JPH0620189A - 道路形状計測装置 - Google Patents

道路形状計測装置

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JPH0620189A
JPH0620189A JP4171240A JP17124092A JPH0620189A JP H0620189 A JPH0620189 A JP H0620189A JP 4171240 A JP4171240 A JP 4171240A JP 17124092 A JP17124092 A JP 17124092A JP H0620189 A JPH0620189 A JP H0620189A
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dimensional
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Kazunori Noso
千典 農宗
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に搭載した撮像手段であるカメラの姿勢
が車両の走行により変動するという条件を考慮しなが
ら、多次曲線による3次元道路モデルを作成して道路の
3次元形状データを精度良く高速に計測し得る道路形状
計測装置を提供する。 【構成】 カメラで撮像した画像から車両の進行方向前
方の道路形状を前処理部13で検出するとともに、道路
モデル作成部15において3次元曲線パラメータに基づ
いて3次元座標上で定義された3次元道路モデルを演算
し、この3次元道路モデルを座標変換部17においてカ
メラの姿勢パラメータに基づいて画像座標に変換し、線
対応マッチング部19において前記道路形状と座標変換
された3次元道路モデルとを比較し線対応マッチングを
行って、両者間の位置ずれを検出し、この位置ずれから
3次元曲線パラメータの変化量および姿勢パラメータの
変化量をパラメータ推定部21で推定し、パラメータ更
新部23において各パラメータを更新している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の自動操縦
や予防安全運転等のために車両の進行方向前方の道路の
カーブや勾配等の形状を計測する道路形状計測装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動操縦や追突防止等の予防安全
運転等のためには、車両の進行方向前方における道路の
形状データである例えば車両の道路端からの距離、道路
方向と車両の方向とのなすヨー角、道路のカーブ曲率で
ある水平曲率、道路の勾配変化である垂直曲率等を精度
良く高速に計測することが必要である。
【0003】このような道路の3次元形状データは、車
両に搭載したカメラで撮像した画像から推定している
が、この場合、従来はカメラの道路に対する姿勢のう
ち、カメラの高さ、ピッチ角、ロール角が一定であると
いう仮定のもとに道路の形状データを計測している。
【0004】ところで、車両に搭載したカメラは、車両
が走行すると、路面の凹凸等の影響でカメラ姿勢は変動
するが、カメラ姿勢が変動すると、道路の3次元形状デ
ータにも誤差が含まれることになる。しかしながら、実
際には車両が走行すると、路面の段差等の影響でカメラ
姿勢は変動するので、道路の3次元形状データを精度良
く求めるには、カメラの高さ、ピッチ角、ロール角等も
変動するものとしてカメラ姿勢を正確に求めることが必
要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、カメラの道路に対する姿勢のうち、カメラの高さ、
ピッチ角、ロール角が一定であるとともに、またカーブ
の曲率も一定であるという仮定のもとに道路の3次元形
状データを求めているので、車両が走行して、カメラ姿
勢が変動することにより、計測される道路の3次元形状
データに誤差が含まれるとともに、また曲率の変化する
緩和曲線部やS字カーブ等では推定誤差が避けられず、
道路の形状データを正確に計測することができないとい
う問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、車両に搭載した撮像手段であ
るカメラの姿勢が車両の走行により変動するという条件
を考慮しながら、多次曲線による3次元道路モデルを作
成して道路の3次元形状データを精度良く高速に計測し
得る道路形状計測装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の道路形状計測装置は、図1
に示すように、車両の進行方向前方の道路を撮像する撮
像手段81と、該撮像手段で撮像した画像から車両の進
行方向前方の道路形状を検出する道路形状検出手段83
と、3次元曲線パラメータに基づいて3次元座標上で定
義された3次元道路モデルを演算する道路モデル演算手
段85と、前記道路モデル演算手段で演算された3次元
道路モデルを前記撮像手段の姿勢パラメータに基づいて
画像座標に変換する座標変換手段87と、前記道路形状
検出手段で検出された前記道路形状と前記座標変換手段
で座標変換された前記3次元道路モデルとを比較して、
両者間の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段89と、
該位置ずれ検出手段で検出した位置ずれから前記3次元
曲線パラメータの変化量および前記撮像手段の姿勢パラ
メータの変化量を推定し、前記各パラメータを更新する
推定更新手段91とを有することを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の道路形状計測装置で
は、撮像手段で撮像した画像から車両の進行方向前方の
道路形状を検出し、3次元曲線パラメータに基づいて3
次元座標上で定義された3次元道路モデルを演算し、こ
の3次元道路モデルを撮像手段の姿勢パラメータに基づ
いて画像座標に変換し、前記道路形状と座標変換された
3次元道路モデルとを比較して、両者間の位置ずれを検
出し、この位置ずれから3次元曲線パラメータの変化量
および姿勢パラメータの変化量を推定し、各パラメータ
を更新している。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図2は、本発明の一実施例に係わる道路形
状計測装置の全体構成を概略的に示すブロック図であ
る。同図に示す道路形状計測装置は、車両の進行方向前
方の道路を撮像すべく車両に搭載された撮像手段である
カメラ1、該カメラ1で撮像した画像信号を入力し、こ
の入力された画像信号を画像処理する画像処理部3、お
よび該画像処理部3で得られた計測結果である道路の3
次元形状データを表示するとともに、該形状データに基
づいて車両の制御および警報判断等を行う制御部5を有
する。
【0011】図1に示す画像処理部3は、カメラ1で撮
像された2車線道路の画像を連続的に入力され、この画
像からカメラ1の高さ(Dy)、ヨー角(θ)、ピッチ
角(φ)、ロール角(φ)道路端からの距離(Dx)と
いう車速を除くカメラの5軸挙動パラメータに加えて、
道路の水平曲線(ρ)および道路の勾配を表す垂直曲線
(μ)の道路形状パラメータを有する3次元道路構造を
同時にオンラインで推定するものである。更に詳しく
は、本実施例では、水平曲線(ρ)および垂直曲線
(μ)を道路形状パラメータとする3次元道路モデルを
作成するとともに、1画面前のカメラの5軸挙動パラメ
ータに基づいて前記3次元道路モデルを2次元画像に座
標変換し、この変換された2次元道路モデルとカメラ1
で撮像した道路の入力画像との対応関係から、道路形状
パラメータとカメラの挙動パラメータの変化量を推定し
て更新している。なお、道路モデルは折れ線グラフで表
され、道路モデルとカメラからの入力画像との対応は線
対応としている。また、道路形状パラメータとカメラの
挙動パラメータの各パラメータの変化量が小さいと仮定
すると、線形方程式で推定でき、これにより線対応マッ
チングや方程式の作成および解法等の計算が簡単に行え
るので、高速処理に適している。また、前方の道路曲線
は車両の挙動に左右されないので、高精度で求めること
ができる。
【0012】図3は、図1に示す画像処理部3の詳細な
構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像
処理部3は、前記カメラ1で撮像された画像を入力され
る画像入力部11、この画像入力部11から入力された
画像情報から道路の白線の右端のエッジを検出する前処
理部13、1画面前(前時刻)に推定された道路形状パ
ラメータに基づいて3次元の道路モデルを作成する道路
モデル作成部15、前時刻に推定されたカメラの挙動パ
ラメータを用いて、道路モデル作成部15で作成された
3次元の道路モデルを車両座標系に座標変換し、更に画
像座標系に透視変換する座標変換部17、この座標変換
部17によって画像座標系に座標変換された道路モデル
と前記前処理部13で検出された道路のエッジ画像とを
線対応関係で対応づける線対応マッチング部19、この
線対応マッチング部19によって線対応づけられた画像
の位置ずれを検出し、この位置ずれから道路形状パラメ
ータおよびカメラの挙動パラメータの各パラメータの変
化量を推定するパラメータ推定部21、およびこのパラ
メータ推定部21で推定されたパラメータを更新するパ
ラメータ更新部23から構成されている。
【0013】前記前処理部13における前処理は、カメ
ラ1で撮像した道路の入力画像から道路の白線のエッジ
を検出するために、入力画像をA(x,y)とし、エッ
ジ画像をG(x,y)とした場合、次式の演算を行い、
エッジ画像を検出する。
【0014】
【数1】 このような演算式を使用することにより、カーブ路にお
いて遠方の白線はほとんど水平で、線幅も1画素以下で
撮影されてもエッジを抽出することができる。
【0015】道路モデル作成部15および座標変換部1
7では、前時刻に推定される道路形状パラメータを基に
3次元の道路モデルを作成し、また前時刻に推定される
カメラの挙動パラメータを用いて車両座標系に座標変換
し、更に2次元の画像座標系に透視変換する。なお、本
実施例では、道路のカーブや勾配のパラメータは時間的
に変化するものと考える。カメラ1の焦点距離は既知と
し、また車両の速度成分は推定しないものとする。これ
は白線と平行に移動しても、見かけ上の白線位置は変化
しないためである。従って、推定すべきパラメータは、
前述したカメラ1の高さ(Dy)、ヨー角(θ)、ピッ
チ角(φ)、ロール角(φ)、道路端からの距離(D
x)のカメラの5軸挙動パラメータに加えて、水平曲率
(ρ)および垂直曲率(μ)を含む道路形状パラメータ
の7つのパラメータである。
【0016】まず、座標系について図4を参照して説明
する。座標系としては、道路座標系(X,Y,Z)、車
両座標系(U,V,W)および2次元の画像座標系
(x,y)の3つの座標系を定義する。
【0017】道路座標系(X,Y,Z)は、現在車両が
置かれている地点を基準に道路の形状を表すものであ
り、図4に示すように、道路中央の路面上に原点を取
り、道路接続および路面と平行で車両の進行方向にZ
軸、左方向に路面と平行にX軸、路面と垂直で上方にY
軸を取る右手系である。なお、カメラ1のレンズの中心
は常にZ=0の位置にあるものとする。
【0018】車両座標系(U,V,W)は、カメラ1の
レンズの中心を原点とし、該レンズの主軸方向にW軸、
撮像面と平行にU軸およびV軸を取る右手系である。
【0019】画像座標系(x,y)は、撮像面上で定義
され、x軸がU軸と平行、y軸がV軸と平行で、それぞ
れ逆向きであるものとする。
【0020】また、車両座標系で表された3次元空間上
の点P(U,V,W)は、画像上の画像座標系で次式の
ように透視変換されて表される。
【0021】 x=−F・U/W y=−F/V/W (1) 但し、Fはカメラ1のレンズの焦点距離である。
【0022】道路座標系と車両座標系との関係が車両の
挙動、すなわちカメラ1の姿勢に対応する。以下、カメ
ラ1の道路端からの距離をDx、カメラ1の高さをD
y、ヨー角をθ、ピッチ角をφ、ロール角をφで表す。
【0023】車両座標系は、まず道路座標系で(Dx,
Dy,0)だけ平行移動した後、ヨー角θ、ピッチ角
φ、ロール角φの順で回転させる。なお、ヨー角θは、
W軸をXZ平面に射影した時のZ軸とのなす角度であ
り、ピッチ角φはW軸とXZ平面との角度であり、ロー
ル角φはW軸回りの回転角でU軸とXZ平面との角度で
ある。回転マトリックスをRとすると、道路座標系で表
された点は、次式により車両座標系へ変換される。
【0024】
【数2】 次に、道路モデル作成部15で作成される道路モデルに
ついて説明する。
【0025】道路は、横断曲線(カーブ)と縦断曲線
(勾配)に分けて構造が決定されている。横断道路は曲
率一定の円弧部、直線部、およびこれらを滑らかに結ぶ
ための緩和曲線部によって定義される。また、縦断曲線
は一定勾配である直線部を放物線によって滑らかに結ぶ
ものとされている。
【0026】3次元の道路座標上では、横断曲線、縦断
曲線ともに多次曲線によって近似される。そして、路面
上に描かれた白線の道路座標系における座標は次式のよ
うに定義される。
【0027】 X=f(Z)=aZ4 +bZ3 +cZ2 +B Y=g(Z)=dZ3 +eZ2 (4) ここで、Bは、道路中心から白線までの距離を表し、3
車線道路の場合には、左の白線に対してはBは正の定数
であり、中央に対しては0である。a〜eは求める道路
形状パラメータである。なお、水平方向の式f(Z)を
4次式としたのは、S字カーブにも対応するためであ
る。
【0028】また、道路の水平曲率ρおよび垂直曲率μ
は、次式で表される。
【0029】
【数3】 特に、Z=0の付近の曲率は、水平曲率ρ=2cおよび
垂直曲率μ=2eである。
【0030】このようにして、N点からなる道路モデル
を作成するZi(i=1〜N)を与えれば、白線の3次
元座標を計算することができる。また、Zの地点の曲率
を求めることも可能である。
【0031】上述した式(4)で示した道路形状パラメ
ータa,b,c,d,eを前画面(前時刻)から得て、
道路モデルを作成し、この道路モデルを前時刻における
カメラ1の挙動パラメータに基づく車両座標系に変換す
る。そして、道路モデル上の各点が現画面(現時刻)で
どう移動するかを観測することによって、車両座標系に
おける挙動変動量および道路パラメータの変動量を求め
る。すなわち、道路モデル上の点(x,y)が現画面で
(Δx,Δy)だけ変動したとし、この変動Δx,Δy
がカメラの挙動パラメータの変動と道路形状パラメータ
の変動とに起因すると考えて、各パラメータの変動量と
ΔxおよびΔyとの関係を導く。なお、パラメータは各
時刻毎に変動量を積分することになるが、モデルを基準
とした変動量であるので、誤差の蓄積はない。
【0032】パラメータの変動によって画像上の道路モ
デル上の点(x,y)が(x’,y’)に移動したと考
え、点の移動量を(Δx,Δy)とすると、次式で表さ
れる。
【0033】 x’=x+Δx y’=y+Δy (5) カメラの挙動パラメータの変動を車両座標系での点の移
動として考える。すなわち、車両座標系で挙動変動量を
求め、前時刻の挙動パラメータと合成することにより、
現時刻におけるカメラの挙動パラメータに変換し、次時
刻で更に新たな車両座標系を作成する。なお、挙動変動
量を道路座標系でなく、車両座標系で求めるのは、回転
角が常に0からの変動となるため、近似の精度を維持し
ながら線形解を求められるからである。
【0034】車両座標系において、点P(U,V,W)
が点P’(U’,V’,W’)に移動するとすると、
【数4】 で表される。なお、DU ,DU は平行移動成分であり、
α,β,γはそれぞれV軸、U軸、W軸回りの回転角で
ある。但し、各パラメータの値は、十分小さいものと
し、sinδ=δ,cosδ=1,sinα=α,co
sα=1,sinβ=β,cosβ=1,sinγ=
γ,cosγ=1とすると共に、2次以上の項は無視し
た。
【0035】(6)式と(1)式とから、次式が得られ
る。
【0036】
【数5】 各挙動パラメータの微小変動による画像座標の変動は、
(5)式のTaler展開の1次の項から次式のように
表される。
【0037】
【数6】 (8)式から、α,β,γ=0なる条件を近似的に計算
すると、次式に示すようにカメラの挙動パラメータの変
動分が得られる。
【0038】
【数7】 次に、道路パラメータの変動分について考える。上述し
た(2)〜(4)式から、 U=R11(X−Dx )+R12(Y−DY )+R13Z V=R21(X−Dx )+R22(Y−DY )+R23Z X=f(Z),Y=g(Z) であるので、これを(8)式に代入するとともに、また
α,β,γ=0とおいて
【数8】 を計算すると、次式に示すように道路パラメータの変動
分が得られる。
【0039】
【数9】 従って、(9)式と(10)式を加算すると、カメラの
挙動パラメータと道路パラメータによる画像上での点の
移動量の関係式が得られる。
【0040】
【数10】 次に、線対応マッチング部19における線対応マッチン
グについて説明する。
【0041】モデルを用いたカメラ姿勢の推定手法に
は、点対応と線対応とがあるが、本実施例では線対応、
すなわち道路モデルにおける接線と画面中から抽出され
る白線の線成分とを対応づける。白線は滑らかな曲線で
あるので、点の対応は困難であるからである。
【0042】対応付けには画像の探索が必要であるが、
ここでは同一x軸または同一y軸上を走査する。探索処
理が簡単化できるため、高速化につながるからである。
x軸走査かy軸走査かの選択は、対応付けする線の傾き
の大きさに応じて行う。
【0043】画像座標系における道路モデル上の点P
(x,y)における接線の傾きをωで表し、ωを
【数11】 で定義すると、ωは次式で計算される。
【0044】
【数12】 現時刻の白線は、点P付近の点P’(x’,y’)でモ
デルと同じωなる傾きを有すると仮定する。すなわち、
傾きの変化はないものとする。前時刻で求められたモデ
ルが現時刻で白線位置まで移動したと考える。この場合
の道路モデルと白線との関係は図5に示すようになる。
同一x軸上の移動量をpとし、同一y軸上の移動量をq
とすると、ΔxとΔyとの関係は、 Δx/p+Δy/q=1 であり、更に q/p=−ω であるから、 Δx−Δy/ω−p=0 (13a) または −ωΔx+Δy−q=0 (13b) が得られる。上式は直線の座標軸方向の(見かけの)移
動量と実際の移動量の関係を表す。|ω|が大きい時
(垂直に近い場合)は、(13a)式が使用され、|ω
|が小さい時(水平に近い場合)は、(13b)式が使
用される。
【0045】道路モデル上のいくつかの点でPi(x
i,yi)とωiを計算し、入力画像上における点との
対応からpiまたはqiを求め、最小二乗法を適用すれ
ば、連立方程式が得られ、各パラメータの変化量が算出
される。
【0046】評価誤差は、上述した(11)式および
(13)式から次式で求められる。
【0047】
【数13】 但し
【数14】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0048】まず、道路モデル作成部15において、N
点からなる道路モデルを作成する。そして、前時刻のカ
メラの挙動パラメータ(Dx,Dy,θ,φ,φ)の推
定結果から、(3)式の変換行列を作成する。それか
ら、前時刻の道路形状パラメータ(a,b,c,d,
e)から(4)式に基づいて道路座標系(X,Y,Z)
で道路モデルの3次元座標を計算する。すなわち、前時
刻の道路形状パラメータ(a,b,c,d,e)から
(4)式にZ=Zi(i=1〜N)とおくことによって
道路モデルの点列を作成する。次に、前時刻のカメラの
挙動パラメータ(Dx,Dy,θ,φ,φ)により
(2)式で車両座標系(U,V,W)に変換し、更に
(1)式で画像座標系(x,y)に変換し、座標(x
i,yi)(i=1〜N)を得る。また、(12)式で
接線の傾きωを計算する。なお、各座標変換は、座標変
換部17で行われる。
【0049】道路モデルから算出される値は、(14)
式に現れているZi,Ui,Vi,Wi,ωiおよびx
i,yi(i=1〜N)である。このうち、Ziは道路
座標上で例えば3メートル間隔と予め定めておく。すな
わち、Ziを与えれば、(14)式中のAri(r=1
〜10)の値が定まる。次に、入力画像とのマッチング
を行い、Biを求める。
【0050】線対応マッチング部19は、画像入力部1
1を介してカメラ1から得られる入力画像であるエッジ
画像とモデル点接続との線対応マッチングを行う。|ω
i|≧1のとき(垂直に近い場合)は、各モデル点(x
i,yi)を中心にx軸方向に探索して、piを求め、
|ωi|<1のとき(水平に近い場合)は、y軸方向に
探索して、qiを求める。
【0051】|ωi|≧1のときは、点(xi,yi)
を中心に幅Mx 、高さMy なるウインドウを考える。こ
の中で、傾きωiの直線を発生させ、直線上のエッジ濃
度の和が最も大きい直線を選択し、直線のx座標値とx
iとの差をpiとする。すなわち、
【数15】 を求め、Ci(τ)の最大値近傍で重心を求め、piと
する。また、この時のCi(τ)の値は確からしさを表
すので、あらためてCiとおく。
【0052】また、|ωi|<1の場合も同様にqiを
求める。なお、幅Mx ,高さMy については数画素が適
当である。
【0053】以上のようにして、(14)式で示す評価
誤差のすべての係数が求められるので、最小二乗法を適
用することにより、各パラメータをパラメータ推定部2
1において推定することができる。
【0054】ここで、別の誤差尺度を考える。1つは道
路パラメータが時間的に大きく変動しないことを利用す
るものである。すなわち、Δa〜Δeは0に近いといえ
る。そこで、 EG1=Δa,EG2=Δb,EG3=Δc, EG4=Δd,EG5=Δe,EG5〜EG10 =0(15) として、それぞれの重みをGr(r=1〜5)を定数と
して定義する。
【0055】もう1つの誤差は、曲率に関するものであ
る。道路パラメータcとeはZ=0の地点の曲率の1/
2である。車両も速度が既知で、速度v(m(メート
ル)/1画面時間)で走行しているとすると、t画面前
のZ=vtの地点の曲率が現画面のZ=0の曲率になる
はずである。従って、
【数16】 但し
【数17】 とすることができる。なお、ck-1 およびek-1 はそれ
ぞれ前画面の結果である。また、ρk-1 およびμk-1
t画面前の結果から得られる曲率である。
【0056】各パラメータは最小二乗法で推定される。
すなわち、
【数18】 を最小化するように上式を各変数で微分し、それぞれ0
とおく。なお、HρおよびHμは重み定数である。この
ようにして、次に示す10元連立1次方程式
【数19】 が作成される。ここで、l(Lの小文字)は1〜10で
あり、m=1〜10である。
【0057】この10元連立1次方程式は容易に解くこ
とができる。
【0058】以上のようにして、パラメータ推定部21
において最小二乗法により各パラメータの変化量が計算
されると、これらの結果を基にカメラの挙動パラメータ
(Dx,Dy,θ,φ,φ)および道路形状パラメータ
(a,b,c,d,e)がパラメータ更新部23におい
て更新される。なお、前時刻のパラメータを添字k−1
で表し、更新されたパラメータを添字kで表す。
【0059】まず、道路形状パラメータa,b,c,
d,eは、Δa〜Δeをそのまま加えればよい。すなわ
ち、次式に示すようになる。
【0060】 a(k) =a(K-1) +Δa,b(k) =b(K-1) +Δb, c(k) =c(K-1) +Δc,d(k) =d(K-1) +Δd, e(k) =e(K-1) +Δe また、カメラの挙動パラメータDx,Dy,θ,φ,φ
は、以下のように更新される。(6)式中のパラメータ
(DU ,DU ,α,β,γ)はk−1においてすべて0
とみなせるので、DU =ΔDU ,DU =ΔDU ,α=Δ
α,β=Δβ,γ=Δγとおく。(2)式を(6)式に
代入すると、
【数20】 となる。カメラの挙動パラメータの更新により、 (U,V,W)=(U’,V’,W’) とすればよい。(2)式と(16)式を比較することに
より、
【数21】 にて求められる。なお、R-1=RT なる関係式を用い
た。θ(k) ,φ(k) ,φ(k ) は(2)式中のR31(k)
32(k) ,R12(k) から容易に求められる。
【0061】以上のようにして、各パラメータは更新さ
れるが、出力は(4)’から求められる前方Zにおける
カーブと勾配のそれぞれの曲率、すなわち水平曲率
(ρ)および垂直曲率(μ)、および車両の挙動、すな
わちカメラの挙動パラメータ(Dx,Dy,θ,φ,
φ)である。カメラの挙動パラメータのうち、道路に対
する道路端からの距離Dxおよびヨー角θについては自
動操縦や予防安全における車線逸脱警報に重要である。
【0062】図6は、上述した本発明の道路形状計測装
置を利用した追突警報装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示す追突警報装置は、カメラ1で撮像した車
両の進行方向前方の画像を本発明の道路形状計測装置1
00に供給する。該道路形状計測装置100はカメラ1
からの画像情報から車両の前方の道路形状および自車両
の位置に関する情報を判断部53に供給する。
【0063】また、図6に示す装置は、前方の車両を検
出し、該車両までの距離と方向を検出するものとして、
スキャニングレーザレーダ51を使用しており、該スキ
ャニングレーザレーダ51で検出した前車両の位置情報
を前記判断部53に供給する。判断部53は、道路形状
計測装置100から供給される道路形状および自車両の
位置情報とスキャニングレーザレーダ51から供給され
る前車両の位置情報から前車両と自車両とが同じ車線か
否かを判断するとともに、同じ車線であって、両車両の
間の距離が所定値以下に近づいた場合、警報信号を警報
装置55に供給し、例えばブザー、チャイム、音声等で
警報信号を発生する。
【0064】なお、前車両が自車両と同じ車線を走行し
ているか否かの判断は、前車両の自車両に対する位置が
(Xs,Y=0,Zs)として求まったとして、道路パ
ラメータの水平情報、(4)式においてB=0、すなわ
ち Xp=f(Zs)=aZs4 +bZs3 +cZs2 が道路中央のX座標であるから、 Xp+B>Xs>Xp の場合は、左車線 Xp−B<Xs<Xp の場合は、右車線 を走行していると判断できる。自車両の位置はDx で与
えられ、 Dx >0 の場合には、左車線 Dx <0 の場合には、右車線 である。そして、同一車線を走行していて、かつZsが
所定の距離以下まで近づいた場合に、上述したように警
報を発生すればよい。なお、例えばXs<Xp+B(車
線幅)の場合には、路側帯の障害物と判断できる。S字
道路でも正確な判断を行うことができる。
【0065】図7は、上述した本発明の道路形状計測装
置を利用した車線逸脱警報装置の構成を示すブロック図
である。同図に示す車線逸脱警報装置は、カメラ1で撮
像した車両の進行方向前方の画像を本発明の道路形状計
測装置100に供給する。該道路形状計測装置100は
カメラ1からの画像情報から車両の前方の道路形状およ
び自車両の位置に関する情報を判断部57に供給する。
また、該判断部57には、車両の方向指示器であるウイ
ンカ59からの方向変更信号が供給されている。今、例
えば車両が左車線を走行しているとして、車両が例えば
ウインカ59を出さずに、上述した道路端からの距離D
xがBより大きくなったり(Dx >B)、またはゼロよ
りも小さくなった場合(Dx <0)には、自車線を逸脱
したと見なし、判断部57は警報装置55に警報信号を
供給し、該警報装置55から警報を発生する。
【0066】更に、自動操縦について説明すると、本道
路形状計測装置では、自車両の位置の曲率と前方の曲率
が同時に求められるので、予め速度を制御する自動操縦
が可能となる。例えば、次のように制御することができ
る。
【0067】 |前方の水平曲率|>|現在の水平曲率|→減速 |前方の水平曲率|<|現在の水平曲率|→加速 前方の垂直曲率(勾配)>現在の垂直曲率(勾配)→加
速(スロットル開) 前方の垂直曲率(勾配)<現在の垂直曲率(勾配)→減
速(スロットル閉) また、例えば、ピッチ角φ、ロール角φ、高さDyの変
動が大きい場合には、減速すること等も考えられる。乗
り心地のフィードバックと言える。
【0068】また、操舵制御は、例えば (1)現在の曲率に比例した操舵角 Φk1=K・ρ (2)ヨー角が正の場合には左に操舵 Φk2=Φk-1 −δ (3)ヨー角が負の場合には右に操舵 Φk3=Φk-1 +δ (4)Dxが所定値より大きい場合右に操舵 Φk4=Φk-1 +δ (5)Dxが所定値より小さい場合左に操舵 Φk5=Φk-1 −δ とし、Φk1〜Φk5を平均した操舵角に設定すればよい。
【0069】なお、前記実施例で説明した道路座標系
(X,Y,Z)における道路モデルを定義した(4)式
では、道路モデルは画像で観測できる範囲、すなわち前
方100メートル位までを近似できればよいものとし
て、緩やかな曲率を仮定しているが、この(4)式は、
一般式として次のように表される。
【0070】
【数22】 また、(6)式は次式のようにしてもよい。
【0071】
【数23】 更に、(14)式で示した評価誤差は次式のように一般
式で表され、係数Aω,Bωは表1に示されるものとな
る。
【0072】
【数24】
【表1】 また、(16)式および(17)式はそれぞれ次に示す
(16−T)式および(17−T)式を使用して一般式
として表される。
【0073】
【数25】
【数26】
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像手段で撮像した画像から車両の進行方向前方の道路
形状を検出し、3次元曲線パラメータに基づいて3次元
座標上で定義された3次元道路モデルを演算し、この3
次元道路モデルを撮像手段の姿勢パラメータに基づいて
画像座標に変換し、前記道路形状と座標変換された3次
元道路モデルとを比較して、両者間の位置ずれを検出
し、この位置ずれから3次元曲線パラメータの変化量お
よび姿勢パラメータの変化量を推定し、各パラメータを
更新しているので、比較的簡単な数式で表されるため、
少ない計算量で高速かつ精度良く各パラメータの推定を
行い、車両前方の道路形状を適確に計測することができ
る上に、S字カーブや曲率の変化するカーブにおいても
精度良く道路形状を求めることができる。更に、車両の
地点での曲率や道路形状も推定されるので、自車両位置
の推定結果も高精度である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる道路形状計測装置の
全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】図2に示す道路形状計測装置に使用される画像
処理部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す画像処理部に使用される座標系を示
す説明図である。
【図5】図3に示す線対応マッチング部における道路モ
デルと白線との線対応マッチングを示す説明図である。
【図6】本発明の道路形状計測装置を利用した追突警報
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の道路形状計測装置を利用した車線逸脱
警報装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ 3 画像処理部 5 制御部 11 画像入力部 13 前処理部 15 道路モデル作成部 17 座標変換部 19 線対応マッチング部 21 パラメータ推定部 23 パラメータ更新部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】道路モデル作成部15および座標変換部1
7では、前時刻に推定される道路形状パラメータを基に
3次元の道路モデルを作成し、また前時刻に推定される
カメラの挙動パラメータを用いて車両座標系に座標変換
し、更に2次元の画像座標系に透視変換する。なお、本
実施例では、道路のカーブや勾配のパラメータは時間的
に変化するものと考える。カメラ1の焦点距離は既知と
し、また車両の速度成分は推定しないものとする。これ
は白線と平行に移動しても、見かけ上の白線位置は変化
しないためである。従って、推定すべきパラメータは、
前述したカメラ1の高さ(Dy)、ヨー角(θ)、ピッ
チ角(φ)、ロール角(φ)、道路端からの距離(D
x)のカメラの5軸挙動パラメータに加えて、水平曲率
(ρ)および垂直曲率(μ)を含む道路形状パラメータ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進行方向前方の道路を撮像する撮
    像手段と、該撮像手段で撮像した画像から車両の進行方
    向前方の道路形状を検出する道路形状検出手段と、3次
    元曲線パラメータに基づいて3次元座標上で定義された
    3次元道路モデルを演算する道路モデル演算手段と、前
    記道路モデル演算手段で演算された3次元道路モデルを
    前記撮像手段の姿勢パラメータに基づいて画像座標に変
    換する座標変換手段と、前記道路形状検出手段で検出さ
    れた前記道路形状と前記座標変換手段で座標変換された
    前記3次元道路モデルとを比較して、両者間の位置ずれ
    を検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段で
    検出した位置ずれから前記3次元曲線パラメータの変化
    量および前記撮像手段の姿勢パラメータの変化量を推定
    し、前記各パラメータを更新する推定更新手段とを有す
    ることを特徴とする道路形状計測装置。
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