JPH06219370A - シート用透視窓とその取付け方法 - Google Patents
シート用透視窓とその取付け方法Info
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- JPH06219370A JPH06219370A JP4059384A JP5938492A JPH06219370A JP H06219370 A JPH06219370 A JP H06219370A JP 4059384 A JP4059384 A JP 4059384A JP 5938492 A JP5938492 A JP 5938492A JP H06219370 A JPH06219370 A JP H06219370A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J1/00—Windows; Windscreens; Accessories therefor
- B60J1/18—Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear
- B60J1/1807—Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear movable for vehicles with convertible top
- B60J1/1815—Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear movable for vehicles with convertible top non-adjustably mounted in and moving with the soft-top cover
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B19/00—Arrangements or adaptations of ports, doors, windows, port-holes, or other openings or covers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 船舶のビニールエンクローザ、テント、倉庫
や農業用ハウス等のシートの一部に、視界の確保、採光
等のために取付けるシート用透視窓とその取付け方法を
提供する。 【構成】 シート１を外内から挟着固定する受材２と押
え材３と、複数の受材２と押え材３をシート１に取付る
ことにより形成される周枠４の内側に配置する定形透明
板５と、定形透明板５を周枠４との間に狭着固定する止
め材６とから構成される。また、この透視窓をシート１
に取り付ける場合に、シート１を切除する前にシート１
に複数の受材２と押え材３を取付けて周枠４を形成し、
その後に周枠４の内側のシート１を切除し、その切除し
た開口部８に定形透明板５を配置するようにした。
や農業用ハウス等のシートの一部に、視界の確保、採光
等のために取付けるシート用透視窓とその取付け方法を
提供する。 【構成】 シート１を外内から挟着固定する受材２と押
え材３と、複数の受材２と押え材３をシート１に取付る
ことにより形成される周枠４の内側に配置する定形透明
板５と、定形透明板５を周枠４との間に狭着固定する止
め材６とから構成される。また、この透視窓をシート１
に取り付ける場合に、シート１を切除する前にシート１
に複数の受材２と押え材３を取付けて周枠４を形成し、
その後に周枠４の内側のシート１を切除し、その切除し
た開口部８に定形透明板５を配置するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は船舶（クルーザ）のビニ
ールエンクローザ、テント、倉庫や農業用ハウス等のシ
ートの一部に視界を良くしたり採光したりするために取
付けるシート用透視窓とその取付け方法に関するもので
ある。
ールエンクローザ、テント、倉庫や農業用ハウス等のシ
ートの一部に視界を良くしたり採光したりするために取
付けるシート用透視窓とその取付け方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図７に示すように、船舶（クルーザ）Ａ
のキャビンには透明なビニルを張り巡らしたビニールエ
ンクローザＢが設けられている。
のキャビンには透明なビニルを張り巡らしたビニールエ
ンクローザＢが設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ビニールエンクローザ
Ｂは支持材Ｃ等にビニールシートＤを張り巡らしたもの
であるため、ビニールシートＤの表面に傷が付き易く、
傷が付くと白濁したり、長期間太陽光線を受けたり潮風
にさらされたりすると黄色く変色して透明度が劣化す
る。このようなビニールエンクローザを通して海を見な
がら操縦すると、視界が悪いためにゴミやブイ等の障害
物の発見が遅れてそれらに衝突し、スクリューを傷めた
り衝突事故にもつながたりして大変危険であった。
Ｂは支持材Ｃ等にビニールシートＤを張り巡らしたもの
であるため、ビニールシートＤの表面に傷が付き易く、
傷が付くと白濁したり、長期間太陽光線を受けたり潮風
にさらされたりすると黄色く変色して透明度が劣化す
る。このようなビニールエンクローザを通して海を見な
がら操縦すると、視界が悪いためにゴミやブイ等の障害
物の発見が遅れてそれらに衝突し、スクリューを傷めた
り衝突事故にもつながたりして大変危険であった。
【０００４】また、前記ビニールシートＤは外気温の変
化に応じて伸縮して歪んだり、皺が寄ったり、変形した
り、波打ったりして見にくくなるということもある。
化に応じて伸縮して歪んだり、皺が寄ったり、変形した
り、波打ったりして見にくくなるということもある。
【０００５】また、ビニールエンクローザＢには図８の
ようにファスナーＥでビニールシートＤと同じ材質の開
閉窓Ｆを取り付け、その開閉窓Ｆを必要に応じて巻き上
げたり降ろしたりして開閉できるようにしたものもあ
る。しかしそれは巻き上げられた開閉窓Ｆに巻きぐせが
ついて開閉窓Ｆが変形し、そのため降ろしたときに開閉
窓Ｆの視界が悪くなるという問題があった。
ようにファスナーＥでビニールシートＤと同じ材質の開
閉窓Ｆを取り付け、その開閉窓Ｆを必要に応じて巻き上
げたり降ろしたりして開閉できるようにしたものもあ
る。しかしそれは巻き上げられた開閉窓Ｆに巻きぐせが
ついて開閉窓Ｆが変形し、そのため降ろしたときに開閉
窓Ｆの視界が悪くなるという問題があった。
【０００６】前記のような諸問題を解決するには、ビニ
ールエンクローザＢの品質の劣化したビニールシートＤ
を新しいビニールシートと張り替えればよいが、ビニー
ルシートは経時変化により品質劣化するので同じことの
繰返しになり、その都度、新しいビニールシートに交換
しなければならず、その度にかなりの張り替え費用がか
かり、経済的負担が大きく、しかも根本的な解決にはな
らない。
ールエンクローザＢの品質の劣化したビニールシートＤ
を新しいビニールシートと張り替えればよいが、ビニー
ルシートは経時変化により品質劣化するので同じことの
繰返しになり、その都度、新しいビニールシートに交換
しなければならず、その度にかなりの張り替え費用がか
かり、経済的負担が大きく、しかも根本的な解決にはな
らない。
【０００７】前記諸問題を根本的に解決するためにはビ
ニールエンクローザＢのビニールシートＤをガラス窓に
変えればよいが、そのためにはガラス板を嵌めるための
窓枠サッシュを特注で製作しなければならず、かなりの
費用がかかるという問題がある。また固定式となってし
まうため開閉ができないという問題もある。
ニールエンクローザＢのビニールシートＤをガラス窓に
変えればよいが、そのためにはガラス板を嵌めるための
窓枠サッシュを特注で製作しなければならず、かなりの
費用がかかるという問題がある。また固定式となってし
まうため開閉ができないという問題もある。
【０００８】
【発明の目的】本発明の目的は、船舶のビニールエンク
ローザのビニールシートの一部に手軽に取付けることが
でき、しかも長期間に渡って良好な視界を確保でき、ま
た、ビニールエンクローザに限らず、テント、倉庫や農
業用ハウス等のシートの一部にも取付け可能なシート用
透視窓とその取付け方法を提供することにある。
ローザのビニールシートの一部に手軽に取付けることが
でき、しかも長期間に渡って良好な視界を確保でき、ま
た、ビニールエンクローザに限らず、テント、倉庫や農
業用ハウス等のシートの一部にも取付け可能なシート用
透視窓とその取付け方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１の
シート用透視窓は、図２、図４（ａ）のようにシート１
の外面又は内面に当てがう受材２と、図４（ｂ）のよう
にシート１に受材２と反対側からあてがって受材２との
間にシート１を狭着固定する押え材３と、図２のように
複数の受材２と押え材３を連結してシート１に取付ける
ことにより形成された周枠４の内側に配置する定形透明
板５（図３、図４ｄ）と、図３、図４ｄのように定形透
明板５に周枠４と反対側からあてがって定形透明板５を
周枠４との間に狭着固定する止め材６とから構成される
ものである。
シート用透視窓は、図２、図４（ａ）のようにシート１
の外面又は内面に当てがう受材２と、図４（ｂ）のよう
にシート１に受材２と反対側からあてがって受材２との
間にシート１を狭着固定する押え材３と、図２のように
複数の受材２と押え材３を連結してシート１に取付ける
ことにより形成された周枠４の内側に配置する定形透明
板５（図３、図４ｄ）と、図３、図４ｄのように定形透
明板５に周枠４と反対側からあてがって定形透明板５を
周枠４との間に狭着固定する止め材６とから構成される
ものである。
【００１０】本発明のうち請求項２のシート用透視窓の
取付け方法は、図１のように支持材７等に張られている
シート１の内面又は外面に図２、図４（ａ）のように受
材２をあてがい、図４（ｂ）のようにシート１に受材２
と反対側から押え材３をあてがって受材２との間にシー
ト１を狭着固定し、同様にして図２のように複数の受材
２、押え材３を連結してシート１に取付けて周枠４を形
成し、図４（ｃ）のようにその周枠４の内側のシート１
を切除し、その切除した跡の開口部８に図４（ｄ）のよ
うに定形透明板５を配置し、その定形透明板５に図４
（ｄ）のように周枠４と反対側から止め材６をあてがっ
て、周枠４と止め材６とにより定形透明板５を狭着固定
するものである。
取付け方法は、図１のように支持材７等に張られている
シート１の内面又は外面に図２、図４（ａ）のように受
材２をあてがい、図４（ｂ）のようにシート１に受材２
と反対側から押え材３をあてがって受材２との間にシー
ト１を狭着固定し、同様にして図２のように複数の受材
２、押え材３を連結してシート１に取付けて周枠４を形
成し、図４（ｃ）のようにその周枠４の内側のシート１
を切除し、その切除した跡の開口部８に図４（ｄ）のよ
うに定形透明板５を配置し、その定形透明板５に図４
（ｄ）のように周枠４と反対側から止め材６をあてがっ
て、周枠４と止め材６とにより定形透明板５を狭着固定
するものである。
【００１１】
【作用】本発明のうち請求項１のシート用透視窓は、シ
ート１に複数の受材２を連結して取付けて周枠４を形成
し、その周枠４に定形透明板５を取付けるものであるた
め、定形透明板５をシート１の所望箇所に簡易に取付け
るができ、しかも定形透明板５が定形性を有する板材で
あるため外気温により伸縮して歪んだり、皺が寄った
り、変形したり、波打ったりして見にくくなることがな
い、また、傷が付きにくいので白濁しして見にくくなる
こともない。また、定形透明板５の透明度が劣化したと
きは定形透明板５だけを交換すれば良いので、手軽に交
換でき、また交換の費用も少なくて済む。
ート１に複数の受材２を連結して取付けて周枠４を形成
し、その周枠４に定形透明板５を取付けるものであるた
め、定形透明板５をシート１の所望箇所に簡易に取付け
るができ、しかも定形透明板５が定形性を有する板材で
あるため外気温により伸縮して歪んだり、皺が寄った
り、変形したり、波打ったりして見にくくなることがな
い、また、傷が付きにくいので白濁しして見にくくなる
こともない。また、定形透明板５の透明度が劣化したと
きは定形透明板５だけを交換すれば良いので、手軽に交
換でき、また交換の費用も少なくて済む。
【００１２】本発明のうち請求項２のシート用透視窓の
取付け方法は、支持枠７等に張られているシート１に複
数の受材２を取付けて周枠４を形成してから、その周枠
４の内側のシート１を切除するので、受材２の取付け時
にシート１が変形せず、シート１への受材２の取付が容
易になる。ちなみに、受材２を取付ける前にシート１の
一部を切除すると、残ったシート１が縮んで変形し、開
口部８（図３）と受材２との寸法が合わなくなり、受材
２の取付けが困難になる。
取付け方法は、支持枠７等に張られているシート１に複
数の受材２を取付けて周枠４を形成してから、その周枠
４の内側のシート１を切除するので、受材２の取付け時
にシート１が変形せず、シート１への受材２の取付が容
易になる。ちなみに、受材２を取付ける前にシート１の
一部を切除すると、残ったシート１が縮んで変形し、開
口部８（図３）と受材２との寸法が合わなくなり、受材
２の取付けが困難になる。
【００１３】
【実施例】本発明のシート用透視窓及びその取付け方法
を図１〜図５に示す船舶のビニールエンクローザのシー
トに取付ける場合の実施例について説明する。
を図１〜図５に示す船舶のビニールエンクローザのシー
トに取付ける場合の実施例について説明する。
【００１４】図１〜図４の１はビニールエンクローザの
シートであり、これはクルーザーＡの支持材７に張付け
られている。そして本発明ではこのシートに窓枠１０を
取り付け、その窓枠１０の内側に定形透明板５を張って
ある。
シートであり、これはクルーザーＡの支持材７に張付け
られている。そして本発明ではこのシートに窓枠１０を
取り付け、その窓枠１０の内側に定形透明板５を張って
ある。
【００１５】図１の窓枠１０は受材２（図２、図４ａ）
と、押え材３（図３、図４ａ）と、止め材６（図３、図
４ｄ）とにより構成される。
と、押え材３（図３、図４ａ）と、止め材６（図３、図
４ｄ）とにより構成される。
【００１６】受材２は図２のようにコーナー部材２１
と、直線部材２２とから構成され、それらを図４（ａ）
のようにシート１の外面に当てがい、且つ複数の図２の
コーナー部材２１と直線部材２２を図２のように連結し
て周枠４を形成するものである。
と、直線部材２２とから構成され、それらを図４（ａ）
のようにシート１の外面に当てがい、且つ複数の図２の
コーナー部材２１と直線部材２２を図２のように連結し
て周枠４を形成するものである。
【００１７】前記押え材３は図３、図４（ａ）のように
シート１に受材２の反対側からあてがって、受材２にビ
ス１１で固定して同受材２との間に図４（ｂ）のように
シート１を狭着固定するものである。この押え材３はプ
ラスチックにより図３、図４（ｂ）のように薄い板材で
細長に形成され、その長手方向に一定間隔でビス１１を
差込むビス孔３１が形成されている。
シート１に受材２の反対側からあてがって、受材２にビ
ス１１で固定して同受材２との間に図４（ｂ）のように
シート１を狭着固定するものである。この押え材３はプ
ラスチックにより図３、図４（ｂ）のように薄い板材で
細長に形成され、その長手方向に一定間隔でビス１１を
差込むビス孔３１が形成されている。
【００１８】前記止め材６は周枠４の内側のシート１を
図４（ｃ）のように切除した跡の開口部８（図３）に図
３、図４（ｄ）のように配置する定形透明板５の外側に
受材２と反対側からあてがって、周枠４にビス１２で連
結して定形透明板５を周枠４との間に狭着固定するもの
である。
図４（ｃ）のように切除した跡の開口部８（図３）に図
３、図４（ｄ）のように配置する定形透明板５の外側に
受材２と反対側からあてがって、周枠４にビス１２で連
結して定形透明板５を周枠４との間に狭着固定するもの
である。
【００１９】前記受材２は硬質プラスチック（例えばＡ
ＡＳ樹脂）により成形されている。これらは図５に示す
ように互いに重合可能な肉薄の重合部２３、２４が形成
され、一方の重合部２３に突子２５が、他方の重合部２
４に突子２５が挿入する通孔２６が形成されている。こ
の突子２５を通孔２６に挿入することにより、互いに連
結される２枚の受材２同士の連結が強固になり且つ折れ
にくくなるようにしてある。
ＡＳ樹脂）により成形されている。これらは図５に示す
ように互いに重合可能な肉薄の重合部２３、２４が形成
され、一方の重合部２３に突子２５が、他方の重合部２
４に突子２５が挿入する通孔２６が形成されている。こ
の突子２５を通孔２６に挿入することにより、互いに連
結される２枚の受材２同士の連結が強固になり且つ折れ
にくくなるようにしてある。
【００２０】また、受材２は図４（ａ）、図５のように
幅方向一端にシート１にあてがうシート当接部２７が形
成され、その長手方向に一定間隔で図２の様に止めビス
１１を差込む止め孔２８（図２）が形成され、その外側
にビス１２を差込む連結孔２９（図２）が形成され、幅
方向他端に定形透明板５をあてがう透明板当接部３０が
前記シート当接部２７より一段低く形成されている。
幅方向一端にシート１にあてがうシート当接部２７が形
成され、その長手方向に一定間隔で図２の様に止めビス
１１を差込む止め孔２８（図２）が形成され、その外側
にビス１２を差込む連結孔２９（図２）が形成され、幅
方向他端に定形透明板５をあてがう透明板当接部３０が
前記シート当接部２７より一段低く形成されている。
【００２１】前記止め材６も図３のようにコーナー部材
６１と、直線部材６２とから構成され、それらには図４
（ｄ）のように幅方向中央部に受材２にあてがう受材当
接部６３が形成され、その幅方向外側に押え材３の外側
にあてがう押え材当接部６４が受材当接部６３より一段
低く形成され、受材当接部６３の反対側に定形透明板５
に圧接して気密性を保持するパッキン６４を嵌合するパ
ッキン嵌合溝６５が形成されている。また、この止め材
６には図３に示すように互いに重合可能な肉薄の重合部
６６、６７が形成されている。このうち一方の重合部６
６に図５の突子２５に相当する突子（図示されていな
い）が、他方の重合部６７に図５の通孔２６に相当する
通孔（図示されていない）を形成し、その突子を通孔に
挿入することにより、互いに連結される２枚の止め材６
同士の連結が強固になり且つ折れにくくなるようにする
のが望ましい。
６１と、直線部材６２とから構成され、それらには図４
（ｄ）のように幅方向中央部に受材２にあてがう受材当
接部６３が形成され、その幅方向外側に押え材３の外側
にあてがう押え材当接部６４が受材当接部６３より一段
低く形成され、受材当接部６３の反対側に定形透明板５
に圧接して気密性を保持するパッキン６４を嵌合するパ
ッキン嵌合溝６５が形成されている。また、この止め材
６には図３に示すように互いに重合可能な肉薄の重合部
６６、６７が形成されている。このうち一方の重合部６
６に図５の突子２５に相当する突子（図示されていな
い）が、他方の重合部６７に図５の通孔２６に相当する
通孔（図示されていない）を形成し、その突子を通孔に
挿入することにより、互いに連結される２枚の止め材６
同士の連結が強固になり且つ折れにくくなるようにする
のが望ましい。
【００２２】前記の定形透明板５には定形性があり、透
明度が高く、軽量で、耐熱衝撃性、耐熱、耐寒性、断熱
性、遮音性、寸法安定性に優れ、傷が付きにくく、割れ
にくく、潮風、雨、直射日光等で透明度が劣化しにくく
耐候性に優れた透明板を使用する。それにはポリカーボ
ネート樹脂の透明板が適する。その一例としては帝人化
成株式会社のパンライトシート（登録商標）がある。こ
れは
明度が高く、軽量で、耐熱衝撃性、耐熱、耐寒性、断熱
性、遮音性、寸法安定性に優れ、傷が付きにくく、割れ
にくく、潮風、雨、直射日光等で透明度が劣化しにくく
耐候性に優れた透明板を使用する。それにはポリカーボ
ネート樹脂の透明板が適する。その一例としては帝人化
成株式会社のパンライトシート（登録商標）がある。こ
れは
【００２３】本発明のシート用透視窓には図６のように
ワイパー５０を付けてもよい。この場合、ワイパー５０
により定形透明板５の外側が拭かれるようにする。ワイ
パー５０には市販のものを使用することができる。
ワイパー５０を付けてもよい。この場合、ワイパー５０
により定形透明板５の外側が拭かれるようにする。ワイ
パー５０には市販のものを使用することができる。
【００２４】図３、図６の５２はファスナーであり、こ
れは従来のビニールエンクローザのシート１に取り付け
られているものである。本発明の透視窓は図３、図６の
様にファスナー５２の内側に取付けてもよいが、ファス
ナー５２の外側に取付けてもよい。
れは従来のビニールエンクローザのシート１に取り付け
られているものである。本発明の透視窓は図３、図６の
様にファスナー５２の内側に取付けてもよいが、ファス
ナー５２の外側に取付けてもよい。
【００２５】本発明のシート用透視窓を船舶のビニール
エンクローザのシート１に取付けるには例えば次のよう
にする。
エンクローザのシート１に取付けるには例えば次のよう
にする。
【００２６】図１のように船舶の支持材７に張られてい
るシート１の外面に受材２を図２、図４（ａ）のように
あてがい、シート１の反対側（内面）から押え材３をあ
てがい、押え材３の外側からビス１１をねじ込んで、押
え材３と受材２との間にシート１を狭着固定する。同様
にして複数の受材２（コーナー部材２３、直線部材２
４）、押え材３を連結しながらシート１に取付けて周枠
４を形成する。この場合、受材２の重合部２３、２４同
士を互いに重合して連結して、図２のように長方形の周
枠４を形成する。
るシート１の外面に受材２を図２、図４（ａ）のように
あてがい、シート１の反対側（内面）から押え材３をあ
てがい、押え材３の外側からビス１１をねじ込んで、押
え材３と受材２との間にシート１を狭着固定する。同様
にして複数の受材２（コーナー部材２３、直線部材２
４）、押え材３を連結しながらシート１に取付けて周枠
４を形成する。この場合、受材２の重合部２３、２４同
士を互いに重合して連結して、図２のように長方形の周
枠４を形成する。
【００２７】この状態で図４（ｂ）のように刃物５３を
押え材３の内周面３７に添って移動してシート１のうち
周枠４の内側部分を切除する。
押え材３の内周面３７に添って移動してシート１のうち
周枠４の内側部分を切除する。
【００２８】次に図３、図４（ｄ）のように受材２の透
明板当接部２４に定形透明板５をあてがって、シート１
が切除されて形成された開口部８を閉塞し、その周枠４
に図４（ｄ）のように止め材６（コーナー部材６３、直
線部材６４）をあてがい、その止め材６にビス１２をね
じ込んで、受材２と止め材６とを連結固定し、これによ
り定形透明板５を受材２と止め材６との間に挟着固定す
る。この場合、複数のコーナー部材６３、直線部材６４
の連結位置を受材２のコーナー部材２３、直線部材２４
の連結位置からずらして、窓枠１０が連結箇所から折れ
ないようにするのが望ましい。
明板当接部２４に定形透明板５をあてがって、シート１
が切除されて形成された開口部８を閉塞し、その周枠４
に図４（ｄ）のように止め材６（コーナー部材６３、直
線部材６４）をあてがい、その止め材６にビス１２をね
じ込んで、受材２と止め材６とを連結固定し、これによ
り定形透明板５を受材２と止め材６との間に挟着固定す
る。この場合、複数のコーナー部材６３、直線部材６４
の連結位置を受材２のコーナー部材２３、直線部材２４
の連結位置からずらして、窓枠１０が連結箇所から折れ
ないようにするのが望ましい。
【００２９】
【発明の効果】本発明のシート用透視窓は次のような効
果がある。 受材２、押え材３、止め材６、定形透明板５だけで
構成されるため構造が簡潔である。 定形透明板５が劣化した場合に、それだけを手軽に
交換できる。しかも定形透明板５は格別高価でもないの
で、透明度が劣化する度に交換しても経済的負担がすく
ない。従って、度々交換して常に良好な透明度を保持す
ることができ、安全で快適なクルーザーの操縦が可能に
なる。 受材２、押え材３を既存のシート１にそのまま取付
け可能であり、格別の工事を必要としないので、クルー
ザーの所有者（素人）でも手軽に取付可能である。 受材２、押え材３を既存のシート１に取付けるの
で、シート１に取付けた本発明のシート用透視窓が風で
あおられてもそのシート１により振動が吸収されて透視
窓が損傷しにくくなる。 クルーザのビニールエンクローザのシートに取付け
るのに適するのは勿論のこと、テント、倉庫や農業用ハ
ウスのシート等の一部に取付けて覗窓とか、採光窓にす
ることもできる。
果がある。 受材２、押え材３、止め材６、定形透明板５だけで
構成されるため構造が簡潔である。 定形透明板５が劣化した場合に、それだけを手軽に
交換できる。しかも定形透明板５は格別高価でもないの
で、透明度が劣化する度に交換しても経済的負担がすく
ない。従って、度々交換して常に良好な透明度を保持す
ることができ、安全で快適なクルーザーの操縦が可能に
なる。 受材２、押え材３を既存のシート１にそのまま取付
け可能であり、格別の工事を必要としないので、クルー
ザーの所有者（素人）でも手軽に取付可能である。 受材２、押え材３を既存のシート１に取付けるの
で、シート１に取付けた本発明のシート用透視窓が風で
あおられてもそのシート１により振動が吸収されて透視
窓が損傷しにくくなる。 クルーザのビニールエンクローザのシートに取付け
るのに適するのは勿論のこと、テント、倉庫や農業用ハ
ウスのシート等の一部に取付けて覗窓とか、採光窓にす
ることもできる。
【００３０】本発明のシート用透視窓の取付け方法は次
のような効果がある。 既存のシート１を格別加工することなく、そのまま
受材２、押え材３を取付けることができるので、素人で
も手軽に取付ることができる。 シート１を切除する前に受材２、押え材３をシート
１に取付けるので、シート１を先に切除する場合のよう
にシート１が変形することがなく、受材２、押え材３を
シート１に取付け易い。
のような効果がある。 既存のシート１を格別加工することなく、そのまま
受材２、押え材３を取付けることができるので、素人で
も手軽に取付ることができる。 シート１を切除する前に受材２、押え材３をシート
１に取付けるので、シート１を先に切除する場合のよう
にシート１が変形することがなく、受材２、押え材３を
シート１に取付け易い。
【図１】本発明のシート用透視窓を取付けたクルーザー
のビニールエンクローザの一例を示す説明図。
のビニールエンクローザの一例を示す説明図。
【図２】本発明のシート用透視窓の受材をシートの外面
にあてがった状態の説明図。
にあてがった状態の説明図。
【図３】本発明のシート用透視窓をシートに取付ける場
合の斜視説明図。
合の斜視説明図。
【図４】（ａ）〜（ｄ）は本発明のシート用透視窓をシ
ートに取付ける場合の縦断説明図。
ートに取付ける場合の縦断説明図。
【図５】本発明のシート用透視窓の受材の連結部の一例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図６】本発明のシート用透視窓にワイパーを取り付け
た状態の説明図。
た状態の説明図。
【図７】従来のクルーザーの説明図。
【図８】従来のクルーザーのビニールエンクローザの説
明図。
明図。
１ シート ２ 受材 ３ 押え材 ４ 周枠 ５ 定形透明板 ６ 止め材 ７ 支持材 ８ 開口部
Claims (2)
- 【請求項１】 シート１の外面又は内面に当てがう受材
２と、シート１に受材２と反対側からあてがって受材２
との間にシート１を狭着固定する押え材３と、複数の受
材２と押え材３を連結してシート１に取付けることによ
り形成された周枠４の内側に配置する定形透明板５と、
同定形透明板５に周枠４と反対側からあてがって定形透
明板５を周枠４との間に狭着固定する止め材６とから構
成されることを特徴とするシート用透視窓。 - 【請求項２】 支持材７等に張られているシート１の内
面又は外面に受材２をあてがい、シート１に受材２と反
対側から押え材３をあてがって受材２との間にシート１
を狭着固定し、同様にして複数の受材２、押え材３を連
結してシート１に取付けて周枠４を形成し、その周枠４
の内側のシート１を切除し、その切除跡の開口部８に定
形透明板５を配置し、その定形透明板５に周枠４と反対
側から止め材６をあてがって、周枠４と止め材６とによ
り定形透明板５を狭着固定することを特徴とするシート
用透視窓の取付け方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4059384A JPH06219370A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | シート用透視窓とその取付け方法 |
| US08/014,314 US5325807A (en) | 1992-02-13 | 1993-02-05 | Window assembly for attachment to a flexible sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4059384A JPH06219370A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | シート用透視窓とその取付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219370A true JPH06219370A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=13111736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4059384A Pending JPH06219370A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | シート用透視窓とその取付け方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5325807A (ja) |
| JP (1) | JPH06219370A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5560671A (en) * | 1995-01-17 | 1996-10-01 | Decoma International Inc. | Window module for mounting in flexible fabric of soft topped vehicles |
| US5829195A (en) * | 1996-10-23 | 1998-11-03 | Decoma International Inc. | Window module for mounting in a soft topped vehicle |
| DE19724592C1 (de) * | 1997-06-11 | 1998-10-15 | Grammer Formteile Gmbh | Verdeck für ein Kraftfahrzeug |
| US6102467A (en) * | 1997-08-22 | 2000-08-15 | Asc Incorporated | Backlite retention system for use in an automotive vehicle convertible roof |
| US6015181A (en) * | 1997-11-12 | 2000-01-18 | Exner; Anna L. | Flush fit removable backlight |
| FR2821320B1 (fr) * | 2001-02-26 | 2003-06-06 | Plastic Omnium Cie | Encadrement de vitre d'habitacle de vehicule automobile et ouvrant comportant un tel encadrement |
| US6647914B1 (en) | 2001-12-18 | 2003-11-18 | Engineered Glass Products, Llc | Free-standing marine windshield assembly having a polymeric frame |
| KR100538558B1 (ko) * | 2004-01-09 | 2005-12-22 | (주)우남마린 | 조타대커버프레임이 힌지식으로 설치된 고속단정 |
| US7032533B2 (en) * | 2004-04-30 | 2006-04-25 | Raymond Weind | Windshield insert |
| US20100101476A1 (en) * | 2008-10-24 | 2010-04-29 | Marshall Duffield | Boat window system |
| US7232181B2 (en) * | 2005-07-22 | 2007-06-19 | Joseph Schmucker | Bulletproof window, casement therefor, and method for replacing and containing bulletproof glass |
| FR3065674B1 (fr) * | 2017-04-28 | 2021-02-12 | Saint Gobain | Systeme de solidarisation d'un vitrage a la structure d'un vehicule |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1469229A (en) * | 1919-04-19 | 1923-10-02 | Stewart Mfg Corp | Auto window frame |
| US1478447A (en) * | 1919-10-11 | 1923-12-25 | Christian Girl | Window frame for curtains and like articles |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4059384A patent/JPH06219370A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-05 US US08/014,314 patent/US5325807A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5325807A (en) | 1994-07-05 |
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