JPH06202206A - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents

ストロボ内蔵カメラ

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Publication number
JPH06202206A
JPH06202206A JP137693A JP137693A JPH06202206A JP H06202206 A JPH06202206 A JP H06202206A JP 137693 A JP137693 A JP 137693A JP 137693 A JP137693 A JP 137693A JP H06202206 A JPH06202206 A JP H06202206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
main capacitor
subject
strobe
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP137693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Murayama
任 村山
Atsushi Fukazawa
淳 深澤
Keisuke Uchida
敬介 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Microdevices Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujifilm Microdevices Co Ltd
Priority to JP137693A priority Critical patent/JPH06202206A/ja
Publication of JPH06202206A publication Critical patent/JPH06202206A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路で被写体距離に対応してストロボ
のガイドナンバーを切り換える。 【構成】 メインコンデンサー1は、コンパレータ24
aにより予備充電レベルまで充電される。測距装置28
で測距を行い、近距離のときには予備充電レベルまで充
電されたメインコンデンサー1によりストロボ放電管2
が発光する。遠距離のときにはトランジスタ18aがオ
ンしてメインコンデンサー1に追加充電が行なわれ、ガ
イドナンバーを大きくしてストロボ撮影が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調光機能を備えたロー
コストのストロボ内蔵カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にオートストロボと称される自動調
光機能をもったストロボ装置では、ストロボ放電管を発
光させた後、被写体から反射されてくる光を光電流積分
により監視し、適正レベルに達したときにサイリスタや
IGBTを動作させてストロボ放電管の発光を停止させ
る。このようなオートストロボ装置によれば、被写体距
離に応じたストロボ発光量を得ることができ、カメラの
露光制御が簡単になるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートストロボでは、上述したストロボ発光制御を行う
ためにサイリスタやIGBT等の高電圧用のスイッチン
グ素子が不可欠で、コストアップの大きな原因になって
いた。特に、使用フイルムがほとんどネガフイルムであ
るローコストタイプのカメラの場合、多少の露光量の過
不足がプリント処理で対応できることを考慮すると、上
述のような高価なスイッチング素子を用いたオートスト
ロボ装置を内蔵させることは必要以上の機能をカメラに
もたせることにもなりかねない。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、安価で簡単な調光制御方式を用いたストロボ
内蔵カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、測距装置が組み込まれたストロボ内蔵カメラにおい
て、予め設定した一定距離にある被写体に対して適正な
発光量となる電荷をメインコンデンサーに予め充電する
予備充電回路と、被写体距離が前記一定距離を越えた遠
距離である場合にメインコンデンサーにさらに充電を行
う追加充電回路とを設け、被写体が遠距離のときにはさ
らにその距離でのストロボ撮影が適正に行われるように
追加充電することで、メインコンデンサーへの充電量を
増やして、ストロボ内蔵カメラのストロボ発光光量の制
御を行うものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図2は、本発明を実施した常時発光式のストロボ装
置を内蔵したオートフォーカス式の35mmフイルムカ
メラである。カメラ本体17の表面には、メインスイッ
チ8、ファインダー15、ストロボ発光部12、撮影枚
数表示版16、シャッタボタン13、及び、被写体距離
測定用の赤外線発光部10、赤外線受光部11などが露
出している。
【0007】図3は本発明を実施した常時発光式のスト
ロボ装置の、動作の流れを簡単に示したフローチャート
である。まずカメラのメインスイッチ8をオンすると、
例えば3mの被写体のストロボ撮影に必要なガイドナン
バーの発光が可能なレベルまで、ストロボ装置のメイン
コンデンサに充電が行われる(予備充電)。次にシャッ
タボタン13を押圧すると、その半押し時点でカメラに
内蔵された赤外線式の被写体距離測定装置により赤外線
発光部10から被写体に向けて赤外光が照射され、被写
体距離が測定される。
【0008】そして被写体距離が3m以下であるときに
は、引続きシャッタボタンが押圧されることによってそ
のままストロボ撮影が行なわれる。このときストロボの
ガンドナンバーは3mの被写体距離に適したものになっ
ているため、例えば2mの被写体に対してはオーバー露
光になるが、これについてはプリント処理で対処するこ
とができるから、プリント写真としては適正なものを得
ることができる。
【0009】一方、測距を行なった結果、被写体距離が
3mを越えていたことが検知された場合には、さらにシ
ャッタボタンを押し込んだときに急速に追加充電が行な
われる。この追加充電によりストロボ発光用のメインコ
ンデンサは、例えば5mの被写体に対して適正光量とな
るガンドナンバーに対応する電圧まで充電される。そし
て、この追加充電の完了の後にシャッタが作動してスト
ロボ撮影か行なわれる。この場合においても、例えば4
mの被写体に対しては露光オーバーになるが、プリント
時の焼付露光で調節して適正なプリント写真を作ること
ができる。
【0010】図1は、本発明のストロボ内蔵カメラに用
いられるストロボ回路の一例を示している。このストロ
ボ回路は、充電用の昇圧5、ダイオード6、トリガコン
デンサ9、トリガ用昇圧コイル21、シンクロスイッチ
22、ストロボ放電管2、メインコンデンサ1等の周知
のストロボ回路部品の他、コンパレータ24a、スイッ
チング用のトランジスタ7a、4、18a、さらにシャ
ッタボタンを押圧する途中でオンするスイッチ19とを
含んでいる。
【0011】コンパレータ24aは、抵抗20b、20
cの分圧点の電圧VR がスレッシュホールド電圧VL1
越えたときにローレベル信号を出力し、トランジスタ7
a、4をオフにして充電を停止させる。電圧VR はメイ
ンコンデンサ1の充電が進むにつれて上昇する。また、
スレッシュホールド電圧VL1は、被写体距離3mの被写
体に対して適正なガイドナンバーが得られるときのメイ
ンコンデンサ1の充電電圧に対応して決められている。
したがって、メインスイッチ8をオンして充電を開始し
てもメインコンデンサ1はフル充電されることがなく、
3mの被写体距離に対して適正な発光量が与えられる予
備充電レベルで充電停止される。
【0012】昇圧回路5の一次側には、スイッチ19と
トランジスタ18aとの直列回路が接続されている。ト
ランジスタ18aのゲート端子には測距装置28からの
信号が供給される。測距装置28は、被写体距離を測定
したときに、被写体距離が3m以下であるとローレベル
信号を出力する。したがって、トランジスタ18aは被
写体距離が3mを越えたときにオン状態になり、このと
きスイッチ19がオンしていると昇圧回路5が作動し、
トランジスタ4がオフしていても充電が行なわれる。こ
れにより、予備充電状態のメインコンデンサ1にはさら
に追加充電が行なわれる。
【0013】上記ストロボを内蔵したカメラの作用につ
いて説明する。メインスイッチ8をオンすると、昇圧回
路5が作動してメインコンデンサ1に予備充電が開始さ
れる。メインコンデンサ1の充電電圧が予備充電レベル
に達すると、電圧VR がコンパレータ24aのスレッシ
ュホールド電圧VL1に達し、その出力端にローレベル信
号が出力される。これにより、トランジスタ7aがオ
フ、さらにトランジスタ4がオフして昇圧回路5の作動
が停止する。したがって、メインコンデンサ1は予備充
電状態となっている。なお、予備充電の後そのままの状
態にしておき、メインコンデンサ1が自然放電して電圧
R がスレッシュホールド電圧VL1以下になると、メイ
ンスイッチ8がオフしていない限り再び自動的に予備充
電か再開される。
【0014】構図を決めてシャッタボタン13を押圧操
作すると、まず測距装置28が作動して被写体距離を測
定する。測距の結果、被写体距離が3mを越えていると
きにはトランジスタ18aのゲート端子にハイレベル信
号が与えられ、トランジスタ18aがオンする。さらに
シャッタボタン13を押し込む過程でスイッチ9がオン
し、昇圧回路5の一次側に電流が流れるようになり、予
備充電済みのメインコンデンサ1には0.1秒程度の短
時間で急速に追加充電が行なわれる。この追加充電によ
りメインコンデンサ1の充電電圧はさらに上昇し、5m
の距離にある被写体に対して適正なガイドナンバーでス
トロボ放電管2を発光させることができるようになる。
【0015】この追加充電が完了した時点でシャッタが
作動し、その全開時にシンクロスイッチ22が閉じら
れ、ストロボ放電管2は追加充電後のメインコンデンサ
1から電荷の供給を受けて発光する。このとき、被写体
が5mの位置にあれば適正なガイドナンバーのもとでス
トロボ撮影が行なわれる。なお、被写体が5mよりも近
い位置にあるときには近い分だけ露光オーバーになる
が、被写体距離は少なくとも3mを越えており、極端な
露光オーバーにはなっていないので、プリント時に露光
補正してほぼ適正な露光レベルのプリント写真を得るこ
とが可能である。
【0016】一方、被写体が3m以内の近距離にあった
場合には、測距装置28からローレベル信号が出力され
るため、スイッチ19はオンしてもトランジスタ18a
はオフ状態のままである。したがって、メインコンデン
サ1は予備充電レベル以上に充電されることはなく、シ
ャッタ全開時にはストロボ放電管2はそのまま予備充電
状態のメインコンデンサ1によって発光する。この結
果、3mの被写体に対しては適正なガイドナンバーのも
とでストロボ撮影が行なわれる。なお、被写体が3mよ
りも近い距離にあった場合には多少露光オーバーになる
が、前述のようにプリント処理で対応することができ
る。
【0017】上記の例では、メインコンデンサ1に予備
充電を行なった後、被写体距離が一定距離以内であるか
否かによって追加充電の要否を決定しており、メインコ
ンデンサ1の充電レベルは2段階に切り換えられるが、
これを3段階以上に切り換えることもできる。図4に示
したストロボ回路では、被写体距離を近距離領域、中距
離領域、遠距離領域の3つに区画し、これに対応してメ
インコンデンサ1の充電レベルを3段階に切り換えられ
るようにしてある。
【0018】このため図4の回路では、図1の回路に対
してさらに分圧抵抗20d、20eとこれらの分圧点の
電圧VS をスレッシュホールド電圧VL2と比較するコン
パレータ24bと、スイッチング用トランジスタ7b、
18bを追加してある。さらに測距装置29は、測定さ
れた被写体距離が3m以内であると、トランジスタ18
a、18bのいずれのゲート端子にもハイレベル信号を
与えず、また3mより遠く4m以内であるときにはトラ
ンジスタ18bのゲート端子にハイレベル信号を与え、
4mを越えているときにはトランジスタ18aのゲート
端子にハイレベル信号を与える。
【0019】コンパレータ24bのスレッシュホールド
電圧VL2は、コンパレータ24aのスレッシュホールド
電圧VL1よりも高く設定されている。したがって、メイ
ンコンデンサ1のフル充電レベルをV3とし、コンパレ
ータ24aによって決められるメインコンデンサ1の予
備充電レベルをV1、コンパレータ24bによって決め
られるメインコンデンサ1の充電レベルをV2とする
と、「V1<V2<V3」の関係になる。そして、被写
体距離に対応してオン、オフするトランジスタ18a、
18bのスイッチング状態との関連は次の表1のように
表される。
【0020】
【表1】
【0021】上表から分かるように、メインスイッチ8
を投入した状態ではメインコンデンサ1は予備充電レベ
ルV1まで充電され、被写体距離が3m以内の近距離の
時に限って、そのままストロボ撮影が行なわれる。ま
た、被写体距離が中距離の時にはトランジスタ18bが
オンするため、スイッチ19がオンするとメインコンデ
ンサ1は充電レベルV2まで急速に追加充電される。し
たがって、中距離の被写体に対して適正なガイドナンバ
ーでストロボ撮影を行なうことができる。さらに、被写
体距離が遠距離であるとトランジスタ18aがオンする
ため、メインコンデンサ1はフル充電レベルV3まで充
電されるから、この場合には、最も大きいガイドナンバ
ーのもとでストロボ撮影を行なうことができる。
【0022】以上、図示した例をもとに本発明について
説明してきたが、被写体距離の範囲の決め方や、予備充
電あるいは追加充電によるメインコンデンサの充電レベ
ルは適宜設定することが出来る。また、追加充電を行な
うときのスイッチングについても、上述したトランシス
タなどのスイッチング素子を利用する他に、例えば、レ
ンズ鏡筒のようにピント調節のために移動される部材に
より、メカニカルスイッチをオン、オフ切り換えするよ
うにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、被写体距離に対応してメインコンデンサの充電レベ
ルを可変するようにしてあるから、大電流制御用のサイ
リスタ等のような高価なスイッチング素子を必要とせず
に簡便にストロボ調光を行なうことが出来る。また、通
常では近距離撮影に必要なガイドナンバーが得られる充
電レベルまでメインコンデンサを予備充電するようにし
たので、ガイドナンバーを大きくするための追加充電に
要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した常時発光式のストロボ装置を
構成する回路図である。
【図2】本発明を実施した常時発光式のストロボ装置を
内蔵したオートフォーカス式の35mmフイルムカメラ
の外観図である。
【図3】本発明を実施した常時発光式のストロボ装置
の、動作の流れを簡単に示したフローチャートである。
【図4】図1のストロボ装置のガイドナンバーの切り換
えを、被写体距離により3段階にした場合の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 メインコンデンサー 2 ストロボ放電管 8 メインスイッチ 13 シャッタボタン 20 トランジスタ 24 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 敬介 宮城県黒川郡大和町松坂平1丁目6番地 富士フイルムマイクロデバイス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体が予め決められた一定距離以内に
    あるか否かを検知する測距装置が組み込まれたストロボ
    内蔵カメラにおいて、前記一定距離にある被写体に対し
    て適正な発光量となる電荷をストロボ発光用のメインコ
    ンデンサーに充電する予備充電回路と、前記測距装置に
    より被写体が前記一定距離よりも遠距離にあることが検
    知されたときに、前記予備充電回路で充電されたメイン
    コンデンサーにさらに充電を行う追加充電回路とを備え
    たことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。
JP137693A 1993-01-07 1993-01-07 ストロボ内蔵カメラ Pending JPH06202206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP137693A JPH06202206A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 ストロボ内蔵カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP137693A JPH06202206A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 ストロボ内蔵カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06202206A true JPH06202206A (ja) 1994-07-22

Family

ID=11499772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP137693A Pending JPH06202206A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 ストロボ内蔵カメラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06202206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207824A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Fuji Photo Film Co Ltd フラッシュ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207824A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Fuji Photo Film Co Ltd フラッシュ装置

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