JPH06210653A - 短繊維入りエラストマ成形品の製造方法 - Google Patents

短繊維入りエラストマ成形品の製造方法

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Publication number
JPH06210653A
JPH06210653A JP2377693A JP2377693A JPH06210653A JP H06210653 A JPH06210653 A JP H06210653A JP 2377693 A JP2377693 A JP 2377693A JP 2377693 A JP2377693 A JP 2377693A JP H06210653 A JPH06210653 A JP H06210653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short fibers
mold
axial direction
holes
elastomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2377693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanao Goto
正直 後藤
Tetsuo Asano
哲生 浅野
Takashi Maeno
隆 前野
Toru Matsuo
透 松尾
Chikara Matsuoka
主税 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2377693A priority Critical patent/JPH06210653A/ja
Publication of JPH06210653A publication Critical patent/JPH06210653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0005Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fibre reinforcements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2021/00Use of unspecified rubbers as moulding material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望方向へ配向した短繊維入りエラストマ成
形品を効率的に生産する。 【構成】 短繊維を混入した溶融ゴム材を、多孔板1の
孔11内に通過せしめて型内空間Sに射出して、射出後
の溶融ゴム材内の短繊維の配向方向が、多孔板1の各孔
11の軸方向に一致するようになしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエラストマ成形品の製造
方法に関し、特に短繊維を混入したエラストマ成形品の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムや樹脂等のエラストマに、配向した
短繊維を混入した成形品は、繊維の配向方向とこれに直
交する方向で異なる弾性率を持たせることが可能であ
り、振動入力方向に対して所望のバネ定数を有する防振
ゴム体等を実現することができる。
【0003】従来、かかる成形品の製造は、一定方向へ
予め短繊維を配向せしめた繊維入りエラストマのシート
材を、例えば特開平4−34227号公報に記載の如く
巻回あるいは積層するか、さらにこれをコンプレッショ
ン成形することにより行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の製
造方法では、成形に手間を要し、生産性が悪いという問
題がある。
【0005】そこで、本発明はかかる課題を解決するも
ので、所望方向へ配向した短繊維入りエラストマ成形品
を効率的に生産することが可能な製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、短繊維を混入した溶融エラストマを、多孔部材の孔
内に通過せしめて型内空間に射出して、射出後の溶融エ
ラストマ内の短繊維の配向方向が、上記多孔部材の各孔
の軸方向に一致するようになしたものである。
【0007】
【作用】溶融エラストマ内に非配向状態で混入している
短繊維は、多孔部材の孔内を通過する際に流れ方向と平
行に配向せしめられるから、型内空間に射出された後の
溶融エラストマ内の短繊維は上記多孔部材の各孔の軸方
向に一致した所定方向へ配向せしめられる。
【0008】かかる製造方法によれば、従来のシート材
を積層し、コンプレッション成形するものに比して、格
段に製造効率が向上する。
【0009】
【実施例1】図1には、本発明の製造方法に使用する金
型の断面図を示す。中型3、下型4により閉鎖された円
筒状の射出空間Sが形成され、上型2には射出空間Sに
通じ、溶融した短繊維入りのエラストマたるゴム材を供
給するゲート21とこれに連通するランナ22が形成さ
れている。なお、ゴム材の一例としては天然ゴムがあ
り、短繊維の一例としては、0.3μmφ×50μm程
度のポリアミド樹脂繊維がある。
【0010】上記上型1と中型2の境界には、同径のゲ
ート21と射出空間Sを区画するように多孔板1(図
2)が設けてあり、該多孔板1は円形で(図3)板面に
所定の大きさの小孔11が多数形成してある。
【0011】溶融ゴム材が孔11を通過する際に、図4
に示す如く、混入した短繊維は孔内周より一定範囲内の
表面層111内で効率的に流れ方向、すなわち孔11の
軸方向に配向せしめられる。孔内周より離れた中心層1
12では配向はそれほど効率的になされないから、極力
表面層111部分を多くする必要があるが、このために
小孔11の径を過度に小さくすると、目づまり等を生じ
て射出効率が悪化する。したがって、孔径はこれらの兼
ね合いで適当に選択する必要がある。
【0012】多数の小孔11を形成した上記多孔板1を
設けることにより、全体としては表面層111の部分が
充分増加し、これら小孔11を通って射出空間S内に供
給されたゴム材中の短繊維は、その殆どが上下方向、す
なわち射出空間Sの軸方向へ配向せしめられる。
【0013】このようにして製造された成形品の外観を
図5に示す。円柱形の繊維入り成形品5は、内部の短繊
維51が軸方向へ配向して、この方向でのバネ定数が増
大し、軸直方向との大きなバネ比が実現される。
【0014】
【実施例2】図6、図7には本発明方法を実現する構造
を有した筒状防振ブッシュを示す。該防振ブッシュは、
厚肉小径の内筒6と薄肉大径の外筒7との間に防振ゴム
体8を接合横設してなり、防振ゴム体8の内部には内筒
6側より外筒7側へ向けて配向する多数の短繊維81が
混入している。
【0015】かかる短繊維81の配向を実現するため
に、内筒6の左右の側壁にこれを貫通して外筒7方向へ
水平に延びる多数の小孔61が設けてある。型内で内筒
6周りに防振ゴム体8と同一形状の射出空間を形成し、
短繊維81を含んだ溶融ゴム材を内筒6内に供給して小
孔61より射出すると、小孔61通過後に短繊維81は
効率的に水平方向へ配向せしめられる。
【0016】なお、小孔61の数が少なく射出効率が悪
い場合には、内筒6の図7における上下の側壁に斜め方
向ないし上下方向へ小孔を増設しても良いが、これらの
小孔は短繊維の水平方向への配向には寄与しない。
【0017】
【発明の効果】以上の如く、本発明の製造方法によれ
ば、所定方向へ配向する短繊維を含んだ繊維入り成形体
を、射出成形により効率良く安価に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する金型の断面図である。
【図2】金型の要部断面図である。
【図3】多孔板の平面図である。
【図4】多孔板の要部拡大断面図である。
【図5】成形品の全体斜視図である。
【図6】本発明方法を実施する筒状防振ゴム体の断面図
で、図7のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】筒状防振ゴム体の正面図である。
【符号の説明】
1 多孔板(多孔部材) 11 孔 2 上型 3 中型 4 下型 5 成形品 51 短繊維 6 内筒(多孔部材) 7 外筒 8 防振ゴム体(成形品) 81 短繊維 S 射出空間
フロントページの続き (72)発明者 浅野 哲生 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 前野 隆 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 松尾 透 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松岡 主税 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短繊維を混入した溶融エラストマを、多
    孔部材の孔内に通過せしめて型内空間に射出して、射出
    後の溶融エラストマ内の短繊維の配向方向が、上記多孔
    部材の各孔の軸方向に一致するようになした短繊維入り
    エラストマ成形品の製造方法。
JP2377693A 1993-01-19 1993-01-19 短繊維入りエラストマ成形品の製造方法 Pending JPH06210653A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2377693A JPH06210653A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 短繊維入りエラストマ成形品の製造方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06210653A true JPH06210653A (ja) 1994-08-02

Family

ID=12119745

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JP2377693A Pending JPH06210653A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 短繊維入りエラストマ成形品の製造方法

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JP (1) JPH06210653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1108515A1 (en) * 1999-12-15 2001-06-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Gate for injection molding rubber compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1108515A1 (en) * 1999-12-15 2001-06-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Gate for injection molding rubber compounds

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