JPH06198102A - 垂直塔式蒸発器 - Google Patents
垂直塔式蒸発器Info
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- JPH06198102A JPH06198102A JP4226247A JP22624792A JPH06198102A JP H06198102 A JPH06198102 A JP H06198102A JP 4226247 A JP4226247 A JP 4226247A JP 22624792 A JP22624792 A JP 22624792A JP H06198102 A JPH06198102 A JP H06198102A
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- evaporator
- tower
- cans
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D1/00—Evaporating
- B01D1/22—Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
- B01D1/221—Composite plate evaporators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D1/00—Evaporating
- B01D1/26—Multiple-effect evaporating
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D1/00—Evaporating
- B01D1/30—Accessories for evaporators ; Constructional details thereof
- B01D1/305—Demister (vapour-liquid separation)
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/06—Flash distillation
- B01D3/065—Multiple-effect flash distillation (more than two traps)
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】紙パルプ処理工業に使用される垂直塔式プレー
ト型蒸発器を提供する。 【構成】垂直に配設された、独立の段間が、デミスター
29で分離される効用缶17〜22を多数内部に有する一基以
上のコンクリート製円形垂直塔を包含する多段蒸発器組
立体からなる。通常は、塔の第一効用缶は底部にあり、
最終段の効用缶は頂部にあり、その結果蒸発されるべき
塩水は重力下に一の効用缶から下段の効用缶へ下向きに
流れ、そして蒸気はデミスターを経由して一の効用缶か
ら上段の効用缶へ上向きに流れる。別法としては、第一
効用缶がその頂部にあり、最終段の効用缶がその底部に
あり、その結果前の塔からの蒸気導管の長さが最小とな
るようにする別法の塔がある。 【効果】これらの塔は、地中に部分的に埋設して地震か
らの被害の危険性を最小にすることができる。
ト型蒸発器を提供する。 【構成】垂直に配設された、独立の段間が、デミスター
29で分離される効用缶17〜22を多数内部に有する一基以
上のコンクリート製円形垂直塔を包含する多段蒸発器組
立体からなる。通常は、塔の第一効用缶は底部にあり、
最終段の効用缶は頂部にあり、その結果蒸発されるべき
塩水は重力下に一の効用缶から下段の効用缶へ下向きに
流れ、そして蒸気はデミスターを経由して一の効用缶か
ら上段の効用缶へ上向きに流れる。別法としては、第一
効用缶がその頂部にあり、最終段の効用缶がその底部に
あり、その結果前の塔からの蒸気導管の長さが最小とな
るようにする別法の塔がある。 【効果】これらの塔は、地中に部分的に埋設して地震か
らの被害の危険性を最小にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙パルプ処理工業に使
用される垂直塔式プレート型蒸発器に関する。
用される垂直塔式プレート型蒸発器に関する。
【0002】
【背景技術及び課題】1990年 8月13日付け米国特許出願
第 07/566,224 号明細書には、従来の水平式管型蒸発器
に較べて有利であり、紙パルプ処理工業に使用されてい
る垂直式表面凹凸プレート型蒸発器として知られる蒸発
器組立体が開示されている。この明細書に開示されてい
る組立体は有利であるけれども、幾つかの欠点も有す
る。特に設置面積が限られている場合には、上記の特許
出願明細書に開示の水平式配置は実際的でなくなる可能
性がある。
第 07/566,224 号明細書には、従来の水平式管型蒸発器
に較べて有利であり、紙パルプ処理工業に使用されてい
る垂直式表面凹凸プレート型蒸発器として知られる蒸発
器組立体が開示されている。この明細書に開示されてい
る組立体は有利であるけれども、幾つかの欠点も有す
る。特に設置面積が限られている場合には、上記の特許
出願明細書に開示の水平式配置は実際的でなくなる可能
性がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
米国特許出願明細書に示されている基本原理は、特に有
利である組立体に、そして方法を実施するために用いら
れている。本発明によれば、複数の一連の蒸発効用缶が
同一の垂直塔内に配設される。このような配置を採用す
ることにより、設置面積の使用が最小となり、その効用
が最大となる。この塔は、コンクリートを連続的に上か
ら流し込むことによって早くかつ比較的安価に建設する
ことができる。コンクリート製の塔は鋼製の塔よりも効
果的ではあるが、所望ならば鋼を使用すること可能であ
る。地震が問題である地域にこの塔を建設する場合に
は、浮力が略中性に成るように塔を半地下に設置し、地
震による被害の機会を最小にすることができる。
米国特許出願明細書に示されている基本原理は、特に有
利である組立体に、そして方法を実施するために用いら
れている。本発明によれば、複数の一連の蒸発効用缶が
同一の垂直塔内に配設される。このような配置を採用す
ることにより、設置面積の使用が最小となり、その効用
が最大となる。この塔は、コンクリートを連続的に上か
ら流し込むことによって早くかつ比較的安価に建設する
ことができる。コンクリート製の塔は鋼製の塔よりも効
果的ではあるが、所望ならば鋼を使用すること可能であ
る。地震が問題である地域にこの塔を建設する場合に
は、浮力が略中性に成るように塔を半地下に設置し、地
震による被害の機会を最小にすることができる。
【0004】異なる二つの塔設計を提供することができ
る。一つの塔設計においては、第一効用缶が塔底にあり
最終段の効用缶が塔頂にあるように塔内に蒸発缶を配設
する。このような配置においては、蒸発されるべき液
(例えば、塩水)は、一つの効用缶から次の効用缶へ主
に重力によって移動し、使用ポンプの数及び/又は大き
さが最小になる。各効用缶の間にはデミスター(液滴分
離器)が設置され、このような構成の場合は蒸発した蒸
気は、一つの効用缶から次の効用缶へ上記デミスターを
通って上方へ流れる。蒸気はデミスターを経て上方へ流
れるので、ガスと液との分離が良好であり、ブライン
(塩水)のガスへの同伴は最小となる。
る。一つの塔設計においては、第一効用缶が塔底にあり
最終段の効用缶が塔頂にあるように塔内に蒸発缶を配設
する。このような配置においては、蒸発されるべき液
(例えば、塩水)は、一つの効用缶から次の効用缶へ主
に重力によって移動し、使用ポンプの数及び/又は大き
さが最小になる。各効用缶の間にはデミスター(液滴分
離器)が設置され、このような構成の場合は蒸発した蒸
気は、一つの効用缶から次の効用缶へ上記デミスターを
通って上方へ流れる。蒸気はデミスターを経て上方へ流
れるので、ガスと液との分離が良好であり、ブライン
(塩水)のガスへの同伴は最小となる。
【0005】本発明のもう一つの実施態様によれば、第
一効用缶が塔頂にあり、最終段の効用缶が塔底にあるよ
うな別法の塔が建設される。このような構成を用いる
と、一つの塔から次の塔まで最小の配管で蒸気を流すこ
とが可能となる。もっともこのような場合には蒸発され
るべき液(例えば、塩水) を再循環するためにポンプや
配管を更に附加する必要はある。
一効用缶が塔頂にあり、最終段の効用缶が塔底にあるよ
うな別法の塔が建設される。このような構成を用いる
と、一つの塔から次の塔まで最小の配管で蒸気を流すこ
とが可能となる。もっともこのような場合には蒸発され
るべき液(例えば、塩水) を再循環するためにポンプや
配管を更に附加する必要はある。
【0006】本発明の塔は、最終段の効用缶に接続され
た表面凝縮器を包含する組立体に用いるのが好ましく、
この組立体では、蒸発されるべき塩水又は他の液は最終
段に供給され、最終段の効用缶からの蒸気を受けて製品
液( 淡水) へと蒸気を凝縮する。製品である液( 例え
ば、淡水) は、各効用缶( 第一効用缶は除く) からの凝
縮液出口を製品液フラッシュ槽へ連結することによって
得ることもできる。製品液フラッシュ槽には、垂直に配
設された多くの小槽を設けることができる。これらの小
槽の一つは各効用缶( 第一効用缶は除く) に対応する。
第一効用缶から排出された凝縮液は、第一効用缶へスチ
ームを供給するためのボイラーへ戻すことができる。
た表面凝縮器を包含する組立体に用いるのが好ましく、
この組立体では、蒸発されるべき塩水又は他の液は最終
段に供給され、最終段の効用缶からの蒸気を受けて製品
液( 淡水) へと蒸気を凝縮する。製品である液( 例え
ば、淡水) は、各効用缶( 第一効用缶は除く) からの凝
縮液出口を製品液フラッシュ槽へ連結することによって
得ることもできる。製品液フラッシュ槽には、垂直に配
設された多くの小槽を設けることができる。これらの小
槽の一つは各効用缶( 第一効用缶は除く) に対応する。
第一効用缶から排出された凝縮液は、第一効用缶へスチ
ームを供給するためのボイラーへ戻すことができる。
【0007】また、該組立体はブライン・フラッシュ槽
を包含して差し支えない。第一効用缶に付与されたブラ
イン捕集機構により、ブラインはブライン・フラッシュ
槽へ供給することができ、ここでその熱量が回収され
る。ブライン・フラッシュ槽も製品液フラッシュ槽も共
に蒸気を発生し、蒸気はこれらの槽から排出され、効用
缶の温度及びガス排出フラッシュ槽の特定の室に依存し
て、排出された蒸気はいろいろな箇所の蒸発効用缶へ送
られる。
を包含して差し支えない。第一効用缶に付与されたブラ
イン捕集機構により、ブラインはブライン・フラッシュ
槽へ供給することができ、ここでその熱量が回収され
る。ブライン・フラッシュ槽も製品液フラッシュ槽も共
に蒸気を発生し、蒸気はこれらの槽から排出され、効用
缶の温度及びガス排出フラッシュ槽の特定の室に依存し
て、排出された蒸気はいろいろな箇所の蒸発効用缶へ送
られる。
【0008】本発明の組立体は大型の脱塩装置に対して
極めてコスト的に効果的であり、日量 1,000万ガロン〜
5,000 万ガロンの淡水を海水から製造する能力がある。
極めてコスト的に効果的であり、日量 1,000万ガロン〜
5,000 万ガロンの淡水を海水から製造する能力がある。
【0009】本発明は、デミスターで隔離された垂直配
設の複数の蒸発効用缶を用いて製品水を製造するために
塩水を蒸発する方法も包含する。本方法は、以下の工
程、すなわち、蒸発されるべき塩水を、第一効用缶から
次段の垂直配設の効用缶へ重力で下向きに流す工程、及
び第一効用缶のところの塩水の蒸発から発生する蒸気
を、液滴分離器を経て次段の垂直配設の効用缶へ流す工
程を包含する。また、蒸発器効用缶から凝縮液を抜き出
し、これを冷却するために凝縮液をフラッシュする工程
を更に追加することも差し支えない。また、本方法は蒸
発器効用缶でフラッシュすることによって生成された蒸
気を使用することによってフラッシュされた凝縮液から
熱量を回収することも包含する。
設の複数の蒸発効用缶を用いて製品水を製造するために
塩水を蒸発する方法も包含する。本方法は、以下の工
程、すなわち、蒸発されるべき塩水を、第一効用缶から
次段の垂直配設の効用缶へ重力で下向きに流す工程、及
び第一効用缶のところの塩水の蒸発から発生する蒸気
を、液滴分離器を経て次段の垂直配設の効用缶へ流す工
程を包含する。また、蒸発器効用缶から凝縮液を抜き出
し、これを冷却するために凝縮液をフラッシュする工程
を更に追加することも差し支えない。また、本方法は蒸
発器効用缶でフラッシュすることによって生成された蒸
気を使用することによってフラッシュされた凝縮液から
熱量を回収することも包含する。
【0010】本発明の主な目的は、有利な多段蒸発器組
立体、及び塩水の脱塩又は類似の液体の蒸発のための組
立体、及び製品水を製造するための塩水蒸発法を提供す
ることである。本発明のこの目的及び他の目的は、本発
明の詳細な説明及び前記の特許請求の範囲を詳細に吟味
すれば明らかになるであろう。
立体、及び塩水の脱塩又は類似の液体の蒸発のための組
立体、及び製品水を製造するための塩水蒸発法を提供す
ることである。本発明のこの目的及び他の目的は、本発
明の詳細な説明及び前記の特許請求の範囲を詳細に吟味
すれば明らかになるであろう。
【0011】
【実施例】さて、図面を詳細に説明する。塩水の脱塩用
の組立体は、図 1では参照数字 10 で一般に示される。
本発明は、塩水脱塩に関して記載されるが、他の蒸発プ
ロセス、例えば、紙パルプ処理の際の黒液の蒸発にも有
用であると解される。
の組立体は、図 1では参照数字 10 で一般に示される。
本発明は、塩水脱塩に関して記載されるが、他の蒸発プ
ロセス、例えば、紙パルプ処理の際の黒液の蒸発にも有
用であると解される。
【0012】図 1に示される組立体 10 の実施態様の主
要構成要素は、表面凝縮器 11 、第一及び第二垂直塔、
それぞれ 12, 13 、ブライン・フラッシュ槽 14 及び製
品水フラッシュ槽 15 である。第一塔 12 にはお互いに
垂直形式で配設された複数の効用缶が含まれ、該実施態
様では第一効用缶 17 、第二効用缶 18 、及び第三効用
缶 19 が示される。第二塔 13 には他の効用缶が含ま
れ、該実施態様では第四効用缶 20 、第五効用缶 21 、
及び第六効用缶 22 が示される。各塔 12, 13 には三個
の効用缶が示されてはいるが、二個の効用缶も或いは三
個を超える効用缶を塔に備えてもよく、塔に異なる数の
効用缶を備えることもよく、そして所望の結果を達成す
るにはどんな数の塔を備えても差し支えない。
要構成要素は、表面凝縮器 11 、第一及び第二垂直塔、
それぞれ 12, 13 、ブライン・フラッシュ槽 14 及び製
品水フラッシュ槽 15 である。第一塔 12 にはお互いに
垂直形式で配設された複数の効用缶が含まれ、該実施態
様では第一効用缶 17 、第二効用缶 18 、及び第三効用
缶 19 が示される。第二塔 13 には他の効用缶が含ま
れ、該実施態様では第四効用缶 20 、第五効用缶 21 、
及び第六効用缶 22 が示される。各塔 12, 13 には三個
の効用缶が示されてはいるが、二個の効用缶も或いは三
個を超える効用缶を塔に備えてもよく、塔に異なる数の
効用缶を備えることもよく、そして所望の結果を達成す
るにはどんな数の塔を備えても差し支えない。
【0013】塔 12, 13 をそれぞれ構成する槽 23, 24
は、所望ならば鋼で作製してよいが、好ましい材料は、
連続的に流し込んで製造されるコンクリートである。コ
ンクリートは、鋼製の塔に対比して非腐食性であり、そ
して極めてコスト効果が優れているので、塩水用及び真
空用に極めて効果的である。槽 23, 24 は、断面が円形
であることが好ましいが他の形状をとることも可能であ
る。
は、所望ならば鋼で作製してよいが、好ましい材料は、
連続的に流し込んで製造されるコンクリートである。コ
ンクリートは、鋼製の塔に対比して非腐食性であり、そ
して極めてコスト効果が優れているので、塩水用及び真
空用に極めて効果的である。槽 23, 24 は、断面が円形
であることが好ましいが他の形状をとることも可能であ
る。
【0014】スチームはボイラー26で発生され( 又はス
チームタービン、若しくは他の廃スチーム源から供給さ
れ) 、第一効用缶 17 の蒸発器要素 28 に備えられてい
るヘッダー27に供給される。デミスター29のような従来
的液滴分離装置が塔 12, 13にそれぞれ設けられ、槽23,
24 に各々設けられている数多くの効用缶をそれぞれに
分離する。第一効用缶 17 の上に設けられているのは、
第二効用缶 18 であり、それには蒸発器要素 30 が備え
られている。蒸発器要素 30 が要素 28 と異なる点は、
加熱蒸気を導入するためのヘッダー27がないことと、蒸
発しない塩水を受けるために( 槽 23, 24 の底部に依存
せずに) 該要素の底部に捕集枡を設けてあることであ
る。
チームタービン、若しくは他の廃スチーム源から供給さ
れ) 、第一効用缶 17 の蒸発器要素 28 に備えられてい
るヘッダー27に供給される。デミスター29のような従来
的液滴分離装置が塔 12, 13にそれぞれ設けられ、槽23,
24 に各々設けられている数多くの効用缶をそれぞれに
分離する。第一効用缶 17 の上に設けられているのは、
第二効用缶 18 であり、それには蒸発器要素 30 が備え
られている。蒸発器要素 30 が要素 28 と異なる点は、
加熱蒸気を導入するためのヘッダー27がないことと、蒸
発しない塩水を受けるために( 槽 23, 24 の底部に依存
せずに) 該要素の底部に捕集枡を設けてあることであ
る。
【0015】蒸発器要素 30 は、前記の米国特許出願に
開示のものに極めて類似したものであり、第二効用缶 1
8(効用缶 19, 21,及び22にも本質的に同じでものである
が)に設けられている要素 30 は、図 2により詳細に図
示されている。
開示のものに極めて類似したものであり、第二効用缶 1
8(効用缶 19, 21,及び22にも本質的に同じでものである
が)に設けられている要素 30 は、図 2により詳細に図
示されている。
【0016】蒸発器要素 30 は、長形の凹凸表面型のプ
レート要素を組み合わせたものの複数を包含しており、
これら各組の垂直方向が長手の凹凸表面型のプレート
は、図2で参照数字 32 で示されている。凹凸表面のプ
レート自体は、前記米国特許出願、並びにそこで議論さ
れている従来技術における凹凸表面プレートと同じであ
る。プレート32は、その内部に蒸気受容内部空間 33 を
定義し、凹凸表面は外部表面積を定義する。直前の効用
缶から出る蒸気は、入口 34 を経て( デミスター29を通
過した後) 通路 33 へ入る。蒸気は圧力差によって一の
効用缶から次の効用缶へ自然に流入する。各内部通路 3
3 の開放底部 36 は、ヘッダー37へ凝縮液を通過させる
ためのもので、この液は最終的には製品フラッシュ槽 1
5 へ入る。
レート要素を組み合わせたものの複数を包含しており、
これら各組の垂直方向が長手の凹凸表面型のプレート
は、図2で参照数字 32 で示されている。凹凸表面のプ
レート自体は、前記米国特許出願、並びにそこで議論さ
れている従来技術における凹凸表面プレートと同じであ
る。プレート32は、その内部に蒸気受容内部空間 33 を
定義し、凹凸表面は外部表面積を定義する。直前の効用
缶から出る蒸気は、入口 34 を経て( デミスター29を通
過した後) 通路 33 へ入る。蒸気は圧力差によって一の
効用缶から次の効用缶へ自然に流入する。各内部通路 3
3 の開放底部 36 は、ヘッダー37へ凝縮液を通過させる
ためのもので、この液は最終的には製品フラッシュ槽 1
5 へ入る。
【0017】各プレート32の頂部は、参照数字 38 で示
されるように閉じている。例えば、これらは浅い枡 39
に接しているが、この枡は、蒸発されるべき循環液( 塩
水)をプレート32の頂部近くに導入し、該液の一部を蒸
発させるためにプレート32の外部表面を流下液膜状に流
下させる手段を包含する。枡槽 39 には底部 40 が付い
ているが、この底には開口 41 があり、この開口はプレ
ート32に近接し、流下液膜がそこから容易に形成できる
ようにしている。
されるように閉じている。例えば、これらは浅い枡 39
に接しているが、この枡は、蒸発されるべき循環液( 塩
水)をプレート32の頂部近くに導入し、該液の一部を蒸
発させるためにプレート32の外部表面を流下液膜状に流
下させる手段を包含する。枡槽 39 には底部 40 が付い
ているが、この底には開口 41 があり、この開口はプレ
ート32に近接し、流下液膜がそこから容易に形成できる
ようにしている。
【0018】要素 30 の底部には循環液( 蒸発しなかっ
た塩水) を捕集する手段を包含する枡 43 がある。枡 4
3 は、中心部に開口があり、これに導管 45 が備えられ
ていて、塩水の大部分が捕集され、次の垂直下段の( こ
の処理工程では直前の) 効用缶へ重力で流れる。例え
ば、第二効用缶 18 では導管 45 は第一効用缶 17 の枡
39 へ連なることになる。枡 43 の底部には補助の導管
46 も設けられており、これは循環導管 47 に接続され
ている。この導管にはポンプ48が取り付けられているの
が好ましく、枡 43 に集められた塩水の一部は、その導
管が付いている蒸発器要素 30 の頂部へ返送・循環さ
れ、開放枡 39 へ入る。
た塩水) を捕集する手段を包含する枡 43 がある。枡 4
3 は、中心部に開口があり、これに導管 45 が備えられ
ていて、塩水の大部分が捕集され、次の垂直下段の( こ
の処理工程では直前の) 効用缶へ重力で流れる。例え
ば、第二効用缶 18 では導管 45 は第一効用缶 17 の枡
39 へ連なることになる。枡 43 の底部には補助の導管
46 も設けられており、これは循環導管 47 に接続され
ている。この導管にはポンプ48が取り付けられているの
が好ましく、枡 43 に集められた塩水の一部は、その導
管が付いている蒸発器要素 30 の頂部へ返送・循環さ
れ、開放枡 39 へ入る。
【0019】槽 23, 24 のそれぞれの頂部にはデミスタ
ー29とは異なる形状を有するデミスターが付いている。
デミスター29は、基本的に円環形の構造であり、捕集枡
43の周りに配設されている。槽 23, 24 の頂部のデミ
スター51は基本的に円形の構造であり、これが付設され
ている槽の頂部から流れてくる蒸気は、これを経て蒸気
導管へ流出する。第一塔 12 に対しては頂部から流出す
る蒸気は導管 53 へ流れ、次いでこの導管によって蒸気
は( 第四効用缶 20 の) 底部へ、第二塔 13 のヘッダー
27へと導かれる。第二塔 13 からは、蒸気は導管 55 へ
流れ、表面凝縮器 11 の蒸発器要素 28 に取り付けられ
たヘッダー27へと流入する。
ー29とは異なる形状を有するデミスターが付いている。
デミスター29は、基本的に円環形の構造であり、捕集枡
43の周りに配設されている。槽 23, 24 の頂部のデミ
スター51は基本的に円形の構造であり、これが付設され
ている槽の頂部から流れてくる蒸気は、これを経て蒸気
導管へ流出する。第一塔 12 に対しては頂部から流出す
る蒸気は導管 53 へ流れ、次いでこの導管によって蒸気
は( 第四効用缶 20 の) 底部へ、第二塔 13 のヘッダー
27へと導かれる。第二塔 13 からは、蒸気は導管 55 へ
流れ、表面凝縮器 11 の蒸発器要素 28 に取り付けられ
たヘッダー27へと流入する。
【0020】製品( 淡) 水は、表面凝縮器 11 から出て
いる凝縮液ライン57から抜き出される。製品水は、また
製品フラッシュ槽 15 の凝縮液排出ライン58からもライ
ン57へ添加される。
いる凝縮液ライン57から抜き出される。製品水は、また
製品フラッシュ槽 15 の凝縮液排出ライン58からもライ
ン57へ添加される。
【0021】フラッシュ槽 15 は、複数の室 61 〜65を
垂直配置に積み重ねた構造である。第一効用缶 17 の後
ろの各効用缶に対して室一つを割り当てるのが好まし
い。図1に示されるように、室 61 〜65を第二〜第六効
用缶 18 〜22にそれぞれ取り付けられている凝縮液排出
ライン37に結ぶことが好ましい。各室 61 〜65に対して
は、次の下段の室に伸びるライン37中の凝縮液に室から
の凝縮液を添加する。フラッシュ槽 15 は製品水の冷却
の役目を果たし、第二効用缶から第六効用缶 18〜22の
それぞれからの凝縮液の熱量は、以下に説明のように回
収する。
垂直配置に積み重ねた構造である。第一効用缶 17 の後
ろの各効用缶に対して室一つを割り当てるのが好まし
い。図1に示されるように、室 61 〜65を第二〜第六効
用缶 18 〜22にそれぞれ取り付けられている凝縮液排出
ライン37に結ぶことが好ましい。各室 61 〜65に対して
は、次の下段の室に伸びるライン37中の凝縮液に室から
の凝縮液を添加する。フラッシュ槽 15 は製品水の冷却
の役目を果たし、第二効用缶から第六効用缶 18〜22の
それぞれからの凝縮液の熱量は、以下に説明のように回
収する。
【0022】第一塔の槽 23 の底部、第一効用缶 17 の
下部に集まるブラインも、これから熱量を回収するため
に処理することが好ましい。これはライン67へ供給さ
れ、ブライン・フラッシュ槽 14 へ送られる。第二槽 2
4 の底部からのブラインは、(図示はされていないポン
プの助けによって) ライン68を経て第一槽 23 の頂部へ
送られ、第三効用缶 19 の頂部の枡39へと送られる。
下部に集まるブラインも、これから熱量を回収するため
に処理することが好ましい。これはライン67へ供給さ
れ、ブライン・フラッシュ槽 14 へ送られる。第二槽 2
4 の底部からのブラインは、(図示はされていないポン
プの助けによって) ライン68を経て第一槽 23 の頂部へ
送られ、第三効用缶 19 の頂部の枡39へと送られる。
【0023】ブライン・フラッシュ槽 14 も、多段の
室、例えば、室 69 〜73を垂直に配置した構造であるこ
とが好ましい。最終段のブラインは、導管 74 へ排出さ
れ、塩水源、例えば、海へ返送される。
室、例えば、室 69 〜73を垂直に配置した構造であるこ
とが好ましい。最終段のブラインは、導管 74 へ排出さ
れ、塩水源、例えば、海へ返送される。
【0024】熱回収は、フラッシュ槽 14, 15 から同時
に行われるのが好ましい。好ましくは槽 14, 15 にはそ
れぞれ同じ数の室を設けるものとし、フラッシュ槽 14,
15でのいろいろな室の温度は、大略同一とし、共通の
ガス排出ベント75へ送る。諸ベント75は、その特定の温
度次第であるが、図 1に示されるように、第二効用缶か
ら第六効用缶 18 〜22の蒸気入口管の一つに循環され
る。
に行われるのが好ましい。好ましくは槽 14, 15 にはそ
れぞれ同じ数の室を設けるものとし、フラッシュ槽 14,
15でのいろいろな室の温度は、大略同一とし、共通の
ガス排出ベント75へ送る。諸ベント75は、その特定の温
度次第であるが、図 1に示されるように、第二効用缶か
ら第六効用缶 18 〜22の蒸気入口管の一つに循環され
る。
【0025】塩水の流れは、組立体 10 では蒸気の流れ
と反対である。塩水の最初の導入源はライン77であるこ
とが好ましく、塩水はこのラインから表面凝縮器 11 の
蒸発器効用缶 28 に付いている頂部枡 39 へ送られる。
この表面蒸発器 11 では実質上は蒸発は起こらず、導入
された海水は単に加熱されるだけであり、その後ライン
78を経て( そのライン中の図示しないポンプの作用によ
り) 第二塔 24 の頂部へ流れ第六効用缶 22 に対する蒸
発用の熱水となる。
と反対である。塩水の最初の導入源はライン77であるこ
とが好ましく、塩水はこのラインから表面凝縮器 11 の
蒸発器効用缶 28 に付いている頂部枡 39 へ送られる。
この表面蒸発器 11 では実質上は蒸発は起こらず、導入
された海水は単に加熱されるだけであり、その後ライン
78を経て( そのライン中の図示しないポンプの作用によ
り) 第二塔 24 の頂部へ流れ第六効用缶 22 に対する蒸
発用の熱水となる。
【0026】第一効用缶から最終段の効用缶までの効用
缶の特定の配置を底部から頂部へと配置することは、水
に対するポンプの数及び/ 又は大きさを最小とすること
ができるので( 脱塩されるべき水の主要な流れは、一の
効用缶から次段の効用缶まで重力の影響下にある) 有利
であり、更に蒸気が上昇するという特定の流れは、蒸気
が上昇するにつれて各デミスター29, 51でブラインの液
滴の分離が最大限に起こるので有利でもあるけれども、
一の塔から次の塔へのスチーム導管の距離を最小にする
ことが望ましい状況も存在する。このような状況下で
は、図 3の実施態様が別法の塔( 塔12と別法の塔 113)
に対して用いられる。図 3の実施態様においては、図 1
の実施態様のものと対応し得る構造は、同じ二桁の参照
数字の頭に「 1」を付けて示す。
缶の特定の配置を底部から頂部へと配置することは、水
に対するポンプの数及び/ 又は大きさを最小とすること
ができるので( 脱塩されるべき水の主要な流れは、一の
効用缶から次段の効用缶まで重力の影響下にある) 有利
であり、更に蒸気が上昇するという特定の流れは、蒸気
が上昇するにつれて各デミスター29, 51でブラインの液
滴の分離が最大限に起こるので有利でもあるけれども、
一の塔から次の塔へのスチーム導管の距離を最小にする
ことが望ましい状況も存在する。このような状況下で
は、図 3の実施態様が別法の塔( 塔12と別法の塔 113)
に対して用いられる。図 3の実施態様においては、図 1
の実施態様のものと対応し得る構造は、同じ二桁の参照
数字の頭に「 1」を付けて示す。
【0027】塔 113では、塔の第一効用缶が頂部にあ
り、最終段の効用缶が底部にある( すなわち、図示の実
施態様に対しては第四効用缶が頂部にあり、第六効用缶
が底部にある) ように各効用缶を直列に配設する。かく
することによって、前の塔(12)からの蒸気導管 153の長
さは最小に抑えられる。この場合、蒸発しつつある水は
上向きにながれ、一方蒸気は効用缶から効用缶へ下向き
に流れる。
り、最終段の効用缶が底部にある( すなわち、図示の実
施態様に対しては第四効用缶が頂部にあり、第六効用缶
が底部にある) ように各効用缶を直列に配設する。かく
することによって、前の塔(12)からの蒸気導管 153の長
さは最小に抑えられる。この場合、蒸発しつつある水は
上向きにながれ、一方蒸気は効用缶から効用缶へ下向き
に流れる。
【0028】図 4は、より詳細にデミスター129 の構
造、及び蒸気の「逆の」流れを適合させるために望まし
い槽 124の内部構造を示すものである。効用缶要素 130
は、要素 30 と実質的に同じであるが、蒸気入口管( す
なわち、図 2の構造 34 に対比できるもの) が表面凹凸
のプレートの底部でなく頂部にあるという違いがある。
海水の蒸発によって生成した蒸気は効用缶 130のプレー
トの外部表面を通過し、要素 130の各組の底部から上向
きに流れ、図4 に最も明快に見えるデミスター部分 129
を通過する。図 4には、要素 130のような関連効用缶の
構成要素を支持するための、並びにデミスター129 を支
持するための支持構造板82が示されていることに注目さ
れたい。蒸気はデミスター129 を上向きに流れ、次いで
デミスター129 とコンクリート槽124 の内部表面とによ
って形成された通路 83(図 4) の間を下向きに流れる。
造、及び蒸気の「逆の」流れを適合させるために望まし
い槽 124の内部構造を示すものである。効用缶要素 130
は、要素 30 と実質的に同じであるが、蒸気入口管( す
なわち、図 2の構造 34 に対比できるもの) が表面凹凸
のプレートの底部でなく頂部にあるという違いがある。
海水の蒸発によって生成した蒸気は効用缶 130のプレー
トの外部表面を通過し、要素 130の各組の底部から上向
きに流れ、図4 に最も明快に見えるデミスター部分 129
を通過する。図 4には、要素 130のような関連効用缶の
構成要素を支持するための、並びにデミスター129 を支
持するための支持構造板82が示されていることに注目さ
れたい。蒸気はデミスター129 を上向きに流れ、次いで
デミスター129 とコンクリート槽124 の内部表面とによ
って形成された通路 83(図 4) の間を下向きに流れる。
【0029】図 3の導管 178, 145, 168の特定の構成に
よって判明するように、各効用缶からの液の分布は、図
1の実施態様と基本的には同一であるが、唯一の有意な
相違は、一の効用缶から前段の効用缶へ未蒸発の循環液
( 塩水) を上げるために十分な配管と十分な大きさのポ
ンプ( 図示せず) を設けなければならないことである。
よって判明するように、各効用缶からの液の分布は、図
1の実施態様と基本的には同一であるが、唯一の有意な
相違は、一の効用缶から前段の効用缶へ未蒸発の循環液
( 塩水) を上げるために十分な配管と十分な大きさのポ
ンプ( 図示せず) を設けなければならないことである。
【0030】図 3に見られるように、地面 90 の中に塔
113が部分的に埋まるようにこれを設置することによっ
て地震に対して保護する用心をすることができる。こう
すると、浮力を大略中性にすることになり、従って地震
による被害の可能性及び/ 又は程度を最小限に抑えられ
る。勿論、塔 12, 13 も同様なやり方で据えつけること
ができる。
113が部分的に埋まるようにこれを設置することによっ
て地震に対して保護する用心をすることができる。こう
すると、浮力を大略中性にすることになり、従って地震
による被害の可能性及び/ 又は程度を最小限に抑えられ
る。勿論、塔 12, 13 も同様なやり方で据えつけること
ができる。
【0031】図 5〜7 は図 1のものと類似の組立体を示
し、図 8 及び 9 は図 3のものと類似の組立体を示す
が、主な相違点は蒸発器要素の配列だけである。図 1〜
4 では蒸発器要素( 例えば、28,30,130)は垂直方向に配
設されていて( プレート 32は垂直方向に長くなってい
る) 、これは設置面積を最小にするのに好ましい配置で
ある。図 5〜9 では蒸発器要素( 例えば、91,92)は塔中
に水平方向に配設されている( 蒸発器プレートは水平方
向に長くなっている) 。つまり、これらは前記の米国特
許出願の蒸発器要素の配置に類似の配置を有する。図 6
と図 7に示されるように、要素 91, 92 の長さの水平の
方向は、互いに直角とすることができる、つまり要素 9
2 を第二及び第五効用缶に用い、要素 91 を他の効用缶
に用いることである。従って、このようにすると塔 92,
94 は 所定の数の効用缶に対しては 対応する塔 12,
13, 113よりも幾分短く、そして太めになるのが典型で
ある。
し、図 8 及び 9 は図 3のものと類似の組立体を示す
が、主な相違点は蒸発器要素の配列だけである。図 1〜
4 では蒸発器要素( 例えば、28,30,130)は垂直方向に配
設されていて( プレート 32は垂直方向に長くなってい
る) 、これは設置面積を最小にするのに好ましい配置で
ある。図 5〜9 では蒸発器要素( 例えば、91,92)は塔中
に水平方向に配設されている( 蒸発器プレートは水平方
向に長くなっている) 。つまり、これらは前記の米国特
許出願の蒸発器要素の配置に類似の配置を有する。図 6
と図 7に示されるように、要素 91, 92 の長さの水平の
方向は、互いに直角とすることができる、つまり要素 9
2 を第二及び第五効用缶に用い、要素 91 を他の効用缶
に用いることである。従って、このようにすると塔 92,
94 は 所定の数の効用缶に対しては 対応する塔 12,
13, 113よりも幾分短く、そして太めになるのが典型で
ある。
【0032】図 5〜7 の実施態様における蒸気と供給液
との流れのパターンは図 1のパターンと同じであり、そ
して図 8と図 9との実施態様における流れのパターンは
図 3のものと同じである。
との流れのパターンは図 1のパターンと同じであり、そ
して図 8と図 9との実施態様における流れのパターンは
図 3のものと同じである。
【0033】操作 前記組立体 10 を用いて、塩水を蒸発して製品の水を得
る方法が提供されるが、これは特に有利である。本方法
の工程は、蒸発されるべき塩水を一の効用缶から下段の
垂直配置の効用缶へ( 例えば、第六効用缶 22 から第五
効用缶 21 へ)重力の作用で( この作用にって所要ポン
プの数と大きさが最小となる) 下向きに流すことと、そ
して一の効用缶での蒸発から得られた蒸気をデミスター
29 経由で上段の垂直配置の効用缶へ( 例えば、第五効
用缶 21 から第六効用缶 22 へ)上向きに流すことを包
含する。蒸気をこのように上向きに流すと、ブラインの
液滴からの分離効率を最大限にし、従って同伴液滴量を
最小限にすることが確実に行われる。また、本方法に包
含して好ましいのは、少なくとも一段の蒸発器効用缶か
らの凝縮液をライン 37 経由で抜き出すことと、製品フ
ラッシュ槽 15 の室(61 〜65) にこの凝縮液をフラッシ
ュすることである。フラッシュされた凝縮液は、75の所
で排出され、次いでその熱量を回収するために前の段の
効用缶へ返送・循環される。例えば、室 61 からの蒸気
は第二効用缶 18 へ返送・循環され、そして底部の室か
らの蒸気は第六効用缶 22 へ返送・循環される。ライン
59の中の凝縮液はボイラー26へ戻される。
る方法が提供されるが、これは特に有利である。本方法
の工程は、蒸発されるべき塩水を一の効用缶から下段の
垂直配置の効用缶へ( 例えば、第六効用缶 22 から第五
効用缶 21 へ)重力の作用で( この作用にって所要ポン
プの数と大きさが最小となる) 下向きに流すことと、そ
して一の効用缶での蒸発から得られた蒸気をデミスター
29 経由で上段の垂直配置の効用缶へ( 例えば、第五効
用缶 21 から第六効用缶 22 へ)上向きに流すことを包
含する。蒸気をこのように上向きに流すと、ブラインの
液滴からの分離効率を最大限にし、従って同伴液滴量を
最小限にすることが確実に行われる。また、本方法に包
含して好ましいのは、少なくとも一段の蒸発器効用缶か
らの凝縮液をライン 37 経由で抜き出すことと、製品フ
ラッシュ槽 15 の室(61 〜65) にこの凝縮液をフラッシ
ュすることである。フラッシュされた凝縮液は、75の所
で排出され、次いでその熱量を回収するために前の段の
効用缶へ返送・循環される。例えば、室 61 からの蒸気
は第二効用缶 18 へ返送・循環され、そして底部の室か
らの蒸気は第六効用缶 22 へ返送・循環される。ライン
59の中の凝縮液はボイラー26へ戻される。
【0034】従って本発明によれば、塩水の脱塩におけ
るような、液体を蒸発するための有利な組立体及び方法
が提供されることが分かるであろう。本発明は、最も実
際的で最も好ましい態様であると現在考えられているも
のだけについて本明細書に記載され、説明されているの
であるから、当業者には本発明の範囲内にて幾多の改変
が本発明についてなされ得ることは明白であろう。従っ
て、等価の構造及び方法をすべて含むように前記の特許
請求の範囲を最も広く解釈すべきである。
るような、液体を蒸発するための有利な組立体及び方法
が提供されることが分かるであろう。本発明は、最も実
際的で最も好ましい態様であると現在考えられているも
のだけについて本明細書に記載され、説明されているの
であるから、当業者には本発明の範囲内にて幾多の改変
が本発明についてなされ得ることは明白であろう。従っ
て、等価の構造及び方法をすべて含むように前記の特許
請求の範囲を最も広く解釈すべきである。
【図1】図 1は、本発明の蒸発器組立体の第一の実施態
様の概略側面図であり、脱塩用に使用するものとして図
面に示されている。
様の概略側面図であり、脱塩用に使用するものとして図
面に示されている。
【図2】図 2は、図 1の組立体に用いられる中間段の蒸
発器効用缶の概略縦断面図である。
発器効用缶の概略縦断面図である。
【図3】図 3は、図 1と同様な図であり、四段〜六段の
効用缶を含有する、第二塔の第二の実施態様を示す。
効用缶を含有する、第二塔の第二の実施態様を示す。
【図4】図 4は、図 3の線 4 -4 に沿って切り取られた
断面図である。
断面図である。
【図5】図 5は、図 1と同様な図であるが、垂直に配設
されたものでなく水平に配置された蒸発器要素で構成さ
れた塔について示すものである。
されたものでなく水平に配置された蒸発器要素で構成さ
れた塔について示すものである。
【図6】図 6は、図 5の線 A -A に沿って切り取られた
断面図である。
断面図である。
【図7】図 7は、図 5の線 B -B に沿って切り取られた
断面図である。
断面図である。
【図8】図 8は、図 3と同様な図であるが、水平に配置
された蒸発器要素で構成された塔について示すものであ
る。
された蒸発器要素で構成された塔について示すものであ
る。
【図9】図 9は、図 8の線 A -A に沿って切り取られた
断面図である。
断面図である。
10 組立体、11 表面凝縮器、12, 13, 93,94 塔、1
4,15 フラッシュ槽、17第一効用缶、18 第二効用
缶、19 第三効用缶、20 第四効用缶、21 第五効用
缶、22 第六効用缶、23 第一槽、24 第二槽、26 ボ
イラー、27 ヘッダー、28,30,91,92 蒸発器要素、2
9,51 デミスター、32 プレート、33 内部通路、34
蒸気入口、36 開放底部、37,57,58,59,68,74,77,78
ライン、38 プレート頂部、39 頂部枡、40 底部、4
1 開口、43 捕集枡、45 導管、46 補助の導管、47
循環導管、48 ポンプ、53,55 蒸気導管、61,62,63,
64,65 製品水フラッシュ室、71,72,73 ブライン・フ
ラッシュ室、82 支持構造、83 通路、90 地面
4,15 フラッシュ槽、17第一効用缶、18 第二効用
缶、19 第三効用缶、20 第四効用缶、21 第五効用
缶、22 第六効用缶、23 第一槽、24 第二槽、26 ボ
イラー、27 ヘッダー、28,30,91,92 蒸発器要素、2
9,51 デミスター、32 プレート、33 内部通路、34
蒸気入口、36 開放底部、37,57,58,59,68,74,77,78
ライン、38 プレート頂部、39 頂部枡、40 底部、4
1 開口、43 捕集枡、45 導管、46 補助の導管、47
循環導管、48 ポンプ、53,55 蒸気導管、61,62,63,
64,65 製品水フラッシュ室、71,72,73 ブライン・フ
ラッシュ室、82 支持構造、83 通路、90 地面
Claims (10)
- 【請求項1】 最高温の第一段から最低温の最終段まで
の一連の効用缶(17〜19) を構成するように相互連結さ
れた複数の蒸発器効用缶を有する多段蒸発器組立体にお
いて、 前記複数の効用缶(17 〜19) を内部に備え、前記効用缶
をお互いに垂直に該塔内に配設させ、複数のデミスター
手段(29)によって前記効用缶を分離し、前記一連の効用
缶中で一の効用缶から次段の効用缶へ前記デミスター手
段経由で蒸気流を通過させる垂直塔(12)を有し、各効用
缶は、内部通路(33)を定義しかつ外部表面積を有する凹
凸表面の長形プレート式蒸発器要素(32)の少なくとも一
組と、前記蒸発器要素の内部通路へ加熱流体を導入する
手段(34)と、蒸発されるべき循環液を導入し前記循環液
の一部を蒸発させるために前記液が落下液膜状に前記要
素(32)の外部表面上を落下させるようにする手段(39)
と、前記内部通路内に形成する凝縮液を捕集する手段(3
7)と、前記蒸発器要素の底部の未蒸発の循環液を捕集す
る手段(43)とを包含し、 さらに前記一連の効用缶中の直前の段の効用缶へ循環液
を導入するために、一の効用缶の前記捕集手段(43)によ
って捕集された循環液を前記手段へ供給する手段(45)を
有することを特徴とする多段蒸発器組立体。 - 【請求項2】 前記の塔がコンクリート製の槽を包含す
ることを特徴とする請求項 1 記載の組立体。 - 【請求項3】 第一効用缶が塔の底部にあり、最終段の
効用缶が塔の頂部にあるように前記の一連の効用缶を前
記塔内に配設することを特徴とする請求項 1記載の組立
体。 - 【請求項4】 各効用缶に対して捕集液を導入する前記
手段が、前記蒸発器要素の頂部に取り付けられた、多孔
板の底を有する盆板を包含することを特徴とする請求項
1 記載の塔。 - 【請求項5】 最終段の効用缶が塔の底部にあり、第一
効用缶が塔の頂部にあるように前記の一連の効用缶を前
記塔内に配設することを特徴とする請求項 1記載の組立
体。 - 【請求項6】 前記デミスター手段が、一の効用缶から
次の下段の効用缶へ蒸気を通過させる下向きの蒸気通路
を、前記塔の内部壁と共に、定義する手段を包含するこ
とを特徴とする請求項 5 記載の組立体。 - 【請求項7】 原料液の処理用の蒸発器組立体におい
て、 複数の垂直塔(12,13) 、 最高温の第一段(17)から最低温の最終段(22)までの一連
の効用缶を構成するように相互連結された複数の蒸発器
効用缶において、凝縮液排出管(37)が各効用缶に包含さ
れる複数の蒸発器効用缶(17〜19) 、 前記複数の効用缶を一基を超える数だけ取り付けた各塔
において、各塔内の前記効用缶は前記塔内でお互いに垂
直に配設させる各塔、 前記塔の間に物理的に及び操作上に取り付けられた複数
のデミスター手段において、前記一連の効用缶の中の一
の効用缶から次の段の効用缶まで前記デミスター手段を
経由して蒸気を流すようにする複数のデミスター手段(2
9)、 一の塔の第一効用缶から他の塔の最終段の効用缶へ供給
液を供給する手段、及び一の塔の最終段の効用缶から他
の塔の第一効用缶へ供給蒸気を供給する手段を有するこ
とを特徴とする原料液処理用蒸発器組立体。 - 【請求項8】 内部に蒸発要素(30)を有し、凝縮液(製
品液)を抜き出す管(37)を有し、前記蒸発器要素に接続
された蒸気入口(34)、及び原料液入口(39)並びに原料液
出口(43)を有し、しかも前記蒸気入口が前記最終段蒸発
器効用缶に接続され、そして前記原料液出口が前記最終
段蒸発器効用缶に接続されている表面凝縮器を更に特徴
とする請求項 7 記載の組立体。 - 【請求項9】 デミスターによって分離された、複数の
垂直配設の蒸発器効用缶(17 〜22) を用いて製品水を製
造するための塩水蒸発法において、次の諸工程、すなわ
ち、 蒸発されるべき塩水を一の効用缶(22)から下段の垂直配
置の効用缶(21)へ重力の作用で下向きに流す工程、及び
一の効用缶での塩水の蒸発から得られた蒸気をデミスタ
ー( 29) 経由で上段の垂直配置の効用缶へ上向きに流す
工程、を包含する塩水蒸発法。 - 【請求項10】蒸発器効用缶から凝縮液を抜き出す工程
(37)、及び凝縮液を冷却するためにこれをフラッシュす
る工程(15)、及び蒸発器効用管中でフラッシュすること
によって形成された蒸気を用いてフラッシュされた凝縮
液の熱量を回収する工程(75)の付加的工程を特徴とする
請求項 9 記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US75085591A | 1991-08-28 | 1991-08-28 | |
US750855 | 1991-08-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198102A true JPH06198102A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=25019428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4226247A Withdrawn JPH06198102A (ja) | 1991-08-28 | 1992-08-25 | 垂直塔式蒸発器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0530001A3 (ja) |
JP (1) | JPH06198102A (ja) |
CA (1) | CA2076341A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0267548A2 (de) * | 1986-11-14 | 1988-05-18 | Asea Brown Boveri Aktiengesellschaft | Einrichtung zur Regelung einer über einen Wechselrichter gespeisten Drehfeldmaschine |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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