびスクラッバー塔2、流れ13および15)内に流入
させた。これらのスクラッバー50および52は、CO
2を反応させて14C塩つまり炭酸ナトリウムを生成する
ために、流入するガス流をNaOH溶液(図1の流れ2
3、14および17)と接触させる。スクラッバー50
および52のそれぞれは、入口でのCO2に関する全体
的除去率を99.84%にするように、逐次的にCO2
96%除去したがこれは年間の14CO2の放出量3.4キ
ュリー/年に相当する。スクラッバー52から流出する
のは本装置の主ダクト内での稀釈に向けられる毎分24
7立方フィート(STPでの)のCO2を含まないガス
であった。
【0059】スクラッバー50および52の各々から流
出する溶液(図1の流れ16、19および20(一緒に
したもの))は、共通の保持タンク54に供給した。ス
ラリーは、反応熱をすべて除去するためにポンプ55に
より熱交換器56(図1の熱交換器2)に送入し、次い
で回転ディスク濾過器58(図1の濾過器)に通過し
た。炭酸ナトリウムは濾過ケーキ中に取り込みまた濾液
は保持タンク62(図1の流れ21)に供給した。固形
物30%からなる濾過ケーキを連続的に取り出し、そし
てセメント混合機60(図1の流れ24)に送入した。
【0060】50重量%のNaOH(図1の流れ22)
を毎分11ポンド添加することにより保持タンク62中
の濾液をNaOH2規定(N)に調整した。保持タンク
62に水を添加することによりタンクの液位を保持し
た。毎分177ポンドの運転する2台の供給ポンプ64
により苛性溶液をスクラッバー50および52の頂部に
循環した(図1の流れ23(合併流)、14および1
7)。
【0061】凝縮器44からの水(毎分1.9ポンド)
(図1の流れ9)および濾過器58からの固形物30%
のスラリー(固形物毎分4.1ポンド、液体毎分9.5ポ
ンド)(図1の流れ24)をセメント混合機60内で毎
分6.6ポンドのセメント(図1の流れ26)および水
(図1の流れ25)と一緒にした。得られるセメントマ
トリックスを毎分28ポンドつまり毎時2.1ドラム
(55ガロン)の割合でドラムに供給した(図1の流れ
27)。
【0062】もし濾過器により固形物がさらに濃縮され
るならば、ドラムの発生速度、従って廃棄物と処分容積
との比は著しく低下しうる。
【0063】以上述べたプロセスの最終的なドラム内混
合物は平均すると、5.1ガロンの混合廃棄物(容積増
加は9.8倍)および2.2キュリーの3Hおよび0.17
キュリーの14Cであった。
【0064】表は以下に例示したプロセス(流れ1〜2
7)に関する物質収支およびエネルギー収支を示す。上
記した流れの番号は図1において番号を付けた流れに対
応する。
【0065】表:物質収支およびエネルギー収支 流れ1 炉への混合廃棄物流 条件:室温 流量:20.95グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 55.5 11.6 エタノール 15.3 3.2 メタノール 15.5 3.2 エチルアセテート 3.2 0.67 ヘキサン 2.4 0.50 アセトン 2.4 0.50 アセトニトリル 1.7 0.36 クロロホルム 0.4 0.08 エーテル 1.0 0.21 ブタノール 0.5 0.10 プロパノール 0.6 0.13 トルエン 0.4 0.08 ベンゼン 0.5 0.10 メチルクロライド 1.5 0.31 ペンタン 0.5 0.10 正味の反応:100混合廃棄物(MW)+9 C3H8+237 O2→ 225.5 H2O+128.9 CO2+NO2+2.5 Cl2
【0066】流れ2 炉へのプロパン流(BTU値を90,000BTU/ガ
ロンに増加するための補助加熱用) 条件:室温 流量=1.88グラムモル/分 流れ3 炉への空気流(理論値の50%過剰) 条件:室温 流量=355.5グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 79.0 280.2 酸 素 21.0 74.6
【0067】流れ4 炉から出る燃焼ガス 条件:高温 流量=379.2グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 73.9 280.2 水 12.5 47.4 二酸化炭素 7.1 26.9 酸 素 6.5 24.6
【0068】流れ5 熱交換器1への飽和水 条件:204℃、150psigの飽和液体 流量=394.7グラムモル/分 流れ6 熱交換器1からの飽和水 条件:204℃、150psigの飽和蒸気 流量=394.7グラムモル/分
【0069】流れ7 熱交換器1から出る燃焼ガス 条件:204℃ 流量=379.2グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 73.9 280.2 水 12.5 47.4 二酸化炭素 7.1 26.9 酸 素 6.5 24.6
【0070】 炉および熱交換器に関する熱収支 298Kの流れ1の燃焼熱 =+3345.7kcal/分 298Kの流れ2の燃焼熱 =+ 997.5kcal/分 298Kの全燃焼熱 =+4343.2kcal/分 298Kから477Kに流れ7を加熱する熱=−1021.0kcal/分 477Kまでの正味の過剰な反応熱 =+3322.2kcal/分 477K、150psigでの水の蒸発熱=8.42kcal/分 477Kでの流れ5の蒸発熱 =3322.2kcal/分
【0071】流れ8 乾燥塔1を通過後の燃焼ガス(塔は再生モード下にあ
り、平均8モル/分の水を放気する) 条件:204℃ 流量=379.2グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 73.9 280.2 水 12.5 47.4 二酸化炭素 7.1 26.9 酸 素 6.5 24.6
【0072】流れ9 凝縮器からの凝縮液 条件:20℃の液体の水 流量=47.4グラムモル/分 流れ10 凝縮器から出るガス 条件:20℃のガス 流量=339.8グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 82.5 280.2 水 2.3 8.0 二酸化炭素 7.9 26.9 酸 素 7.2 24.6
【0073】流れ11 凝縮器に供給する冷却水 条件:5℃の液体 流量=2018グラムモル/分 流れ12 凝縮器から流出する冷却水 条件:30℃の液体 流量=2018グラムモル/分
【0074】流れ13 乾燥塔2から出るガス 条件:20℃のガス 流量=331.7グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 84.5 280.2 水 0.0002 0.0005 二酸化炭素 8.1 26.9 酸 素 7.4 24.6
【0075】流れ14 スクラッバー1へ供給する洗浄液 条件:25℃の液体 流量=3372.6グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.1 3006 炭酸ナトリウム 5.2 174 水酸化ナトリウム 5.7 193
【0076】流れ15 スクラッバー1から出る洗浄されたガス 条件:25℃のガス 流量=316.0グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 88.6 280.2 水 * 3.1 9.9 二酸化炭素 0.4 1.4 酸 素 7.8 24.6 *これは非放射性の水であることに注意する。
【0077】流れ16 スクラッバー1から流出する洗浄液 条件:25℃の液体/固体混合物 流量=3362.8グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.9 3022 炭酸ナトリウム 5.9 200 水酸化ナトリウム 4.2 141
【0078】流れ17 スクラッバー2に供給する洗浄液 条件:25℃の液体 流量=3372.6グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.1 3006 炭酸ナトリウム 5.2 174 水酸化ナトリウム 5.7 193
【0079】流れ18 スクラッバー2から出る洗浄されたガス 条件:25℃のガス 流量=314.7グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 窒 素 89.0 280.2 水 * 3.1 9.8 二酸化炭素 0.016 0.05 酸 素 7.8 24.6 *これは非放射性の水であることに注意する。
【0080】流れ19 スクラッバー2から出る洗浄液 条件:25℃の液体/固形物混合物 流量=3372.6グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.2 3022 炭酸ナトリウム 5.2 175 水酸化ナトリウム 5.6 190
【0081】流れ20 濾過器への洗浄液 条件:25℃の液体/固形物混合物 流量=6735グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.5 6029 炭酸ナトリウム 5.6 375 水酸化ナトリウム 4.9 332
【0082】流れ21 濾過器から流出する液体 条件:25℃の液体 流量=6537グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.7 5866 炭酸ナトリウム 5.3 348 水酸化ナトリウム 4.9 323
【0083】流れ22 水酸化ナトリウム添加 条件:25℃の液体 流量=208グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 69.9 146 水酸化ナトリウム 30.1 62
【0084】流れ23 スクラッバーに返戻する洗浄液 条件:25℃の液体 流量=6745グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.1 6012 炭酸ナトリウム 5.2 348 水酸化ナトリウム 5.7 385
【0085】流れ24 固形物スラリー濾液 条件:25℃の固形物30%、液体70%のスラリー 固形物の流量=17.4グラムモル/分(Na2CO3) 液体の流量=181.5グラムモル/分 液体部分に関して 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 89.7 163 炭酸ナトリウム 5.3 9.6 水酸化ナトリウム 4.9 8.9
【0086】スラリー全体に関して 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 81.9 163 炭酸ナトリウム 13.6 27 水酸化ナトリウム 4.5 8.9 流れ9に流れ24を加えた液体 セメント混合機への液体 条件:25℃の液体 流量=47.4+181.5=228.9グラムモル/分 成 分 組成(モル%) 流量(モル/分) 水 91.9 210.4 炭酸ナトリウム 4.2 9.6 水酸化ナトリウム 3.9 8.9
【0087】流れ25 セメントへの追加的な水。この場合、不必要。 流れ26 セメント混合物 条件:25℃の固体粉末 流量=6.56ポンド/分 流れ27 セメント 条件:25℃の固体 流量=15.7ポンド/分 ドラム(55ガロン)の処理速度=28.6分に1ドラ
【0088】セメント処方: セメント=28.6分×15.7ポンド/分=188ポン
ド(94ポンドのポルトランドセメント2袋) 液体=28.6分×228.9グラムモル/分×22.6
グラム/グラムモル×1cc/1.186g×1ガロン/
3780cc=33.0ガロン 固体=28.6分×17.4グラムモル/分×106g/
グラムモル×454g/ポンド=116.2ポンド この混合物は、危険性のない水性放射性廃棄物の処分に
先立って混合することに関し米国で容認された実施方法
に合致する。
【0089】流れ1 炉への混合廃棄物流 同位元素 〔14C〕:33.3ミリキュリー/ガロン混合廃棄物 =0.283ミリキュリー/モル =5.93ミリキュリー/分 〔3H〕 :433ミリキュリー/ガロン混合廃棄物 =3.68ミリキュリー/モル =77.1ミリキュリー/分
【0090】流れ18 スクラッバー2から出る洗浄されたガス 同位元素 〔14C〕:除去効率=99.8% 放出速度=0.011ミリキュリー/分 〔3H〕 :除去効率=99.99% 放出速度=0.0008ミリキュリー/分
【0091】流れ27 セメント 同位元素 〔14C〕:処分速度=5.92ミリキュリー/分 =169.3ミリキュリー/ドラム 〔3H〕 :処分速度=77.1ミリキュリー/分 =2.2キュリー/ドラム
【0092】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。
【0093】1.(a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液
体を燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガス流
を生成させ、(b) ガス流中のガス状32Oを凝縮して
液体の32O流を生成させ、(c) ガス状の14CO2
苛性溶液により吸収して14C塩を生成させ、そして(d)
固化剤の添加により、液体32O流と14C塩とを固化
することからなる、可燃性液体流から3Hおよび14Cを
除去する方法。
【0094】2.工程(b)の後、ガス流を乾燥剤と接触
させることにより、残留するガス状 32Oを除去する、
前項1記載の方法。
【0095】3.(a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液
体を燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガス流
を生成させ、(b) このガス流を乾燥剤と接触させるこ
とによりガス状の32Oを除去し、(c) 14CO2を苛性
溶液で吸収して14C塩を生成させ、そして(d) 固化剤
の添加により14C塩を固化することからなる、可燃性液
体流から3Hおよび14Cを除去する方法。
【0096】4.乾燥剤が、CaSO4、シリカゲル、
分子篩、Na2SO4、P25、CaCl2、MgSO4
2SO4、NaOHおよびKOHからなる群から選択さ
れる、前項2または3に記載の方法。
【0097】5.固化剤が、セメント、ガラス、尿素−
ホルムアルデヒド、ポリブタジエン、ポリエステル−エ
ポキシ、アクリルアミドゲル、ポリオレフィンおよびポ
リウレタンからなる群から選択される、前項1、2また
は3に記載の方法。
【0098】6.可燃性液体が混合廃棄物である、前項
1、2または3に記載の方法。 7.工程(c)の後、14C塩を濾過する、前項1、2また
は3に記載の方法。
【0099】8.(a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液
体を炉内で燃焼して32Oおよび14CO2を含有するガ
ス流を生成させ、(b) このガス流中のガス状32Oを
凝縮器内で凝縮させて液体32O流を生成させ、(c)
苛性溶液を内蔵するスクラッバー内でガス状14CO2
吸収させて、14C塩を含有するスラリーを生成させ、そ
して(d) 液体32O流を、そして14C塩を含有するス
ラリーを固化剤により固化することからなる、可燃性液
体流から3Hおよび14Cを除去する方法。
【0100】9.工程(b)の後、乾燥剤を内蔵する乾燥
塔にガス状32Oを通過することにより、残留するガス
32Oを除去する、前項8記載の方法。
【0101】10.工程(a)の後、飽和した乾燥剤を内
蔵する再生式乾燥塔にガス流を通過する、前項9記載の
方法。
【0102】11.(a) 3Hおよび14Cを含む可燃性
液体を炉内で燃焼させて32Oおよび14CO2を含有す
るガス流を生成させ、(b) 乾燥剤を内蔵する乾燥塔に
ガス流を通過することによりガス状32Oを除去し、
(c) 苛性溶液を内蔵するスクラッバー内でガス状14
2を吸収させて、14C塩を含有するスラリーを生成さ
せ、そして(d) 14C塩を含有するスラリーを固化剤に
より固化することからなる、可燃性液体流から3Hおよ
14Cを除去する方法。
【0103】12.スクラッバーが、充填物を内蔵する
垂直充填塔である、前項8、9、10または11のいず
れか1項に記載の方法。 13.充填物がラシヒリングの形をとる、前項12記載
の方法。 14.乾燥塔が、乾燥剤を内蔵する垂直充填塔である、
前項10または11に記載の方法。 15.乾燥剤が、CaSO4、シリカゲル、分子篩、N
2SO4、P25、CaCl2、MgSO4、H2SO4
NaOHおよびKOHからなる群から選択される、前項
14記載の方法。
【0104】16.固化剤が、セメント、ガラス、尿素
−ホルムアルデヒド、ポリブタジエン、ポリエステル−
エポキシ、アクリルアミドゲル、ポリオレフィンおよび
ポリウレタンからなる群から選択される、前項8、9、
10または11のいずれか1項に記載の方法。 17.可燃性液体が混合廃棄物である、前項8、9、1
0または11のいずれか1項に記載の方法。 18.工程(c)の後、14C塩を含有するスラリーを濾過
する、前項8、9、10または11のいずれか1項に記
載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可燃性液体流中に存在する3Hおよび
14Cを除去するための方法の流れ図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】32P、33Pおよび35Sの処理に由来する放
射性廃棄物質は、その比較的短い半減期の故に、最終的
な崩壊をさせるために発生場所で貯蔵できる。しかしな
がら、3Hおよび14Cの半減期は一層長いので、これら
の放射性廃棄物の貯蔵は費用が高くまた安全に対する脅
威も生む。3Hおよび(または)14Cを含む放射性液体
流は種々な方法で処分できる。例えば0.5%の有機物
を含む水性の廃棄物はセメントと混合され次いで土に埋
められうる。0.2ミリキュリー(mCi)よりも小さ
い放射能を含む有機廃棄物は存在する3Hおよび(また
は)14Cのために、通常は焼却され、そして0.2〜1.
0mCi/ガロンのような高さの放射能汚染を有する廃
棄物の焼却のためのいくつかの施設が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】放射性有機液体廃棄物の燃焼については、
種々な方法が知られている。例えば、1987年8月1
1日に発行されたKeishiらの米国特許第4,686,06
8号は、無機の融解防止剤例えば二酸化硅素と触媒とを
含有する水溶液中で放射性有機廃棄物を酸化分解するこ
とにより放射性有機廃棄物を処理する回分式方法を開示
している。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液体
    を燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガス流を
    生成させ、 (b) ガス流中のガス状32Oを凝縮して液体の32
    流を生成させ、 (c) ガス状の14CO2を苛性溶液により吸収して14
    塩を生成させ、そして (d) 固化剤の添加により、液体32O流と14C塩とを
    固化することからなる、可燃性液体流から3Hおよび14
    Cを除去する方法。
  2. 【請求項2】 (a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液体
    を燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガス流を
    生成させ、 (b) このガス流を乾燥剤と接触させることによりガス
    状の32Oを除去し、 (c) 14CO2を苛性溶液で吸収して14C塩を生成さ
    せ、そして (d) 固化剤の添加により14C塩を固化することからな
    る、可燃性液体流から3Hおよび14Cを除去する方法。
  3. 【請求項3】 工程(c)の後、14C塩を濾過する、請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 (a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液体
    を炉内で燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガ
    ス流を生成させ、 (b) このガス流中のガス状32Oを凝縮器内で凝縮さ
    せて液体32O流を生成させ、 (c) 苛性溶液を内蔵するスクラッバー内でガス状14
    2を吸収して、14C塩を含有するスラリーを生成さ
    せ、そして (d) 液体32O流を、そして14C塩を含有するスラリ
    ーを固化剤により固化することからなる、可燃性液体流
    から3Hおよび14Cを除去する方法。
  5. 【請求項5】 工程(b)の後、乾燥剤を内蔵する乾燥塔
    にガス状32Oを通過することにより、残留するガス状
    32Oを除去する、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 工程(a)の後、飽和した乾燥剤を内蔵す
    る再生式乾燥塔にガス流を通過する、請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 (a) 3Hおよび14Cを含む可燃性液体
    を炉内で燃焼させて32Oおよび14CO2を含有するガ
    ス流を生成させ、 (b) 乾燥剤を内蔵する乾燥塔にガス流を通過すること
    によりガス状32Oを除去し、 (c) 苛性溶液を内蔵するスクラッバー内でガス状14
    2を吸収して、14C塩を含有するスラリーを生成さ
    せ、そして (d) 14C塩を含有するスラリーを固化剤により固化す
    ることからなる、可燃性液体流から3Hおよび14Cを除
    去する方法。
JP31818293A 1992-12-18 1993-12-17 可燃性液体から3hおよび14cを燃焼、分離および固化する方法 Pending JPH06222196A (ja)

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