JPH0621465Y2 - つかいすておむつ - Google Patents

つかいすておむつ

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Publication number
JPH0621465Y2
JPH0621465Y2 JP1987128534U JP12853487U JPH0621465Y2 JP H0621465 Y2 JPH0621465 Y2 JP H0621465Y2 JP 1987128534 U JP1987128534 U JP 1987128534U JP 12853487 U JP12853487 U JP 12853487U JP H0621465 Y2 JPH0621465 Y2 JP H0621465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
tape
diaper
back sheet
wearer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987128534U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6437405U (ja
Inventor
修次 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はおむつを固定するための止着テープを有するつ
かいすておむつに関する。特に止着テープの再使用性向
上に関する。
従来の技術とその問題点 つかいすておむつを着用者に固定する手段としては安全
性・使いやすさ・コスト等の点から粘着テープが使われ
てきている。しかし、この粘着テープは、使用すると相
手のバックシートにしっかり接着し、排尿のチェックや
粘着テープの付け直しを行おうと思ってもバックシート
が破れてしまう。そこで最近は第３の粘着テープとし
て、ファスニング及びリリーステープ以外に、ファスニ
ングテープとの接着力を調整する背面処理剤を塗工した
ターゲットテープを使うことでバックシートを破壊せず
ファスニングテープを剥離することが可能になった。し
かしこの場合ターゲットテープが小さく、さらに再接着
する場合ファスニングテープをターゲットテープの背面
にうまく接着させることが難しく、ターゲットテープか
ら少しはずれることが多い。このためさらにテープを再
剥離する場合バックシートが破れてしまうことが多々あ
る。このような欠点を改善するために、最近腹部のバッ
クシート外側部分一帯に上記ターゲットテープと同じよ
うな背面処理剤を塗工したフィルムを貼りつけたつかい
すておむつも市販されている。しかしこの場合コストが
非常にかかる上、このフィルムをおむつのバックシート
に部分的に目的とした位置に貼りつけることは難しく生
産性を下げる要因にもなる。
問題点を解決するための手 本考案の目的は上記欠点をなくしファスニングテープの
再使用性を向上させたつかいすておむつを提供すること
である。
本考案は液透過性表面シート、液不透過性バックシート
及び該両シート間に介在させた吸収体と、着用者に固定
するための手段としての粘着テープからなるつかいすて
おむつにおいて、バックシートの外側全面又は着用者に
固定する際粘着テープを付ける部分一帯に、粘着テープ
の接着力を調整する背面処理剤が部分的又は全面に塗工
されていることを特徴とするつかいすておむつを提供す
ることによりその目的を達成するものである。
つまり、おむつを着用者に装着する際、テープを相対す
るバックシート面に付着させておむつを着用者に固定す
るわけであるが、このテープを付ける部分のバックシー
トに粘着テープの接着力を調整する背面処理剤を塗工す
ることにより、粘着テープの付けはがしが可能になり、
接着時粘着テープを付ける位置を失敗した時や装着後排
尿の有無を確かめる時に再度つけはがしができ、背面処
理剤が塗工された部分が広いことによりテープを再度貼
る時にも位置を自由に選ぶことができ使用者にとってテ
ープがより使いやすくなるわけである。ここで背面処理
剤が処理されているバックシートと粘着テープの剥離力
を調整し５０ｇ／１０mm〜６００ｇ／１０mm好ましくは
１００ｇ／１０mm〜６００ｇ／１０mmにする必要があ
る。
（剥離力の測定方法＝粘着テープを巾１０mm×長さ５０
mmに切り出して背面処理剤が塗工されたバックシート
（固い平板上に固定）上に軽く添付し１０mm巾0.５kgの
ロールを１往復させて接着し３分後それを３００mm／分
の速度で１８０度剥離させその剥離力を測定する。この
時最高ピーク点５点の平均をとる。） ここで５０ｇ／１０mm以下の場合はテープとバックシー
トの接着力が弱いために接着時又は着用中に粘着テープ
が剥がれる危険がある。一方６００ｇ／１０mm以上にな
るとバックシートからテープが剥がしにくくバックシー
トが破れてしまう恐れがある。つまり粘着テープとバッ
クシートの背面処理した部分の剥離力を５０〜６００ｇ
／１０mmに調整する必要がある。ここでこのような剥離
力を調整する背面処理剤（剥離剤）としては、現在市販
つかいすておむつに設けられているターゲットテープ
（前述）の背面処理剤と同じ様な直鎖アルキル系のもの
がよいが他の例えばシリコーン系の剥離剤でも剥離力が
上記範囲内であればよい。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第５図共本考案つかいすておむつをバックシー
ト側からみた平面図。 第１図は装着時テープを付ける部分一帯に背面処理を行
った本考案つかいすておむつ。 第２図は装着時テープを付ける部分一帯を含む腹側のバ
ックシート全体に背面処理剤を塗工した本考案つかいす
ておむつ。 第３図、第４図は背面処理を部分的に行った第２図の本
考案つかいすておむつ。 第５図はバックシート全面に背面処理した本考案つかい
すておむつ。 １：ファスニングテープ ２：バックシート（液不透過性裏面材） ３：背面処理剤（剥離処理剤） ４：吸収体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】液透過性表面シート、液不透過性バックシ
    ート及び該両シート間に介在させた吸収体と、着用者に
    固定するための手段としての粘着テープからなるつかい
    すておむつにおいて、上記バックシートの外側全面又は
    着用者に固定する際粘着テープを付ける部分一帯に粘着
    テープの接着力を調整する背面処理剤が部分的又は全面
    に塗工されていることを特徴とするつかいすておむつ。
  2. 【請求項２】背面処理剤が処理されているバックシート
    と粘着テープの剥離力が５０ｇ／１０mm〜６００ｇ／１
    ０mmであることを特徴とする第１項のつかいすておむ
    つ。
  3. 【請求項３】背面処理剤が直鎖アルキル系であることを
    特徴とする第２項のつかいすておむつ。
JP1987128534U 1987-08-26 1987-08-26 つかいすておむつ Expired - Lifetime JPH0621465Y2 (ja)

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JPS6437405U JPS6437405U (ja) 1989-03-07
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JPH0649292Y2 (ja) * 1988-06-28 1994-12-14 新王子製紙株式会社 使い捨てパンツ型おむつ

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JPS567708B2 (ja) * 1976-09-10 1981-02-19
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