JPH06217895A - 足洗浄装置 - Google Patents

足洗浄装置

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JPH06217895A
JPH06217895A JP931293A JP931293A JPH06217895A JP H06217895 A JPH06217895 A JP H06217895A JP 931293 A JP931293 A JP 931293A JP 931293 A JP931293 A JP 931293A JP H06217895 A JPH06217895 A JP H06217895A
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JP
Japan
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water supply
water
cleaning
foot
massage table
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Application number
JP931293A
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English (en)
Inventor
Mikio Yoshihara
原 幹 夫 吉
Masashi Kai
斐 正 史 甲
Masami Inada
田 雅 巳 稲
Tomio Oguma
熊 富 雄 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、浴槽部に温水をいれた後で
も、足を濡らさずにマッサージすることのできる足洗浄
装置を提供することである。 【構成】足洗浄装置1の装置本体2の上面に乾式マッサ
ージ台3を配設し、この乾式マッサージ台3の上に洗浄
浴槽4を脱着可能に配設した。洗浄浴槽4は乾式マッサ
ージ台3とともに、モータ41によって振動する。ま
た、洗浄浴槽4には、温水タンク13より給水パイプ1
1を経て洗浄水が給水されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足洗浄装置に関するもの
であり、足の洗浄とマッサージあるいは乾燥を行うこと
のできる足洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、容器に温水を入れて足を温められ
る足浴器が市場に出ている。例えば、ロフテー株式会社
製の足浴器では、温水を溜める浴槽部と、この浴槽部が
設置される振動部より構成されており、浴槽部に温水を
入れてスイッチをオンすると振動部がモータによって振
動して浴槽部を振動させ、浴槽部に入れられた足をマッ
サージして温めるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した足浴
器は、浴槽部に一度温水を入れてしまうと、浴槽部から
温水を空けて浴槽部を拭かなければ、次の人が足を濡ら
さずにマッサージすることができなないなどの問題があ
った。
【0004】本発明は上記した問題点に鑑みて発明され
たものである。以下、各請求項についてその目的を述べ
る。
【0005】請求項1記載の発明の目的は、浴槽部に温
水を入れた状態でのマッサージと浴槽部を外した状態で
のマッサージを両方行える足洗浄装置を提供することで
ある。
【0006】請求項2記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、乾式マッサージ台と洗浄浴槽とを合
わせた厚みを小さくして、装置全体を小型化することで
ある。
【0007】請求項3記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、1つのモータで水平方向の振動と上
下方向の振動を起こして足をマッサージできるようにす
ることである。
【0008】請求項4記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、乾式マッサージ台あるいは洗浄浴槽
に足を載置した場合に、足洗浄装置の重心が足洗浄装置
の中心部に近づいて安定するようにすることである。
【0009】請求項5記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、洗浄浴槽内の水位を自由に調節でき
るようにすることである。
【0010】請求項6記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、洗剤を用いて足を洗浄できる足洗浄
装置を提供することである。
【0011】請求項7記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、足に冷風を送れるようにするととも
に、冷風を起こすときに第1熱交換面より発熱される排
熱を利用して温水タンク内の洗浄水を温めるようにする
ことである。
【0012】
【発明の構成】
【0013】
【課題を解決するための手段】請求1記載の発明は、装
置本体と、該装置本体に配設される乾式マッサージ台
と、該乾式マッサージ台を振動させる振動手段と、前記
乾式マッサージ台上に脱着可能に配設され前記乾式マッ
サージ台とともに振動する洗浄浴槽と、水道水圧源と連
通する給水管と、該給水管に連結される温水タンクと、
該温水タンクに一端を連結され他端を前記洗浄浴槽に開
口する給水路と、前記給水管あるいは前記給水路に配設
される給水バルブと、前記洗浄浴槽に一端を開口し他端
が下水に連通する排水路と、該排水路に配設される排水
バルブと、前記振動手段と前記給水バルブと前記排水バ
ルブの作動を制御する制御手段と、該制御手段への指示
を出力する操作部を備えたことを特徴とする足洗浄装置
である。
【0014】請求項2記載の発明は、前記乾式マッサー
ジ台の上面には複数の突起部が形成されるとともに、前
記洗浄浴槽の床面には複数の凸部が形成され、前記凸部
の裏面には凹部が形成されて前記突起部と係合している
ことを特徴とする請求項1記載の足洗浄装置である。
【0015】請求項3記載の発明は、前記振動手段は、
前記乾式マッサージ台に固定されるモータブラケット
と、該モータブラケットに配設されるモータと、該モー
タの回転軸に偏心的に配設される偏心重量部を有し、前
記モータの回動軸は前記乾式マッサージ台の中心から外
れて位置していることを特徴とする請求項1記載の足洗
浄装置である。
【0016】請求項4記載の発明は、前記温水タンクは
前記洗浄浴槽の下方に位置する底部と、該底部より起立
して前記乾式マッサージ台及び前記洗浄浴槽の前方に延
在する起立部より構成されていることを特徴とする請求
項1記載の足洗浄装置である。
【0017】請求項5記載の発明は、前記操作部には、
少なくとも洗浄指令部と加水指令部が設けられ、前記制
御手段は前記洗浄指令部からのオン信号を受けると所定
時間だけ前記給水バルブを開弁させ、前記加水指令部か
らのオン信号を受けると前記加水指令部からのオフ信号
を受けるまで前記給水バルブを開弁し続けることを特徴
とする請求項1記載の足洗浄装置である。
【0018】請求項6記載の発明は、前記足洗浄装置は
洗剤供給手段を備え、該洗剤供給手段は、洗剤タンク
と、一端を該洗剤タンクに接続され他端を前記洗浄容器
に向けて開口する洗剤路と、該洗剤路に配設される洗剤
バルブを有する洗剤供給手段を有することを特徴とする
請求項1記載の足洗浄装置である。
【0019】請求項7記載の発明は、前記装置本体には
送風手段が配設がされ、該送風手段は、前記洗浄浴槽に
向けて一端を開口するダクトと、第1熱交換面と第2熱
交換面を有する熱電変換素子と、前記ダクトに配設され
るファンと、前記給水管内の水道水と前記第1熱交換面
との熱交換を行う第1熱交換手段と、前記第2熱交換面
と前記ダクト内の大気流と熱交換を行う第2熱交換手段
とを有していることを特徴とする請求項1記載の足洗浄
装置である。
【0020】
【作用及び効果】請求項1記載の発明によれば、乾式マ
ッサージ台の上に洗浄浴槽が配設されており、振動手段
によって乾式マッサージ台と洗浄浴槽の両方が振動する
ため、洗浄浴槽を外した状態でもマッサージを行うこと
ができる。また、給水バルブが開弁すると洗浄浴槽内に
温水が供給されるため、使用者が温水を運ぶ必要がな
く、運搬途中で温水を零したりする不具合が解消され
る。
【0021】請求項2記載の発明によれば、乾式マッサ
ージ台と洗浄浴槽にそれぞれ突起部及び凸部が設けられ
ており、この突起部と凸部の裏面に形成される凹部が係
合することによって、乾式マッサージ台上に洗浄浴槽が
配設される。突起部と凸部はどちらも足の裏を心地よく
マッサージするとともに、この突起部と凸部の裏面の凹
部との凹凸を利用して乾式マッサージ台と洗浄浴槽とが
係合されるため、洗浄浴槽の厚みが無駄なく利用される
とともに、洗浄浴槽に脱着のための部材を別に形成した
り取りつけたりする必要がない。また、この凸部によっ
て洗浄浴槽の強度を向上させることも可能となる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、モータの回
転軸に取付けられた偏心重量部は、回転によってその重
心を水平方向に回転させる。これによって、モータやモ
ータブラケットが水平方向に振動し、モータブラケット
の配設された乾燥マッサージ台及び洗浄浴槽も水平方向
に振動される。また、モータの回転軸は乾燥マッサージ
台の重心より外れて位置しているため、モータの回転に
よって起こる水平振動は、乾燥マッサージ台に上下方向
の振動を引き起こす。こうして、1つのモータで水平方
向と上下方向の2つの振動を同時に起こすことができ
る。また、2つの振動を起こすのに1つのモータででき
るため、装置を小型化できるとともに、コストを下げる
ことが可能となる。
【0023】請求項4記載の発明のよれば、温水タンク
が底部と底部より上方に延びる起立部より構成されてお
り、起立部が洗浄浴槽の前方に配設されているため、温
水タンク自身の重心は前方に傾いている。足を乾式マッ
サージ台あるいは洗浄浴槽に載置すると、足のかかとは
装置の後方側に荷重をかけるが、温水タンクの重心が前
方にあるために、装置全体としての重心は中心に近づ
く。従って、装置が安定するとともに、洗浄浴槽に水が
入った状態でひっくり返るような不具合が起きない。
【0024】請求項5記載の発明によれば、制御手段が
操作部の加水指令部からのオン信号を受けると、加水指
令部からのオフ信号を受けるまで給水バルブを開弁し続
けるため、好みの水位になったら加水指令部からオフ信
号を出力させることで、好みの水位に調節することがで
きる。
【0025】請求項6記載の発明によれば、装置本体に
洗剤タンクが配設されており、洗剤弁が開くと洗浄浴槽
に洗剤液が注入される。従って、洗剤を用いて足を洗浄
することが可能となる。
【0026】請求項7記載の発明によれば、給水管内の
水は熱電変換素子の第1熱交換面と熱交換を行った後、
温水タンクへと送られる。ダクトより冷風が排出されて
いるときは、熱電変換素子の第1熱交換面が発熱面、第
2熱交換面は吸熱面として作用しているときであり、給
水管内の水は発熱面である第1熱交換面と熱交換して温
められてから温水タンクへ送られる。こうして第1熱交
換面の熱が温水タンクへと送られ、排熱を活用して温水
タンク内の水を温めることが可能となる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図12に基づいて
説明する。本実施例の足洗浄装置1は、モータの振動に
よるマッサージ機能と、洗浄水と洗剤液による足洗浄機
能と、足の乾燥・暖め・冷やしなどを行う送風(乾燥)
機能の3つの大きな機能を有するものである。
【0028】図1に示すように、足洗浄装置1は箱型を
なし、後端面には後述する給水管10と排水管17が突
出している。足洗浄装置1の外観は、図2に示すように
断面L字型の装置本体2と、装置本体2の上面に固定さ
れている乾式マッサージ台3と、乾式マッサージ台3の
上方に脱着可能に配設される桶型の洗浄浴槽4と、洗浄
浴槽4の上面に脱着可能に配設されるカバー5より構成
される。カバー5は足洗浄装置1を埃がかかるのを防ぐ
ために洗浄浴槽4を覆うもので、足洗浄装置1の使用時
には取り外して用いられる。また装置本体2内には、本
装置の各機能部が収納されており、下面にはゴムキャッ
プの配設される脚部6が突出している。
【0029】脚部6は装置本体2の後方(図2にて左
側)より下方に向かって延在する支持部7とともに、装
置本体2を支えている。
【0030】次に、足洗浄装置1のマッサージ機能につ
いて説明する。装置本体2と乾式マッサージ台3には、
互いに対向して突出するボス20、30(図6)が形成
されており、ボス20とボス30が円筒状のゴム部材1
9を介してネジ21、31で接続されることによって、
装置本体2に乾式マッサージ台3が接続されるようにな
っている。乾式マッサージ台3は、このようにゴム部材
19を介して接続されるため、装置本体2とは別に振動
できるようになっている。
【0031】また、装置本体2と乾式マッサージ台3に
は、ボス20、30に隣接して、やはり互いに対向して
突出する遊嵌部22、32(図7)が形成されている。
遊嵌部32は下方に突出する凸部33が形成されてお
り、遊嵌部22に形成された凹部23に遊嵌されるよう
になっている。遊嵌部32、22は、乾式マッサージ台
3の振動時において、水平方向の振動を所定範囲に制限
するとともに、ボス20とボス30の間に配設されたゴ
ム部材19が激しく撓むのを防ぎ、ゴム部材19の耐久
性を高める作用をなす。また、遊嵌部22の凹部23に
は防音ゴム24が配設され、遊嵌部32の凸部33の周
辺にはリング状の防音ゴム34が配設されている。防音
ゴム24は凸部33が凹部23に接触するときの振動音
を、防音ゴム34は凹部23の先端部が遊嵌部32に接
触するときの振動音を、それぞれ小さくするために配設
されているものである。
【0032】尚、装置本体2におけるボス20、遊嵌部
22の形成箇所は図3(乾式マッサージ台3を取り外し
て上方から装置全体を見たもの)に示す通りであり、そ
れぞれ4個ずつ形成されている。
【0033】次に、図4、図5に基づいて、乾式マッサ
ージ台3及び洗浄浴槽4の形状について説明する。乾式
マッサージ台3の上面には複数の突起部35(図5)が
形成され、特に乾式マッサージ台3において、足の裏の
“土踏まず”が置かれる位置には、幅広突起部36が形
成されている。また洗浄浴槽4の上面にも、突起部3
5、幅広突起部36と対向する位置に、複数の凸部25
aと幅広凸部26aが形成されている。凸部25aの裏
面には凹部25bが形成され、凹部25bと乾式マッサ
ージ台3の突起部35は係合するようになっている。ま
た、幅広凸部26aの裏面に形成される幅広凹部25b
は、乾式マッサージ台3の幅広突起部35と係合するよ
うになっている。こうして、洗浄浴槽4は係合によって
乾式マッサージ台3の上に脱着可能に配設される。これ
ら凸部25a、幅広凸部26aは、マッサージ時に足の
裏に心地好い刺激を与えるだけでなく、洗浄浴槽4に強
度を与えるといった効果を有する。また、この凸部25
a、幅広凸部26aを用いて乾式マッサージ台3に係合
させるため、新たに係合部材を形成したり取付けたりす
る必要がない。従って、洗浄浴槽4の厚みを必要最低限
に抑えることが可能となる。
【0034】乾式マッサージ台3の下面には、複数の取
付けボス37(図4)が形成されている。この取付けボ
ス37には、モータブラケット40がネジ止めされてい
る。
【0035】モータブラケット40の下面には、マッサ
ージのための振動源であるモータ41が固定されてお
り、モータ41の回転軸42はモータブラケット40の
上面に突出している。回転軸42にはいちょう型のアン
バランスウエイト(偏心重量部)43が配設されてい
る。図3に示すように、アンバランスウエイト43は重
心から外れた位置に回転軸42が取付けられており、回
転軸42の回転によってその重心を水平方向に回転させ
る。従って、モータ41、モータブラケット40を介し
て乾式マッサージ台3を水平方向に振動させる。また、
図3から明らかなように、モータ41は乾式マッサージ
台3の重心Xから離れた位置に配設されている。従っ
て、乾式マッサージ台3はモータ41の振動によって、
上下方向にも振動するようになっている。
【0036】次に、足洗浄機能の構成について説明す
る。本実施例では、洗浄浴槽4に洗浄水をため、足を入
れて洗浄を行うようになっている。図8に洗浄水の水回
路を示す。このように、装置本体2の後方には水道水圧
源に連通する給水管10が突出しており、給水管10は
装置本体2内で給水パイプ10aの一端に接続されてお
り、給水パイプ10aの他端は後述する熱電変換素子6
2の上面側に形成される第1熱交換室64の給水口64
aに接続されている。第1熱交換室の排水口64bより
排水された洗浄水は、給水パイプ10bを通って三方弁
12に送水される。三方弁12には、給水パイプ10b
(三方弁12の給水路)、給水パイプ10c(三方弁1
2の第1排水路)及び給水パイプ10d(三方弁12の
第2排水路)の3つのパイプが接続されている。そし
て、給水パイプ10bより給水される洗浄水を、給水パ
イプ10cあるいは給水パイプ10dのどちらかに選択
的に送水するものである。給水パイプ10cに送水され
た場合には、洗浄水は温水タンク13に送られる。そし
て、温水タンク13より給水パイプ11を通って洗浄浴
槽4に洗浄水が供給されるようになっている。
【0037】洗浄浴槽4からの排水路について説明する
と、洗浄浴槽4の底面には2つの排水口16、16が形
成されている。排水口16、16には排水パイプ17a
が接続されており、排水口16、16より排水された洗
浄水は排水バルブ14、排水パイプ17c、マニホール
ド18、排水パイプ17dと通って、下水と連通する排
水管17へと送られる。洗浄浴槽4にはオーバーフロー
管15が形成されており、オーバーフロー管15に流出
した洗浄水は、排水パイプ17bを通ってマニホールド
18に送られ、マニホールド18で排水パイプ17cを
流れる洗浄水とともに、排水される。また、三方弁12
に一端を接続された給水パイプ10dは、他端を排水パ
イプ17cに接続され、やはり排水パイプ17cを流れ
る洗浄水とともに排水されるようになっている。
【0038】温水タンク13は、図4に示すように断面
L字型であり、洗浄浴槽4の下方に位置する底部13a
と、底部13aより起立して乾式マッサージ台3及び洗
浄浴槽4の前方に延在する起立部13bより構成されて
いる。底部13aには、複数の孔56aが穿設されたプ
レート56が配設されており、温水タンク13の給水口
13c(図3)より給水された洗浄水は、この孔56a
より温水タンク13の全体に広がるようになっている。
温水タンク13には、ヒータ44、温度センサー45
(図9)が配設されており、洗浄水は所望の温度に温め
られる。また、温水タンク13には空炊き防止のための
フロート弁46(図9)が配設されており、温水タンク
13内の洗浄水が所定の水位に達していないときは、ヒ
ータ44が作動しないようになっている。
【0039】温水タンク13の天井壁13dには、給水
パイプ11(図4)が配設されている。洗浄水は、給水
パイプ11より洗浄容器4内の隔壁47で区切られた受
け部48内にまず吐出される。受け部48には左右に2
つの溝部49(一方のみ図示)が形成されており、この
溝部49より洗浄浴槽4全体に流れていく。こうして、
洗浄水は直接使用者の足に当たることなく、徐々に洗浄
容器4の水位を高めていく。また、隔壁47は、吐出さ
れる洗浄水が飛沫するのを防ぐ働きもなす。
【0040】図9、図10に示すように、温水タンク1
3の上部には洗剤供給部50が配設されている。洗浄供
給部50は、温水タンク13より突出する取付けボス5
1に固定されるソレノイド52と、下端部にソレノイド
52の作用によって開閉する供給口53aを有する洗剤
タンク53と、一端を洗浄浴槽4に向けて開口し他端を
供給口53aと連通される洗剤パイプ54と、一端を大
気に連通させ他端を供給口53aと連通される大気連通
パイプ55より構成されている。ソレノイド52が弁部
52aを吸引すると、洗剤タンク53と洗剤パイプ5
4、大気連通パイプ55とが連通して、洗剤が洗浄容器
4内に滴下されるようになっている。
【0041】次に、送風(乾燥)機能について説明す
る。図4に示すように、温水タンク13の下部にはダク
ト60が配設されている。ダクト60の一端は、温水タ
ンク13の後側に沿って上方に延びて先端が二股に分か
れており、一方の分岐ダクト60a(図3、図9)は右
足に、他方の分岐ダクト60bは左足に大気流を送風す
るようになっている。また、ダクト60内には伝熱線に
よるヒータ69が配設され、ダクト60内を通る大気流
を温めて温風とすることができるようになっている。ダ
クト60の他端は装置本体2の中央部にまで延びてお
り、その先端にはシロッコファン61が配設されてい
る。
【0042】図5に示すように、温水タンク13と装置
本体2との間には、ダクト60内の大気流を冷風にする
熱電変換素子62が配設されている。熱電変換素子62
は、上面に第1熱交換面62aを、下面に第2熱交換面
62bを有し、通電される電流の向きによってどちらか
一方が発熱面、他方が吸熱面として作用する。本実施例
では、下面である第2熱交換面62bが吸熱面として作
用させるようになっている。第2熱交換面62bには、
フィン63が熱的に接触して配設されている。
【0043】フィン63は、ダクト60の大気流の平行
に配設されており、第2熱交換面62bと熱変換して吸
熱され、さらにダクト60内の大気流を冷やすようにな
っている。また、第1熱交換面62aの上方には第1熱
交換室64が形成され、水道水圧源より洗浄水は給水パ
イプ10a、孔65を通って供給されるようになってい
る。尚、第1熱交換面62aと熱交換した洗浄水は、図
8に示すように、第1熱交換室の排水口64bより給水
パイプ10b、三方弁12、給水パイプ10cを経て、
温水タンク13に送られるようになっている。
【0044】次に、操作パネル71について、図11に
基づいて説明する。本装置の操作パネル71は、装置本
体2とは別体のリモコン70に設けられている。リモコ
ン70には図示しない発光部が設けられており、この発
光部より操作パネル71に入力された信号が装置本体2
の図示しない受光部に向けて出力されるようになってい
る。また、受光部が受けた指示は装置本体2内の制御装
置90(図12)に送られ、この制御装置90が操作パ
ネルからの指示に従って、装置本体2内のバルブ、モー
タ、シロッコファン等の作動を制御するようになってい
る。
【0045】操作パネル71には、洗浄・マッサージ・
送風の3工程の連続実施を指示する自動スイッチ72、
洗浄工程のみを指示する洗浄スイッチ73、マッサージ
工程74のみを指示するマッサージスイッチ74、送風
(乾燥)工程のみを指示する乾燥スイッチ75、洗浄浴
槽4内の洗浄水の排水を指示する排水スイッチ76、及
び指示された処理の実行を指示するスタートスイッチ7
7、指示の中止あるいは作動の途中停止を指示するスト
ップスイッチ78を備えている。また、この他に、温水
タンク13内の水温を温水の常温とに切り換える水温切
換スイッチ79、送風される大気流の温度を温風・常温
風・冷風と3段階に切り換える風温切換スイッチ80、
マッサージの振動の強さを強弱に切り換えるマッサージ
調節スイッチ81、洗浄水の注水を行う注水スイッチ8
2が配設されている。これらのスイッチ79〜81によ
る指示は、発光ダイオードによる発光表示により使用者
に示されるようになっている。
【0046】次に、本実施例の作用について、自動スイ
ッチ72を選択した場合について説明する。尚、水温切
換スイッチ79は温水、風温切換スイッチ80は冷風が
選択されているものとする。
【0047】本実施例の自動工程では、洗剤を用いた洗
浄工程、すすぎ工程、マッサージ工程、送風(乾燥)工
程が順次実行されるようになっている。使用者が自動ス
イッチ72を押し、続いてスタートスイッチ77を押す
と、制御装置90はまず排水バルブ14を閉弁する。そ
して、水温切換スイッチ79による設定が温水である場
合には、温水タンク13内の水温がヒータ44によって
所定温度になるのを待って、三方弁12に通電し、給水
パイプ10bと給水パイプ10cを連通させる。また、
このとき、風温切換スイッチ80によって冷風が選択さ
れている場合には、熱電変換素子62にも通電され、上
面側である第1熱交換面62aは発熱し、下面側である
第2熱変換面62bは冷却される。従って、温水タンク
13には、第1熱交換面62aと熱交換を行った洗浄水
が送られるようになっている。こうして、温水タンク1
3に洗浄水が供給され、温水タンク13内の温水が給水
パイプ11より洗浄容器4の受け部48に吐出される。
また、同時に制御装置90はソレノイド52に通電し
て、洗剤タンク53から所定量の洗剤液を洗浄容器に流
す。三方弁12が開弁してから所定時間が経過すると、
制御装置90は洗浄容器4内に温水が溜まったとして三
方弁12を閉弁させる。こうして、足洗浄のための準備
が整う。そして、制御装置90は所定時間(約 分)が
経過するのを待って排水バルブ14を開き、洗浄容器4
内の温水を排水させる。こうして、洗浄工程が終了す
る。
【0048】次に、すすぎ工程について説明する。すす
ぎ工程でも、洗剤液が流し入れられる点を除いては、洗
浄工程と基本的に同じである。即ち、三方弁12が給水
パイプ10bと給水パイプ10cとを連通させることに
よって、温水が洗浄容器4内に溜められる。所定時間経
過後に三方弁12は閉じ、使用者は洗浄容器4内で足を
すすぎ洗いを行う。このとき同時に温水タンク13のヒ
ータ44への通電も切られる。そして制御装置90は所
定時間が経過するのを待って排水バルブ14を開き、洗
浄容器4内の温水を排水させる。こうして、すすぎ工程
が終了する。
【0049】すすぎ工程が終了すると、続いてマッサー
ジ工程が始まる。制御装置90は、排水バルブ14を開
弁させてから所定時間が経過すると、洗浄容器4内の温
水が完全に排水されたとして、モータ41に通電する。
モータ41の回転速度は、マッサージ調節スイッチ81
で指示された強さによって指示されるようになってい
る。これによって、乾式マッサージ台3が上下方向及び
水平方向に振動するとともに、乾式マッサージ台3の上
面に載置された洗浄浴槽4が振動する。これによって、
足の裏に心地よい振動が伝わり、マッサージが行われ
る。所定時間が経過すると、モータ41は停止してマッ
サージが終了する。
【0050】続いて、送風(乾燥)工程が行われる。シ
ロッコファン61の回転により大気流が起こされる。大
気流は、熱電変換素子62の第2熱交換面62aの吸熱
作用によって冷却されたフィン63と熱交換し、冷風と
なってダクト60内を吹き抜けて足に向かって吐出され
る。この時、三方弁12は給水パイプ10bと給水パイ
プ10dとを連通させており、水道水圧源から給水され
るた水道水は、熱電変換素子62の発熱面を冷却するた
めだけに用いられ、排水されるようになっている。こう
して、洗浄して濡れた足を冷やすとともに、乾燥させ
る。所定時間が経過すると、シロッコファン61、熱電
変換素子62への通電が停止し、マッサージ工程が終了
し、自動工程が1通り終了する。
【0051】上記作用では、自動工程について述べた
が、洗浄スイッチ73、マッサージスイッチ74、乾燥
スイッチ75などの作動の個別指示を行うスイッチが押
された場合には、洗浄工程、マッサージ工程あるいは送
風(乾燥)工程が単一で行われる。また、自動工程中の
マッサージ工程や、マッサージスイッチ74によるマッ
サージ工程の場合、洗浄浴槽4を取り外して、乾式マッ
サージ台3の上でマッサージを行うようにすることもで
きる。特に、マッサージスイッチ74によるマッサージ
工程の場合には、乾式マッサージ台3の上で足を濡らさ
ずにマッサージを行うことができ、靴下等を履いたまま
のマッサージが可能となる。
【0052】尚、風温切換スイッチ80によって常温が
選択されている場合には、熱電変換素子62には通電は
行われない。また、温風が選択されている場合には、熱
電変換素子62には通電されず、ダクト60内に配設さ
れたヒータ69に通電が行われ、大気流が温風とされる
ようになっている。また、上記した作動を途中で中断さ
せたい場合には、ストップスイッチ78を押すことによ
って、中断できる。ストップスイッチ78が入ると、制
御装置90は全ての駆動装置を初期状態に戻す。例え
ば、給水が行われている場合には給水がストップし、排
水バルブ14が開いて洗浄容器4内の洗浄水が排水され
る。また、マッサージが行われている場合には、モータ
41が停止するようになっている。
【0053】さらに、自動工程では説明しなかったが、
本実施例では洗浄工程、すすぎ工程で注水を行うことが
できる。注水は、操作パネル71の注水スイッチ82を
押すことによって指示でき、注水スイッチ82が押され
ると三方弁12が給水パイプ10bと給水パイプ10c
とを連通させて、給水パイプ11より洗浄水を洗浄容器
4内に注水させる。三方弁12は注水スイッチ82が再
び押されると閉弁して、洗浄水の注水を停止させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である足洗浄装置の斜視図を
示す。
【図2】本実施例の足洗浄装置の側面図を示す。
【図3】本実施例の足洗浄装置の水平方向の断面図を示
す。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図を示す。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図を示す。
【図6】乾式マッサージ台3と装置本体2との結合部分
の拡大図を示す。
【図7】乾式マッサージ台3と装置本体2との係合部分
の拡大図を示す。
【図8】本実施例の足洗浄装置の水回路を示す。
【図9】図3のC−C線に沿う断面図を示す。
【図10】洗剤タンクの拡大図を示す。
【図11】本実施例の足洗浄装置の操作パネルを示す。
【図12】本実施例の足洗浄装置における制御手段のブ
ロック図を示す。
【符号の説明】
1・・足洗浄装置、2・・装置本体、3・・乾式マッサ
ージ台、4・・洗浄浴槽、5・・カバー、10・・給水
管、10a〜d・・給水パイプ、11・・給水パイプ、
12・・三方弁(給水バルブ)、13・・温水タンク、
13a・・底部、13b・・起立部、14・・排水バル
ブ、17・・排水管、25a・・凸部、25b・・凹
部、26a・・幅広凸部、26b・・幅広凹部、35・
・突起部、36・・幅広突起部、40・・モータブラケ
ット、41・・モータ、42・・回転軸、43・・アン
バランスウエイト(偏心重量部)、44・・ヒータ、5
0・・洗剤タンク、52・・ソレノイド、52a・・弁
部、54・・洗剤パイプ、60・・ダクト、61・・シ
ロッコファン(ファン)、62・・熱電変換素子、62
a・・第1熱交換面、62b・・第2熱交換面、63・
・フィン(第2熱交換手段)、64・・第1熱交換室
(第1熱交換手段)、69・・ヒータ、71・・操作パ
ネル、72・・自動スイッチ、73・・洗浄スイッチ、
82・・加水スイッチ、90・・制御装置(制御手
段)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 足洗浄装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足洗浄装置に関するもの
であり、足の洗浄とマッサージあるいは乾燥を行うこと
のできる足洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、容器に温水を入れて足を温められ
る足浴器が市場に出ている。例えば、ロフテー株式会社
製の足浴器では、温水を溜める浴槽部と、この浴槽部が
設置される振動部より構成されており、浴槽部に温水を
入れてスイッチをオンすると振動部がモータによって振
動して浴槽部を振動させ、浴槽部に入れられた足をマッ
サージして温めるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した足浴
器は、浴槽部に一度温水を入れてしまうと、浴槽部から
温水を空けて浴槽部を拭かなければ、次の人が足を濡ら
さずにマッサージすることができなないなどの問題があ
った。
【0004】本発明は上記した問題点に鑑みて発明され
たものであり、請求項1記載の発明の目的は、浴槽部に
温水を入れた状態でのマッサージと浴槽部を外した状態
でのマッサージを両方行える足洗浄装置を提供すること
である。
【0005】請求項2記載の発明の目的は、請求項1記
載の発明において、乾式マッサージ台と洗浄浴槽とを合
わせた厚みを小さくして、装置全体を小型化することで
ある。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求1記載の発明は、装
置本体と、該装置本体に配設される乾式マッサージ台
と、該乾式マッサージ台を振動させる振動手段と、前記
乾式マッサージ台上に脱着可能に配設され前記乾式マッ
サージ台とともに振動する洗浄浴槽と、水道水圧源と連
通する給水管と、該給水管に連結される温水タンクと、
該温水タンクに一端を連結され他端を前記洗浄浴槽に開
口する給水路と、前記給水管あるいは前記給水路に配設
される給水バルブと、前記洗浄浴槽に一端を開口し他端
が下水に連通する排水路と、該排水路に配設される排水
バルブと、前記振動手段と前記給水バルブと前記排水バ
ルブの作動を制御する制御手段と、該制御手段への指示
を出力する操作部を備えたことを特徴とする足洗浄装置
である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記乾式マッサー
ジ台の上面には複数の突起部が形成されるとともに、前
記洗浄浴槽の床面には複数の凸部が形成され、前記凸部
の裏面には凹部が形成されて前記突起部と係合している
ことを特徴とする請求項1記載の足洗浄装置である。
【0009】
【作用及び効果】請求項1記載の発明によれば、乾式マ
ッサージ台の上に洗浄浴槽が配設されており、振動手段
によって乾式マッサージ台と洗浄浴槽の両方が振動する
ため、洗浄浴槽を外した状態でもマッサージを行うこと
ができる。また、給水バルブが開弁すると洗浄浴槽内に
温水が供給されるため、使用者が温水を運ぶ必要がな
く、運搬途中で温水を零したりする不具合が解消され
る。
【0010】請求項2記載の発明によれば、乾式マッサ
ージ台と洗浄浴槽にそれぞれ突起部及び凸部が設けられ
ており、この突起部と凸部の裏面に形成される凹部が係
合することによって、乾式マッサージ台上に洗浄浴槽が
配設される。突起部と凸部はどちらも足の裏を心地よく
マッサージするとともに、この突起部と凸部の裏面の凹
部との凹凸を利用して乾式マッサージ台と洗浄浴槽とが
係合されるため、洗浄浴槽の厚みが無駄なく利用される
とともに、洗浄浴槽に脱着のための部材を別に形成した
り取りつけたりする必要がない。また、この凸部によっ
て洗浄浴槽の強度を向上させることも可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図12に基づいて
説明する。本実施例の足洗浄装置1は、モータの振動に
よるマッサージ機能と、洗浄水と洗剤液による足洗浄機
能と、足の乾燥・暖め・冷やしなどを行う送風(乾燥)
機能の3つの大きな機能を有するものである。
【0012】図1に示すように、足洗浄装置1は箱型を
なし、後端面には後述する給水管10と排水管17が突
出している。足洗浄装置1の外観は、図2に示すように
断面L字型の装置本体2と、装置本体2の上面に固定さ
れている乾式マッサージ台3と、乾式マッサージ台3の
上方に脱着可能に配設される桶型の洗浄浴槽4と、洗浄
浴槽4の上面に脱着可能に配設されるカバー5より構成
される。カバー5は足洗浄装置1を埃がかかるのを防ぐ
ために洗浄浴槽4を覆うもので、足洗浄装置1の使用時
には取り外して用いられる。また装置本体2内には、本
装置の各機能部が収納されており、下面にはゴムキャッ
プの配設される脚部6が突出している。
【0013】脚部6は装置本体2の後方(図2にて左
側)より下方に向かって延在する支持部7とともに、装
置本体2を支えている。
【0014】次に、足洗浄装置1のマッサージ機能につ
いて説明する。装置本体2と乾式マッサージ台3には、
互いに対向して突出するボス20、30(図6)が形成
されており、ボス20とボス30が円筒状のゴム部材1
9を介してネジ21、31で接続されることによって、
装置本体2に乾式マッサージ台3が接続されるようにな
っている。乾式マッサージ台3は、このようにゴム部材
19を介して接続されるため、装置本体2とは別に振動
できるようになっている。
【0015】また、装置本体2と乾式マッサージ台3に
は、ボス20、30に隣接して、やはり互いに対向して
突出する遊嵌部22、32(図7)が形成されている。
遊嵌部32は下方に突出する凸部33が形成されてお
り、遊嵌部22に形成された凹部23に遊嵌されるよう
になっている。遊嵌部32、22は、乾式マッサージ台
3の振動時において、水平方向の振動を所定範囲に制限
するとともに、ボス20とボス30の間に配設されたゴ
ム部材19が激しく撓むのを防ぎ、ゴム部材19の耐久
性を高める作用をなす。また、遊嵌部22の凹部23に
は防音ゴム24が配設され、遊嵌部32の凸部33の周
辺にはリング状の防音ゴム34が配設されている。防音
ゴム24は凸部33が凹部23に接触するときの振動音
を、防音ゴム34は凹部23の先端部が遊嵌部32に接
触するときの振動音を、それぞれ小さくするために配設
されているものである。
【0016】尚、装置本体2におけるボス20、遊嵌部
22の形成箇所は図3(乾式マッサージ台3を取り外し
て上方から装置全体を見たもの)に示す通りであり、そ
れぞれ4個ずつ形成されている。
【0017】次に、図4、図5に基づいて、乾式マッサ
ージ台3及び洗浄浴槽4の形状について説明する。乾式
マッサージ台3の上面には複数の突起部35(図5)が
形成され、特に乾式マッサージ台3において、足の裏の
“土踏まず”が置かれる位置には、幅広突起部36が形
成されている。また洗浄浴槽4の上面にも、突起部3
5、幅広突起部36と対向する位置に、複数の凸部25
aと幅広凸部26aが形成されている。凸部25aの裏
面には凹部25bが形成され、凹部25bと乾式マッサ
ージ台3の突起部35は係合するようになっている。ま
た、幅広凸部26aの裏面に形成される幅広凹部25b
は、乾式マッサージ台3の幅広突起部35と係合するよ
うになっている。こうして、洗浄浴槽4は係合によって
乾式マッサージ台3の上に脱着可能に配設される。これ
ら凸部25a、幅広凸部26aは、マッサージ時に足の
裏に心地好い刺激を与えるだけでなく、洗浄浴槽4に強
度を与えるといった効果を有する。また、この凸部25
a、幅広凸部26aを用いて乾式マッサージ台3に係合
させるため、新たに係合部材を形成したり取付けたりす
る必要がない。従って、洗浄浴槽4の厚みを必要最低限
に抑えることが可能となる。
【0018】乾式マッサージ台3の下面には、複数の取
付けボス37(図4)が形成されている。この取付けボ
ス37には、モータブラケット40がネジ止めされてい
る。
【0019】モータブラケット40の下面には、マッサ
ージのための振動源であるモータ41が固定されてお
り、モータ41の回転軸42はモータブラケット40の
上面に突出している。回転軸42にはいちょう型のアン
バランスウエイト(偏心重量部)43が配設されてい
る。図3に示すように、アンバランスウエイト43は重
心から外れた位置に回転軸42が取付けられており、回
転軸42の回転によってその重心を水平方向に回転させ
る。従って、モータ41、モータブラケット40を介し
て乾式マッサージ台3を水平方向に振動させる。また、
図3から明らかなように、モータ41は乾式マッサージ
台3の重心Xから離れた位置に配設されている。従っ
て、乾式マッサージ台3はモータ41の振動によって、
上下方向にも振動するようになっている。
【0020】次に、足洗浄機能の構成について説明す
る。本実施例では、洗浄浴槽4に洗浄水をため、足を入
れて洗浄を行うようになっている。図8に洗浄水の水回
路を示す。このように、装置本体2の後方には水道水圧
源に連通する給水管10が突出しており、給水管10は
装置本体2内で給水パイプ10aの一端に接続されてお
り、給水パイプ10aの他端は後述する熱電変換素子6
2の上面側に形成される第1熱交換室64の給水口64
aに接続されている。第1熱交換室の排水口64bより
排水された洗浄水は、給水パイプ10bを通って三方弁
12に送水される。三方弁12には、給水パイプ10b
(三方弁12の給水路)、給水パイプ10c(三方弁1
2の第1排水路)及び給水パイプ10d(三方弁12の
第2排水路)の3つのパイプが接続されている。そし
て、給水パイプ10bより給水される洗浄水を、給水パ
イプ10cあるいは給水パイプ10dのどちらかに選択
的に送水するものである。給水パイプ10cに送水され
た場合には、洗浄水は温水タンク13に送られる。そし
て、温水タンク13より給水パイプ11を通って洗浄浴
槽4に洗浄水が供給されるようになっている。
【0021】洗浄浴槽4からの排水路について説明する
と、洗浄浴槽4の底面には2つの排水口16、16が形
成されている。排水口16、16には排水パイプ17a
が接続されており、排水口16、16より排水された洗
浄水は排水バルブ14、排水パイプ17c、マニホール
ド18、排水パイプ17dと通って、下水と連通する排
水管17へと送られる。洗浄浴槽4にはオーバーフロー
管15が形成されており、オーバーフロー管15に流出
した洗浄水は、排水パイプ17bを通ってマニホールド
18に送られ、マニホールド18で排水パイプ17cを
流れる洗浄水とともに、排水される。また、三方弁12
に一端を接続された給水パイプ10dは、他端を排水パ
イプ17cに接続され、やはり排水パイプ17cを流れ
る洗浄水とともに排水されるようになっている。
【0022】温水タンク13は、図4に示すように断面
L字型であり、洗浄浴槽4の下方に位置する底部13a
と、底部13aより起立して乾式マッサージ台3及び洗
浄浴槽4の前方に延在する起立部13bより構成されて
いる。底部13aには、複数の孔56aが穿設されたプ
レート56が配設されており、温水タンク13の給水口
13c(図3)より給水された洗浄水は、この孔56a
より温水タンク13の全体に広がるようになっている。
温水タンク13には、ヒータ44、温度センサー45
(図9)が配設されており、洗浄水は所望の温度に温め
られる。また、温水タンク13には空炊き防止のための
フロート弁46(図9)が配設されており、温水タンク
13内の洗浄水が所定の水位に達していないときは、ヒ
ータ44が作動しないようになっている。
【0023】温水タンク13の天井壁13dには、給水
パイプ11(図4)が配設されている。洗浄水は、給水
パイプ11より洗浄容器4内の隔壁47で区切られた受
け部48内にまず吐出される。受け部48には左右に2
つの溝部49(一方のみ図示)が形成されており、この
溝部49より洗浄浴槽4全体に流れていく。こうして、
洗浄水は直接使用者の足に当たることなく、徐々に洗浄
容器4の水位を高めていく。また、隔壁47は、吐出さ
れる洗浄水が飛沫するのを防ぐ働きもなす。
【0024】図9、図10に示すように、温水タンク1
3の上部には洗剤供給部50が配設されている。洗浄供
給部50は、温水タンク13より突出する取付けボス5
1に固定されるソレノイド52と、下端部にソレノイド
52の作用によって開閉する供給口53aを有する洗剤
タンク53と、一端を洗浄浴槽4に向けて開口し他端を
供給口53aと連通される洗剤パイプ54と、一端を大
気に連通させ他端を供給口53aと連通される大気連通
パイプ55より構成されている。ソレノイド52が弁部
52aを吸引すると、洗剤タンク53と洗剤パイプ5
4、大気連通パイプ55とが連通して、洗剤が洗浄容器
4内に滴下されるようになっている。
【0025】次に、送風(乾燥)機能について説明す
る。図4に示すように、温水タンク13の下部にはダク
ト60が配設されている。ダクト60の一端は、温水タ
ンク13の後側に沿って上方に延びて先端が二股に分か
れており、一方の分岐ダクト60a(図3、図9)は右
足に、他方の分岐ダクト60bは左足に大気流を送風す
るようになっている。また、ダクト60内には伝熱線に
よるヒータ69が配設され、ダクト60内を通る大気流
を温めて温風とすることができるようになっている。ダ
クト60の他端は装置本体2の中央部にまで延びてお
り、その先端にはシロッコファン61が配設されてい
る。
【0026】図5に示すように、温水タンク13と装置
本体2との間には、ダクト60内の大気流を冷風にする
熱電変換素子62が配設されている。熱電変換素子62
は、上面に第1熱交換面62aを、下面に第2熱交換面
62bを有し、通電される電流の向きによってどちらか
一方が発熱面、他方が吸熱面として作用する。本実施例
では、下面である第2熱交換面62bが吸熱面として作
用させるようになっている。第2熱交換面62bには、
フィン63が熱的に接触して配設されている。
【0027】フィン63は、ダクト60の大気流の平行
に配設されており、第2熱交換面62bと熱変換して吸
熱され、さらにダクト60内の大気流を冷やすようにな
っている。また、第1熱交換面62aの上方には第1熱
交換室64が形成され、水道水圧源より洗浄水は給水パ
イプ10a、孔65を通って供給されるようになってい
る。尚、第1熱交換面62aと熱交換した洗浄水は、図
8に示すように、第1熱交換室の排水口64bより給水
パイプ10b、三方弁12、給水パイプ10cを経て、
温水タンク13に送られるようになっている。
【0028】次に、操作パネル71について、図11に
基づいて説明する。本装置の操作パネル71は、装置本
体2とは別体のリモコン70に設けられている。リモコ
ン70には図示しない発光部が設けられており、この発
光部より操作パネル71に入力された信号が装置本体2
の図示しない受光部に向けて出力されるようになってい
る。また、受光部が受けた指示は装置本体2内の制御装
置90(図12)に送られ、この制御装置90が操作パ
ネルからの指示に従って、装置本体2内のバルブ、モー
タ、シロッコファン等の作動を制御するようになってい
る。
【0029】操作パネル71には、洗浄・マッサージ・
送風の3工程の連続実施を指示する自動スイッチ72、
洗浄工程のみを指示する洗浄スイッチ73、マッサージ
工程74のみを指示するマッサージスイッチ74、送風
(乾燥)工程のみを指示する乾燥スイッチ75、洗浄浴
槽4内の洗浄水の排水を指示する排水スイッチ76、及
び指示された処理の実行を指示するスタートスイッチ7
7、指示の中止あるいは作動の途中停止を指示するスト
ップスイッチ78を備えている。また、この他に、温水
タンク13内の水温を温水の常温とに切り換える水温切
換スイッチ79、送風される大気流の温度を温風・常温
風・冷風と3段階に切り換える風温切換スイッチ80、
マッサージの振動の強さを強弱に切り換えるマッサージ
調節スイッチ81、洗浄水の注水を行う注水スイッチ8
2が配設されている。これらのスイッチ79〜81によ
る指示は、発光ダイオードによる発光表示により使用者
に示されるようになっている。
【0030】次に、本実施例の作用について、自動スイ
ッチ72を選択した場合について説明する。尚、水温切
換スイッチ79は温水、風温切換スイッチ80は冷風が
選択されているものとする。
【0031】本実施例の自動工程では、洗剤を用いた洗
浄工程、すすぎ工程、マッサージ工程、送風(乾燥)工
程が順次実行されるようになっている。使用者が自動ス
イッチ72を押し、続いてスタートスイッチ77を押す
と、制御装置90はまず排水バルブ14を閉弁する。そ
して、水温切換スイッチ79による設定が温水である場
合には、温水タンク13内の水温がヒータ44によって
所定温度になるのを待って、三方弁12に通電し、給水
パイプ10bと給水パイプ10cを連通させる。また、
このとき、風温切換スイッチ80によって冷風が選択さ
れている場合には、熱電変換素子62にも通電され、上
面側である第1熱交換面62aは発熱し、下面側である
第2熱変換面62bは冷却される。従って、温水タンク
13には、第1熱交換面62aと熱交換を行った洗浄水
が送られるようになっている。こうして、温水タンク1
3に洗浄水が供給され、温水タンク13内の温水が給水
パイプ11より洗浄容器4の受け部48に吐出される。
また、同時に制御装置90はソレノイド52に通電し
て、洗剤タンク53から所定量の洗剤液を洗浄容器に流
す。三方弁12が開弁してから所定時間が経過すると、
制御装置90は洗浄容器4内に温水が溜まったとして三
方弁12を閉弁させる。こうして、足洗浄のための準備
が整う。そして、制御装置90は所定時間が経過するの
を待って排水バルブ14を開き、洗浄容器4内の温水を
排水させる。こうして、洗浄工程が終了する。
【0032】次に、すすぎ工程について説明する。すす
ぎ工程でも、洗剤液が流し入れられる点を除いては、洗
浄工程と基本的に同じである。即ち、三方弁12が給水
パイプ10bと給水パイプ10cとを連通させることに
よって、温水が洗浄容器4内に溜められる。所定時間経
過後に三方弁12は閉じ、使用者は洗浄容器4内で足を
すすぎ洗いを行う。このとき同時に温水タンク13のヒ
ータ44への通電も切られる。そして制御装置90は所
定時間が経過するのを待って排水バルブ14を開き、洗
浄容器4内の温水を排水させる。こうして、すすぎ工程
が終了する。
【0033】すすぎ工程が終了すると、続いてマッサー
ジ工程が始まる。制御装置90は、排水バルブ14を開
弁させてから所定時間が経過すると、洗浄容器4内の温
水が完全に排水されたとして、モータ41に通電する。
モータ41の回転速度は、マッサージ調節スイッチ81
で指示された強さによって指示されるようになってい
る。これによって、乾式マッサージ台3が上下方向及び
水平方向に振動するとともに、乾式マッサージ台3の上
面に載置された洗浄浴槽4が振動する。これによって、
足の裏に心地よい振動が伝わり、マッサージが行われ
る。所定時間が経過すると、モータ41は停止してマッ
サージが終了する。
【0034】続いて、送風(乾燥)工程が行われる。シ
ロッコファン61の回転により大気流が起こされる。大
気流は、熱電変換素子62の第2熱交換面62aの吸熱
作用によって冷却されたフィン63と熱交換し、冷風と
なってダクト60内を吹き抜けて足に向かって吐出され
る。この時、三方弁12は給水パイプ10bと給水パイ
プ10dとを連通させており、水道水圧源から給水され
るた水道水は、熱電変換素子62の発熱面を冷却するた
めだけに用いられ、排水されるようになっている。こう
して、洗浄して濡れた足を冷やすとともに、乾燥させ
る。所定時間が経過すると、シロッコファン61、熱電
変換素子62への通電が停止し、マッサージ工程が終了
し、自動工程が1通り終了する。
【0035】上記作用では、自動工程について述べた
が、洗浄スイッチ73、マッサージスイッチ74、乾燥
スイッチ75などの作動の個別指示を行うスイッチが押
された場合には、洗浄工程、マッサージ工程あるいは送
風(乾燥)工程が単一で行われる。また、自動工程中の
マッサージ工程や、マッサージスイッチ74によるマッ
サージ工程の場合、洗浄浴槽4を取り外して、乾式マッ
サージ台3の上でマッサージを行うようにすることもで
きる。特に、マッサージスイッチ74によるマッサージ
工程の場合には、乾式マッサージ台3の上で足を濡らさ
ずにマッサージを行うことができ、靴下等を履いたまま
のマッサージが可能となる。
【0036】尚、風温切換スイッチ80によって常温が
選択されている場合には、熱電変換素子62には通電は
行われない。また、温風が選択されている場合には、熱
電変換素子62には通電されず、ダクト60内に配設さ
れたヒータ69に通電が行われ、大気流が温風とされる
ようになっている。また、上記した作動を途中で中断さ
せたい場合には、ストップスイッチ78を押すことによ
って、中断できる。ストップスイッチ78が入ると、制
御装置90は全ての駆動装置を初期状態に戻す。例え
ば、給水が行われている場合には給水がストップし、排
水バルブ14が開いて洗浄容器4内の洗浄水が排水され
る。また、マッサージが行われている場合には、モータ
41が停止するようになっている。
【0037】さらに、自動工程では説明しなかったが、
本実施例では洗浄工程、すすぎ工程で注水を行うことが
できる。注水は、操作パネル71の注水スイッチ82を
押すことによって指示でき、注水スイッチ82が押され
ると三方弁12が給水パイプ10bと給水パイプ10c
とを連通させて、給水パイプ11より洗浄水を洗浄容器
4内に注水させる。三方弁12は注水スイッチ82が再
び押されると閉弁して、洗浄水の注水を停止させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である足洗浄装置の斜視図を
示す。
【図2】本実施例の足洗浄装置の側面図を示す。
【図3】本実施例の足洗浄装置の水平方向の断面図を示
す。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図を示す。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図を示す。
【図6】乾式マッサージ台3と装置本体2との結合部分
の拡大図を示す。
【図7】乾式マッサージ台3と装置本体2との係合部分
の拡大図を示す。
【図8】本実施例の足洗浄装置の水回路を示す。
【図9】図3のC−C線に沿う断面図を示す。
【図10】洗剤タンクの拡大図を示す。
【図11】本実施例の足洗浄装置の操作パネルを示す。
【図12】本実施例の足洗浄装置における制御手段のブ
ロック図を示す。
【符号の説明】 1・・足洗浄装置、2・・装置本体、3・・乾式マッサ
ージ台、4・・洗浄浴槽、5・・カバー、10・・給水
管、10a〜d・・給水パイプ、11・・給水パイプ、
12・・三方弁(給水バルブ)、13・・温水タンク、
13a・・底部、13b・・起立部、14・・排水バル
ブ、17・・排水管、25a・・凸部、25b・・凹
部、26a・・幅広凸部、26b・・幅広凹部、35・
・突起部、36・・幅広突起部、40・・モータブラケ
ット、41・・モータ、42・・回転軸、43・・アン
バランスウエイト(偏心重量部)、44・・ヒータ、5
0・・洗剤タンク、52・・ソレノイド、52a・・弁
部、54・・洗剤パイプ、60・・ダクト、61・・シ
ロッコファン(ファン)、62・・熱電変換素子、62
a・・第1熱交換面、62b・・第2熱交換面、63・
・フィン(第2熱交換手段)、64・・第1熱交換室
(第1熱交換手段)、69・・ヒータ、71・・操作パ
ネル、72・・自動スイッチ、73・・洗浄スイッチ、
82・・加水スイッチ、90・・制御装置(制御手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 熊 富 雄 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、該装置本体に配設される乾
    式マッサージ台と、該乾式マッサージ台を振動させる振
    動手段と、前記乾式マッサージ台上に脱着可能に配設さ
    れ前記乾式マッサージ台とともに振動する洗浄浴槽と、
    水道水圧源と連通する給水管と、該給水管に連結される
    温水タンクと、該温水タンクに一端を連結され他端を前
    記洗浄浴槽に開口する給水路と、前記給水管あるいは前
    記給水路に配設される給水バルブと、前記洗浄浴槽に一
    端を開口し他端が下水に連通する排水路と、該排水路に
    配設される排水バルブと、前記振動手段と前記給水バル
    ブと前記排水バルブの作動を制御する制御手段と、該制
    御手段への指示を出力する操作部を備えたことを特徴と
    する足洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記乾式マッサージ台の上面には複数の
    突起部が形成されるとともに、前記洗浄浴槽の床面には
    複数の凸部が形成され、前記凸部の裏面には凹部が形成
    されて前記突起部と係合していることを特徴とする請求
    項1記載の足洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記振動手段は、前記乾式マッサージ台
    に固定されるモータブラケットと、該モータブラケット
    に配設されるモータと、該モータの回転軸に偏心的に配
    設される偏心重量部を有し、前記モータの回動軸は前記
    乾式マッサージ台の重心から外れて位置していることを
    特徴とする請求項1記載の足洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記温水タンクは略L字型をなし、前記
    洗浄浴槽の下方に位置する底部と、該底部より起立して
    前記乾式マッサージ台及び前記洗浄浴槽の前方に延在す
    る起立部より構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の足洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記操作部には、少なくとも洗浄指令部
    と加水指令部が設けられ、前記制御手段は前記洗浄指令
    部からのオン信号を受けると所定時間だけ前記給水バル
    ブを開弁させ、前記加水指令部からのオン信号を受ける
    と前記加水指令部からのオフ信号を受けるまで前記給水
    バルブを開弁し続けることを特徴とする請求項1記載の
    足洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記足洗浄装置は洗剤供給手段を備え、
    該洗剤供給手段は、洗剤タンクと、一端を該洗剤タンク
    に接続され他端を前記洗浄容器に向けて開口する洗剤路
    と、該洗剤路に配設される洗剤バルブを有する洗剤供給
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の足洗浄装
    置。
  7. 【請求項7】 前記装置本体には送風手段が配設がさ
    れ、該送風手段は、前記洗浄浴槽に向けて一端を開口す
    るダクトと、第1熱交換面と第2熱交換面を有する熱電
    変換素子と、前記ダクトに配設されるファンと、前記給
    水管内の水道水と前記第1熱交換面との熱交換を行う第
    1熱交換手段と、前記第2熱交換面と前記ダクト内の大
    気流と熱交換を行う第2熱交換手段とを有していること
    を特徴とする請求項1記載の足洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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