JPH06212903A - ガスタービンの冷却 - Google Patents

ガスタービンの冷却

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JPH06212903A
JPH06212903A JP5210394A JP21039493A JPH06212903A JP H06212903 A JPH06212903 A JP H06212903A JP 5210394 A JP5210394 A JP 5210394A JP 21039493 A JP21039493 A JP 21039493A JP H06212903 A JPH06212903 A JP H06212903A
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shaft
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ゲイロード、ダレル、スミス
Kirt Kenneth Cushnie
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱障壁コーティング(38)を備えた内部冷
却式タービンブレード(14)を持つガスタービン(1
0)を提供する。 【構成】 タービンブレードは、低熱膨張率の合金基材
でできており、中間接合コーティング(38B)及びセ
ラミック製外コーティング(38A)を備えている。冷
却流体はコンプレッサ(52)のシャフト(46)から
供給され、この流体はタービンブレードに流入し、これ
から流出する。熱障壁コーティングを備えたタービンブ
レードにより、更に効率が優れたタービンを設計するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン発電設備
に関し、更に詳細には、セラミック製外コーティングを
備えた内部冷却式タービンブレード及びベーン構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】移動型及び定置型の両方のガスタービン
発電設備の効率を上げるためには、通常は、効率の上昇
に従ってこれらの装置の作動温度及び圧力を上昇させな
ければならない。超合金でできた構成要素及び被覆材料
は作動パラメータを増大させてある。
【0003】その証拠に、これらのユニットは、冷却空
気により高いタービン入口温度で作動できる。空冷によ
り、先進のタービン設計において、冷却が行われていな
いブレードについての11000C(20120F)から空
冷ブレードについての14500C(25420F)まで入
口温度を上昇させることができる。設計によっては、空
気は、ブレード、ブレードの基部、ベーン、又はベーン
の基部に設けられた多くの小さな穴を通して排出され
る。議論の目的のため、特に表示しない場合でも、「ブ
レード」という用語及び「ベーン」という用語は相互交
換的に使用される。高温の膨張済みのタービンガスより
も低温の冷却空気は、ブレードの膜冷却並びに内部冷却
を行う。他の設計では、冷却空気はブレード本体を通っ
て内部に通される。これらの設計の例は、米国特許第4,
415,310 号、米国特許第3,275,294 号、米国特許第4,04
0,767 号、米国特許第3,909,412 号、米国特許第3,782,
852 号、米国特許第3,584,458 号、米国特許第2,618,12
0 号、米国特許第3,647,313 号、及び米国特許第2,487,
514 号にみられる。他の設計がカナダ特許第991,829 号
及び英国特許第602,530 号に開示されている。上述の英
国特許は、熱障壁コーティングを使用し、冷却空気を後
縁から排出する。
【0004】現在の標準的な非冷却タービンは、通常
は、約9300C(17060F)で作動する。冷却式のブ
レード、ベーン(即ちステータ)及びディスクは131
60C乃至14500C(24000F乃至26420F)の範
囲で作動する。冷却空気は、コーティングから流出し、
迂回してブレード及びベーンの周りに通される。冷却
は、膜、蒸散、対流の態様で行われる。
【0005】現在の設計には、冷却空気が比較的高圧の
ガス流内に出るという欠点がある。これは、冷却空気に
コンプレッサの全力の圧力を使用する必要がある。更に
熱障壁コーティングを備えたブレード又はブレードの基
部の剥き出しになった穴は、セラミックコーティングの
早期破損につながる。ブレードの冷却の程度は、主とし
て、ブレードを通って流れる冷却空気の質量流量の関数
であり、空気の圧力によっては特に影響を受けない。熱
障壁コーティングを備えたブレードの性能は、冷却空気
によって制限されるということが決定された。ガスター
ビンを高性能にするのに必要なことは、ブレード及びベ
ーン上に熱障壁コーティングを使用すること、及び内部
空冷システムを変更してこれをタービンシステムと一体
化することである。
【0006】一般に譲渡された米国特許第4,900,640 号
には、膨張率調整合金上にセラミック製の熱障壁コーテ
ィングを使用し、合金の熱膨張率(CTE)を上側のセ
ラミックの熱膨張率とほぼ一致させるという概念が開示
されている。熱膨張率を一致させると、セラミックは、
熱が周期的に加わる状況で金属から剥げ落ちない。更
に、一致させた熱膨張率を使用することによって、従来
の熱膨張率が一致していない場合よりも厚い断熱特性に
優れたセラミックを使用することができる。厚い熱障壁
コーティングは、本明細書中に開示し且つ特許請求の範
囲した新たな内部冷却装置に加えて、タービンの性能を
改善する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、熱障壁がコーティングされた低熱膨張率合金ででき
た内部冷却式ブレードを持つガスタービン式発電設備を
提供することである。コンプレッサからの空気は、ブレ
ードに通される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体コンプレ
ッサと、タービン区分と、これらの間に配置された燃焼
区分と、コンプレッサとタービン区分とを連結する回転
自在のシャフトと、コンプレッサからの流体の一部をシ
ャフトを通してタービン区分に向かってそらすためのシ
ュラウドとを有するタービンにおいて、熱障壁コーティ
ングを備えた膨張率調整合金でできた内部冷却式タービ
ンブレードを有し、これらのタービンブレードはシャフ
トに連結され、前記タービンブレードは流体を受入れる
ためシャフトと連通した入口内部冷却通路と、シャフト
と連通した出口内部冷却通路とを有する、ことを特徴と
するものである。
【0009】
【実施例】図1は、ガスタービン10の内部を概略に示
す。最新型のガスタービンの設計及び作動は、タービン
が据置型発電装置又は動力装置(図示のような)のいず
れで使用されようと、周知である。ガスタービン10
は、本質的には、前空気ファン68、コンプレッサ5
2、中間燃焼室54、及び後部タービン区分56からな
り、この後部タービン区分は、代表的には、高圧タービ
ン58及び低圧タービン60を有する。中央回転シャフ
ト66がコンプレッサ52とタービン56とを連結す
る。ダクテッドファン68及びコンプレッサ52は連結
されていてもよいし連結されていなくてもよく、高圧タ
ービン58及び低圧タービン60は同じシャフト66に
固定されていてもよいし固定されていなくてもよい。構
成によっては、低圧タービン60がダクテッドファン6
8に別に連結され、高圧タービン58がコンプレッサ5
2に別に連結されている。コンプレッサ52及びタービ
ン56は、固定ベーン(即ちステータ)62及び70と
回転ブレード64及び72の交互の密な列を有する。ブ
レード64及び72は、シャフト66とともに回転する
ディスク(図示せず)に取付けられている。
【0010】空気はコンプレッサ52に入り、ここで高
度に圧縮される。圧縮空気は、燃焼室54内に差し向け
られ、この燃焼室内で燃料と燃焼され、空気の温度を上
げ、結果的に燃焼ガスを得る。加熱された空気/ガス混
合物は、多数のタービンベーン62及びブレード64に
対して膨張し、タービン56を回転させる。シャフト6
6により、コンプレッサ52及びファン68が同時に回
転される。冷却式タービンでは、種々のベーン及びブレ
ードを冷却するため、コンプレッサ52からの空気の一
部を流出させる。
【0011】図2は、好ましいタービン区分12を示
す。複数の熱障壁がコーティングされたタービンブレー
ド14が、二重シャフト46を中心にアレイをなしてい
る。コンプレッサ(図示せず)に連結されたシャフト4
6は、外中空シャフト16及び同心の内中空シャフト1
8を含む。コンプレッサから通常の方法で流出させた空
気は、方向矢印22が示すように、内シャフト18と外
シャフト16との間に形成された環状空間20を通して
圧送される。
【0012】コーティングを備えたブレード14は、シ
ャフト46から半径方向に延びる連続したディスク状タ
ワー24に取付けられている。タワー24は、内シャフ
ト18と直接連通した円形の出口プレナム26を有す
る。出口プレナム26は、部材28を介してブレード1
4内に延びている。複数のコネクタ30が外シャフト1
6から枝状に延び、これらのコネクタは円形の入口プレ
ナム32に取付けられている。ライザ34が入口プレナ
ム32とブレード14とを橋渡しする。空気は、ブレー
ド14に到るまで、コネクタ30を通って入口プレナム
32及びライザ34内に流れ続ける。次いで、空気は方
向を転じて部材28に流入し、その後、出口プレナム2
6を通る。空気は、コンプレッサ52に向かって内シャ
フト18を通って(矢印36が示すように)再び戻さ
れ、及び/又は(矢印38が示すように)排出される。
【0013】最新式のバイパスタービンエンジンについ
ては、高圧タービン区分及び低圧タービン区分を収容
し、これらのタービン区分を最終的にコンプレッサ及び
ダクテッドファン区分に連結するのに、追加の同軸のシ
ャフト(図示せず)を使用するのがよい。
【0014】ブレード14を図3及び図4に更に詳細に
示す。参考のため本願に組み込んだ米国特許第4,900,64
0 号で論じられているように、ブレード14は、インコ
ロイ合金909(インコロイ(INCOLOY) は登録商標であ
る)のような低膨張率合金40でできており、ZAl のよ
うな(Z は、Ni、Fe、Co、Cr、及びY からなる群から選
択した1つ乃至5つの元素である)耐酸化中間接合コー
ティング及び部分的に安定化した8%酸化イットリウム
−酸化ジルコニウム(8YZ)のような断熱セラミック製
の外層からなる熱障壁コーティング38を備えている。
【0015】合金909は、鉄−ニッケル合金を基材と
した900シリーズの熱膨張率調整合金であり、約38
%のニッケルと、約13%のコバルトと、約4.7%の
ニオブと、約1.5%のチタニウムと約45%の鉄とを
含有する。この特定の合金は、約6490Cで1m当たり
約10μmと線膨張率が低く、この線膨張率は、8%Y2
O3-ZrO2 のセラミックコーティングの線膨張率とほぼ適
合する。現存の、又は考えられる他の膨張率調整合金を
これに代えてもよい。
【0016】膨張率調整合金40には、インコネル合金
718(インコネル(INCONEL) は登録商標である)のよ
うな超合金内スキン42が取り付けられる。合金40と
スキン42との間を拡散接合するのが好ましい取付け態
様である。この内スキン42は、高温での使用中に合金
909の内面が酸化しないようにする。
【0017】随意の変形例の構造は、合金718のよう
な耐酸化合金の薄いコーティングを接合コーティングと
合金909の外面との間、並びに合金909の内面上に
配置することを含む。これは、合金909に酸化に対す
る極めて大きな保護を与える。勿論、合金718の厚さ
は、合金718−合金909−合金718のサンドイッ
チ構造の複合熱膨張率に影響しないように、合金909
に関して薄くなければならない。
【0018】中空内翼44がブレード14内に配置さ
れ、入口内部冷却室48及び出口内部冷却室50をブレ
ード14とともに構成する。円形の内プレナム32、ラ
イザ34、及び入口内部冷却室48は、冷却空気をブレ
ード14に提供するため、全て相互連結されている。冷
却空気22は、室48を通って移動し、次いで出口内部
冷却室50、部材28、及び円形の出口プレナム26を
通って別経路で送出される。
【0019】外コーティング38は、低い熱伝導率、及
び下にある合金基材40に受容可能に適合する熱膨張率
を有する。断熱が施されたブレード14は、コーティン
グを備えていないブレード14よりも高温のガス流中で
作動できる。ブレードは、溶接及び/又は機械的な連結
のような従来の手段でタワー28に取付けられている。
【0020】温度が周期的に変化する使用状態での熱障
壁コーティングの試験が米国特許第4,900,640 号に記載
されている。この特許で明らかにされた結果によれば、
セラミック製の熱障壁コーティングと基材金属の熱膨張
率が同じである場合には、熱障壁でコーティングしたピ
ンの剥げ落ち抵抗が優れているということが示されてい
る。しかしながら、これらの結果は、タービンの用途で
の熱障壁コーティングの利点を示すことができなかっ
た。これは、使用された繰り返し炉には高温の側方ガス
流がないためである。従って、バーナーリグをつくっ
た。バーナーリグは、天然ガス/空気バーナーを使用
し、このバーナーは、内径が50.8mm(2インチ)で
長さが508mm(20インチ)のアルミナファイバ製シ
リンダ内に火炎を差し向ける。試験ピンは、バーナーか
らシリンダ直径330mm(13インチ)に亘ってシリン
ダの軸線に対して直角に位置決めされた。試験ピンは、
熱膨張率調整合金909からつくられていた。これらの
ピンは、長さが76mm(3.0インチ)、外径が15.
88mm(0.63インチ)、内径が6.53mm(0.2
6インチ)で丸味のある肩部を備えているように機械加
工されていた。熱電対を配置するため、直径2.1mm
(0.083インチ)で深さ40mm(1.6インチ)の
穴を金属製環体の中央に穿孔してある。これらのピン
を、(外径6.35mm(0.25インチ)で内径4.5
7mm(0.18インチ))のインコネル合金600(イ
ンコネル(INCONEL) は登録商標である)製の金属製内チ
ューブ上に嵌めた。試験中、冷却空気をこの内チューブ
に通した。このチューブは、耐酸化性が劣った合金90
9基材を保護するために必要とされた。次いで、ピン及
びチューブの構成を所望のコーティングでプラズマスプ
レーする。
【0021】代表的なプラズマコーティングは、厚さ5
00μm乃至1000μmの8重量%酸化イットリウム
−酸化ジルコニウム(8YZ)コーティングで被覆した厚
さ180μmのNiCrAlY 製(22重量%のCr、10重量
%のAl、1重量%のY 、残りがNi)中間接合コーティン
グからなる。中間接合コーティングは、合金909基材
に耐酸化保護を与えるため、及び8YZ層を機械的に接合
するための粗い表面を提供するため、必要とされる。ピ
ンは、8YZコーティングの厚さに応じて、バーナーリグ
の断面積の40%乃至45%を占有する。
【0022】選択したバーナーリグ試験の結果を表1に
示す。ピンの前方約25mm(0.9インチ)、ピンの上
方の高温のガス流内に13mm(0.5インチ)に配置し
たシースのないタイプR熱電対でバーナー温度を計測し
た。バーナー速度は、ピン(ピンによって占有されてい
ない断面積)を通過する速度について算出した値であ
る。算出に当たり、完全燃焼が起こっているというこ
と、圧力が1気圧であるということ、及びガスが理想的
な挙動を示すことを仮定した。金属温度は、上文中で言
及した基材の穴に挿入したタイプK熱電対で計測され
た。ピンは、金属熱電対が、バーナーに面して高温のガ
ス流の中央に配置されるように配向されている。冷却空
気流ΔTは、ピンに進入する冷却空気の温度(220C乃
至250C(710F乃至770F)とガス流中に挿入したタ
イプK熱電対で計測したピンを出る空気の温度との差で
ある。熱伝達は、計測したΔT及び冷却空気流量から、
平均温度での空気の熱力学的性質を使用して算出され
る。
【0023】NiCrAlY 製接合コーティング及び8YZセラ
ミック層で被覆した合金909チューブからなる複合シ
リンダに亘る定常状態での温度分布を算出するため、数
学的モデルを準備した。熱は、輻射及び対流でシステム
に進入する。コーティングの輻射率及び吸収率は、温度
の関数である。外部対流熱伝達は、単一のシリンダに亘
る流れについての平均熱伝達率を使用して算出した。算
出した対流熱伝達率を使用すると、全ての熱がチューブ
の内側から除去された。これらの値及び等式は標準的な
熱伝達テキストブックで見つけることができる。8YZセ
ラミック層の熱伝達率は0.80W/mKとされ、NiCrAlY
製接合コーティングの伝達率は7.0W/mKとされる。大
まかな平均値が公開されている。温度の関数としてのイ
ンコロイ合金909の伝達率は、製造者である米国ウェ
ストバージニア州ハンチントンのインコ合金インターナ
ショナル社が発行した刊行物で見つけることができる。
【表1】
【0024】セラミック製熱障壁コーティングの利点を
表1の試験A及び試験Bを比較して例示する。試験Bで
は、セラミックコーティングが削り取ってあるが、その
他の状態は不変である。金属温度は、セラミックが存在
しない場合には、1910C(3760F)下がる。試験C
と試験Dとを比較すると、バーナー速度を40m/s から
(毎秒131フィート)乃至72.2m/s から(毎秒2
37フィート)まで高めると、金属が熱障壁コーティン
グで覆われている場合、金属温度に及ぼされる影響が最
小であるということがわかる。コーティングの厚さの重
要な効果は、試験Dと試験Eとを比較することによって
わかる。しかしながら、二つの異なるピンについて値が
得られているため、直接的に比較するのは困難である。
これらの値は、合金600冷却チューブと合金909基
材との間の界面間の相違によって影響を受ける。実際に
は、この界面では、拡散接合が行われ、熱流に対する障
害がない。計算によれば、試験を行った形状及び状態に
ついて、冷却チューブと基材との界面が存在することに
よる金属温度に及ぼされる影響は、界面が存在しない場
合よりも1000C(2120F)高い。ガスタービンエン
ジンの熱障壁コーティングに対する経済的な用途におい
て、何が定常状態の温度であるかを算出することができ
る。このような計算によれば、タービンの入口ガス流が
16000C(29120F)で圧力が40気圧で、相対的
ガス速度が500m/s (毎秒1651フィート)のガス
タービン内で作動する場合、一段のブレードを冷却して
合金909の温度を8500C(15620F)以下に保つ
のにコンプレッサ区分からの空気の1%以下を必要とす
る。しかしながら、熱障壁でコーティングされたブレー
ドに新たな冷却空気経路を使用するのがよい。多数の可
能な経路を表2で探す。全ての場合において、コンプレ
ッサ効率は87%であり、タービン効率は85%であ
る。全ての場合において、コンプレッサガスの公称10
%が、ブレード、ベーン、及びシュラウド等の冷却に使
用される。
【表2】
【0025】熱障壁コーティングを設けることにより、
タービン入口温度を14500C(26920F)から16
000C(29120F)まで上昇させることができる。例
2と例1とを比較するとわかるように、これは熱効率を
1.8%改善し、更に重要なことには、タービンを通過
する空気の正味仕事を1.62×107Joules/kg mole
から1.97×107Joules/kg mole まで(6981BT
U/lb mole から8489BTU/lb mole まで)上昇(2
1.6%上昇)する。エンジンの最大推力は正味仕事に
正比例する。本明細書の最初の方で述べたように、従来
の設計では、冷却空気は、金属製ブレードに膜冷却を行
うように、シャフトを通りブレードの穴を通って出る。
【0026】熱障壁コーティング38が設けられている
場合には、冷却空気を内シャフト18に後方に差し向け
ることができ、適当な低圧降下通路が使用される場合、
かなりの低圧降下が必要とされる。この場合、冷却空気
は、タービンシャフト14から外に周囲に放出される
(方向矢印38)だけである。この場合(例3対例
2)、タービンの効率は42.2%から44.3%まで
上昇し、タービンを通る空気の質量モル当たりの正味仕
事は、1.97×107Joules/kg mole から2.07×
107Joules/kg mole まで(8489BTU/lb mole から
8914BTU/lb moleまで)上昇し、又は更に5%上昇
させる。排気冷却空気をシャフト18の中央部分に戻す
ダクトを備えているように形成した場合には、冷却空気
をコンプレッサ入口に(方向矢印36が示すように)差
し向け戻すことができる。これによって、タービンの効
率が改善される。タービン効率は、ブレードを通る冷却
空気の温度上昇に左右される。ブレードを通過する冷却
空気の温度上昇が3330C(6310F)である場合、冷
却空気をコンプレッサに戻すようにダクトを形成すると
効率が44.3%から45.5%まで上昇するが、空気
の質量モル当たりの正味仕事は、2.07×107Joule
s/kg moleから2.0×107Joules/kg mole に(89
14BTU/lb mole から8620BTU/lb mole まで)減少
する(例4対例3)。温度上昇が期待した1660C(3
310F)に近い場合には、例6に示すように、効率は4
4.9%であり、空気の質量モル当たりの正味仕事は
2.04×107Joules/kg mole (8768BTU/lb mol
e )である。
【0027】例5を除く表2の全ての値は、15気圧の
圧力上昇に基づいて算出されている。これは、この圧力
上昇が、タービンを通る空気の質量モル当たりの正味仕
事を最大値(最大推力)にするためである。例5に示す
ような最大推力についての最適の圧力上昇での正味仕事
の選択の自由を常に有する。コンプレッサでの圧力上昇
を増大することによって、効率を47.5%まで上昇さ
せることができるが、空気の質量モル当たりの正味仕事
は1.98×107Joules/kg mole (8538BTU/lb m
ole )まで減少する。
【0028】通常、発電用ガスタービンには二つのター
ビンが設けられ、一方のタービンはコンプレッサに直接
取付けられ、他方のタービンは動力駆動装置又はファン
に取付けられている。通常は、コンプレッサに取付けら
れたタービンが最も高温であるが、動力タービン即ちフ
ァンベーン及びブレードもまた熱障壁コーティングを有
するのがよく、これらを冷却するのがよい。ブレードを
通して動力シャフトの下流に空気をパージし、動力シャ
フトの中央隔室を通して戻すことによって、低圧空気を
動力タービンブレードに通すことができる。
【0029】簡単に述べると、合金909上に熱障壁コ
ーティングを使用することによって、ブレードに損傷を
与えることなくタービンの入口温度を16000C(29
120F)にすることができる。熱障壁コーティングの利
点を最適化するため、タービンの設計を変更しなければ
ならない。シャフトを通ってブレードに到り、ブレード
からシャフトの中央部分を通って戻る圧力降下をできる
だけ小さくするように設計された冷却空気通路が効率を
改善できる。この効率は、タービンの作動温度を上昇さ
せることによって得られる効率の改善とほぼ同じであ
る。シャフトの中央部分内の使用済みの冷却空気をター
ビンの排気部にダクトで排出するか或いはコンプレッサ
に戻すかのいずれかを行うという設計もまた可能であ
る。これによって、最大推力又は最大効率を得るように
飛行中にタービンを所望の通りに制御することができ
る。
【0030】本発明の特定の実施例を法令の規定に従っ
て本明細書中に例示し且つ説明したが、特許請求の範囲
の範疇の本発明の形態を変更でき、本発明の特定の特徴
をこれに対応して他の特徴を使用することなく有利に使
用できるということは、当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービンの概略断面図である。
【図2】本発明の部分断面図である。
【図3】本発明の一実施例の詳細図である。
【図4】本発明の図3の4−4線での断面図である。
【符号の説明】
10 ガスタービン 12 タービン区分 14 タービンブレード 16 外中空シャフト 18 内中空シャフト 20 環状空間 24 ディスク状タワー 26 出口プレナム 30 コネクタ 32 入口プレナム 34 ライザ 38 熱障壁コーティング 38A セラミック製外コーティング 38B 中間接合コーティング 40 熱膨張率調整合金基材 42 内スキン 44 中空内翼 46 二重シャフト 52 コンプレッサ 54 中間燃焼室 56 後部タービン区分 58 高圧タービン 60 低圧タービン 62 固定ベーン 64 回転ブレード 66 中央回転シャフト 68 前空気ファン 70 固定ベーン 72 回転ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン、ジョセフ、ドバーバディロ アメリカ合衆国ウエストバージニア州、バ ーバーズビル、ウォーター、ストリート、 804エー (72)発明者 ゲイロード、ダレル、スミス アメリカ合衆国ウエストバージニア州、ハ ンチントン、スタムフォード、パーク、ド ライブ、120 (72)発明者 カート、ケニス、カシュニー カナダ国オンタリオ州、バーリントン、ブ レイモア、ロード、593

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体コンプレッサと、タービン区分と、こ
    れらの間に配置された燃焼区分と、コンプレッサとター
    ビン区分とを連結する回転自在のシャフトと、コンプレ
    ッサからの流体の一部をシャフトを通してタービン区分
    に向かってそらすためのシュラウドとを有するタービン
    において、熱障壁コーティングを備えた膨張率調整合金
    でできた内部冷却式タービンブレードを有し、これらの
    タービンブレードはシャフトに連結され、前記タービン
    ブレードは流体を受入れるためシャフトと連通した入口
    内部冷却通路と、シャフトと連通した出口内部冷却通路
    とを有する、ことを特徴とするタービン。
  2. 【請求項2】前記シャフトは、二つの同心のシャフトを
    含み、入口内部冷却通路は一方の同心シャフトと連通
    し、出口内部冷却通路は他方の同心のシャフトと連通し
    ている、請求項1に記載のタービン。
  3. 【請求項3】シャフトに連結されたタワー、タービンに
    連結されたタービンブレード、及び流体をシャフトから
    タービンブレード内に流入させ及びタービンブレードか
    らシャフトに流出させるための手段を有する、請求項1
    に記載のタービン。
  4. 【請求項4】前記タワーは、円形の入口プレナム及び円
    形の出口プレナムを有し、円形の入口プレナムは入口内
    部冷却通路と連通し、円形の出口プレナム出口内部冷却
    通路と連通している、請求項3に記載のタービン。
  5. 【請求項5】前記タービンブレードは、セラミック層、
    中間接合コーティング、及び膨張率調節合金基材を備え
    た外部コーティングを有し、合金及びセラミック層はほ
    ぼ同じ熱膨張率を有する、請求項1に記載のタービン。
  6. 【請求項6】基材には超合金スキンが取付けられてい
    る、請求項5に記載のタービン。
  7. 【請求項7】タービンブレード内には中空内翼が配置さ
    れている、請求項5に記載のタービン。
  8. 【請求項8】鉄−ニッケル含有膨張率調整合金基材、ZA
    l (Z は、Ni、Fe、Co、Cr、Y 及びこれらの混合物から
    なる群から選択した) を含む中間接合コーティング、酸
    化イットリウム及び酸化ジルコニウムを含む、前記合金
    の熱膨張率とほぼ同じセラミック製外コーティング、内
    面に取付けられた内部耐酸化合金、及びタービンブレー
    ド内に配置された翼を含む外面を持つタービンブレー
    ド。
  9. 【請求項9】前記翼は、外面から間隔を隔てられ、少な
    くとも二つの冷却通路がブレード内に形成されている、
    請求項8に記載のタービン。
  10. 【請求項10】シャフトに連結され、該シャフトは、流
    体を冷却通路に導入し且つ流体を冷却通路から取り出す
    ための手段を提供する、請求項9に記載のタービン。
  11. 【請求項11】酸化イットリウム及び酸化ジルコニウム
    を含むセラミック製外コーティング、ZAl (Z は、Ni、
    Fe、Co、Cu、Y 及びこれらの混合物からなる群から選択
    した)を含む随意の中間接合コーティング、耐酸化合金
    製内スキン及び外スキンを膨張率調整合金でできた中央
    の大きな部分に接合してなる合金サンドイッチ、及びタ
    ービンブレード内に配置された内部冷却空気ダクトを有
    し、セラミック製外コーティングの膨張率と合金サンド
    イッチの膨張率とはほぼ同じである、タービンブレー
    ド。
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