JPH0619524Y2 - シ−ト状滑り止め兼簡易包袋 - Google Patents

シ−ト状滑り止め兼簡易包袋

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Publication number
JPH0619524Y2
JPH0619524Y2 JP1352391U JP1352391U JPH0619524Y2 JP H0619524 Y2 JPH0619524 Y2 JP H0619524Y2 JP 1352391 U JP1352391 U JP 1352391U JP 1352391 U JP1352391 U JP 1352391U JP H0619524 Y2 JPH0619524 Y2 JP H0619524Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
slip
hand
thumb
packaging bag
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Expired - Lifetime
Application number
JP1352391U
Other languages
English (en)
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JPH04123210U (ja
Inventor
泰一郎 岩倉
Original Assignee
泰一郎 岩倉
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シート状をなし、手に
装着して使用時に手のすべり止めとしたり、或は手甲や
手のひらに物を固定するため又振動の緩衝効果を期待し
て従来の手袋にかえて押へ用具として使用する簡易包袋
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えばゴルフをする場合クラブのグ
リップを握る手がすべらないように滑り止めとして手袋
を使用し、釣においては釣り竿を握る手が、又野球にお
いてはバットを握る手が、更にドライブ特にオートバイ
のハンドルを握る手がそれぞれすべらないように手袋が
汎用されている。又手の甲やひらの疾患、ケガなどの場
合長大な包袋でグルグル巻きにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】滑り止め用として手袋
を使用する場合は、手袋は袋状であるから密閉構造で然
も素材に通気性がないのが殆んどであるため発汗による
ムレを生じ易く、又水ぬれ等による不快感を覚え、素材
によっては皮膚刺激感がある等から皮膚を弱め、最悪の
場合は皮膚疾患にまで及ぶことがある。又洗濯にさいし
ては袋状なので指袋の内部まで完全な洗濯が困難であり
又サイズ選択の面倒さ、時には高価であるなどの問題点
があり、特に前記スポーツなどの練習用としては不向き
である。
【0004】次に医療用の包袋で手をグルグル巻きにし
た場合は、巻いた包袋に伸縮性がなく、且つ多くは指の
またにかけて巻くので指の自由がきかなくなり、又幾重
にもまくので通気性を欠き更にまいた包袋がずれてしま
うなどの問題点があった。
【0005】本考案は上記の問題点にかんがみ滑り止め
としての手袋を適宜巾と長さを有するシート状にして前
記の問題点を解消し、又医療用としては幾重にも巻き付
けることをやめると共に指の自由がきき通気性があり取
扱いにも極めて便利で、更に滑り止め用でも、医療用で
も使い捨てが自由で安価なシート状滑り止め兼簡易包袋
を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願は以上の課題を解決
すめために考案されたものであるが、その手段について
実施例である図面に従って説明する。 即ち、すくなくとも手甲5から手のひら6を一周以上す
る適宜の長さHを有し、且つほぼ手甲5の長さ(手頸か
ら中指8までの長さに相当)を巾Wとするシート1の一
端に、一時的係止機構の係止片9を配設し、他端部に
は、その端縁から望ましくは手のひら6を被うに足る広
さの、手のひら被着部10を有せしめた位置であって当
該シート1の巾W内で親指7の附根7′がほぼ位置する
個所に親指第1挿通穴2を設け、当該穴2に親指7を挿
通してシート1を手甲5に廻した際ほぼ中指8の附根
8′に位置する個所に中指挿通穴4を設けると共に、更
にシート1を手のひら6に廻した際親指7の附根7′に
あたる位置に親指第2挿通穴3を設けてなり、先に手甲
5を被覆したシート部の適宜位置に一時的係止機構の他
の係止片9′を配設して、当該包袋を手甲と手のひらに
巻きつけた際係止機構で止着可能な構成を有する。
【0007】図面で示す実施例では、係止機構を、手甲
5の中央部で係止できるように配設してあるが、当該包
袋を2周巻きつけて手甲5の外側部で止着できるように
してもよく、係止片の配設位量は手甲5のどの位置でも
よい。
【0008】次にシート1の材料を、伸縮性を有する材
料を使用することも可能で且つ望ましく、更にシート1
の通気性をよくするため粗目の織布は勿論のことウレタ
ンや、不織布を使用し、又皮革の場合など通気性皆無の
材料の場合は通気微細孔の開孔処理して通気性をよくし
たシートを使用してもよい。更に親指及び中指の各挿通
孔2、3、4の周辺を縫製するとか、或は周辺にシート
1より丈夫な材料を縫着、接着又は縁取り縫製などによ
り裂断防止処理した構成としてもよい。 又当該包袋の巻付け或は固定を確実にするため指穴を小
指用、くすり指用、人さし指用の如く指を通す穴を増加
した構成としてもよい。 更に素材の伸縮性や緩衝能を調節する意味で複数種の素
材の組み合せ、即ち重着したシート1を使用した構成と
することも可能である。
【0009】
【作用について】この考案は以上のような構成を有する
が、次にその作用について述べる。 本考案を使用するときは、手のひら被着部10を手のひ
ら面に添わしめ、次いで親指7を親指第1挿通穴2に挿
通し、次に中指挿通穴4に中指を挿通しシート1を手甲
5から手のひら6に廻して、ついでシート1を親指7へ
廻して親指7を親指第2挿通穴3に挿通して手甲5へ廻
し係止片9を係止片9′に係合して係着する。
【0010】親指挿通穴1、2以外の指を複数挿通する
ように開穴してある場合はそれぞれの指を対応する指の
挿通穴に挿通することは勿論である。
【考案の効果】本考案は以上のような構成と作用を有す
るから、手に巻く場合は材料(シート材)の伸縮性によ
って比較的小さな手にも巻き易く、又通気性を良好にし
た材質のシート1であるから使用中汗をかいてもむれる
こともなく、皮膚表面の衛生上極めて良好である。又伸
縮性を有するから手への密着度がよいばかりでなくこれ
を調節することも可能であるからサイズ選択の必要性も
余りない。
【0011】またこのシート状滑り止め兼包袋を使用し
てオートバイや自動車を運転するとハンドルを握る手の
滑り止めとなり、ゴルフ用クラブのグリップを握るとき
はグリップへの密着度が向上し、魚釣りの場合は釣竿と
の密着性がよく、滑らず水にぬれても乾燥しやすいとい
う利点がある。勿論野球バットを握った場合でも同様で
ある。
【0012】次に手に振動が伝達される作業機を使用す
る作業のさい使用すると、振動の緩衝効果ばかりでなく
作業機把手との密着性がよいから作業がしやすくなる。 更に手の傷害時に治療処理後の固定、保護用として使用
するときは従来の包袋の代用となり、材料に伸縮性があ
るから患部固定と安定性が大である。然も通気性が良好
であり、シート1の材料からウレタン素材の如く撥水性
のものであればなお一層水をはじき発汗によるムレを防
止して治癒を促進する。
【0013】又本考案において指挿通穴の周辺に裂断防
止部を形成した場合は当該部からシート1の裂断を防止
できるし、シート1を伸縮性及び緩衝能のことなる素材
を重着して構成した場合は、手の甲部と手のひら部では
使用時における伸縮度に相違があるから上記の各利点が
一層たかめられる。
【0014】次に手袋のように指がないし、袋状になっ
ていないから洗濯に極めて便利であり、従来の手袋に比
して製造コストも安くかつ材料の安価なものの採用が容
易であるから使い捨てがきき、常に清潔なものを使用す
ることができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】手の表の説明図
【図2】手の裏の説明図
【図3】本考案シート状滑り止め兼包袋の裏面説明図
【図4】本考案シート状滑り止め兼包袋の表面説明図
【図5】本考案シート状滑り止め兼包袋使用時の手甲部
平面説明図
【図6】本考案シート状滑り止め兼包袋使用時の手のひ
ら部平面説明図 1 シート 2 親指第1挿通穴 3 親指第2挿通穴 4 中指挿通穴 5 手甲 6 手のひら 7 親指 7′ 親指の附根 8 中指 8′ 中指の附根 9 係止片 9′ 係止片 10 手のひら被着部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すくなくとも手甲及び手のひらを一周以
    上する適宜長さを有し、且つほぼ手頸から中指までの巾
    を有するシート1の一端部に、少くとも手のひらを覆う
    に必要な広さの手のひら被着部を残した位置にして当該
    シートの巾内で親指第1挿通穴を設け、当該穴に親指を
    挿通して手甲にシートを廻した際ほぼ中指の附根が位置
    する個所に中指挿通穴を設けると共に、更にシートを手
    のひらに廻してほぼ親指の附根にあたる位置に親指第2
    挿通穴を設けて、当該包袋を手に巻きつけた際係止機構
    で止着可能に構成してなることを特徴とするシート状滑
    り止め兼包袋。
  2. 【請求項2】 シート1に伸縮性材を使用したことを特
    徴とする前記請求項1記載のシート状滑り止め兼簡易包
    袋。
  3. 【請求項3】 シート1に通気微細孔処理をしてなるこ
    とを特徴とする前記請求項1又は2記載のシート状滑り
    止め兼簡易包袋。
  4. 【請求項4】 親指挿通穴2及び3並びに中指挿通穴4
    の周辺に、裂断防止処理をしたことを特徴とする前記請
    求項1又は2或は3記載のシート状滑り止め兼簡易包
    袋。
  5. 【請求項5】 伸縮性及び緩衝能の異る素材のシートを
    重着してなることを特徴とする請求項1乃至4記載のシ
    ート状滑り止め兼簡易包袋。
JP1352391U 1991-02-19 1991-02-19 シ−ト状滑り止め兼簡易包袋 Expired - Lifetime JPH0619524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1352391U JPH0619524Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 シ−ト状滑り止め兼簡易包袋

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JP1352391U JPH0619524Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 シ−ト状滑り止め兼簡易包袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04123210U JPH04123210U (ja) 1992-11-06
JPH0619524Y2 true JPH0619524Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31901504

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JP1352391U Expired - Lifetime JPH0619524Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 シ−ト状滑り止め兼簡易包袋

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4725882B2 (ja) * 2005-01-17 2011-07-13 株式会社シマノ 救命胴衣
JP7297001B2 (ja) * 2021-03-02 2023-06-23 薫 梅野 手袋抜け落ち防止具

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Publication number Publication date
JPH04123210U (ja) 1992-11-06

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