JPH06194016A - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

Info

Publication number
JPH06194016A
JPH06194016A JP34184492A JP34184492A JPH06194016A JP H06194016 A JPH06194016 A JP H06194016A JP 34184492 A JP34184492 A JP 34184492A JP 34184492 A JP34184492 A JP 34184492A JP H06194016 A JPH06194016 A JP H06194016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
ice
tray
purifying device
making device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34184492A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kouda
明夫 古宇田
Susumu Yamazaki
山崎  進
Masataka Terauchi
正高 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP34184492A priority Critical patent/JPH06194016A/ja
Publication of JPH06194016A publication Critical patent/JPH06194016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷蔵庫の自動製氷装置に於いて、製氷時間中の
静止した水受皿中の水の抗菌作用と、浄化装置の水詰ま
りが発生した場合の安全な構造を提供すること。 【構成】水タンク1の注出口2の直下に、浄化剤と抗菌
剤を一緒に収納した浄化装置15を水受皿8の水中に浸漬
して装設し、注出口2に嵌設したキャップ3に挿入され
た弁5が、水受皿8の凸起部13により押されて、水タ
ンク1中の水が開口部4より流出し、前記浄化装置を経
て浄化、抗菌されて水受皿8内に貯水される。 【効果】製氷時間中、静止している水受皿内の水の範囲
細菌の増殖および浄化装置内の水詰まりによる水の移動
中止を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の製氷装置にお
ける水浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の、製氷装置における水浄化
装置を図3及び図4で説明すると、21は水タンクであ
り、注出口22を下向きにして水受皿23の予備室24
の凸起部25の上に被せるように載せる。注出口22に
はキャップ26が被嵌してあり、上記キャップには中央
部に水の流出路である開口部27が設けられ、この開口
部27に上下動可能に弁28が挿入されている。そして
弁28がスプリング29によって、開口部27を閉塞す
る方向に装設されている。30は、水浄化剤である粒状
の活性炭31を収納した円筒状のカートリッジ型容器で
あって、キャップ26に着脱自在に係合する。この容器
30の外周面には、水の流出口であるスリット32が複
数個形成され、このスリット32の内面側にフィルター
33が装設されている。34は容器30の下面に設けら
れた断面円形の凹部であって、その内周面に水の流出口
であるスリット35が複数個形成され、このスリット3
5には、フィルター36が装設されている。この凹部3
4は、キャップ26の台座37に係合するものであり、
この場合に弁28の上部が収納される。また凹部34の
上部内周面には、パッキング38が設けられ、キャップ
26の台座37に係合した場合に、水が外方にもれない
ようになっている。
【0003】しかして、水受皿23の凸起部25に水タ
ンク21の注出口22を被せるように載せると、図4に
示すように、弁28がスプリング29の弾性に抗して押
圧されて開口部27が開口する。すると水タンク21内
の水がスリット32を経て容器30内部に浸入して、活
性炭31を通ることにより浄化される。浄化された水は
スリット37から流出して、開口部27を経て水受皿2
3へ流れる。この場合水面Aは注出口22の下端39の
位置まで上昇して停止する。
【0004】水受皿23は、スリット等のオリフィス4
0を有する仕切壁41により計量室42と予備室24と
に区画されているので、水は予備室より計量室へと移動
する。計量室42には製氷皿44の容器とほぼ等しい量
の水がはいっており、ポンプ45により給水パイプ46
を通して製氷皿44に送水される。更に冷却器47によ
り製氷が完了すると不図示の手段により貯氷ボックス4
8に溜めるようになっている。以上の場合計量室42内
の水がすべて給水されるとポンプ45は運転を停止す
る。そしてまたオリフィス40より計量室42には予備
室と同じ水位迄水が入ってくる。ポンプ45は製氷皿4
4の製氷が完了して貯氷ボックス48に氷塊を入れる
と、不図示の検知により再起動する。以上のサイクルを
繰り返して、貯氷ボックス48内に氷が所定量留まる
と、不図示の検知により上記サイクルが停止する。
【0005】尚、この種従来技術には特開平3−230
069号、実開平3−127177号がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、水浄
化装置を水タンクの注出口内に設置しているので、水タ
ンク内の水の浄化作用を行なえるが、水受皿内の水の浄
化と、浄化装置内の水詰まりについての配慮が不足して
おり、次の問題点があった。
【0007】(1) 水タンク内の水が、注出口内に設
置された水浄化装置を通過して、水受皿内に溜った直後
には上記水浄化装置により水は浄化されている。しかし
製氷時間中(例えば2〜3時間)は水受皿内に溜った水
が移動されないので水中に細菌が増殖する場合が生じる
という問題点があった。
【0008】(2) 浄化装置は水を活性炭内および狭い
通路を通過させるので、水詰まりを起す場合がある。こ
の場合、水タンク内の水は水受皿へ移動されず、製氷が
出来なくなるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ためには、 (1) 水タンクの注出口と相対する水受皿内の位置、即
ち真下の位置に浄化装置を設けることにより、水は必ず
浄化装置内を通過して水受皿内に貯水される。製氷時間
中、水受皿内の水が長時間移動されない場合でも、浄化
装置が水受皿内の水中に設置されているので、水受皿内
の水の浄化作用が行なわれるようになっている。
【0010】(2) 浄化装置の水通路に水詰まりを生じ
ても、浄化装置が水受皿の水中に設置してあるので、水
は浄化装置の内部を通らなくても、外側の隙間から水受
皿内に貯水できるようになっている。
【0011】
【作用】
(1) 水タンクを注出口が下向きになるように取付ける
と、注出口の弁が、水受皿の凸起部に押されて開き、水
タンク内の水が流れて水受皿内に貯水される。この場
合、水タンクの水は一旦注出口の真下に設置されてある
水浄化装置に流れて浄化された後、水受皿内に貯水され
る。
【0012】(2) 水は水浄化装置内の水浄化剤及び抗
菌剤を通過して浄化抗菌作用される。
【0013】(3) 更に水受皿に貯水された水が長時間
移動されない場合でも、水受皿の水中に浸漬された水浄
化装置の抗菌剤により、貯水の抗菌作用が行なわれる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
い説明する。
【0015】図1は本発明の実施例を示す要部縦断面
図、図2は実施例浄化剤の斜視図である。
【0016】まず図に於いて説明すると、水タンク1の
注出口2には、キャップ3が嵌設されている。キャップ
3の中央部には水の注出路である開口部4が設けられ、
この開口部4には弁5が上下動自在に挿入されている。
そして、この弁5はスプリング6によって、開口部4を
閉塞するように装設されている。更に注出口2とキャッ
プ3との間にはパッキング7により水を密封している。
【0017】しかして水受皿8は水タンク1の下方に装
設されており、スリット等のオリフィス9を有する仕切
壁10により、定量室11と予備室12に区別されてい
る。そして予備室12には、水タンク1の開口部4と相
対する場所に凸起部13が設けられてある。
【0018】そして、この凸起部13に開口部4を被せ
るように載せると、弁5がスプリング6の弾性に抗して
押圧されて、開口部4が開口する。すると水タンク1内
の水が開口部4を通って、水受皿8へ流出する。
【0019】その場合水面Bはキャップ3の先端14と
同一となる。そして突起部の外周に沿って着脱自在に、
且つ水中に浸漬して装設してあるドーナツ形状のカセッ
ト型浄化装置15を通過して、水受皿8内に貯水される
ようになっている。
【0020】尚、上記浄化剤には、浄化剤(例えば活性
炭)に抗菌剤を一緒に収納してある。
【0021】即ち、活性炭の表面に銀を添着したいわゆ
る銀炭を粒状にして、活性炭に混入してあるものであ
る。その配合比率は一般的には、活性炭92%、銀炭4
%、バインダー4%(以上%はwt)である。
【0022】上記により、銀イオンが水中に浮遊し、水
中の細菌に作用し、除菌あるいは細菌の増殖を押えると
言われている。
【0023】以上の如く浄化装置14を経た水は、浄
化、除菌されて水受皿8内に貯水されるが、製氷時間中
水受皿8内の水が長時間移動されない場合でも、浄化装
置14は水受皿8内の貯水中に浸漬されているので、抗
菌作用は継続して行なわれるようになっている。
【0024】尚、水受皿8の水が、ポンプ(不図示)に
より給水パイプ(不図示)を経由し、製氷皿(不図示)に
送られ、冷却器(不図示)により製氷が行なわれ、貯氷
ボックス(不図示)に貯氷されるサイクルは前述の従来
例と同じである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されているの
で、以下に記載されているような効果を奏する。
【0026】(1) 製氷時間中(例えば2〜3時間)
は、水受皿中の水の移動がないので、水中の細菌が増殖
する場合があったが、本案では水受皿の水中に浄化装置
が浸漬して設けられているので、浄化装置の抗菌作用は
続行できるものである。
【0027】(2) 水タンクの注出口と対応する場所に
浄化装置を設けることにより、水タンク内の水は必ず浄
化装置内を通過するので、効率の良い浄化作用が行なわ
れる。
【0028】(3) 浄化剤と抗菌剤を一緒に収納使用し
ているので、浄化作用及び抗菌作用が同時にできる。
【0029】(4) 浄化装置が水詰まりを生じても、水
受皿の水中の隙間より、水の移動は支障ないので、製氷
のサイクルはそのまま作動可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】浄化装置の斜視図である。
【図3】一般的冷蔵庫の製氷装置の全体の一部縦断面図
である。
【図4】従来例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1…水タンク、2…注出口、3…キャップ、4…開口
部、5…弁、6…スプリング、7…パッキング、8…水
受皿、9…オリフィス、10…仕切壁、11…定量皿、
12…予備室、13…凸起部、14…キャップ先端、1
5…浄化装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水タンクの注出口と相対する水受皿の位置
    に、水浄化剤を収納するカセットを着脱自在に設け、且
    つ水受皿内に注水される水中に上記カセットを浸漬させ
    ておくようにしたことを特徴とする冷蔵庫の製氷装置。
  2. 【請求項2】上記カセットを、給水、製氷、離氷を自動
    的に行なう自動製氷装置と組合せたことを特徴とする請
    求項1記載の冷蔵庫の製氷装置。
  3. 【請求項3】上記カセットに水浄化剤の他に抗菌剤を一
    緒に収納したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の
    製氷装置。
  4. 【請求項4】上記カセットをドーナツ形状としたことを
    特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製氷装置。
JP34184492A 1992-12-22 1992-12-22 冷蔵庫の製氷装置 Pending JPH06194016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34184492A JPH06194016A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 冷蔵庫の製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34184492A JPH06194016A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 冷蔵庫の製氷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06194016A true JPH06194016A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18349190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34184492A Pending JPH06194016A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 冷蔵庫の製氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06194016A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3950253A (en) Domestic water filtration apparatus
US5536396A (en) Water filtration kit
EP0900174B1 (en) Water treatment device with fill-counting cartridge
US4995975A (en) Unitary water cooler filter
US20060157399A1 (en) Filter Cartridge for a Standalone Point of Use Water Purification Device
EP0655938A1 (en) FILTERING CONTAINER.
KR101098212B1 (ko) 정수 카트리지 및 그것을 구비한 정수기
US6254768B1 (en) Water filter carafe
WO2007140082A2 (en) Combined feed tube adapter and sanitizer unit for a bottled water cooler
JPH06194016A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
US2562735A (en) Liquid treating apparatus
GB2269586A (en) Filter jug
US6082394A (en) Closed type water storage container with water level controller and air filtering device
JP2620570B2 (ja) 自動製氷装置
KR20120094022A (ko) 정수기
US5690822A (en) Water purifier having a storage tank and an excess water discharge conduit
JPH06213543A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
JPH06213544A (ja) 冷蔵庫用浄水器
CN211881683U (zh) 一种宠物饮水器
EP0872601A1 (en) Water treatment and delivery apparatus
JPH0785794B2 (ja) 濾過器
JP7385235B2 (ja) 浄水器
CN219438847U (zh) 净水桶及饮水机
JPH04136670A (ja) 冷凍冷蔵庫の浄水製氷装置
JPS637351Y2 (ja)