JPH0619996Y2 - モデル銃に使用する弾ストッパ - Google Patents

モデル銃に使用する弾ストッパ

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JPH0619996Y2
JPH0619996Y2 JP1990110760U JP11076090U JPH0619996Y2 JP H0619996 Y2 JPH0619996 Y2 JP H0619996Y2 JP 1990110760 U JP1990110760 U JP 1990110760U JP 11076090 U JP11076090 U JP 11076090U JP H0619996 Y2 JPH0619996 Y2 JP H0619996Y2
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JP
Japan
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bullet
elastic ring
transfer path
stopper
fitting groove
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Application number
JP1990110760U
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JPH0473794U (ja
Inventor
輝一 川野
Original Assignee
輝一 川野
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、モデル銃に使用されて弾を一時的に停止す
る弾ストッパに関する。ところで、この明細書におい
て、モデル銃に使用される弾ストッパとは、モデル銃に
内蔵される弾ストッパと、モデル銃に弾を装填する道具
に内蔵される弾ストッパの両方を含むものとする。
【従来の技術】
モデル銃や弾の装填道具には、弾の通路にストッパを設
けたものがある。例えば、銃身の後端に弾ストッパを設
けた銃が市販されている。この銃は、銃身の後端に弾を
仮止めし、この状態で加圧ガスを供給して弾を発射する
構造をしている。 また、銃に装填するマガジンに弾を充填する道具は、弾
の供給管の先端に弾ストッパを設けることによって、上
下を逆にしたときの弾の落下を防止できる。 これ等の弾ストッパは、弾を一時的に停止できるが、強
く押圧されると押し出される機構が要求される。 このことを実現する構造として、弾の移送路の内面に、
弾性的に変形する凸起を設けた構造が使用されている。
また、銃身の内面に環状に溝を設け、この溝にOリング
を嵌入した弾ストッパも採用されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これ等従来の弾ストッパは、耐久性に欠
ける欠点がある。弾の移送路に設けた凸起は、弾が通過
する時にこれが擦られて摩耗する。凸起が摩耗するに従
って、弾を停止する力が弱くなり、長い間確実に弾を停
止できない欠点がある。 溝に嵌入したOリングも、凸起と同様に摩耗して、弾の
停止作用が次第に低下する欠点がある。また、この構造
の弾ストッパは、パイプの内面にOリングを嵌入するの
に手間がかかる欠点がある。さらに、内面に溝を設ける
のに著しく手間がかって加工コストが高くなる欠点もあ
る。 この考案は、さらにこれ等の欠点を解決することを目的
に開発されたもので、この考案の重要な目的は、極めて
簡単な構造で弾を確実に停止でき、しかも、耐久性があ
って故障しないモデル銃の弾ストッパを提供するにあ
る。
【課題を解決するための手段】
この考案のモデル銃の弾ストッパは、前述の目的を達成
するために、下記の構成を備えている。 (a)この考案の弾ストッパは、モデル銃のマガジンに
弾を装填する供給管、又はモデル銃の銃身の後端に設け
られるものである。 (b)弾ストッパは、弾の移送路1と、弾性リング2と
を備えている。 (c)移送路1の外周面には、弾性リング2の嵌入溝が
設けられている。 (d)弾性リング2の嵌入溝3は、部分的に移送路1の
内面に連結されている。 (e)嵌入溝3に嵌入された弾性リング2の一部が、移
送路1の内面に突出しており、この突出部分で弾の移送
を停止するように構成されている。
【作用効果】
この考案の弾ストッパは、弾の移送路1の外側に設けら
れておって、一部が移送路1の内面に突出する弾性リン
グ2で弾の移動を一時的に停止させる。移送路1の嵌入
溝3に嵌入された弾性リング2は、それ自体が短く収縮
しようとする弾性で、移送路1の内面に突出している。
弾性リング2が内面に突出する部分は、移送路1の内径
が細くなり、弾が通りにくくなってストッパとなる。す
なわち、移送路1の内面に突出する弾性リング2によっ
て、弾性の通過が停止される。 移送路1に停止された弾が移送方向に強く押されると、
弾性リング2が拡開して弾は通過される。拡開された弾
性リング2は、それ自体が多少伸長される。すなわち、
この考案の弾ストッパは、弾性リング2を伸長して弾を
通過させている。 これに対して、従来の弾ストッパは、凸起やOリングを
押し潰して移送路を通過させるので、弾が通過するとき
に無理な力が作用して、摩耗しやすい。 この考案の弾ストッパは、弾ストッパが極めて少し伸長
することによって、移送路を弾が通過する。このため、
弾が通過することによる弾性リングの摩耗を極めて少な
くできる。また、弾性リングが多少摩耗しても、弾性的
に収縮して、移送路の内面に突出させることができる。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。但
し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体化
するための弾ストッパを例示すものであって、この考案
の弾ストッパは、構成部品の材質、形状、構造、配置を
下記の構造に特定するものではない。この考案の弾スト
ッパは、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、
種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、
「実用新案登録請求の範囲の欄」、「従来の課題を解決
するための手段の欄」および「作用の欄」に示される部
材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示
される部材を、実施例の部材に特定するものでは決して
ない。 第1図に示す弾ストッパは、内部に弾の移送路1を設け
た移送筒4と、この移送筒4の外周に取り付けられた弾
性リング2とを備えている。 移送路1を構成する移送筒4の外周面には、弾性リング
2の嵌入溝3が設けられていう。嵌入溝3は、第2図に
示すように、ここにはめ込まれた弾性リング2の位置ず
れを防止する。 図に示すように、嵌入溝3は必ずしも移送筒4の全周に
設ける必要はない。ただ、移送筒4の全周に設けること
も可能であるのは言うまでもない。また、嵌入溝3は、
弾性リング2が移送筒4の軸方向にずれるのを阻止する
ものであるから、移送筒4の外周に所定の間隔で凸起を
設け、凸起の間に嵌入溝3を構成することも可能であ
る。 嵌入溝3は、ここに嵌入された弾性リング2を部分的に
移送路1に突出させるように、部分的に移送路1の内面
に連結されている。 嵌入溝3に嵌入された弾性リング2の一部は、移送路1
の内面に突出しており、この突出部分で弾の移送を停止
するように構成されている。 弾性リング2には、ゴム状弾性体をリング状に成形した
Oリング、または、細いバネをコイル状に卷いてこれを
リング状に連結したものが使用できる。 弾性リング2の内径は、これを嵌入溝3にはめ込むこと
によって、一部が移送路1の内面に突出するように設計
される。弾性リング2の内径で、弾の停止力を調整でき
る。弾性リング2の内径が小さいと、弾の停止力は強く
なる。それは、小さい弾性リング2を伸長して嵌入溝3
にはめ込むと、伸縮しようとする力が強くなって、移送
路1の内面に強い力で突出することが理由である。 このため、この考案の弾ストッパは、移送筒4の太さに
対する弾性リング2の内径を調整して、弾の停止力を調
整できる。また、弾性リング2に硬くて伸縮し難い材質
を使用しても、弾の停止力は強くなる。 反対に、弾性リング2に柔軟な材質を使用し、あるい
は、弾性リング2の内径を、嵌入溝3にはめ込んた状態
で、ほとんど伸びない大きさにすると、弾の停止力は弱
くなる。ただ、この状態においても、弾性リング2の一
部が移送路1に突出する内径とする必要がある。 弾性リング2は、移送路1を弾が通過するときに、移送
路1から押し出される。このため、弾性リング2は、嵌
入溝3に移動できるようにはめ込まれる。したがって、
弾性リング2の太さは、嵌入溝3の幅にほぼ等しく、あ
るいは、これよりも多少細く設計される。ただ、柔軟な
弾性リング2は、太さよりも多少幅の狭い嵌入溝3には
め込んで、移送路1の内面に突出させることも可能であ
る。 第1図ないし第3図に示す弾ストッパは、弾性リング2
を移送路1の相対向する2箇所に突出させている。この
ように、複数箇所で弾性リング2を突出させると、弾性
リング2で弾を挟む状態に停止できる。 ただ、この考案の弾ストッパは、図示しないが、1箇所
あるいは3箇所以上で、弾性リング2を移送路1内に突
出させることも可能である。 さらに、第1図ないし第3図に示す弾ストッパは、円筒
状に形成された移送筒4で移送路を構成しているが、移
送路には弾を移送できる全ての構造を利用できる。例え
ば、図示しないが、複数の線材を環状に配列して平行に
並べたもの、あるいは、横断面がU形の樋を対向して平
行に並べた構造のものも使用できる。
【考案の効果】
この考案の弾ストッパは、長期間にわたって弾を確実に
停止できる特長がある。それは、移送路の嵌入溝に嵌入
された弾性リングの一部が、移送路内に突出した弾を停
止するからである。この構造の弾ストッパは、弾性リン
グを多少伸長して弾を通過できる。このため、停止した
弾を無理なく押し出すことができる。 さらに、この考案の弾ストッパは、弾の停止力と、通過
させる力とを正確に調整できる特長もある。従来の弾ス
トッパは、凸起やOリングで弾の停止力と通過力とを調
整するので、凸起やOリングの突出量に極めて高い寸法
精度が要求された。それは、それ自体が押しつぶされて
弾を停止するので、少しの寸法誤差で、停止力と通過力
とが大幅に変動することが理由である。 この考案の弾ストッパは、弾性リングの一部を、移送路
の外側から内面に突出させて弾を停止するので、弾性リ
ングの弾性で弾の停止力と、通過力とを正確に調整でき
る。 さらまた、この考案の弾ストッパは、弾性リングを伸長
して弾を通過させるので、弾性リングの摩耗を極めて少
なくでき、また、摩耗しても弾性的に伸縮して移送路の
内面に突出するので、膨大な数の弾を通過させても、確
実に弾を停止して、耐久性を著しく延長できる特長があ
る。 さらに、この考案の弾ストッパは、移送路の外側に嵌入
溝を設けるので、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生
産できる特長もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す弾ストッパの側面
図、第2図は第1図に示す弾ストッパの縦断面図、第3
図は第1図に示す弾ストッパの横断面図である。 1……移送路、2……弾性リング、 3……嵌入溝、4……移送筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構成を有するモデル銃に使用する弾
    ストッパ。 (a)弾ストッパは、モデル銃のマガジンに弾を装填す
    る供給管、又はモデル銃の銃身の後端に設けられるもの
    である。 (b)弾ストッパは、弾の移送路(1)と、弾性リング(2)
    とを備えている。 (c)移送路(1)の外周には、弾性リング(2)の嵌入溝
    (3)が設けられている。 (d)弾性リング(2)の嵌入溝(3)は、部分的に移送路の
    内面に連結されている。 (e)嵌入溝(3)に嵌入された弾性リング(2)の一部が、
    移送路(1)の内面に突出しており、この突出部分で弾の
    移送を一時的に停止するように構成されている。
JP1990110760U 1990-10-22 1990-10-22 モデル銃に使用する弾ストッパ Expired - Lifetime JPH0619996Y2 (ja)

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JPH0473794U JPH0473794U (ja) 1992-06-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3064387U (ja) * 1999-05-28 2000-01-14 潔 伊東 身体不自由な方の介護用寝間着

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