JPH06216612A - 多重ポートマイクロ波カップラー - Google Patents
多重ポートマイクロ波カップラーInfo
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- JPH06216612A JPH06216612A JP18686892A JP18686892A JPH06216612A JP H06216612 A JPH06216612 A JP H06216612A JP 18686892 A JP18686892 A JP 18686892A JP 18686892 A JP18686892 A JP 18686892A JP H06216612 A JPH06216612 A JP H06216612A
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- Japan
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- coupler
- hybrid
- couplers
- hybrid couplers
- sets
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
- H01Q3/30—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array
- H01Q3/34—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means
- H01Q3/40—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means with phasing matrix
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】クロスオーバの数を減少する。
【構成】多重ポートマイクロ波カップラーは8個の入力
ポートIn1、In2、In3、In4、In5、In6、In7及び
In8及び8個の出力ポートOut 1、Out 2、Out 3、Ou
t 4、Out 5、Out 6、Out 7及びOut 8を有してお
り、12個の2×2ハイブリッドカップラーから合成さ
れ、第1の組A、B、C及びD、第2の組E、F、G及
びH、及び第3の組I、J、Kの3つの組として構成さ
れる。送信ラインの第1群11、12、13、14、1
5、16、17及び18は、ハイブリットカッフラーの
第1及び第2の組を相互接続し、送信ラインの第2の群
21、22、23、24、25、26、27及び28
は、ハイブリットカップラーの第2及び第3の群を相互
接続する。第1の組は、略1行で配置され、第2及び第
3の組は半分宛この行の一方側と他方側にに配置され
る。
ポートIn1、In2、In3、In4、In5、In6、In7及び
In8及び8個の出力ポートOut 1、Out 2、Out 3、Ou
t 4、Out 5、Out 6、Out 7及びOut 8を有してお
り、12個の2×2ハイブリッドカップラーから合成さ
れ、第1の組A、B、C及びD、第2の組E、F、G及
びH、及び第3の組I、J、Kの3つの組として構成さ
れる。送信ラインの第1群11、12、13、14、1
5、16、17及び18は、ハイブリットカッフラーの
第1及び第2の組を相互接続し、送信ラインの第2の群
21、22、23、24、25、26、27及び28
は、ハイブリットカップラーの第2及び第3の群を相互
接続する。第1の組は、略1行で配置され、第2及び第
3の組は半分宛この行の一方側と他方側にに配置され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重ポートマイクロ波
カップラーに関し、除外的ではないが、特に衛星の多重
ビームアンテナ用ビーム形成ネットワークの一部として
使用される。
カップラーに関し、除外的ではないが、特に衛星の多重
ビームアンテナ用ビーム形成ネットワークの一部として
使用される。
【0002】
【従来の技術】この様な多重ポートマイクロ波カップラ
ーが、マイクロ波周波数送信の技術で良く知られてお
り、4つのポート、即ち2つの入力ポート及び2つの出
力ポートを有するハイブリッドカップラーから通常な
る。この様なハイブリッドカップラーは2×2ハイブリ
ッドカップラーと通常呼ばれており、以下の特徴を有し
ている。
ーが、マイクロ波周波数送信の技術で良く知られてお
り、4つのポート、即ち2つの入力ポート及び2つの出
力ポートを有するハイブリッドカップラーから通常な
る。この様なハイブリッドカップラーは2×2ハイブリ
ッドカップラーと通常呼ばれており、以下の特徴を有し
ている。
【0003】1.マイクロ波信号が入力ポートの一つに
加わる時、両出力ポートに現れる複合電圧の振幅が等し
く、他の出力ポートに電力は現れない。 2.等振幅マイクロ波信号は両入力ポートに加わる時、
2つの入力信号の相対位相を適当に選択することによ
り、全電力を出力ポートの一方のみに発生することが出
来る。
加わる時、両出力ポートに現れる複合電圧の振幅が等し
く、他の出力ポートに電力は現れない。 2.等振幅マイクロ波信号は両入力ポートに加わる時、
2つの入力信号の相対位相を適当に選択することによ
り、全電力を出力ポートの一方のみに発生することが出
来る。
【0004】しかしながら、ある種の応用において、例
えば多重ビームアンテナ用ビーム形成ネットワークにお
いては、より高い次数のカップラーが必要とされる。こ
の様なより高い次数のカップラーは、等しい数の入力ポ
ート及び出力ポートを有しており、2n個のポートを有
するカップラーはn×nカップラーと通常呼ばれる。ハ
イブリッド次数が2の冪である場合、この様なより高い
次数のカップラーは、送信ラインによって相互に接続さ
れた2×2ハイブリッドカップラーの組み合わせから合
成することができる。
えば多重ビームアンテナ用ビーム形成ネットワークにお
いては、より高い次数のカップラーが必要とされる。こ
の様なより高い次数のカップラーは、等しい数の入力ポ
ート及び出力ポートを有しており、2n個のポートを有
するカップラーはn×nカップラーと通常呼ばれる。ハ
イブリッド次数が2の冪である場合、この様なより高い
次数のカップラーは、送信ラインによって相互に接続さ
れた2×2ハイブリッドカップラーの組み合わせから合
成することができる。
【0005】より高い次数のカップラーを2×2ハイブ
リッドカップラーから合成する際に、2×2ハイブリッ
ドカップラーを相互接続する送信ラインは本質的に互い
に交差する。最も単純なより高い次数のカップラーを用
いて、ハイブリッド次数nは二乗であり、4個のみの2
×2ハイブリッドカップラーが4×4カップラーを提供
するために必要とされる。この構成は送信ライン間に一
つの「クロスオーバ」をもたらすだけであり、4つの2
×2ハイブリッドカップラーの位置を再構成して、この
単一の「クロスオーバ」を避けることが知られている。
リッドカップラーから合成する際に、2×2ハイブリッ
ドカップラーを相互接続する送信ラインは本質的に互い
に交差する。最も単純なより高い次数のカップラーを用
いて、ハイブリッド次数nは二乗であり、4個のみの2
×2ハイブリッドカップラーが4×4カップラーを提供
するために必要とされる。この構成は送信ライン間に一
つの「クロスオーバ」をもたらすだけであり、4つの2
×2ハイブリッドカップラーの位置を再構成して、この
単一の「クロスオーバ」を避けることが知られている。
【0006】偶数次のより高い次数の多重カップラー
を、2×2ハイブリッドカップラーから合成して、n×
nカップラーを提供することができる。ここで、n=2
(2+p)であり、p は整数である。従って、p=1の時、
8×8カップラーを構築でき、p=2の時、16×16
カップラーを、p=3の時、32×32カップラーをの
様に構築できる。現存する8×8カップラーは多くのク
ロスオーバを含み、送信ラインが複雑な多重層構造を構
成する結果となる。
を、2×2ハイブリッドカップラーから合成して、n×
nカップラーを提供することができる。ここで、n=2
(2+p)であり、p は整数である。従って、p=1の時、
8×8カップラーを構築でき、p=2の時、16×16
カップラーを、p=3の時、32×32カップラーをの
様に構築できる。現存する8×8カップラーは多くのク
ロスオーバを含み、送信ラインが複雑な多重層構造を構
成する結果となる。
【0007】この様な送信ライン中のクロスオーバは種
々の方法で実施することかできる。例えば、ストライプ
ライン、マイクロストリップ及び同様の実現法で、2×
2ハイブリッドカップラーをコネクターと嵌め合うこと
ができ、外部半剛性ケーブルを送信ラインに使用するこ
とができる。マイクロストリップ実現法において、ワイ
ヤー、フォイル又はケーブルのブリッジを使用すること
ができる。「矩形斧(square-ax) 実現法においては、ブ
リッジ素子を使用できる。導波管実現法において、導波
管ベンドの組み合わせを使用できる。多重層マイクロス
トリップ又はストリップライン素子が望まれる。
々の方法で実施することかできる。例えば、ストライプ
ライン、マイクロストリップ及び同様の実現法で、2×
2ハイブリッドカップラーをコネクターと嵌め合うこと
ができ、外部半剛性ケーブルを送信ラインに使用するこ
とができる。マイクロストリップ実現法において、ワイ
ヤー、フォイル又はケーブルのブリッジを使用すること
ができる。「矩形斧(square-ax) 実現法においては、ブ
リッジ素子を使用できる。導波管実現法において、導波
管ベンドの組み合わせを使用できる。多重層マイクロス
トリップ又はストリップライン素子が望まれる。
【0008】以上の関係の全てにおいて、クロスオーバ
の必要性は、如何なる合成多重ポートのマス、サイズ、
機械的複雑性及び電気的確度においても不利になる。n
=2 (2+p) であり、この様な不利益は、軽量化、小型化
及び単純性が重要である衛星への応用において問題とな
る。
の必要性は、如何なる合成多重ポートのマス、サイズ、
機械的複雑性及び電気的確度においても不利になる。n
=2 (2+p) であり、この様な不利益は、軽量化、小型化
及び単純性が重要である衛星への応用において問題とな
る。
【0009】
【発明の要約】本発明の目的は、多重ポートマイクロ波
カップラーにおけるクロスオーバの数を減少する。ここ
で、n=2(2+p) てあり、p は整数である。本発明に従
うと、n個の入力ポート及びn個の出力ポートを有し、
n=2(2+p ) でpは整数である多重ポートマイクロ波カ
ップラーが、各々二つの入力と二つの出力とを有するハ
イブリットカップラーの複数の組から形成されるマトリ
ックスを含み、各ハイブリッドカップラーは2つの入力
及び2つの出力を有し、前記複数の組の第1の組が、入
力がその入力ポートを決めるn/4対の2×2ハイブリ
ッドカップラー対からなり、第2の組がn/4対の2×
2カップラー対からなり、第3の組がn/2対の2×2
ハイブリッドカップラー対からなり、前記第1の組の2
×2ハイブリッドの各々の対からの出力が、クロスオー
バ接続なしに、送信ラインの第1の群によって第2の組
の2×2ハイブリッドカップラーの関連する対の適当な
入力に接続されており、前記第2の組の出力が送信線の
第2の群によって6個未満のクロスオーバ接続を有して
前記第3の組の適当な入力に接続されている。
カップラーにおけるクロスオーバの数を減少する。ここ
で、n=2(2+p) てあり、p は整数である。本発明に従
うと、n個の入力ポート及びn個の出力ポートを有し、
n=2(2+p ) でpは整数である多重ポートマイクロ波カ
ップラーが、各々二つの入力と二つの出力とを有するハ
イブリットカップラーの複数の組から形成されるマトリ
ックスを含み、各ハイブリッドカップラーは2つの入力
及び2つの出力を有し、前記複数の組の第1の組が、入
力がその入力ポートを決めるn/4対の2×2ハイブリ
ッドカップラー対からなり、第2の組がn/4対の2×
2カップラー対からなり、第3の組がn/2対の2×2
ハイブリッドカップラー対からなり、前記第1の組の2
×2ハイブリッドの各々の対からの出力が、クロスオー
バ接続なしに、送信ラインの第1の群によって第2の組
の2×2ハイブリッドカップラーの関連する対の適当な
入力に接続されており、前記第2の組の出力が送信線の
第2の群によって6個未満のクロスオーバ接続を有して
前記第3の組の適当な入力に接続されている。
【0010】8×8マイクロ波カップラーの場合におい
て、pは勿論1であり、8個の入力ポート及び8個の出
力ポートを与え、2×2ハイブリッドカップラーの3個
のみの組みが存在し、第3の組みの出力が前記出力ポー
トを決め、送信ラインの前記第2の群は互いに交差しな
い。この場合、送信ラインの第1及び第2群は同じ面に
存在する。
て、pは勿論1であり、8個の入力ポート及び8個の出
力ポートを与え、2×2ハイブリッドカップラーの3個
のみの組みが存在し、第3の組みの出力が前記出力ポー
トを決め、送信ラインの前記第2の群は互いに交差しな
い。この場合、送信ラインの第1及び第2群は同じ面に
存在する。
【0011】好適な多重ポートマイクロ波カップラーに
おいて、本発明に従うと、2×2ハイブリッドカップラ
ーの前記組の一つが略一行に配置されており、2×2ハ
イブリッドカップラーの前記複数の組の他の組の1半分
が前記行の一方側に配置されており、前記他の組の他の
半分が前記行の他方側に配置されており、送信ラインの
第1群が同じ面内にある。
おいて、本発明に従うと、2×2ハイブリッドカップラ
ーの前記組の一つが略一行に配置されており、2×2ハ
イブリッドカップラーの前記複数の組の他の組の1半分
が前記行の一方側に配置されており、前記他の組の他の
半分が前記行の他方側に配置されており、送信ラインの
第1群が同じ面内にある。
【0012】2×2ハイブリッドカップラーの第1の組
を略1行内に配置することができ、この時、2×2ハイ
ブリッドの第2の組の1半分が前記行の一方側に配置さ
れており、2×2ハイブリッドカップラーの第2の組の
他の半分が前記行の他方の側に配置されており、送信ラ
インの第1の群が同じ面内に位置している。この場合、
第1の組の4個の2×2ハイブリッドカップラーは好ま
しくは第1、第2、第4およひ第3の順序で配置されて
いる。送信ラインの第2の群は、好ましくは2×2ハイ
ブリッドカップラーの第3の組の1半分を2×2ハイブ
リッドカップラーの第2の組の前記1半分に結合し、且
つ2×2ハイブリッドカップラーの第3の組の他の半分
を2×2ハイブリッドカップラーの第2の組の前記他の
半分に結合している。送信ラインの第2の群は前記面内
に位置している。
を略1行内に配置することができ、この時、2×2ハイ
ブリッドの第2の組の1半分が前記行の一方側に配置さ
れており、2×2ハイブリッドカップラーの第2の組の
他の半分が前記行の他方の側に配置されており、送信ラ
インの第1の群が同じ面内に位置している。この場合、
第1の組の4個の2×2ハイブリッドカップラーは好ま
しくは第1、第2、第4およひ第3の順序で配置されて
いる。送信ラインの第2の群は、好ましくは2×2ハイ
ブリッドカップラーの第3の組の1半分を2×2ハイブ
リッドカップラーの第2の組の前記1半分に結合し、且
つ2×2ハイブリッドカップラーの第3の組の他の半分
を2×2ハイブリッドカップラーの第2の組の前記他の
半分に結合している。送信ラインの第2の群は前記面内
に位置している。
【0013】これとは別に、2×2ハイブリッドカップ
ラーの第2組を、略1行内に配置することができる。2
×2ハイブリッドカップラーの第1及び第2の組の各々
の1半分は、前記行の一方側に配置されており、2×2
ハイブリッドカップラーの第1及び第2の組の各々の他
の半分が前記行の他方側に配置されており、送信ライン
の第1の群が同じ面に位置している。この場合、第2の
組の4個の2×2ハイブリッドカップラーは好ましくは
第1、第2、第4及び第3の順で配置されている。
ラーの第2組を、略1行内に配置することができる。2
×2ハイブリッドカップラーの第1及び第2の組の各々
の1半分は、前記行の一方側に配置されており、2×2
ハイブリッドカップラーの第1及び第2の組の各々の他
の半分が前記行の他方側に配置されており、送信ライン
の第1の群が同じ面に位置している。この場合、第2の
組の4個の2×2ハイブリッドカップラーは好ましくは
第1、第2、第4及び第3の順で配置されている。
【0014】多重ポートマイクロ波カップラーを提供す
るのに加えて、本発明は、多重ポートマイクロ波カップ
ラーを組み込んだ多重ビームアンテナ用ビーム形成ネッ
トワークにも及んでいる。本発明は、添付図面を参照し
て実施例のみによって記述される。
るのに加えて、本発明は、多重ポートマイクロ波カップ
ラーを組み込んだ多重ビームアンテナ用ビーム形成ネッ
トワークにも及んでいる。本発明は、添付図面を参照し
て実施例のみによって記述される。
【0015】
【実施例】図1を参照する。2×2の3dbハイブリッ
ドカップラーAが2つの動作モードの各々で示されてい
る。この図の上部に、入力部1に加わるマイクロ波信号
が、出力ポート3及び4の両方に等振幅で位相が直交す
る信号を発生するが、他の入力ポート2には電力は現れ
ない。この図の下部には、入力ポート1及び2に加わ
る、90°位相が異なる以外は等しいマイクロ波信号
は、出力ポート3において結果の信号を互いに相殺する
が、信号は出力ポート4で結合する。
ドカップラーAが2つの動作モードの各々で示されてい
る。この図の上部に、入力部1に加わるマイクロ波信号
が、出力ポート3及び4の両方に等振幅で位相が直交す
る信号を発生するが、他の入力ポート2には電力は現れ
ない。この図の下部には、入力ポート1及び2に加わ
る、90°位相が異なる以外は等しいマイクロ波信号
は、出力ポート3において結果の信号を互いに相殺する
が、信号は出力ポート4で結合する。
【0016】図2において、4個の2×23dbハイブ
リッドカップラーA、B、E及びFは公知の方法で合成
され、4つの入力ポートIn1、In2、In3及びIn4及び
4つの出力ポートOut 1、Out 2、Out 3及びOut 4を
有する4×4多重ポートカップラーが与えられる。ハイ
ブリッドカップラーAは送信ライン5及び6によってハ
イブリッドカップラーE及びFの一方の入力に接続さ
れ、ハイブリッドカップラーBは、送信ライン7及び8
によってハイブリッドカップラーE及びFの他方の入力
に接続される。結果として、送信ライン6及び7は矢印
9で示される様に「クロスオーバ」する。
リッドカップラーA、B、E及びFは公知の方法で合成
され、4つの入力ポートIn1、In2、In3及びIn4及び
4つの出力ポートOut 1、Out 2、Out 3及びOut 4を
有する4×4多重ポートカップラーが与えられる。ハイ
ブリッドカップラーAは送信ライン5及び6によってハ
イブリッドカップラーE及びFの一方の入力に接続さ
れ、ハイブリッドカップラーBは、送信ライン7及び8
によってハイブリッドカップラーE及びFの他方の入力
に接続される。結果として、送信ライン6及び7は矢印
9で示される様に「クロスオーバ」する。
【0017】図3は図2ハイブリッドカップラーA、
B、E及びFを再構成する既知の方法を示し、送信ライ
ン5、6、7及び8が互いにクロスオーバしない様にし
ている。これは送信ライン5、6、7及び8が同じ面に
配置されており、4×4ハイブリッドカップラーの真に
平面的な実現を達成する。この平面実現は以下の利点を
有する。
B、E及びFを再構成する既知の方法を示し、送信ライ
ン5、6、7及び8が互いにクロスオーバしない様にし
ている。これは送信ライン5、6、7及び8が同じ面に
配置されており、4×4ハイブリッドカップラーの真に
平面的な実現を達成する。この平面実現は以下の利点を
有する。
【0018】1.装置の基本的な損失に加わることにな
るコネクター、ケーブル、ブリッジ等の様な機構が除去
されるので、入力から出力ポートへの注入損失が低い。 2.コネクター、ブリッジ、及び他の断続よって引き起
こされる反射がないので、反射損失及び分離がより良
い。 3.高さが基本的平面送信ライン構造で制限されてお
り、クロスオーバに適合するためにしばしば必要とされ
る余分な長さがないのでサイズが減少される。
るコネクター、ケーブル、ブリッジ等の様な機構が除去
されるので、入力から出力ポートへの注入損失が低い。 2.コネクター、ブリッジ、及び他の断続よって引き起
こされる反射がないので、反射損失及び分離がより良
い。 3.高さが基本的平面送信ライン構造で制限されてお
り、クロスオーバに適合するためにしばしば必要とされ
る余分な長さがないのでサイズが減少される。
【0019】4.よりサイズが小さいのでマスがより小
さい。 5.手作業による相互接続を必要としないで、単純プリ
ント又は機械構造の何れかで、実際の装置間でより良い
再現性を得ることが可能である。 6.構造がより簡単であり、クロスオーバの為に余分な
部品及び接続が必要とされないのでより低いコスト及び
より高い信頼性が得られる。
さい。 5.手作業による相互接続を必要としないで、単純プリ
ント又は機械構造の何れかで、実際の装置間でより良い
再現性を得ることが可能である。 6.構造がより簡単であり、クロスオーバの為に余分な
部品及び接続が必要とされないのでより低いコスト及び
より高い信頼性が得られる。
【0020】7.内部断線が避けられるので、受動的相
互変調積の発生及び乗積ブレークダウンが生じる可能性
が小さくなる。これは、高い電力の、多重キャリヤーの
応用で特に重要である。 8.ネットワーク内の電気的長さが、本質的に対称であ
るのでより旨く制御され、より良い振幅及び位相バラン
ス及びより良い出力ポート間トラッキングが得られる。
互変調積の発生及び乗積ブレークダウンが生じる可能性
が小さくなる。これは、高い電力の、多重キャリヤーの
応用で特に重要である。 8.ネットワーク内の電気的長さが、本質的に対称であ
るのでより旨く制御され、より良い振幅及び位相バラン
ス及びより良い出力ポート間トラッキングが得られる。
【0021】これらの8つの利点の全てが、衛星への応
用において、主に重要である。2×2ハイブリッドカッ
プラーからn×nマルチポートマイクロ波カップラーを
合成することを考えると、クロスオーバ接続の発生は図
4に示される様にかなり高い。この図から、8×8マイ
クロ波カップラーは12個の2×2ハイブリッドカップ
ラーから形成され、4個づつ3つの組を形成しており、
第1の組A、B、C、Dが8個の入力ポート、In1、In
2、In3、In4、In5、In6、In7、In8を決めてお
り、第3の組I、J、K、Lが8個の出力ポートOut
1、Out 2、Out 3、Out 4、Out 5、Out 6、Out
7、Out 8を決めており、この8×8マイクロカップラ
ーは、バトラー(Butler)マトリックスとして知られてお
り、図4から第1の組A、B、C及びD及び第2の組
E、F、G及びHとの間の送信ラインの第1群11、1
2、13、14、15、16、17及び18内に2つの
クロスオーバが存在し、第2の組E、F、G及びHと第
3の組I、J、K及びLとの間の送信ライン21、2
2、23、24、25、26、27及び28の第2の群
内に6個のクロスオーバが存在し、合計8個のクロスオ
ーバを生じる。
用において、主に重要である。2×2ハイブリッドカッ
プラーからn×nマルチポートマイクロ波カップラーを
合成することを考えると、クロスオーバ接続の発生は図
4に示される様にかなり高い。この図から、8×8マイ
クロ波カップラーは12個の2×2ハイブリッドカップ
ラーから形成され、4個づつ3つの組を形成しており、
第1の組A、B、C、Dが8個の入力ポート、In1、In
2、In3、In4、In5、In6、In7、In8を決めてお
り、第3の組I、J、K、Lが8個の出力ポートOut
1、Out 2、Out 3、Out 4、Out 5、Out 6、Out
7、Out 8を決めており、この8×8マイクロカップラ
ーは、バトラー(Butler)マトリックスとして知られてお
り、図4から第1の組A、B、C及びD及び第2の組
E、F、G及びHとの間の送信ラインの第1群11、1
2、13、14、15、16、17及び18内に2つの
クロスオーバが存在し、第2の組E、F、G及びHと第
3の組I、J、K及びLとの間の送信ライン21、2
2、23、24、25、26、27及び28の第2の群
内に6個のクロスオーバが存在し、合計8個のクロスオ
ーバを生じる。
【0022】カップラーA、B、E及びFによって与え
られるマトリックスの部分は図2に示されるのと同じで
あり、2×2ハイブリッドカップラーC、D、G及びH
の構成と同じである。図4の8×8多重ポートカップラ
ー内の2つのクロスオーバは2×2ハイブリッドカップ
ラーA、B、E及びFを図3に示される様に再構成する
ことにより、またC、D、G及びHを同様に再構成する
ことにより避けることができる。しかしながら、これは
残りの6個のクロスオーバを単純化しなく、図3内の出
力Out 1及びOut 2がカップラーの反対側で出力Out 3
及びOut 4と対応するので別の問題を加える。実際、こ
れは2つの別のクロスオーバを導入し、全クロスオーバ
が送信ラインの第2群21、22、23、24、25、
26、27及び28に限定される以外は改善がない。
られるマトリックスの部分は図2に示されるのと同じで
あり、2×2ハイブリッドカップラーC、D、G及びH
の構成と同じである。図4の8×8多重ポートカップラ
ー内の2つのクロスオーバは2×2ハイブリッドカップ
ラーA、B、E及びFを図3に示される様に再構成する
ことにより、またC、D、G及びHを同様に再構成する
ことにより避けることができる。しかしながら、これは
残りの6個のクロスオーバを単純化しなく、図3内の出
力Out 1及びOut 2がカップラーの反対側で出力Out 3
及びOut 4と対応するので別の問題を加える。実際、こ
れは2つの別のクロスオーバを導入し、全クロスオーバ
が送信ラインの第2群21、22、23、24、25、
26、27及び28に限定される以外は改善がない。
【0023】図5及び6は全クロスオーバを除去した図
4の8×8多重ポートカップラーの別の再構成を示して
いる。構成及び接続は図4と同じであるので、同じ参照
符号及び材料が同じ部品を示すのに使用された。図5を
特に参照する。第1の組A、B、C及びDがA、B、
D、Cの順、即ち第1の組の第1、第2、第4及び第3
の順でラインで配置されていることがでわかる。ハイブ
リッドカップラーの第2の組の1半分F及びHは第1の
組A、B、C及びDの一方側に配置されている。ハイブ
リッドカップラーの第2の組の他半分E及びGは、他方
の側に配置されており、第1及び第2の組が送信ライン
の第1の群11、12、13、14、15、16、17
及び18によって接続されている。第2のグループの送
信ライン21、22、25及び26はハイブリッドカッ
プラーの第3の組の1半分J及びIを、カップラーA、
B、D及びCのラインの一方側に位置する第2の組のハ
イブリッドカップラーE、Gに接続していることが分か
る。同様に、第2の組のカップリングライン23、2
4、27及び28は、第3の組のハイブリッドカップラ
ーK及びLを、ハイブリッドカップラーA、B、D及び
Cのラインの他方側に位置する第2の組のハイブリッド
カップラーF及びHに接続する。この方法で、送信ライ
ンの全てがクロスオーバを生じることなく図4に示した
様に同じ接続を達成する様構成されている。図5は従っ
て如何なるクロスオーバ接続無しに2×2ハイブリッド
カップラーから8×8多重ポートマイクロ波カップラー
を合成する仕方を教えており、送信ラインの第1及び第
2群の全てが1平面上に位置し、図3の4×4多重ポー
トカップラーの平面構成と関連して既に上述された付随
する利点の全てを有する平面構成を与えている。図5に
示される様にハイブリッドカップラーA、B、C及びD
の第1の組を1列に配列することが好都合であるが、こ
れは、それらカップラーが一方側にハイブリッドカップ
ラーE及びFを有し、他方側にハイブリッドカップラー
F及びHを有する2×2ハイブリッドカップラーの第2
の組の間に延びる1行上に配列される場合は、本質的で
はない。もし必要の或る場合は、入力ポートIn1、In
2、In3、及びIn4は群A、F、B及びEの中心へ回転
して、第1の4つの入力ポートが互いに近接して位置す
る様にできる。同様に、入力ポートIn5、In6、In7、
及びIn8は中心群D、H、C及びGの中心へ回転するこ
とかできる。出力ポートOut 1及びOut 2を上方に回転
して、ハイブリッドカップラーJ及びIの間に第1の4
つの出力ポートOut 1、Out 2、Out 3及びOut 4を位
置することができる。同様に、出力ポートOut 5及びOu
t 6を下方に回転して残りの出力ポートOut 5、Out
6、Out 7及びOut 8をハイブリッドカップラーK及び
Lの間に位置することがてきる。
4の8×8多重ポートカップラーの別の再構成を示して
いる。構成及び接続は図4と同じであるので、同じ参照
符号及び材料が同じ部品を示すのに使用された。図5を
特に参照する。第1の組A、B、C及びDがA、B、
D、Cの順、即ち第1の組の第1、第2、第4及び第3
の順でラインで配置されていることがでわかる。ハイブ
リッドカップラーの第2の組の1半分F及びHは第1の
組A、B、C及びDの一方側に配置されている。ハイブ
リッドカップラーの第2の組の他半分E及びGは、他方
の側に配置されており、第1及び第2の組が送信ライン
の第1の群11、12、13、14、15、16、17
及び18によって接続されている。第2のグループの送
信ライン21、22、25及び26はハイブリッドカッ
プラーの第3の組の1半分J及びIを、カップラーA、
B、D及びCのラインの一方側に位置する第2の組のハ
イブリッドカップラーE、Gに接続していることが分か
る。同様に、第2の組のカップリングライン23、2
4、27及び28は、第3の組のハイブリッドカップラ
ーK及びLを、ハイブリッドカップラーA、B、D及び
Cのラインの他方側に位置する第2の組のハイブリッド
カップラーF及びHに接続する。この方法で、送信ライ
ンの全てがクロスオーバを生じることなく図4に示した
様に同じ接続を達成する様構成されている。図5は従っ
て如何なるクロスオーバ接続無しに2×2ハイブリッド
カップラーから8×8多重ポートマイクロ波カップラー
を合成する仕方を教えており、送信ラインの第1及び第
2群の全てが1平面上に位置し、図3の4×4多重ポー
トカップラーの平面構成と関連して既に上述された付随
する利点の全てを有する平面構成を与えている。図5に
示される様にハイブリッドカップラーA、B、C及びD
の第1の組を1列に配列することが好都合であるが、こ
れは、それらカップラーが一方側にハイブリッドカップ
ラーE及びFを有し、他方側にハイブリッドカップラー
F及びHを有する2×2ハイブリッドカップラーの第2
の組の間に延びる1行上に配列される場合は、本質的で
はない。もし必要の或る場合は、入力ポートIn1、In
2、In3、及びIn4は群A、F、B及びEの中心へ回転
して、第1の4つの入力ポートが互いに近接して位置す
る様にできる。同様に、入力ポートIn5、In6、In7、
及びIn8は中心群D、H、C及びGの中心へ回転するこ
とかできる。出力ポートOut 1及びOut 2を上方に回転
して、ハイブリッドカップラーJ及びIの間に第1の4
つの出力ポートOut 1、Out 2、Out 3及びOut 4を位
置することができる。同様に、出力ポートOut 5及びOu
t 6を下方に回転して残りの出力ポートOut 5、Out
6、Out 7及びOut 8をハイブリッドカップラーK及び
Lの間に位置することがてきる。
【0024】図6を最後に参照する。2×2ハイブリッ
ドカップラーE、F、G及びHの第2の組が、E、F、
H及びGの順、即ち第1、第2、第4及び第3カップラ
ーの第2順で配列されていることが分かる。2×2ハイ
ブリッドカップラーA及びCの第1の組の半分及び2×
2ハイブリッドカップラーK及びIの第3の組の1半分
はカップラーE、F、H及びGのラインの一方の側に配
置されており、第1及び第3の組B、D、L及びJの他
の半分はカップラーE、F、H及びGのラインの他の側
に配置されている。この方法において、送信ラインの第
1及び第2の群が同様に位置され、クロスオーバが存在
しない様にし、8×8多重ポートマイクロ波カップラー
の平面実行が達成される。図5に示される様に、入力及
び出力ポートは、4個毎に組分けすることにより移動す
ることができる。
ドカップラーE、F、G及びHの第2の組が、E、F、
H及びGの順、即ち第1、第2、第4及び第3カップラ
ーの第2順で配列されていることが分かる。2×2ハイ
ブリッドカップラーA及びCの第1の組の半分及び2×
2ハイブリッドカップラーK及びIの第3の組の1半分
はカップラーE、F、H及びGのラインの一方の側に配
置されており、第1及び第3の組B、D、L及びJの他
の半分はカップラーE、F、H及びGのラインの他の側
に配置されている。この方法において、送信ラインの第
1及び第2の群が同様に位置され、クロスオーバが存在
しない様にし、8×8多重ポートマイクロ波カップラー
の平面実行が達成される。図5に示される様に、入力及
び出力ポートは、4個毎に組分けすることにより移動す
ることができる。
【0025】本発明はn個の入力ポート及びn個の出力
ポートを有し、ここでn=2(2+p)及びp=1である多
重ポートマイクロ波カプッラーを参照して説明された
が、図5及び6の教えは多重ポートマイクロ波カップラ
ーのより高い次数に有用に適用できると確信される。多
重ポートカップラーの次の次数(即ち、p=2)は8×
8多重ポートカップラーの入力及び出力ポートを2倍必
要とする。明らかに、2×2ハイブリッドカップラーの
第1の3つの組は、図5又は図6に示される様に、2個
の8×8多重ポートカップラーに分離でき、16×16
マルチポートカップラーを大きく簡単化することができ
る。現在16×16多重ポートカップラーに対する完全
な回路を研究してはいないが、ここに教えられる扱いを
利用して全クロスオーバが除去されるか否かは証明して
いない。しかしながら、クロスオーバの全数が、本発明
の教えを利用して大幅に減少することかできることは極
めて明らかである。
ポートを有し、ここでn=2(2+p)及びp=1である多
重ポートマイクロ波カプッラーを参照して説明された
が、図5及び6の教えは多重ポートマイクロ波カップラ
ーのより高い次数に有用に適用できると確信される。多
重ポートカップラーの次の次数(即ち、p=2)は8×
8多重ポートカップラーの入力及び出力ポートを2倍必
要とする。明らかに、2×2ハイブリッドカップラーの
第1の3つの組は、図5又は図6に示される様に、2個
の8×8多重ポートカップラーに分離でき、16×16
マルチポートカップラーを大きく簡単化することができ
る。現在16×16多重ポートカップラーに対する完全
な回路を研究してはいないが、ここに教えられる扱いを
利用して全クロスオーバが除去されるか否かは証明して
いない。しかしながら、クロスオーバの全数が、本発明
の教えを利用して大幅に減少することかできることは極
めて明らかである。
【0026】上述した様に、図5及び図6の両方の入力
ポート及び出力ポートは、4個からなる群を形成する様
に回転することかでき、回路の8個の出力が次の回路の
8個の入力に接続される、(図5及び図6の様な)一連
の回路として、より高い次数の多重ポートマイクロ波カ
ップラーを構成する可能性を広げる。
ポート及び出力ポートは、4個からなる群を形成する様
に回転することかでき、回路の8個の出力が次の回路の
8個の入力に接続される、(図5及び図6の様な)一連
の回路として、より高い次数の多重ポートマイクロ波カ
ップラーを構成する可能性を広げる。
【図1】既知の2×2ハイブリッドカップラーの動作な
説明する図、
説明する図、
【図2】4個の2×2ハイブリッドカップラーから合成
される既知の4×4カップラーの図、
される既知の4×4カップラーの図、
【図3】図2に示される4×4カップラーの既知に再構
成を示す図、
成を示す図、
【図4】12個の2×2ハイブリッドカップラーから合
成される既知の8×8カップラーの図、
成される既知の8×8カップラーの図、
【図5】如何なるクロスオーバ接続も避ける8×8カッ
プラーの再構成を示す図、
プラーの再構成を示す図、
【図6】如何なるクロスオーバ接続も避ける図4の8×
8カップラーの別の再構成を示す図。
8カップラーの別の再構成を示す図。
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (10)
- 【請求項1】n個の入力ポート(In 1からIn 8) 及びn
個の出力ポート(Out 1 からOut 8)を有し、n=2
(2+p) でpは整数である多重ポートマイクロ波カップラ
ーであり、このカップラーが、各々二つの入力と二つの
出力とを有するハイブリットカップラーの複数の組(A
からL)から形成されるマトリックスを含み、各ハイブ
リッドカップラー(AからL)は2つの入力及び2つの
出力を有しており、前記複数の組の第1の組(A、B、
C、D)が、入力がその入力ポートを決めるn/4対の
2×2ハイブリッドカップラー対からなり、第2の組
(E、F、G、H)がn/4対の2×2カップラー対か
らなり、第3の組(I、J、K、L)がn/2対の2×
2ハイブリッドカップラー対からなり、前記第1の組の
2×2ハイブリッドカップラーの各々の対からの出力
が、クロスオーバ接続なしに、送信ラインの第1の群
(11から18)によって第2の組の2×2ハイブリッ
ドカップラーの関連する対の適当な入力に接続されてお
り、前記第2の組の出力が送信線の第2の群(21から
28)によって6個未満のクロスオーバ接続を有して前
記第3の組の適当な入力に接続されている多重ポートマ
イクロ波カップラー。 - 【請求項2】pが1であると、8個の入力ポート(In 1
からIn 8)及び8個の出力ポート(Out 1 からOut 8 )
が与えられ、3個のみの2×2ハイブリッドカップラー
(A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L)
組が存在し、第3の組(I、J、K、L)の出力が前記
出力ポートを決め、送信ラインの前記第2の群が互い交
差しない請求項1記載の多重マイクロ波カップラー。 - 【請求項3】送信ライン(11から18及び21から2
8)の第1及び第2の群が同じ平面内に位置する請求項
2記載の多重マイクロ波カップラー。 - 【請求項4】2×2ハイブリッドカップラーの前記複数
の組の一方(A、B、C、D)が略一行に配列されてお
り、2×2ハイブリッドカップラーの前記複数の組の他
方(E、F、G、H)の1半分(F、H)が前記行の一
方側に配列しており、前記他方の組(E、F、G、H)
の他半分(F、G)が前記行の他方の側に配列されてお
り、送信ライン(11から18)の第1の群が同じ平面
に位置している請求項1記載の多重ポートマイクロ波カ
ップラー。 - 【請求項5】2×2ハイブリッドカップラー(A、B、
C、D)の第1の組が、略一行に配列されており、2×
2ハイブリッドカップラー(E、F、G、D)の第2の
組の1半分(F、H)は前記行の1方側に配置されてお
り、2×2ハイブリッドカップラー(E、F、G、H)
の第2の組の他半分(E、G)は前記行の他方の側に配
置されている請求項4記載の多重ポートマイクロ波カッ
プラー。 - 【請求項6】前記第1の組の4個の2×2ハイブリッド
カップラー(A、B、C、D)は、第1、第2、第4、
第3(A、B、D、C)の順で配置されている請求項5
記載の多重ポートマイクロ波カップラー。 - 【請求項7】送信ライン(21から28)の第2群が、
2×2ハイブリッドカップラー(I、J、K、L)の第
3の組の1半分(K、L)を2×2ハイブリッドカップ
ラー(E、F、G、F)の第2の組の前記1半分(F、
H)に接続し、2×2ハイブリッドカップラーの第3の
組(I、J、K、L)の他半分(I、J)を2×2ハイ
ブリッドカップラー(E、F、G、H)の第2の組の前
記他半分(E、G)に接続し、送信ライン(21から2
8)の第2の群が同じ平面に位置する請求項5又は6記
載の多重マイクロ波カップラー。 - 【請求項8】2×2ハイブリッドカップラー(E、F、
G、H)の第2の組が、略一行に配置されており、2×
2ハイブリッドカップラーの第1及び第3の組の各々の
1半分(B、D及びL、J)が前記行の一方側に配置さ
れており、第1及び第3の組の他の半分(A、C及び
I、K)が前記行の他方側に配置されている請求項4記
載の多重ポートマイクロ波カップラー。 - 【請求項9】前記第2の組の4個の2×2ハイブリッド
カップラー(E、F、G、H)が第1、第2、第4、第
3(E、F、H、G)の順で配置されている請求項8記
載の多重ポートマイクロ波カップラー。 - 【請求項10】請求項1乃至10何れかに記載の多重ポ
ートマイクロ波カップラーを組み込む多重ビームアンテ
ナ用ビーム形成ネットワーク。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9115581:2 | 1991-07-18 | ||
GB9115581A GB2257842A (en) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | Multi-port microwave coupler |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216612A true JPH06216612A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=10698602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18686892A Pending JPH06216612A (ja) | 1991-07-18 | 1992-07-14 | 多重ポートマイクロ波カップラー |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0524000A1 (ja) |
JP (1) | JPH06216612A (ja) |
CA (1) | CA2073793A1 (ja) |
GB (1) | GB2257842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101404225B1 (ko) * | 2010-11-08 | 2014-06-05 | 한국전자통신연구원 | 버틀러 매트릭스 및 이를 구비한 다중단자 증폭기 |
CN104577288A (zh) * | 2013-10-21 | 2015-04-29 | 京信通信系统(中国)有限公司 | 三路合路功分器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5506589A (en) * | 1993-04-09 | 1996-04-09 | Hughes Aircraft Company | Monopulse array system with air-stripline multi-port network |
US9502746B2 (en) * | 2015-02-04 | 2016-11-22 | Tyco Electronics Corporation | 180 degree hybrid coupler and dual-linearly polarized antenna feed network |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3444475A (en) * | 1967-04-19 | 1969-05-13 | Bell Telephone Labor Inc | Broadband hybrid-coupled circuit |
GB8707260D0 (en) * | 1987-03-26 | 1987-04-29 | British Aerospace | R f signal distribution |
GB2233831B (en) * | 1989-07-15 | 1994-03-23 | British Aerospace | Shared power amplifiers |
FR2651939B1 (fr) * | 1989-09-08 | 1994-06-03 | Alcatel Espace | Structure de coupleur generalise. |
FR2651940B1 (fr) * | 1989-09-08 | 1994-06-10 | Alcatel Espace | Structure multi-niveaux de coupleur generalise. |
GB2237693B (en) * | 1989-11-02 | 1994-03-16 | British Aerospace | Waveguide coupling networks |
-
1991
- 1991-07-18 GB GB9115581A patent/GB2257842A/en not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-07-14 JP JP18686892A patent/JPH06216612A/ja active Pending
- 1992-07-14 CA CA 2073793 patent/CA2073793A1/en not_active Abandoned
- 1992-07-16 EP EP92306540A patent/EP0524000A1/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101404225B1 (ko) * | 2010-11-08 | 2014-06-05 | 한국전자통신연구원 | 버틀러 매트릭스 및 이를 구비한 다중단자 증폭기 |
US8766851B2 (en) | 2010-11-08 | 2014-07-01 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Butler matrix and multi-port amplifier having the same |
CN104577288A (zh) * | 2013-10-21 | 2015-04-29 | 京信通信系统(中国)有限公司 | 三路合路功分器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2073793A1 (en) | 1993-01-19 |
GB2257842A (en) | 1993-01-20 |
GB9115581D0 (en) | 1991-09-04 |
EP0524000A1 (en) | 1993-01-20 |
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