JPH06213871A - 道路舗装混合物の固結材投入量の測定方法 - Google Patents
道路舗装混合物の固結材投入量の測定方法Info
- Publication number
- JPH06213871A JPH06213871A JP10149091A JP10149091A JPH06213871A JP H06213871 A JPH06213871 A JP H06213871A JP 10149091 A JP10149091 A JP 10149091A JP 10149091 A JP10149091 A JP 10149091A JP H06213871 A JPH06213871 A JP H06213871A
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- JP
- Japan
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- asphalt
- sensor
- pavement mixture
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- road pavement
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全かつ迅速に固結材の投入量を測定する。
【構成】 固結材を混入した道路舗装混合物に、前記固
結材の投入量に対応した軟磁性体を投入して攪拌混合
し、磁気センサ３により磁気を検出して前記固結材の投
入量を測定する。
結材の投入量に対応した軟磁性体を投入して攪拌混合
し、磁気センサ３により磁気を検出して前記固結材の投
入量を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は道路舗装混合物の固結
材投入量の測定方法に関する。
材投入量の測定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に道路舗装混合物としては、例え
ば、アスファルトに骨材を混入したアスファルト混合物
や、セメントに骨材を混入したコンクリートが知られて
いる。
ば、アスファルトに骨材を混入したアスファルト混合物
や、セメントに骨材を混入したコンクリートが知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く道路舗装
混合物としては、アスファルト混合物や、コンクリート
が知られているが、この場合、例えば、アスファルト混
合物において固結材となるアスファルトの投入量が不足
すると、施工規準の規準値を下まわり不合格となる。特
に、安全性の面において問題がおきる所から、固結材の
最適な投入量を測定している。
混合物としては、アスファルト混合物や、コンクリート
が知られているが、この場合、例えば、アスファルト混
合物において固結材となるアスファルトの投入量が不足
すると、施工規準の規準値を下まわり不合格となる。特
に、安全性の面において問題がおきる所から、固結材の
最適な投入量を測定している。
【０００４】固結材の測定手段として、アスファルト混
合物の場合は、一般に溶剤や薬剤にて抽出し測定するア
ブソン法、ソックスレー法がある。また、コンクリート
の場合は、セメント滴定法やカルシウムイオン濃度測定
法等があるが、いずれも、結果がでるまでに時間がかか
る不具合があることと併せて、人体に有害な薬品を使用
することが多いため、その取扱い、測定に神経を使う等
作業性の面において望ましくなかった。
合物の場合は、一般に溶剤や薬剤にて抽出し測定するア
ブソン法、ソックスレー法がある。また、コンクリート
の場合は、セメント滴定法やカルシウムイオン濃度測定
法等があるが、いずれも、結果がでるまでに時間がかか
る不具合があることと併せて、人体に有害な薬品を使用
することが多いため、その取扱い、測定に神経を使う等
作業性の面において望ましくなかった。
【０００５】そこで、この発明にあっては、安全で迅速
な測定結果が得られる道路舗装混合物の固結材投入量の
測定方法を提供することを目的としている。
な測定結果が得られる道路舗装混合物の固結材投入量の
測定方法を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明にあっては、固結材を混入した道路舗装混
合物に、前記固結材の投入量に対応した軟磁性体を投入
して攪拌混合し、磁気センサにより磁気を検出して前記
固結材の投入量を測定する。
に、この発明にあっては、固結材を混入した道路舗装混
合物に、前記固結材の投入量に対応した軟磁性体を投入
して攪拌混合し、磁気センサにより磁気を検出して前記
固結材の投入量を測定する。
【０００７】
【作用】かかる測定方法によれば、固結材の投入量が多
いと磁気測定値は高い値を示し、投入量が少なければ、
低い値を示すようになり、磁気センサからの測定値を知
ることで安全かつ迅速に固結材の投入量がわかるように
なる。
いと磁気測定値は高い値を示し、投入量が少なければ、
低い値を示すようになり、磁気センサからの測定値を知
ることで安全かつ迅速に固結材の投入量がわかるように
なる。
【０００８】
【実施例】以下、図１乃至図４の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【０００９】図１において、１は表層となる道路舗装混
合物層、３は磁気センサをそれぞれ示している。
合物層、３は磁気センサをそれぞれ示している。
【００１０】道路舗装混合物層１は、固結材となるアス
ファルトと、砂、小石等の骨材と、軟磁性体とを混合し
たものから成り、アスファルトと骨材とは所定の割合で
混入されている。
ファルトと、砂、小石等の骨材と、軟磁性体とを混合し
たものから成り、アスファルトと骨材とは所定の割合で
混入されている。
【００１１】また、軟磁性体は、微粒で砂鉄性の磁気性
状を有しているもので、アスファルトの投入量に比例し
て投入量が設定されるようになっている。
状を有しているもので、アスファルトの投入量に比例し
て投入量が設定されるようになっている。
【００１２】一方、磁気センサ３は電圧レベル値によっ
て磁気量を検知するもので、制御部５と接続し、磁気セ
ンサ３で検出した信号を制御部５へ入力するよう機能す
る。
て磁気量を検知するもので、制御部５と接続し、磁気セ
ンサ３で検出した信号を制御部５へ入力するよう機能す
る。
【００１３】制御部５は、磁気センサ３から与えられる
入力情報に基づいて演算処理し、そのデータを表示部７
へ送るよう機能する。
入力情報に基づいて演算処理し、そのデータを表示部７
へ送るよう機能する。
【００１４】表示部７は制御部５から与えられる情報に
基づいてＣＲＴ表示、又はプリンターによりプリント表
示するようになっている。
基づいてＣＲＴ表示、又はプリンターによりプリント表
示するようになっている。
【００１５】なお、図１において９は路盤を示してい
る。
る。
【００１６】このように構成された磁気センサ３におい
て測定を行うには、アスファルト、骨材、軟磁性体を一
定の割合で混合し、路盤９の上に施工する。次に、施工
完了後の道路舗装混合物層１に対して上から磁気センサ
３をあてる。この時、磁気センサ３からの情報は、制御
部５において演算処理され、表示部７においてそのデー
タが表示される。この場合、図３に示す如くアスファル
トと軟磁性体との関係は一定の比率でセンサ検知電圧が
増加する所から、表示部７のデータ表示を見ることで固
結材となるアスファルトの投入量が安全かつ迅速に判明
するようになる。 なお、磁気センサ３の構造を図４に
示すように上下が貫通したシリンダー状の形状とするこ
とで、施工前の軟い道路舗装混合物をサンプリングして
磁気センサ３内を通すようにすれば、アスファルト投入
量の適、不適が施工前に簡単にわかるようになる。
て測定を行うには、アスファルト、骨材、軟磁性体を一
定の割合で混合し、路盤９の上に施工する。次に、施工
完了後の道路舗装混合物層１に対して上から磁気センサ
３をあてる。この時、磁気センサ３からの情報は、制御
部５において演算処理され、表示部７においてそのデー
タが表示される。この場合、図３に示す如くアスファル
トと軟磁性体との関係は一定の比率でセンサ検知電圧が
増加する所から、表示部７のデータ表示を見ることで固
結材となるアスファルトの投入量が安全かつ迅速に判明
するようになる。 なお、磁気センサ３の構造を図４に
示すように上下が貫通したシリンダー状の形状とするこ
とで、施工前の軟い道路舗装混合物をサンプリングして
磁気センサ３内を通すようにすれば、アスファルト投入
量の適、不適が施工前に簡単にわかるようになる。
【００１７】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の道路
舗装混合物の固結材投入量の測定方法によれば、磁気セ
ンサにより固結材内の磁気量を検出すればよいので、安
全に測定作業ができると共に、しかも迅速に固結材の投
入量がわかるようになる。このことにより製造方法の性
能評価ができ、舗装を施工した後でも測定できるので、
例えば高温度、高交通量等に伴うアスファルト舗装の側
方流動時のアスファルトの分布の測定が可能となり、わ
だち掘れやひびわれ発生時の原因究明が迅速になる。
舗装混合物の固結材投入量の測定方法によれば、磁気セ
ンサにより固結材内の磁気量を検出すればよいので、安
全に測定作業ができると共に、しかも迅速に固結材の投
入量がわかるようになる。このことにより製造方法の性
能評価ができ、舗装を施工した後でも測定できるので、
例えば高温度、高交通量等に伴うアスファルト舗装の側
方流動時のアスファルトの分布の測定が可能となり、わ
だち掘れやひびわれ発生時の原因究明が迅速になる。
【図１】磁気センサの使用状態を示した切断面図であ
る。
る。
【図２】磁気センサのブロック図である。
【図３】磁気センサの測定図である。
【図４】磁気センサの変形例を示した斜視図である。
【符号の説明】 １ 道路舗装混合物層 ３ 磁気センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昭雄 東京都港区新橋１−６−５ 日本道路株式 会社内 (72)発明者 山内 文雄 東京都港区三田１−４−28 日本電気環境 エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 固結材を混入した道路舗装混合物に、前
記固結材の投入量に対応した軟磁性体を投入して攪拌混
合し、磁気センサにより磁気を検出して前記固結材の投
入量を測定する道路舗装混合物の固結材投入量の測定方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10149091A JPH06213871A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 道路舗装混合物の固結材投入量の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10149091A JPH06213871A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 道路舗装混合物の固結材投入量の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213871A true JPH06213871A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=14302131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10149091A Pending JPH06213871A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 道路舗装混合物の固結材投入量の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213871A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11622184B2 (en) | 2018-08-07 | 2023-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device comprising multiple microphones |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP10149091A patent/JPH06213871A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11622184B2 (en) | 2018-08-07 | 2023-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device comprising multiple microphones |
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