JPH06216785A - 無線電話機の送信回路 - Google Patents
無線電話機の送信回路Info
- Publication number
- JPH06216785A JPH06216785A JP424293A JP424293A JPH06216785A JP H06216785 A JPH06216785 A JP H06216785A JP 424293 A JP424293 A JP 424293A JP 424293 A JP424293 A JP 424293A JP H06216785 A JPH06216785 A JP H06216785A
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- JP
- Japan
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- burst
- power amplifier
- output
- transmission
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バースト周期が短い場合でも、応答速度を速く
することなく、簡単な構成により、送信パワーを適性に
制御することができるようにした線形変調されたバース
ト信号を送信する無線電話機の送信回路を提供する。 【構成】電力増幅器(3、15)の出力の一部を方向性
結合器(4)を介して取り出し、検波器7およびローパ
スフィルタ12を通して平均化し、これを各バーストの
終了付近のタイミングでサンプリングすることにより1
バースト当たりの平均出力を求め、これに基づき電力増
幅器(3、15)の前段に設けられてた可変減衰器
(2)の減衰量または電力増幅器(15)利得を制御す
る。
することなく、簡単な構成により、送信パワーを適性に
制御することができるようにした線形変調されたバース
ト信号を送信する無線電話機の送信回路を提供する。 【構成】電力増幅器(3、15)の出力の一部を方向性
結合器(4)を介して取り出し、検波器7およびローパ
スフィルタ12を通して平均化し、これを各バーストの
終了付近のタイミングでサンプリングすることにより1
バースト当たりの平均出力を求め、これに基づき電力増
幅器(3、15)の前段に設けられてた可変減衰器
(2)の減衰量または電力増幅器(15)利得を制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線電話機の送信回
路に関し、特に、時分割多重(TDM)方式で通信を行
う無線電話機の送信回路のように、線形変調されたバー
スト信号を送信する無線電話機の送信回路の出力制御に
関する。
路に関し、特に、時分割多重(TDM)方式で通信を行
う無線電話機の送信回路のように、線形変調されたバー
スト信号を送信する無線電話機の送信回路の出力制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コードレス電話機などの無線電
話機においては、送信パワーの変動をある決まった範囲
内に抑えることが必要である。
話機においては、送信パワーの変動をある決まった範囲
内に抑えることが必要である。
【0003】従来、周波数変調(FM)のように定包絡
線信号を用いる無線電話機においては 1)電力増幅器の終段を飽和させる。
線信号を用いる無線電話機においては 1)電力増幅器の終段を飽和させる。
【0004】2)電力増幅器のベース・エミッタ間電圧
の変動を補償するためのダイオードおよびエミッタ抵抗
を挿入する。
の変動を補償するためのダイオードおよびエミッタ抵抗
を挿入する。
【0005】ことにより無線電話機の送信パワーの変動
をある決まった範囲内に抑えるように構成されている。
ここで、1)は電力増幅器の入力信号の変動、電力増幅
器の利得の変動などに対する対策であり、2)は温度に
よる電力増幅器の飽和レベルの変動に対する対策であ
る。
をある決まった範囲内に抑えるように構成されている。
ここで、1)は電力増幅器の入力信号の変動、電力増幅
器の利得の変動などに対する対策であり、2)は温度に
よる電力増幅器の飽和レベルの変動に対する対策であ
る。
【0006】しかしながら、時分割多重(TDM)方式
で通信を行う無線電話機のように、ロールオフ整形した
位相偏移変調(PSK)のような線形変調信号を用いる
場合は、電力増幅器の飽和させると伝送特性が劣化する
ため、上述した1)の方策をとることはできない。そこ
で2)の方策だけで無線電話機の送信パワーを制御する
ことになるが、2)の方策だけでは充分な送信パワーの
制御を行うことができない。
で通信を行う無線電話機のように、ロールオフ整形した
位相偏移変調(PSK)のような線形変調信号を用いる
場合は、電力増幅器の飽和させると伝送特性が劣化する
ため、上述した1)の方策をとることはできない。そこ
で2)の方策だけで無線電話機の送信パワーを制御する
ことになるが、2)の方策だけでは充分な送信パワーの
制御を行うことができない。
【0007】特に、無線電話機の送信出力がバースト信
号の場合には、信号が断続的に送信されるので、この場
合無線電話機の送信パワーを適性に制御するのは難し
い。
号の場合には、信号が断続的に送信されるので、この場
合無線電話機の送信パワーを適性に制御するのは難し
い。
【0008】例えば、無線電話機の送信出力の平均値を
求めてこれにより送信出力を制御する構成をとっても、
送信出力がバースト信号の場合は、このバースト内でそ
の制御を完結しなければならないので、高応答速度が要
求され、回路も複雑となりその精度も悪くなる。これ
は、バースト周期が数ms以下と短い場合に特に問題と
なる。
求めてこれにより送信出力を制御する構成をとっても、
送信出力がバースト信号の場合は、このバースト内でそ
の制御を完結しなければならないので、高応答速度が要
求され、回路も複雑となりその精度も悪くなる。これ
は、バースト周期が数ms以下と短い場合に特に問題と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の無
線電話機の送信回路は、その送信信号が周波数変調(F
M)のように定包絡線信号を用いる場合はその送信パワ
ーの変動をある決まった範囲内に抑えるようにすること
は比較的容易であるが、時分割多重(TDM)方式で通
信を行う無線電話機のように、ロールオフ整形した位相
偏移変調(PSK)のような線形変調信号を用い、その
送信信号がバースト信号の場合には、送信パワーを適性
に制御するのは難しいという問題があった。
線電話機の送信回路は、その送信信号が周波数変調(F
M)のように定包絡線信号を用いる場合はその送信パワ
ーの変動をある決まった範囲内に抑えるようにすること
は比較的容易であるが、時分割多重(TDM)方式で通
信を行う無線電話機のように、ロールオフ整形した位相
偏移変調(PSK)のような線形変調信号を用い、その
送信信号がバースト信号の場合には、送信パワーを適性
に制御するのは難しいという問題があった。
【0010】そこで、この発明は、バースト周期が短い
場合でも、応答速度を速くすることなく、簡単な構成に
より、送信パワーを適性に制御することができるように
した線形変調されたバースト信号を送信する無線電話機
の送信回路を提供することを目的とする。
場合でも、応答速度を速くすることなく、簡単な構成に
より、送信パワーを適性に制御することができるように
した線形変調されたバースト信号を送信する無線電話機
の送信回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、線形変調されたバースト信号を電力増
幅器で増幅して送信する無線電話機の送信回路におい
て、前記電力増幅器の出力から送信バースト信号の1バ
ースト当たりの平均出力を検出する出力検出手段と、前
記出力検出手段の検出出力に対応して前記線形変調され
たバースト信号の次のバーストのレベルを制御するレベ
ル制御手段とを具備したことを特徴とする。
め、この発明は、線形変調されたバースト信号を電力増
幅器で増幅して送信する無線電話機の送信回路におい
て、前記電力増幅器の出力から送信バースト信号の1バ
ースト当たりの平均出力を検出する出力検出手段と、前
記出力検出手段の検出出力に対応して前記線形変調され
たバースト信号の次のバーストのレベルを制御するレベ
ル制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】電力増幅器の出力から送信バースト信号の1バ
ースト当たりの平均出力を出力検出手段により検出し、
この1バースト当たりの平均出力に対応して線形変調さ
れたバースト信号の次のバーストのレベルをレベル制御
手段により制御する。
ースト当たりの平均出力を出力検出手段により検出し、
この1バースト当たりの平均出力に対応して線形変調さ
れたバースト信号の次のバーストのレベルをレベル制御
手段により制御する。
【0013】ここで、レベル制御手段は、1バースト当
たりの平均出力に対応して電力増幅器の前段に接続され
た可変減衰器の減衰量または可変利得電力増幅器の利得
を制御する。
たりの平均出力に対応して電力増幅器の前段に接続され
た可変減衰器の減衰量または可変利得電力増幅器の利得
を制御する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の無線電話機
の送信回路の一実施例を詳細に説明する。
の送信回路の一実施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明の無線電話機の送信回路
の一実施例をブロック図で示したものである。図1にお
いて、この実施例の無線電話機の送信回路は、時分割多
重(TDM)方式で通信を行う無線電話機の送信回路を
示している。変調器1は、中央演算装置(CPU)10
の制御により、ロールオフ整形した位相偏移変調(PS
K)信号からなる送信信号をバースト的に発生する。こ
の変調器1から出力されるバースト的な送信信号は可変
減衰器2を介して電力増幅器3に加えられ、電力増幅さ
れて、方向性結合器4、送受分波器5を介してアンテナ
6から出力される。ここで送受分波器5は送受分波スイ
ッチに代えることもできる。また、アンテナ6で受信し
た受信信号は送受分波器5を介して図示しない受信機
(RX)に送出される。
の一実施例をブロック図で示したものである。図1にお
いて、この実施例の無線電話機の送信回路は、時分割多
重(TDM)方式で通信を行う無線電話機の送信回路を
示している。変調器1は、中央演算装置(CPU)10
の制御により、ロールオフ整形した位相偏移変調(PS
K)信号からなる送信信号をバースト的に発生する。こ
の変調器1から出力されるバースト的な送信信号は可変
減衰器2を介して電力増幅器3に加えられ、電力増幅さ
れて、方向性結合器4、送受分波器5を介してアンテナ
6から出力される。ここで送受分波器5は送受分波スイ
ッチに代えることもできる。また、アンテナ6で受信し
た受信信号は送受分波器5を介して図示しない受信機
(RX)に送出される。
【0016】電力増幅器3から出力されるバースト送信
信号の一部は、方向性結合器4を介して取り出され、検
波器7で検波され、ローパスフィルタ12で平滑され
る。ここでローパスフィルタ12は、検波器7の出力レ
ベルの平均化を行うためのもので、その時定数は電力増
幅器3から出力されるバースト送信信号平均化を行うの
に充分な時定数に設定されており、ローパスフィルタ1
2からは電力増幅器3から出力されるバースト送信信号
の平均レベルに対応する電圧信号が出力される。このロ
ーパスフィルタ12の出力は差動増幅器8の正入力に加
えられる。差動増幅器8は、その負入力に基準電圧VRE
F が加えられており、ローパスフィルタ12から出力さ
れるバースト送信信号の平均レベルに対応する電圧信号
と基準電圧VREF とを比較し、その差電圧を増幅出力す
る。差動増幅器8の出力はアナログディジタル変換器
(A/D)9に加えられ、ディジタル信号に変換され
る。
信号の一部は、方向性結合器4を介して取り出され、検
波器7で検波され、ローパスフィルタ12で平滑され
る。ここでローパスフィルタ12は、検波器7の出力レ
ベルの平均化を行うためのもので、その時定数は電力増
幅器3から出力されるバースト送信信号平均化を行うの
に充分な時定数に設定されており、ローパスフィルタ1
2からは電力増幅器3から出力されるバースト送信信号
の平均レベルに対応する電圧信号が出力される。このロ
ーパスフィルタ12の出力は差動増幅器8の正入力に加
えられる。差動増幅器8は、その負入力に基準電圧VRE
F が加えられており、ローパスフィルタ12から出力さ
れるバースト送信信号の平均レベルに対応する電圧信号
と基準電圧VREF とを比較し、その差電圧を増幅出力す
る。差動増幅器8の出力はアナログディジタル変換器
(A/D)9に加えられ、ディジタル信号に変換され
る。
【0017】このアナログディジタル変換器(A/D)
9には、中央演算装置(CPU)10から、バースト送
信信号の各バーストの終了付近のタイミングでライン1
3を介して制御信号が加えられており、アナログディジ
タル変換器(A/D)9はこの制御信号のタイミングで
アナログディジタル変換出力を中央演算装置(CPU)
10に加える。つまり、アナログディジタル変換器(A
/D)9からは、バースト送信信号の1バースト当たり
の平均出力と基準電圧VREF との偏差に対応するディジ
タル信号が出力され、この偏差に対応するディジタル信
号が中央演算装置(CPU)10に加えられる。
9には、中央演算装置(CPU)10から、バースト送
信信号の各バーストの終了付近のタイミングでライン1
3を介して制御信号が加えられており、アナログディジ
タル変換器(A/D)9はこの制御信号のタイミングで
アナログディジタル変換出力を中央演算装置(CPU)
10に加える。つまり、アナログディジタル変換器(A
/D)9からは、バースト送信信号の1バースト当たり
の平均出力と基準電圧VREF との偏差に対応するディジ
タル信号が出力され、この偏差に対応するディジタル信
号が中央演算装置(CPU)10に加えられる。
【0018】中央演算装置(CPU)10は、バースト
送信信号の1バースト当たりの平均出力と基準電圧VRE
F との偏差に対応するディジタル信号に基づき、バース
ト送信信号の1バースト当たりの平均出力を基準電圧V
REF に一致させるための可変減衰器2のディジタル制御
信号を形成し、このディジタル制御信号をディジタルア
ナログ変換器(D/A)11に加える。ディジタルアナ
ログ変換器(D/A)11はこのディジタル制御信号を
可変減衰器2を制御するためのアナログ制御信号に変換
する。
送信信号の1バースト当たりの平均出力と基準電圧VRE
F との偏差に対応するディジタル信号に基づき、バース
ト送信信号の1バースト当たりの平均出力を基準電圧V
REF に一致させるための可変減衰器2のディジタル制御
信号を形成し、このディジタル制御信号をディジタルア
ナログ変換器(D/A)11に加える。ディジタルアナ
ログ変換器(D/A)11はこのディジタル制御信号を
可変減衰器2を制御するためのアナログ制御信号に変換
する。
【0019】ディジタルアナログ変換器(D/A)11
には、中央演算装置(CPU)10から、ライン14を
介して次のバースト送信信号のタイミングで制御信号が
加えらる。これによりディジタルアナログ変換器(D/
A)11からは、この制御信号のタイミングでアナログ
変換されたアナログ制御信号が出力され、このアナログ
制御信号は可変減衰器2に加えられる。これにより、可
変減衰器2のその減衰量が制御され、変調器1から出力
される次のバースト送信信号はこの減衰量で制御され、
電力増幅器3に加えられることになる。
には、中央演算装置(CPU)10から、ライン14を
介して次のバースト送信信号のタイミングで制御信号が
加えらる。これによりディジタルアナログ変換器(D/
A)11からは、この制御信号のタイミングでアナログ
変換されたアナログ制御信号が出力され、このアナログ
制御信号は可変減衰器2に加えられる。これにより、可
変減衰器2のその減衰量が制御され、変調器1から出力
される次のバースト送信信号はこの減衰量で制御され、
電力増幅器3に加えられることになる。
【0020】このようにして、可変減衰器2の減衰量
は、ローパスフィルタ12から出力される1バースト当
たりの平均レベルが基準電圧VREF に一致するようにル
ープ制御され、電力増幅器3から出力される送信パワー
の変動をある決まった範囲内に抑えることができる。
は、ローパスフィルタ12から出力される1バースト当
たりの平均レベルが基準電圧VREF に一致するようにル
ープ制御され、電力増幅器3から出力される送信パワー
の変動をある決まった範囲内に抑えることができる。
【0021】図2は、この発明の無線電話機の送信回路
の他の実施例をブロック図で示したものである。この図
2に示す実施例は、図1に示した実施例が電力増幅器3
の前段に配設された可変減衰器2の減衰量を制御するよ
うに構成したのに対し、電力増幅器3を可変利得電力増
幅器15で構成し、この可変利得電力増幅器15の利得
を制御するようにした点が図1に示した実施例と異な
る。他の構成は図1に示したものと同様である。なお、
図2示し実施例においては図1に示したものと同一の機
能を果たす部分には説明の便宜上図1と同一の符号を付
する。
の他の実施例をブロック図で示したものである。この図
2に示す実施例は、図1に示した実施例が電力増幅器3
の前段に配設された可変減衰器2の減衰量を制御するよ
うに構成したのに対し、電力増幅器3を可変利得電力増
幅器15で構成し、この可変利得電力増幅器15の利得
を制御するようにした点が図1に示した実施例と異な
る。他の構成は図1に示したものと同様である。なお、
図2示し実施例においては図1に示したものと同一の機
能を果たす部分には説明の便宜上図1と同一の符号を付
する。
【0022】すなわち、図2の構成において、変調器1
は、中央演算装置(CPU)10の制御により、ロール
オフ整形した位相偏移変調(PSK)信号からなるバー
スト送信信号を発生し、これを可変利得電力増幅器1
5、方向性結合器4、送受分波器5を介してアンテナ6
から出力する。
は、中央演算装置(CPU)10の制御により、ロール
オフ整形した位相偏移変調(PSK)信号からなるバー
スト送信信号を発生し、これを可変利得電力増幅器1
5、方向性結合器4、送受分波器5を介してアンテナ6
から出力する。
【0023】可変利得電力増幅器15から出力されるバ
ースト送信信号の一部は、方向性結合器4を介して取り
出され、検波器7で検波され、ローパスフィルタ12で
平滑され、平均化され、差動増幅器8の正入力に加えら
れる。差動増幅器8は、その負入力に基準電圧VREF が
加えられており、ローパスフィルタ12から出力される
バースト送信信号の平均レベルに対応する電圧信号と基
準電圧VREF とを比較し、その差電圧を増幅出力し、ア
ナログディジタル変換器(A/D)9でディジタル信号
に変換する。
ースト送信信号の一部は、方向性結合器4を介して取り
出され、検波器7で検波され、ローパスフィルタ12で
平滑され、平均化され、差動増幅器8の正入力に加えら
れる。差動増幅器8は、その負入力に基準電圧VREF が
加えられており、ローパスフィルタ12から出力される
バースト送信信号の平均レベルに対応する電圧信号と基
準電圧VREF とを比較し、その差電圧を増幅出力し、ア
ナログディジタル変換器(A/D)9でディジタル信号
に変換する。
【0024】アナログディジタル変換器(A/D)9に
は、中央演算装置(CPU)10から、バースト送信信
号の各バーストの終了付近のタイミングでライン13を
介して制御信号が加えられており、アナログディジタル
変換器(A/D)9はこの制御信号のタイミングでアナ
ログディジタル変換出力を中央演算装置(CPU)10
に加える。
は、中央演算装置(CPU)10から、バースト送信信
号の各バーストの終了付近のタイミングでライン13を
介して制御信号が加えられており、アナログディジタル
変換器(A/D)9はこの制御信号のタイミングでアナ
ログディジタル変換出力を中央演算装置(CPU)10
に加える。
【0025】中央演算装置(CPU)10は、バースト
送信信号の1バースト当たりの平均出力と基準電圧VRE
F との偏差に対応するディジタル信号に基づき、バース
ト送信信号の1バースト当たりの平均出力を基準電圧V
REF に一致させるための可変利得電力増幅器15のディ
ジタル制御信号を形成し、このディジタル制御信号をデ
ィジタルアナログ変換器(D/A)11に加え、可変利
得電力増幅器15を制御するためのアナログ制御信号に
変換する。
送信信号の1バースト当たりの平均出力と基準電圧VRE
F との偏差に対応するディジタル信号に基づき、バース
ト送信信号の1バースト当たりの平均出力を基準電圧V
REF に一致させるための可変利得電力増幅器15のディ
ジタル制御信号を形成し、このディジタル制御信号をデ
ィジタルアナログ変換器(D/A)11に加え、可変利
得電力増幅器15を制御するためのアナログ制御信号に
変換する。
【0026】ディジタルアナログ変換器(D/A)11
には、中央演算装置(CPU)10から、ライン14を
介して次のバースト送信信号のタイミングで制御信号が
加えられており、ディジタルアナログ変換器(D/A)
11は、この制御信号のタイミングでアナログ変換され
たアナログ制御信号を可変利得電力増幅器15に加え
る。これにより、可変利得電力増幅器15の利得が制御
され、変調器1から出力される次のバースト送信信号は
この利得で可変利得電力増幅器15で増幅されることに
なる。
には、中央演算装置(CPU)10から、ライン14を
介して次のバースト送信信号のタイミングで制御信号が
加えられており、ディジタルアナログ変換器(D/A)
11は、この制御信号のタイミングでアナログ変換され
たアナログ制御信号を可変利得電力増幅器15に加え
る。これにより、可変利得電力増幅器15の利得が制御
され、変調器1から出力される次のバースト送信信号は
この利得で可変利得電力増幅器15で増幅されることに
なる。
【0027】このようにして、可変利得電力増幅器15
の利得は、ローパスフィルタ12から出力される1バー
スト当たりの平均レベルが基準電圧VREF に一致するよ
うにループ制御され、可変利得電力増幅器15から出力
される送信パワーの変動をある決まった範囲内に抑える
ことができる。
の利得は、ローパスフィルタ12から出力される1バー
スト当たりの平均レベルが基準電圧VREF に一致するよ
うにループ制御され、可変利得電力増幅器15から出力
される送信パワーの変動をある決まった範囲内に抑える
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
送信バースト信号の1バースト当たりの平均出力を出力
検出手段により検出し、この1バースト当たりの平均出
力に対応して線形変調されたバースト信号の次のバース
トのレベルをレベル制御手段により制御するように構成
したので、バースト周期が短い場合でも、応答速度を速
くすることなく高精度で送信パワーの制御が可能になる
という優れた効果を奏する。
送信バースト信号の1バースト当たりの平均出力を出力
検出手段により検出し、この1バースト当たりの平均出
力に対応して線形変調されたバースト信号の次のバース
トのレベルをレベル制御手段により制御するように構成
したので、バースト周期が短い場合でも、応答速度を速
くすることなく高精度で送信パワーの制御が可能になる
という優れた効果を奏する。
【図1】この発明に係わる無線電話機の送信回路の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図2】この発明に係わる無線電話機の送信回路の他の
実施例を示すブロック図。
実施例を示すブロック図。
1 変調器 2 可変減衰器 3 電力増幅器 4 方向性結合器 5 送受分波器 6 アンテナ 7 検波器 8 差動増幅器 9 アナログディジタル変換器(A/D) 10 中央演算装置(CPU) 11 ディジタルアナログ変換器(D/A) 12 ローパスフィルタ 15 可変利得電力増幅器
Claims (3)
- 【請求項1】 線形変調されたバースト信号を電力増幅
器で増幅して送信する無線電話機の送信回路において、 前記電力増幅器の出力から送信バースト信号の1バース
ト当たりの平均出力を検出する出力検出手段と、 前記出力検出手段の検出出力に対応して前記線形変調さ
れたバースト信号の次のバーストのレベルを制御するレ
ベル制御手段とを具備したことを特徴とする無線電話機
の送信回路。 - 【請求項2】 前記レベル制御手段は、 前記電力増幅器の前段に設けられた可変減衰器の減衰量
を制御することを特徴とする請求項1記載の無線電話機
の送信回路。 - 【請求項3】前記電力増幅器は、 可変利得電力増幅器からなり、 前記レベル制御手段は、 前記可変利得電力増幅器の利得を制御することを特徴と
する請求項1記載の無線電話機の送信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP424293A JPH06216785A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 無線電話機の送信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP424293A JPH06216785A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 無線電話機の送信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216785A true JPH06216785A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11579081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP424293A Pending JPH06216785A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 無線電話機の送信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06216785A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6034999A (en) * | 1996-10-16 | 2000-03-07 | Nec Corporation | Burst signal transmitter capable of producing correct transmission output in initial burst signal |
DE4212272C2 (de) * | 1991-04-12 | 2002-03-07 | Juki Kk | Überwendlich-Nähmaschine |
CN103440016A (zh) * | 2013-08-07 | 2013-12-11 | 中国电子科技集团公司第十研究所 | 大动态快速控制高功放发射机输出功率的方法 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP424293A patent/JPH06216785A/ja active Pending
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