JPH06219095A - 切削角可変カッターユニット - Google Patents

切削角可変カッターユニット

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JPH06219095A
JPH06219095A JP27899391A JP27899391A JPH06219095A JP H06219095 A JPH06219095 A JP H06219095A JP 27899391 A JP27899391 A JP 27899391A JP 27899391 A JP27899391 A JP 27899391A JP H06219095 A JPH06219095 A JP H06219095A
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cutting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テー
パー角の調節性能を40度位から18度位まで広範囲に
亘り十分な耐用時間を保持して調節することができる耐
圧耐摩耗性能を増強し、鉛筆片削りを大幅に低減でき、
低コストで製造できる切削角可変カッターユニット。 【構成】 鉛筆挿入孔を有する本体に一枚の板状切削刃
を設けてなる切削角可変カッターユニットにおいて、該
カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入方向側の一部
だけが円錐孔で構成され、その他の部分は非円錐孔で連
結構成された鉛筆挿入孔を持ち、該カッターユニットの
鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅、又は鉛筆入口の横幅
を8.0±0.1mmに選定したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明スーパーシャープナーのカ
ッターユニットは、鉛筆挿入孔を有する本体に、一枚の
平板状の切削刃を設けてなるスーパーシャープナーに関
し、更に詳しくは、鉛筆挿入孔を有する本体に一枚の平
板状の切削刃を設けてなるスーパーシャープナーのカッ
ターユニットの、より低コストで製造出来る耐圧耐摩耗
性能、及び、該カッターユニットの鉛筆挿入孔内におけ
る、挿入鉛筆の軸心線の安定性を増強したスーパーシャ
ープナーのカッターユニットに関する。本発明者は、特
願平2−275233でスーパーシャープナーのカッタ
ーユニットの鉛筆芯先出口にガード構造を設けた、低コ
ストの耐摩耗性・耐久性を増強したスーパーシャープナ
ーのカッターユニットを創出しましたが、該カッターユ
ニットの鉛筆芯先出口のガード構造を製造するプラスチ
ック射出金型が複雑になる問題点があった。本発明は、
上述の問題点を解決し、より一層低コストで製造でき、
更に該カッターユニットの鉛筆挿入孔内における、挿入
鉛筆の軸心線の安定性を増強したスーパーシャープナー
のカッターユニットの研究開発に関する。更に、本発明
は、スーパーシャープナーの商品価値を向上し、一個の
スーパーシャープナーで、直径約7.9mmの普通筆記
用鉛筆の切削テーパー角の調節性能を40度位から18
度位まで、広範囲に渡り十分な耐用時間を保持して調節
する事が出来るスーパーシャープナーのカッターユニッ
トに関する研究開発である。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、特願平2−275233で
スーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆芯先出
口にガード構造を設けた、低コストの耐摩耗性・耐久性
を増強したスーパーシャープナーのカッターユニットを
創出しましたが、該カッターユニットの鉛筆芯先出口の
ガード構造を製造するプラスチック射出金型が複雑にな
る問題点があった。本発明は、上述の問題点を解決し、
より一層低コストで製造でき、更に、該カッターユニッ
トの鉛筆挿入孔内における、挿入鉛筆の軸心線の安定性
を増強したスーパーシャープナーのカッターユニットで
ある。プラスチック製の、従来のスーパーシャープナー
のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口は、角
度が鋭く肉薄であり、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口を支
持部として、鉛筆を移動調節する各種の手段により、鉛
筆切削刃に対する鉛筆挿入角を変えて、多種類の異なる
切削テーパー角に鉛筆を削る為、鉛筆切削時の切削抵抗
は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の支持部に集中し易
く、切削テーパー角の小さい細長い角度の鉛筆を削る時
程、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部が摩耗変形
し易く、切削テーパー角の小さい細長い角度の鉛筆を削
る耐用時間を十分に保持できる様、該鉛筆芯先出口のエ
ッジ部の耐圧耐摩耗性能を増強する必要があった。本発
明のスーパーシャープナーのカッターユニットは、直径
約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角の調節
性能を40度位から18度位まで広範囲に渡り十分な耐
用時間を保持して調節する事が出来る。又、従来のスー
パーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿入孔内
の、鉛筆を移動調節させる間隙は、スーパーシャープナ
ーの鉛筆挿入孔内における鉛筆軸心線をがたつかせて鉛
筆片削りを起こし易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラスチック製の、従
来のスーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿
入孔の鉛筆芯先出口は、角度が鋭く肉薄であり、該鉛筆
挿入孔の鉛筆芯先出口を支持部として、鉛筆を移動調節
する各種の手段により、鉛筆切削刃に対する鉛筆挿入角
を変えて、多種類の異なる切削テーパー角に鉛筆を削る
為、鉛筆切削時の切削抵抗は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先
出口の支持部に集中し易く、切削テーパー角の小さい細
長い角度の鉛筆を削る時程、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出
口のエッジ部が摩耗変形し易く、一個のスーパーシャー
プナーで、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テ
ーパー角の調節性能を40度位から18度位まで、広範
囲に渡り十分な耐用時間を保持して調節する事ができる
様、該鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能を増強
する必要があった。又、従来のスーパーシャープナーの
カッターユニットの鉛筆挿入孔内の、鉛筆を移動調節さ
せる間隙は、スーパーシャープナーの鉛筆挿入孔内にお
ける鉛筆軸心線をがたつかせて鉛筆片削りを起こし易
い。本発明者は、特願平2−275233でスーパーシ
ャープナーのカッターユニットの鉛筆芯先出口にガード
構造を設けた、低コストの耐摩耗性・耐久性を増強した
スーパーシャープナーのカッターユニットを創出しまし
たが、該カッターユニットの鉛筆芯先出口のガード構造
を製造するプラスチック射出金型が複雑になる。本発明
は、より一層低コストで製造でき、更に該カッターユニ
ットの鉛筆挿入孔内における挿入鉛筆の軸心線の安定性
を増強し、鉛筆片削りを低減したスーパーシャープナー
のカッターユニットである。本発明者は、上述の技術的
背景にたいし鋭意研究を重ね、より一層低コストで製造
でき、その耐圧耐摩耗性能を増強し、更に鉛筆片削りを
低減でき、切削テーパー角の調節性能を広範囲に渡り十
分な耐用時間を保持して調節する事ができる、商品価値
の高いスーパーシャープナーのカッターユニットの研究
開発に成功した。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく鋭意研究を重ね、従来のスーパーシャープ
ナーのカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
口径を1.6±0.2mmに設け、該鉛筆挿入孔の鉛筆
挿入口近辺の横幅J−J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿
入口の横幅を8.0±0.1mmに設けて、該鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口の耐圧耐摩耗性能を十分な耐用時間を
保持できる様合理化して、該鉛筆挿入孔内における鉛筆
軸心線の安定性を増強し、鉛筆片削りを低減させ、又、
切削テーパー角の調節性能を40度位から18度位ま
で、広範囲に渡り十分な耐用時間を保持して調節する事
ができる、スーパーシャープナーのカッターユニットの
研究開発に成功した。即ち、本発明は、鉛筆挿入孔を有
する本体に一枚の平板状の切削刃を設けてなるスーパー
シャープナーにおいて、該カッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口の口径を1.6±0.2mmに設け、
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横
幅J−J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅を
8.0±0.1mmに設けた事を特徴とするスーパーシ
ャープナーのカッターユニットであり、又、必要に応じ
該カッターユニットに回動支持軸、又は回動支持孔を設
けた事を特徴とするスーパーシャープナーのカッターユ
ニットである。本発明スーパーシャープナーのカッター
ユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径を1.6±
0.2mmに設けた理由を説明する。本発明スーパーシ
ャープナーのカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先
出口の口径の上限を1.8mmに定めた理由は、該カッ
ターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径を1.
8mm以上に設けた場合には、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先
出口エッジ部が押圧や摩擦で摩耗変形し易く、鉛筆挿入
孔内における鉛筆軸心線を不安定にし、切削テーパー角
の小さい細長い角度の鉛筆程耐用時間が十分でない。本
発明スーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿
入孔の鉛筆芯先出口の口径を1.8mm以上に設けた場
合には、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出
口の角度が鋭い肉薄のエッジ部は、切削テーパー角の小
さい細長い角度の、例えば切削テーパー角18度位の鉛
筆を切削する場合、その押圧や摩擦で該カッターユニッ
トの鉛筆芯先出口の角度が鋭い肉薄のエッジ部は0.1
mm位摩耗変形し易く、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
実効口径は2.0mm以上になる。鉛筆芯は約2.0m
mである為、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の実効口径が
2.0mm以上になると、鉛筆芯屑を伴った荒い木部が
プラスチック製の、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の
鉛筆芯先出口のエッジ部をもっと摩耗変形させ易くな
る。本発明スーパーシャープナーのカッターユニットの
鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径を1.7mmに設けた
場合、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の実効口径は、鉛筆
切削時の押圧や摩擦で1.9mm位に摩耗変形し易い
が、2.0mm以下であり、又、この時点で該鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角度はすで
に鋭さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗変形が遅
くなり使用に耐えられる事が実験的に判明した。本発明
のスーパーシャープナーのカッターユニットにおいて
は、該プラスチック製のカッターユニットの鉛筆挿入孔
の鉛筆芯先出口の口径を1.7mm位に設けた場合に最
良の効果が得られる。この場合、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯
先出口の実効口径は、鉛筆切削時の押圧や摩擦で1.9
mm位に摩耗変形し易いが、この時点で該鉛筆挿入孔の
鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角度はすでに鋭
さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗変形が遅くな
り十分使用に耐えられる事が実験的に判明し、又、スー
パーシャープナーのカッターユニットにおいて鉛筆芯先
部の太さや強度を最大限に保つ事が可能であり、該鉛筆
挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能を、
直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を
40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分な耐用時
間を保持して調節する事ができる様合理化する事ができ
た。上述のように理論化し合理化した本発明のスーパー
シャープナーのカッターユニットの新製造方法は、該鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口部の口径のエッジ部を始めから
プラスチック射出金型で肉厚に1.9mmに製造する従
来の製造方法と比べ、プラスチック射出金型の制作費や
生産維持費等が低く、それ故に製造コストが一層低くな
り、製造も容易になる利点がある。又、該鉛筆削り本体
の鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径の下限を1.4mm
にした理由は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径を
1.4mm以下に設けた場合には、鉛筆芯先が細く折れ
易くなる。因に、本発明のスーパーシャープナーのカッ
ターユニットにおいて、鉛筆は該カッターユニットの鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口を支持部として、鉛筆を移動調
節する各種の手段により、鉛筆切削刃に対する鉛筆挿入
角を変えて、多種類の異なる切削テーパー角に鉛筆を削
る時、鉛筆切削時の切削抵抗は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯
先出口の支持部に集中し易く、細い鉛筆芯先部が折れ易
くなる。本発明のスーパーシャープナーのカッターユニ
ットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J’、又は
該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅を8.0±0.1mm
に設けた理由を説明する。本発明のスーパーシャープナ
ーのカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横
輻J−J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅の上
限を8.1mmに設ける理由は、該鉛筆挿入孔の鉛筆入
口近辺の横幅J−J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
の横幅の上限を8.1mm以上に設けた場合には、該鉛
筆挿入孔内における鉛筆軸心線のがたつきを軽減させる
作用が低下する。本発明のスーパーシャープナーのカッ
ターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−
J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅の下限を
7.9mmに設ける理由は、該鉛筆挿入孔の鉛筆入口近
辺の横幅J−J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横
幅の下限を7.9mm以下に設けた場合、該カッターユ
ニットの鉛筆挿入孔内に、鉛筆を移動調節させる間隙が
有るにもかかわらず、該鉛筆挿入孔への鉛筆挿入や、該
鉛筆挿入孔内における鉛筆の回転切削に支障がある。直
径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角の調
節性能を40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分
な耐用時間を保持して調節する事が出来る本発明スーパ
ーシャープナーのカッターユニットに付いて説明して来
ましたが、上述は、本発明スーパーシャープナーのカッ
ターユニットの、鉛筆切削テーパー角の有効な調節可能
範囲を40度位から18度位までに限定するものではな
い。即ち、本発明スーパーシャープナーのカッターユニ
ットの、鉛筆切削テーパー角の有効な調節可能範囲を4
0度以上から18度以下までに設ける事も可能である。
この場合、最良の効果が得られる該プラスチック製のカ
ッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径は、
その必要調節範囲により異なり、その必要調節範囲が4
0度以上ある場合には、該プラスチック製のカッターユ
ニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の角度は
もっと鋭く、もっと肉薄になっている為、その最良の効
果が得られる該プラスチック製のカッターユニットの鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径は、1.7mm以下にな
る。又、直径約7.9mmの色鉛筆等を各種の切削テー
パー角に削る事も可能である。色鉛筆の切削テーパー角
等は、その色芯の強度等により異なる。一般的に色鉛筆
は、切削テーパー角の大きい方が、切削に適している。
【0005】
【実施例】以下、実施例に基づき、本発明スーパーシャ
ープナーのカッターユニットを更に詳細に説明する。
尚、図面は本発明を理解し易くする為、必要な部分以外
は簡略化して図示している。図1と図2は、本発明スー
パーシャープナーのカッターユニットの基本的な第一実
施例である。図1は第一実施例の平面透視図であって、
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入方向側の一
部だけが円錐孔で構成され、その他の部分は非円錐孔で
連結構成されている。図2は第一実施例の鉛筆挿入孔の
鉛筆挿入口正面図である。1はカッターユニット本体、
2は鉛筆切削刃、3は鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口、5は該
カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口、6は該
カッターユニットの回動支持孔、J−J’は該カッター
ユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横幅を示す。
【0006】本実施例においては、本発明のプラスチッ
ク製のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
口径を最良の効果が得られる1.7mm位に設けてい
る。この場合、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口の実効口径は、鉛筆切削時の押圧や摩擦で1.
9mm位に摩耗変形し易いが、この時点で該鉛筆挿入孔
の鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角度はすでに
鋭さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗変形が遅く
なり十分使用に耐えられる事が実験的に判明し、又、ス
ーパーシャープナーのカッターユニットにおいて鉛筆芯
先部の太さや強度を最大限に保つ事が可能であり、該鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能
を、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー
角を40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分な耐
用時間を保持して調節する事ができる様合理化する事が
できる。該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
近辺の横幅J−J’は、8.05mm位に設けられてお
り、スーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿
入孔内における鉛筆軸心線のがたつきを低減させて、鉛
筆片削りを低減させる事ができる。その位置から鉛筆挿
入口側に向かつて8.2mmの横幅まで勾配をもって広
がり、鉛筆を挿入し易くしている。該カッターユニット
の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口は、円形になっているが、上
記した実施例は、本発明の一実施例に過ぎない。本発明
を図示した形状に限定するものではない。上記した本発
明スーパーシャープナーのカッターユニットの実施例
は、ネジ、カム、バネ、ダイヤル、梃子、相対位置の異
なる複数の鉛筆入口や相対位置可変の鉛筆入口等、各種
の鉛筆挿入角調節手段により、鉛筆切削刃に対する鉛筆
挿入角を可変にして、直径約7.9mmの普通筆記用鉛
筆の切削テーパー角を40度位から18度位まで、広範
囲に渡り十分な耐用時間を保持して調節する事ができる
高性能を持つ、本発明スーパーシャープナーのカッター
ユニットの一実施例である。
【0007】図3と図4は、本発明スーパーシャープナ
ーのカッターユニットの基本的な第二実施例である。図
3は第二実施例の平面透視図であって、該カッターユニ
ットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入方向側の一部だけが円錐孔
で構成され、その他の部分は非円錐孔で連結構成されて
いる。図4は第二実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口正面
図である。11はカッターユニット本体、22は鉛筆切
削刃、33は鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口、55は該カッタ
ーユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口、7は該カッタ
ーユニットの回動支持軸、J−J’は該カッターユニッ
トの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横幅を示す。
【0008】本実施例においては、本発明のプラスチッ
ク製のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
口径を最良の効果が得られる1.7mm位に設けてい
る。この場合、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口の実効口径は、鉛筆切削時の押圧や摩擦で1.
9mm位に摩耗変形し易いが、この時点で該鉛筆挿入孔
の鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角度はすでに
鋭さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗変形が遅く
なり十分使用に耐えられる事が実験的に判明し、又、ス
ーパーシャープナーのカッターユニットにおいて鉛筆芯
先部の太さや強度を最大限に保つ事が可能であり、該鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能
を、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー
角を40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分な耐
用時間を保持して調節する事ができる様合理化する事が
できる。該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
近辺の横幅J−J’は、8.0mm位に設けられてお
り、スーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿
入孔内における鉛筆軸心線のがたつきを低減させて、鉛
筆片削りを低減させる事ができる。その位置から鉛筆挿
入口側に向かって8.2mmの横幅まで広がり、鉛筆を
挿入し易くしている。該カッターユニットの鉛筆挿入孔
の鉛筆挿入口は、変長円形になっているが、上記した実
施例は、本発明の一実施例に過ぎない。本発明を図示し
た形状に限定するものではない。該カッターユニットの
鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横幅J−J’も、8.0
mm位に限定するものではない。又、該カッターユニッ
トの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の形状やサイズ等は、はめ
込みにする事も可能である。上記した本発明スーパーシ
ャープナーのカッターユニットの実施例は、ネジ、カ
ム、バネ、ダイヤル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛
筆入口や相対位置可変の鉛筆入口等、各種の鉛筆挿入角
調節手段により、鉛筆切削刃に対する鉛筆挿入角を可変
にして、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テー
パー角を40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分
な耐用時間を保持して調節する事ができる高性能を持
つ、本発明スーパーシャープナーのカッターユニットの
一実施例である。
【0009】図5と図6は、本発明スーパーシャープナ
ーのカッターユニットの基本的な第三実施例である。図
5は第三実施例の平面透視図であって、該カッターユニ
ットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入方向側の一部だけが円錐孔
で構成され、その他の部分は非円錐孔で連結構成されて
いる。図6は第三実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口正面
図である。111はカッターユニット本体、222は鉛
筆切削刃、333は鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口、555は
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口、J−
J’は該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近
辺の横幅を示す。
【0010】本実施例においては、本発明のプラスチッ
ク製のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
口径を最良の効果が得られる1.7mm位に設けてい
る。この場合、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口の実効口径は、鉛筆切削時の押圧や摩擦で1.
9mm位に摩耗変形し易いが、この時点で該鉛筆挿入孔
の鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角度はすでに
鋭さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗変形が遅く
なり十分使用に耐えられる事が実験的に判明し、又、ス
ーパーシャープナーのカッターユニットにおいて鉛筆芯
先部の太さや強度を最大限に保つ事が可能であり、該鉛
筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能
を、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー
角を40度位から18度位まで、広範囲に渡り十分な耐
用時間を保持して調節する事ができる様合理化する事が
できる。該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
近辺の横幅J−J’は、8.05mm位に般けられてお
り、スーパーシャープナーのカッターユニットの鉛筆挿
入孔内における鉛筆軸心線のがたつきを低減させて、鉛
筆片削りを低減させる事ができる。その位置から鉛筆挿
入口側に向かって8.2mmの横幅まで広がり、鉛筆を
挿入し易くしている。然し、本実施例のスーパーシャー
プナーのカッターユニットは、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先
出口を支持部として、鉛筆を移動調節する為の間隙があ
る故、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の
横幅は、8.2mmにしなくても鉛筆の挿入に支障はな
い。本実施例においては、該カッターユニットの鉛筆挿
入孔の鉛筆挿入口の横幅をそのまま8.05mmにして
も鉛筆の切削に支障はない。即ち、本発明スーパーシャ
ープナーのカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
の横幅を8.0±0.1mmに設ける事も可能である。
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口は、変長
半円形になっているが、上記した実施例は、本発明の一
実施例に過ぎない。本発明を図示した形状に限定するも
のではない。該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿
入口近辺の横幅J−J’も、8.05mm位に限定する
ものではない。又、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の
鉛筆挿入口の形状やサイズ等は、はめ込みにする事も可
能である。上記した本発明スーパーシャープナーのカッ
ターユニットの実施例は、ネジ、カム、バネ、ダイヤ
ル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛筆入口や相対位置
可変の鉛筆入口等、各種の鉛筆挿入角調節手段により、
鉛筆切削刃に対する鉛筆挿入角を可変にして、直径約
7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40度
位から18度位まで、広範囲に渡り十分な耐用時間を保
持して調節する事ができる高性能を持つ、本発明スーパ
ーシャープナーのカッターユニットの一実施例である。
【0011】図7は、本発明スーパーシャープナーのカ
ッターユニットの断面図であり、切削テーパー角40度
位に鉛筆を切削している状態を示す。鉛筆はネジ、カ
ム、バネ、ダイヤル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛
筆入口や相対位置可変の鉛筆入口等、各種の鉛筆挿入角
調節手段により、保持されているのであるが、その図示
は省略する。1111はカッターユニット本体、222
2は鉛筆切削刃、3333は鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口、
5555は該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先
出口、9は切削テーパー角40度位に切削されている鉛
筆を示す。
【0012】図8は、本発明スーパーシャープナーのカ
ッターユニットの断面図であり、切削テーパー角18度
位に鉛筆を切削している状態を示す。鉛筆はネジ、カ
ム、バネ、ダイヤル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛
筆入口や相対位置可変の鉛筆入口等、各種の鉛筆挿入角
調節手段により、保持されているのであるが、その図示
は省略する。11111はカッターユニット本体、22
222は鉛筆切削刃、33333は鉛筆挿入孔の鉛筆挿
入口、55555は該カッターユニットの鉛筆挿入孔の
鉛筆芯先出口、99は切削テーパー角18度位に切削さ
れている鉛筆を示す。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明スーパーシャ
ープナーのカッターユニットは、鉛筆挿入孔を有する本
体に一枚の平板状の切削刃を設けてなるスーパーシャー
プナーにおいて、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆芯先出口の口径を1.6±0.2mmに設け、該カッ
ターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横幅J−
J’、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅を8.0±
0.1mmに設けた事を特徴とするスーパーシャープナ
ーのカッターユニットであり、又、必要に応じ該カッタ
ーユニットに回動支持軸、又は回動支持孔を設けた事を
特徴とするスーパーシャープナーのカッターユニットで
ある。本発明スーパーシャープナーのカッターユニット
の基本的な三実施例を図示しましたが、本発明を上述の
三形態に限定するものではない。本発明スーパーシャー
プナーのカッターユニットは、上述の三実施例以外に多
種多様の形状に設計する事が可能であり、その全部を図
示するのは困難である。上述のように理論化し合理化し
た本発明スーパーシャープナーのカッターユニットの新
製造方法は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口部の口径のエ
ッジ部を始めからプラスチック射出金型で肉厚に1.9
mmに製造する従来の製造方法と比べ、プラスチック射
出金型の制作費や生産維持費等が低く、それ故より一層
低コストで製造でき、そのプラスチック製のカッターユ
ニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の耐圧耐摩耗性能を
新製造方法で合理化し増強して、直径約7.9mmの普
通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40度位から18度位
まで、広範囲に渡り十分な耐用時間を保持して調節する
事ができ、更に、鉛筆片削りを低減できる、商品価値の
高いスーパーシャープナーのカッターユニットの研究開
発に成功したのであり、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の平面透視図である。
【図2】本発明の第一実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
正面図である。
【図3】本発明の第二実施例の平面透視図である。
【図4】本発明の第二実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
正面図である。
【図5】本発明の第三実施例の平面透視図である。
【図6】本発明の第三実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口
正面図である。
【図7】本発明スーパーシャープナーのカッターユニッ
トの断面図であり、切削テーパー角40度位に鉛筆を切
削している状態を示す。
【図8】本発明スーパーシャープナーのカッターユニッ
トの断面図であり、切削テーパー角18度位に鉛筆を切
削している状態を示す。
【符号の説明】
1 第一実施例のカッターユニット本体 2 第一実施例の鉛筆切削刃 3 第一実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆挿入口 5 第一実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口 6 第一実施例のカッターユニットの回動支持
孔 11 第二実施例のカッターユニット本体 22 第二実施例の鉛筆切削刃 33 第二実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆挿入口 55 第二実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口 7 第二実施例のカッターユニットの回動支持
軸 111 第三実施例のカッターユニット本体 222 第三実施例の鉛筆切削刃 333 第三実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆挿入口 555 第三実施例のカッターユニットの鉛筆挿入
孔の鉛筆芯先出口 1111 図7のカッターユニット本体 2222 図7の鉛筆切削刃 3333 図7のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆挿入口 5555 図7のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆芯先出口 9 図7の切削テーパー角40度位に切削され
ている鉛筆 11111 図8のカッターユニット本体 22222 図8の鉛筆切削刃 33333 図8のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆挿入口 55555 図8のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆芯先出口 99 図8の切削テーパー角18度位に切削され
ている鉛筆 J−J’ 本発明のカッターユニットの鉛筆挿入孔の
鉛筆挿入口近辺の横幅を示す
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 切削角可変カッターユニット
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛筆削りの心臓部をな
す切削角可変カッターユニットの改良に関する。更に詳
しくは、鉛筆挿入孔を有する本体に一枚の板状切削刃を
設けてなる切削角可変カッターユニットの、より低コス
トで製造出来る耐圧耐摩耗性能、及び、該切削角可変カ
ッターユニットの鉛筆挿入孔内における、挿入鉛筆の軸
心線の安定性を増強した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、特願平2−2752
33号(特開平4−151300号)明細書で切削角可
変カッターユニットの鉛筆芯先出口にガード構造を設け
た、低コストの耐摩耗性・耐久性を増強した構造の切削
角可変カッターユニットを提案したが、そのような切削
角可変カッターユニットは、その鉛筆芯先出口のガード
構造を製造するためのプラスチック射出金型が複雑にな
る問題点があった。プラスチック製の、従来の切削角可
変カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口は、角
度が鋭く肉薄であり、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口を支
持点として、鉛筆を移動調節する各種の手段により、鉛
筆切削刃に対する鉛筆挿入角を変えて、多種類の異なる
切削テーパー角に鉛筆を削る為、鉛筆切削時の切削抵抗
は、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の支持点に集中し易
く、切削テーパー角の小さい細長い角度の鉛筆を削る時
程、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部が摩耗変形
し易く、切削テーパー角の小さい細長い角度の鉛筆を削
る耐用時間を十分に保持できる様、該鉛筆芯先出口のエ
ッジ部の耐圧耐摩耗性能を増強する必要があった。又、
本発明者の上記先願発明に係る切削角可変鉛筆削りのカ
ッターユニットは、鉛筆入口の縦幅が横幅よりずっと大
きい。このため、鉛筆挿入孔内で鉛筆を上下に移動調節
させる間隙は、鉛筆挿入孔内における鉛筆軸心線をがた
つかせて鉛筆片削りを起こし易かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の問題点を解決し、より一層低コストで製造でき、更に
該カッターユニットの鉛筆挿入孔内における挿入鉛筆の
軸心線の安定性を増強して、鉛筆片削りを低減しうる切
削角可変カッターユニットの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく鋭意研究を重ね、従来の切削角可変カッタ
ーユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´
を8.0±0.1mmにし、鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
耐圧耐摩耗性能を十分な耐用時間を保持できる様合理化
して、該鉛筆挿入孔内における鉛筆軸心線の安定性を増
強し、鉛筆片削りを低減させ、切削テーパー角の調節性
能を40度位から18度位まで、広範囲に亘り十分な耐
用時間を保持して調節する事ができるようにした。又、
切削テーパー角の調節機能を与えるため必要に応じ該カ
ッターユニットに回動支持軸、又は回動支持孔を設ける
ようにした。
【0005】本発明の切削角可変カッターユニットにお
いては、該プラスチック製のカッターユニットの鉛筆挿
入孔の鉛筆芯先出口の口径を例えば1.7mm位に設けた
場合に、鉛筆芯先出口の実効口径は、鉛筆切削時の押圧
や摩擦で1.9mm位に摩耗変形し易いが、この時点で該
鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の実効口径の、エッジ部の角
度はすでに鋭さを失い、肉厚になるので、その後は摩耗
変形が遅くなり十分使用に耐えられる事が実験的に判明
した。又、カッターユニットにおいて鉛筆芯先部の太さ
や強度を最大限に保つ事が可能であり、該鉛筆挿入孔の
鉛筆芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能を、直径7.
9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40度位から
18度位まで、広範囲に亘り十分な耐用時間を保持して
調節する事ができる様合理化する事ができた。
【0006】因に、本発明の切削角可変カッターユニッ
トにおいて、鉛筆は該カッターユニットの鉛筆挿入孔の
鉛筆芯先出口を支持点として、鉛筆を上下に移動調節す
る各種の手段により、鉛筆切削刃に対する鉛筆挿入角を
変更しうるようになっている。鉛筆切削刃に対する鉛筆
挿入角を変えて、多種類の異なる切削テーパー角に鉛筆
を削る時、鉛筆切削時の切削抵抗は、該鉛筆挿入孔の鉛
筆芯先出口の支持点に集中し易く、鉛筆切削中に細い鉛
筆芯先部が折れ易くなる。
【0007】本発明の切削角可変カッターユニットの鉛
筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´を8.0±0.
1mmに選定した理由を説明する。本発明の切削角可変カ
ッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−
J´、又は該鉛筆挿入孔の鉛筆入口の横幅の上限を8.
1mmにした理由は、該鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅
J−J´、または該鉛筆挿入孔の鉛筆挿入口の横幅の上
限を8.1mm以上に設けた場合には、該鉛筆挿入孔内に
おける鉛筆軸心線のがたつきを軽減させる作用が大幅に
低下するからである。
【0008】本発明の切削角可変カッターユニットの鉛
筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´、又は該鉛筆挿
入孔の鉛筆入口の横幅の下限を7.9mmに設ける理由
は、該鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´、また
は該鉛筆挿入孔の鉛筆入口の横幅の下限を7.9mm以下
に設けた場合、該カッターユニットの鉛筆挿入孔内に
は、鉛筆を移動調節させる大きな間隙が有るにもかかわ
らず、該鉛筆挿入孔への鉛筆挿入や、該鉛筆挿入孔内に
おける鉛筆の回転切削に支障があるからである。
【0009】本発明の切削角可変カッターユニットの鉛
筆挿入孔は断面縦長の形状を有するため、鉛筆が上下方
向の自由度を有する点に注目されたい。このような上下
方向の自由度を有するため、例え該横幅が鉛筆の太さと
比べてきつめであっても、鉛筆の回転切削に支障を来た
さない。かくて片削りの原因となる横方向のがたつきを
厳しく制限することにより、鉛筆の片削りを大幅に減少
することができた。
【0010】直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テ
ーパー角の調節性能を、40度位から18度位(5割増
し以上)まで、広範囲に渡り十分な耐用時間を保持して
調節する事が出来る切削角可変カッターユニットの構造
に付いて例示したが、その有効な調節可能範囲を40度
位から18度位までに限定するものではない。この場
合、最良の効果が得られる該プラスチック製のカッター
ユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径は、その必
要調節範囲により異なる。その必要調節範囲が40度以
上ある場合には、該プラスチック製のカッターユニット
の鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の角度はもっと
鋭く、もっと肉薄になって耐圧耐摩耗性が低下する。
又、直径約7.9mmの色鉛筆等を各種の切削テーパー角
に削る事も可能である。色鉛筆の切削テーパー角等は、
その色芯の強度等により異なる。一般的に色鉛筆は、切
削テーパー角の大きい方が、切削に適している。
【0011】
【実施例】以下、実施例に基づき、本発明の切削角可変
カッターユニットを更に詳細に説明する。なお、図面は
本発明を理解し易くする為、必要な部分以外は簡略化し
て図示している。図1及び図2は、本発明の切削角可変
カッターユニットの第一実施例を示す。図1は第一実施
例の平面透視図であって、該カッターユニットの鉛筆挿
入孔の鉛筆挿入方向側の孔の奥部だけが円錐形状に構成
され、鉛筆入口に向って次第に断面縦長の非円錐形状に
移行している。図2は第一実施例の鉛筆挿入孔が奥部の
円錐孔形状から次第に断面縦長の非円錐形状に移行する
様子を示した鉛筆入口正面図である。1はカッターユニ
ット本体、2は鉛筆切削刃、3は鉛筆挿入孔の鉛筆入
口、5は該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出
口、6は該カッターユニットの回動支持孔、J−J´は
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅
を示す。
【0012】本実施例においては、本発明のプラスチッ
ク製の切削角可変カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口の口径を1.7mm位に設けている。この場合、
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の実効
口径は、鉛筆切削時の押圧や摩擦で1.9mm位に摩耗変
形し易いが、この時点で該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の
実効口径の、エッジ部の角度はすでに鋭さを失い、肉厚
になるので、その後は摩耗変形が遅くなり十分使用に耐
えられる事が実験的に判明し、又、該カッターユニット
において鉛筆芯先部の太さや強度を最大限に保つ事が可
能であり、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口のエッジ部の耐
圧耐摩耗性能を、直径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切
削テーパー角を40度位から18度位まで、広範囲に亘
り十分な耐用時間を保持して調節する事ができる様合理
化する事ができる。
【0013】該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入
口近辺の横幅J−J´は、8.05mm位に設けられてお
り、該カッターユニットの鉛筆挿入孔内における鉛筆軸
心線のがたつきを低減させて、鉛筆片削りを低減させる
事ができる。その位置から鉛筆入口側に向かって8.2
mm位の横幅まで勾配をもって広がり、鉛筆を挿入し易く
している。上記した本発明の切削角可変カッターユニッ
トの実施例は、ネジ、カム、バネ、ダイヤル、梃子、相
対位置の異なる複数の鉛筆案内口等、各種の鉛筆挿入角
調節手段により、(例えば、回動支持孔6にピン先を挿
入しカッターユニットを回動自在に支持することによ
り)鉛筆切削刃2に対する鉛筆挿入角を可変にして、直
径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40
度位から18度位まで、広範囲に亘り十分な耐用時間を
保持して調節する事ができる。
【0014】図3及び図4は、本発明の切削角可変カッ
ターユニットの第二実施例である。図3は第二実施例の
平面透視図である。図4は第二実施例の鉛筆挿入孔の鉛
筆入口正面図である。1aはカッターユニット本体、2
aは鉛筆切削刃、3aは鉛筆挿入孔の鉛筆入口、5aは
該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口、7は
該カッターユニットの回動支持軸、J−J´は、第一実
施例よりも多少横幅が狭められた鉛筆入口近辺の横幅を
示す。
【0015】本実施例においては、該カッターユニット
の鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´は、8.0
mm位に設けられており、カッターユニットの鉛筆挿入孔
内における鉛筆軸心線のがたつきを第一実施例より更に
低減させて、鉛筆片削りを低減させる事ができる。その
位置から鉛筆入口側に向かって8.2mm位の横幅まで広
がり、鉛筆を挿入し易くしている。該カッターユニット
の鉛筆挿入孔の鉛筆入口は、長円形になっているが、上
記した実施例は、本発明の一実施例に過ぎず、図示した
形状に限定するものではない。該カッターユニットの鉛
筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´も、8.0mm位
に限定するものではない。又、該カッターユニットの鉛
筆入口の形成はカッターユニットと一体形成に限らず、
はめ込みにする事も可能である。
【0016】上記した本発明の切削角可変カッターユニ
ットの実施例は、ネジ、カム、バネ、ダイヤル、梃子、
相対位置の異なる複数の鉛筆案内口等、各種の鉛筆挿入
角調節手段により、(例えば、回動支持軸7を軸支して
カッターユニットを回動自在に支持することにより)、
鉛筆切削刃2aに対する鉛筆挿入角を可変にして、直径
約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40度
位から18度位まで、広範囲に亘り十分な耐用時間を保
持して調節することができる。
【0017】図5及び図6は、本発明の切削角可変カッ
ターユニットの基本的な第三実施例である。図5は第三
実施例の平面透視図であって、該カッターユニットの鉛
筆挿入孔はその芯先出口付近のみが円錐孔で構成され、
鉛筆入口に向って次第に断面縦長の非円錐形状に移行し
ている。図6は第三実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆入口正面
図である。1bはカッターユニット本体、2bは鉛筆切
削刃、3bは鉛筆挿入孔の鉛筆入口、5bは該カッター
ユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口、J−J´は該カ
ッターユニット鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅を示
す。
【0018】本実施例においては、鉛筆芯先部の太さや
強度を任意に保つ事が可能であり、該鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口のエッジ部の耐圧耐摩耗性能を、直径約7.9
mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40度位から1
8度位まで、広範囲に亘り十分な耐用時間を保持して調
節する事ができる様合理化する事ができる。該カッター
ユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´
は、8.05mm位に設けられており、カッターユニット
の鉛筆挿入孔内における鉛筆軸心線のがたつきを低減さ
せて、鉛筆片削りを低減させる事ができる。その位置か
ら鉛筆入口側に向かって8.2mm位の横幅まで広がり、
鉛筆を挿入し易くしている。
【0019】然し、本実施例の切削角可変カッターユニ
ットは、該鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口を支持点として、
鉛筆を上下方向に移動調節する為の大きな縦方向間隙が
あるので、該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口
の横幅は、8.2mm位にしなくても鉛筆の挿入に支障は
ない。本実施例においては、該カッターユニットの鉛筆
挿入孔の鉛筆入口の横幅をそのまま8.05mmにしても
鉛筆の切削に支障はない。即ち、本発明の切削角可変カ
ッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口の横幅を、8.
0±0.1mmに設ける事も可能である。該カッターユニ
ットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口は、変形長円形になってい
るが、上記した実施例は、本発明の一実施例に過ぎず、
図示した形状に限定するものではない。該カッターユニ
ットの鉛筆挿入孔の鉛筆入口近辺の横幅J−J´も、
8.05mm位に限定するものではない。
【0020】図7は、本発明の切削角可変カッターユニ
ットの断面図であり、切削テーパー角40度位に鉛筆を
切削している状態を示す。鉛筆はネジ、カム、バネ、ダ
イヤル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛筆案内口や、
例えば回動支持孔6又は回動支持軸7を軸として回動し
うる切削角可変カッターユニット1〜1dにより相対位
置可変の鉛筆案内口等、各種の鉛筆挿入角調節手段によ
り、40度位から18度位までの任意の角度で保持され
うるのであるが、その図示は省略する。1cはカッター
ユニット本体、2cは鉛筆切削刃、3cは鉛筆挿入孔の
鉛筆入口、5cは該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛
筆芯先出口、9は切削テーパー角40度位に保持されて
切削されている鉛筆を示す。
【0021】図8は、本発明の切削角可変カッターユニ
ットの断面図であり、切削テーパー角18度位に鉛筆を
切削している状態を示す。鉛筆はネジ、カム、バネ、ダ
イヤル、梃子、相対位置の異なる複数の鉛筆案内口や、
カッターユニット1〜1dにより相対位置可変の鉛筆案
内口等、各種の鉛筆挿入角調節手段により、40度位か
ら18度位までの任意の角度で保持されているのである
が、その図示は省略する。1dはカッターユニット本
体、2dは鉛筆切削刃、3dは鉛筆挿入孔の鉛筆入口、
5dは該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出
口、9aは切削テーパー角18度位に保持されて切削さ
れている鉛筆を示す。
【0022】
【発明の効果】上述のように理論化し合理化した本発明
の切削角可変カッターユニットは、該鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口部の口径のエッジ部を始めからプラスチック射
出金型で肉厚に1.9mmに製造する従来の製造方法と比
べ、プラスチック射出金型の制作費や生産維持費等が低
く、それ故より一層低コストで製造でき、そのプラスチ
ック製のカッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口
の耐圧耐摩耗性能を新製造方法で合理化し増強して、直
径約7.9mmの普通筆記用鉛筆の切削テーパー角を40
度位から18度位まで、広範囲に亘り十分な耐用時間を
保持して調節する事ができ、切削角可変カッターユニッ
トの鉛筆挿入孔内における、挿入鉛筆の軸芯線の安定性
を増強して、鉛筆片削りを大幅に低減できるので、商品
価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の平面透視図である。
【図2】本発明の第一実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆入口正
面図である。
【図3】本発明の第二実施例の平面透視図である。
【図4】本発明の第二実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆入口正
面図である。
【図5】本発明の第三実施例の平面透視図である。
【図6】本発明の第三実施例の鉛筆挿入孔の鉛筆入口正
面図である。
【図7】本発明の切削角可変カッターユニットの断面図
であり、切削テーパー角40度位に鉛筆を切削している
状態を示す。
【図8】本発明の切削角可変カッターユニットの断面図
であり、切削テーパー角18度位に鉛筆を切削している
状態を示す。
【符号の説明】 1、1a、1b、1c、1d カッターユニット本体 2、2a、2b、2c、2d 鉛筆切削刃 3、3a、3b、3c、3d カッターユニットの鉛筆
挿入孔の鉛筆入口 5、5a、5b カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆
芯先出口 6 カッターユニットの回動支持孔 7 カッターユニットの回動支持軸 9 図7の切削テーパー角40度位に切削されている鉛
筆 9a 図8の切削テーパー角18度位に切削されている
鉛筆 J−J´ 本発明の切削角可変カッターユニットの鉛筆
挿入孔の鉛筆入口近辺の、横幅
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛筆挿入孔を有する本体に一枚の平板状
    の切削刃を設けてなるスーパーシャープナーにおいて、
    該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆芯先出口の口径
    を1.6±0.2mmに設け、該カッターユニットの鉛
    筆挿入孔の鉛筆挿入口近辺の横幅J−J’、又は該鉛筆
    挿入孔の鉛筆挿入口の横輻を8.0±0.1mmに設け
    た事を特徴とするスーパーシャープナーのカッターユニ
    ット。
  2. 【請求項2】該カッターユニットに、回動支持軸、又は
    回動支持孔を設けてなる特許請求の範囲第1項記載のス
    ーパーシャープナーのカッターユニット。
  3. 【請求項3】該カッターユニットの鉛筆挿入孔の鉛筆挿
    入方向側の一部だけが円錐孔で構成され、その他の部分
    は非円錐孔で連結構成されてなる特許請求の範囲第1項
    記載のスーパーシャープナーのカッターユニット。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102423031B1 (ko) * 2021-05-26 2022-07-19 오재영 버어 제거툴

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03164300A (ja) * 1989-11-24 1991-07-16 Noriyuki Hayashi 切削角可変鉛筆削り

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