JPH062110Y2 - 超音波流量計用検出器 - Google Patents

超音波流量計用検出器

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JPH062110Y2
JPH062110Y2 JP3086887U JP3086887U JPH062110Y2 JP H062110 Y2 JPH062110 Y2 JP H062110Y2 JP 3086887 U JP3086887 U JP 3086887U JP 3086887 U JP3086887 U JP 3086887U JP H062110 Y2 JPH062110 Y2 JP H062110Y2
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JP
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pressure
pressure sensor
hollow cylindrical
cylindrical portion
detector
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JP3086887U
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JPS63137824U (ja
Inventor
幸男 吉田
Original Assignee
株式会社トキメック
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば管路内を流れる気体の流量を超音波を用
いて測定する超音波流量計用検出器、特に測定する気体
の流量値の圧力較正を行う圧力センサを複合することに
関するものである。
[従来の技術] 例えば第4図は従来の超音波流量計用検出器の配置図で
あり、図において、は圧電振動子を備え超音波の送波
ならびに受波を行う超音波流量計用検出器、20は測定
する気体の流れる管路、21は超音波流量計用検出器
を管路20へ装着する取付座、22は管路20内の気体
の圧力測定を行う圧力センサ、23は圧力センサ22を
管路20へ取付ける圧力センサ用座、24はケーブル、
25は端子箱、矢示は気体の流れる方向である。
従来の超音波流量計用検出器は上記のように構成され、
管路20内の気体の流量測定において、管路20との交
叉角θを約60°とし、その管軸を含む面内において管
路20の両側に相対して取付座21を配設し、一対の超
音波流量計用検出器を装着する。一方の超音波流量計
用検出器より気体中に超音波を送波し、気体中を伝播
した超音波が相対する超音波流量計用検出器にて受波
される。これら送波及び受波の動作は周期的に交互に切
換えられる。然し、流量測定に際し気体はその状態によ
り各種の性状を示すので測定量の評価に際し、測定量が
統一された標準状態に較正されて行われる。
即ち、流量測定と同時に管路20内気体の密度、熱膨脹
係数、圧縮係数など流量測定に関連ある物性値を求める
ため、管路20内の気体の温度ならびに圧力の測定が同
時に行われている。
特に管路20内の気体の圧力は加圧、脈動ならびに時に
は急撃に変動することがあるので測定量は気体の圧力に
よる較正が行われる。超音波流量計用検出器と圧力セ
ンサ22は管路20への配置によりその変動値の時間応
答に差異が生ずるので、超音波流量計用検出器の管路
20への設置位置に近接して圧力センサ用座23を設
け、圧力センサ22ならびにケーブル24を装着して電
源の供給ならびに信号伝送などが行われている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような超音波流量計用検出器では管路20に関
し相対して配置された取付座21に1対の超音波流量計
用検出器を取付け、温度及び圧力が各種の状態にある
気体の流量測定により得られた測定量の評価のため標準
状態の測定量への較正が行われる。そのため管路20に
圧力センサ用座23を超音波流量計用検出器の設置位
置に近接して設け、圧力センサ22にはその電源の供給
ならびに信号伝送のためのケーブル24を布設しなけれ
ばならない。
また、超音波流量計用検出器と圧力センサ22との設
置位置の相違により、流量信号ならびに圧力信号は気体
の脈動ならびに急撃な圧力変動などによる時間応答に差
異が生じて、測定量の標準状態における較正が正確に行
えないという問題点があった。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、測定流体としての気体の測定量の標準状態における
較正に際し、圧力センサ22の管路20への装着のため
の圧力センサ用座23の設置や圧力センサ22へのケー
ブル24の布設を行うことなく、測定される流量信号と
圧力信号が気体の各種状態に対し同時応答を行う超音波
流量計用検出器を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る超音波流量計用検出器は、測定流体に接
する前面板を片側電極に備えた圧電振動子を端部に設
け、この電極が電気接続される第1中空円筒と、測定流
体の圧力に感応する圧力センサならびに圧力センサと圧
電振動子とにそれぞれ接続される端子板を有する第2中
空円筒部を備え、第2中空円筒周面に設けられた孔と連
通し測定流体を圧力センサの受圧部へ導入するカバーを
設け、第1中空円筒部と第2中空円筒部がリングを介在
して係着されるものである。
[作用] この考案においては、超音波の送波ならびに受波を行う
前面板を備えた圧電振動子が設けられる中空円筒内に、
測定流体としての気体の圧力を測定する圧力センサを配
設し、中空円筒の周面に設けられた孔を介在して連通す
るカバーを圧力センサの受圧部に備えて気体を導入し、
圧電振動子と圧力センサはその電源ならびに信号の伝送
が共用された1本のケーブルにて行えるので、圧力セン
サや管路への圧力センサ用座の設置ならびにケーブルの
布設が不要となり、圧電振動子と圧力センサは中空円筒
内に複合されて一体構造をなし且つ同一管路位置に設置
されるので、流量信号と圧力信号の時間応答に差異を生
ずることが抑制される。
[実施例] 本考案の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示す超音波流量計用
検出器のセンサ部の断面図であり、 図において、22は上記従来検出器と同一であり、
センサ部、4は第1中空円筒部、5は超音波の送波及び
受波を行い片側の電極が第1中空円筒部4へ接続される
圧電振動子、6は圧電振動子5の片側の電極に固着され
測定流体とのインピーダンス整合を行う前面板、8は外
部と連通して測定流体を導入する孔、10は端子、11
は電気接続用の電線、13は第2中空円筒部、14は測
定流体の圧力に感応する例えば半導体ひずみゲージを利
用する感圧素子、15は感圧素子14出力を圧力信号に
変換する信号変換器、17は圧電振動子5及び信号変換
器15の出力信号が接続される端子10を有する端子
板、18は内周面に第1中空円筒部4へ係着するねじを
有する円筒形状の音響遮断材よりなるリング、26は孔
8を介在して連通し感圧素子14の受圧部から筒内へ気
体の漏洩れを防止するカバー、27はカバー26に用い
られる弾性材よりなるOリング、28は押え金具であ
る。
上記のように構成された超音波流量計用検出器において
は、測定流体の気体と接触する端面に流量測定に用いら
れる前面板6を備えた圧電振動子5が固着される第1中
空円筒部4と、感圧素子14と信号変換器15とよりな
る圧力センサ22が設けられた第2中空円筒部13は、
例えばそれぞれのねじによりリング18を介在して係着
されてセンサ部3が形成される。第2中空円筒部13の
周面に設けられた孔8を介在して連通し圧力センサ22
の受圧部に備えられたカバー26内へ測定流体が導入さ
れ、測定流体の圧力に感応する圧力センサ22より気体
の圧力信号が得られる。カバー26はOリング27と押
え金具28にて中空円筒内に固定されているので導入さ
れた測定流体の漏洩が防止される。同時に圧電振動子5
の一方の電極は例えばステンレス材の第1中空円筒部4
の導電路を経て第2端子板17の端子10へ接続され
る。圧電振動子5の他方の電極は隔壁7より端子板17
の端子10に接続されて気体の流量信号が得られる。
第1及び第2中空円筒部4、13は例えばポリイミドな
どを用いた音響遮断材のリング18を介在して係着され
管路20と結合されるので、管路20と音響遮断され、
管路20を経て伝播される音響雑音の影響を避けること
ができる。
第2図はこの考案による超音波流量計用検出器の外形図
を示し、図において、、8、19、24、25は
上記従来装置と同一であり、2は管路20へ超音波流量
計用検出器を固定する取付ねじ、センサ部内には圧
電振動子5と圧力センサ22が設けられている。端子板
17からの流量及び圧力の各信号は端子箱25を経てケ
ーブル24にて送出される。
本考案により第1中空円筒部4と第2中空円筒部13が
リング18を介在して係着されたセンサ部内に前面板
6を備えた圧電振動子5と外部と連通し受圧部からの気
体の漏洩を防止するカバー26が設けられた圧力センサ
22が配設されているが、圧電振動子5は何等その動作
を損われることなくセンサ部の寸法を僅か増加するの
みで、リング18に設けられた孔8よりカバー26内へ
測定流体の気体が導入されて、流量測定と共に圧力測定
が管路20の同一位置にて行えるので同時応答が得られ
て、標準状態への流量値の較正の精度が向上し、ケーブ
ル24も流量測定と圧力測定に共用されて超音波流量測
定における機器構成が著しく簡易化される。超音波流量
計用検出器は空気や各種の燃料ガスに適用できる。
上記のとおり、圧力センサ22を別に設置するための圧
力センサ用座23ならびにケーブル24の布設が不要と
なるので、機器のコスト低減ならびに装備の効率化に貢
献できる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、第1中空円筒部内へ前
面板を備えた圧電振動子を設け、第2中空円筒部内へ感
圧素子と信号変換器より成る圧力センサを設けて、第1
中空円筒部と第2中空円筒部がリングを介在して係着さ
れ、その周面に設けられた孔8を介在して連通するカバ
ー26へ測定流体を導入する簡単な構造により、 流量測定用の圧電振動子と圧力測定用の圧力センサが共
に第1及び第2中空円筒部内に配置され、両円筒部を結
合して出力端子より流量信号と圧力信号が得られるの
で、超音波流量計用検出器の一対の取付座を管路に設
け、流量及び圧力の両信号を伝送するケーブルを布設す
るのみで、他に圧力センサや管路への圧力センサ用座の
設置ならびにケーブルの布設が不要となり超音波流量測
定における機器構成が著しく簡易化されその装備も簡単
になるので、機器コスト及び装備コストが著しく低減で
きる。
更に、流量測定と圧力測定が管路の同一位置にて同時に
行えるので、流体の圧力の脈動ならびに急撃な圧力変動
にも両信号の同時性が確保され、流量値の標準状態への
較正が精度良く行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す超音波流量計用検出
器センサ部の断面図、第2図はこの考案による超音波流
量計用検出器の外形図、第3図は従来の超音波流量計用
検出器の配置図である。 図において、は超音波流量計用検出器、2は取付ね
じ、はセンサ部、4は第1中空円筒部、5は圧電振動
子、6は前面板、8は孔、10は端子、11は電線、1
3は第2中空円筒部、14は感圧素子、15は信号変換
器、17は端子板、18はリング、22は圧力センサ、
26はカバー、27はOリング、28は押え金具であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体に接する前面板を片側電極に備え
    た圧電振動子を端部に設け該電極が電気接続される中空
    円筒と、該中空円筒の他端は音響遮断を行うリングを介
    在して管路に配設された取付座へ装着される超音波流量
    計用検出器において、 該圧電振動子を有する第1中空円筒部と、測定流体の圧
    力に感応する圧力センサならびに該圧力センサと該圧電
    振動子とに接続される端子板を有する第2中空円筒部と
    を具備し、該第2中空円筒部周面に設けられた孔と連通
    し測定流体を該圧力センサの受圧部へ導入するカバーを
    設け、該第1中空円筒部と該第2中空円筒部が該リング
    を介在して係着される超音波流量計用検出器。
JP3086887U 1987-03-03 1987-03-03 超音波流量計用検出器 Expired - Lifetime JPH062110Y2 (ja)

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JPS63137824U JPS63137824U (ja) 1988-09-12
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