JPH06213948A - 擬似通信回路網 - Google Patents

擬似通信回路網

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JPH06213948A
JPH06213948A JP5023193A JP2319393A JPH06213948A JP H06213948 A JPH06213948 A JP H06213948A JP 5023193 A JP5023193 A JP 5023193A JP 2319393 A JP2319393 A JP 2319393A JP H06213948 A JPH06213948 A JP H06213948A
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Nobuo Kuwabara
伸夫 桑原
Katsuo Owada
勝男 大和田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小型で、経済的で使い易く、妨害波を正しく
測定できる擬似通信回路網を提供すること。 【構成】 通信装置1と接続するための端子9と、該端
子の各心線に一端を接続する、相互に値の等しい第1の
インピーダンスと第1のキャパシタンスの直列回路6,
7と、該直列回路の他端の共通接続点と接地点の間にも
うけられる第2のインピーダンス11と、前記端子と前
記補助装置5の間にもうけられるチョークコイル13,
15とを有し、前記第1のキャパシタンスは通信に用い
られる信号の伝送条件と擬似通信回路網3aの心線とグ
ランド間のインピーダンスの基準値の両方を満足するよ
うに決定され、前記第2のインピーダンスの両端の電圧
を測定することにより通信装置1の通信線端子とグラン
ド間に現れる妨害波を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置の通信線路を
接続する端子に現れる妨害波を測定し、これが他の装置
に影響を与えるかどうかを評価するための擬似通信回路
網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の内部にディジタル信号処理
回路を有する装置より発生する不要電波が、ラジオ受信
機等に妨害を与える現象が問題となっている。このた
め、これらの装置自体から放射される不要電波、装置の
電源線端子に生ずる妨害波電圧は国際的に規制される方
向にある(例えば、IEC・CISPR Pub.2
2)。
【0003】通信装置についても、当然、上記の規制の
対象となるが、通信装置には電源線端子の外に通信線路
に接続される端子(以下通信線端子という)がある。こ
のため、通信装置については放射妨害波電界強度、電源
線端子妨害波電圧のほかに通信線端子妨害波電圧につい
ても規制する必要がある。
【0004】通信線端子妨害波電圧を測定するために
は、装置の通信線端子に接続される通信線を模擬した回
路(擬似通信回路網)を接続して測定を行うのが合理的
であり、一部の国では擬似通信回路網を用いて、ファク
シミリ等のアナログ通信装置の通信線端子妨害波電圧の
測定を行っている(例えば西ドイツ)。
【0005】一方、現在、通信技術の進歩により事業所
や一般家庭にも、ボタン電話装置や多機能ホームテレホ
ン等の、内線通信用の通信線を有する装置が多数導入さ
れてきている。これらの、内線通信用の通信線は殆どが
4線以上の通信ケーブルを使用しており、このような通
信線に接続される装置の通信線端子妨害波電圧を測定す
る必要性が増加している。
【0006】そのため、4線用、8線用の擬似通信回路
網が提案されている(例えば特願平2−12498
0)。
【0007】図12に擬似通信回路網の一例を示す。図
12において、1は被測定機器、2は妨害波電圧の測定
器、3は従来提案されている4線用擬似通信回路網、4
は妨害波電流を測定するための電流プローブ、5は被測
定機器を動作状態にするための補助装置、6は直流カッ
トコンデンサ、7は心線−大地間の終端インピーダン
ス、8はコモンモードチョークである。
【0008】
【表1】
【0009】表1に擬似通信回路網に要求される条件を
示す。表1でコモンモード挿入損失は通信装置の補助装
置の発生する妨害波が測定に影響を与えないようにする
ための条件であり、補助装置5から被測定装置1方向へ
伝搬するコモンモード妨害波に対する擬似通信回路網の
挿入損失である。不平衡減衰量は信号電圧がコモンモー
ドに変換される大きさを示しており、測定しようとして
いる妨害波のレベルと信号電圧の比がこの値より大きく
なくてはならない。コモンモードインピーダンスは被測
定装置の通信線端子から通信線側を見たインピーダンス
を示しており、測定の再現性を高めるためには、一定の
値である必要がある。信号の伝搬損失は被測定装置を動
作状態におくために必要な条件で、アナログ通信装置で
は線路の特性インピーダンス600Ωの値が、ディジタ
ル通信装置では線路の特性インピーダンス100Ωの値
が使用される。
【0010】次に、図12に示す擬似通信回路網の動作
を以下に示す。 (1)通信線には通信機器に電力を供給するための直流
が印加されている。コンデンサ6はこの直流成分をカッ
トするためのコンデンサである。 (2)擬似通信回路網は通信線を模擬したものでなけれ
ばならない。インピーダンス7は通信線の心線とアース
間の入力インピーダンスを模擬している。 (3)擬似通信回路網は通信線からの妨害波を分離でき
るものでなくてはならない。このため、コモンモードチ
ョーク8により、通信線を伝播してくるコモンモードの
妨害波が妨害波電圧の測定器2に入らないようにしてい
る。
【0011】図12に示す擬似通信回路網は4線の通信
線端子を有する通信装置から通信線を介して放射される
妨害波を測定できるものであるが、以下に示す欠点があ
る。 (1)コモンモードチョークコイル8に、大口径のフェ
ライトコアを複数用いているため、擬似通信回路網が大
型になる。 (2)入力端子が通常通信装置に使われているコネクタ
の形状に合っていないため、接続に不便である。 (3)妨害波測定に電流プローブを用いているため、電
流プローブの同軸ケーブルの配置や、電流プローブ内の
ケーブルの位置により測定レベルが変動し、測定精度が
悪くなる。 (4)電流プローブを用いているため、測定レベルが小
さく、正確な測定ができない。 (5)電流プローブを擬似通信回路網と別に必要とする
ため高価である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決して4線以上の通信線端子を有する通信装置
の通信線端子妨害波を正しく測定でき、経済的で、小型
で、使い易い擬似通信回路網を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、平衡線
を通信線として用いる通信装置から該通信線を介して放
射される妨害波を測定するために、該通信装置と該通信
装置を動作させる補助装置を接続する前記通信線に挿入
される擬似通信回路網において、前記通信装置と接続す
るための端子と、該端子の各心線に一端を接続する、相
互に値の等しい第1のインピーダンスと第1のキャパシ
タンスの直列回路と、該直列回路の他端の共通接続点と
接地点の間にもうけられる第2のインピーダンスと、前
記端子と前記補助装置の間にもうけられるチョークコイ
ルとを有し、チョークコイルは通信信号に対してはほと
んど損失がなく通信線とグランドの間に現れる妨害波に
対しては大きな損失をもつコモンモードチョークコイル
であり、該コモンモードチョークコイルは補助装置と接
続するための端子を一体構成で具備し、前記第1のキャ
パシタンスは通信に用いられる信号の伝送条件と擬似通
信回路網の心線とグランド間のインピーダンスの基準値
の両方を満足するように決定され、前記第2のインピー
ダンスの両端の電圧を測定することにより通信装置の通
信線端子とグランド間に現れる妨害波を評価する擬似通
信回路網にある。
【0014】
【発明の構成】本発明の基本的構成を図1に示す。図1
で3aは本発明による擬似通信回路網、9は被測定装置
と接続するための端子、10は補助装置と接続するため
の端子、11は電流を測定するための心線−グランド間
のインピーダンス8とグランド間に挿入されたインピー
ダンス、12は妨害波の測定器3の入力インピーダンス
と整合をとるためのインピーダンス、13はコモンモー
ドチョークコイル8に使用されているコア材より透磁率
の小さいコア材を用いた補助コモンモードチョーク、1
4は心線とグランド間に挿入したコンデンサである。
【0015】次に本発明の擬似通信回路網の動作を説明
する。
【0016】従来の擬似通信回路網は被測定装置と接続
する端子にバナナプラグ等を使用していた。しかし、現
在、ほとんどの通信装置はモジュラーソケットを使用し
ている。したがって、本発明では、被測定装置と接続す
るための端子および補助装置と接続するための端子のモ
ジュラーソケットを使用している。このような構造にす
ることにより、被測定装置や補助装置に容易に接続でき
るようになり、測定効率が上がる。また、変換コネクタ
等を被測定装置と擬似通信回路網の間に挿入する必要が
無くなるので測定精度を上げることができる。
【0017】また、従来の擬似通信回路網では、コモン
モードチョークに直径25mm程度のトロイダルコアを
複数個組み合わせたコモンモードチョークを使用してい
るため、コモンモードチョークが大型になってしまい、
擬似通信回路網を大型のものにしていた。本発明では、
小型のチョークコイルを用いて擬似通信回路網の小型化
を図っている。
【0018】本発明で使用しているコモンモードチョー
クコイルを図2に示す。図2で、15は1つのE形のコ
ア15´ともう1つのE形のコア15″を組み合わせた
コア、16は捲線、17はモジュラーソケット、18は
プリント基板にモジュラーソケットを接続するためのピ
ンである。本コモンモードチョークコイルの特徴は、従
来のトロイダルコアは、捲線を直接コアに巻き付ける必
要があったが、本発明では1つのE形のコアともう1つ
のE形のコアを組み合わせたコアを用いているため、予
め捲線をボビン等に巻いた後、組み立てることができる
ため、量産に向きコストを下げることができる。また、
小型化が容易である。さらに、通信路を構成する2本の
捲線を互いに寄り合わせ、それを通信に必要な対数束ね
たものを使用しているため、通信に必要な不平衡減衰量
を容易に得ることができる。
【0019】図3に2本の捲線を寄り合わせた場合の不
平衡減衰量と寄り合わせない場合の擬似通信回路網の不
平衡減衰量を示す。図に示すように、捲線を互いに寄り
合わせることにより、不平衡減衰量を最大で20dB以
上改善できる。このようなコモンモードチョークコイル
を用いることにより、従来使用されている擬似通信回路
網に比べて容積を10分の1以下にすることができる。
【0020】図2に示すコモンモードチョークコイルは
小型であるため、入力側と出力側の静電的な結合が大き
く、30MHz付近になるとコモンモード妨害波に対す
る挿入損失が小さくなる。従って、本発明では、補助の
コモンモードチョークコイル13をコモンモードチョー
クコイルと入力端子9の間に挿入している。コモンモー
ドチョークコイル13はコモンモードチョークコイル1
5の高周波帯域での挿入損失を改善するものであるた
め、コアの透磁率はコモンモードチョークコイル15の
コアに比べて小さくし、捲線を少なくする。従って、補
助コモンモードチョークコイル13は小型に作ることが
でき、擬似通信回路網の容積の増加に与える影響は小さ
い。
【0021】また、補助コモンモードチョークコイル1
3の効果を大きくするためには、補助コモンモードチョ
ークコイル13の補助装置側にコンデンサ14を挿入し
て、高周波に対する通信線とグランド間のインピーダン
スを下げると効果的である。図4にコンデンサの構造を
示す。図4で19は擬似通信回路網が形成されているプ
リント基板、20はプリント基板19の裏側に形成され
たグランド面、21はプリント基板の表面に形成された
通信線路、22は線路の幅を広くしてグランド面との容
量を大きくした部分である。図に示すように、コンデン
サ14は通信線路の幅を広くすることにより、グランド
面との静電容量を増加させて実現している。通信線路の
不平衡減衰量を大きくするためには、各線路とグランド
間の容量を互いに同じ値になるように調整する必要があ
るが、このようにすることにより、プリントパタンの形
状を同じにすれば極めて正確にこの容量を同じ値にでき
る。また、プリント基板の材料に周波数特性の良いガラ
スエポキシ等を使用することにより、周波数特性の良い
コンデンサが実現できる。
【0022】補助コモンモードチョークコイル13とコ
ンデンサ14を用いた時の、擬似通信回路網の挿入損失
を図5に示す。図5に示すように、挿入損失を30MH
zで20dB以上改善できる。
【0023】従来の擬似通信回路網では、被測定装置の
妨害波を電流プローブを用いて測定していた。従って、
測定者は擬似通信回路網の他に電流プローブも購入する
必要があり、経済的負担が大きかった。また、電流プロ
ーブの測定値は、電流プローブに接続される同軸ケーブ
ルの配置状況や、電流プローブに通す通信線の位置によ
り影響されやすく、測定精度を悪くしていた。従って、
本発明ではコモンモードインピーダンスを構成するイン
ピーダンス8のグランド側を互いに束ねて、この束ねた
接続部とグランドの間にインピーダンス11を挿入し
て、この両端に現れる電圧を測定することにより、妨害
波電流を測定している。図1でインピーダンス12は測
定器2の入力インピーダンスと整合をとる為のものであ
り、このような構造にすることにより、ZA (インピー
ダンス7)、ZB (インピーダンス11)、ZD (イン
ピーダンス12)の間には、式(1),(2) の関係が成り立
つ。 ZA =N*(ZC −ZB ) (1) ZD =ZIN−ZB (2)
【0024】式(1) ,(2) でZC は擬似通信回路網の心
線とグランド間のインピーダンス(コモンモードインピ
ーダンス)、ZINは測定器3の入力インピーダンスであ
る。ZB の値としてはZC (150Ω)の10分の1以
下である15Ω以下が目安となる。
【0025】このような構造にすることにより、高価な
電流プローブが必要でなくなる。また、同軸ケーブルの
外導体は擬似通信回路網の筐体と直接接続されるため、
同軸ケーブルの配置方法の影響を小さくできる。また、
電流プローブの場合問題となる、電流プローブ内の通信
線の位置の問題もなくなり、経済的で精度の良い測定が
可能となる。
【0026】
【実施例】
【実施例1】本発明による擬似通信回路網の第1の実施
例を図6を示す。図6で、3bは本発明による擬似通信
回路網、6は直流カットコンデンサ、7は心線−大地間
の終端インピーダンス、11は電流を測定するため心線
−グランド間のインピーダンス8とグランド間に挿入さ
れたインピーダンス、12は妨害波の測定器3の入力イ
ンピーダンスと整合をとるためのインピーダンス、であ
る。
【0027】図6で直流カットコンデンサの値は表1に
示すコモンモードインピーダンスや挿入損失に影響を与
えないように決定する必要があり、そのための条件は式
(3),(4) で与えられる。 ΔZC >|(RA +1/(j2πfCA ))/N|−ZC (3) α<20*log10 |1+Z0 /(N*(RA +1/(j2πfDA)))| (4) 式(3),(4) でRA はインピーダンス7の値で、本実施例
では抵抗で表されている。CA は直流カットコンデン
サ、ΔZC はコモンモードインピーダンスの許容偏差で
表1に示す値(本実施例では20Ω)である。
【0028】fC はコモンモードインピーダンスの規格
に対するコンデンサの影響が最も大きくなる周波数で本
実施例の場合、表1に示すように、コモンモードインピ
ーダンスは0.15〜30MHzの範囲で規定されるた
め、最も低い0.15MHzである。また、fD はコン
デンサの値が挿入損失に与える影響が最も大きくなる周
波数であり、線路の特性インピーダンスが600Ωの場
合、表1よりその周波数波数範囲は10kHz以下であ
るため、最も高い10kHzを採用する。なお、特性イ
ンピーダンスZ0 が大きい程、CA の影響が大きい。ま
た、挿入損失αは特性インピーダンスが600Ωの場
合、表1より2dBであるため、この値を用いた。
【0029】式(3),(4) を用いて求めたコンデンサCA
とコモンモードインピーダンス、挿入損失の関係を図7
に示す。図でNは心線の数で斜線をつけた直線は表1に
記載されているコモンモードインピーダンスの偏差およ
び挿入損失の基準値である。図より、コンデンサの値を
小さくすると、挿入損失の基準値は満足するが、インピ
ーダンスの基準値は満足しなくなり、コンデンサの値を
大きくするとインピーダンスの基準値は満足するが、挿
入損失の基準値は満足しなくなり、最適なコンデンサの
値の範囲があることがわかる。また、心線数が多くなる
に従って、コンデンサの値の許容範囲が大きくなること
もわかる。図より、最も条件の厳しい2Wの場合でも、
コンデンサの値として10nF以上50nF以下とすれ
ば、挿入損失の条件とコモンモードインピーダンスの条
件を同時に満足できることがわかる。本実施例ではCA
として33nFを用いた。表2に本実施例の特性評価結
果を示す。表2により、本実施例は表1に示す、擬似通
信回路網に要求される条件を満足していることがわか
る。
【0030】
【表2】
【0031】本実施例を用いて測定した、通信装置の通
信線端子に現れる妨害波の測定例を図8,図10に示
す。図8は電流プローブを用いて測定した結果、図9は
本実施例を用いて測定した結果である。図より、本実施
例を用いることにより、国際標準化機関で標準となって
いる電流プローブを用いた測定結果と同じ結果をうる事
ができる。また、図8と図9を比べると妨害波の測定限
界(図の下のライン)は本実施例を用いたものの方が小
さく、本実施例を用いれば、電流プローブを用いたもの
よりも高感度に妨害波を測定できる。
【0032】
【実施例2】本発明の第2の実施例を図10に示す。図
に示すように、直流カットコンデンサとインピーダンス
A を必要とする心線数用意しRA の値を式(1) を用い
て定めることにより、2W,4Wのみでなく、任意の対
数の通信線路に対応した擬似通信回路網が容易に実現で
きる。
【0033】
【実施例3】本発明の第3の実施例を図11に示す。図
11で23は妨害波を測定する測定器の入力インピーダ
ンスである。図に示すように、電流を測定するため心線
−グランド間のインピーダンス8とグランド間に挿入さ
れるインピーダンスとして、妨害波を測定する測定器の
入力インピーダンスを使用することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、小型
で、経済的で感度の良い擬似通信回路網を提供できるの
でその効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成。
【図2】本発明で使用しているコモンモードチョークコ
イルの構造。
【図3】2本の捲線を寄り合わせた場合の不平衡減衰量
と寄り合わせない場合の擬似通信回路網の不平衡減衰
量。
【図4】コンデンサの構造。
【図5】擬似通信回路網の挿入損失。
【図6】本発明による擬似通信回路網の第1の実施例。
【図7】式(3),(4) を用いて求めたコンデンサCA とコ
モンモードインピーダンス、挿入損失の関係。
【図8】本実施例と電流プローブを併用して測定した、
通信装置の通信線端子に現れる妨害波の測定例。
【図9】本実施例のみを用いて測定した通信装置の通信
線端子に現れる妨害波の測定例。
【図10】本発明の第2の実施例。
【図11】本発明の第3の実施例。
【図12】従来の擬似通信回路網である。
【符号の説明】
1 被測定機器 2 妨害波電圧の測定器 3 従来提案されている4線用擬似通信回路網 3a〜3d 本発明による擬似通信回路網 4 妨害波電流を測定するための電流プローブ 5 被測定機器を動作状態にするための補助装置 6 直流カットコンデンサ 7 心線−大地間の終端インピーダンス 8 コモンモードチョーク 9 被測定装置と接続するための端子 10 補助装置と接続するための端子 11 電流を測定するため心線−グランド間のインピー
ダンス8とグランド間に挿入されたインピーダンス 12 妨害波の測定器3の入力インピーダンスと整合を
とるためのインピーダンス 13 コモンモードチョークコイル8に使用されている
コア材より透磁率の小さいコア材を用いた補助コモンモ
ードチョーク 14 心線とグランド間に挿入したコンデンサ 15 1つのE形のコア15´ともう1つのE形のコア
15″を組み合わせたコア 16 捲線 17 モジュラーソケット 18 プリント基板にモジュラーソケットを接続するた
めのピン 19 擬似通信回路網が形成されているプリント基板 20 プリント基板19の裏側に形成されたグランド面 21 プリント基板の表面に形成された通信線路 22 線路の幅を広くしてグランド面との容量を大きく
した部分 23 妨害波を測定する測定器の入力インピーダンス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平衡線を通信線として用いる通信装置か
    ら該通信線を介して放射される妨害波を測定するため
    に、該通信装置と該通信装置を動作させる補助装置を接
    続する前記通信線に挿入される擬似通信回路網におい
    て、 前記通信装置と接続するための端子と、 該端子の各心線に一端を接続する、相互に値の等しい第
    1のインピーダンスと第1のキャパシタンスの直列回路
    と、 該直列回路の他端の共通接続点と接地点の間にもうけら
    れる第2のインピーダンスと、 前記端子と前記補助装置の間にもうけられるチョークコ
    イルとを有し、 チョークコイルは通信信号に対してはほとんど損失がな
    く通信線とグランドの間に現れる妨害波に対しては大き
    な損失をもつコモンモードチョークコイルであり、 該コモンモードチョークコイルは補助装置と接続するた
    めの端子を一体構成で具備し、 前記第1のキャパシタンスは通信に用いられる信号の伝
    送条件と擬似通信回路網の心線とグランド間のインピー
    ダンスの基準値の両方を満足するように決定され、 前記第2のインピーダンスの両端の電圧を測定すること
    により通信装置の通信線端子とグランド間に現れる妨害
    波を評価することを特徴とする、擬似通信回路網。
  2. 【請求項2】 前記チョークコイルが第1及び第2のチ
    ョークコイルの直列回路により構成され、第1のチョー
    クコイルは通信信号に対してはほとんど損失がなく通信
    線とグランドの間に現れる妨害波に対しては大きな損失
    をもち、補助装置と接続するための端子を一体構成で具
    備し、第2のチョークコイルは第1のチョークコイルに
    使用されるコアの透磁率より小さな透磁率の補助コアを
    用いて構成され、2つのチョークコイルの接続点と接地
    点の間に静電容量がもうけられ、該静電容量はプリント
    基板の一面の共通グランド面と他面の信号線路との間に
    提供されることを特徴とする請求項1記載の擬似通信回
    路網。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の擬似通信回路網におい
    て、第1のコモンモードチョークコイルは、 E形の第1コアと別のE形の第2のコアから構成され、
    第1のコアと第2のコアを互いに接続してできる、閉磁
    路の真ん中の磁路に、通信路を構成する1対の心線を互
    いに撚り合わせ、前記撚り合わせた心線を、通信機器が
    正常な動作をするために必要な対数束ねたものを巻付け
    た構成を有することを特徴とする擬似通信回路網。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の擬似通信回路網におい
    て、通信線のそれぞれの心線に接続されるインピーダン
    スとキャパシタンスの直列回路のもう一方の端に互いに
    接続し、その接続点とグランド間に挿入する第2のイン
    ピーダンスとして、妨害波を測定するレベルメータの入
    力インピーダンスを使用していることを特徴とする擬似
    通信回路網。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013528965A (ja) * 2010-03-26 2013-07-11 ドイッチェ テレコム アーゲー データ伝送線路上で伝送される無線周波数信号をデカップリングするための装置
JP2013168708A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 不平衡擬似回路網
JP2015159431A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 日本電信電話株式会社 測定装置

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