JPH0619634U - 風船内への物体挿入装置 - Google Patents

風船内への物体挿入装置

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JPH0619634U
JPH0619634U JP5856692U JP5856692U JPH0619634U JP H0619634 U JPH0619634 U JP H0619634U JP 5856692 U JP5856692 U JP 5856692U JP 5856692 U JP5856692 U JP 5856692U JP H0619634 U JPH0619634 U JP H0619634U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨らませた風船内に花束等を簡単に挿入する
ことができる装置を提供すること。 【構成】 下面に貼設されたパッキング部により、適当
な容器に載置するだけで気密空間を形成する板状蓋部材
の中央部に、風船ネック部が冠着できる筒状口部を設け
るという技術的手段を採用した。 【効果】 熟練した技術や特別な装置を必要とせずに、
風船内に花束等を挿入することができ、更に、小型軽量
であるため、移動、運搬も至極軽便であり、屋内外問わ
ず手軽に物体挿入風船を楽しむことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は膨張した風船内に花束等を簡単に挿入することができる装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
風船に、花束、ぬいぐるみ等を挿入すると趣向が変わって面白いものになる。 とりわけ花束を封入した場合には花束がゴム風船で保護されるので、物体との接 触による花の損傷を防ぐことができ花束の取扱いも楽になるだけでなく、水分の 蒸散を抑えるため花束を格段に長持ちさせる効果がある。また、プレゼントとし てぬいぐるみ等を風船に入れ、その風船を破裂させることにより、このプレゼン トを唐突に露呈させたりすると非常に演出効果が上がり、演出用具としても興味 深いものがある。このような物体挿入風船は本件考案者が既に実用新案出願をし ている(実開平2−130269号参照)。
【0003】 しかし、膨らんだ風船内に物体を挿入する場合、風船の空気注入口であるネッ ク部を大きく開口させ、空気が抜けきらないうちに素早く物体を挿入しネック部 を封止せねばならず、熟練した技巧と特別の装置とを必要とし、量産化が困難で あった。
【0004】
【解決すべき技術的課題】
本考案は風船内に物体を挿入する際、上記のごとき問題があったことに鑑みて 為されたものであり、特別の技巧を要することなく誰でも容易に風船内へ花束な どの物体を挿入して、物体挿入風船をつくることができ、更に要すれば、装置の 物体挿入口を、挿入する物体のサイズや形状に合わせ変更することができる風船 内への物体挿入装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題解決のために採用した手段】 本考案は、下面に設けたパッキング部により適当な容器に載置するだけで当該 容器の開口縁部に気密的に合着可能な板状蓋部材に、風船のネック部が冠着可能 な所要口径の筒状口部を設けるか、或いは当該板状蓋部材の中央に大径の開口部 を穿設し、上面に風船のネック部が冠着可能な小口径の筒状口部を中央に有する 口部台座を、前記筒状口部と異口径の筒状口部を有する少なくとも一つの口部台 座と交換可能に且つ前記開口部の縁部において気密的に接触して当該開口部を被 覆する如く設置するという手段を採用することにより前述の技術的課題を解決し たのである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて説明する。なお、図1は本考 案装置を示す斜視図、図2は本考案装置を適当な容器に載置した状態を示す断面 図、図3は本考案装置に風船を冠着して風船を膨らませようとしている状態を示 す断面説明図、図4は膨らませた風船を冠着した本考案装置を適当な容器に載置 して風船ネック部の封止を解いた状態を示す断面説明図、図5は風船中に花束を 挿入した状態を示す断面説明図、そして図6は本考案の実施変形例を示す断面図 である。
【0007】 図中、符号1で指示するものは、透明プラスチック製の板状蓋部材であり、周 辺部には塗料が塗布され、中央部に透明部1aを形成している。当該板状蓋部材 1は中央部に比較的大きな径の開口部11を有し、また当該板状蓋部材1の下面 には発泡樹脂製のパッキング部2が貼設されている。当該パッキング部2によっ て、板状蓋部材1と所謂ポリバケツの如き適当な容器Aとの気密的な合着が可能 になる。ここに言う容器Aとは、膨らませた風船を入れることができる大きさを 持ち、丈夫なものであれば、如何なる容器でも良い。
【0008】 符号31aで指示するものは、前記板状蓋部材1に穿設された開口部11の縁 部全体と気密的に接触して開口部11を被覆する口部台座であり、当該口部台座 31aの中央部には風船7のネック部71が冠着できる比較的小径の筒状口部3 2aが設けられている。当該口部台座31aは板状蓋部材1上面に立設された支 点ピン4に軸着されており、支点ピン4を軸中心として板状蓋部材1上を回動す る。当該口部台座31aを回動させて前記開口部11上に被覆させると、前記筒 状口部32aと開口部11とは連通する。図1中、開口部11は点線で示してい る。前記支点ピン4にはまた、前記筒状口部32aとは口径の異なる筒状口部3 2bを有する口部台座31bも軸着されており、挿入する物体のサイズや形態に 合わせてこれら口部台座31a、31bを選択することができる。なお、図2〜 図6の断面図においては、上記筒状口部32bおよび口部台座31bは図示して いない。その他、板状蓋部材1上には、当該板状蓋部材1の下方から上方への一 方向の空気流のみ許す逆止め弁5と、風船7のネック部71を拡げて冠着してお く係止部材6とが配設されている。
【0009】 次に、本考案の実施例装置を使用して物体挿入風船を製造する方法について、 図3〜図5を参照しながら説明する。
【0010】 まず、風船7のネック部71の伸び具合や、挿入物のサイズ、形状等を考慮し て口部台座31a、31bから挿入作業に適した筒状口部を有する口部台座を選 択する。物体の挿入の容易さのみ考慮するならば、挿入口である筒状口部は大口 径の方が良いが、風船7の筒状口部への冠着はネック部を大きく伸ばして行なう ため、大口径になる程、風船7は冠着し難くなる。この選択した口部台座を回動 させて開口部11上に位置させ、そして、図3に示すように、風船7の袋部72 をこの筒状口部から下方に挿入し、当該風船7のネック部71を前記筒状口部の 外口縁に折り返しつつ冠着し、当該風船7のネック部71から空気を送入して風 船を膨らませる。
【0011】 ついで、膨らませた風船7が萎まないようにネック部71を封止しながら、容 器A内に風船7を入れて、本装置を容器A上に載置する。本装置と容器Aとはパ ッキング部2により気密的に接触するので、図4に示すように、ネック部71の 封止を解いても風船から全ての空気が抜けることはなく風船7は膨らんだ状態を 維持する。なぜならば、風船7外面と容器A内面とで囲まれた空間Bは、容器A と板状蓋部材1、板状蓋部材1と口部台座31a、及び口部台座31aと風船ネ ック部71がそれぞれ気密的に接触しているために、気密空間となっているから である。ネック部71の封止を解くと、当然風船内は減圧し、風船7はゴム弾性 力により収縮しようとする。しかし、当該空間Bは、気密空間であるために風船 7の収縮により負圧を生じ、この空間Bの負圧と風船7の収縮力がつりあうこと により収縮が阻止される。このために風船7は、ネック部72が開口していても 膨らんだ状態を維持するのである。
【0012】 そして、図5に示すように、花束などの物体を前記筒状口部から風船7内へ差 し込むことにより、簡単に物体を挿入できるのである。挿入し終えて、ネック部 71を再び封止して本装置を容器Aから取り外し、風船7を筒状口部から抜き取 れば、物体挿入風船が得られるのである。図5においては有底管状のグリップ筒 8で花束茎幹部を束ねて、風船ネック部71に差込み、筒状口部に冠着してあっ たネック部71をグリップ筒8へ移動させ(図5中の矢印)、そこに固定するこ とにより、ネック部71を封止している。
【0013】 本考案の具体例である実施例は概ね上記のように構成されるが、本考案は前述 の実施例に限定されるものではなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内にお いて種々の変更が可能である。
【0014】 たとえば、風船7のネック部71を筒状口部に冠着し易くするため、或いは物 体を風船7内へ挿入し易くするために、図6中、符号32cで示すごとく筒状口 部を、上方に向かって広がる漏斗形状にしたり、また、物体の挿入を終えた風船 のネック部71の封止をより簡単にするために、同図中、符号32dで示す如く 筒状口部と口部台座を分離しても良い。
【0015】 また、上記実施例においては、選択できる口部台座として、筒状口部の口径の 異なるものを二つ設置したが、三つ以上の選択口部台座を設置したり、上述した ような筒状口部の形状の異なるものを選択口部台座として設置しても良い。
【0016】
【本考案の効果】
以上、実施例をもって説明したとおり本考案装置の本体は、いわゆるポリバケ ツの如き適当容器に載置するだけで、風船の収縮を阻止する気密空間を形成する ことができる板状蓋部材であり、小型軽量なので、本考案装置の移動、運搬も至 極軽便である。よって、屋内は勿論のこと、屋外においても手軽に風船に物体を 挿入することが可能になる。
【0017】 更に必要により、風船を冠着する筒状口部を、口径および形状が異なる他の筒 状口部と交換可能なように構成するならば、風船および挿入物体のサイズ、形状 等による多様な挿入条件にも広く対応できるので、さらに効率良く挿入作業を進 めることが可能になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例装置を示す斜視説明図である。
【図2】本考案装置を適当な容器に載置した状態を示す
断面図である。
【図3】本考案装置に風船を冠着して風船を膨らませよ
うとしている状態を示す断面説明図である。
【図4】膨らませた風船を冠着した本考案装置を適当な
容器に載置して風船ネック部の封止を解いた状態を示す
断面説明図である。
【図5】風船中に花束を挿入した状態を示す断面説明図
である。
【図6】本考案の実施変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 板状蓋部材 11 開口部 2 パッキング部 31 口部台座 32 筒状口部 7 風船 71 ネック部 72 袋部 A 容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に設けたパッキング部2により容器
    Aに載置して当該容器Aの開口縁部に気密的に合着可能
    な板状蓋部材1であって、中央には風船7のネック部7
    1が冠着可能な所要口径の筒状口部32を有する風船内
    への物体挿入装置。
  2. 【請求項2】 下面に設けたパッキング部2により容器
    Aに載置して当該容器Aの開口縁部に気密的に合着可能
    な板状蓋部材1であって、中央部に大径の開口部11を
    穿設し、上面に風船7のネック部71が冠着可能な所要
    口径の筒状口部32を中央に有する口部台座31を、前
    記筒状口部32と異口径、或いは異形状の筒状口部を有
    する少なくとも一つの口部台座と交換可能に且つ前記開
    口部11の縁部において気密的に接触し当該開口部11
    を被覆する如く設置したことを特徴とする風船内への物
    体挿入装置。
JP5856692U 1992-08-20 1992-08-20 風船内への物体挿入装置 Expired - Lifetime JPH073977Y2 (ja)

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JPH0619634U true JPH0619634U (ja) 1994-03-15
JPH073977Y2 JPH073977Y2 (ja) 1995-02-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114905784A (zh) * 2022-06-01 2022-08-16 义乌市新江工艺品有限公司 一种减压球及其生产工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH073977Y2 (ja) 1995-02-01

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