JPH06220431A - 粘液性保温剤 - Google Patents

粘液性保温剤

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Publication number
JPH06220431A
JPH06220431A JP5043153A JP4315393A JPH06220431A JP H06220431 A JPH06220431 A JP H06220431A JP 5043153 A JP5043153 A JP 5043153A JP 4315393 A JP4315393 A JP 4315393A JP H06220431 A JPH06220431 A JP H06220431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pack
heat
fluid
water
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5043153A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Miyazaki
壮一 宮崎
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Individual
Original Assignee
Individual
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人や物、動物など保温を必要とする場合に本
発明保温剤を使えば毒性が無く安全であり、無色透明・
無臭に近く破棄する場合にも安全性に問題が無い。ホッ
トパックを作るに際しては従来よりも効率が良いので保
健医療をはじめ広範囲にその利用の分野があり、しかも
安価で提供できるので経済的にも多大な貢献ができる。 【構成】 カルボキシメチルセルロースに水を加え混ぜ
ることによってできる粘液性保温剤であるが、その粘度
は用途によって決められる。又、不純物を含まない水が
理想であるが、その用途によっては必ずしも純水である
必要は無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リハビリ医療などに使
用するホットパックなどに入っている、加熱することに
より蓄熱効果のある保温剤の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用ホットパックに使われる粘
液性保温剤は、保冷と保温を兼ねるパックが使われてい
るが、専ら保冷用に使われる場合が多いようで、保温用
として使用される例は少ない。これらはわづかであるが
人体に有害と思われる保冷の為の不凍剤や着色がほどこ
されているのでパックが破損した場合に衛生上問題があ
る。
【0003】医療用ホットパックに最も多く使われてい
るものは粘土質と化学物質である乾燥剤シリカゲルのよ
うな物を混ぜた保温剤を布で包み縫合したパックがある
が、熱湯ボイラーに何度も入れたり出したりしている内
に布の表面や縫目から中の粘土質などが外に滲出して衛
生上きわめて悪いばかりか縮少が早く使用に絶えられな
いほどになる。又、新しい間はパックが重たくて、その
上堅く患者に当てる時ゴツゴツとした感じが伝わり不快
惑を与える。90℃ぐらいの熱湯ボイラーに入れて加熱
するがホットパックとして使えるまでに約3時間くらい
の長い時間が掛かる。尚、このパックはボイラーの底に
沈むので取り扱い作業は常に危険を伴うなどの間題があ
る。
【0004】昔から使われている桐灰カイロやベンヂン
カイロの他、最近大流行の使い捨てカイロにはそれぞれ
長所もあるが桐灰などは着火がめんどうで使い捨てカイ
ロは再び使えないのでなんとなくもったいないなどの問
題があるし、この物はどこにでも破棄することのできな
い物質でもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、毒性は全く
ない安全な物質であり、無色透明・無臭に近く、人体に
触れて何ら間題は無く、保温専用の保温剤として従来に
替わる特性があり、破棄する場合には水に素早く溶ける
ので、昨今叫ばれる地球にやさしい物質である。
【0006】医療用として現在最も多く使われている粘
土質を主に使った保温剤によるパックにくらべると軽く
て柔らかく、肌に大変感じ良く、勿論パックはナイロン
ポリフイルムなどで成されるので密封できており、中の
保温剤が滲出することは破損しない限りあり得ぬことで
あるが、仮に滲出があったとしても害は無い安全なもの
である、ボイラーに入れてもパック全体の一部分が水面
に浮いているので作業が容易であるばかりか、90℃ほ
どの熱湯ボイラーで加熱に要する時間は平均3分間で十
分なホットパックとなることは飛躍的な省エネと言え
る。
【0007】本発明によると、ハンカチほどの小さなパ
ックを加熱する場合ならば、洗面器の中に沸騰したお湯
を入れて2〜3分加熱すればホットパックはできるが、
家庭用電子レンジで2分間加熱してもできあがる。従来
にくらべわづらわしさは全く無いと言っても過言では無
い、これなら時間が経過してホットパックの熱が低下し
ても又すぐに再び加熱することは簡単である。
【0008】
【課題を解決する手段】カルボキシメチルセルロースの
粉末約1ccをできるだけ美しい水約15ccの中に入
れて混ぜると本発明の粘液性保温剤ができる。粘度は用
途に合せることができる。
【0009】
【作用】本発明の粘液性保温剤300gを200mm四
方、厚み0.06mmほどのナイロンポリフイルムの袋
に入れて中の空気をできるだけ抜いて密封したパックを
作り90℃の熱湯ボイラーに入れて1分間加熱しただけ
で保温力に優れたホットパックができた。従来にくらべ
能力において優るとも劣らないばかりか従来の問題点を
解決することができた。医療用ホットパックには乾性、
湿性があるが発明はどちらにも使える。湿性として使う
時は熱湯より取り出したパックを蒸しタオルで包んで必
要なところに当てるだけで良い。
【0010】
【実施例】前記作用で述べたパックを家庭用電子レンジ
で加熱2分間することですばらしいホットパックとな
り、患者のリハビリ用として病院で使用したが数百回の
テストで全て好評であつた。又400mm×600mm
厚さ0.1mmのナイロンポリ袋に200ccの本発明
保温剤を入れ、90℃の熱湯ボイラーに3分間加熱した
ホットパックも同じく患者に当てるテストを行ったが、
従来にくらべ抜群の保温効果が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシメチルセルロースに水を加え
    混ぜることによってできる粘液性保温剤
JP5043153A 1993-01-22 1993-01-22 粘液性保温剤 Pending JPH06220431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5043153A JPH06220431A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 粘液性保温剤

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JP5043153A JPH06220431A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 粘液性保温剤

Publications (1)

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JPH06220431A true JPH06220431A (ja) 1994-08-09

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ID=12655909

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JP5043153A Pending JPH06220431A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 粘液性保温剤

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