JPH06193971A - 電解水生成機能付電気温水器 - Google Patents

電解水生成機能付電気温水器

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JPH06193971A
JPH06193971A JP34444192A JP34444192A JPH06193971A JP H06193971 A JPH06193971 A JP H06193971A JP 34444192 A JP34444192 A JP 34444192A JP 34444192 A JP34444192 A JP 34444192A JP H06193971 A JPH06193971 A JP H06193971A
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water
supplied
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acidic
tank
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JP34444192A
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Inventor
Yoshikazu Ito
美和 伊藤
Nobukatsu Sakurai
信捷 桜井
Takeo Toriyama
建夫 鳥山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水した水道水を電解生成して沸き上げ、ア
ストリンゼン効果のある酸性イオン湯と胃腸等に効果の
あるアルカリイオン湯を、煩わしい操作なしに採湯でき
る電解水生成機能付電気温水器を得ること。 【構成】 水道水を電解水用容器7a内で電解生成し
て、酸性イオン水とアルカリイオン水に分離し、これら
の各イオン水を一時的に酸性貯水槽18とアルカリ貯水
槽25に貯え、次いで下部に発熱体2,2を有する酸性
貯湯タンク20及びアルカリ貯湯タンク27内に給水
し、ここで高温湯に沸き上げて採湯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水を電解生成して
これを沸き上げ、身体に良い湯等として利用する電解水
生成機能付電気温水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の飲料用の電気温水器の一
例を示す模式図である。1は貯湯タンク、2は貯湯タン
ク1内に設けられ発熱体、3は貯湯タンク1内に給水す
る量を一定量に制御するボールタップである。4は発熱
体2をON/OFF制御して貯湯タンク1内の湯の沸き
上げ湯温を制御する温度調節器、5は貯湯タンク1内の
湯を採湯する蛇口、6はといである。
【0003】上記のように構成した電気温水器の作用を
説明する。まず、貯湯タンク1内に給水が開始される
と、ボールタップ3は水面の上昇に連れて移動する。こ
うしてボールタップ3が所定の位置に来ると、給水は停
止され、貯湯タンク1内の水はは一定の水位に保持され
る。次に、発熱体2が温度調節器4によってON/OF
F制御され、貯湯タンク1内の水は加熱されて常に一定
温度に保持される。この湯は、温度調節器4により温度
制御して一定時間沸騰させ、カルキカットをする。カル
キカットされた湯は、給水された湯と混合することなく
蛇口5から飲料水として採湯する。
【0004】図14は従来の電解水生成器の一例を示す
模式図である。7は開放式の電解水用容器、8は電解水
用容器7を2つの分離槽A,Bに分離するイオン交換膜
である。9はイオン交換膜8によって分離された一方の
分離槽A内に挿入した+電極、10は他方の分離槽B内
に挿入した−電極、11は+電極9、−電極10に接続
した直流電源である。12は+電極9が挿入された分離
槽A側の酸性イオン水(マイナスイオン水)を貯留する
第1の容器、13は−電極10が挿入された分離槽B側
のアルカリイオン水(プラスイオン水)を貯留する第2
の容器である。
【0005】上記のように構成した電解水生成器におい
ては、まず電解水用容器7に必要量の水道水を入れ、+
電極9、−電極10に一定時間通電すると、電解水用容
器7に設けられたイオン交換膜8を通して+電極9側の
分離槽Aに酸性イオン水が、また−電極10側の分離槽
Bにアルカリイオン水が生成する。これらのイオン水を
使用するときは、酸性イオン水を分離槽Aから専用の第
1の容器12に、アルカリイオン水を分離槽Bから専用
の第2の容器13に移す。第1の容器12内の酸性イオ
ン水は弱酸性でアストリンゼン効果があり、風呂用や洗
い物用等に使用する。また、第2の容器13内のアルカ
リイオン水はミネラルを多量に含み、カルシウムを補給
したり胃腸の調子を正常にする等のため飲料用等として
使用する。
【0006】図15は従来の電解水生成器の他の一例を
示す模式図である。7aは密閉式の電解水用容器、14
は電解水用容器7a内への給水を制御する給水用バルブ
である。上記のように構成した電解水生成器の作用を説
明する。まず給水用バルブ14を開くと、電解水用容器
7a内に給水が開始される。給水完了後、電解水用容器
7a内に設けられた+電極9、−電極10に通電する
と、イオン交換膜8を通して+電極9側の分離槽Aに酸
性イオン水、−電極10側の分離槽Bにアルカリイオン
水が生成する。こうして、アルカリイオン水をカラン1
5から飲料用等として出水し、酸性イオン水を洗い物用
等として排水する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来の飲料用の電気温水器(図13)では、湯を沸騰し
て水道水に含まれるカルキを除去し美味しい湯として飲
用するが、健康に良いとか肌に良いなど身体に効果があ
るものではなかった。さらに、電解水生成器(図14、
図15)は水道水を電解するだけで、これを高温の湯と
して使用するには別の容器に入れて沸き上げなければな
らかった。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、給水した水道水から煩わしい操作なしにア
ストリンゼン効果のある酸性イオン湯と、胃腸等に効果
のあるアルカリイオン湯を取り出すことのできる電解水
生成機能付電気温水器を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電解水生
成機能付電気温水器は、 (1)給水を制御する電磁弁を有し、給水された水をイ
オン交換膜によって分離された分離槽内の+電極と−電
極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに電気分解す
る電解水用容器と、水位センサを有し、+電極が挿入さ
れた側の分離槽から給水された酸性イオン水を貯留する
酸性貯水槽と、酸性貯水槽から加圧ポンプによって供給
された酸性イオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節
手段を有する酸性貯湯タンクと、水位センサを有し、−
電極が挿入された側の分離槽から給水されたアルカリイ
オン水を貯留するアルカリ貯水槽と、アルカリ貯水槽か
ら加圧ポンプによって供給されたアルカリイオン水の加
熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有するアルカリ貯
湯タンクと、酸性貯水槽とアルカリ貯水槽に設けた各水
位センサの出力に対応して電磁弁を制御する制御器とを
備え、酸性貯湯タンクとアルカリ貯湯タンク内の各イオ
ン湯を一定圧力以上で給湯するものである。
【0010】(2)給水を制御する電磁弁を有し、給水
された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の
+電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンと
に電気分解する電解水用容器と、水位センサを有し、い
ずれか一方の分離槽から給水されたイオン水を貯留する
貯水槽と、この貯水槽から加圧ポンプによって供給され
たイオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有
する貯湯タンクと、貯水槽に設けた水位センサの出力に
対応して電磁弁を制御する制御器とを備え、貯湯タンク
内のイオン水を一定圧力以上で給湯し、電解水用容器内
の他方の分離槽のイオン湯を排水するものである。
【0011】(3)給水を制御する電磁弁を有し、給水
された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の
+電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンと
に電気分解する電解水用容器と、電解水用容器のいずれ
か一方の分離槽から加圧ポンプによって供給されたイオ
ン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有する貯
湯タンクと、加圧ポンプの圧力に対応して電磁弁を制御
する制御器とを備え、貯湯タンク内のイオン湯を一定圧
力で給湯し、電解水用容器内の他方の分離槽のイオン水
を排水するものである。
【0012】(4)給水を一定量に制御すると共に、給
水された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内
の+電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオン
とに電気分解する電解水用容器と、+電極が挿入された
側の分離槽から給水された酸性イオン水を貯留すると共
に、この酸性イオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調
節手段を有する酸性貯湯槽と、−電極が挿入された側の
分離槽から給水されたアルカリイオン水を貯留すると共
に、アルカリイオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調
節手段を有するアルカリ貯湯槽とを備え、酸性貯湯槽と
アルカリ貯湯槽内の各イオン湯を給湯するものである。
【0013】(5)給水を一定量に制御すると共に、給
水された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内
の+電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオン
とに電気分解する電解水用容器と、電解水用容器のいず
れか一方の分離槽から給水されたイオン水を貯留すると
共に、イオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段
を有する貯水槽とを備え、貯湯槽内のイオン湯を給湯
し、電解水用容器内の他方の分離槽のイオン水を排水す
るものである。
【0014】(6)給水を制御するバルブを有し、給水
された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の
+電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンと
に電気分解する電解水用容器と、電解水用容器のいずれ
か一方の分離槽から給水されたイオン水の沸き上げ湯温
の調節手段を有する瞬間加熱器とを備え、この瞬間加熱
器内のイオン湯を給湯し、電解水用容器内の他方の分離
槽内のイオン水を排水するものである。
【0015】(7)一定量に制御して給水された水を、
イオン交換膜によって分離された分離槽内の+電極と−
電極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに電気分解
すると共に、いずれか一方の分離槽にこの分離槽内のイ
オン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有する
電解水用容器を備え、加熱手段を設けた分離槽内のイオ
ン湯を給湯し、他方の分離槽内のイオン水を排水するも
のである。
【0016】
【作用】
(1)電解水用容器内でアルカリイオン水と酸性イオン
水とに電解生成したイオン水をそれぞれ貯水槽を経て貯
湯タンクに供給し、貯湯タンク内等で沸き上げられたア
ルカリイオン水を飲料用等として取り出し、酸性イオン
水を洗いもの用等として取り出す。 (2)電解水容器内のいずれか一方の分離槽のイオン水
を貯水槽を経て貯湯タンクに供給し、貯湯タンク内で沸
き上げられたイオン水を一定圧力以上で給湯し、他方の
分離槽内のイオン水を排水する。
【0017】(3)電解水容器内のいずれか一方の分離
槽からイオン水を加圧ポンプにより貯湯タンクに供給す
ると共に、加圧ポンプの圧力に対応して電解水容器の給
水路に設けた電磁弁を制御して電解水容器内の水位を常
に一定に保持する。そして貯湯タンク内のイオン湯を一
定圧力で給湯し、他方の分離槽内のイオン水を排水す
る。 (4)電解水容器内の酸性イオン水を酸性貯湯槽に貯留
すると共に、アルカリ性イオン水をアルカリ貯湯槽に貯
留してそれぞれ所定の温度に沸き上げ、各イオン湯をそ
れぞれ給湯する。
【0018】(5)電解水容器内のいずれか一方の分離
槽のイオン水を貯水槽に貯留して沸き上げ、貯留槽内の
イオン湯を給湯すると共に、他方の分離槽内のイオン水
を排水する。 (6)電解水容器内のいずれか一方の分離槽のイオン水
を瞬間加熱器に加え、この瞬間加熱器内のイオン湯を給
湯すると共に、他方の分離槽内のイオン水を排水する。 (7)電解水容器内のいずれか一方の分離槽内のイオン
水を沸き上げて給湯し、他方の分離槽内のイオン水を排
水する。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例を示す模式図である。な
お、図13〜図15の従来例と同一又は相当部分には同
じ符号を付す。図において、7aは密閉式の電解水用容
器、8は電解水用容器7aを2つの分離槽A,Bに分離
するイオン交換膜である。9はイオン交換膜8で分離さ
れた一方の分離槽A内に挿入した+電極、10は他方の
分離槽B内に挿入した−電極、11は+電極9、−電極
10に接続した直流電源である。なお、16は一端が電
解水用容器7aに接続された第1の配管で、その他端か
ら給水され、途中に電解水用容器7a内への給水を制御
する電磁弁17が設けられている。
【0020】18は一定量以上の酸性イオン水(マイナ
スイオン水)が供給されるとオーバーフローするオーバ
ーフロー管18aを有する酸性貯水槽で、酸性イオン水
は電解水用容器7aの分離槽A側の下部から供給され
る。19aは酸性貯水槽18内の酸性イオン水の最低貯
水量を検出するために酸性貯水槽18内の下部に設けら
れた第1の水位センサ、19bは最高貯水量を検出する
ために第1の水位センサ19aの上部に設けられた第2
の水位センサである。20は酸性貯水槽18から供給さ
れた酸性イオン水を貯留する酸性貯湯タンクで、2は酸
性貯湯タンク20内に設けられた発熱体、4は発熱体2
をON/OFF制御して酸性貯湯タンク20内の酸性イ
オン水の沸き上げ湯温を一定温度に制御する温度調節器
である。なお、21は酸性貯水槽18の下部と酸性貯湯
タンク20の下部とを接続する第2の配管で、途中に第
1の加圧ポンプ22が設けられ、酸性貯水槽18内の酸
性イオン水を酸性貯湯タンク20内に一定圧力範囲内で
給水加圧する。23は一端が酸性貯湯タンク20の上部
に接続された第3の配管で、他端に酸性イオン水採湯用
の第1の蛇口24が設けられている。
【0021】25は一定量以上のアルカリイオン水(プ
ラスイオン水)が供給されるとオーバーフローするオー
バーフロー管25aを有するアルカリ貯水槽で、アルカ
リイオン水は電解水用容器7aの分離槽B側の下部から
が供給される。26aはアルカリ貯水槽25内のアルカ
リイオン水の最低貯水量を検出するためにアルカリ貯水
槽25内の下部に設けられた第3の水位センサ、26b
は最高貯水量を検出するために第3の水位センサ26a
の上部に設けられた第4の水位センサである。27はア
ルカリ貯水槽25から供給されたアルカリイオン水を貯
留するアルカリ貯湯タンクで、内部には酸性貯湯タンク
20と同様に発熱体2及び温度調節器4が設けられてい
る。なお、28はアルカリ貯水槽25の下部とアルカリ
貯湯タンク27の下部とを接続する第4の配管で、途中
に第2の加圧ポンプ29が設けられ、アルカリ貯水槽2
5内のアルカリイオン水をアルカリ貯湯タンク27内に
一定圧力範囲内で給水加圧する。30は一端がアルカリ
貯湯タンク27の上部に接続された第5の配管で、他端
にアルカリイオン水供給用の第2の蛇口31が設けられ
ている。また、32は第1、第2の水位センサ19a,
19b及び第3、第4の水位センサ26a,26bから
の信号を受けて、電磁弁17の開閉を制御する制御器で
ある。
【0022】次に上記のように構成した第1の実施例の
作用を説明する。まず、水道水は第1の配管16を通
り、電磁弁17を介して電解水用容器7a内に給水され
る。ついで直流電源11により両電極9,10間に電圧
を印加すると、電解水用容器7a内のCa2+、Mg2+
Cl- 、F- 等のイオンを含んだ水は+電極9及び−電
極10によって電気分解され、分離槽A側に酸性イオン
水(マイナスイオン水)が、分離槽B側にアルカリイオ
ン水(プラスイオン水)が分離する。電解生成された酸
性イオン水は、分離槽Aの下部から酸性貯水槽18内に
貯留され、アルカリイオン水は、分離槽Bの下部からア
ルカリ貯水槽25内に貯留される。
【0023】酸性貯湯槽18内の酸性イオン水は、加圧
ポンプ22によって一定圧力(例えば0.8〜1Kg/
cm2 )に加圧され、第2の配管21を通って酸性貯湯
タンク20の下部に給水され、ここで温度調節器4によ
って制御された発熱体2により一定温度(例えば85
℃)に沸き上げられる。こうして第1の蛇口24を開く
と、沸き上げられた高温の酸性イオン湯が酸性貯湯タン
ク20の上部からの第3の配管23を通って採湯され
る。酸性イオン湯は弱酸性でアストリンゼン効果を有
し、また、まな板やふきん等の殺菌、洗い物用等に効果
がある。
【0024】一方、アルカリ貯湯槽25内のアルカリイ
オン水は、加圧ポンプ29によって一定圧力(例えば
0.8〜1Kg/cm2 )に加圧され、第4の配管28
を通ってアルカリ貯湯タンク27の下部に給水され、こ
こで温度調節器4によって制御された発熱体2によって
一定温度(例えば85℃)に沸き上げられる。こうして
第2の蛇口23を開くと、沸き上げられた高温のアルカ
リイオン湯がアルカリ貯湯タンク27の上部からの第4
の配管28を通って採湯される。アルカリイオン湯はミ
ネラルを多量に含んだアルカリ性を有し、胃腸の調子を
正常に戻したり、カルシウムの補給や飲料用等に使用し
て身体に良い効果がある。
【0025】なお、上記の各工程において、制御器32
は、第1、第2の水位センサ19a,19b及び第3、
第4の水位センサ26a,26bからの信号を受けて、
電磁弁17の開閉を制御し、酸性貯水槽18内の水位と
アルカリ貯水槽25内の水位を常時一定に維持する。す
なわち、酸性貯水槽18の下部に位置する第1の水位セ
ンサ19a、及びアルカリ貯水槽25の下部に位置する
第3の水位センサ26aの両者又はいずれか一方の水位
センサの位置まで水位が達していないときは、その水位
センサから制御器32に信号が送られ、この信号を受け
た制御器32は電磁弁17を開放させ、電解水用容器7
a内に給水をおこなう。一方、酸性貯水槽18の上部に
位置する第2の水位センサ19b、及びアルカリ貯水槽
25の上部に位置する第4の水位センサ26bの位置ま
でイオン水が達しているときは、その水位センサから制
御器32に信号が送られ、この信号を受けた制御器32
は電磁弁17を閉鎖させ、電解水用容器7a内への給水
を停止する。
【0026】実施例2 図2は本発明の第2の実施例を示す模式図である。第2
の実施例は、第1の実施例(図1)に示したアルカリ貯
水槽25とこれに付随する第3、第4の水位センサ26
a,26b、第4の配管28と加圧ポンプ29、アルカ
リ貯湯タンク27及び第5の配管30と第2の蛇口31
を省略したもので、分離槽B内のアルカリイオン水は分
離槽B内の下部から排水される。なお、分離槽A内の酸
性イオン水は、第1の実施例で示した場合と同様に、酸
性貯水槽18から酸性貯湯タンク20を介して第1の蛇
口24から採湯される。第2の実施例によれば、高温の
アルカリイオン水を必要としないときは、安価に製作で
きる。
【0027】実施例3 図3は本発明の第3の実施例を示す模式図である。第2
の実施例は、第1の実施例(図1)に示した酸性貯水槽
18とこれに付随する第1、第2の水位センサ19a,
19b、第2の配管21と加圧ポンプ22、酸性貯湯タ
ンク20及び第3の配管23と第1の蛇口24を省略し
たもので、分離槽A内の酸性イオン水は分離槽A内の下
部から排水される。なお、分離槽B内のアルカリイオン
水は、第1の実施例で示した場合と同様に、アルカリ貯
水槽25からアルカリ貯湯タンク27を介して第2の蛇
口31から採湯される。第3の実施例によれば、高温の
酸性イオン水を必要としないときは、安価に製作でき
る。
【0028】実施例4 図4は本発明の第4の実施例を示す模式図である。第4
の実施例は、第2の実施例(図2)に示した酸性貯水槽
18と第1、第2の水位センサ19a,19bを省略し
たものである。第4の実施例によれば、分離槽A側内の
酸性イオン水は、分離槽Aの下部から直接、第2の配管
21を通って酸性貯湯タンク20内に供給される。この
際、第2の配管21に設けられた加圧ポンプ22が一定
圧力以上になるとその出力信号が制御器32に送られ、
制御器32は電磁弁17に弁の閉鎖を指令する。こうし
て第1の配管16から電解水用容器7a内への給水が停
止する。一方、加圧ポンプ22が一定圧力以下になる
と、先と同じ経路を経て電磁弁17が開放され、第1の
配管16から電解水用容器7a内への給水が開始され
る。こうして、アストリンゼン効果のある酸性イオン水
は酸性貯湯タンク20内に一定圧力で給水されて沸き上
げられ、第3の配管23を通って第1の蛇口24から採
湯され、洗い物用として使用される。なお、分離槽B内
のアルカリイオン水は分離槽Bの下部から排水される。
第4の実施例では、第1の蛇口24からの給湯を電解生
成器の能力以上にすると酸性イオン水の酸性度が下がる
が、全体の構成は簡単かつ安価になる。
【0029】実施例5 図5は本発明の第5の実施例を示す模式図である。第5
の実施例は、第3の実施例(図3)に示したアルカリ貯
水槽25と第3、第4の水位センサ26a,26bを省
略したものである。第5の実施例によれば、分離槽B側
内のアルカリイオン水は、分離槽Bの下部から直接第4
の配管28を通って、アルカリ貯湯タンク27内に供給
される。この際、第4の配管28に設けられた加圧ポン
プ29が一定圧力以上になるとその出力信号が制御器3
2に送られ、制御器32は電磁弁17に弁の閉鎖を指令
する。こうして第1の配管16から電解水用容器7a内
への給水が停止する。一方、加圧ポンプ29が一定圧力
以下になると、先と同じ経路を経て電磁弁17が開放さ
れ、第1の配管16から電解水用容器7a内への給水が
開始される。こうして、アルカリイオン水はアルカリ貯
湯タンク27内に一定圧力で給水されて沸き上げられ、
第5の配管30を通って第2の蛇口31から採湯され、
飲料用として使用する。なお、分離槽A内の酸性イオン
水は分離槽Aの下部から排水される。第5の実施例で
は、第2の蛇口31からの給湯を電解生成器の能力以上
にするとアルカリイオン水のアルカリ度が下がるが、全
体の構成は簡単かつ安価になる。
【0030】実施例6 図6は本発明の第6の実施例を示す模式図である。7は
開放式の電解水用容器、8は電解水用容器7を分離槽
A,Bに分離するイオン交換膜、9は分離槽A内に挿入
した+電極、10は分離槽B内に挿入した−電極、11
は直流電源である。なお、3は電解水用容器7内に給水
する水量を一定量に制御するボールタップである。34
は電解水用容器7の下部に設けられ、分離槽A内の酸性
イオン水を貯留する酸性貯湯槽、2は酸性貯湯槽34内
の下部に設けられた発熱体、4は発熱体2をON/OF
F制御して酸性貯湯槽34内の湯の沸き上げ温度を制御
する温度調節器である。35は第6の配管で、その一端
は酸性貯湯槽34の下部に接続され、他端に第1の蛇口
24が設けられている。37は電解水用容器7の下部に
設けられ、分離槽B内のアルカリイオン水を貯留するア
ルカリ貯湯槽、2は発熱体、4は温度調節器である。3
8は第7の配管で、その一端はアルカリ貯湯槽37の下
部に接続され、他端に第2の蛇口37が設けられてい
る。
【0031】まず、電解水用容器7内に給水が開始され
ると、ボールタップ3は水面の上昇に連れて移動する。
こうしてボールタップ3が所定の位置に来ると、給水は
停止され、電解水用容器7内の水は一定の水位に保持さ
れる。次に、電解水用容器7内の+電極9と−電極10
に直流電源11によって電圧を印加すると、電解水用容
器7のイオン交換膜8を通して+電極9が挿入された側
の分離槽A内に酸性イオン水が、また−電極10が挿入
された側の分離槽Bにアルカリイオン水が生成する。
【0032】こうして生成された酸性イオン水を分離槽
Aの下部から酸性貯湯槽34内に供給し、アルカリイオ
ン水を分離槽Bの下部からアルカリ貯湯槽37内に供給
する。そして、各貯湯槽34,37内に設けられた各発
熱体2,2が各温度調節器4,4によってON/OFF
制御され、各貯湯槽34,37内の各イオン水は加熱さ
れて常に一定温度に保持される。こうして沸き上げられ
た酸性イオン水は第6の配管35を通して第1の蛇口2
4から採湯され、またアルカリイオン水は第7の配管3
8を通して第2の蛇口31から採湯される。第6の実施
例は、酸性貯湯槽34とアルカリ貯湯槽37を開放式に
しているため、落下式の温水器として使用できる。
【0033】実施例7 図7は本発明の第7の実施例を示す模式図である。第7
の実施例では、第6の実施例(図6)に示したアルカリ
貯湯槽37とそれに付随する温度調節器4、発熱体2、
さらに第7の配管38と第2の蛇口31とを省略したも
のである。第7の実施例では、分離槽Aの下部から酸性
イオン水を取り出して酸性貯湯槽34に貯留し、所定温
度に加熱後、第6の配管25を通して第1の蛇口24か
ら採湯する。一方、アルカリイオン水は分離槽Bの下部
から排水する。第7の実施例は、例えば洗い物専用の壁
掛式の温水器として使用できる。
【0034】実施例8 図8は本発明の第8の実施例を示す模式図である。第8
の実施例は、第6の実施例(図6)に示した酸性貯湯槽
34とそれに付随する温度調節器4、発熱体2、さらに
第6の配管35と第1の蛇口24とを省略したものであ
る。第8の実施例では、分離槽Bの下部からアルカリイ
オン水を取り出してアリカリ貯湯槽37に貯留し、所定
温度に加熱後、第7の配管38を通して第2の蛇口31
から採湯する。一方、酸性イオン水は分離槽Aの下部か
ら排水する。第7の実施例は、例えば飲料用の壁掛式の
温水器として使用できる。
【0035】実施例9 図9は本発明の第9の実施例を示す模式図である。7a
は密閉式の電解水用容器、8は電解水用容器7aを2つ
の分離槽A,Bに分離するイオン交換膜、9は+電極、
10は−電極、11は直流電源である。また、39は第
1の配管16の途中に設けられた給水用バルブである。
40は電解水用容器7aの分離槽Bの下方に位置する第
1の瞬間加熱器、2は第1の瞬間加熱器40内に設けら
れた発熱体、4は発熱体2の温度をON/OFF制御す
る温度調節器である。41は第8の配管で、一端は分離
槽Bの下部に接続され他端は第1の瞬間加熱器40の上
部に接続されている。なお、42は第1の瞬間加熱器4
0に設けられたカランである。
【0036】第9の実施例によれば、給水バルブ39を
開放して電解水用容器7a内に給水し、両電極9,10
に直流電圧を印加すると、各分離槽A,B内で酸性イオ
ン及びアルカリイオンが生成される。分離槽B内で生成
されたアルカリイオン水は第8の配管41を通って流下
し、第1の瞬間加熱器40内を流れつつ、温度調節器4
によってON/OFF制御された発熱体2によって加熱
される。こうして、カラン42から高温湯となったアル
カリイオン水が瞬間的に採湯され、使用に供される。一
方、分離槽A内で生成された酸性イオン水は、分離槽A
の下部から排水される。第9の実施例は、例えば飲料用
の壁掛式温水器として使用できる。
【0037】実施例10 図10は本発明の第10の実施例を示す模式図である。
7aは密閉式の電解水用容器、8は電解水用容器7aを
分離槽A,Bに分離するイオン交換膜、9は+電極、1
0は−電極、11は直流電源である。また、39は第1
の配管16の途中に設けられた給水用バルブである。4
3は電解水用容器7aの分離槽Aの下方に位置する第2
の瞬間加熱器、2は第2の瞬間加熱器43内に設けられ
た発熱体、4は発熱体2の温度をON/OFF制御する
温度調節器である。44は第9の配管で、一端は分離槽
Aの下部に接続され他端は第2の瞬間加熱器43の上部
に接続されている。なお、45は第2の瞬間加熱器43
に設けられたカランである。
【0038】第10の実施例によれば、給水バルブ39
を開放し、電解水用容器7a内に給水して直流電源11
を印加すると、各分離槽A,B内で酸性イオン及びアル
カリイオンが生成される。分離槽A内で生成された酸性
イオン水は第9の配管44を通って流下し、第2の瞬間
加熱器43内を流れつつ、温度調節器4によってON/
OFF制御された発熱体2によって加熱される。こうし
て、カラン45から高温湯となった酸性イオン水が瞬間
的に採湯され、使用に供される。一方、分離槽B内で生
成されたアルカリイオン水は、分離槽Bの下部から排水
される。第10の実施例は、例えば洗い物専用の壁掛式
温水器として使用できる。
【0039】実施例11 図11は本発明の第11の実施例を示す模式図である。
7は開放式の電解水用容器、8は電解水用容器7を2つ
の分離槽A,Bに分離するイオン交換膜、9は分離槽A
内に挿入した+電極、10は分離槽B内に挿入した−電
極、11は+電極9、−電極10に接続した直流電源で
ある。2は電解水用容器7の分離槽A側に設けられた発
熱体、4は発熱体2をON/OFF制御して電解水用容
器7の分離槽A内の湯の沸き上げ温度を制御する温度調
節器、3は電解水用容器7内に給水する水量を常に一定
量に制御するボールタップである。46は分離槽A側の
酸性イオン水を採湯するため分離槽A側に挿入された採
湯管で、その上端部は分離槽Aの上部に位置し、下端部
には蛇口5が設けられている。6は給水された水が一定
温度に沸き上げられた酸性イオン水と混合しないように
分離するといである。
【0040】まず、電解水用容器7内に給水が開始され
ると、ボールタップ3は水面の上昇に連れて移動し、所
定の位置に来ると給水は停止され、水面は常時一定の高
さに維持される。給水された水は分離槽A内で+電極に
よって酸性イオンに電解生成され、温度調節器4によっ
て制御された発熱体2によって沸き上げられ、一定温度
に維持される。なお、給水された水はとい6によって分
離されるので、一定温度に沸き上げられた酸性イオン水
と混合しない。こうして蛇口5を開くと、電解水用容器
7の分離槽Aに設けられた採湯管46の上部から酸性イ
オン水が採湯される。一方、分離槽B側のアルカリイオ
ン水は分離槽Bの下部から排水される。第11の実施例
によれば、蛇口5を開けることにより生成された酸性イ
オン水を直接発熱体2により加熱され、温度調節器4に
よって一定温度に維持するようにしたので、酸性イオン
水を生成しながら沸き上げることができる。
【0041】実施例12 図12は本発明の第12の実施例を示す模式図である。
7は開放式の電解水用容器、8は電解水用容器7を2つ
の分離槽A,Bに分離するイオン交換膜、10は分離槽
A内に挿入した−電極、9は分離槽B内に挿入した+電
極、11は直流電源である。2は電解水用容器7の分離
槽A側に設けられた発熱体、4は発熱体2を制御して電
解水用容器7の分離槽A内の湯の沸き上げ温度を制御す
る温度調節器、3はボールタップである。46は分離槽
A側のアルカリイオン水を採湯するため分離槽A側に挿
入された採湯管で、その上端部は分離槽Aの上部に位置
し、下端部には蛇口5が設けられている。6は給水され
た水が一定温度に沸き上げられた酸性イオン水と混合し
ないように分離するといである。
【0042】まず、電解水用容器7内に給水が開始され
ると、ボールタップ3は水面の上昇に連れて移動し、所
定の位置に来ると給水は停止され、水面は常時一定の高
さに維持される。給水された水は分離槽A内で−電極に
よってアルカリイオンに電解生成され、温度調節器4に
よって制御された発熱体2によって沸き上げられ、一定
温度に維持される。なお、給水された水はとい6によっ
て分離されるので、一定温度に沸き上げられたアルカリ
イオン水と混合しない。こうして蛇口5を開くと、電解
水用容器7の分離槽Aに設けられた採湯管46の上部か
らアルカリイオン水が採湯される。一方、分離槽B側の
酸性イオン水は分離槽Bの下部から排水される。第12
の実施例によれば、蛇口5を開けることにより生成され
たアルカリイオン水を直接発熱体2により加熱され、温
度調節器4によって一定温度に維持するようにしたの
で、アルカリイオン水を生成しながら沸き上げることが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、給水した水道水をイオン水に電気分解して沸
き上げ、胃腸等に効果のある高温のアルカリイオン水を
飲料用等として使用し、アストリンゼン効果のある酸性
湯を洗い物用等として使用するようにしたので、煩わし
い操作なしに身体に良い湯等を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す模式図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す模式図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す模式図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す模式図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示す模式図である。
【図6】本発明の第6の実施例を示す模式図である。
【図7】本発明の第7の実施例を示す模式図である。
【図8】本発明の第8の実施例を示す模式図である。
【図9】本発明の第9の実施例を示す模式図である。
【図10】本発明の第10の実施例を示す模式図であ
る。
【図11】本発明の第11の実施例を示す模式図であ
る。
【図12】本発明の第12の実施例を示す模式図であ
る。
【図13】従来の飲料用電気温水器の一例を示す模式図
である。
【図14】従来の電解生成器の一例を示す模式図であ
る。
【図15】従来の電解生成器の他の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
2 発熱体 3 ボールタップ 4 温度調節器 6 とい 7,7a 電解水用容器 8 イオン交換膜 9 +電極 10 −電極 17 電磁弁 18,25 貯水槽 19a,19b,26a,26b 水位センサ 20,27 貯湯タンク 22,29 加圧ポンプ 32 制御器 34,37 貯湯槽 39 給水用バルブ 40,43 瞬間加熱器 A,B 分離槽

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水を制御する電磁弁を有し、該給水さ
    れた水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の+
    電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに
    電気分解する電解水用容器と、 水位センサを有し、前記+電極が挿入された側の分離槽
    から給水された酸性イオン水を貯留する酸性貯水槽と、 該酸性貯水槽から加圧ポンプによって供給された酸性イ
    オン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有する
    酸性貯湯タンクと、 水位センサを有し、前記−電極が挿入された側の分離槽
    から給水されたアルカリイオン水を貯留するアルカリ貯
    水槽と、 該アルカリ貯水槽から加圧ポンプによって供給されたア
    ルカリイオン水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段
    を有するアルカリ貯湯タンクと、 前記酸性貯水槽と前記アルカリ貯水槽に設けた各水位セ
    ンサの出力に対応して前記電磁弁を制御する制御器とを
    備え、 前記酸性貯湯タンクと前記アルカリ貯湯タンク内の各イ
    オン湯を一定圧力以上で給湯することを特徴とする電解
    水生成機能付電気温水器。
  2. 【請求項2】 給水を制御する電磁弁を有し、該給水さ
    れた水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の+
    電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに
    電気分解する電解水用容器と、 水位センサを有し、前記いずれか一方の分離槽から給水
    されたイオン水を貯留する貯水槽と、 該貯水槽から加圧ポンプによって供給されたイオン水の
    加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有する貯湯タン
    クと、 前記貯水槽に設けた水位センサの出力に対応して前記電
    磁弁を制御する制御器とを備え、 前記貯湯タンク内のイオン湯を一定圧力以上で給湯し、
    前記電解水用容器の他方の分離槽のイオン水を排水する
    ことを特徴とする電解水生成機能付電気温水器。
  3. 【請求項3】 給水を制御する電磁弁を有し、該給水さ
    れた水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の+
    電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに
    電気分解する電解水用容器と、 該電解水用容器のいずれか一方の分離槽から加圧ポンプ
    によって供給されたイオン水の加熱手段及び沸き上げ湯
    温の調節手段を有する貯湯タンクと、 前記加圧ポンプの圧力に対応して前記電磁弁を制御する
    制御器とを備え、 前記貯湯タンク内のイオン湯を一定圧力で給湯し、前記
    電解水用容器の他方の分離槽のイオン水を排水すること
    を特徴とする電解水生成機能付電気温水器。
  4. 【請求項4】 給水を一定量に制御すると共に、該給水
    された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の
    +電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンと
    に電気分解する電解水用容器と、 前記+電極が挿入された側の分離槽から給水された酸性
    イオン水を貯留すると共に、該酸性イオン水の加熱手段
    及び沸き上げ湯温の調節手段を有する酸性貯湯槽と、 前記−電極が挿入された側の分離槽から給水されたアル
    カリイオン水を貯留すると共に、該アルカリイオン水の
    加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を有するアルカリ
    貯湯槽とを備え、 前記酸性貯湯槽と前記アルカリ貯湯槽内のイオン湯を給
    湯することを特徴とする電解水生成機能付電気温水器。
  5. 【請求項5】 給水を一定量に制御すると共に、該給水
    された水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の
    +電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンと
    に電気分解する電解水用容器と、 該電解水用容器のいずれか一方の分離槽から給水された
    イオン水を貯留すると共に、該イオン水の加熱手段及び
    沸き上げ湯温の調節手段を有する貯水槽とを備え、 該貯湯槽内のイオン湯を給湯し、前記電解水用容器の他
    方の分離槽のイオン水を排水することを特徴とする電解
    水生成機能付電気温水器。
  6. 【請求項6】 給水を制御するバルブを有し、該給水さ
    れた水をイオン交換膜によって分離された分離槽内の+
    電極と−電極とにより酸性イオンとアルカリイオンとに
    電気分解する電解水用容器と、 前記電解水用容器のいずれか一方の分離槽から給水され
    たイオン水の沸き上げ湯温の調節手段を有する瞬間加熱
    器とを備え、 該瞬間加熱器内のイオン湯を給湯し、前記電解水用容器
    内の他方の分離槽のイオン水を排水することを特徴とす
    る電解水生成機能付電気温水器。
  7. 【請求項7】 一定量に制御して給水された水をイオン
    交換膜によって分離された分離槽内の+電極と−電極と
    により酸性イオンとアルカリイオンとに電気分解すると
    共に、前記いずれか一方の分離槽に該分離槽内のイオン
    水の加熱手段及び沸き上げ湯温の調節手段を設けた電解
    水用容器を備え、 前記加熱調節手段を設けた分離槽内のイオン湯を給湯
    し、他方の分離槽内のイオン水を排水することを特徴と
    する電解水生成機能付電気温水器。
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