JPH06199066A - 平板印刷版で使用するスクラッチ除去および不感脂化剤組成物 - Google Patents

平板印刷版で使用するスクラッチ除去および不感脂化剤組成物

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JPH06199066A
JPH06199066A JP5238194A JP23819493A JPH06199066A JP H06199066 A JPH06199066 A JP H06199066A JP 5238194 A JP5238194 A JP 5238194A JP 23819493 A JP23819493 A JP 23819493A JP H06199066 A JPH06199066 A JP H06199066A
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JP5238194A
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John E Walls
イー.ウォールズ ジョン
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 平板印刷版の非画像領域中のスクラッチを処
理し、スクラッチ領域がインクを受け付けないようにス
クラッチ領域を不感脂化するのに有用な、(1)少なく
とも2対1のSiO2 対M2 O(Mはアルカリ金属を表
す)の比を有するアルカリ金属珪酸塩、(2)式M3
4 (Mはアルカリ金属を表す)の燐酸塩、(3)有機
溶剤、(4)非イオン性界面活性剤、および(5)水、
を含んで成る、スクラッチ除去および不感脂化剤組成
物。 【効果】 平板印刷版の非画像領域中のスクラッチを処
理し、スクラッチ領域がインクを受け付けないように不
感脂化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に平板印刷、特
にアルミニウム支持体を有する平板印刷版を処理するた
めの新規な方法および組成物に関する。さらに具体的に
この発明は、平板印刷版の非画像領域からスクラッチを
除去するため、そして非画像領域がインクを受け付けな
くするようにその領域を不感脂にするために特に適した
スクラッチ除去および不感脂化剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】平板印刷の技術は油と水の不混和性に基
づいており、油性物質もしくはインクが、画像領域によ
って優先的に保持され、水もしくはファウンテン(fo
untain)が非画像領域によって優先的に保持され
る。適切に調製された面を水で湿らしその後インクを塗
布する場合、背景もしくは非画像領域は水を保持しイン
クをはじくのに対し、画像領域はインクを受け入れ水を
はじく。画像領域上のインクは、その後画像が再生され
る物質(例えば、紙、織物等)の面に移動する。通常、
インクはブランケットと呼ばれる中間物に転移し、画像
が再生されると次にまたインクをブランケットの面に転
移させる。
【0003】オフセット印刷の技術分野では、印刷版は
大部分がもっぱらアルミニウム支持体で作成されてい
る。本質的にアルミニウムは比較的に軟質の金属である
ので、印刷版が、使用中にスクラッチもしくはその他の
損傷をうけることがしばしばである。アルミニウムは、
多年、平板印刷版の支持体として使用されている。その
様な使用の目的でアルミニウムを調製するためには、グ
レイニングプロセス(graining proces
s)および続いて陽極酸化処理を受けることが典型的で
ある。グレイニングプロセスは、次に塗布される輻射線
−感光性塗膜の接着性を改良し、印刷版の背景領域の水
−受容特性を高めるのに役に立つ。グレイニングするこ
とは、印刷版の性能および耐久性の両方に影響を与え、
グレイニングの良し悪しは、印刷版の全体品質を決定す
る決定的因子である。細かい、均一な即ち孔の無いグレ
イニングは、最高の品質性能を実質的に与える。
【0004】機械的グレイニングプロセスおよび電解グ
レイニングプロセスの両方とも、周知であり、平板印刷
版の製造において広く使用される。最適な結果は通常電
解グレイニングを使用することを通して達成され、電解
グレイニングは又当該技術分野において電気化学的グレ
イニングもしくは電気化学的荒引きともよばれるが、平
板印刷版製造の使用において提唱される電解グレイニン
グプロセスには、非常に多くの異なった処理がある。電
解グレイニングプロセスは、例えば、米国特許第3,7
55,116号、同3,887,447号、同3,93
5,080号、同4,087,341号、同4,20
1,836号、同4,272,342号、同4,29
4,672号、同4,301,229号、同4,39
6,468号、同4,427,500号、同4,46
8,295号、同4,476,006号、同4,48
2,434号、同4,545,875号、同4,54
8,683号、同4,564,429号、同4,58
1,996号、同4,618,405号、同4,73
5,696号、同4,897,168号、および同4,
919,774号明細書に記載されている。
【0005】電気化学的グレイニングプロセスの使用に
おいては、非常に純粋で、従って非常に軟らかいアルミ
ニウムを使用することが要求され、そしてこのことはス
クラッチ生成の問題をさらに悪化させる。平板印刷版の
製造では、グレイニングプロセスは典型的に陽極酸化処
理を伴い、硫酸もしくは燐酸を使用し、陽極酸化処理は
典型的にその表面を親水性にする、例えばサーマルシリ
ケーションもしくはエレクトロシリケーションのような
処理を伴う。陽極酸化工程は陽極酸化層を提供するのに
役立ち、少なくとも0.3g/m2 の層を形成するよう
に望ましく制御される。アルミニウムを陽極酸化して陽
極酸化皮膜を形成し、その後陽極酸化面を、シリケーショ
ンのような技法により親水性にする工程は、当該技術分
野においては周知であり、本明細書で詳しい説明を必要
としない。
【0006】平板印刷版を陽極酸化する処理に関する多
くの特許の中から包含されるものは、米国特許第2,5
94,289号、同2,703,781号、同3,22
7,639号、同3,511,661号、同3,80
4,731号、同3,915,811号、同3,98
8,217号、同4,022,670号、同4,11
5,211号、同4,229,266号、および同4,
647,346号で有る。
【0007】親水性障壁層を形成するのに有用な多くの
物質の例は、ポリビニル燐酸、ポリアクリル酸、ポリア
クリルアミド、珪酸塩、ジルコン酸塩、およびチタン酸
塩である。平板印刷版に使用される親水性障壁層に関す
る多くの特許の中から包含されるものは、米国特許第
2,714,066号、同3,181,461号、同
3,220,832号、同3,265,504号、同
3,276,868号、同3,549,365号、同
4,090,880号、同4,153,461号、同
4,376,914号、同4,383,987号、同
4,399,021号、同4,427,765号、同
4,427,766号、同4,448,647号、同
4,452,674号、同4,458,005号、同
4,492,616号、同4,578,156号、同
4,689,272号、同4,935,332号、およ
び欧州特許第190,643号である。
【0008】陽極酸化処理は、版の表面を摩耗に耐える
ようにし、それに塗布される感光性塗膜の接着性を高め
ることを意図するが、それによって形成される酸化層
は、非常に薄くそのため損傷を受け易い。そのうえ、酸
化層の硬度は用いる陽極酸化処理の特性に依存し、より
軟らかい程スクラッチからの損傷をより受け易い。多く
の印刷所の環境のため、印刷版を種々の条件および取り
扱い方法に十分に耐えるように常に強固にすることはで
きそうもない。版は、しばしば印刷する前にスクラッチ
傷を受ける。そのスクラッチが浅く、かつ酸化層を通し
て壊れない場合、もしくは画像領域に生じた場合は、印
刷品質は影響を受けない。しかし多くの場合、酸化層は
重大な損傷を受け、損傷領域はインク受容性となる。印
刷技術者は、これらの損傷領域を親水性する種々の解決
方法を試みるが、典型的にそれらの試みは効果が無いか
有っても短い。印刷版ならびに印刷機に付随する化学品
を製造する者は、通常、修正の効果を延ばすかもしくは
永久的にするような、親水性を回復する傾向のスクラッ
チ除去組成物を製造する。典型的に、これらの組成物
は、十分に受け入れ可能な方法では実施できない。使用
が容易で、印刷技術者が、通常の方法で印刷版を使用す
ることができる高い可能性を有し、それを置き換える必
要が無い、即ち広範囲の修正処理のために印刷を過度に
止める体験をする必要のないように、種々の条件下で損
傷領域を効果的に不感脂化する組成物を明かにすること
が、目的と成っていた。これは、達成するのに非常に困
難であることがわかっている。
【0009】平板印刷版のためのスクラッチ除去剤およ
び不感脂化剤として使用するための、そして/または版
洗浄剤および版仕上げ剤のようなそれに関連する機能の
ための多くの組成物が提案されている。これらの例は、
米国特許第4,258,122号明細書(1981年3
月24日発行)に記載されているような、珪酸塩、湿潤
剤および親水性コロイドを含有している不感脂化剤組成
物;米国特許第4,340,509号明細書(1982
年7月20日発行)に記載されているような、燐酸三ナ
トリウム、メタ珪酸ナトリウム、ピロ燐酸四カリウム、
非イオン界面活性剤およびジアルキルポリシロキサンか
ら成るファウンテン;米国特許第4,399,243号
明細書(1983年8月16日発行)に記載されている
ような、油中水形乳剤から成るスクラッチ除去剤組成
物;米国特許第4,576,743号明細書(1986
年3月18日発行)に記載されているような、珪酸塩お
よび陽イオンもしくは両性界面活性剤から成る版洗浄剤
組成物;米国特許第4,778,616号明細書(19
88年10月18日発行)に記載されているような、燐
酸三ナトリウム、メタ珪酸ナトリウムおよび陰イオン界
面活性剤から成るスクラッチ除去剤組成物、ならびに米
国特許第4,886,553号明細書(1989年12
月12日発行)および同4、997、588号明細書
(1991年3月5日発行)に記載されているような、
有機溶剤、メタ珪酸ナトリウムおよび非イオン性界面活
性剤をから成る版洗浄剤組成物を包含する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が示唆するとこ
ろは、従来技術の組成物の欠点を克服し、平板印刷版の
技術分野のニーズに効果的に適合する、新規で改良され
たスクラッチ除去および不感脂化剤組成物を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に従う、平板印刷
版の使用のためのスクラッチ除去および不感脂化剤組成
物は、(1)少なくとも2対1のSiO2 対M2 O(M
はアルカリ金属を表す)の比を有するアルカリ金属珪酸
塩、(2)式M3 PO4 (Mはアルカリ金属を表す)の
燐酸塩、(3)有機溶剤、(4)非イオン性界面活性
剤、および(5)水、をから成る。
【0012】本発明の新規なスクラッチ除去および不感
脂化剤組成物は、グレイニングプロセスおよび陽極酸化
処理されたアルミニウム支持体を有する平板印刷版の非
画像領域中のスクラッチに塗布することによって、本発
明の方法において使用される。当該組成物でのスクラッ
チの処理は、例えば、フエルト−チップペンで塗布する
ことにより、版がインクを受け入れないようにスクラッ
チされた領域を不感脂にすることである。
【0013】アルカリ金属珪酸塩は、恒久的に親水性層
を形成するのに有用である。珪酸ナトリウムが好まし
い。珪酸カリウムおよび珪酸リチウムもまた非常に効果
的であるが、著しく価格が高いため、あまり望ましくな
い。親水性層を恒久的に形成するためには、SiO2
2 Oの比が少なくとも2対1と成ることが特に重要で
ある。本発明に使用する特に好ましい珪酸塩は、Phi
ladelphia Quartz Corporat
ionから市販されているシリケート(SILICAT
E)Dである。それは2.5対1のSiO2 対Na2
比を有する。メタ珪酸ナトリウム(Na2 SiO3 の化
学式、1対1のSiO2 対Na2 O比を有する)は本発
明の目的には適当でない。これはアルミニウムを溶解す
る力があり、それにより永久的な親水性層の形成を妨げ
る。
【0014】本発明の新規組成物に使用される燐酸塩
は、わずかにエッチ処理をすることによりアルミニウム
の表面を活性化するのに有用である。燐酸塩が表面でア
ルミニウムと反応して、表面の一部として残留する不溶
性親水性塩を生成することも可能である。燐酸三ナトリ
ウムを使用するのが好ましい。対応する燐酸カリウムお
よび燐酸リチウム、即ち燐酸三カリウムおよび燐酸三リ
チウムも又有効であるが、価格が非常に高いのであまり
望ましくない。三塩基性燐酸塩のみが本発明の目的のた
めに有効であり、一塩基性および二塩基性燐酸塩は、本
明細書で説明されているスクラッチおよび不感脂化剤組
成物においては有効でない。
【0015】非イオン界面活性剤の主な機能は界面張力
を弱めることであり、有機溶剤は主としてインクおよび
その他の界面不純物の除去を助け、それにより活性な成
分が、同時に相反する背景親水性もしくは画像親油性に
影響を与えることなしに砂目構造に良好に浸透すること
を促進する。本発明のスクラッチ除去および不感脂化剤
組成物は、背景部に印刷される平板印刷版の損傷部分を
十分に不感脂化された清浄な印刷面に効果的に回復する
能力を有している。本発明の組成物は、スクラッチによ
り損傷されている版の背景部領域のみならず、調色もし
くはスカム(scumming)のために印刷される背
景部分をも効果的に不感脂化するであろう。
【0016】
【具体的な態様】本明細書において使用されている「ア
ルミニウム」の語は、その語の前後の文意によって、純
粋なアルミニウムおよびアルミニウム合金の両方を包含
することを意図する。適切なアルミニウム合金は、任意
の少量の、珪素、鉄、銅、マンガン、マグネシウム、亜
鉛、チタン、クロム、ニッケル等を含有する合金を包含
する。
【0017】本発明のスクラッチ除去および不感脂化剤
組成物は、広範囲の平板印刷版について有用である。例
えば、ネガ型およびポジ型の双方に有用である。輻射線
−感光性ポリマーの使用をベースとする版およびジアゾ
樹脂の使用をベースとする版を、本明細書に記載されて
いる当該組成物で有効に処理することができる。上述の
ように、本発明のスクラッチ除去および不感脂化剤組成
物は: (1)少なくとも2対1のSiO2 対M2 O(Mはアル
カリ金属を表す)の比を有するアルカリ金属珪酸塩、
(2)式M3 PO4 (Mはアルカリ金属を表す)の燐酸
塩、(3)有機溶剤、(4)非イオン性界面活性剤、お
よび(5)水、を含んでなる。
【0018】アルカリ金属珪酸塩は、典型的に約0.5
〜約15重量%、好ましくは約2〜約8重量%の組成を
示し、三塩基性燐酸塩は、典型的に約0.1〜約12重
量%、好ましくは約1〜約4重量%の組成を示し、有機
溶剤は、典型的に約1〜約40重量%、好ましくは約5
〜約15重量%の組成を示し、非イオン性界面活性剤
は、典型的に約0.01〜約4重量%、好ましくは約
0.3〜約1重量%の組成を示し、水は、典型的に約3
0〜約98重量%、好ましくは約75〜約90重量%の
組成を示す。
【0019】本発明の組成物の使用では、アルカリ金属
珪酸塩および三塩基性燐酸塩は、相互に作用してスクラ
ッチ、摩耗および取り扱い上の欠陥の不都合な影響を予
防する、強固な継続的および永久的親水性層を提供す
る。珪酸塩/燐酸塩系は活性化できず、従ってインクお
よびその他の油性の夾雑物が除去されない場合は、最後
にはアルミニウム面を不活性にする。これが有機溶剤の
主な機能である。この目的のために非常に広範囲の有機
溶剤が有用である。好ましい有機溶剤は低濃度で、低毒
性で、印刷版上に残留するほどゆっくりと蒸発するので
なく十分に効果が有る程度にゆっくりと蒸発するもので
有る。好ましくは、有機溶剤は水混和性である。
【0020】グリコールエーテルは、本発明のスクラッ
チ除去および不感脂化剤組成物中の有機溶剤として使用
するのに好ましい。この目的のための適切なグリコール
エーテルは、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、酢酸エチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、酢酸ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、
酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル等を包含する。
【0021】その他の本発明の目的のための有用な有機
溶剤の例は、アルコール、例えばイソプロパノール、n
−プロパノール、n−ブタノール、およびテトラヒドロ
フルフリルアルコール;有機エステル類、例えば酢酸エ
チルヘキシル、酢酸イソプロピル、プロピオン酸n−ブ
チルおよびプロピオン酸エチル;ケトン類、例えばメチ
ルプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセト
ンアルコールおよびイソホロン;エーテル類、例えばイ
ソプロピルエーテル;グリコール、例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ルおよびトリエチレングリコールを包含する。
【0022】常圧での沸点が95℃〜210℃の範囲を
有する有機溶剤を使用するのが、本発明の組成物では特
に好ましい。本発明に使用する好ましい非イオン性界面
活性剤は、12より大きい、好ましくは少なくとも16
の、親水性−親油性比率(HLB)を有するのが好まし
い。親水性−親油性比率は、界面活性剤の親水性基およ
び親油性基の相対比率に基づいて界面活性剤を特徴付け
るのに広く使用されている。親水性−親油性比率の説明
に関しては、「Emulsions 」, Kirk-Othmer Encycloped
ia of Chemica Technology, 第3版、8巻、900〜9
30ページ、Wiley-Interscience, New York,N.Y.,
(1978)を参照する。HLB値が高くなればなるほ
ど、親水性の度合が大きくなる。
【0023】本発明の使用における、好ましい非イオン
性界面活性剤は、Rohm and Hass により製造されている
トリトン(TRITON)X−405界面活性剤であ
る。これは、17.9のHLBを有するオクチルフェノ
キシポリオキシエチレンエタノールの70重量%水溶液
である。イソオクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、
ドデシルおよびトリデシル類似体もまたオキシプロピレ
ン誘導体と同様に本発明では、有用である。
【0024】本発明の目的のために有用である非イオン
性界面活性剤のその他の類の例は、限定はされないが、
デカノール、オクタノール、トリデカノール、セチルア
ルコールおよびステアリルアルコール;シリコングリコ
ールコポリマー類;弗素化アルキルポリオキシエチレン
エタノール類;ならびにグリセリンおよびグリコールエ
ステル類を含むエトキシ化およびプロポキシ化されたア
ルコールを包含する。
【0025】上述したように、平板印刷版は、典型的に
アルミニウム支持体から成っている。このような版は、
また支持体上に上塗りしてある少なくとも一種の輻射線
−感光性層を含んでいる。平板印刷プロセスで使用する
ための画像を形成する適切な輻射線−感光性物質の多く
の種類が知られている。いずれの輻射線−感光層も、露
光および任意の必要な現像および/または定着処理の
後、印刷に使用できる像様分布の領域を提供するのに適
切である。
【0026】有用なネガ型組成物は、ジアゾ樹脂、光架
橋性ポリマーおよび光重合性組成物を包含する。有用な
ポジ型組成物は、芳香族ジアゾオキサイド化合物、例え
ばベンゾキノンジアザイドおよびナフトキノンジアザイ
ドを包含する。平板印刷版に有用な輻射線−感光性物質
は、ハロゲン化銀乳剤;米国特許第4,141,733
号明細書(1979年2月27日 Guildに対して
発行)に記載され(参照することにより本明細書に注記
される)キノンジアザイド(ポリマーおよび非ポリマ
ー);米国特許第3,511,611号明細書(197
0年5月12日 Rauner等に対して発行)に記載
され(参照することにより本明細書に注記される)感光
性ポリカーボネート;米国特許第3,342,601号
明細書(1967年9月19日 Houle等に対して
発行)に記載され(参照することにより本明細書に注記
される)ジアゾニウム塩、ジアゾ樹脂、桂皮−マロン酸
およびそれ等と同機能のもの等;ならびに米国特許第
4,139,390号明細書(1979年2月13日
Rauner等に対して発行)に記載され(参照するこ
とにより本明細書に注記される)感光性ポリエステル、
ポリカーボネート、およびポリスルホネートを包含す
る。
【0027】ネガ型平板印刷版の特に重要な類は、ジア
ゾ樹脂の使用に基づくものである。輻射線−感光層は、
典型的にジアゾ樹脂、ポリマーバインダーおよびその他
の成分、例えば着色剤、安定剤、露光指示薬、界面活性
剤等を含んで成る。特に有用なジアゾ樹脂は、例えばp
−ジアゾジフェニルアミンおよびパラホルムアルデヒド
の縮合生成物、3−メトキシ−4−ジアゾジフェニルア
ミンおよびパラホルムアルデヒドの縮合生成物、ならび
に米国特許第3,679,419号、同3,849,3
92および3,867,147号明細書のジアゾ樹脂を
包含する。このようなジアゾ樹脂と共に使用する特に有
用なポリマーバインダーは、例えば、米国特許第4,6
52,604号、同4,741,985号および同4,
940,646号明細書に記載されているアセタールポ
リマーである。
【0028】ネガ型平板印刷版の2番目に重要な類は、
輻射線−感光性光架橋性ポリマーの使用に基づくもので
ある。この目的のために特に有用な光架橋性ポリマー
は、ポリマー主鎖の一体部分に感光性基−CH=CH−
CO−を含んで成るもの、特にp−フェニレンジアクリ
レートポリエステルである。これらのポリエステルは、
例えば、米国特許第3,030,208号、同3,62
2,320号、同3,702,765号および同3,9
29,489号明細書に記載されている。このような光
架橋性ポリマーの典型例は、ジエチルp−フェニレンジ
アクリレートおよび1,4−ビス(β−ヒドロキシエト
キシ)シクロヘキサンから調製されるポリエステルであ
り、これは次式の反復単位をから成っている。
【0029】
【化1】
【0030】この型の他の特に有用なポリマーは、例え
ばジメチル−3,3’−[(ソジオイミノ)ジスルホニ
ル]ジベンゾエートおよびジメチル−5−ソジオスルホ
イソフタレートのようなモノマーから誘導されるイオン
性部分を組み込んだものである。このポリマーの例は、
ポリ[1,4−シクロヘキシレン−ビス(オキシエチレ
ン)−p−フェニレンジアクリレート]−コ−3,3’
−[(ソジオイミノ)ジスルホニル]ジベンゾエートお
よびポリ[1,4−シクロヘキシレン−ビス(オキシエ
チレン)−p−フェニレンジアクリレート]−コ−3,
3’−[(ソジオイミノ)ジスルホニル]ジベンゾエー
ト−コ−3−ヒドロキシイソフタレートを包含する。
【0031】ネガ型平板印刷版の3番目に重要な類は、
いわゆる「二重層」版である。この型の平板印刷版で
は、ジアゾ樹脂を含有する輻射線−感光層を陽極処理さ
れたアルミニウム支持体上に塗布し、光架橋性ポリマー
を含有する輻射線−感光層をそのジアゾ樹脂含有層上に
塗布する。このような二重層版は、例えば、英国特許第
1274017号明細書に記載されている。これらは、
ジアゾレジンを含有する輻射線−感光層が、光架橋ポリ
マーを含有する輻射線−感光層よりもより強固に最も陽
極処理されたアルミニウム支持体に接着する点において
有利である。従って、ジアゾ樹脂組成物の良好な接着性
を損なうことなく、光架橋性ポリマーにより性能が高め
られる。
【0032】
【実施例】本発明を、次の実施例によりさらに詳細に説
明する。例1 平板印刷版を処理するのに有用なスクラッチ除去および
不感脂化剤組成物を次の処方に従って調製した。 成分 重量% シリケート D 4.0 燐酸三ナトリウム(無水) 2.0 プロピレングリコールモノメチルエーテル 10.0 トリトン X−405界面活性剤 0.5 水 83.5 100.0 上記の組成物は、pH12.4および密度1.0338
を有する無色の溶液である。これを米国特許第4,64
7,346号明細書(1987年3月3日発行)に記載
されている平板印刷版上のスクラッチを処理するのに使
用した。
【0033】露光し、現像し、そして仕上げ処理の後、
この印刷版に、故意に堅いワイヤー剛毛ブラシを使って
スクラッチ傷を付けた。印刷を実行するまえ4時間何も
処理をしないままそのままにした。印刷機に取付け、印
刷版を標準方法で巻きとった。100番目の引き紙を観
察のため採取した。ワイヤーブラシで擦傷を付けた領域
が印刷しているのが観察された。上記の組成物を使っ
て、スクラッチ領域の半分部分の印刷版表面を処理し
た。この版を巻き、そして100刷りの後引き紙を採取
した。未処理のスクラッチ領域がまだ同じ程度のひどさ
で印刷していた。スクラッチ除去および不感脂化剤組成
物で処理した領域は、背景感光の痕跡も無くきれいに印
刷された。印刷を、画像摩耗のため版が引かれた時点で
220,000刷りまで継続した。これで印刷を完了し
た。未処理スクラッチ領域はなお印刷を継続し、本質的
に印刷開始時と同じであると考えられた。処理された領
域は親水性を失わず清浄性を残していた。
【0034】比較目的のため、同様の平板印刷版を、下
記に示すような結果を有する次の組成物で同様に処理し
た。
【0035】比較例1 シリケートDを除いたこと以外は例1に記載されたもの
と同一の組成物を、別に調製した。例1に記載したのと
同様の方法で、印刷版にスクラッチ傷を付け、印刷を続
け100刷りでの引き紙が、この例の組成物で処理され
たスクラッチ領域において清浄であるのが観察された。
10,000刷り毎に引き紙を採取しながら印刷を行っ
た。60,000刷りで、処理された領域がスクラッチ
傷をつけたいくつかの部分で感脂化を示し始めるのが認
められた。このことは、前記スクラッチがこの例の組成
物で処理されていない印刷版の部分上のスクラッチと同
じ位にはっきりとしたのが結論されたところの90,0
00刷りまで次第に益々ひどくなった。
【0036】比較例2 燐酸三ナトリウムを除いたこと以外は例1に記載された
ものと同一の組成物を、別に調製した。例1に記載した
のと同様の方法で、印刷版にスクラッチ傷を付け、印刷
を続け100刷りでの引き紙が、この例の組成物で処理
されたスクラッチ領域において清浄であるのが観察され
た。10,000刷り毎に引き紙を採取しながら印刷を
行った。20,000刷りで、未処理領域のスクラッチ
部分と同じ位濃度が高くないにもかかわらず、処理され
た領域がスクラッチ傷をつけた全ての部分で感脂化を示
し始めるのが認められた。30,000刷りで、処理さ
れた領域のスクラッチ部分は未処理領域のスクラッチ部
分と等しくなった。
【0037】比較例3 シリケートDを等量のメタ珪酸ナトリウムと置き換えた
こと以外は例1に記載されたものと同一の組成物を、別
に調製した。例1に記載したのと同様の方法で、印刷版
にスクラッチ傷を付け、印刷を続け100刷りでの引き
紙が、この例の組成物で処理されたスクラッチ領域にお
いて清浄であるのが観察された。10,000刷り毎に
引き紙を採取しながら印刷を行った。70,000刷り
で、処理された領域がスクラッチ傷をつけたいくつかの
部分で感脂化を示し始めるのが認められた。スクラッチ
傷を付けた部分の外観は、処理されている部分のスクラ
ッチ傷を付けた部分が未処理領域のものと等しく成る9
0,000刷りまで次第に悪化した。
【0038】比較例4 燐酸三ナトリウムをを等量の燐酸二ナトリウムと置き換
えたこと以外は例1に記載されたものと同一の組成物
を、別に調製した。例1に記載したのと同様の方法で、
印刷版にスクラッチ傷を付け、印刷を続け100刷りで
の引き紙が、この例の組成物で処理された領域において
ほんのわずかに感脂化を示すのが観察された。10,0
00刷り毎に引き紙を採取しながら印刷を行った。4
0,000刷りで、処理された領域のスクラッチ傷をつ
けた部分が未処理領域のものと等しく成った。
【0039】比較例5 プロピレングリコールモノメチルエーテルを除いたこと
以外は例1に記載されたものと同一の組成物を、別に調
製した。例1に記載したのと同様の方法で、印刷版にス
クラッチ傷を付け、印刷を続け、100刷りでの引き紙
が、未処理領域よりもほんのわずかに良好である処理さ
れた領域を示すのが観察された。5,000刷りで、双
方の部分は同じであった。より近くで検査すると、スク
ラッチおよび不感脂化剤組成物を塗布している間、イン
クが除去されていないことが見受けられた。
【0040】比較例6 プレートクリーナー(Plate Cleaner)お
よびスクラッチリムーバー(Scratch Remo
ver)の名前でPRINTING DEVELOPMENTS,INCから販売
されている組成物を分析し、0.43重量%のメタ珪酸
ナトリウム、0.8重量%の燐酸三ナトリウム、8.4
重量%のエチレングリコールモノブチルエーテル、およ
び非イオン性界面活性剤として、9.9のHLBを有す
るポリオキシエチレンラウリルエーテルを含有する水溶
液であることを見いだした。
【0041】例1に記載したのと同様の方法で、印刷版
にスクラッチ傷を付け、印刷を続け100刷りでの引き
紙が、この例の組成物で処理されたスクラッチ領域にお
いて清浄であるのが観察された。10,000刷り毎に
引き紙を採取しながら印刷を行った。70,000刷り
で、印刷版が、処理されたスクラッチ傷をつけた領域で
感脂化を示し始めるのが観察された。スクラッチ傷を付
けた部分の外観は、処理されている部分のスクラッチ傷
を付けた部分が未処理領域のものと等しく成る100,
000刷りまで次第に悪化した。
【0042】上述した例により示されるように、本明細
書に記載される必須の成分の全てを含んだ場合にのみ、
当該スクラッチおよび不感脂化剤組成物を使用して効果
的結果が認められる。本発明を詳細に、好ましい態様に
関して具体的に説明したが、変更および修正例は、本発
明の精神および範囲内で有効となることができることが
理解されるべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板印刷版の非画像領域中のスクラッチ
    を処理し、スクラッチ領域がインクを受け付けないよう
    にスクラッチ領域を不感脂化するのに有用な、 (1)少なくとも2対1のSiO2 対M2 O(Mはアル
    カリ金属を表す)の比を有するアルカリ金属珪酸塩、 (2)式M3 PO4 (Mはアルカリ金属を表す)の燐酸
    塩、 (3)有機溶剤、 (4)非イオン性界面活性剤、および (5)水、を含んで成る、スクラッチ除去および不感脂
    化剤組成物。
JP5238194A 1992-09-25 1993-09-24 平板印刷版で使用するスクラッチ除去および不感脂化剤組成物 Pending JPH06199066A (ja)

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US07/951,065 US5342435A (en) 1992-09-25 1992-09-25 Scratch remover and desensitizer composition for use with lithographic printing plates

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EP0589805B1 (en) 1997-01-08
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