JPH06209876A - 流動媒体を送出するための装置 - Google Patents
流動媒体を送出するための装置Info
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- JPH06209876A JPH06209876A JP2405146A JP40514690A JPH06209876A JP H06209876 A JPH06209876 A JP H06209876A JP 2405146 A JP2405146 A JP 2405146A JP 40514690 A JP40514690 A JP 40514690A JP H06209876 A JPH06209876 A JP H06209876A
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- JP
- Japan
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- lever
- tube
- pressing member
- outlet
- container
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K5/00—Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
- A47K5/06—Dispensers for soap
- A47K5/12—Dispensers for soap for liquid or pasty soap
- A47K5/1211—Dispensers for soap for liquid or pasty soap using pressure on soap, e.g. with piston
- A47K5/1215—Dispensers for soap for liquid or pasty soap using pressure on soap, e.g. with piston applied by a peristaltic action
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
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- Nozzles (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 容器の中の流動媒体を使用者の手の所望位置
に送出することができる簡単な構造の装置を提供する。 【構成】 弾性変形材料製のチューブを有する容器内に
保持された流動媒体を送出するための装置であって、チ
ューブ14が弁手段12を含み、弁手段が、固定された
押圧部材16と、押圧面18を備えていて、押圧部材と
押圧面との間に置かれたチューブの部分を圧縮して弁手
段を開放しチューブ内の流動媒体22を送出するための
回動可能なレバー20とを有する装置において、チュー
ブの出口はレバーの回動可能な部分に連結されているこ
とを特徴とする装置。
に送出することができる簡単な構造の装置を提供する。 【構成】 弾性変形材料製のチューブを有する容器内に
保持された流動媒体を送出するための装置であって、チ
ューブ14が弁手段12を含み、弁手段が、固定された
押圧部材16と、押圧面18を備えていて、押圧部材と
押圧面との間に置かれたチューブの部分を圧縮して弁手
段を開放しチューブ内の流動媒体22を送出するための
回動可能なレバー20とを有する装置において、チュー
ブの出口はレバーの回動可能な部分に連結されているこ
とを特徴とする装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁手段を備えた弾性変
形材料製のチューブをもつ容器内の流動媒体を送出する
ためのものであって、弁部材が、固定された押圧部材
と、押圧面を備えていて、押圧部材と押圧面との間に置
かれたチューブの部分を圧縮して弁手段を開放しチュー
ブ内の流動媒体を送出するための回動可能なレバーとを
有する装置に関する。
形材料製のチューブをもつ容器内の流動媒体を送出する
ためのものであって、弁部材が、固定された押圧部材
と、押圧面を備えていて、押圧部材と押圧面との間に置
かれたチューブの部分を圧縮して弁手段を開放しチュー
ブ内の流動媒体を送出するための回動可能なレバーとを
有する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような装置は、従来から特に石鹸
ディスペンサとして使用されており、特に例えば米国特
許第4,130,224号に開示されている。この特許
の装置は、装置の容器に固定されていて、回動可能なレ
バーによって圧縮される可撓性チューブを有している。
しかしながら、装置の使用時に、使用者が流動媒体を手
の所望位置に確実に出すことは容易ではない。何故なら
ば、流動媒体の送出の開始が、第1に、出口に対する手
の相対的位置に、第2に、弁の開放時のレバーの位置に
依存するからである。このことは、指が長く手の大きな
使用者は流動媒体を指の上に出し易いが、指が短い使用
者の場合には、流動媒体が手の平と手首との間の領域に
落ちるおそれがあることを意味する。これは望ましいこ
とではなく、特に使用者が袖の長い服を着ているときに
は具合が悪い。また、欧州特許第0045830号及び
同第0329532号は、上述の石鹸ディスペンサと同
様な欠点を有する石鹸ディスペンサを開示している。欧
州特許第0045830号によるディスペンサは、粒状
材料にも適用可能である。
ディスペンサとして使用されており、特に例えば米国特
許第4,130,224号に開示されている。この特許
の装置は、装置の容器に固定されていて、回動可能なレ
バーによって圧縮される可撓性チューブを有している。
しかしながら、装置の使用時に、使用者が流動媒体を手
の所望位置に確実に出すことは容易ではない。何故なら
ば、流動媒体の送出の開始が、第1に、出口に対する手
の相対的位置に、第2に、弁の開放時のレバーの位置に
依存するからである。このことは、指が長く手の大きな
使用者は流動媒体を指の上に出し易いが、指が短い使用
者の場合には、流動媒体が手の平と手首との間の領域に
落ちるおそれがあることを意味する。これは望ましいこ
とではなく、特に使用者が袖の長い服を着ているときに
は具合が悪い。また、欧州特許第0045830号及び
同第0329532号は、上述の石鹸ディスペンサと同
様な欠点を有する石鹸ディスペンサを開示している。欧
州特許第0045830号によるディスペンサは、粒状
材料にも適用可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術の課
題を考慮して、本発明の課題は、構造を過度に複雑にす
ることなしに、容器の中の流動媒体を使用者の手の所望
位置に送出することができる装置を提供することであ
る。
題を考慮して、本発明の課題は、構造を過度に複雑にす
ることなしに、容器の中の流動媒体を使用者の手の所望
位置に送出することができる装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、チューブ
の出口を、レバーの回動可能な部分に連結することによ
って解決される。
の出口を、レバーの回動可能な部分に連結することによ
って解決される。
【0005】本発明では、チューブの出口が使用者の手
に対して一定の位置にある場合に、使用者がレバーを或
る位置に保持しているか或いはレバーを回動させている
かにかかわらず、実現される。これにより、装置が適当
に取付けられていれば、使用者の手の平に流動媒体が確
実に送出される。
に対して一定の位置にある場合に、使用者がレバーを或
る位置に保持しているか或いはレバーを回動させている
かにかかわらず、実現される。これにより、装置が適当
に取付けられていれば、使用者の手の平に流動媒体が確
実に送出される。
【0006】垂直方向に延びたチューブと水平軸線を中
心として回動するレバーをもった装置の場合には、チュ
ーブの出口をレバーの下部領域に設けるのが好適であ
る。この場合の方策として、レバーの使用者に面した側
に、これと連結された出口用の保持手段を設けることが
好適である。本発明では、保持手段は保持部分を有する
位置決め手段を含み、保持部分とレバーとの距離を連続
的に調節し且つ固定できるようにすることが特に有利で
ある。保持手段の課題は、チューブの端部を、レバーに
対してレバーの運動に追従できるように構成することで
ある。この装置が特に成人用として使用される場合に
は、出口とレバーとの距離を比較的長く選定すべきであ
り、子供用として使用される場合には、短く選定すべき
である。
心として回動するレバーをもった装置の場合には、チュ
ーブの出口をレバーの下部領域に設けるのが好適であ
る。この場合の方策として、レバーの使用者に面した側
に、これと連結された出口用の保持手段を設けることが
好適である。本発明では、保持手段は保持部分を有する
位置決め手段を含み、保持部分とレバーとの距離を連続
的に調節し且つ固定できるようにすることが特に有利で
ある。保持手段の課題は、チューブの端部を、レバーに
対してレバーの運動に追従できるように構成することで
ある。この装置が特に成人用として使用される場合に
は、出口とレバーとの距離を比較的長く選定すべきであ
り、子供用として使用される場合には、短く選定すべき
である。
【0007】他の合理的な実施態様では、位置決め手段
は出口を保持するスリーブを有し、スリーブのレバーか
らの距離がねじで調節できるようになっている。この場
合、弁手段もスリーブで保持されるようにすると、さら
に有利である。容器は通常、プラスチック製の袋で作ら
れており、この袋の中に流動媒体が収容される。この場
合、袋はハウジング内に収容され、チューブは袋の下端
を構成し、レバーと連結されている。
は出口を保持するスリーブを有し、スリーブのレバーか
らの距離がねじで調節できるようになっている。この場
合、弁手段もスリーブで保持されるようにすると、さら
に有利である。容器は通常、プラスチック製の袋で作ら
れており、この袋の中に流動媒体が収容される。この場
合、袋はハウジング内に収容され、チューブは袋の下端
を構成し、レバーと連結されている。
【0008】さらに、本発明の別の実施態様では、押圧
面が、レバーに枢着された押圧部材の一部となってい
る。この押圧部材は、レバーに弾性的に取付けられてい
る。この方策の利点として、チューブに対して、押圧部
材の最大ばね力よりも小さい一定の圧力しか作用しない
ことである。すなわち、袋は薄肉のプラスチック製であ
るので、袋のこの部分に過大な圧力が及ぼされると、チ
ューブの損傷を生ずるおそれがあるからである。さら
に、別の実施態様では、押圧部材は板状部材の一部とな
っており、レバーに対する相対的な位置を変えることが
できる。これよって、押圧部材は、流動媒体の送出量を
決定する手段として用いることができる。
面が、レバーに枢着された押圧部材の一部となってい
る。この押圧部材は、レバーに弾性的に取付けられてい
る。この方策の利点として、チューブに対して、押圧部
材の最大ばね力よりも小さい一定の圧力しか作用しない
ことである。すなわち、袋は薄肉のプラスチック製であ
るので、袋のこの部分に過大な圧力が及ぼされると、チ
ューブの損傷を生ずるおそれがあるからである。さら
に、別の実施態様では、押圧部材は板状部材の一部とな
っており、レバーに対する相対的な位置を変えることが
できる。これよって、押圧部材は、流動媒体の送出量を
決定する手段として用いることができる。
【0009】装置に流動媒体を補充するには、チューブ
と容器を一体として同じ材料で形成するのが特に有利で
ある。これは、空の袋を取り外して新しい袋と交換でき
るという利点がある。
と容器を一体として同じ材料で形成するのが特に有利で
ある。これは、空の袋を取り外して新しい袋と交換でき
るという利点がある。
【0010】
【実施例】図1乃至図7は、弁手段12を備えた弾性変
形材料製の可撓性チューブ14をもつ容器10内に収容
された、例えば、石鹸、洗剤等の流動媒体を送出するた
めの装置を示す。この装置は、基部材8と、保持部材
(詳細には図示せず)によって基部材8に取外し可能に
連結されるようになったハウジング40とからなる。基
部材8は壁46にしっかりと連結されており、その上部
領域にフック44付きのキャリヤ42を有する。フック
44は、流動媒体が収容される袋の形態の容器10を支
持する。流動媒体22は、液体、ペースト、或いは粒状
の形態でも良い。容器10の下端は、可撓性チューブ1
4と合体しており、チューブ14は、容器10との遷移
領域に、基部材8の支持体32に載っているリング6を
有する。支持体32は、チューブ14が支持体32から
外れないようにする固定装置30を有する。この支持体
32にはレバー20が枢着されており、レバー20は、
回動板の形態の押圧面18を有する。押圧面18の回動
点26はレバーの中央部分に置かれており、押圧面の他
端は、チューブに及ぼされる力を部分的に調節すること
ができる圧縮ばね24を有する。押圧部分16も板によ
って形成されており、この板は、基部材8にしっかりと
固定されたり回動可能に取付けられたりするが、ねじ2
3によって傾斜角度を調節することができる。チューブ
内の送出される流動媒体の量は、押圧部材16の傾斜角
度αに依存する。傾斜角度αは、レバー20の上方で交
差する直線13、15によって決定される。この角度
は、0度から45度まで無段階で調節することができ
る。より大きな角度にも調節することができるが、あま
り有用ではない。レバー20の作動部分2の領域には、
弁手段12を適所に保持する保持手段36が設けられて
いる。チューブ14の出口48は、保持手段36の底端
に配置されている。
形材料製の可撓性チューブ14をもつ容器10内に収容
された、例えば、石鹸、洗剤等の流動媒体を送出するた
めの装置を示す。この装置は、基部材8と、保持部材
(詳細には図示せず)によって基部材8に取外し可能に
連結されるようになったハウジング40とからなる。基
部材8は壁46にしっかりと連結されており、その上部
領域にフック44付きのキャリヤ42を有する。フック
44は、流動媒体が収容される袋の形態の容器10を支
持する。流動媒体22は、液体、ペースト、或いは粒状
の形態でも良い。容器10の下端は、可撓性チューブ1
4と合体しており、チューブ14は、容器10との遷移
領域に、基部材8の支持体32に載っているリング6を
有する。支持体32は、チューブ14が支持体32から
外れないようにする固定装置30を有する。この支持体
32にはレバー20が枢着されており、レバー20は、
回動板の形態の押圧面18を有する。押圧面18の回動
点26はレバーの中央部分に置かれており、押圧面の他
端は、チューブに及ぼされる力を部分的に調節すること
ができる圧縮ばね24を有する。押圧部分16も板によ
って形成されており、この板は、基部材8にしっかりと
固定されたり回動可能に取付けられたりするが、ねじ2
3によって傾斜角度を調節することができる。チューブ
内の送出される流動媒体の量は、押圧部材16の傾斜角
度αに依存する。傾斜角度αは、レバー20の上方で交
差する直線13、15によって決定される。この角度
は、0度から45度まで無段階で調節することができ
る。より大きな角度にも調節することができるが、あま
り有用ではない。レバー20の作動部分2の領域には、
弁手段12を適所に保持する保持手段36が設けられて
いる。チューブ14の出口48は、保持手段36の底端
に配置されている。
【0011】図1及び図2を参照すると、基部材8は、
基部材8の背後に係合するフック43のための凹部3
9、並びに、位置決め部材41のための凹部37を有す
る。基部材8の垂直な長さ方向面は、その上部及び下部
領域に、それぞれ切欠き33、35を有しており、これ
らの切欠きは、ハウジング40の突起部に取外し可能に
連結される。作動部分2は矩形の凹部27を有してお
り、この凹部27の中に保持手段36の突起部25が挿
入される。容器10は、チューブ14と反対側の上部領
域に、容器の中身が半分になっても容器が垂れ下がらな
いようにする補強部分9を有する。
基部材8の背後に係合するフック43のための凹部3
9、並びに、位置決め部材41のための凹部37を有す
る。基部材8の垂直な長さ方向面は、その上部及び下部
領域に、それぞれ切欠き33、35を有しており、これ
らの切欠きは、ハウジング40の突起部に取外し可能に
連結される。作動部分2は矩形の凹部27を有してお
り、この凹部27の中に保持手段36の突起部25が挿
入される。容器10は、チューブ14と反対側の上部領
域に、容器の中身が半分になっても容器が垂れ下がらな
いようにする補強部分9を有する。
【0012】また、図3及び図4に示す装置から分かる
ように、基部材8は2つのフック44を有しており、こ
のフック44によって、2つの円形アイレット50を有
する容器10を吊るすことができる。また、容器10の
下部領域にも、2つのピン54を挿入することができる
2つのアイレット52が設けられている。従って、容器
10は、レバー20の運動がハウジング内の容器の位置
に影響を及ぼすことのないように、両端が固定されてい
る。レバー20は、下端部に作動部分2を備えた2つの
脚部56、58をもつブラケットの形態に構成されてい
る。脚部56、58は軸線60を中心に回動可能であ
り、図5乃至図7に示す位置を占めることができる。脚
部56、58はその上方の3分の1が曲がっており、チ
ューブの長さ方向軸線62に出来るだけ接近するように
回動軸線60を位置決めすることができる。本発明で
は、レバー20がこの位置にある場合に最良の結果を得
ることができることが分かった。装置は、例えば圧縮ば
ね24のような特別な部品を除いて、プラスチックで作
られており、各部品は射出成形によって作られる。図3
及び図4に示すように、ハウジング40を取外すと作動
状態になる。この作動状態において、空の容器を取外し
て新しい容器と交換することができる。図5乃至図7を
参照すると、レバー20を矢印1の方向に作動させると
き、押圧部材16と押圧面18との最小距離dが減少し
て、ついには、チューブ内の流動媒体が上方に流れない
ような位置に達する。この時点以降は、レバー20をさ
らに作動させると、チューブの部分の流動媒体に圧力が
及ぼされ、弁が開放してチューブ内の流動媒体が押し出
される。この実施例では、開口部48は、好適には圧力
リリーフ弁として構成された弁手段12の一部である。
各流動媒体に使用すべき弁は、経験的に決定される。液
体又はペースト状の流動媒体の場合には、上述のように
圧力リリーフ弁を使用するのが便利であり、粒状材料の
場合には、スリットダイヤフラム弁を使用するのが有利
である。レバー20が端位置(図7)に達した後レバー
は解放され、レバーは図4に示すような開始位置に戻
る。次いで、容器10内の流動媒体がチューブ14内に
流入し、かくして、チューブ14が充填されチューブを
図5に示すような形状にする。すると、装置の次の作動
が可能となる。
ように、基部材8は2つのフック44を有しており、こ
のフック44によって、2つの円形アイレット50を有
する容器10を吊るすことができる。また、容器10の
下部領域にも、2つのピン54を挿入することができる
2つのアイレット52が設けられている。従って、容器
10は、レバー20の運動がハウジング内の容器の位置
に影響を及ぼすことのないように、両端が固定されてい
る。レバー20は、下端部に作動部分2を備えた2つの
脚部56、58をもつブラケットの形態に構成されてい
る。脚部56、58は軸線60を中心に回動可能であ
り、図5乃至図7に示す位置を占めることができる。脚
部56、58はその上方の3分の1が曲がっており、チ
ューブの長さ方向軸線62に出来るだけ接近するように
回動軸線60を位置決めすることができる。本発明で
は、レバー20がこの位置にある場合に最良の結果を得
ることができることが分かった。装置は、例えば圧縮ば
ね24のような特別な部品を除いて、プラスチックで作
られており、各部品は射出成形によって作られる。図3
及び図4に示すように、ハウジング40を取外すと作動
状態になる。この作動状態において、空の容器を取外し
て新しい容器と交換することができる。図5乃至図7を
参照すると、レバー20を矢印1の方向に作動させると
き、押圧部材16と押圧面18との最小距離dが減少し
て、ついには、チューブ内の流動媒体が上方に流れない
ような位置に達する。この時点以降は、レバー20をさ
らに作動させると、チューブの部分の流動媒体に圧力が
及ぼされ、弁が開放してチューブ内の流動媒体が押し出
される。この実施例では、開口部48は、好適には圧力
リリーフ弁として構成された弁手段12の一部である。
各流動媒体に使用すべき弁は、経験的に決定される。液
体又はペースト状の流動媒体の場合には、上述のように
圧力リリーフ弁を使用するのが便利であり、粒状材料の
場合には、スリットダイヤフラム弁を使用するのが有利
である。レバー20が端位置(図7)に達した後レバー
は解放され、レバーは図4に示すような開始位置に戻
る。次いで、容器10内の流動媒体がチューブ14内に
流入し、かくして、チューブ14が充填されチューブを
図5に示すような形状にする。すると、装置の次の作動
が可能となる。
【0013】図8及び図9を参照すると、レバー20
は、両矢印21の方向に垂直方向に移動可能な位置決め
手段3を有する。レバー20の実質的に中央には、垂直
に延びたスロット17が形成されており、リベット19
の頭がスロット17を貫通している。リベット19は、
位置決め手段3をレバー20に連結する。位置決め手段
3は横断面が実質的にU字形であり、その脚部45、4
6には、押圧部材16と押圧面18との距離を調節する
ため、複数の段部5、7が設けられている。ごく少量の
流動媒体をチューブから送出しようとする場合には、押
圧部材16は最下段部5に係合し、それ以外に場合に
は、上位の段部に係合する。位置決め手段3は簡単に操
作するこができ、特に装置を分解することなしに作動さ
せることができる。
は、両矢印21の方向に垂直方向に移動可能な位置決め
手段3を有する。レバー20の実質的に中央には、垂直
に延びたスロット17が形成されており、リベット19
の頭がスロット17を貫通している。リベット19は、
位置決め手段3をレバー20に連結する。位置決め手段
3は横断面が実質的にU字形であり、その脚部45、4
6には、押圧部材16と押圧面18との距離を調節する
ため、複数の段部5、7が設けられている。ごく少量の
流動媒体をチューブから送出しようとする場合には、押
圧部材16は最下段部5に係合し、それ以外に場合に
は、上位の段部に係合する。位置決め手段3は簡単に操
作するこができ、特に装置を分解することなしに作動さ
せることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の装置によって達成される特別な
利益として、使用者がレバーを作動させたときにだけ流
動媒体に接触することである。容器を交換するとき、レ
バーの操作によって機械的に圧迫されるチューブも一緒
に交換される。さらに、レバーがチューブよりも可成り
強く堅いので、レバーの摩耗や作動不良は殆ど生じな
い。チューブは機械的に圧力を受けるが、一定回数だけ
流動媒体を送出した後に交換されるので、チューブの損
傷を考慮する必要はない。
利益として、使用者がレバーを作動させたときにだけ流
動媒体に接触することである。容器を交換するとき、レ
バーの操作によって機械的に圧迫されるチューブも一緒
に交換される。さらに、レバーがチューブよりも可成り
強く堅いので、レバーの摩耗や作動不良は殆ど生じな
い。チューブは機械的に圧力を受けるが、一定回数だけ
流動媒体を送出した後に交換されるので、チューブの損
傷を考慮する必要はない。
【図1】本発明の一実施例の装置をハウジング取付け状
態で示す側面図である。
態で示す側面図である。
【図2】図1に示した装置をハウジング取外し状態で示
す分解図である。
す分解図である。
【図3】本発明の別の実施例の装置をハウジング取付け
状態で示す側面図である。
状態で示す側面図である。
【図4】図3に示した装置を矢印Aの方向から見た図で
ある。
ある。
【図5】非押圧状態にある本発明の装置の作動部分を示
す図である。
す図である。
【図6】半作動状態にある本発明の装置の作動部分を示
す図である。
す図である。
【図7】外方に完全回動させた状態にある本発明の装置
の作動部分を示す図である。
の作動部分を示す図である。
【図8】位置決め手段を備えた図1の装置の部分切取り
図である。
図である。
【図9】図8に示した装置の斜視図である。
10 容器 12 弁手段 14 可撓性チューブ 16 押圧部材 18 押圧面 20 レバー 22 流動媒体 40 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス ギュンテル ケッスラー ドイツ連邦共和国 デー7950 ビベラッハ 1ベルゲルハウゼルシュトラーセ 9 (72)発明者 ブルクハルト クレンケル ドイツ連邦共和国 デー7950 ビベラッハ 1ヨハン セバスチャン バッハ シュ トラーセ 27 (72)発明者 ヨハン シュタイン ドイツ連邦共和国 デー7530 プフォルツ ハイム ハーネンシュトラーセ 31
Claims (14)
- 【請求項1】 弾性変形材料製の可撓性チューブを有す
る容器内に保持された流動媒体を送出するための装置で
あって、前記チューブが弁手段を含み、該弁手段が、固
定された押圧部材と、押圧面を備えていて、押圧部材と
押圧面との間に置かれたチューブの部分を圧縮して弁手
段を開放しチューブ内の流動媒体を送出するための回動
可能なレバーとを有する装置において、チューブ(1
4)の出口(48)は、レバー(20)の回動可能な部
分に連結されていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 垂直方向に延びた可撓性チューブと水平
軸線を中心として回動可能なレバーとを有する請求項1
記載の装置において、チューブ(14)の出口(48)
は、レバー(20)の下部領域に配置されていることを
特徴とする装置。 - 【請求項3】 レバー(20)の使用者に近い側には、
レバーに連結可能な出口(48)用の保持手段(36)
が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の装置。 - 【請求項4】 保持手段(36)は保持部分を有する位
置決め手段を含み、保持部分とレバーとの距離は連続的
に調節可能であり、かつ、その位置に固定できるように
なっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
1つに記載の装置。 - 【請求項5】 位置決め手段は出口(48)を保持する
スリーブを含み、スリーブとレバー(20)との距離
は、調節ねじによって調節されることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項6】 弁手段はスリーブによって保持されるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
装置。 - 【請求項7】 押圧面(18)は、レバー(20)に枢
着された押圧部材の一部であることを特徴とする請求項
1乃至6のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項8】 押圧部材は、レバー(20)に弾性的に
取付けられていることを特徴とする請求項1乃至7のい
ずれか1つに記載の装置。 - 【請求項9】 ヒンジ押圧部材(16)は板状部材の一
部であり、レバー(20)に対する板状部材の相対的な
位置は調節可能であることを特徴とする請求項1乃至8
のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項10】 レバー(20)の背面及び押圧部材
(16)は各々、角度(α)で交差した直線(13、1
5)を定めており、角度(α)は、押圧部材(16)の
作動位置に依存していることを特徴とする請求項1乃至
9のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項11】 角度(α)は45度よりも小さいこと
を特徴とする請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 押圧部材(16)は、軸線(11)を
中心として装置自体に調節可能に枢着されていることを
特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の装
置。 - 【請求項13】 チューブ(14)及び容器(10)は
一体となって同じ材料で作られていることを特徴とする
請求項1乃至12のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項14】 チューブ(14)の上端は、装置の支
持体(32)によって保持されていることを特徴とする
請求項1乃至13のいずれか1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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DE3942512 | 1989-12-22 | ||
DE39425126 | 1989-12-22 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008508990A (ja) * | 2004-08-05 | 2008-03-27 | ストックハウゼン ゲーエムベーハー | ディスペンサー、特に計量供給ディスペンサー |
JP2008529627A (ja) * | 2005-02-14 | 2008-08-07 | ストックハウゼン ゲーエムベーハー | ディスペンサ |
JP2010013111A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 倒立薄肉容器ユニット及びそれを収納したポンプ式流体供給装置 |
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- 1990-12-14 ES ES90124175T patent/ES2044387T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-14 AT AT90124175T patent/ATE92734T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-12-21 PT PT96318A patent/PT96318A/pt not_active Application Discontinuation
- 1990-12-21 JP JP2405146A patent/JPH06209876A/ja active Pending
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PT96318A (pt) | 1992-08-31 |
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EP0433905A3 (en) | 1991-11-21 |
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