JPH06215808A - トグルクランプコネクタ - Google Patents
トグルクランプコネクタInfo
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- JPH06215808A JPH06215808A JP5278190A JP27819093A JPH06215808A JP H06215808 A JPH06215808 A JP H06215808A JP 5278190 A JP5278190 A JP 5278190A JP 27819093 A JP27819093 A JP 27819093A JP H06215808 A JPH06215808 A JP H06215808A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/50—Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw
- H01R4/5083—Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw using a wedge
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２本以上の導電線を、そのずれやそれに対す
る締め付け力の弛緩を補償しながら、電気接続するトグ
ルクランプコネクタを提供する。 【構成】 ベース１６と２つの直立壁１８,２０とを有
するフレーム１４と２つのトグルクランプ片２８,２６
とからなる。各トグルクランプ片２８,２６は各１端３
０,３２で互いに係合する。トグルクランプ片２８,２６
を組み合わせたときの長さは、導電線１２を挿入した後
にフレーム１４に残っている間隔よりも長い。相互に接
続したクランプ片２８,２６は、各直立壁１８,２０間に
配置した後、それらが１列に並ぶポイントよりもさらに
下方に押圧することができる。さらに、クランプ片２
８,２６を押し下げることによってフレーム１４が変形
し、そこにばね力が生じるので、導電線１２を確実に締
め付けることができる。
る締め付け力の弛緩を補償しながら、電気接続するトグ
ルクランプコネクタを提供する。 【構成】 ベース１６と２つの直立壁１８,２０とを有
するフレーム１４と２つのトグルクランプ片２８,２６
とからなる。各トグルクランプ片２８,２６は各１端３
０,３２で互いに係合する。トグルクランプ片２８,２６
を組み合わせたときの長さは、導電線１２を挿入した後
にフレーム１４に残っている間隔よりも長い。相互に接
続したクランプ片２８,２６は、各直立壁１８,２０間に
配置した後、それらが１列に並ぶポイントよりもさらに
下方に押圧することができる。さらに、クランプ片２
８,２６を押し下げることによってフレーム１４が変形
し、そこにばね力が生じるので、導電線１２を確実に締
め付けることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２本以上の線材、特に
導電線、を互いに締め付けることによって接続するトグ
ルクランプコネクタに関する。
導電線、を互いに締め付けることによって接続するトグ
ルクランプコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】２本以上の導電線を電気接続する機械的
なコネクタの形態として、導電線間の電気的接触を保持
するために、導電線の上から嵌め込んで押し付けること
のできる金属バレルか、あるいは、ボルトもしくは他の
締結具によって互いに締め付けることのできる２つの半
クランプを用いる点はいずれの従来例にも共通すること
である。これらのコネクタは、意図された目的を果たし
はするが、温度変化や、導電線あるいはコネクタを構成
する材料の恒常的な変形等の要因による導電線の移動も
しくは締め付け力の弛緩を補償する予備的締め付け力を
発生させる手段が備わっていないという欠点を有する点
で共通している。
なコネクタの形態として、導電線間の電気的接触を保持
するために、導電線の上から嵌め込んで押し付けること
のできる金属バレルか、あるいは、ボルトもしくは他の
締結具によって互いに締め付けることのできる２つの半
クランプを用いる点はいずれの従来例にも共通すること
である。これらのコネクタは、意図された目的を果たし
はするが、温度変化や、導電線あるいはコネクタを構成
する材料の恒常的な変形等の要因による導電線の移動も
しくは締め付け力の弛緩を補償する予備的締め付け力を
発生させる手段が備わっていないという欠点を有する点
で共通している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、導電線等の線
材に容易に取り付けて線材を互いに接続することがで
き、かつ、線材を締め付けていた本来の力を減少させよ
うとする要因を補償する予備のばねタイプの力を発生し
得る安価なコネクタを提供することが望ましい。
材に容易に取り付けて線材を互いに接続することがで
き、かつ、線材を締め付けていた本来の力を減少させよ
うとする要因を補償する予備のばねタイプの力を発生し
得る安価なコネクタを提供することが望ましい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトグルクラ
ンプコネクタは、上記の理想的なコネクタの有する望ま
しい特長を達成するものである。本トグルクランプコネ
クタは、２つの端部を有するベースを含むフレームと、
ベースの各端部にそれぞれ接続する、実質的に平行な２
つの直立壁と、２つの端部を有する第１トグル片と、２
つの端部を有する第２トグル片と、第１トグル片と第２
トグル片の各１端を相互に接続して各トグル片の相互接
続端と各トグル片の自由端とを形成する手段とを有す
る。第１トグル片と第２トグル片を組み合わせたときの
長さは、少なくとも２本の線材をベースに隣接させなが
らかつ直立壁に実質的に平行にトグルクランプコネクタ
内に位置決めしたときに直立壁間に残っている間隔より
も長い。従って、相互に接続したトグル片を直立壁間に
配置すると、第１トグル片と第２トグル片の各相互接続
端を、ベースの方へかつ第１トグル片と第２トグル片と
が平行に並ぶポイントをちょうど越えて押圧することが
でき、トグル片の自由端によって、線材は、トグルクラ
ンプコネクタ内の、少なくとも一方の直立壁に隣接する
位置で締め付けられかつ保持される。本発明に係るトグ
ルクランプコネクタでは、接続すべき線材をコネクタの
一端に位置決めしてもよいし、個々の線材をベースの両
端に位置決めしてもよい。各トグル片を互いに分かれか
つフレームからも離れた独立片としてもよいし、コネク
タを単一のストリップ材より形成してもよい。後者の場
合には、フレーム、各直立壁、及び各トグル片によって
ストリップの種々の部分が定められ、また、これらの部
分はストリップ材の複数の曲部によって形成される。
ンプコネクタは、上記の理想的なコネクタの有する望ま
しい特長を達成するものである。本トグルクランプコネ
クタは、２つの端部を有するベースを含むフレームと、
ベースの各端部にそれぞれ接続する、実質的に平行な２
つの直立壁と、２つの端部を有する第１トグル片と、２
つの端部を有する第２トグル片と、第１トグル片と第２
トグル片の各１端を相互に接続して各トグル片の相互接
続端と各トグル片の自由端とを形成する手段とを有す
る。第１トグル片と第２トグル片を組み合わせたときの
長さは、少なくとも２本の線材をベースに隣接させなが
らかつ直立壁に実質的に平行にトグルクランプコネクタ
内に位置決めしたときに直立壁間に残っている間隔より
も長い。従って、相互に接続したトグル片を直立壁間に
配置すると、第１トグル片と第２トグル片の各相互接続
端を、ベースの方へかつ第１トグル片と第２トグル片と
が平行に並ぶポイントをちょうど越えて押圧することが
でき、トグル片の自由端によって、線材は、トグルクラ
ンプコネクタ内の、少なくとも一方の直立壁に隣接する
位置で締め付けられかつ保持される。本発明に係るトグ
ルクランプコネクタでは、接続すべき線材をコネクタの
一端に位置決めしてもよいし、個々の線材をベースの両
端に位置決めしてもよい。各トグル片を互いに分かれか
つフレームからも離れた独立片としてもよいし、コネク
タを単一のストリップ材より形成してもよい。後者の場
合には、フレーム、各直立壁、及び各トグル片によって
ストリップの種々の部分が定められ、また、これらの部
分はストリップ材の複数の曲部によって形成される。
【０００５】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の３つの実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
【０００６】図１,２に、２本以上の導電線１２を電気
接続するために使用することのできる、本発明の第１実
施例に係るトグルクランプコネクタ１０を示している。
本明細書に記載する実施例では、接続すべき２本の導電
線１２をマルチストランド型導電線として示している
が、その一方もしくは両方が単一ストランド型導電線で
あってもかまわない。また、図に示す導電線１２の数は
すべて２本となっているが、コネクタ１０内に何本の導
電線を嵌め込んでも、それらを収容することは可能であ
る。
接続するために使用することのできる、本発明の第１実
施例に係るトグルクランプコネクタ１０を示している。
本明細書に記載する実施例では、接続すべき２本の導電
線１２をマルチストランド型導電線として示している
が、その一方もしくは両方が単一ストランド型導電線で
あってもかまわない。また、図に示す導電線１２の数は
すべて２本となっているが、コネクタ１０内に何本の導
電線を嵌め込んでも、それらを収容することは可能であ
る。
【０００７】コネクタ１０は、ベース１６と、ベース１
６の端部から延在している直立壁１８,２０とを有する
フレーム１４を備えている。直立壁１８,２０は、導電
線１２もしくはコネクタ１０の他の部分がフレーム１４
から抜け出るのを防ぐために、各端部２２,２４を内側
に向けた形状とすることが好ましい。
６の端部から延在している直立壁１８,２０とを有する
フレーム１４を備えている。直立壁１８,２０は、導電
線１２もしくはコネクタ１０の他の部分がフレーム１４
から抜け出るのを防ぐために、各端部２２,２４を内側
に向けた形状とすることが好ましい。
【０００８】コネクタ１０は、さらに、第１トグルクラ
ンプ片２６と第２トグルクランプ片２８とを有する。こ
れらのクランプ片２６,２８の各端部を突き合わせるこ
とにより、相互接続端３０,３２と自由端３４,３６とが
形成される。トグルクランプ片２６,２８を組み合わせ
たときの長さは、導電線１２の挿入後にフレーム１４内
に残っている間隔よりも長い。従って、クランプ片２
６,２８を一方の直立壁２０と導電線１２との間に挿入
するには、図１に示すようにそれらを互いに対して傾斜
させなければならない。コネクタ１０を閉じる際には、
トグルクランプ片２６,２８がフレーム１４のベース１
６に接触するまで、相互接続端３０,３２をベース１６
の方へ押す。コネクタ１０のサイズが小さければ手でク
ランプ片２６,２８をこのように移動させてもよいし、
あるいは、ハンマーやペンチ等の工具を用いてもよい。
ンプ片２６と第２トグルクランプ片２８とを有する。こ
れらのクランプ片２６,２８の各端部を突き合わせるこ
とにより、相互接続端３０,３２と自由端３４,３６とが
形成される。トグルクランプ片２６,２８を組み合わせ
たときの長さは、導電線１２の挿入後にフレーム１４内
に残っている間隔よりも長い。従って、クランプ片２
６,２８を一方の直立壁２０と導電線１２との間に挿入
するには、図１に示すようにそれらを互いに対して傾斜
させなければならない。コネクタ１０を閉じる際には、
トグルクランプ片２６,２８がフレーム１４のベース１
６に接触するまで、相互接続端３０,３２をベース１６
の方へ押す。コネクタ１０のサイズが小さければ手でク
ランプ片２６,２８をこのように移動させてもよいし、
あるいは、ハンマーやペンチ等の工具を用いてもよい。
【０００９】トグルクランプ片２６,２８を倒すために
必要な力をかけると、その力は直立壁２０と導電線１２
の方へ外側に伝達される。このような力の伝達によって
導電線１２は相互にかつ直立壁１８に対して堅く締め付
けられ、その結果、導電線１２を十分に電気接続させる
ことができる。さらに、クランプ片２６,２８のこの締
め付け力によって、フレーム１４が弾性的に変形する。
この変形は望ましい。と言うのは、温度変化や材料の変
形等の事態によって、導電線１２が互いにずれたり、導
電線１２もしくはコネクタ１０の寸法が変化することが
あっても、それを調整することのできる「ばね」力がた
くわえられるからである。図１に示すベース１６は、ク
ランプが弛緩状態にあるときに湾曲するように形成され
ている。図２では、コネクタ１０を閉じる力によって、
ベース１６はまっすぐに伸びている。ベース１６のこの
伸びによって、上記予備的ばね力の一部が生じる。ベー
ス１６が湾曲していなくても、コネクタ１０を閉じよう
と力をかけるとそれは他の位置で変形して予備的ばね力
がやはり生じるが、ベース１６が湾曲していると、コネ
クタ１０が閉じたときにどの位置まで及び最終的にどの
ような形状に変形するかを容易に把握することができ
る。
必要な力をかけると、その力は直立壁２０と導電線１２
の方へ外側に伝達される。このような力の伝達によって
導電線１２は相互にかつ直立壁１８に対して堅く締め付
けられ、その結果、導電線１２を十分に電気接続させる
ことができる。さらに、クランプ片２６,２８のこの締
め付け力によって、フレーム１４が弾性的に変形する。
この変形は望ましい。と言うのは、温度変化や材料の変
形等の事態によって、導電線１２が互いにずれたり、導
電線１２もしくはコネクタ１０の寸法が変化することが
あっても、それを調整することのできる「ばね」力がた
くわえられるからである。図１に示すベース１６は、ク
ランプが弛緩状態にあるときに湾曲するように形成され
ている。図２では、コネクタ１０を閉じる力によって、
ベース１６はまっすぐに伸びている。ベース１６のこの
伸びによって、上記予備的ばね力の一部が生じる。ベー
ス１６が湾曲していなくても、コネクタ１０を閉じよう
と力をかけるとそれは他の位置で変形して予備的ばね力
がやはり生じるが、ベース１６が湾曲していると、コネ
クタ１０が閉じたときにどの位置まで及び最終的にどの
ような形状に変形するかを容易に把握することができ
る。
【００１０】図２に示すように、クランプ片２６,２８
の相互接続端３０,３２は、ベース１６に対して平行に
かつ互いに１列に並ぶ位置を越えており、いわゆる「オ
ーバートグル」状態が形成されている。この状態は、ク
ランプ片２６,２８を、互いに１列に並ぶポイントから
さらに倒すことによって達成される。このことは、コネ
クタ１０を閉じたときに、クランプ片２６,２８の自由
端３４,３６の方が相互接続端３０,３２よりも、ベース
１６から離れているという事実が示している。クランプ
片２６,２８は、相互接続端３０,３２がフレーム１４に
接触するポイントまで押し下げる。
の相互接続端３０,３２は、ベース１６に対して平行に
かつ互いに１列に並ぶ位置を越えており、いわゆる「オ
ーバートグル」状態が形成されている。この状態は、ク
ランプ片２６,２８を、互いに１列に並ぶポイントから
さらに倒すことによって達成される。このことは、コネ
クタ１０を閉じたときに、クランプ片２６,２８の自由
端３４,３６の方が相互接続端３０,３２よりも、ベース
１６から離れているという事実が示している。クランプ
片２６,２８は、相互接続端３０,３２がフレーム１４に
接触するポイントまで押し下げる。
【００１１】このオーバートグル状態と、閉じたコネク
タ１０内に残留ばね力が存在するという事実とによっ
て、クランプ片２６,２８の相互接続端３０,３２は常に
ベース１６の方に付勢される。従って、このオーバート
グル状態を一旦形成すると、コネクタ１０を閉じたまま
保持することができる。
タ１０内に残留ばね力が存在するという事実とによっ
て、クランプ片２６,２８の相互接続端３０,３２は常に
ベース１６の方に付勢される。従って、このオーバート
グル状態を一旦形成すると、コネクタ１０を閉じたまま
保持することができる。
【００１２】次に、コネクタ１０の細部を説明する。相
互接続端３０,３２は、一方の端部３０が丸くなってお
り、他方の端部３２がこの丸い端部３０を受け入れるソ
ケットを有していて、互いに嵌合するように形成されて
いる。この構造によって、コネクタ１０が閉じていると
きに相互接続端３０,３２が外れるのを防ぐことができ
る。他の細部は次のとおりである。導電線１２と接触す
るクランプ片２８の自由端３６は導電線１２に適合する
形状を有している。一方、クランプ片２６の自由端３４
は、直立壁２０に対してしっかりと確実に係合すべくと
がっている。
互接続端３０,３２は、一方の端部３０が丸くなってお
り、他方の端部３２がこの丸い端部３０を受け入れるソ
ケットを有していて、互いに嵌合するように形成されて
いる。この構造によって、コネクタ１０が閉じていると
きに相互接続端３０,３２が外れるのを防ぐことができ
る。他の細部は次のとおりである。導電線１２と接触す
るクランプ片２８の自由端３６は導電線１２に適合する
形状を有している。一方、クランプ片２６の自由端３４
は、直立壁２０に対してしっかりと確実に係合すべくと
がっている。
【００１３】図３に、本発明の第２実施例に係るトグル
クランプコネクタ４０を示す。このトグルクランプコネ
クタ４０は、図１,２に示す第１実施例のトグルクラン
プコネクタ１０とわずかに異なる方法で導電線１２を収
容するように形成されている。つまり、コネクタ４０
は、導電線１２を、フレーム４２の一端に集めるのでは
なく、その両端に位置決めして収容する。従って、電気
はコネクタ４０の全長を貫いて流れることになるので、
この第２実施例は図１,２に示す第１実施例ほど好まし
いものではないが、状況次第では、コネクタ４０を使用
することによって空間の節約等いくつかの利点が達成さ
れる。
クランプコネクタ４０を示す。このトグルクランプコネ
クタ４０は、図１,２に示す第１実施例のトグルクラン
プコネクタ１０とわずかに異なる方法で導電線１２を収
容するように形成されている。つまり、コネクタ４０
は、導電線１２を、フレーム４２の一端に集めるのでは
なく、その両端に位置決めして収容する。従って、電気
はコネクタ４０の全長を貫いて流れることになるので、
この第２実施例は図１,２に示す第１実施例ほど好まし
いものではないが、状況次第では、コネクタ４０を使用
することによって空間の節約等いくつかの利点が達成さ
れる。
【００１４】クランプ片４８,５０の各自由端４４,４６
を導電線１２の形状に適合するように形成しているとい
う点、及び、２本ではなく１本の導電線しか収容する必
要がないために、直立壁５２の、内側に向いた端部が短
くなっているという点を除けば、コネクタ４０はコネク
タ１０と等しい。
を導電線１２の形状に適合するように形成しているとい
う点、及び、２本ではなく１本の導電線しか収容する必
要がないために、直立壁５２の、内側に向いた端部が短
くなっているという点を除けば、コネクタ４０はコネク
タ１０と等しい。
【００１５】図４〜６に、本発明の第３実施例に係るト
グルクランプコネクタ６０を示している。このトグルク
ランプコネクタ６０は別々の部材ではなく単一のストリ
ップ材より形成しているが、コネクタ１０,４０に関し
て記載したすべての構成要素がコネクタ６０にも含まれ
ており、かつ、それらはほぼ同様に作用する。異なる点
は、第１,２実施例において分かれていた部材が、スト
リップ材に設けた複数の曲部によって形成されていると
いうことである。
グルクランプコネクタ６０を示している。このトグルク
ランプコネクタ６０は別々の部材ではなく単一のストリ
ップ材より形成しているが、コネクタ１０,４０に関し
て記載したすべての構成要素がコネクタ６０にも含まれ
ており、かつ、それらはほぼ同様に作用する。異なる点
は、第１,２実施例において分かれていた部材が、スト
リップ材に設けた複数の曲部によって形成されていると
いうことである。
【００１６】コネクタ６０はベース６２を有しており、
ベース６２には、剛性が備わるようにその中心線に沿っ
てリブ６４が形成されている。このリブ６４は２つ以上
設けてもよい。また、リブ６４はベース６２の中心線と
一致させる必要もない。ベース６２は、図１,２,３に示
す実施例と同様に直立壁６６,６８まで延在している。
一方の直立壁６６の端部７０は内側に向けられている。
この端部７０は、コネクタ６０によって電気接続すべき
導電線（図示せず）を十分に収容できる程度にベース６
２から離れている。さらに、この内側に向いた壁は、コ
ネクタ６０内に収納すべき導電線を十分捕捉できる距離
だけ延在している。
ベース６２には、剛性が備わるようにその中心線に沿っ
てリブ６４が形成されている。このリブ６４は２つ以上
設けてもよい。また、リブ６４はベース６２の中心線と
一致させる必要もない。ベース６２は、図１,２,３に示
す実施例と同様に直立壁６６,６８まで延在している。
一方の直立壁６６の端部７０は内側に向けられている。
この端部７０は、コネクタ６０によって電気接続すべき
導電線（図示せず）を十分に収容できる程度にベース６
２から離れている。さらに、この内側に向いた壁は、コ
ネクタ６０内に収納すべき導電線を十分捕捉できる距離
だけ延在している。
【００１７】ベース６２の上方には、コネクタ６０を構
成するストリップ材の第１曲部７６によって形成された
２つのトグルクランプ片７２,７４がある。従って、こ
の第１曲部７６が、図１,２,３に示す実施例に係るコネ
クタの相互接続端３０,３２に相当する。ただし、その
端部は、先に記載したソケットではなくストリップ材の
曲部７６で相互に接続している。
成するストリップ材の第１曲部７６によって形成された
２つのトグルクランプ片７２,７４がある。従って、こ
の第１曲部７６が、図１,２,３に示す実施例に係るコネ
クタの相互接続端３０,３２に相当する。ただし、その
端部は、先に記載したソケットではなくストリップ材の
曲部７６で相互に接続している。
【００１８】相互に接続したクランプ片７２,７４は、
コネクタ６０を構成するストリップ材の第２曲部７８で
直立壁６８に接続している。この第２曲部７８は、直立
壁６８の上端に形成している。直立壁６８を形成するた
めにコネクタ６０のストリップ材に設けた曲部と、第２
曲部７８とを、図４〜６に示すように滑らかな１つの曲
部として結合してもよいし、あるいは、別々に分かれた
２つの曲部としてもよい。
コネクタ６０を構成するストリップ材の第２曲部７８で
直立壁６８に接続している。この第２曲部７８は、直立
壁６８の上端に形成している。直立壁６８を形成するた
めにコネクタ６０のストリップ材に設けた曲部と、第２
曲部７８とを、図４〜６に示すように滑らかな１つの曲
部として結合してもよいし、あるいは、別々に分かれた
２つの曲部としてもよい。
【００１９】図５,６は、コネクタ６０を使用して導電
線の接続を完了させるステップを示している。内側に向
いた壁の内部に導電線を互いに平行にかつ互いに隣接す
るように一旦挿入して、相互接続クランプ片７２,７４
を、クランプ片７２の自由端８０が図５に示すようにベ
ース６２に接触するまで第２曲部７８で下方に曲げる。
手でコネクタ６０をこのように曲げてもよいし、コネク
タ６０のサイズによってはペンチやハンマー等の工具を
用いてもよい。相互接続クランプ片７２,７４に、好ま
しくは第１曲部７６に、力をかけ続けると、第１曲部７
６は、クランプ片７２,７４が１列に並ぶトグル位置を
通過し、上記の「オーバートグル」位置に到達する。こ
の位置において、２本以上の導電線を互いにしっかりと
確実に締め付けて電気接続させることができる。このオ
ーバートグル状態を確実にもたらすためには、クランプ
片７２,７４が、それらが１列に並ぶ位置を適度にかつ
確実に越えることが望ましい。このことは、クランプ片
７４の端部を第２曲部７８でベース６２の上方に離して
おくことによって達成される。
線の接続を完了させるステップを示している。内側に向
いた壁の内部に導電線を互いに平行にかつ互いに隣接す
るように一旦挿入して、相互接続クランプ片７２,７４
を、クランプ片７２の自由端８０が図５に示すようにベ
ース６２に接触するまで第２曲部７８で下方に曲げる。
手でコネクタ６０をこのように曲げてもよいし、コネク
タ６０のサイズによってはペンチやハンマー等の工具を
用いてもよい。相互接続クランプ片７２,７４に、好ま
しくは第１曲部７６に、力をかけ続けると、第１曲部７
６は、クランプ片７２,７４が１列に並ぶトグル位置を
通過し、上記の「オーバートグル」位置に到達する。こ
の位置において、２本以上の導電線を互いにしっかりと
確実に締め付けて電気接続させることができる。このオ
ーバートグル状態を確実にもたらすためには、クランプ
片７２,７４が、それらが１列に並ぶ位置を適度にかつ
確実に越えることが望ましい。このことは、クランプ片
７４の端部を第２曲部７８でベース６２の上方に離して
おくことによって達成される。
【００２０】このために、コネクタ６０には、第２曲部
７８の近傍に穴８２を形成している。この穴８２によっ
て、コネクタ６０のストリップ材は局部的に弱まり、第
２曲部７８で曲がりやすくなる。ストリップ材を弱める
ためのこの穴８２がなければ、コネクタ６０は、第２曲
部７８に隣接する端部で鋭く折れ曲がるかもしれない。
そのような折れ目が出来ると、クランプ片７２,７４が
互いに１列に並ぶ位置を越えることが、延いては、接続
すべき導電線をコネクタ６０によって確実に締め付ける
のに必要なオーバートグル状態をもたらすことが不可能
となるかもしれない。
７８の近傍に穴８２を形成している。この穴８２によっ
て、コネクタ６０のストリップ材は局部的に弱まり、第
２曲部７８で曲がりやすくなる。ストリップ材を弱める
ためのこの穴８２がなければ、コネクタ６０は、第２曲
部７８に隣接する端部で鋭く折れ曲がるかもしれない。
そのような折れ目が出来ると、クランプ片７２,７４が
互いに１列に並ぶ位置を越えることが、延いては、接続
すべき導電線をコネクタ６０によって確実に締め付ける
のに必要なオーバートグル状態をもたらすことが不可能
となるかもしれない。
【００２１】これと同様の理由により、コネクタ６０に
は第１曲部７６の位置にもう１つの穴８４を形成してい
る。この穴８４を設けることによって、コネクタ６０の
ストリップ材は、他の位置ではなく第１曲部７６におい
て曲がりやすくなっている。
は第１曲部７６の位置にもう１つの穴８４を形成してい
る。この穴８４を設けることによって、コネクタ６０の
ストリップ材は、他の位置ではなく第１曲部７６におい
て曲がりやすくなっている。
【００２２】クランプ片７２,７４を締め付け位置まで
移動させると、コネクタ６０のストリップ材に応力がか
かり、ストリップ材の弾性にポテンシャル・エネルギー
が蓄積される。このエネルギーが導電線を接触させてお
くように作用するので、導電線が動いたり圧縮するよう
な事態が生じても、締め付けは達成されるのである。
移動させると、コネクタ６０のストリップ材に応力がか
かり、ストリップ材の弾性にポテンシャル・エネルギー
が蓄積される。このエネルギーが導電線を接触させてお
くように作用するので、導電線が動いたり圧縮するよう
な事態が生じても、締め付けは達成されるのである。
【００２３】コネクタ１０,４０,６０を構成する材料と
しては、導電性と弾性とを備えていればいかなるもので
もかまわないが、金属を用いることが好ましく、ステン
レス鋼、燐青銅、あるいは銅等の金属を用いることがよ
り好ましい。図３に示す第２実施例では、フレーム４２
とクランプ片４８,５０のどちらかが、一方の導電線か
ら他方の導電線へ電気を伝導しなければならないが、そ
れ以外のコネクタ１０あるいはコネクタ６０の部材に
は、プラスチック等の非金属性の弾性材料を使用するこ
とができる。
しては、導電性と弾性とを備えていればいかなるもので
もかまわないが、金属を用いることが好ましく、ステン
レス鋼、燐青銅、あるいは銅等の金属を用いることがよ
り好ましい。図３に示す第２実施例では、フレーム４２
とクランプ片４８,５０のどちらかが、一方の導電線か
ら他方の導電線へ電気を伝導しなければならないが、そ
れ以外のコネクタ１０あるいはコネクタ６０の部材に
は、プラスチック等の非金属性の弾性材料を使用するこ
とができる。
【００２４】以上、本発明に係るコネクタを、導電線を
電気接続するために使用する場合に関して記載したが、
クランプ機能だけを有するものとしても同様に利用する
ことができる。例えば、本発明に係るコネクタを用い
て、独立した数本のロープあるいは金属ケーブルを互い
に締め付けたり、または、１本のロープあるいはケーブ
ルの１端をロープあるいはケーブルそれ自体に締め付け
てループを形成したりすることもできる。
電気接続するために使用する場合に関して記載したが、
クランプ機能だけを有するものとしても同様に利用する
ことができる。例えば、本発明に係るコネクタを用い
て、独立した数本のロープあるいは金属ケーブルを互い
に締め付けたり、または、１本のロープあるいはケーブ
ルの１端をロープあるいはケーブルそれ自体に締め付け
てループを形成したりすることもできる。
【００２５】最後に、コネクタ１０,４０,６０に示すど
の実施例をも、相互に接続したクランプ片とベースとの
間にてこ棒やレバーもしくはねじ廻しの先端等の工具を
挿入してクランプ片をベースから押し上げることによっ
て、開放することができる。
の実施例をも、相互に接続したクランプ片とベースとの
間にてこ棒やレバーもしくはねじ廻しの先端等の工具を
挿入してクランプ片をベースから押し上げることによっ
て、開放することができる。
【図１】 本発明の第１実施例に係るトグルクランプコ
ネクタが開放している状態を示す斜視図である。
ネクタが開放している状態を示す斜視図である。
【図２】 図１のトグルクランプコネクタが閉鎖してい
る状態を示す斜視図である。
る状態を示す斜視図である。
【図３】 本発明の第２実施例に係るトグルクランプコ
ネクタの斜視図である。
ネクタの斜視図である。
【図４】 本発明の第３実施例に係るトグルクランプコ
ネクタが完全に開放している状態を示す斜視図である。
ネクタが完全に開放している状態を示す斜視図である。
【図５】 図４のトグルクランプコネクタが部分的に閉
鎖している状態を示す斜視図である。
鎖している状態を示す斜視図である。
【図６】 図４のトグルクランプコネクタが完全に閉鎖
している状態を示す斜視図である。
している状態を示す斜視図である。
１０,４０,６０ トグルクランプコネクタ １２ 導電線 １４,４２ フレーム １６,６２ ベース １８,２０,５２,６６,
６８ 直立壁 ２２,２４,７０ 内方向端部 ２６,２８,４８,５０,
７２,７４ クランプ片 ３０,３２ 相互接続端 ３４,３６,４４,４６,
８０ 自由端 ６４ リブ ７６,７８ 曲部 ８２,８４ 穴
６８ 直立壁 ２２,２４,７０ 内方向端部 ２６,２８,４８,５０,
７２,７４ クランプ片 ３０,３２ 相互接続端 ３４,３６,４４,４６,
８０ 自由端 ６４ リブ ７６,７８ 曲部 ８２,８４ 穴
Claims (6)
- 【請求項１】 少なくとも２本の線材（１２）を接続す
るためのトグルクランプコネクタにして、 ２つの端部を有するベース（１６,６２）を含むフレー
ム（１４,４２）と、 上記ベース（１６,６２）の各端部にそれぞれ接続す
る、実質的に平行な２つの直立壁（１８,２０、６６,６
８）と、 ２つの端部を有する第１トグル片（２８,４８,７２）
と、 ２つの端部を有する第２トグル片（２６,５０,７４）
と、 上記第１トグル片（２８,４８,７２）と上記第２トグル
片（２６,５０,７４）の各１端を相互に接続して上記各
トグル片の相互接続端と上記各トグル片の自由端とを形
成する手段とを有し、 上記第１トグル片（２８,４８,７２）と上記第２トグル
片（２６,５０,７４）を組み合わせたときの長さは、上
記少なくとも２本の線材（１２）を上記ベース（１６,
６２）に隣接させながらかつ上記直立壁（１８,２０、
６６,６８）に実質的に平行に上記トグルクランプコネ
クタ内に位置決めしたときに該直立壁（１８,２０、６
６,６８）間に残っている間隔よりも長く、 相互に接続した上記トグル片を上記フレーム（１４,４
２）内の上記直立壁（１８,２０、６６,６８）間に配置
した状態において、上記第１トグル片（２８,４８,７
２）と上記第２トグル片（２６,５０,７４）の各相互接
続端を、上記ベース（１６,６２）の方へかつ上記第１
トグル片（２８,４８,７２）と上記第２トグル片（２
６,５０,７４）とが平行に並ぶポイントを越えて押圧す
ることができ、上記トグル片の自由端によって、上記線
材（１２）は、上記トグルクランプコネクタ内の、上記
直立壁（１８,２０、６６,６８）の少なくとも一方に隣
接する位置で締め付けられかつ保持されることを特徴と
するトグルクランプコネクタ。 - 【請求項２】 上記少なくとも２本の線材（１２）は上
記直立壁（１８,２０、６６,６８）の一方に互いに隣接
した状態で配置され、相互に接続した上記トグル片の一
方の自由端は上記線材（１２）に対して付勢し、相互に
接続した上記トグル片の他方の自由端は上記直立壁（１
８,２０、６６,６８）の他方に対して付勢することを特
徴とする請求項１記載のトグルクランプコネクタ。 - 【請求項３】 折り曲がった単一の材料片より形成さ
れ、上記第１トグル片（７２）と上記第２トグル片（７
４）の各１端を相互に接続する上記手段は上記材料片の
第１曲部（７６）であり、相互に接続した上記トグル片
（７２,７４）の一方の自由端は上記材料片の第２曲部
（７８）で上記直立壁（６６,６８）の一方に接続する
ことを特徴とする請求項２記載のトグルクランプコネク
タ。 - 【請求項４】 少なくとも１本の線材（１２）が上記各
直立壁に隣接した状態で配置され、上記各トグル片（４
８,５０）は上記線材（１２）間に配置されることを特
徴とする請求項１記載のトグルクランプコネクタ。 - 【請求項５】 上記各トグル片（４８,５０）を相互に
接続する上記手段は、一方の上記トグル片（４８）の丸
い端部（３０）と、他方の上記トグル片（５０）の一端
に形成されかつ該一方のトグル片（４８）の丸い端部
（３０）を受け入れるのに適したソケット（３２）とか
らなることを特徴とする請求項４記載のトグルクランプ
コネクタ。 - 【請求項６】 上記線材（１２）は導電線であって、上
記少なくとも２本の導電線（１２）間に電気的接触が生
じることを特徴とする請求項１記載のトグルクランプコ
ネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US978552 | 1992-11-19 | ||
| US07/978,552 US5282761A (en) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | Toggle clamp connector |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215808A true JPH06215808A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=25526205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278190A Pending JPH06215808A (ja) | 1992-11-19 | 1993-11-08 | トグルクランプコネクタ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5282761A (ja) |
| EP (1) | EP0598366A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06215808A (ja) |
| CA (1) | CA2107853A1 (ja) |
| MX (1) | MX9306726A (ja) |
| TW (1) | TW243562B (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD409142S (en) * | 1997-03-12 | 1999-05-04 | Smk Corporation | Electrical connector terminal |
| USD409143S (en) * | 1997-03-12 | 1999-05-04 | Smk Corporation | Electrical connector terminal |
| USD408353S (en) * | 1997-04-10 | 1999-04-20 | Smk Corporation | Electrical connector terminal |
| USD409145S (en) * | 1997-07-23 | 1999-05-04 | Smk Corporation | Connector terminal |
| US7883381B2 (en) * | 2008-07-02 | 2011-02-08 | Tyco Electronics Brasil Ltda | Electrical cable connector |
| JP5199967B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2013-05-15 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | ターミナル部材 |
| USD779440S1 (en) * | 2014-08-07 | 2017-02-21 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Overhead transmission conductor cable |
| US10700449B2 (en) * | 2018-09-28 | 2020-06-30 | Abb Schweiz Ag | Split wedge connector |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US862082A (en) * | 1906-06-19 | 1907-07-30 | Joseph B Simpson | Wire-clamp. |
| US3462543A (en) * | 1968-06-12 | 1969-08-19 | Amp Inc | Electrical terminals to terminate conductor members |
| GB1407311A (en) * | 1972-09-11 | 1975-09-24 | Amp Inc | Electrical connector |
| US4533205A (en) * | 1982-09-30 | 1985-08-06 | Burndy Corporation | Collapsible wedge for electrical connector |
| US4723921A (en) * | 1986-12-04 | 1988-02-09 | Amp Incorporated | Electrical connector |
| US4872856A (en) * | 1989-03-15 | 1989-10-10 | Amp Incorporated | Electrical connector |
-
1992
- 1992-11-19 US US07/978,552 patent/US5282761A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-21 TW TW081110226A patent/TW243562B/zh active
-
1993
- 1993-10-06 CA CA002107853A patent/CA2107853A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-28 MX MX9306726A patent/MX9306726A/es not_active IP Right Cessation
- 1993-11-08 JP JP5278190A patent/JPH06215808A/ja active Pending
- 1993-11-13 EP EP93118412A patent/EP0598366A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| MX9306726A (es) | 1994-07-29 |
| TW243562B (ja) | 1995-03-21 |
| US5282761A (en) | 1994-02-01 |
| CA2107853A1 (en) | 1994-05-20 |
| EP0598366A1 (en) | 1994-05-25 |
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