JPH06218731A - プラスチックを粉砕、特に粉末化する方法および装置 - Google Patents

プラスチックを粉砕、特に粉末化する方法および装置

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JPH06218731A
JPH06218731A JP5343312A JP34331293A JPH06218731A JP H06218731 A JPH06218731 A JP H06218731A JP 5343312 A JP5343312 A JP 5343312A JP 34331293 A JP34331293 A JP 34331293A JP H06218731 A JPH06218731 A JP H06218731A
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roller
gap
roller gap
section
rollers
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JP5343312A
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Joachim Dr Wagner
ヨアヒム・ヴアーグナー
Werner Dr Rasshofer
ヴエルナー・ラスホフアー
Karl Peltzer
カール・ペルツアー
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチックまたはプラスチック含有の材
料、組成物もしくは混合物を粉砕、特に粉末化する方法
および装置。 【構成】 プラスチック部品は材料を再利用すべく特に
経済的に粉砕することができ、2個のローラ(1、2)
によりローラ間隙部(3)を形成する装置に材料を供給
し、前記ローラ間隙部は異なる間隙幅の少なくとも2つ
のローラ間隙セクション(7もしくは8、9)を備え、
これらローラ(1、2)を異なる周速で操作し、最小間
隙幅を有するローラ間隙セクション(7もしくは8)に
て0.001〜100 000sec-1の剪断速度を維
持し、粉砕すべきプラスチック材料を先ず最初に最大間
隙幅のローラ間隙セクション(9)に供給し、次いでそ
こを通過した後に(次の)小さい間隙幅のローラ間隙セ
クション(7もしくは8)に供給し、さらに0.005
g/cm3 の最小密度を有する粉砕材料まで処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックまたはプ
ラスチック含有の材料、組成物もしくは混合物(Gemisc
h bzw.Gemenge )を2個の固定支持されたローラ間隙部
を形成するローラの間で粉砕、特に粉末化する方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックをリサイクルするための方
法は全て粉砕工程を伴う。粉砕工程のコストはその方法
の重要な経済的因子であり、したがって消費されたプラ
スチックの経済上所望される再利用を一般に行いうるか
どうかを決定する。一般にローラ間隙部にて材料を粉砕
することは公知である。この場合、円筒状ローラの間に
1個のみのローラ間隙部を存在させてミル装置として作
用させる。カスケード型の多くのローラ装置は極めてコ
スト高であり、多量の粉砕物を同時にローラに供給する
ことができない。何故なら、過剰の粉砕物が直ちにロー
ラの側部から溢れ出すからである。公知の手段は比較的
長い粉砕過程を必要とし、コスト高の装置となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、粉砕
過程をコスト上有利かつ迅速に行いうるような冒頭記載
の目的を有する方法および装置を見出だすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば(a)異なる間隙幅の少なくとも2つのローラ間隙
セクションを有するローラ間隙部を用い、(b)ローラ
を異なる周速で操作し、(c)最小間隙幅を有するロー
ラ間隙セクションにて0.0001〜100 000s
ec-1の剪断速度を維持し、(d)粉砕すべき材料を先
ず最初に最大間隙幅のローラ間隙セクションに供給する
と共に、そこを通過した後に(次の)小さい間隙幅のロ
ーラ間隙セクションに供給し、(e)0.005g/c
3 の最小密度の粉砕材料まで処理することによって解
決される。
【0005】この方法によれば、プラスチックまたはプ
ラスチック含有の材料、混合体もしくは混合物からなる
物体をコスト上有利かつ迅速に粉砕、特に粉末すること
ができる。異なる間隙幅の少なくとも2つのセクション
を有するローラ間隙部を用いることにより、この方法を
実施するのに必要な装置の場所要求を最小限まで減少さ
せることができ、個々の粉砕工程間の輸送路を小さく保
つことができる。異なる周速を有するローラの操作は、
材料の圧潰だけでなく破砕作用をも行う。この新規な方
法はしたがって低い密度を有する弾性材料にも適してい
る。最小間隙幅を有するローラ間隙部における既知範囲
の剪断速度による操作は、この作用を最適化する。粗大
過ぎる粉砕物品を個々の粉砕工程間で或いは最後の粉砕
工程を通過した後に篩分もしくは精選することは必要に
応じ省略できる。ローラは同方向または反対方向に回転
することができる。順次に細かくなる粉砕物品につき粉
砕過程の際のローラ間隙部の後調整は必要でない。かく
して装置は実質的に安価となる。好ましくは、最小幅を
有するローラ間隙部のセクションにて100〜20 0
00sec-1、好ましくは1 000〜10 000s
ec-1の剪断勾配(外1)が維持される。
【外1】
【0006】この範囲における剪断勾配は粉砕に好適で
ある。この方法の他の好適具体例によれば、ローラは−
20〜200℃、好ましくは0〜100℃、特に好まし
くは10〜80℃にて操作される。ローラの対応する温
度は、粉砕すべく使用した材料に調和して粉砕作用を促
進する。粉砕すべきプラスチックとしては、好ましくは
化学的および/または物理的に架橋したポリウレタン、
ポリ尿素もしくはポリウレタン尿素または他の材料とこ
れら物理的に架橋したポリウレタン、ポリ尿素もしくは
ポリウレタン尿素との混合物もしくは複合部材が挙げら
れる。ABSおよび他のプラスチックとのABS配合
物、PVCおよび他のプラスチックとのPVC配合物、
SMA、ポリアミドもしくは他の熱可塑性プラスチック
とのポリアミド配合物、ポリオレフィンもしくは他の熱
可塑性プラスチックとのポリオレフィン配合物、特に好
ましくはポリプロピレン樹脂もしくはポリスチレン樹脂
も適している。架橋したゴムも使用することができる。
【0007】上記プラスチックはさらに改質することも
できる。これらは連続もしくは分離した構造における繊
維状、平面状または他の種類の慣用の無機もしくは有機
充填剤または強化材を有することもできる。これらは機
械的性質、表面特性または老化特性を向上させるための
慣用の加工助剤もしくは加工剤を含むこともできる。上
記プラスチックはさらにラッカー仕上げしたり、或いは
無電流もしくは電解による金属化もしくは鍍金、表面エ
ッチング、プラズマ処理などによって表面改質を行うこ
ともできる。熱可塑性もしくは熱硬化性ポリウレタン、
ポリウレタン尿素もしくはポリ尿素、たとえばクンスト
ストッフ・ハンドブーフ、第7巻、「ポリウレタン」、
カール・ハンサー・フェアラーク出版、ミュンヘン/ウ
イーン、第1版(1966)および第2版(1983)
に記載されたものが特に好適である。
【0008】この種のポリウレタン、ポリウレタン尿素
もしくはポリ尿素は0.005g/cm3 、より大きい
密度を有し、たとえばショックアブソーバの製作、天
井、保護備品、トランクルーム外装、ドア内部被覆、ヘ
ッドレスト、座席、計器盤、コンソール、エネルギー吸
収フォームなどに使用される。場合により、これら熱可
塑性もしくは熱硬化性ポリウレタン、ポリウレタン尿素
もしくはポリ尿素とたとえば結合体の製作に使用される
ような材料との結合体もしくは混合物が特に好適であ
り、これらの材料はたとえばガラスマット、布地、プラ
スチックフィルム、フォームフィルム、木材またはデュ
ロマー結合セルロース材料とすることができる。
【0009】作成された粉末は種々のリサイクル技術の
ための次のような出発物質として適している:−熱可塑
性プラスチックは粉末型にて慣用の熱可塑性プラスチッ
ク加工に供給することができ、その際比較的簡単に加工
して配合することができる。−ポリウレタンはこの粉末
型にてたとえばグリコリシス、アルコリシス、アミノリ
シスおよび加水分解のような化学分解法にて有利に使用
することができる。押出成形および射出成形加工につい
ても粉末型が有利である。これは特にラッカー仕上げさ
れた出発物質に言える。PUR−配合物にマトリックス
類似およびマトリックス同類の充填剤として使用するに
は、できるだけ微細な分布における粉末型が高度の性質
レベルおよび良好な表面形状につき必要な前提となる。
このように作成されたポリマー粉末は熱処理法に好適に
使用することができる。
【0010】この方法を実施するための新規な装置は、
一緒になってローラ間隙部を形成する2個のローラから
出発する。新規性は、ローラ間隙部が異なる間隙幅の少
なくとも2つのローラ間隙セクションを有し、最大間隙
幅を有するローラ間隙セクションには入口側に材料供給
ステーションを付設すると共に、その出口側を材料循環
路を備えた(次の)小さい間隙幅を有するローラ間隙セ
クションの入口側と接続し、隣接するローラ間隙セクシ
ョンを壁部により互いに仕切る点に見ることができる。
このようにして装置は極めて小型となり、2個のローラ
で間に合う。これにより操作問題も簡単化され、しかも
順次に微細となる粉砕物にて粉砕過程の際のローラの後
調整も必要でなくなる。
【0011】好ましくは、異なる間隙幅のセクションは
異なる直径の対応セクションを有するローラによって形
成され、これらセクションの直径差は0.01〜10m
m、好ましくは0.05〜1mm、特に好ましくは0.
1〜0.5mmである。ローラの個々の直径は、粉砕過
程ができるだけ大きい処理量にてできるだけ微細な生産
物で行ないうるよう寸法決定される。大きいローラ直径
を有するローラセクションの全長は一般に、次に微細な
直径を有するローラ範囲の全長よりも大である。正確な
長さ関係は、異なる間隙幅のセクションが同一の材料処
理を可能にするよう調和される。間隙セクション内で粉
砕された物品は、精選もしくは篩分なしにコンベア装置
を介し次の間隙セクションまで輸送して、そこで一層微
細に粉砕することができる。コンベア装置としては、特
にバケットコンベアまたはスクレーパコンベアが適して
いる。
【0012】装置の特定具体例によれば、一方のローラ
は異なる直径の2〜10個、好ましくは2〜5個、特に
好ましくは2〜4個のセクションを有する。好ましく
は、異なる直径を有するローラをその長さにわたり対称
的に構成し、最小直径のセクションを中心に配置すると
共に最大直径のセクションをその端部に配置する。この
ようにしてローラの対称的要求が達成される。両ローラ
は異なる直径のセクションを有して所望の異なる間隙幅
を達成しうることも了解されよう。この種の構成が無駄
であることは勿論である。好ましくはローラの表面は
0.01〜0.1mmの範囲、好ましくは0.05mm
までのDIN 4762および4768にしたがう平均
頂底深さの構造を有する。
【0013】この代案としてローラの表面を平滑とし、
すなわち表面は0.01mm未満の平均頂底深さを有す
る。ローラの表面特性の選択は、特にローラ間隙部への
材料の導入および粉砕作用に関し重要である。個々のロ
ーラセクションは異なる表面特性を有しうることが了解
されよう。さらに調温可能なローラも有利である。この
新規な装置またはこれにより作成される粉砕物品は多数
の利点を与える。
【0014】著しく異なる密度を持った任意のプラスチ
ックを共通に処理することができ、低密度の粉砕された
極めて軟質のプラスチックも熱可塑性プラスチックと熱
硬化性プラスチックもしくは加工原料との任意の混合物
および脆性かつ弾性もしくは軟質弾性の材料からなる任
意の混合物と同様に加工することができる。特に熱可塑
性プラスチックと熱硬化性プラスチックとの混合物を射
出成形で加工しうることが特に有利であり、従来は粗大
な熱硬化性プラスチックの割合のため射出することがで
きず或いは良好な性質を有することができなかった。何
故なら、デューロマー粒子はその極めて小さい寸法およ
び良好な分布のため熱可塑性プラスチックマトリックス
中へ極めて良好に結合されるからである。新規な装置は
特に微細な粉末を作成することができる。新規な装置の
構造は簡単かつコスト上有利であって、粉砕過程が効果
的である。
【0015】新規な方法は経済的であって、粉末もしく
は顆粒から出発する多くのリサイクルもしくは再加処理
段も経済的に明かに有意義となる。。すなわち全ゆるプ
ラスチックを粉砕することができ;それぞれ任意の組合
せにおけるプラスチックを共通に粉砕することができ;
全ゆるプラスチックをエネルギー固定もしくは部分的に
のみエネルギー固定した結合体の形態で共通に粉砕する
ことができ;全ゆるプラスチックを混合物の形態で共通
に粉砕することができ;プラスチックを任意の非プラス
チック物質(たとえば木材、ガラス、セラミックもしく
は金属)との混合物もしくは結合体の形態で共通に粉砕
することができる。粉砕すべき部品の寸法に応じ、材料
をローラ間隙部により捕獲しうるよう予備粉砕を必要と
することもある。以下、添付図面を参照して、新規な装
置につき実施例により一層詳細に説明する。
【0016】
【実施例】装置は2個のローラ1、2からなり、これら
ローラはそれらの間にローラ間隙部3を形成すると共に
異なる周速にてモータ(図示せず)によりギヤ(図示せ
ず)を介し駆動することができる。ローラ1は600m
mの直径を有し、ローラ2は2個の対称配置された60
0mmの直径の外側セクション(すなわちローラ1のセ
クションに対応)を有し、中間セクション6は599.
5mmの直径を有する。ローラ間隙部3はローラ2のセ
クション4、5、6に対応してローラ間隙セクション
7、8、9を備える。ローラ間隙セクション7、8は2
00μmの間隙幅を有し、ローラ間隙セクション9は7
00μmの間隙幅を有する。ローラ間隙セクション9の
上方には、材料供給ステーションとして供給漏斗10
(図2)を配置する。壁部11はローラ間隙セクション
7、8に対しローラ間隙セクション9を仕切る。ローラ
間隙セクション9の下にはセルホイール充填弁(Zellra
dschleuse )13を有する捕獲漏斗12を配置する。こ
のセルホイール充填弁13の下には、対称配置された
(詳細には図示せず)機械コンベアとして形成した材料
循環路14、15を上方向に設け、ローラ間隙セクショ
ン7、8の上方に配置された供給漏斗16、17に開口
させる(図2)。壁部18、19はローラ間隙セクショ
ン7、8を側部に対し区切る。ローラ間隙セクション
7、8の下には粉砕物品のための捕獲・排出システム2
0が配置される。
【0017】ローラ2のローラセクション4および5の
直径はローラ1の直径と一致させる必要がないことは説
明なしにも了解されよう。ローラ1はより大きい或いは
小さい直径を有して、同一回転数にて異なる周速を達成
することもできる。さらに、異なるローラ直径を有する
この種の装置の操作は異なる回転数によっても可能であ
る。この場合、間隙セクションに充分な剪断勾配を生ぜ
しめることが重要である。以下、本発明の実施態様を要
約すれば次の通りである:
【0018】1. プラスチックまたはプラスチック含
有の材料、組成物もしくは混合物を2個の固定支持され
たローラ間隙部(3)を形成するローラ(1、2)の間
で粉砕、特に粉末化する方法において、(a)異なる間
隙幅の少なくとも2つのローラ間隙セクション(7もし
くは8、9)を有するローラ間隙部(3)を用い、
(b)ローラ(1、2)を異なる周速で操作し、(c)
最小間隙幅を有するローラ間隙セクション(7もしくは
8)にて0.0001〜100 000sec-1の剪断
速度を維持し、(d)粉砕すべき材料を先ず最初に最大
間隙幅のローラ間隙セクション(9)に供給すると共
に、そこを通過した後に(次の)小さい間隙幅のローラ
間隙セクション(7もしくは8)に供給し、(e)0.
005g/cm3 の最小密度の粉砕材料まで処理するこ
とを特徴とする粉砕方法。
【0019】2. 最小幅を有するローラセクション
(7もしくは8)にて100〜20 000sec-1
好ましくは1000〜10 000sec-1の剪断勾配
を維持することを特徴とする上記第1項に記載の方法。 3. ローラ(1、2)を−20〜200℃、好ましく
は0〜100℃、特に好ましくは10〜80℃にて操作
することを特徴とする上記第1項または第2項に記載の
方法。 4. 粉砕すべきプラスチックとして、化学的および/
または物理的に架橋したポリウレタン、ポリ尿素もしく
はポリウレタン尿素または他の材料とこれら物理的に架
橋したポリウタレン、ポリ尿素もしくはポリウレタン尿
素との混合物もしくは複合部材を用いることを特徴とす
る上記第1〜3項のいずれか一項に記載の方法。
【0020】5. 一緒になってローラ間隙部(3)を
形成する2個のローラ(1、2)からなる前記方法を実
施する装置において、ローラ間隙部(3)が異なる間隙
幅の少なくとも2つのローラ間隙セクション(7もしく
は8、9)を備え、最大間隙幅を有するローラ間隙セク
ション(9)には入口側に材料供給ステーション(1
0)を指向させると共に、その出口側を材料循環路(1
4、15)を備えた(次の)小さい間隙幅のローラ間隙
セクション(7もしくは8)の入口側と接続し、隣接し
たローラ間隙セクション(7もしくは8、9)を壁部
(11)によって互い仕切ったことを特徴とする前記方
法を実施する装置。
【0021】6. 異なる間隙幅のローラ間隙セクショ
ン(7もしくは8、9)が異なる直径の対応セクション
(4、5、6)を有するローラ(2)によって形成さ
れ、これらセクション(4もしくは5、6)の直径差が
0.01〜10mm、好ましくは0.05〜1mm、特
に好ましくは0.1〜0.5mmであることを特徴とす
る上記第5項に記載の装置。 7. ローラ(2)が異なる直径の2〜10個、好まし
くは2〜5個、特に好ましくは2〜4個のセクション
(7もしくは8、9)を備えることを上記第6項に記載
の装置。 8. 異なる直径を有するローラ(2)がその長さにわ
たり対称的に構成され、最小直径のセクション(6)を
その中心に配置すると共に、最大直径のセクション
(4、5)をその端部に配置したことを特徴とする上記
第5、6または7項に記載の装置。 9. ローラ(1、2)の表面が、0.01〜0.1mmの
範囲、好ましくは0.05mmまでのDIN 4762お
よび4768にしたがう平均頂底深さの表面構造を有す
ることを特徴とする上記第5〜8項のいずれか一項に記
載の装置。 10. ローラ(1、2)の表面が平滑であり、すなわ
ち0.01mm未満の平均頂底深さを有することを特徴
とする上記第5〜8項のいずれか一項に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平面図。
【図2】 側面図。
【符号の説明】
1,2 ローラ 3 ローラ間隙部 4、5、6 ローラセクション 7、8、9 ローラ間隙セクション
フロントページの続き (72)発明者 カール・ペルツアー ドイツ連邦共和国デイー42799 ライヒリ ンゲン、メツツホルツ 54

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックまたはプラスチック含有の
    材料、組成物もしくは混合物を2個の固定支持されたロ
    ーラ間隙部(3)を形成するローラ(1、2)の間で粉
    砕、特に粉末化する方法において、(a)異なる間隙幅
    の少なくとも2つのローラ間隙セクション(7もしくは
    8、9)を有するローラ間隙部(3)を用い、(b)ロ
    ーラ(1、2)を異なる周速で操作し、(c)最小間隙
    幅を有するローラ間隙−セクション(7もしくは8)に
    て0.0001〜100 000sec-1の剪断速度を
    維持し、(d)粉砕すべき材料を先ず最初に最大間隙幅
    のローラ間隙セクション(9)に供給すると共に、そこ
    を通過した後に(次の)小さい間隙幅のローラ間隙セク
    ション(7もしくは8)に供給し、(e)0.005g
    /cm3 の最小密度の粉砕材料まで処理することを特徴
    とする粉砕方法。
  2. 【請求項2】 一緒になってローラ間隙部(3)を形成
    する2個のローラ(1、2)からなる前記方法を実施す
    る装置において、ローラ間隙部(3)が異なる間隙幅の
    少なくとも2つのローラ間隙セクション(7もしくは
    8、9)を備え、最大間隙幅を有するローラ間隙セクシ
    ョン(9)には入口側に材料供給ステーション(10)
    を指向させると共に、その出口側を材料循環路(14、
    15)を備えた(次の)小さい間隙幅のローラ間隙セク
    ション(7もしくは8)の入口側と接続し、隣接したロ
    ーラ間隙セクション(7もしくは8、9)を壁部(1
    1)によって互い仕切ったことを特徴とする前記方法を
    実施する装置。
JP5343312A 1992-12-21 1993-12-17 プラスチックを粉砕、特に粉末化する方法および装置 Pending JPH06218731A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4243282.0 1992-12-21
DE4243282A DE4243282A1 (de) 1992-12-21 1992-12-21 Verfahren und Vorrichtung zum Zerkleinern, insbesondere zum Pulverisieren, von Kunststoffen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218731A true JPH06218731A (ja) 1994-08-09

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