JPH06199873A - 有機アルミニウム化合物およびそれらから誘導される線状アルコール類の製造 - Google Patents

有機アルミニウム化合物およびそれらから誘導される線状アルコール類の製造

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JPH06199873A
JPH06199873A JP5178466A JP17846693A JPH06199873A JP H06199873 A JPH06199873 A JP H06199873A JP 5178466 A JP5178466 A JP 5178466A JP 17846693 A JP17846693 A JP 17846693A JP H06199873 A JPH06199873 A JP H06199873A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 有機アルミニウム化合物およびそれらから誘
導される線状アルコール類の製造。 【構成】 コバルト置換触媒の存在下、(i)式R3
l[RはC2からC20の直鎖アルキル基である]のアル
ミニウムアルキル原料(A)と、(ii)線状アルファ
−オレフィン原料(B)とを含む混合物を反応させ、原
料A中のアルキル基の平均鎖長は約C8以上、原料Bの
平均鎖長は原料A中のアルキル基の平均鎖長よりも約C
2個分以上大きく、この反応を原料AからRに相当する
オレフィンを追い出して原料B由来のアルキル基を入れ
て原料Aよりも大きい平均アルキル鎖長のアルミニウム
トリアルキル生成物(C)を生じさせる温度と、追い出
されたオレフィン類をその反応混合物から取り出す大気
圧以下の圧力下で行う、生成物Cの製造方法。又これら
生成物Cの酸化および加水分解によって、長鎖の線状ア
ルコール類を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般に、エチレン鎖成長方法に
よる長鎖の線状アルキルアルミニウムおよびアルコール
生成物の製造に関するものであり、より詳細には、コバ
ルト触媒を用いたオレフィン置換段階を利用した改良方
法に関する。
【0002】アルキル基の1つ以上、好適にはそれらの
全てが12個以上の炭素原子、より好適には14から2
2個の炭素原子を有するアルミニウムアルキル類を酸化
および加水分解することによって、長鎖の線状第一アル
コール類を製造することができる。上記方法の典型的な
例として、トリ−エチルアルミニウムを用いたエチレン
の鎖成長反応で、ポアッソン分布を有するアルキル鎖
長、例えば曲線ピークが約C8に在る2から20+個の炭
素原子を有するトリアルキルアルミニウム化合物の混合
物を生じさせることにより、アルミニウムアルキル中間
体を生じさせる。次に、このアルミニウムアルキル中間
体を、このアルミニウムアルキル中間体よりも高い平均
炭素数を有するアルファ−オレフィン類の混合物と反応
させることで、これらのアルキル基を追い出して、増大
した平均アルキル鎖長を有するアルミニウムアルキル生
成物を生じさせる。次に、このアルミニウムアルキル生
成物の酸化および加水分解を行うことによって線状アル
コール類を製造する。典型的な熱置換反応は340−3
75℃の温度を必要としており、そしてこれは、その追
い出された高級オレフィン類がその系の中に残存するよ
うな密封系で行われている。この置換は平衡反応である
ことから、該アルミニウムアルキル中間体からより大き
い鎖長への変換が制限され、例えばオレフィンを約35
0%過剰で用いた時の変換は約80モル%に制限され、
そしてこのアルミニウムアルキル生成物は有意量のC2
およびC4アルキル基を含んでいる。このような低級ア
ルキル類は、該アルミニウムアルキル生成物を酸化およ
び加水分解した時、エタノールおよびブタノールを生
じ、従って所望の長鎖線状アルコール類の収率を低くす
る。また、アルファ−オレフィン類から内部オレフィン
への異性化がある程度生じることで、置換中のアルミニ
ウムアルキル類に付加するビニリデンオレフィン類か
ら、分枝アルコール類が生じてくる。
【0003】米国特許番号2,959,607には、本質的に大
気圧下の塩化コバルト触媒存在下で、オクテン−2に少
なくとも化学量論的量のトリイソブチルアルミニウムを
作用させることによる、少なくとも1個のn−オクチル
基を含んでいるアルミニウムアルキル類の製造が開示さ
れている。この触媒は、明らかに、この方法における異
性化触媒および置換触媒の両方として作用している。こ
れらのアルミニウムアルキル類を酸化および加水分解す
ることでオクタノール−1を製造することができる。
【0004】米国特許番号2,962,513には、100から
300パーセント化学量論的過剰のC3もしくはそれ以
上のアルファ−オレフィン類を用いて、エチルアルミニ
ウム化合物からエチレンを触媒オレフィン置換すること
による、長鎖アルミニウムアルキル類の製造方法が開示
されている。この方法では、大気圧下50から200℃
の温度で、触媒としてVIII族金属の塩類および酸化
物が用いられている。この反応ではエチレンが発生す
る。
【0005】米国特許番号3,784,623には、アルファ−
オレフィン類から内部オレフィン類への増大した異性化
傾向の制御方法が開示されており、この傾向は触媒置換
に関連したものであることから、ここでは、この過程に
抑制剤もしくは触媒不活性化剤を添加することによって
制御が行われている。
【0006】我々はここに、この置換過程に異性化抑制
剤もしくは触媒不活性化剤を添加する必要なく、内部オ
レフィン類への異性化をアルファ−オレフィン生成物の
1−3モル%のみに制限しながら、穏やかな温度でアル
ミニウムアルキル類の触媒置換を達成する有効な方法を
与えるものである。これらの高級アルミニウムアルキル
生成物が含んでいる低級アルキルおよび分枝アルキル化
合物の量もまた、該熱置換方法より低く、その結果とし
て、これらのアルミニウムアルキル類を用い、酸化およ
び加水分解で長鎖の線状第一アルコール類を製造する
時、これらのアルコール生成物は改良された純度を有す
る。
【0007】本発明に従い、触媒量のコバルト置換触媒
の存在下、(i)式R3Al[式中、Rは、C2からC20
の直鎖アルキル基を表し、そして各々のRは同一もしく
は異なっていてもよい]で表される1種以上のアルミニ
ウムアルキル類を含んでいるアルミニウムアルキル原料
と、(ii)1種以上のアルファ−オレフィン類を含ん
でいる線状アルファ−オレフィン原料と、を含んでいる
混合物を反応させることを含み、ここで、上記アルミニ
ウムアルキル原料中のアルキル基の平均鎖長は少なくと
も約C8であり、そして上記アルファ−オレフィン原料
の平均鎖長は、上記アルミニウムアルキル原料中の該ア
ルキル基の平均鎖長よりも炭素数で少なくとも約2個分
大きく、そしてここで、この反応を、上記アルミニウム
アルキル原料からRに相当するオレフィンを追い出して
それらの位置に上記線状アルファ−オレフィン原料由来
のアルキル基を入れることで上記アルキルアルミニウム
原料中よりも大きい平均アルキル鎖長を有するアルミニ
ウムトリアルキル生成物を生じさせるに充分な温度と、
追い出されたオレフィン類をその反応混合物から取り出
すような大気圧以下(sub-atmospheric)の圧力下で行
う、アルミニウムトリアルキル生成物の製造方法を提供
する。
【0008】また、(a)(i)式R3Al[式中、R
は、C2からC20の直鎖アルキル基を表し、そして各々
のRは同一もしくは異なっていてもよい]で表される1
種以上のアルミニウムアルキル類を含んでいるアルミニ
ウムアルキル原料と、(ii)1種以上の線状アルファ
−オレフィン類を含んでいる線状アルファ−オレフィン
原料と、を含んでいる混合物を反応させ、ここで、上記
アルミニウムアルキル原料中のアルキル基の平均鎖長は
少なくとも約C8であり、そして上記アルファ−オレフ
ィン原料の平均鎖長は、上記アルミニウムアルキル原料
中の該アルキル基の平均鎖長よりも炭素数で少なくとも
約2個分大きく、そしてここで、この反応を、上記アル
ミニウムアルキル原料からRに相当するオレフィンを追
い出してそれらの位置に上記線状アルファ−オレフィン
原料由来のアルキル基を入れることで上記アルキルアル
ミニウム原料よりも大きい平均アルキル鎖長を有するア
ルミニウムトリアルキル生成物を生じさせるに充分な温
度と、追い出されたオレフィン類をその反応混合物から
取り出すような大気圧以下の圧力下で行い、(b)この
アルミニウムトリアルキル生成物を酸化した後、(c)
この酸化されたアルミニウムトリアルキル生成物を加水
分解することで、上記アルミニウムトリアルキル生成物
中のアルキル基に相当する線状アルコール類を生じさせ
る、段階を含む、線状アルコール類の製造方法も提供す
る。
【0009】このアルミニウムアルキル原料は、式R3
Al[式中、Rは、同一もしくは異なっていてもよいC
2からC20の直鎖アルキル基を表す]で表される1種以
上の化合物を含んでいる。このアルミニウムアルキル原
料中のアルキル基は、少なくとも約C8、好適にはC8
らC12の平均鎖長を有しており、より好適には約C10
平均鎖長を有しており、C2からC10材料の量は少なく
とも約60重量%である。この原料は、C2−C4アルフ
ァ−オレフィン、通常エチレンを、アルミニウムアルキ
ル、例えばトリエチルアルミニウムと反応させて、アル
キル基の鎖長がポアッソンもしくは擬ポアッソン分布を
有するアルミニウムアルキル生成物を生じさせる、よく
知られているチーグラー(Ziegler)鎖成長方法で製造
され得る。
【0010】例えば、洗剤製造で有効な線状第一アルコ
ール類に好適な鎖長はC10からC18、特にC12からC14
である。このような鎖長を有するアルミニウムアルキル
生成物を製造する目的で該鎖成長方法を用いる場合、あ
まり有効でないC20+のヘビーエンドも所望量以上生じ
る。従って、平均鎖長が上に記述した平均鎖長よりも低
いアルミニウムアルキル原料を製造した後、平均鎖長が
炭素数で少なくとも約2個以上大きいアルファ−オレフ
ィン類をモル過剰で用いて該低級アルキル基を追い出す
ことにより、より高級な(heavier)アルミニウムアル
キル生成物を生じさせ、これを用いて該アルコール類を
製造する方がより有効である。例えば、鎖長がC10から
18のアルファ−オレフィン類。トリエチルアルミニウ
ム上のエチレン鎖成長反応を行い、低級(lighter)オ
レフィン類、例えばエチレンおよび/またはブテンでア
ルキル基を追い出すことにより、α−オレフィン類の混
合物を生じさせた後、分別蒸留で所望の長鎖アルファ−
オレフィン類を分離することによって、上記アルファ−
オレフィン類を製造することができる。特に、洗剤用ア
ルコール類を製造するに有効な原料は、C12からC14
平均鎖長を有するC10からC18のアルファ−オレフィン
類から成る混合物である。単一炭素数がC10からC18
アルファ−オレフィン原料を追い出しで用いることもで
きる。
【0011】平衡反応を動かして、該アルミニウムアル
キル類から低級アルキル類を追い出すのを助長するため
には、トリアルキルアルミニウム原料流れの量よりも少
なくとも50%から1,000%化学量論的過剰で、追
い出し用オレフィン類を用いる。
【0012】適切なコバルト置換触媒には、これに限定
されるものではないが、アセチルアセトンコバルト、好
適にはカルボン酸コバルト、即ちナフテン酸コバルト、
酢酸コバルト、コバルトタレート(tallate)、(ステ
アリン酸)コバルトまたはオクチル酸コバルトが含まれ
る。これらの触媒は、内部オレフィンへの異性化を驚く
べきほど小さくしながら(約5モル%未満)穏やかな温
度で置換反応を生じさせるに有効である。
【0013】この触媒は、例えば、アルミニウムアルキ
ルとオレフィン原料の全重量を基準にして5から100
ppm、好適には10から50ppmのコバルトから成
る触媒量で用いられる。それ以上の量を用いることも可
能であるが、この工程のコストを上昇させる。
【0014】この置換反応を50から150℃、好適に
は65から130℃の比較的穏やかな温度および5から
100mmHgの減圧下で実施してもよく、この置換反
応を行っている間に低級、例えばC2からC10のアルフ
ァ−オレフィン類をフラッシュ除去することにより、該
トリアルキルアルミニウム生成物中のアルキル基が、よ
り高級なC12からC18炭素数にシフトするのを増強する
ことができる。このようにして追い出されたオレフィン
類を取り出すことで、エチルおよびブチル基の量も最小
限になり、その結果として、このアルコール生成物中の
副生成物であるエタノールとブタノールの量も最小限に
なる。
【0015】バッチ式もしくは連続式方法のどちらかで
この方法を実施することが可能であり、そして好適に
は、フロースルー(flow-through)、プラグフロー(pl
ug-flow)反応槽を用い、所望度合の変換、例えばアル
ファ−オレフィン類から内部オレフィン類への異性化の
如き副反応を最小限にしながら、C8を基準にして、こ
のアルミニウムアルキル原料中のアルキル基の少なくと
も約50モル%、好適には70から85モル%が変換さ
れるに充分な時間行うことができる。1から45分の滞
留時間が一般に満足できるものであり、好適には2から
20分間である。
【0016】以下に示す実施例を用いて本発明を更に説
明するが、それらに限定することを意図したものではな
い。
【0017】
【実施例】連続的2段階の置換装置を用いて実施例1を
行う。以下の一般的操作に従って実験1−14を実施し
た。
【0018】窒素下の原料タンクに入っている、トリ−
n−オクチルアルミニウムと約2倍モル過剰の1−テト
ラデセン(C14)の混合物を、水冷コンデンサに連結し
ている液体−気体分離カラムと温度指示器が備わってい
る3つ口の加熱第一反応槽の入り口チューブに、2から
100cc/分の送り速度で連続的にポンプ輸送した。
上記コンデンサの出口末端に受け槽と真空ラインを連結
した。反応混合物の全重量を基準にした選択触媒濃度で
ある5から25ppmのコバルトになるように、選択し
た量のナフテン酸コバルト触媒(石油溶媒中6重量%)
を、供給用容器から反応体送りラインにポンプ輸送し
た。Zinelliゲージとマノメーターが備わっている真空
ラインに連結している第一真空ポンプで達成される30
から65mmHgの圧力下で、上記第一反応槽を220
−265度F(105か130℃)の温度に加熱した。
このアルミニウム上のn−オクチル基の一部がn−テト
ラデシル基によって追い出され、そしてこの得られるn
−オクテンを、上記カラムを通して取り出した後、凝縮
させて上記受け槽の中に入れた。この部分置換された反
応混合物を、該第一反応槽の液体レベルの下に取り付け
られている出口チューブを通して取り出した後、第二反
応槽の入り口チューブに送り込んだ。この第二反応槽
は、該第一反応槽と同様な装備を有していたが、これの
出口チューブは生成物受け槽に連結していた。この第二
反応槽を約11mmHgの圧力で運転することによる圧
力差を用いて、この第二反応槽に反応混合物を移動させ
た。追い出された1−オクテンを、再び取り出し、凝縮
させた後、集めた。この第一反応槽における滞留時間は
1から5分間(好適には1−2分)の範囲であり、第二
段階は5から20分間(好適には4−6分)であった。
該第一段階で生じる反応混合物の一部および生成物を分
析することで、置換パーセントと不純物の量を測定し
た。実験1−14に関する工程パラメーターと結果を以
下の表1に示し、ここで、パーセントはモルである。
【0019】
【表1】
【0020】実験8で、内部オレフィンへの異性化を5
%未満にしながら90%に及ぶ置換を達成したコバルト
触媒実験とは対照的に、ニッケル触媒を用いた置換で
は、内部オレフィンへの異性化が30−60%生じた。
【0021】生成物であるC14アルミニウムアルキル類
を、酸化および加水分解方法でアルコール類に変換する
ことができる。我々は、該アルキルアルミニウム生成物
をアルコール類に変換する前の生成物から残存コバルト
触媒を除去する必要がないことを見い出した。実際、平
均酸化率が上昇することが観察された。
【0022】この酸化装置には、1リットルのParr反応
槽と、冷却および気体/液体分離のためのポンプアラウ
ンド(pump-around)ループが備わっている。ロータメ
ータを通して、空気または窒素を、この反応槽が有する
撹拌機の下のディップチューブに送り込むことができ
る。アルミニウムアルキルをタンクからロータメータを
通して該循環ループに送り込む。運転中、液体/気体混
合物を該反応槽からK.O.ポットに移動させ、ここ
で、気体(窒素)を分離して排気することにより、酸素
分析装置に送る。次に、この液体を、冷却器とロータメ
ータを通してポンプ輸送することにより、この反応槽に
戻す。その送り速度と同じ速度で、この装置から液体生
成物を取り出す。
【0023】第一酸化段階において、アルミニウムアル
キルを連続して送り込み、そして生成物をこのシステム
から取り出す。第二酸化段階では、アルミニウムアルキ
ルの送り込みと取り出しを行わず、この系をバッチ様式
で運転する。各々の段階に関する運転操作は下記の通り
である。
【0024】第一酸化 1. アルキル/オレフィン混合物を原料タンクに満た
す。
【0025】2. 約1リットルの原料を反応槽にポン
プ輸送し、ギアポンプの運転を開始して、K.O.ポッ
トから液体を循環させ、冷却装置を通してオートクレー
ブに戻す。
【0026】3. 空気を用いたバッチ式酸化を20−
25分間行うことで、酸化を60−65%にする。反応
槽の圧力を40psigに維持する。
【0027】4. 約40g/分でアルミニウムアルキ
ルの送り込みを開始し、そして同じ速度で生成物の取り
出しを開始する。温度を115−150度Fに維持す
る。
【0028】5. 約2リットルの生成物が集められた
後、生成物のサンプリングを行い、そして空気とアルミ
ニウムアルキルの送り込みを停止する。
【0029】第二酸化 1. この反応槽の圧力を開放して排気した後、TiC
4触媒を計量して加える。
【0030】2. この反応槽に圧力をかけて40ps
igにし、循環ループを開始し、そして120度Fに加
熱する。
【0031】3. 空気の送り込みを開始し、そして温
度をゆっくりと160度Fに上昇させる。
【0032】4. 排気中のO2が8%に到達した時点
で、窒素を一緒に送り込むことによる均熱期間を開始し
て、この排気内のO2を8%に維持する。
【0033】5. 均熱期間を2時間継続した後、冷却
して生成物を取り出す。
【0034】第二酸化で得られる生成物を、Ropeワイプ
トフィルム(wiped-film)蒸留器に送り込み、ここで、
5mmHgの真空下、底部温度を最低で450度Fに維
持しながら、該アルコキサイドから溶媒および炭化水素
不純物を除去する。
【0035】第二酸化で5ppmのコバルトが存在して
いると、この酸化率が少なくとも25%上昇すると共に
収率が若干上昇する(通常93−95%であるのに対し
て95−97%)ことが観察された。アルコキサイド脱
溶媒中に遊離アルコール量がいくらか上昇することが確
認された。酸加水分解すると、このコバルトの全てが回
収されると共に、以下のシミュレーションの場合と同
様、みょうばんが回収された。この粗アルコール生成物
を洗浄して蒸留することにより、規格内のアルコール画
分が得られた。この均熱期間を短くするか或はなくすこ
とによって、酸化中に遊離アルコールが生じるのを最小
限にすることが可能であると期待される。
【0036】この加水分解方法に従って、該ワイプトフ
ィルム蒸留器からの生成物であるアルコキサイドAl
(OR)3を、循環ループ中で硫酸と反応させることに
より、粗アルコールとみょうばんAl2(SO43が生
じる。この生成混合物は2相系であり、この混合物から
そのみょうばんを分離する。次に、この粗アルコールの
酸洗浄、苛性洗浄、および2回の水洗浄を行う。
【0037】残存触媒が存在していることの模擬を行う
目的で、20ppmのコバルトを添加して、通常のアル
コキサイド原料を加水分解した。コバルト無しの加水分
解に比較して、該コバルトによる工程の変化は生じず、
そして添加したコバルトの全てがそのみょうばんの中に
見いだされた。
【0038】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0039】1. 触媒量のコバルト置換触媒の存在
下、(i)式R3Al[式中、Rは、C2からC20の直鎖
アルキル基を表し、そして各々のRは同一もしくは異な
っていてもよい]で表される1種以上のアルミニウムア
ルキル類を含んでいるアルミニウムアルキル原料と、
(ii)1種以上の線状アルファ−オレフィン類を含ん
でいる線状アルファ−オレフィン原料と、を含んでいる
混合物を反応させることを含み、ここで、上記アルミニ
ウムアルキル原料中のアルキル基の平均鎖長は少なくと
も約C8であり、そして上記アルファ−オレフィン原料
の平均鎖長は、上記アルミニウムアルキル原料中の該ア
ルキル基の平均鎖長よりも炭素数で少なくとも約2個分
大きく、そしてここで、この反応を、上記アルミニウム
アルキル原料からRに相当するオレフィンを追い出して
それらの位置に上記線状アルファ−オレフィン原料由来
のアルキル基を入れることで上記アルキルアルミニウム
原料中よりも大きい平均アルキル鎖長を有するアルミニ
ウムトリアルキル生成物を生じさせるに充分な温度と、
追い出されたオレフィン類をその反応混合物から取り出
すような大気圧以下の圧力下で行う、アルミニウムトリ
アルキル生成物の製造方法。
【0040】2. 上記アルミニウムアルキル原料中の
該アルキル基がC8からC12の平均鎖長を有しており、
上記線状アルファ−オレフィン原料がC12からC14の平
均鎖長を有しており、そして追い出されたC10以下のオ
レフィン類を上記反応混合物から取り出す、第1記載の
方法。
【0041】3. 該アルミニウムアルキル原料がアル
ミニウムアルキル類の混合物を含んでおり、そして上記
線状アルファ−オレフィン原料が、C10からC18の鎖長
を有するアルファ−オレフィン類の混合物を含んでい
る、第2項記載の方法。
【0042】4. 該アルミニウムアルキル原料の平均
鎖長がC10であり、ここで、上記アルミニウムアルキル
原料中のC2からC10アルキル基の割合が、それのアル
キル基の全重量の約60重量%である、第3項記載の方
法。
【0043】5. 上記コバルト触媒がアセチルアセト
ンコバルトおよびカルボン酸コバルトから選択され、そ
して上記触媒量が、アルミニウムアルキル原料と線状ア
ルファオレフィンの全重量を基準にして5から100p
pmである、第1項記載の方法。
【0044】6. 上記温度が50から150℃であ
り、そして上記圧力が5から100mmHgである、第
5項記載の方法。
【0045】7. 該アルミニウムアルキル原料が、ア
ルキル基の平均鎖長がC8からC12であるアルミニウム
アルキル類の混合物を含んでおり、そして該線状アルフ
ァ−オレフィン原料が、鎖長がC10からC18でありそし
て平均鎖長がC12からC14であるアルファ−オレフィン
類の混合物を含んでいる、第6項記載の方法。
【0046】8. アルミニウムアルキル原料の量より
も少なくとも約50%化学量論的過剰量の線状アルファ
−オレフィン原料を用い、そして上記アルミニウムアル
キル原料中のアルキル基の少なくとも約50モルパーセ
ントを線状アルファ−オレフィンで追い出す、第7項記
載の方法。
【0047】9. (a)第1から8項いずれかの方法
でアルミニウムトリアルキル生成物を製造し、(b)こ
の反応混合物中で、生成してきたアルミニウムトリアル
キルを酸化した後、(c)この酸化されたアルミニウム
トリアルキル生成物を加水分解することで、上記アルミ
ニウムトリアルキル生成物から該アルキル基に相当する
線状アルコール類を生じさせる、段階を含む、線状アル
コール類の製造方法。
【0048】10. 上記コバルト触媒が段階(b)で
存在しており、そして上記アルミニウムトリアルキル生
成物の酸化率を上昇させる働きをする、第9項記載の方
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・リー・コツクス アメリカ合衆国テキサス州77062ヒユース トン・バンフ15430

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒量のコバルト置換触媒の存在下、
    (i)式R3Al[式中、Rは、C2からC20の直鎖アル
    キル基を表し、そして各々のRは同一もしくは異なって
    いてもよい]で表される1種以上のアルミニウムアルキ
    ル類を含んでいるアルミニウムアルキル原料と、(i
    i)1種以上の線状アルファ−オレフィン類を含んでい
    る線状アルファ−オレフィン原料と、を含んでいる混合
    物を反応させることを含み、ここで、上記アルミニウム
    アルキル原料中のアルキル基の平均鎖長は少なくとも約
    8であり、そして上記アルファ−オレフィン原料の平
    均鎖長は、上記アルミニウムアルキル原料中の該アルキ
    ル基の平均鎖長よりも炭素数で少なくとも約2個分大き
    く、そしてここで、この反応を、上記アルミニウムアル
    キル原料からRに相当するオレフィンを追い出してそれ
    らの位置に上記線状アルファ−オレフィン原料由来のア
    ルキル基を入れることで上記アルキルアルミニウム原料
    中よりも大きい平均アルキル鎖長を有するアルミニウム
    トリアルキル生成物を生じさせるに充分な温度と、追い
    出されたオレフィン類をその反応混合物から取り出すよ
    うな大気圧以下の圧力下で行う、アルミニウムトリアル
    キル生成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)請求項1の方法でアルミニウムト
    リアルキル生成物を製造し、(b)この反応混合物中
    で、生成してきたアルミニウムトリアルキルを酸化した
    後、(c)この酸化されたアルミニウムトリアルキル生
    成物を加水分解することで、上記アルミニウムトリアル
    キル生成物から該アルキル基に相当する線状アルコール
    類を生じさせる、段階を含む、線状アルコール類の製造
    方法。
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