JPH06214943A - ネットワークに配置されるユニットシステム - Google Patents

ネットワークに配置されるユニットシステム

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JPH06214943A
JPH06214943A JP5293361A JP29336193A JPH06214943A JP H06214943 A JPH06214943 A JP H06214943A JP 5293361 A JP5293361 A JP 5293361A JP 29336193 A JP29336193 A JP 29336193A JP H06214943 A JPH06214943 A JP H06214943A
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scsi
unit
bus
dit
network
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4045Coupling between buses using bus bridges where the bus bridge performs an extender function

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最大バス長に関するSCSI規格が遵守され
るネットワークで、複数のSCSIユニットを相互接続
する。 【構成】 複数のユニットの相互接続を確保する任意の
バス(SCSI1 、SCSI2 、SCSI3 )の長さに
一定の最大値を持たせる所定プロトコル(SCSI)に
より操作されるネットワーク(RE)に配置される最大
N個のユニット(A、B、C、D、...)で構成さ
れ、ユニット間距離が同最大値より大きいので、前記シ
ステムは、孔双方向性二点間リンク(LPP1 、LPP
2 )を経由して相互接続されており、かつ、中間伝送装
置(DIT1 、DIT21、DIT23、DIT3 )で管理
される複数のローカルパーシャルバス(SCSI1 〜S
CSI3 )を備え、前記中間伝送装置の各々は、パーシ
ャルバスと二点間リンクの双方に接続しており、更に、
パーシャルバスの任意の一つに接続し、かつ、ネットワ
ークの制御を獲得するための所定優先度が割り当てられ
ている任意のSCSIユニット側にネットワークの制御
を獲得する段階で介入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数個のユニットの相互
接続を確保する各バスの長さが一定の最大値を持つ、所
定プロトコルにより操作されるネットワーク中に配置さ
れる最大N個のユニットからなるシステムに関する。よ
り詳細には、バスの指定最大長が制限されている、SC
SIプロトコルにより操作されるネットワークに適用で
きる。
【0002】「ユニット」は、他機器との連絡手段とし
てSCSIバスを使用する機器のいずれをも意味すると
理解されたい。この種の機器の単位体を以下、SCSI
ユニット、又は単にユニットと呼ぶ。
【0003】SCSIユニット(コンピュータ、周辺装
置、その他)を相互接続する送信接続のために、SCS
Iタイププロトコルは使用されている。かかるプロトコ
ルは米国国内規格学会(ANSI)(規格X3T9.2
として)と国際標準化機構(ISO)の双方により標準
化されている。
【0004】このプロトコルでは、接続の物理的伝送路
は、パラレルタイプのバスで構成されている。
【0005】図1は、最大N個(図では1〜Nの番号を
付けてある)のSCSIユニットが接続されるかかるバ
スBSの一つを示している。
【0006】情報処理システムにおける傾向は、同一シ
ステムで増々多くのステーション端末装置、CPU及び
周辺装置を使用する方向にある。相互に離れていること
の多いこれらの多様な構成要素を相互に接続するため
に、それらは同一ネットワークに接続される。これは、
ディスクメモリのようなコンピュータ周辺装置を、バス
BSの最大長より離れた距離で利用可能であることを、
意味することが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、最大バス長
に関するSCSI規格が遵守されるネットワーク中に配
置されるシステムを構成することによって、複数のSC
SIユニットを相互接続することを可能にする。これ
は、各々が規格で認められた最大長を持つ複数のパーシ
ャルバスを使用することにより達成される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により、複数のユ
ニットの相互接続を確保する任意のバスの長さに一定の
最大値を持たせる所定プロトコルにより操作されるネッ
トワークに配置される最大N個のユニットで構成される
システムは、ユニット間距離が同最大値より大きいの
で、同システムは、孔双方向性二点間リンクを経由して
相互接続されており、かつ、中間伝送装置で管理される
複数のローカルパーシャルバスを備え、同中間伝送装置
の各々は一方でパーシャルバスに、他方で二点間リンク
に接続しており、かつ、パーシャルバスの任意の一つに
接続し、かつ、ネットワークの制御を獲得するための所
定優先度が割り当てられている任意のSCSIユニット
側にネットワークの制御を獲得する段階で介入すること
を特徴とする。
【0009】本発明の別の特徴と利点は、非限定的例と
して示され、図面と関連して理解されるべき以下の記載
より明白になる。
【0010】図2を参照すると、本発明のシステムの様
々な必須構成要素が示されている。これらの要素は、以
下の通りである: − 最大長が25mであるパーシャルバスSCSI1
SCSI6 ; − SCSIユニットA1 〜A6 。ユニットA1 はバス
SCSI1 に、A2 はパーシャルバスSCSI2 に、A
3 はパーシャルバスSCSI3 に、A4 はパーシャルバ
スSCSI4 に、AはパーシャルバスSCSIに、
6 、...、AnはパーシャルバスSCSI6 に接続
されている; − 中間伝送装置DIT1 、DIT2 、DIT3 、DI
4 、DIT5 、DIT6 、DIT14、DIT24、DI
34、DIT54、DIT64; − 二点間双方向性リンク(LPP1 ‐LPP5 )。
【0011】図2から明かな通り、中間伝送装置DIT
1 はパーシャルバスSCSI1 と双方向性リンクLPP
1 との双方に接続している。同様に、DIT2 はパーシ
ャルバスSCSI2 と双方向性リンクLPP2 との双方
に接続されている。DIT3はパーシャルバスSCSI
3 と双方向性リンクLPP3 との双方に接続され、DI
6 はパーシャルバスSCSI6 と双方向性リンクLP
6 との双方に接続され、DIT5 はパーシャルバスS
CSI5 と双方向性リンクLPP4 との双方に接続され
ている。さらに、中間伝送装置DIT14、DIT24、D
IT34、DIT54、DIT64の全てが、それぞれ、パー
シャルバスSCSI4 と、リンクLPP1 、LPP2
LPP3 、LPP4 、LPP5 とに接続されている。二
点間双方向性リンクLPP1 ‐LPP5 の各々は、確実
に、しかも双方向に充分に速い転送速度で伝送できる任
意の物理的伝送媒体を使用できる。これらの伝送媒体は
マルチワイヤ、同軸ケーブル、光ファイバーその他のタ
イプでよく、この場合には情報は逐次伝送される。
【0012】本ネットワークでは、図2に示される通
り、SCSIタイプユニットの番号は2〜Nであり、こ
れはパーシャルバスの番号と同じであり、一方、LPP
型リンクの番号は1〜(N−1)である。中間伝送装置
が常に、一つのパーシャルバスSCSIと一つの二点間
LPP型リンクの間に配置されることも明かである。
【0013】パーシャルバスSCSI1 と伝送装置DI
1 からみれば、同一パーシャルバスに接続されている
ユニットはローカルユニットであり、一方、他パーシャ
ルバスのいずれかに接続されている他ユニット、即ち、
SCSI2 〜SCSI5 、の各々は遠隔ユニットであ
る。したがって、ユニットA5 は、伝送装置DIT1
パーシャルバスSCSI1 とに対しては遠隔ユニットで
ある。
【0014】パーシャルバスSCSI1 〜SCSI5
いずれかに接続されているいずれのユニットも、標準S
CSIタイプバスに接続されているいずれのユニットと
も正に同一タイプであることを理解されたい。したがっ
て、パーシャルバスSCSI1 〜SCSI5 の各々に、
SCSI規格が適用される。SCSIプロトコルによ
り、上記規格により提供される介入及び選択の段階で使
用される識別番号で各ユニットA1 、Ai 、...An
が識別されることが想起されたい。同規格により、任意
のユニットAが他のあるユニットAi と通信するために
バスSCSIを使用しようとするときは、まず介入段階
を、次に選択(又は再選択)段階を通過する。選択(又
は再選択)段階で、ユニットAとユニットAi との間の
接続がなされる。バスSCSIは、この2つのユニット
間のトランザクションに必要な全期間中BUSYと呼ば
れる。トランザクション終了時に、バスSCSIが(規
格に示されている方法で)開放される。
【0015】SCSIパラレルバスに3つの主要なタイ
プが存在することも知られている。第1のタイプは、8
データビットと1パリティビットを備え、第2のタイプ
は16データビットと2パリティビットを、3番目のタ
イプは32データビットと4パリティビットを備える。
さらに、これら3つのタイプのSCSIバスに共通な特
徴として、各々が、データバスの幅に関係なく、9のチ
ェックビットを持つ(即ち、8、16、32ビット幅の
いずれであっても、これらの場合の最後に付加のチェッ
クビットを有する)。チェックビットの厳密な性質は、
表1に記載されている。
【0016】所定の識別番号、例えば識別番号7、を持
つユニットは、その優先度に対応するラインを活動化さ
せることによって自身を導入する;これにより、ユニッ
トを確認すると同時に、それに優先度を与える。即ち、
識別番号7のユニットは優先度7を持ち、これは最優先
度である。識別番号及び優先度に関する属性は、対応す
るユニットがネットワークに接続される時に、既定のネ
ットワーク構成に対して物理的に定められ、従って、こ
れはこのユニットが取り付けられる時に達成され、この
構成が一旦セットされると変更はできない。
【0017】以下の記載では、単純化するため、図2の
パーシャルバスSCSI1 〜SCSI5 は第1のタイプ
のバス、即ち、8データビットをもつバスと仮定する。
この場合、N=8である。N個のユニットの各々の識別
は、各データ信号0〜7で表示され、これは昇順に記号
DID!O!〜DID7 で表わされ、優先度はDID!
Oで最低で、DID7 で最高である。
【0018】各パーシャルバスは、規格に合致した標準
SCSIタイプバスあり、以下のものが接続される。
【0019】イニシエータ及び/又はターゲットタイプ
の或いは、ローカル及び/又は遠隔タイプの1〜(N−
1)個のSCSIタイプユニット;1から(N−1)個
の中間伝送装置DIT。
【0020】個々のDITに関しては、パーシャルバス
は、中間伝送装置DITが何等の介在なしでそれに接続
しているならばローカルバスと呼ばれる。従って、中間
伝送装置DIT1 にとって、パーシャルバスSCSI1
は、ローカルバスである。
【0021】少くとも1個の二点間リンクLPPがパー
シャルバスと中間伝送装置DITとを隔てているなら
ば、パーシャルバスは、遠隔バスと呼ばれる。従って、
装置DIT1 にとって、パーシャルバスSCSI2 〜S
CSI5 のいずれも遠隔バスである。
【0022】図3を参照すると、中間伝送装置DITに
対する必須構成要素が示されており、これらは図2の中
間伝送装置DIT1 〜DIT3 、DIT5 、DIT6
DIT14〜DIT34、DIT54、DIT64のいずれかと
同様である。この中間伝送装置DITは遠隔インターフ
ェースIDとローカルインターフェースILとを本質的
に有し、中央部分は状態マシーンMEによって形成され
ている。DITが記憶手段を有することは理解されると
ころであり、それらは簡略化のために図示はされてはい
ないが、DITに入り、そこから出ていく信号のため
に、一方でILとMEとの間に、他方でIDとMEとの
間に配置される。
【0023】ローカルインターフェースILは、ローカ
ルバスSCSI(例えば、パーシャルバスSCSI1
SCSI5 のうちの1つ)に接続される。遠隔インター
フェースIDは、二点間リンクLPP(リンクLPP1
〜LPP5 のうちのいずれか1つ)に接続される。イン
ターフェースILは、SCSI規格に合致した物理的接
続インターフェースであり、一方、インターフェースI
Dは、対応リンクの使用のための従来の規則又は規格に
よる物理的接続インターフェースである。状態マシーン
MEは、一方でローカルインターフェースILに、他方
で遠隔インターフェースIDに接続されている。リンク
LPPを経由して遠隔インターフェースIDによって受
け取られる信号セットはsss_diと呼び、一方、こ
の同一の遠隔インターフェースIDを経由してDITか
ら出力され、LPPを経由して遠隔バスへ至る信号セッ
トをsss_deと呼ぶ。ローカルインターフェースI
LによりパーシャルバスSCSIへ出力される信号セッ
トを、SSS_Leと呼ぶ。状態マシーンMEの制御の
下に、遠隔インターフェースIDにローカルインターフ
ェースILによって伝送される信号セットは、SSS_
Liと呼ぶ。文字Dは遠隔を表し、文字iは、それが受
信に当てはまることを示し、文字eは出力を指し、文字
Lはローカルを意味する。遠隔インターフェースに到着
するか、遠隔インターフェースから遠隔バスに向かう信
号は小文字で書かれ、一方、ローカルインターフェース
に到着するかそれから出ていく信号は大文字で書かれて
いる。より一般的に、状態マシーンMEで抑制される信
号の全てを、詳細に表1にリストしてある。
【0024】中間伝送装置DITは4つの主要な機能を
持ち、それらは次に述べる通りである。
【0025】a)遠隔インターフェースIDによる、リ
ンクLPPへの信号の伝送又は受信; b)ローカルバスSCSIから二点間リンクLPPの伝
送部分への信号の伝送;これには、ローカルインターフ
ェースから遠隔インターフェースへの信号の伝送が含ま
れ、これは、図3の下部の信号SSS_Liとsss_
deとの間の幅広の矢印で表わされている; c)ローカルSCSIバスへの遠隔インターフェースI
Dの受信部分からの伝送;これには、図3の頭部の信号
sss_di、SSS_Leのところに象徴的に矢印で
表わさている、ローカルインターフェースへの遠隔イン
ターフェースからの伝送が含まれる; d)状態マシーンMEの操作に関連して以下に記述され
る手順による、SCSIタイプユニットの1つの側にネ
ットワークの制御を受けるための管理。
【0026】ネットワーク制御の管理は、中間伝送装置
DITで、状態マシーンMEによって行われ、ローカル
インターフェースILと遠隔インターフェースIDとの
双方に到着する信号の状態の関数として進行する。
【0027】図2の中間伝送装置のうちの任意の1つの
状態マシーンによるネットワーク制御のこの管理は、S
CSI規格に規定される介入と選択に関する規則に基づ
いており、但し、伝送リンクを複数のパーシャルバスS
CSI1 〜SCSI15に分割することによりネットワー
クでの信号の伝搬時間が長くなるために必要となる一定
の特性が付加される。
【0028】SCSI規格で規定される介入に関する規
則によって、それに接続されているバスの制御をある瞬
間に求める任意のユニットAi は、同規格で規定される
期間、その信号BUSY(この信号は以下、BSYi_
liと呼ぶ)とその識別データ信号DIDiを活動化す
ることにより自己を宣言することは知られている。それ
自身の識別信号の優先度より優先度が大きい識別信号を
認識するバスに接続された各ユニットは、その信号BS
Yi_liと識その識別データ信号DIDiを非活動化
することにより、介入段階への参加の中止を要求され
る。
【0029】本発明によるネットワークに配置されたユ
ニットシステムでは、SCSI規格に規定されている介
入規則は全ネットワークには適用され得ず、これは、ネ
ットワークの任意のユニットにより、それに接続されて
いる任意の他ユニットへ出力される信号の転送時間のた
めである。
【0030】本発明のシステムを統制する基本規則は以
下の通りである: 1)SCSI規格に規定される介入は、各パーシャルS
CSIタイプバスのレベルで局所的に使用される:これ
は、中間伝送装置DITがこのパーシャルバスと各二点
間リンクとの間に挿入され、この伝送装置に、SCSI
規格で規定されている規則に合致させることを可能にす
る知能が備えられているからであり、同知能は状態マシ
ーンに含まれている。
【0031】2)各DITは、介入段階の開始を検出
し、次いで、そのインターフェースに作用して、ネット
ワークの制御を要望する可能性のある任意の実SCSI
ユニットを中立化させる。
【0032】3a)しかし、優先度7(SCSI規格で
の最高値)を割り当てられている実ユニットSCSIが
介入段階に参加するときには、それがバスの制御を受
け、選択信号を出力することにより選択段階を開始す
る。
【0033】3a1)選択段階の開始を検出する各DI
Tはそのローカルインターフェースに作用することを中
止し、選択に関して中立となり、これにより、この選択
信号の、そのインターフェースの1つから他への伝送が
可能になる。
【0034】3b)優先度7を割り当てられている実ユ
ニットSCSIが介入段階に参加していないときは、各
DITは、それ自身のパーシャルバスを中立化している
(任意のユニットへのバスの制御を禁止している)間
は、ネットワークの制御を求めているユニットの識別番
号を記憶する所定の遅延期間を認識する。
【0035】3c)この遅延終了時に、ネットワーク中
のパーシャルバスのうちの只一つが開放され、これは、
介入段階に参加し、(7以外の)最優先度を持つユニッ
トに接続していると認識されていたものである。
【0036】3d)次いで、このパーシャルバスに沿っ
て配置された任意のユニットが、バスの制御を受ける新
たな試みをなすことができ、それが有効になるならば、
全ネットワークへの信号SELECTの伝搬に翻訳され
る。
【0037】次いで、各DITが3alに示されるよう
に動作する。
【0038】上記規則に基づき、本発明のシステムの操
作の概略は、次に述べる通りである:介入段階では、任
意のDITが、それがネットワーク中のどこに位置する
かとは関係なく、かつ、介入段階に参加しているユニッ
トの位置や数に関係なく、ネットワークのバスを支配す
るためのこれらの様々なユニット間の潜在的或いは実際
の競合の場合を予想できる。かかる競合があり得るとみ
なされるときは、DITは、DELAY1 と呼ばれる短
い遅延期間経過後に、そのローカルインターフェースに
接続されているパーシャルバスSCSIを、最優先度を
割り当てられた仮想SCSIユニットの様にそれに対し
てふるまうことにより、中立化させる:次いで、それ
は、その信号BUSYとその識別信号DID7 を活動化
させる。優先度7より低い優先度を割り当てられ、この
パーシャルバスに接続されている全ユニットは、介入に
参加するのを止める。
【0039】各DITが第2の遅延期間DELAY2
引き起こし、その期間は、全ネットワーク中の信号の安
定化に必要な時間より長い。
【0040】2つの遅延期間DELAY1 、DELAY
2 の全持続時間中は、各DITが、データラインの状態
を、そのローカルと遠隔とのインターフェースで記録す
る:これにより、結果として、介入段階に参加し、その
間最優先度を割り当てられていたユニットが、そのDI
Tのローカルインターフェース又は遠隔インターフェー
スに対してどこに位置しているかを決定することが可能
になる。
【0041】この段階で、最優先度7を割り当てられて
いるユニットがネットワークに接続しているか否かによ
り2つの状況が起こり得る。それが接続されているなら
ば、それが介入段階に参加しているか否かという問題も
生ずる。
【0042】最優先度を割り当てられているユニットが
介入段階に参加している場合には、それが、それが接続
しているパーシャルSCSIバスの制御を受ける(優先
度7の仮想SCSIユニットとして作用するDITによ
り中立化され得ないからである);次いで、SCSI規
格に従って、それは、選択信号SELを活動化させるこ
とによって選択段階を開始する。この選択信号は、ネッ
トワーク内に伝播される;そのインターフェースの1つ
での選択信号の活動化を認識する各DITは、その事実
から、全ネットワークが信号ユニットの制御下にある
と、推論する。次いでそれは、その進行中の遅延期間を
中断し、優先度7の仮想SCSIユニットのようにふる
まうことを停止する。次いでそれは、そのインターフェ
ースのうちの1つから他へ信号を送る。
【0043】優先度7を割り当てられたユニットが介入
段階に参加していないならば、ネットワークのすべての
ユニットは、優先度7の仮想SCSIユニットとして動
作しているDITによって中立化される。第2の遅延期
間DELAY2 の終了時に、各DITは、介入段階に参
加しているユニット中で(7未満の)最優先度割り当て
られているユニットが、同DITのローカル又は遠隔の
インターフェースに対してどの位置に存在するか、どの
ユニットが、前述通り、結果として、同一パーシャルバ
スに接続されているDITによって自発的に中立化され
たかを決定できる。
【0044】その遠隔インターフェースでこの同じユニ
ットの位置決定をする任意のDITは、その状態を変え
ることはなく、それが接続されているパーシャルバスを
中立状態に維持する。それは、その状態を変更する迄、
その遠隔インターフェースでの選択信号SELECTの
活動化を待つ。
【0045】対照的に、そのローカルインターフェース
でこの同じユニットの位置決定をする任意のDITは、
優先度7の仮想SCSIユニットのようにふるまうこと
を止める。次いでそれは、7未満の最優先度を割り当て
られているこの同一ユニットが接続されているパーシャ
ルSCSIバスを開放する。
【0046】この同じパーシャルSCSIバスは開放さ
れているので、それに接続されている任意のユニットが
新しい介入段階に参加できる。この同じパーシャルバス
に接続したDITの全てが、その段階中は中立のままで
ある。この同じパーシャルバスの制御を受けようと試み
る数個のユニットの間に競合がある場合には、この試み
はSCSI規格の規定により、ローカルなレベル、即
ち、この同じバスのレベルで行われ、これは、他パーシ
ャルバスに位置するユニットの全てが、最優先度を割り
当てらている仮想ユニットとして動作し続けたDITに
より中立化されているので、実際には、介在できないこ
とによる。
【0047】その結果として、パーシャルSCSIバス
の制御を受けるユニットが、信号SELECTを活動化
させることによって選択段階を開始し、これが全ネット
ワークに伝播される。次いで各DITが、そのインター
フェースの1つで信号SELECTの活動化を認識し、
その事実から、1つのユニットがネットワークの制御を
受けたことを推論する。次いでそれは、それが接続され
ているパーシャルバスに関して中立となり、そのインタ
ーフェースのうちの1つから他への、データ信号及びチ
ェックビット信号の転送を確実なものとする。
【0048】選択(又は再選択)段階終了時に、各DI
Tは、将来の交換に関係しているイニシエータタイプの
ユニットとターゲットタイプのユニットが位置する領域
の、同DITのインターフェースの各々に対する位置を
決定できる。
【0049】次いでそれは、入力される転送指示が何で
あるかを決定し、かつ、それが受け取る信号の内部切換
えを、当該ユニットの相対位置とこれら転送を管理する
チェックビット信号との同時関数として確実なものとす
る。
【0050】各DITは、全ネットワークの開放状態へ
の復帰を検出できる。
【0051】以上に述べたネットワークの操作の概略と
相まって、以下の記載は、中間伝送装置DITの状態マ
シーンMEがネットワークの制御を受けるときに関連す
るステップの順序の詳細をより深く理解することを可能
にする。この目的に沿って、図4のネットワークRE1
は、図2のネットワークREより単純であると仮定し、
わずか3つのパーシャルバスSCSI1 〜SCSI3
備えるものとする。ネットワークの制御を受けることに
関連しているステップの順序が、ネットワークREとR
1 とに対するのと同じタイプのものであることは明白
である。
【0052】識別番号が1の、換言すれば優先度が1の
装置D(優先度7が最優先度であることを想起された
い)は、パーシャルバスSCSI1 と関連する。装置D
の識別番号データを以下、DID1 と呼ぶ。
【0053】中間伝送装置DID1 はローカルインター
フェースIL1 と遠隔インターフェースID1 とを備
え、一方で、そのインターフェースIL1 を経由してパ
ーシャルバスSCSI1 に接続し、他方で、その遠隔イ
ンターフェースID1 を経由して二点間リンクLPP1
に接続している。リンクLPP1 は、各々が図4中の矢
印で表わされる、伝送用の1つのリンクと、受信用の1
つのリンクを備えると仮定する。
【0054】中間伝送装置DIT21は、一方でリンクL
PP1 に、そして他方でパーシャルバスSCSI2 に接
続している。この同じ伝送装置の遠隔インターフェース
ID21は、双方向性リンクLPP1 に接続され、一方こ
の同じ装置のローカルインターフェースIL21は、バス
SCSI2 に接続されている。この後者のバスに接続さ
れているのが、1、6又は7とは異なる識別番号iのユ
ニットCである。ユニットCの識別データを以下、DI
i と呼ぶ。
【0055】中間伝送装置DIT23は、そのローカルイ
ンターフェースIL23を経由してパーシャルバスSCS
2 に接続され、一方、その遠隔インターフェースID
23を経由して、それは、双方向性リンクLPP2 に接続
されている(向かい合った2つの矢印で再度、図4に象
徴されている)。後者に、その遠隔インターフェースI
3 を経由して接続されているのが、中間伝送装置DI
3 である。そのローカルインターフェースIL3 は、
パーシャルバスSCSI3 に接続されている。2個のユ
ニットである、識別番号7のAと識別番号6のBとは、
この同じバスに接続されている。図4の右手側に、向か
い合っている2本の矢印が見える。1本は底部から頭部
を、他は頭部から底部を指し、それぞれが、1つのユニ
ットから他に、バスSCSI3 とその関連ユニットA及
びBとから、一方でバスSCSI1 に接続しているユニ
ットDへ通過し、他方で、このユニットD及びパーシャ
ルバスSCSI1 から、バスSCSI3 とその関連ユニ
ットA及びBとへ通過する信号の名を示している。
【0056】例えば、パーシャルバスSCSI3 を起点
とし、IL3 に受信される信号セットがSSS3 _li
であり、一方、ID3 により送られる信号セットがss
3−deであり、ID23により受信される信号セット
がsss23_diであり、以下同様にして、インターフ
ェースIL1 を経由してパーシャルバスSCSI1 に送
られる、SSS1 −leと呼ばれる信号に至る。同様
に、ユニットDによって送られ、インターフェースIL
1 に到着する信号セットがSSS1 −liであり、ID
1 によって送られる信号セットがsss1 −deであ
り、以下同様にして、バスSCSI3 を進み、インター
フェースIL3 を起点とし、SSS3 −leと呼ばれる
信号セットに至る。より詳細は図4を参照されたい。更
に、図4のネットワークRE1 中の信号のいっそう明確
な識別は、表2に示されており、そこでは、示されてい
る例は、信号BUSYに関連したものであり、信号がロ
ーカル又は遠隔のインターフェースを経由して送られる
のか受信されるのかによりBSY又はbsyとして書か
れている。
【0057】さて、図5〜8を参照すると、それらは、
図4のネットワークRE1の制御を受けるのに関連して
いるステップの順序を、各々、操作2a〜2a6(図
5、8)、2b〜2b3(図6、8)、そして最後に3
a及び3b(図7、8)の対象である3つの異なる場合
で示している。
【0058】さて、図5、8によって図示される第1の
場合を考察すると、これは、単一ユニット、たとえば識
別番号7のユニットA(これは、このユニットが全ネッ
トワークRE1 中で最優先度を持つことを意味してい
る)が識別番号1のユニットD(全ネットワークRE
中で最下位優先度)とともに働くことを求めるときのネ
ットワーク制御に関連したステップの順序を記述してい
る。
【0059】図5のフローチャートがより簡略な形でわ
かるように、いくつかの仮定がなされている(これは当
然、図6、7のフローチャートにも当てはまる): 1)中間伝送装置を信号が通過する走行時間は、ゼロと
する。これにより、実際には、それらがフローチャート
に現れる順序に依存して時間に関して相互に相殺する複
数の信号を1本の垂直に表示されたラインで表すことが
可能になっている。
【0060】2)識別信号DID7 (これは、識別信号
DID=7を意味し、最優先度を示す)は信号BSYを
伴うと仮定し、これは、最初の3本の表示されているラ
インL1 〜L3 (図5のフローチャートは16本の異な
るラインL1 〜L16を含む)に対する場合である。
【0061】信号DID7 、DID1 及びパリティビッ
トは選択信号SEL(図5のフローチャート中のライン
5 〜L7 )を伴うと仮定する。
【0062】フローチャートの理解をより容易にするた
めに、前記識別信号のいずれも図5のフローチャートに
は示されていない(当然、図6、7でも同様である)。
【0063】3)ユニットAとDとの間で転送されるデ
ータの活動期間は、図5のフローチャートでは短く見え
る(当然、図6、7のフローチャートでも同様である)
が、実際は、介入と選択とに必要な時間よりこの活動期
間ははるかに長い。
【0064】4)図5(そして図6、7)のフローチャ
ートは、SCSI規格の正確なタイミングチャートを表
わすことを試みているのではなく、単に介入、選択転
送、静止状態への復帰という多様な操作の順序に関する
若干の教示的考えを提示する目的を持つに過ぎない。
【0065】制御を受ける操作は、次に述べる通りであ
る: 1)ネットワークは最初は開放されている:活動は存在
しない。各中間遷移装置は、その両インターフェース、
ローカルと遠隔の両インターフェースで非活動信号BU
SY(即ち、BSY又はBSY)を認識する。
【0066】2a)識別番号7のユニットAは、介入、
即ち、ネットワークRE1 を占有するために介入し、そ
れに信号を送り出すか、或いはそれから信号を受け取る
ことに本質がある動作を意味するために使用される用
語、に対してその信号BUSYを活動化させる。この信
号BUSYはラインL1 上に表わされており、その名称
はBSY3 _liである。
【0067】L4 はバスSCSI3 での信号BSYを表
わし、これは信号BSY3 _liと信号bsy3 _de
の双方である。即ち、それは中間遷移装置DIT3 の両
インターフェースIL3 、ID3 での信号BUSYを表
わしている。一般に、図5のラインL1 〜L2 に示され
た信号は全て、図4と表2とで規定されている表示法に
属する。このラインL14は、伝送装置DIT3 のインタ
ーフェースIL3 、ID3 での信号を表わし、ラインL
2 は中間遷移装置DIT23とDIT21とのインターフェ
ースIL23とID23、IL21とID21への信号を、ライ
ンL3 は中間遷移装置DIT1 のインターフェースIL
1 、ID1 での信号を、ラインL4 はバスSCSI3
の信号BUSYを、ラインL5 は中間遷移装置DIT3
のローカルと遠隔のインターフェースでの信号を、ライ
ンL6 は中間遷移装置DIT23、DIT21のローカル及
び遠隔のインターフェースでの選択信号を、ラインL7
は、中間遷移装置DIT1 のローカル及び遠隔のインタ
ーフェースでの選択信号を、ラインL8 はバスSCSI
2 での信号BUSYを、ラインL9 〜L11は伝送装置D
IT3 、DIT23、DIT21、DIT1 のローカル及び
遠隔のインターフェースでのBUSYタイプの信号を、
ラインL12はバスSCSI1 での信号BUSYを表示す
る。ラインL1 とL4 を、L2 とL8 を、そしてL3
12を接続する矢印は、これらライン上に示された信号
が同一であることを意味している。明らかに、同じこと
がラインL9 とL12、L10とL8 、L11とL4 にも当て
はまる。
【0068】ユニットAがその信号BUSYを活動化さ
せると即座に、それにもっとも近い中間伝送装置、この
場合には装置DIT3 、がそのローカルインターフェー
スILl3 でBUSYタイプの信号がアクティブになる
(ラインL1 )ことを認識する。それは、この信号をそ
の遠隔インターフェースID3 に伝送するとともに、一
方では遅延期間DELAY1 の開始を引き起こし、この
期間は約1マイクロ秒間(この期間は内部伝送装置での
内部遅延である)持続し、同時にその2つのインターフ
ェースでのデータ信号の状態の記憶を許可する。ユニッ
トAによって伝えられるBUSYタイプの信号は徐々に
全ネットワークに伝えられる。
【0069】各中間伝送装置のレベルでは、この信号は
遠隔インターフェースかローカルインターフェースのい
ずれかに届く。例えば、DIT23では、信号は遠隔イン
ターフェースに届き、一方、DIT21ではローカルイン
ターフェースに届き、DIT1 では遠隔インターフェー
スに届く。各中間伝送装置は、そのインターフェースの
一方の信号BUSYがアクティブになることを認識し、
それを他方へ伝え、それ自身の遅延期間DELAY1
引き起こし、その2つのインターフェースのデータ信号
の記憶を許可する。これは、ラインL1 ‐L3 、L9
11、L4 、L8 、L12例示される。ネットワークの
物理的特性に依存する期間経過後に、信号BUSYが、
パーシャルバスSCSI1 〜SCSI3 の各々でアクテ
ィブ状態になる(ラインL4 、L8 、L12を参照せ
よ)。
【0070】期間DELAY1 の終了時に、それらのロ
ーカルインタフェースILでBSY‐liの活動化を検
出した中間伝送装置の各々で、図5のラインL13、L15
に示されるように、ステップ2aからステップ2alへ
のシフトがなされ、状態マシーンが状態1から状態1A
へシフトする。
【0071】期間DELAY1 の終了時に、それらの遠
隔インタフェースIDでBSY‐diの活動化を検出し
たDITの各々で、図5のラインL14、L16に示される
ように、ステップ2aからステップ2a2へのシフトが
なされ、状態マシーンが状態1から状態2へシフトす
る。
【0072】2al)この操作時点で、それらのローカ
ルインターフェースで信号BUSYの活動化を検出し、
かつ、唯一のアクティブデータ信号DID7 を記憶した
中間伝送装置DITの全てが、SCSI規格で規定され
る通り、それらのローカルインターフェースで選択信号
SELを待ち始める。その時、それらの状態マシーン
は、図5のラインL13、L15に示される通り、状態1A
にある。
【0073】2a2)この操作時点で、それらの遠隔イ
ンタフェースで信号BUSYの活動化を検出した中間伝
送装置の全て(装置DIT23、DIT1 )が、DELA
2と呼ばれる遅延期間を開始させ、それらの2つの各
インタフェースでのデータ信号の記憶を継続し、これは
図5のラインL14、L16に示されている。更に、それら
の各々は、そのローカルバス(この場合はSCSI2
SCSI1 )に対して、この同じバスで信号BUSYと
識別番号7のデータ信号(即ち最優先度を持つもの)を
活動化させることにより、識別番号7の標準SCSIタ
イプユニットと同様にふるまう。この最後の動作によ
り、これらローカルバス(SCSI2 とSCSI1
の、これらと同じバスへの潜在的要請ユニット(即ち、
A以外のユニット)によりなされる制御の許容を一時的
に拒絶することが可能になる。期間DELAY2 は、こ
こに記述された典型的態様で、相互に離れているパーシ
ャルバス上に配置された2つのユニット間の経路を信号
が通過するのにかかる最短時間の2倍以上の持続時間を
有する。この操作2a2の時点で、この操作に関連して
いる中間伝送装置の状態マシーンは、状態2にある。
【0074】2a3)介入段階の終了時に、即ち操作2
alの終了時には、SCSI規格に規定される通り、ユ
ニットAが選択信号SEL(ラインL5)を活動化させ
る。中間伝送装置DIT3 が、そのローカルインターフ
ェースIL3 で選択信号、この場合はSEL3 _li、
を検出する最初の装置である。それは、同信号を、関連
するデータ及びパリティの信号(信号DID7 にDID
1 を付加したものであり、ターゲットユニット即ちユニ
ットDの識別信号に、8データビット構成に関連したパ
リティビットを付加したものである)と共にその遠隔イ
ンターフェースID3 に伝送する。
【0075】次いでそれは、ローカルバスSCSI3
の信号BUSYの非活動化を待機し、次いで、その再活
動化(図5で、ラインL4 で示されるBUSY信号が最
初はアクティブであり、図の右手部分へ向かっていって
2度目のアクティブになることがわかる)か遠隔信号B
USY(例えば、ユニットDを経由して送ることができ
る)の活動化のいずれかを待機する。次いで選択信号S
ELが、ユニットDまで、全ネットワークRE1 に徐々
に送られる。ローカルインターフェースでそれらの選択
信号SELの活動化を認識する中間伝送装置、例えばD
IT3 とDIT21、も同様に働く。状態マシーンは、図
5のラインL13とL15で示され通り、状態S1 にある。
【0076】2a4)この操作時点で、それらの遠隔イ
ンターフェースでそれらの選択信号SELの活動化を認
識する中間伝送装置(この場合はDIT23とDIT1
は進行中の遅延期間DELAY2 を停止する。それら
は、識別番号7のSCSIユニットとしてふるまうのを
止める。それらは選択信号と、それらの遠隔インターフ
ェースに関連したデータとパリティの信号をそれらのロ
ーカルインターフェースに伝送する。次いでそれらは、
それらの遠隔信号BUSYの非活動化と、その後のその
可能性ある再活動化か、それらのローカル信号BUSY
の活動化を待機する。それらの状態マシーンは、図5で
ラインL14とL16で示される通り、状態S2 にある。
【0077】2a5)この操作時点で、ユニットAは、
その選択信号SELを活動化させた後に、その信号BU
SYを非活動化する;例えばラインL1 とL5 を参照す
れば、ラインL1 中の信号、即ち、BSY_liが非活
動化されるちょっと前に選択信号SEL3 _liが活動
化されることがわかる。これもSCSI規格に規定され
ている。
【0078】Aの選択を求めるユニットDは、選択信号
と、それ自身の識別番号を運ぶデータ信号、即ち、DI
1 、とがアクティブである(これには、この場合信号
SEL1 _leが含まれる)ことを同時に認識するとき
には、前者のユニットAにより追われる。それは、同時
に、Aの識別番号を有するデータ信号、即ち、DI
7 、も識別しなければならない。次いでそれは、順
次、それ自身の信号BUSY、即ち、ラインL9 に示さ
れる信号BSY_li、を活動化させる。この後者の信
号は、図4に示される伝送装置と二点間ラインとの全て
を経由して全ネットワークRE1 に伝えられる。各中間
伝送装置は、選択信号と、活動化されたBUSYタイプ
の最後の信号との各起点を比較する。
【0079】これら両信号の起点が同一ならば、即ち、
それらが同じローカル又は遠隔のインターフェースを起
点とするならば、当該装置DITは、その事実から、そ
のパーシャルバスSCSI3 でのAの将来の活動と関連
させる必要がないことと、入力されるデータ転送がそれ
に関係ないことを推論する。従ってその役割は、そのイ
ンターフェースの1つから他への信号BUSYの転送に
限定される。その場合、中間伝送装置の状態マシーン
は、状態S14から状態VLにシフトし。これは、イニシ
エータユニット、この場合はA、とターゲットユニット
Bとが、中間伝送装置の同一ローカルインターフェー
ス、この場合はパーシャルバスSCSI3 に接続されて
いるIL3 、に接続されていることを意味する。その場
合、状況は図8に示される場合Iである。
【0080】選択信号と、活動化された最後のBUSY
信号との起点が反対ならば、状況は、以下の場合II‐
V(図8に示される)のうちの一つである: II.ローカルイニシエータユニット、この場合はA、
が遠隔ターゲットを選択する:次いで、中間伝送装置の
状態マシーンは状態S1 から、ローカルイニシエータ/
遠隔ターゲットを表す状態ILCDへシフトし、これは
図5のラインL13、L15に示されている。
【0081】III.遠隔ターゲットがローカルイニシ
エータ、この場合はA、を再選択する。中間伝送装置
は、状態S2 から状態ILCDへのその状態マシーンの
変化を経験する。
【0082】IV.ローカルターゲットが遠隔イニシエ
ータを再選択する;中間伝送装置の状態マシーンは状態
1 から、ローカルターゲット/遠隔イニシエータを表
す状態CLIDにシフトする。
【0083】V.遠隔イニシエータは、ローカルターゲ
ットを選択する:DITの状態マシーンは、状態S2
ら状態CLIDへシフトし、これは図5のラインL14
16に示されている。
【0084】II‐Vの場合には、DITの役割は、従
って、不変であり、一旦状態ILCD又はCLIDにな
ると、SCSI規格のプロトコルにより規定される適当
な方向への全信号の転送を確実なものとする。
【0085】VI.選択信号と活動化された最後の信号
BUSYの起点が同一ならば、即ち、それらが中間伝送
装置の同一の遠隔インターフェースを起点とするなら
ば、後者の状態マシーンは、状態S2 から状態VDへ変
化する。
【0086】2a6)この操作時点で、各装置DIT
は、それが受信する信号BUSYの状態を継続して認識
する。同信号が非活動化されるならば、DITは、その
事実から、行われていた活動化が終了しつつあると推論
する。次いでそれは、それ自身のインジケータを静止状
態に置き、ネットワークのユニットのユニットのいずれ
かによるある将来の要求に呼応して、ネットワーク制御
の取得の管理に再度参加する準備を整える。従って、図
8を参照すると、この操作2a6のその時点で、状態V
L、ILCD、CLID又はVDのうちの一つから初期
の静止状態にシフトする。
【0087】さて、ネットワークの制御を得る第2の場
合を考研すると、複数のユニットが同時に介入に参加す
る場合であり、これらユニットには、操作2a1〜2a
6の全てと同様に識別番号7のユニットAが含まれてい
ると仮定する。
【0088】さて、図6、8に記載を向けると、図6は
図5と一体で研究されなければならないことを理解され
たい。
【0089】介入に参加している各ユニットは、それが
接続されているパーシャルバスの開放状態に関連して、
SCSIプロトコルによってこれに対して用意される時
間中はそれ自身の信号BUSYを活動化させる。各DI
Tは、その2つのインターフェースで信号BUSYの活
動化を認識する。それは、優先度の規則によってこの信
号の伝送を確実なものとする(それを起点とする第1の
信号BUSYが伝送され、この間、第2の信号は伝送さ
れず、それ以後に初めて伝送される)。それは、それ自
身の遅延期間DELAY1 を誘発し、その2つのインタ
ーフェースのデータ信号の内部記憶を許可する。
【0090】この第2タイプの状況で様々な操作がどの
ように進行するかを一層理解しやすくするために、介入
に参加しているのはユニットAとCとであると仮定す
る。Aが優先度を持ち、DID7 がアクティブであると
仮定する。一方、ユニットCは、7未満の番号であるi
が割り当てられた識別ビットを有する。ユニットAがま
ず介入し、それは、その識別子がDID1 であるユニッ
トDを対象とする。E1でバスSCSI2 が開放されて
いることがわかったら(図6でラインL4 を参照)、ユ
ニットCは介入を試みる。それをその識別に割り当てる
データビットDIDi がパーシャルバスSCSI1 とS
CSI3 とのうちの一方及び他方に伝播し、E3 に達す
る(図6のラインL1 )。ユニットCはユニットAより
低い優先度を持つので、介入プロセスでは敗者であり、
その信号BUSYとその識別データDIDi とを非活動
化する。しかし、このデータは、3つの装置DIT23
DIT21、DIT1 に記憶される。
【0091】次に、様々な伝送装置が、次に述べる通り
働く: 2b)遅延期間DELAY1 を終了し、識別データDI
7 のみを認識した各DITはそのローカルインターフ
ェースILでアクティブになり、2alで規定される状
況になる。
【0092】図4、6のこの例では、DIT3 のみがこ
の場合にあてはまる:それは、そのローカルインターフ
ェースIL3 で、識別データDID7 の活性化の時点で
期間DELAY1 を誘発し、かつ、その遠隔インターフ
ェースID3 で識別データdidの活動化を認識する
前に期間DELAY1 を終了している(図6のラインL
11)。
【0093】その遠隔インターフェースID3 における
識別データdidの活動化のその後の認識は、状態マ
シーンが状態1Aになる瞬間から全く影響がなくなる。
【0094】その後、ローカルバスSCSI3 を制御し
ていたユニットA(Aが最優先度を持つ)が信号選択、
この特例では信号SEL3 _li、及び、識別データ信
号DID7 (それ自身のもの)とDID1 (ターゲット
ユニットのもの)、を活動化させる。DIT3 により認
識されるSEL3 _liの活動化が、図6のライン
5 、L11上に示される2a3で規定される状況によ
り、状態1Aから状態S1 に変化する状態マシーンの後
半での進展をもたらす。
【0095】2b1)期間DELAY1 を終了する各D
ITは、そのローカルインタフェースILで1を超える
識別データ信号の活動化を認識し、或いは、その遠隔イ
ンタフェースIDで少くとも1つの識別データ信号の活
動化を認識すると、その遅延期間DELAY2 を誘発
し、その状態マシーンは、状態1から状態2にシフトす
る。
【0096】期間DELAY2 の活動化期間中は、ロー
カル及び遠隔のインタフェースの識別データ信号の記憶
は維持される。
【0097】DIT21は検討した第1の場合にあたり、
これは、期間DELAY1 の終了時に、図6のラインL
13でわかる通り、そのローカルインターフェースで識別
データ信号DID7 、DIDi の活動化を認識したこと
による。
【0098】DIT23とDIT1 とは、検討した第2の
場合にあてはまり、これは、それらの各遅延期間DEL
AY1 の終わりに、DIT23がその遠隔インタフェース
ID23で識別データdid7 の活動化を認識し(図6の
ラインL12)、又、DIT1が識別データdid7 又は
didi 、或いは双方の活動化をその遠隔インタフェー
スID1 で認識したからである(図6のラインL14)。
【0099】信号SELECT及び、ユニットによって
活動化された識別データ信号DID7 とDIDi は、ネ
ットワークに伝搬される。
【0100】2b2)その状態マシーンが状態2にあ
り、そのローカルインターフェースで信号SELECT
の活動化を認識する各DITが、その状態マシーンの状
態2から状態S1 へのシフトを引き起こす。
【0101】さらに、それは信号SELECTと識別信
号DID7 及びDIDi との、そのローカルインターフ
ェースILからその遠隔インターフェースIDへの伝送
を確実なものとする。
【0102】図4、6の該当例では、DIT21が上に検
討された場合にあたる。それはそのローカルインターフ
ェースIL21で信号SEL21_liの活動化を認識す
る;図6のラインL6 、L13を参照せよ。
【0103】2b3)その状態マシーンが状態2にあ
り、その遠隔インターフェースIDで信号SELECT
の活動化を認識する各DITが、その状態マシーンの状
態2から状態S2へのシフトを引き起こす。
【0104】それは又、その遠隔インターフェースから
そのローカルインターフェースILへの、信号SELE
CTと、識別信号did7 及びdidi との伝送を確実
なものとする。
【0105】該当する図4、6の例では、DIT23とD
IT1 とがこの場合にあたる。それらはそれらの遠隔イ
ンターフェースでの信号SELECT、即ち、それぞ
れ、DIT23に対してはSel23_di、DIT1 に対
してはSel1 _di、の活動化を認識する;DIT23
に関しては図6、ラインL12、L6 を、DIT1 に関し
てはラインL14、L7 を参照されたい。
【0106】SCSIプロトコルに合致するユニットA
が、SEL3 _li、DID7 、DID1 をアクティブ
に保ち、BSY3 _liを非活動化する。それは、BS
1_liを活動化させることになる対象装置の応答を
待機する。
【0107】対象装置は自身を選択し、ネットワーク中
に伝搬される信号BSY1 _liを活動化する。ネット
ワークの様々なDITが、セクション2a5に記述した
状況に従って発生する。
【0108】3)さて、図7、図8を参照すると、ネッ
トワークの制御を受ける第3の場合が考研されており、
ここでは、7という最優先度より低い優先度を持つ1以
上のユニットによって介入が試みられている。各伝送装
置は、そのインターフェースの一つに存在する信号BU
SYを検出すると即座に、期間DELAY1 を誘発す
る。それは、その残りのインターフェースにこの信号を
伝える。それは、そのデータ信号の記憶を認可する。期
間DELAY1 終了時に、それはDELAY2 を誘発
し、データ信号の記憶の許可を維持し、次に、このロー
カルインターフェースに関連するバスに位置する全ての
ユニットからネットワークの制御を失わせるために、信
号BUSYとデータ信号7とをそのローカルインターフ
ェースで活動化させる。期間DELAY2 終了時に、各
伝送装置は、その2つのインターフェースの(DELA
1 、DELAY2 の間に記憶された)データ信号を比
較する。それは、これらの2つの遅延期間のうちの一方
或いは他方の間にアクティブであった、最優先識別番号
を持つデータ信号と関連するユニットが、ローカル、遠
隔いずれのインターフェースに所属するかを決定する。
この第3の場合の時点で、伝送装置の状態マシーンは、
状態2から状態3へ変化する(図8を参照せよ)。
【0109】3a)最優先識別番号を持つデータ信号と
関連するユニットがローカルバス上に位置するならば、
このローカルバス上に位置するいずれの伝送装置も、そ
れ自身のローカルバスに対して最優先度を持つユニット
のようにふるまうことを止める。この後者のバスは、開
放される。又、このバス上に位置する他ユニットのいず
れも介入できる。ローカルバスの制御を受けていたユニ
ットはその選択信号を活動化する。この伝送装置に対す
る操作は、セクション2a3で装置DIT3 に対して示
した順序を持つ。次いで、この伝送装置の状態マシーン
は状態3から状態4へ、次に状態S1 へシフトする。
【0110】3b)最高識別番号を持つユニットが遠隔
バスうちの1つの上に位置する;対応DITは、データ
信号の記憶を停止する。それは、そのローカルインター
フェースで信号BUSYをアクティブに保持し、次に、
その遠隔インターフェースで選択信号を待機する状態へ
進む。それは、遠隔選択信号がアクティブであることを
認識するときは、セクション2a4で示したように動作
する。
【0111】上記で検討した操作3a、bの理解を高め
るために、3個のユニットが介入を試みており、それら
のどれもネットワーク中で最優先識別番号を持たないと
いう、より詳細な例を考研する。一例として、これらの
ユニットは、識別番号6を持つユニットB(図4参
照);識別番号i(i=1〜6)のユニットB;そして
最後に、識別番号1のユニットDである。対象ユニット
は、例えば、識別番号7のユニットAである。それらの
各遅延期間DELAY2 の終了時の様々な伝送装置DI
Tの動作を、ラインK1 〜K25が含まれている図7を参
照しながら示すと以下の通りである。
【0112】伝送装置DIT3 は、識別番号6のデータ
信号をそのローカルインターフェースで、識別番号iと
1のデータ信号を遠隔インターフェースで記憶する。対
応ローカルユニット(B)の識別番号が6に等しく、こ
れは、遠隔地ユニットの識別番号であるiより大きいの
で、その動作は、ステップ3aの動作であり、これは、
ラインK3 からわかる。
【0113】伝送装置DIT23は、識別信号6をその遠
隔インターフェースで、識別信号iと1をそのローカル
インターフェースで記憶する。遠隔ユニットはその識別
番号が、その関連ローカルバスに接続されたユニットの
識別番号iまたは1より大きいので、ステップ3bに従
って動作する(図7のラインk7 を参照せよ)。
【0114】伝送装置DIT21は、そのローカルインタ
ーフェースで識別信号6とiを、その遠隔インターフェ
ースで識別信号1を記憶する。ローカルユニットはその
識別番号が6に等しく、これは遠隔ユニットの識別番号
1より大きいので、ステップ3aに従って動作する;図
7のラインK8 を参照せよ。
【0115】伝送装置DIT1 は、その遠隔インターフ
ェースで識別信号6とiを、そのローカルインターフェ
ースで識別信号1を記憶する。遠隔ユニットは、その識
別番号6がそのローカルユニットの識別番号より大きい
ので、ステップ3bに従って動作する(図7のラインK
12)。
【0116】それらの各期間DELAY2 終了時に伝送
装置DIT3 、DIT21は、それらの各信号BSY、D
ID7 の強制を撤回するが、パーシャルバスSCSI3
のみが開放され、これは、パーシャルバスSCSI2
体が伝送装置DIT23で占有されるためであることに留
意されたい。従って、開放される唯一のパーシャルバス
は、介入を試みたユニットセットのうちで最高の識別番
号を持つユニットが接続しているものである。図7は、
介入段階時の信号の表示に限定されているが、これは、
次の選択段階が、図5、6に示されるユニークな選択に
従って進行するものと同じであるからである。
【0117】
【表1】
【0118】
【表2】
【0119】
【発明の効果】本発明により、最大バス長に関するSC
SI規格が遵守されるネットワーク中に配置されるシス
テムを構成することによって、複数のSCSIユニット
を相互接続することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SCSIタイプバスの、規格に従った構成方法
を例示する図である。
【図2】本発明のネットワーク中に配置されるSCSI
ユニットシステムの様々な必須構成要素を示す図であ
る。
【図3】本発明のシステムの一部である中間伝送装置の
構成方法を示す図である。
【図4】3個のパーシャルバスを備える本発明のSCS
Iユニットシステムの特有の一典型的態様を示す図であ
る。本図は、一つのパーシャルバスから他のパーシャル
バスへの信号の進行も示している。
【図5】図4に示されたシステムの様々な場合での操作
を例示する図である。
【図6】図4に示されたシステムの様々な場合での操作
を例示する図である。
【図7】図4に示されたシステムの様々な場合での操作
を例示する図である。
【図8】図5、6、7に示された操作の各々に対する種
々の可能な状態が、図4に示されたものと同様な中間伝
送装置に属する状態マンーンのものであることを示す図
である。
【符号の説明】
BS バス DIT 中間伝送装置 A ユニット LPP 孔双方向性二点間リンク ID 遠隔インターフェース IL ローカルインターフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユニットの相互接続を確保する任
    意のバス(SCSI1 、SCSI2 、SCSI3 )の長
    さに一定の最大値を持たせる所定プロトコル(SCS
    I)により操作されるネットワーク(RE)に配置され
    た最大N個のユニット(A、B、C、D、...)から
    構成されるシステムにおいて、 ユニット間距離が同最大値より大きいので、前記システ
    ムが、孔双方向性二点間リンク(LPP1 、LPP2
    を経由して相互接続されており、かつ、中間伝送装置
    (DIT1 、DIT21、DIT23、DIT3 )で管理さ
    れる複数のローカルパーシャルバス(SCSI1 〜SC
    SI3 )を備え;前記中間伝送装置の各々が、パーシャ
    ルバスと二点間リンクの双方に接続しており、更に、パ
    ーシャルバスの任意の一つに接続し、かつ、ネットワー
    クの制御を獲得するための所定優先度が割り当てられて
    いる任意のSCSIユニット側にネットワークの制御を
    獲得する段階で介入する;ことを特徴とするユニットシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 各パーシャルバス(SCSI1 、SCS
    2 等)がSCISI規格により機能するので、中央部
    分が、第1及び第2のインターフェース(IL、ID)
    に現れる信号の状態の関数として、前記バスに所属する
    任意のユニット(A、B、C、D、...)の側にネッ
    トワーク(RE1 )の制御を獲得する管理を確保する状
    態マシーンであることを特徴とする、 各伝送装置(DIT1 、DIT21等)が、関連したパー
    シャルバスとの接続のための第1のインターフェース
    (IL)と、関連双方向性リンク(LPP)との接続の
    ための第2のインターフェースと、パーシャルバスから
    リンクへの、及び、その逆方向へのデータの転送を管理
    する中央部分(RE)とを備える、請求項1に記載のシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 SCSI規格で規定される介入が、対応
    中間伝送装置(DIT1 、DIT21、DIR23、DIR
    3 )と関連したパーシャルバス(SCSI1、SCSI
    2 、...)のレベルで各状態マシーンにより局所的に
    使用され;前記装置が、SCSI規格により規定される
    介入と選択の段階中は、それ自身の関連パーシャルバス
    に対する最優先度が割り当てられている仮想SCSIユ
    ニットである;ことを特徴とする、請求項2に記載のシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 状態マシーン(ME)が、介入段階を検
    出する手段と、関連パーシャルバスに接続している任意
    のユニットがネットワークの制御を獲得できる場合に
    は、前記検出手段が介入段階の開始を検出すると即座に
    前記ユニットを中立化するために第1の接続インターフ
    ェースに作用して中立化するための手段とを備えること
    を特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 状態マシーンが、第1のインターフェー
    スを開放する選択信号を検出し、かつ、その選択信号を
    第2のインターフェースに伝送する手段を備えることを
    特徴とする、最優先度を割り当てられた各ユニットが、
    介入段階に参加している間に、それが接続しているバス
    の制御を獲得したら即座に選択信号を出力する手段を備
    える、請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 状態マシーンが、ネットワークの制御を
    求めるユニットの優先度を、所定の遅延期間中記憶する
    ための手段を備える、請求項4に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 SCSI規格で規定される介入規則が各
    パーシャルバスのレベルで局所的に使用されると仮定し
    て、 1)各中間伝送装置が介入段階の開始を検出し、次い
    で、そのローカルインターフェースに作用して、ネット
    ワークの制御を求めるであろう任意のSCSIユニット
    を中立化し; 2a)最優先度(優先度7)を割り当てられたユニット
    が介入段階に参加するときには、それが、それが接続し
    ているパーシャルバスの制御を受け、かつ、それ自身の
    選択信号を出力することにより選択段階を開始し; 2a1)選択段階の開始を検出する各中間伝送装置がそ
    のローカルインターフェースへの作用を停止し、選択段
    階に対して中立となる;即ち、前記装置が、その第1の
    インターフェースからその第2のインターフェースへ
    の、及び、逆方向への全信号の伝送を可能にする; ことを特徴とする、請求項3に記載のシステムを用いる
    方法。
  8. 【請求項8】 2b)最優先度を割り当てられたユニッ
    トが介入段階に参加していないときには、各中間伝送装
    置がその関連パーシャルバスを中立化し(各ユニットへ
    の対応バスの制御を禁じ)、ネットワークの制御を求め
    るユニットの認識番号をそれが記憶する期間となる所定
    の遅延期間(DELAY1 )を認識し; 2c)この遅延の終了時に、介入段階に参加しており、
    その段階で最優先度を有しているユニットに接続してい
    るものと認識されたネットワークのパーシャルバスが、
    それが関連している中間伝送装置により開放され; 2d)次いで、開放されたパーシャルバス上に位置する
    各ユニットがバスの制御を受けることを試みることがで
    き、この試みが成功するときには、このユニットにより
    出力される選択信号の全ネットワークへの伝搬に翻訳さ
    れ、次いで、各中間伝送装置が2a1)に示されるよう
    に作用する;ことを特徴とする、請求項7に記載の方
    法。
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FR2698464B1 (fr) 1997-06-20
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