JPH06219318A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
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- JPH06219318A JPH06219318A JP1430293A JP1430293A JPH06219318A JP H06219318 A JPH06219318 A JP H06219318A JP 1430293 A JP1430293 A JP 1430293A JP 1430293 A JP1430293 A JP 1430293A JP H06219318 A JPH06219318 A JP H06219318A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- cross member
- wall plate
- leaf spring
- suspension cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サスペンションクロスメンバの構造を複雑化
することなく、車幅方向に設置された緩衝装置を安定し
て支持できるようにする。 【構成】 サスペンションクロスメンバ4内に車幅方向
に伸びるリーフスプリング5およびオイルダンパ6等か
らなる緩衝装置が設置されてなる車両のサスペンション
装置において、上記サスペンションクロスメンバ4に、
相対向する前壁板38および後壁板37を有するととも
に、下端部に開口部が形成された緩衝装置の設置部39
を設け、この設置部39の下端開口部にフレーム部材4
1を取り付けるとともに、このフレーム部材41と上記
緩衝装置との設置部39とによって閉断面51を形成し
た。
することなく、車幅方向に設置された緩衝装置を安定し
て支持できるようにする。 【構成】 サスペンションクロスメンバ4内に車幅方向
に伸びるリーフスプリング5およびオイルダンパ6等か
らなる緩衝装置が設置されてなる車両のサスペンション
装置において、上記サスペンションクロスメンバ4に、
相対向する前壁板38および後壁板37を有するととも
に、下端部に開口部が形成された緩衝装置の設置部39
を設け、この設置部39の下端開口部にフレーム部材4
1を取り付けるとともに、このフレーム部材41と上記
緩衝装置との設置部39とによって閉断面51を形成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪を車体に懸架する
車両のサスペンション装置の改良に関するものである。
車両のサスペンション装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ストラット式サスペンション、ダ
ブルウイッシュボーン式サスペンションおよびマルチリ
ンク式サスペンション等からなる種々のタイプの自動車
用サスペンション装置が実用化されている。しかし、上
記従来のサスペンション装置は、それぞれ車高が大き
く、広い設置スペースが必要であるため、キャビンスペ
ースが狭くなることが避けられなかった。
ブルウイッシュボーン式サスペンションおよびマルチリ
ンク式サスペンション等からなる種々のタイプの自動車
用サスペンション装置が実用化されている。しかし、上
記従来のサスペンション装置は、それぞれ車高が大き
く、広い設置スペースが必要であるため、キャビンスペ
ースが狭くなることが避けられなかった。
【0003】そして、キャビン内を広くしたいという要
求を考慮し、キャビン内にサスタワーが突出するといっ
た問題を解決するため、例えば特開昭64−41408
号公報に示されるようにコイルスプリングと油圧式ダン
パとが同軸上に配設された一対の緩衝装置をサスペンシ
ョンクロスメンバ(サブフレーム)内において車幅方向
にレイアウトすることが考えられている。
求を考慮し、キャビン内にサスタワーが突出するといっ
た問題を解決するため、例えば特開昭64−41408
号公報に示されるようにコイルスプリングと油圧式ダン
パとが同軸上に配設された一対の緩衝装置をサスペンシ
ョンクロスメンバ(サブフレーム)内において車幅方向
にレイアウトすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように緩衝装置
を車幅方向に設置してサスペンションクロスメンバに支
持させるように構成した場合には、車輪から入力される
荷重のほとんどがクロスメンバに入力されるため、この
荷重に耐え得るようにサスペンションクロスメンバの板
厚を大きくする等の手段で、十分な強度をもたせる必要
がある。したがって、サスペンションクロスメンバの構
造が複雑になって製造コストが高くなるとともに、車体
重量が増大するという問題があった。
を車幅方向に設置してサスペンションクロスメンバに支
持させるように構成した場合には、車輪から入力される
荷重のほとんどがクロスメンバに入力されるため、この
荷重に耐え得るようにサスペンションクロスメンバの板
厚を大きくする等の手段で、十分な強度をもたせる必要
がある。したがって、サスペンションクロスメンバの構
造が複雑になって製造コストが高くなるとともに、車体
重量が増大するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、サスペンションクロスメンバの構造
を複雑化することなく、車幅方向に設置された緩衝装置
を安定して支持することができる車両のサスペンション
装置を提供することを目的とする。
されたものであり、サスペンションクロスメンバの構造
を複雑化することなく、車幅方向に設置された緩衝装置
を安定して支持することができる車両のサスペンション
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、サスペンションクロスメンバ内に車幅方向に伸びる
緩衝装置が設置されてなる車両のサスペンション装置に
おいて、上記サスペンションクロスメンバに、相対向す
る前壁板および後壁板を有するとともに、下端部に開口
部が形成された緩衝装置の設置部を設け、この設置部の
下端開口部にフレーム部材を取り付けるとともに、この
フレーム部材と上記緩衝装置との設置部とによって閉断
面を形成したものである。
は、サスペンションクロスメンバ内に車幅方向に伸びる
緩衝装置が設置されてなる車両のサスペンション装置に
おいて、上記サスペンションクロスメンバに、相対向す
る前壁板および後壁板を有するとともに、下端部に開口
部が形成された緩衝装置の設置部を設け、この設置部の
下端開口部にフレーム部材を取り付けるとともに、この
フレーム部材と上記緩衝装置との設置部とによって閉断
面を形成したものである。
【0007】請求項2に係る本発明は、サスペンション
クロスメンバ内に車幅方向に伸びるリーフスプリングが
設置されてなる車両のサスペンション装置において、上
記サスペンションクロスメンバに、相対向する前壁板お
よび後壁板を有するとともに、下端部に開口部が形成さ
れたリーフスプリングの設置部を設け、この設置部の下
端開口部にフレーム部材を取り付けるとともに、このフ
レーム部材と上記リーフスプリングとの設置部とによっ
て閉断面を形成したものである。
クロスメンバ内に車幅方向に伸びるリーフスプリングが
設置されてなる車両のサスペンション装置において、上
記サスペンションクロスメンバに、相対向する前壁板お
よび後壁板を有するとともに、下端部に開口部が形成さ
れたリーフスプリングの設置部を設け、この設置部の下
端開口部にフレーム部材を取り付けるとともに、このフ
レーム部材と上記リーフスプリングとの設置部とによっ
て閉断面を形成したものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、緩衝装置の設
置部に設けられた下端開口部からその内部に緩衝装置が
設置された後、この開口部がフレーム部材によって覆わ
れることにより、閉断面が形成され、上記緩衝装置の設
置部が補強されることになる。
置部に設けられた下端開口部からその内部に緩衝装置が
設置された後、この開口部がフレーム部材によって覆わ
れることにより、閉断面が形成され、上記緩衝装置の設
置部が補強されることになる。
【0009】請求項2記載の本発明によれば、リーフス
プリングの設置部に設けられた下端開口部からその内部
にリーフスプリングが設置された後、この開口部がフレ
ーム部材によって覆われることにより、閉断面が形成さ
れ、上記リーフスプリングの設置部が補強されることに
なる。
プリングの設置部に設けられた下端開口部からその内部
にリーフスプリングが設置された後、この開口部がフレ
ーム部材によって覆われることにより、閉断面が形成さ
れ、上記リーフスプリングの設置部が補強されることに
なる。
【0010】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る車両のサス
ペンション装置の一実施例を示している。この車両は、
車体の一部をなす左右一対のサイドフレーム1を有し、
両サイドフレーム1の外側には、左右の後輪2L,2R
が配設されている。また、上記両サイドフレーム1の下
方には、左右一対の湾曲部材3および図外のマウント部
材を介して車幅方向に伸びるサスペンションクロスメン
バ4が設置され、このサスペンションクロスメンバ4に
サスペンション装置が取り付けられている。
ペンション装置の一実施例を示している。この車両は、
車体の一部をなす左右一対のサイドフレーム1を有し、
両サイドフレーム1の外側には、左右の後輪2L,2R
が配設されている。また、上記両サイドフレーム1の下
方には、左右一対の湾曲部材3および図外のマウント部
材を介して車幅方向に伸びるサスペンションクロスメン
バ4が設置され、このサスペンションクロスメンバ4に
サスペンション装置が取り付けられている。
【0011】上記サスペンション装置は、サスペンショ
ンスプリングとしてのリーフスプリング5と、左右一対
のオイルダンパ6と、スタビライザを兼ねるロータリ式
ロールダンパ(回転式ダンパ)7等を備えたマルチリン
ク型のサスペンション装置である。そして、上記リーフ
スプリング5、オイルダンパ6およびロールダンパ7に
よって後輪2L,2Rから入力される衝撃を緩和する緩
衝装置が構成されている。
ンスプリングとしてのリーフスプリング5と、左右一対
のオイルダンパ6と、スタビライザを兼ねるロータリ式
ロールダンパ(回転式ダンパ)7等を備えたマルチリン
ク型のサスペンション装置である。そして、上記リーフ
スプリング5、オイルダンパ6およびロールダンパ7に
よって後輪2L,2Rから入力される衝撃を緩和する緩
衝装置が構成されている。
【0012】上記リーフスプリング5は、繊維強化合成
樹脂製または金属製のリーフスプリングであり、サスペ
ンションクロスメンバ4内の後部に配設され、後述する
ように左右一対の保持部材8によりサスペンションクロ
スメンバ4に支持されている。また、上記リーフスプリ
ング5は、左右両端部がコントロールリンク9を介して
ホイールサポート10の腕部11に連結され、前後方向
のピン12を支点にして回転自在に支持されている。
樹脂製または金属製のリーフスプリングであり、サスペ
ンションクロスメンバ4内の後部に配設され、後述する
ように左右一対の保持部材8によりサスペンションクロ
スメンバ4に支持されている。また、上記リーフスプリ
ング5は、左右両端部がコントロールリンク9を介して
ホイールサポート10の腕部11に連結され、前後方向
のピン12を支点にして回転自在に支持されている。
【0013】左右のオイルダンパ6は、サスペンション
クロスメンバ4よりも前側の位置に水平状態で左右対称
に配設され、それぞれダンパ本体13が車体外側、作動
ロッド14が車体内側に向いた状態で設置されている。
上記各オイルダンパ6の作動ロッド14の端部は、サス
ペンションクロスメンバ4に前後方向のピンを介して連
結されている。また、ダンパ本体13の端部がコントロ
ールリンク15を介してホイールサポート10に連結さ
れることによって支持されている。
クロスメンバ4よりも前側の位置に水平状態で左右対称
に配設され、それぞれダンパ本体13が車体外側、作動
ロッド14が車体内側に向いた状態で設置されている。
上記各オイルダンパ6の作動ロッド14の端部は、サス
ペンションクロスメンバ4に前後方向のピンを介して連
結されている。また、ダンパ本体13の端部がコントロ
ールリンク15を介してホイールサポート10に連結さ
れることによって支持されている。
【0014】上記コントロールリンク15は、直角三角
形状をなし、その内端部が前後方向のピン16を介して
サイドフレーム1のブラケット17に枢着されることに
より、鉛直面内で揺動可能に支持されている。そして左
右後輪2,3のバンプおよびリバウンド時に、上記コン
トロールリンク15が揺動変位してその荷重がオイルダ
ンパ6に入力され、このオイルダンパ6が振動の抑制作
用を発揮するようになっている。
形状をなし、その内端部が前後方向のピン16を介して
サイドフレーム1のブラケット17に枢着されることに
より、鉛直面内で揺動可能に支持されている。そして左
右後輪2,3のバンプおよびリバウンド時に、上記コン
トロールリンク15が揺動変位してその荷重がオイルダ
ンパ6に入力され、このオイルダンパ6が振動の抑制作
用を発揮するようになっている。
【0015】上記ロールダンパ7は、図3に示すよう
に、ケース18を備え、このケース18は上記サスペン
ションクロスメンバ4にに回転可能に保持されている。
このケース18の中心部には、トーションロッド19
と、このトーションロッド19に相対回動可能に外嵌さ
れたトーションスリーブ20とが挿通されている。この
トーションスリーブ20にはダンパスリーブ21が回動
可能に外嵌され、このダンパスリーブ21もケース18
内に挿入されている。
に、ケース18を備え、このケース18は上記サスペン
ションクロスメンバ4にに回転可能に保持されている。
このケース18の中心部には、トーションロッド19
と、このトーションロッド19に相対回動可能に外嵌さ
れたトーションスリーブ20とが挿通されている。この
トーションスリーブ20にはダンパスリーブ21が回動
可能に外嵌され、このダンパスリーブ21もケース18
内に挿入されている。
【0016】また、上記ケース18の前端側には、ダン
パスリーブ21よりも短い連結スリーブ22が上記ダン
パスリーブ21に相対回転可能に外嵌され、ケース18
内の前端部に固着されている。また、上記トーションロ
ッド19の後端部およびトーションスリーブ20の後端
部はそれぞれ連結板23に溶接等の手段で接合されてお
り、これらトーションロッド19とトーションスリーブ
20とでスタビライザのトーションバーが構成されてい
る。
パスリーブ21よりも短い連結スリーブ22が上記ダン
パスリーブ21に相対回転可能に外嵌され、ケース18
内の前端部に固着されている。また、上記トーションロ
ッド19の後端部およびトーションスリーブ20の後端
部はそれぞれ連結板23に溶接等の手段で接合されてお
り、これらトーションロッド19とトーションスリーブ
20とでスタビライザのトーションバーが構成されてい
る。
【0017】前記ケース18内には、複数枚の内側ディ
スク24と複数枚の外側ディスク25とが接近した状態
で交互に配設され、内側ディスク24がダンパスリーブ
21の外周面に、外側ディスク25がケース18の内周
面に各々固着されている。そして、このケース18内に
高粘性の油が充填されており、この油の粘性で内側ディ
スク24と外側ディスク25との相対回動が抑制される
ようになっている。
スク24と複数枚の外側ディスク25とが接近した状態
で交互に配設され、内側ディスク24がダンパスリーブ
21の外周面に、外側ディスク25がケース18の内周
面に各々固着されている。そして、このケース18内に
高粘性の油が充填されており、この油の粘性で内側ディ
スク24と外側ディスク25との相対回動が抑制される
ようになっている。
【0018】上記ダンパスリーブ21は連結スリーブ2
2の前端外へ延びているのに対し、トーションスリーブ
20はダンパスリーブ21の前端外へ延びている。ま
た、トーションロッド19はトーションスリーブ20の
前端外へ延びている。前記トーションロッド19の前端
には第1レバー26が固着されるとともに、連結スリー
ブ22の前端部には第2レバー27が固着されている。
そして、両レバー26,27の先端部が連結ロッド28
を介して左側のオイルダンパ6のダンパ本体13に連結
されている。
2の前端外へ延びているのに対し、トーションスリーブ
20はダンパスリーブ21の前端外へ延びている。ま
た、トーションロッド19はトーションスリーブ20の
前端外へ延びている。前記トーションロッド19の前端
には第1レバー26が固着されるとともに、連結スリー
ブ22の前端部には第2レバー27が固着されている。
そして、両レバー26,27の先端部が連結ロッド28
を介して左側のオイルダンパ6のダンパ本体13に連結
されている。
【0019】また、トーションスリーブ20の前端部に
は第3レバー29が固着されるとともに、ダンパスリー
ブ21の前端部には第4レバー30が固着されている。
そして、両レバー29,30の先端部が連結ロッド31
を介して右側のオイルダンパ6のダンパ本体13に連結
されている。
は第3レバー29が固着されるとともに、ダンパスリー
ブ21の前端部には第4レバー30が固着されている。
そして、両レバー29,30の先端部が連結ロッド31
を介して右側のオイルダンパ6のダンパ本体13に連結
されている。
【0020】このサスペンション装置は、一般のサスペ
ンション装置と同様に、アッパアーム32、ロアアーム
33、アッパートレーリングリンク34およびロアトレ
ーリングリンク(図示せず)を備えている。上記アッパ
アーム32およびロアアーム33の内端部は枢支部を介
してサスペンションクロスメンバ4に連結され、両アー
ム32.33の各外端部はホイールサポート10にボー
ルジョイントを介して連結されている。また、上記アッ
パートレーリングリンク34およびロアトレーリングリ
ンクの前端部は、枢支部を介してサイドフレーム1に連
結され、両リンクの後端部は、ボールジョイントを介し
てホイールサポート10に連結されている。なお、図1
において、線KPはキングピン軸である。
ンション装置と同様に、アッパアーム32、ロアアーム
33、アッパートレーリングリンク34およびロアトレ
ーリングリンク(図示せず)を備えている。上記アッパ
アーム32およびロアアーム33の内端部は枢支部を介
してサスペンションクロスメンバ4に連結され、両アー
ム32.33の各外端部はホイールサポート10にボー
ルジョイントを介して連結されている。また、上記アッ
パートレーリングリンク34およびロアトレーリングリ
ンクの前端部は、枢支部を介してサイドフレーム1に連
結され、両リンクの後端部は、ボールジョイントを介し
てホイールサポート10に連結されている。なお、図1
において、線KPはキングピン軸である。
【0021】また、上記サスペンションクロスメンバ4
は、図4に示すように、上記湾曲部材3を介してサイド
フレーム1の下面に取り付けられた上壁板35と、この
上壁板35の前後両端部から下方に突設された第1前壁
板36および後壁板37とをしている。この後壁板37
の前方には、この後壁板37と対向するように所定間隔
をおいて第2前壁板38が設置され、この第2前壁板3
8と上記後壁板37とによって下端部が開口したリーフ
スプリング5の設置部39が形成されている。
は、図4に示すように、上記湾曲部材3を介してサイド
フレーム1の下面に取り付けられた上壁板35と、この
上壁板35の前後両端部から下方に突設された第1前壁
板36および後壁板37とをしている。この後壁板37
の前方には、この後壁板37と対向するように所定間隔
をおいて第2前壁板38が設置され、この第2前壁板3
8と上記後壁板37とによって下端部が開口したリーフ
スプリング5の設置部39が形成されている。
【0022】上記リーフスプリング5の設置部39に
は、その上下方向の中間部よりも下方にリーフスプリン
グ5の保持部材8が取り付けらるとともに、上記設置部
39の下端開口部には、フレーム部材41が取り付けら
れている。また、上記フレーム部材41の設置部の前方
には、第1前壁板36の下端部と、第2前壁板38の下
端部とを連結する補強部材42が設置されている。
は、その上下方向の中間部よりも下方にリーフスプリン
グ5の保持部材8が取り付けらるとともに、上記設置部
39の下端開口部には、フレーム部材41が取り付けら
れている。また、上記フレーム部材41の設置部の前方
には、第1前壁板36の下端部と、第2前壁板38の下
端部とを連結する補強部材42が設置されている。
【0023】上記フレーム部材41は、図5に示すよう
に、ボルト挿通孔43が形成された前後一対の縦壁4
4,45と、その下端部同士を連結する底壁46と、上
記縦壁44,45の上端部間に固着された上壁板47と
からなっている。また、上記フレーム部材41の両縦壁
44,45は、保持部材8を構成する前後一対の取付板
48,49間に挿入されるようにその間隔が設定されて
いる。
に、ボルト挿通孔43が形成された前後一対の縦壁4
4,45と、その下端部同士を連結する底壁46と、上
記縦壁44,45の上端部間に固着された上壁板47と
からなっている。また、上記フレーム部材41の両縦壁
44,45は、保持部材8を構成する前後一対の取付板
48,49間に挿入されるようにその間隔が設定されて
いる。
【0024】そして、上記フレーム部材41の縦壁4
4,45と、保持部材8の取付板48,49とが、取付
ボルト50によって一体に螺着されるこにとより、上記
リーフスプリング5の設置部39の下端開口部がフレー
ム部材41によって覆われ、これらによって閉断面51
が形成されるようになっている。また、上記フレーム部
材41の上壁板47によってリーフスプリング5の下面
が支持されるようになっている。
4,45と、保持部材8の取付板48,49とが、取付
ボルト50によって一体に螺着されるこにとより、上記
リーフスプリング5の設置部39の下端開口部がフレー
ム部材41によって覆われ、これらによって閉断面51
が形成されるようになっている。また、上記フレーム部
材41の上壁板47によってリーフスプリング5の下面
が支持されるようになっている。
【0025】上記補強部材42は、上記第1,第2前壁
板36,38間に設置される角パイプ材52と、この角
パイプ材52の前後両端部に固着された端板53.54
とからなっている。そして、後方の端板54の前面に
は、ナット55が固着され、このナット55に上記取付
ボルト50が螺着されるようになっている。また、前方
の端板53は、取付ボルト57およびナット56によっ
て第1前壁板36に取り付けられるように構成されてい
る。
板36,38間に設置される角パイプ材52と、この角
パイプ材52の前後両端部に固着された端板53.54
とからなっている。そして、後方の端板54の前面に
は、ナット55が固着され、このナット55に上記取付
ボルト50が螺着されるようになっている。また、前方
の端板53は、取付ボルト57およびナット56によっ
て第1前壁板36に取り付けられるように構成されてい
る。
【0026】また、上記サスペンションクロスメンバ4
には、後輪2L,2Rを駆動する左右一対油圧モータ5
8が支持されている。この油圧モータ58は、図1およ
び図2に示すように、それぞれ左右後輪2L,2Rの内
側に設けられ、モータ出力軸が外側を向く方向で配置さ
れている。各油圧モータ58の出力軸にはそれぞれ等速
ジョイントを介して車軸部材が連結されており、この車
軸部材がホイールサポート10のスピンドル軸59にそ
れぞれ等速ジョイントを介して連結されている。そし
て、各油圧モータ58の作動により、左右後輪2L,2
Rが相互に独立して駆動されるようになっている。
には、後輪2L,2Rを駆動する左右一対油圧モータ5
8が支持されている。この油圧モータ58は、図1およ
び図2に示すように、それぞれ左右後輪2L,2Rの内
側に設けられ、モータ出力軸が外側を向く方向で配置さ
れている。各油圧モータ58の出力軸にはそれぞれ等速
ジョイントを介して車軸部材が連結されており、この車
軸部材がホイールサポート10のスピンドル軸59にそ
れぞれ等速ジョイントを介して連結されている。そし
て、各油圧モータ58の作動により、左右後輪2L,2
Rが相互に独立して駆動されるようになっている。
【0027】上記構成のサスペンション装置において
は、リーフスプリング5の緩衝作用により、後輪2L,
2Rのバンプやリバウンド時の衝撃が緩衝され、また左
右のオイルダンパ6により、後輪2,2Rのバンプやリ
バウンド(すなわち後輪の上下方向変位の変化)が抑制
されることになる。
は、リーフスプリング5の緩衝作用により、後輪2L,
2Rのバンプやリバウンド時の衝撃が緩衝され、また左
右のオイルダンパ6により、後輪2,2Rのバンプやリ
バウンド(すなわち後輪の上下方向変位の変化)が抑制
されることになる。
【0028】さらに、上記スタビライザを兼ねるロータ
リ式兼ロールダンパ7のトーションロッド19とトーシ
ョンスリーブ20のスタビライザ作用により、車体のロ
ールが抑制されるとともに、内外ディスク24,25の
相対回動がケース18内の油の粘性で規制されることに
よっても車体のロールが抑制されることとなる。
リ式兼ロールダンパ7のトーションロッド19とトーシ
ョンスリーブ20のスタビライザ作用により、車体のロ
ールが抑制されるとともに、内外ディスク24,25の
相対回動がケース18内の油の粘性で規制されることに
よっても車体のロールが抑制されることとなる。
【0029】上記構成のサスペンション装置において
は、リーフスプリング5および左右一対のオイルダンパ
6からなる緩衝装置をそれぞれ車幅方向に設置したた
め、上記緩衝装置の上下方向の設置寸法を小さく抑える
ことができる。したがって、サスペンション装置の全高
を小さくして低床化を図り、荷室および車室の空間を大
きく設定することができる。
は、リーフスプリング5および左右一対のオイルダンパ
6からなる緩衝装置をそれぞれ車幅方向に設置したた
め、上記緩衝装置の上下方向の設置寸法を小さく抑える
ことができる。したがって、サスペンション装置の全高
を小さくして低床化を図り、荷室および車室の空間を大
きく設定することができる。
【0030】そして上記のようにサスペンションクロス
メンバ4に、相対向する前壁板38および後壁板37を
有するとともに、下端部に開口部が形成されたリーフス
プリング5の設置部39を設けたため、上記開口部を利
用して設置部39内にリーフスプリング5を容易かつ適
正に設置することができる。そして上記リーフスプリン
グ5の設置後にフレーム部材41を取り付けることによ
って上記設置部39の下端開口部を閉止し、この部分に
閉断面51を形成するようにしたため、簡単な構成でリ
ーフスプリング5の設置部39の剛性を効果的に向上さ
せることができる。
メンバ4に、相対向する前壁板38および後壁板37を
有するとともに、下端部に開口部が形成されたリーフス
プリング5の設置部39を設けたため、上記開口部を利
用して設置部39内にリーフスプリング5を容易かつ適
正に設置することができる。そして上記リーフスプリン
グ5の設置後にフレーム部材41を取り付けることによ
って上記設置部39の下端開口部を閉止し、この部分に
閉断面51を形成するようにしたため、簡単な構成でリ
ーフスプリング5の設置部39の剛性を効果的に向上さ
せることができる。
【0031】したがって、サスペンションクロスメンバ
4を構成する部材の板厚をそれ程大きくすることなく、
上記リーフスプリング5からサスペンションクロスメン
バ4に入力される荷重を効果的に支持することができ
る。このため、後輪2L,2Rのバンプ、リバウンド時
に上記リーフスプリング5から入力される荷重に応じて
サスペンションクロスメンバ4が変形するのを抑制し、
このサスペンションクロスメンバ4の変形に起因するア
ライメントの変化を効果的に防止することができる。
4を構成する部材の板厚をそれ程大きくすることなく、
上記リーフスプリング5からサスペンションクロスメン
バ4に入力される荷重を効果的に支持することができ
る。このため、後輪2L,2Rのバンプ、リバウンド時
に上記リーフスプリング5から入力される荷重に応じて
サスペンションクロスメンバ4が変形するのを抑制し、
このサスペンションクロスメンバ4の変形に起因するア
ライメントの変化を効果的に防止することができる。
【0032】また、上記実施例では、フレーム部材41
の縦壁44,45と、リーフスプリング5の保持部材8
の取付板48,49とを取付ボルト50によって一体に
取り付けるように構成したため、両部材の取付作業を容
易に行なうことができる。さらに、上記フレーム部材4
1の上壁板47によってリーフスプリング5の下面を支
持するように構成したため、このリーフスプリング5の
がたつきを防止し、より安定した支持状態を得ることが
できる。
の縦壁44,45と、リーフスプリング5の保持部材8
の取付板48,49とを取付ボルト50によって一体に
取り付けるように構成したため、両部材の取付作業を容
易に行なうことができる。さらに、上記フレーム部材4
1の上壁板47によってリーフスプリング5の下面を支
持するように構成したため、このリーフスプリング5の
がたつきを防止し、より安定した支持状態を得ることが
できる。
【0033】また、上記実施例に示すように、フレーム
部材41の設置部の前方に、補強部材42を配設し、こ
の補強部材42によって第1前壁板36の下端部と、第
2前壁板38の下端部とを連結するように構成した場合
には、サスペンションクロスメンバ4の全体の剛性を効
果的に向上させ、上記油圧モータ58およびロールダン
パ7等の設置部の支持強度を効果的に向上させることが
できる。
部材41の設置部の前方に、補強部材42を配設し、こ
の補強部材42によって第1前壁板36の下端部と、第
2前壁板38の下端部とを連結するように構成した場合
には、サスペンションクロスメンバ4の全体の剛性を効
果的に向上させ、上記油圧モータ58およびロールダン
パ7等の設置部の支持強度を効果的に向上させることが
できる。
【0034】なお、上記実施例では、緩衝装置を構成す
るオイルダンパ6をサスペンションクロスメンバ4の前
方側に配設しているが、図6に示すように、オイルダン
パ6をサスペンションクロスメンバ4内に配設した構造
としてもよい。すなわち、上記サスペンションクロスメ
ンバ4の第1前壁板36の後方に、これと対向するよう
に所定間隔を置いて区画壁60からなる後壁板を設置す
ることにより、下端部が開口したオイルダンパ6の設置
部61を形成してもよい。
るオイルダンパ6をサスペンションクロスメンバ4の前
方側に配設しているが、図6に示すように、オイルダン
パ6をサスペンションクロスメンバ4内に配設した構造
としてもよい。すなわち、上記サスペンションクロスメ
ンバ4の第1前壁板36の後方に、これと対向するよう
に所定間隔を置いて区画壁60からなる後壁板を設置す
ることにより、下端部が開口したオイルダンパ6の設置
部61を形成してもよい。
【0035】そして上記設置部61の下端開口部を覆う
ように断面U字状のフレーム部材62を取り付け、この
部分に閉断面63が形成されるように構成することによ
り、オイルダンパ6の設置部61の剛性を剛性を効果的
に向上させることができる。したがって、オイルダンパ
6から入力される荷重を簡単な構成のサスペンションク
ロスメンバ4によって安定して支持することができる。
ように断面U字状のフレーム部材62を取り付け、この
部分に閉断面63が形成されるように構成することによ
り、オイルダンパ6の設置部61の剛性を剛性を効果的
に向上させることができる。したがって、オイルダンパ
6から入力される荷重を簡単な構成のサスペンションク
ロスメンバ4によって安定して支持することができる。
【0036】また、本発明に係るサスペンション装置
は、後輪2L,2R用のサスペンションに限られず、前
輪用のサスペンションにも適用できることは勿論であ
る。
は、後輪2L,2R用のサスペンションに限られず、前
輪用のサスペンションにも適用できることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、車幅方向に伸び
る緩衝装置が設置されたサスペンションクロスメンバ
に、相対向する前壁板および後壁板を有するとともに、
下端部に開口部が形成された緩衝装置の設置部を設けた
ため、上記開口部を利用して設置部内にリーフスプリン
グもしくはオイルダンパ等からなる緩衝装置を容易かつ
適正に設置することができる。そして上記緩衝装置の設
置後にフレーム部材を取り付けることによって上記設置
部の下端開口部を閉止し、この部分に閉断面を形成する
ようにしたため、簡単な構成で緩衝装置の設置部の剛性
を効果的に向上させることができる。
る緩衝装置が設置されたサスペンションクロスメンバ
に、相対向する前壁板および後壁板を有するとともに、
下端部に開口部が形成された緩衝装置の設置部を設けた
ため、上記開口部を利用して設置部内にリーフスプリン
グもしくはオイルダンパ等からなる緩衝装置を容易かつ
適正に設置することができる。そして上記緩衝装置の設
置後にフレーム部材を取り付けることによって上記設置
部の下端開口部を閉止し、この部分に閉断面を形成する
ようにしたため、簡単な構成で緩衝装置の設置部の剛性
を効果的に向上させることができる。
【0038】したがって、サスペンションクロスメンバ
を構成する部材の板厚をそれ程大きくすることなく、上
記緩衝装置からサスペンションクロスメンバに入力され
る荷重を効果的に支持することができる。このため、後
輪のバンプ、リバウンド時に上記リーフスプリングから
入力される荷重に応じてサスペンションクロスメンバが
変形することに起因するアライメントの変化を効果的に
防止することができる等の利点がある。
を構成する部材の板厚をそれ程大きくすることなく、上
記緩衝装置からサスペンションクロスメンバに入力され
る荷重を効果的に支持することができる。このため、後
輪のバンプ、リバウンド時に上記リーフスプリングから
入力される荷重に応じてサスペンションクロスメンバが
変形することに起因するアライメントの変化を効果的に
防止することができる等の利点がある。
【図1】本発明に係る車両のサスペンション装置の実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図2】上記サスペンション装置の平面図である。
【図3】上記サスペンション装置に設けられるロールダ
ンパの平面断面図である。
ンパの平面断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】サスペンションクロスメンバの分解状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す図4相当図である。
4 サスペンションクロスメンバ 5 リーフスプリング 6 オイルダンパ(緩衝装置) 37 後壁板 36,38 前壁板 39 リーフスプリングの設置部 41,62 フレーム部材 51,63 閉断面 60 区画壁(後壁板) 61 オイルダンパの設置部(緩衝装置の設置部)
Claims (2)
- 【請求項1】 サスペンションクロスメンバ内に車幅方
向に伸びる緩衝装置が設置されてなる車両のサスペンシ
ョン装置において、上記サスペンションクロスメンバ
に、相対向する前壁板および後壁板を有するとともに、
下端部に開口部が形成された緩衝装置の設置部を設け、
この設置部の下端開口部にフレーム部材を取り付けると
ともに、このフレーム部材と上記緩衝装置との設置部と
によって閉断面を形成したことを特徴とする車両のサス
ペンション装置。 - 【請求項2】 サスペンションクロスメンバ内に車幅方
向に伸びるリーフスプリングが設置されてなる車両のサ
スペンション装置において、上記サスペンションクロス
メンバに、相対向する前壁板および後壁板を有するとと
もに、下端部に開口部が形成されたリーフスプリングの
設置部を設け、この設置部の下端開口部にフレーム部材
を取り付けるとともに、このフレーム部材と上記リーフ
スプリングとの設置部とによって閉断面を形成したこと
を特徴とする車両のサスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1430293A JPH06219318A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1430293A JPH06219318A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219318A true JPH06219318A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11857309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1430293A Pending JPH06219318A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06219318A (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1430293A patent/JPH06219318A/ja active Pending
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