JPH06191496A - トランジション - Google Patents

トランジション

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JPH06191496A
JPH06191496A JP5232105A JP23210593A JPH06191496A JP H06191496 A JPH06191496 A JP H06191496A JP 5232105 A JP5232105 A JP 5232105A JP 23210593 A JP23210593 A JP 23210593A JP H06191496 A JPH06191496 A JP H06191496A
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ピーター・ケンプ・ホーマー
Robert V Parenti
ロバート・ヴィンセント・パレンティ
Joel Destefano
ジョエル・デステファノ
Wensen Chen
ウェンセン・チェン
Eric Talley
エリック・タレイ
John E Close
ジョン・エドワード・クローズ
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/002Launch systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 宇宙船をブースタの支持リングに支持するト
ランジションを提供する。 【構成】 本発明に係る支持トランジション15は、宇
宙船に取り付けられており、宇宙船及びブースタの軸1
00に平行な縦軸を画定しているリングの形状を成して
いる。トランジションは、ブースタの支持リングと合致
するように構成されている円形の端部14と、宇宙船と
合致するように構成されている多角形の端部62とを有
しており、これらの端部の間の円滑な遷移を可能にして
いる。トランジションの周囲は、縦軸に対する任意の横
断面において一定である。トランジションは、ファイバ
強化された凝固性液体又はカーボンファイバ補化樹脂の
ような合成材料で形成されている。多角形の端部は、ま
っすぐな4つの辺62a〜62dと、丸みのある隅部と
を有している長方形である。1組の宇宙船では、トラン
ジションは同じ大きさを保っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙船に関し、特に、
宇宙船をブースタ又は打ち上げ用ロケットの支持リング
に接続するアダプタ又はトランジション(遷移部材)に
関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙船は、通信、軍事上の監視、生態系
の監視、全世界にわたる位置測定及び暴風の予告を含む
気象の分野において重要になっている。種々の異なるペ
イロード、任務飛行期間等があるため、単一の宇宙船
「バス」を使用して、種々のペイロードを運ぶことが不
可能になっている。これは、小さなバスでは非常に長い
任務飛行に対するペイロードに加えて十分な推進剤を運
ぶことができないのに対して、非常に大きなバスでは短
期間の任務飛行に対する小さなペイロードの場合に費用
がかかりすぎるからである。この結果、人工衛星の製造
産業は、差し迫っている仕事の要件に合うような既存の
構造物の設計を用いて、非常に高価な特殊製作及び注文
製作に従事している。その結果の宇宙船は、各々が以前
の宇宙船と著しく異なっているので、個々にスペース上
の修正をしなければならない。個々の特殊製作及びスペ
ース上の修正は宇宙船の価格を上昇させると共に、調達
時間を増大させる。低価格及びより短い調達時間が好ま
しいものである。
【0003】
【発明の概要】本発明は、宇宙船をブースタ又は打ち上
げ用ロケットの支持リングに支持するように宇宙船に取
り付けられている支持トランジションにある。トランジ
ションは、宇宙船及びブースタの軸に平行な縦軸を画定
しているリングの一般的な形状を成している。トランジ
ションは、ブースタの支持リングと合致するように構成
されている円形の端部と、宇宙船と合致するように構成
されている多角形の端部とを有しており、これらの端部
の間の円滑なトランジション(遷移)を可能にしてい
る。トランジションの周囲は、縦軸に対する任意の横断
面において一定である。トランジションは、ファイバ強
化された凝固性液体又はカーボンファイバ強化樹脂のよ
うな合成材料で形成されていることが好都合である。特
定の実施例では、多角形の端部は、まっすぐな4つの辺
と、丸みのある隅部とを有している長方形である。1組
の宇宙船では、トランジションは同じ大きさを保ってい
る。
【0004】
【実施例の記載】図1は全体的に参照番号2100で示
されている宇宙船を図示しており、宇宙船2100は、
参照番号30a及び30bで示す広げられた4区分太陽
電池パネルと、全体的に参照番号1で示す本体部とを含
んでいる。本体部1は、アクセスパネル29a及び2
9aと、酸化剤タンク20と、第1の任務依存アンテ
ナシステムとを含んでおり、第1の任務依存アンテナシ
ステムは、二極リフレクタ30a及びその給電部31
と、第2のリフレクタ31b及びその給電部31
とを含んでいる。
【0005】図2は図1の宇宙船2100のしまい込ま
れた状態における概略部分分解斜視図である。このしま
い込まれた状態においては、図1の太陽電池パネル30
a及び30b、並びに展開されたリフレクタ31a
び31bのような突出している構成要素は、宇宙船の
主本体部に密接するように折り畳まれており、このしま
い込まれた状態の宇宙船を打ち上げ用ロケットの比較的
限られた内部に収容可能にしている。図1の構成要素に
対応する図2、図3及び図4の構成要素は、同じ参照番
号で示されている。図2において、宇宙船バスの主本体
部1は点線で囲まれている。宇宙船の主本体部1は縦軸
100にほぼ中心が設けられている。縦軸100は打ち
上げ用ロケット(図2には示されていない)の軸に平行
である。主本体部1内には、ペイロードモジュール部が
全体的に参照番号2で示されており、ペイロードモジュ
ール部2は、北トランスポンダパネルアセンブリ5と、
南トランスポンダパネルアセンブリ6と、地球パネルア
センブリ7とを含んでいる。ここで、用語「北」、
「南」、「地球」等は、宇宙船が正常動作にある場合の
好ましい方向を示している。主本体部1は又、全体的に
参照番号3で示す中心(コア)モジュールを含んでお
り、中心モジュール3は、一対の酸化剤タンク20及び
21と、燃料タンク22とを含んでいるのみならず、北
インタコスタル(肋間)パネルアセンブリ16と、南イ
ンタコスタルパネルアセンブリ17と、東インタコスタ
ルパネルアセンブリ18と、西インタコスタルパネルア
センブリ19とを含んでいる。主本体部1は又、全体的
に参照番号4で示すバスモジュールを含んでおり、バス
モジュール4は、東ベースパネル24と、西ベースパネ
ル25とを含んでいる。種々のパネルの名称及びその関
連する参照番号は、図4に分離して示されている。一般
に、ペイロードモジュール2は中心モジュール3によっ
て支持されるように構成されており、ペイロードモジュ
ール2及び中心モジュール3の両方は、姿勢制御、電力
制御、及び打ち上げ後のバスモジュール4による他のサ
ービスを行っている。
【0006】主本体部1に加えて、図2の構造は、しま
い込まれた北側太陽電池アレイパネルアセンブリ30a
と、しまい込まれた南側太陽電池アレイパネルアセンブ
リ30bとを含んでいる。アンテナリフレクタ31a1
と、その給電部31a2とが宇宙船の西側に近接して図
示されている。同様に、東側には、しまい込まれたリフ
レクタ31b1がその給電部31b2に近接して設けら
れている。参照番号29a1及び29a2、並びに参照
番号29b1及び29b2で示す2組のアクセスパネル
が、それらの正常位置から分解されて示されており、こ
れらのアクセスパネルは、インタコスタルパネルアセン
ブリ16及び17と、トランスポンダパネルアセンブリ
5及び6の対応する部分との間にある。
【0007】図2は又、南トランスポンダパネルアセン
ブリ6と南インタコスタルパネルアセンブリ17との間
に設けられている隔壁(バルクヘッド)パネル8と、北
トランスポンダパネルアセンブリ5と北インタコスタル
パネルアセンブリ16との間に設けられている他の隔壁
パネル9とを示している。参照番号10で示すオプショ
ンの延長パネルが南トランスポンダパネル6を延長して
おり、同様なパネル延長部11が北トランスポンダパネ
ル5を延長している。参照番号13a、13b、13
c、13d、13e及び13fで示す種々のボックス
が、パネル延長部10及び11上、地球パネル7上、並
びに北トランスポンダパネル5の内側上に設けられてい
る。これらのボックス13は、任務によって異なるペイ
ロード部分を示している。
【0008】図2では南トランスポンダパネル6及び内
側支持ハニカム部の外側面507の一部が破断されて、
参照番号12で示すヒートパイプ及びパネル6の裏面5
06の一部を示している。同様に、地球パネル7の外側
面597の一部が破断されて、そのヒートパイプ612
の一部を示している。これらのヒートパイプについて
は、図9、図10、図11、図12及び図13に関連し
て更に説明する。いくつかの光学表面放熱器(OSR)
505がトランスポンダパネル6の表面507上に取り
付けられて示されている。
【0009】アトラス(Atlas )、デルタ(Delta )又
はアリアン(Ariane)のような無人の打ち上げ用ロケッ
トは、一般に軌道に達するまで宇宙船を支持する支持又
はアダプタ・リングを含んでいる。図2において、打ち
上げ用ロケットのアダプタ・リングは参照番号14で示
されている。参照番号15として示すトランジション支
持部が、アダプタ・リング14と、インタコスタルパネ
ルアセンブリ16、17、18及び19のような中心モ
ジュール3の種々のパネル部材との間で力を伝達する。
図5(A)、図5(B)、図6(A)及び図6(B)に
関連して以下に説明するように、トランジション15は
断面形状が変化する補強複合リングであり、その周囲は
軸方向の長さに沿って一定である。個々に参照番号60
で示す一連の突出タブが、バスモジュール4のベースパ
ネル24及び25のための支持部をもたらすように、ト
ランジション15に関連して設けられている。図2は
又、参照番号23で示す種々の姿勢制御推進エンジンを
示しており、推進エンジン23は、推進及び制御ライン
を介して中心モジュール3に接続されている。バス電気
部品26と、反動又は運動量ホイール27と、バッテリ
モジュール28とが、バスモジュール4に取り付けられ
ている。遠地点推進エンジン35の一部が、中心モジュ
ール3の下側に突出して見られる。
【0010】図3は内部を詳細に示すように分解されて
いる中心モジュール3を示している。図2の構成要素に
対応する図3の構成要素は、同じ参照番号で示されてい
る。図3には、インタコスタルパネルアセンブリ18及
び19の構造と、インタコスタルパネルアセンブリ18
及び19の支持トランジション15の上側端部とのイン
タフェイスとが示されている。又、酸化剤タンク20及
び21がそれらの上部及び底部において参照番号33で
示す支持ストラットによって支持されており、燃料タン
ク22がその上部において支持ストラット34によって
支持されていることは、図3から明らかである。
【0011】図5(A)は打ち上げ用ロケットアダプタ
・リング14、支持トランジション15及び上側「リン
グ」62の斜視図である。上側リング62は、トランジ
ション15と図1のインタコスタルパネル16、17、
18及び19との間のインタフェイスを行っている。イ
ンタコスタルパネルはまっすぐであるので、上側支持
「リング」62は、正方形又は矩形構造のまっすぐな部
分62a、62b、62c及び62dで形成されてい
る。上側支持リング62の部分62bのような各部分
は、図6(A)の断面図に示されているインタコスタル
パネル19のようなインタコスタルパネルを受け入れる
ような寸法に形成されている上側ソケット部63を含ん
でいる。図6(A)のリング部62bは又、トランジシ
ョン支持要素15の上側縁部を受け入れるような大きさ
に形成されている下側ソケット部64を含んでいる。
又、図6(A)に示されているように、打ち上げ用ロケ
ットアダプタ支持リング14は、トランジション支持構
造15の下側縁部を受け入れるような大きさに形成され
ている円形の下側ソケットを含んでいる。トランジショ
ン支持構造を有している宇宙船は、クランプバンド(図
示していない)によって打ち上げ用ロケットアダプタ支
持部14に保持されている。クランプバンドは分離時に
解き放たれる。図5(A)を再び参照すると、トランジ
ション支持構造体15は上述したように、上側支持リン
グ62によってインタコスタルパネルを支持している。
宇宙船の負荷の一部は又、一連の突出しているタブ60
によってトランジションの若干下側に加えられる。タブ
60はトランジション15の下側部分と関連して、打ち
上げ用ロケットアダプタ・リング14と、図2に示され
ているバスモジュール4の東及び西ベースパネル24及
び25との間で負荷を移動する。図6(B)はタブ60
の所でトランジション支持部材15の一部を通る断面図
であって、突出タブ60が東ベースパネル24への取り
付けのためにどのように位置決めされるかを示してい
る。実際の接続は、接着剤、ボルト又はその組み合わせ
によって行われ得る。図5(A)の項目65及び66、
並びにトランジションの他方の側の項目65及び66と
対になるもの(図示していない)は、北及び南隔壁、並
びに北及び南インタコスタルパネルにトランジション支
持部をそれぞれ取り付けるための突出タブである。
【0012】図5(B)は製造中の支持トランジション
15を示している。上述したように、支持トランジショ
ン15は補強複合構造である。トランジション15の上
側端部は、全体の形状が隅部の丸くなっている正方形
(又は所望により長方形若しくは他の多角形)であり、
下側端部は円形である。一実施例では、この構造はカー
ボン強化ファイバテープを用いて作成されている。カー
ボン強化ファイバテープは、モールド上に設けられてお
り、樹脂マトリクス(素地)を含んでいる。図5(B)
は破線で示す縦方向トラック67bに沿って下側縁部か
ら上側縁部に向かって設けられる工程における強化ファ
イバテープ67aを示している。上述したように、縦軸
100と直交するどの面における支持トランジション1
5の周辺の長さも、他のどの面における支持トランジシ
ョン15の周辺の長さに等しい。これは、テープ67a
が縦方向トラック67bに沿って設けられるときに、あ
たかも支持トランジションが底部よりも上部において円
周の長さが短くなるかのように、上部において重なるこ
となく並んで設けられるという利点がある。この結果、
支持構造体15は底部に比較して(テープの重なりによ
って)上部に向かうほど厚くならず、その軸方向の長さ
の全体にわたって同じ厚さになっている。上部における
このような厚さの増大は、好ましくないことに宇宙船の
重量を追加し、必要でない部分の強さを増大させる。打
ち上げの間の力は、支持トランジションの軸方向の長さ
に等しいモーメントアームを介して作用するトルクの結
果として、トランジションの底部近くにおいて最大とな
り、これは又、図5(A)及び図6(B)に関連して上
述した支持タブ60によって、一部の負荷がトランジシ
ョン15をトランジションの若干下側で支持するように
加わるためである。従って、強度は上部ではなく、底部
において必要である。支持トランジション15の周辺の
長さが一定であるということは、縦軸100に対して4
5゜のようなある選択した角度にある参照番号67dで
示すトラックに沿って構造体に張り付けられる図5
(B)の参照番号67cのような強化ファイバテープの
層が、構造体の下側縁部から上側縁部の全トラックを通
じてその同じ角度(45゜)を維持するという他の利点
がある。このように、縦方向及び±45゜方向のファイ
バ強化部の連続層は、その公知の特性に依っている。周
辺の長さがトランジションの長手方向に沿って一定でな
いとした場合には、トラック67dの角度はその長手方
向に沿って変化し、その結果極端な場合には、トラック
67dは上側縁部に続くよりも、むしろ下側縁部にテー
プの戻りができる角度を有することになる。いずれの場
合にも、ファイバ補化部の角度を保証することはできな
い。
【0013】図7(A)は1組の宇宙船の参照番号21
00、2100、2100、………で示す互いに
重なった種々の部材を示している。図7(A)は単なる
例示であって、この1組の宇宙船は、5つ程度の部材を
有している。この組の各部材は、縦軸100の方向に測
定された軸方向の長さを有しており、この軸方向の長さ
は、この組の他の部材の軸方向の長さと異なっている。
例えば、図7(A)の部材2100は部材2100
よりも短い。図7(A)に示されている組の最も長い部
材は、参照番号2100で示す部材である。図7
(A)の1組の宇宙船のすべての部材の横方向寸法、即
ち横断寸法Wは、すべての部材が同じ打ち上げ用ロケ
ット内に嵌め込まれるように、同じである。勿論、ペイ
ロード特有部分は、打ち上げ用ロケットの制限領域内に
設けられなければならないが、この要件から外れてもよ
い。
【0014】上述したように、例えば5インチであるよ
うなある標準化された軸方向の増分寸法を使用した場合
に低価格が達成される。図7(A)の組の部材2100
の間の長さの差は5インチである。図7(B)は、図7
(A)に示す組の種々の部材に関連している支持トラン
ジション要素15及び中心モジュール3の組み合わせら
れたものの大きさの範囲を表している。図7(B)の中
心モジュール3及び3の寸法Wによって表される
ような横断寸法は、1組の宇宙船のすべての部材に対し
て同じである。図7(B)に示されているように、中心
モジュール3は、図7(A)に示されている1組の宇
宙船の軸方向長さの最も短い部材2100に関連して
いる。より長い中心モジュール3は、図7(A)に示
されている1組の宇宙船の最も長い部材2100に関
連している。これらの両極端な軸方向長さの間に存在す
る軸方向長さを有する図7(A)の1組の宇宙船の他の
部材は、図7(B)に示されている2つの長さの間に入
る中心モジュールの長さを有している。図7(C)は、
図7(A)の1組の宇宙船の最も短い部材2100
関連している球形の燃料タンク22を示している。図
示のように、燃料タンク22は2つの半球体222で
形成されている。図7(C)は、円筒形部223のよう
な円筒形部を半球体222の間に加えることにより形成
されている燃料タンクの大きさの範囲を示している。円
筒形部223は端部の半球体222と共に、軸100の
方向に細長く伸びている燃料タンク22を形成してお
り、燃料タンク22は、図7(A)の1組の宇宙船の
最も長い部材、即ち部材2100に関連している。こ
の組の他の宇宙船は、他の長さの円筒形部223を追加
することにより、図7(C)に示されている長さの間に
入る長さを有する燃料タンク22を含んでいる。燃料タ
ンクの円筒形部223の長さの増分は、5インチであ
り、図7(A)から図7(C)及び図8(A)から図8
(D)に示されている他の長さの増分に対応している。
図7(C)の燃料タンク22、………、22のすべ
てが縦軸100に直角な面において同じ断面寸法を有す
ることは明らかである。円筒体223の追加により生じ
る燃料タンクの長さの増大は、タンクの容量を増大さ
せ、従って、より長い宇宙船は横方向の寸法を大きくす
ることなく、より多くの燃料を運ぶことができる。タン
クの容量を増大させるこの方法は、増分用円筒形タンク
部によって異なる容量のタンクをスペース上修正する必
要がなくなるので、特に重要である。
【0015】図8(A)は軸100の方向において第1
の長さを有する南トランスポンダパネルアセンブリ6
を示していると共に、南トランスポンダパネルアセンブ
リ6 によって表される長さまでの5インチの所定の増
分ごとの大きさの範囲を表している。パネル6の幅寸
法Wは、パネル6の幅寸法と等しい。最も長いパネ
ルアセンブリ6は、図7(A)で示されている1組の
宇宙船の最も長い部材2100に関連しており、図8
(A)のパネル6は、図7(A)の組の最も短い宇宙
船の部材2100に関連する南トランスポンダパネル
アセンブリを表している。図2の宇宙船の本体部1の全
体の大きさは、少なくとも部分的にはトランスポンダパ
ネル5及び6の幅によって、及び他の方向においてはイ
ンタコスタルパネル18及び19、並びに隔壁パネル8
及び9の幅によって確立されている。これらのパネルの
幅が1組の宇宙船の部材間において同じである限り、宇
宙船の横断寸法は、その組の1つの部材から他の部材ま
で同じである。勿論、図2、図3及び図4に関連して詳
細に説明したような他のパネルアセンブリは、同様にし
て軸方向に延長することができる。短い宇宙船に比較し
て、その組のより長い宇宙船のトランスポンダパネルの
軸方向長さの増大は、より短い宇宙船に対する宇宙船の
熱拒絶能力を増大させる。従って、1組のより長い宇宙
船は横方向の寸法を変更することなく、より短い宇宙船
よりも高い電力ペイロードを有することができる。その
組のより長い宇宙船のトランスポンダパネルの軸方向長
さの増大は又、ペイロードボックスを取り付けるために
有効な有効取り付け面積及び体積を増大させる。
【0016】図8(B)は太陽電池パネル30を示し
ており、太陽電池パネル30の軸100の方向におけ
る寸法は、他の太陽電池パネル30の対応する寸法よ
りも小さいが、すべての太陽電池パネルは、共通の横方
向の寸法Wを有している。図8(B)は5インチの所
定の増分ごとの値の範囲を示している。図8(B)で示
される各太陽電池パネルは、図7(A)の1組の宇宙船
の対応する長さの部材に関連しており、一定のパネル幅
にもかかわらず、より大きな表面積を有しているた
め、展開された場合には、より長い宇宙船に対して増大
した電力を発生することができる。
【0017】図8(C)は図7(A)の1組の宇宙船の
種々の異なる長さの部材と共に使用され得る酸化剤タン
クの範囲を示している。図8(C)に示されているタン
クの組の最も小さな部材は参照番号20で示されてお
り、これは、2つの半球体220を含んでいる球体(図
示していない)の形状を成しているより小さな部材のタ
ンクを、その組が所望により含んでいることを示唆して
いる。図示のように、部材20は円筒形部221
共に、2つの半球体220で形成されている。図8
(C)の最も大きなタンクは、参照番号20で示され
ており、半球体220と、より長い円筒形部221
を含んでいる。半球体220の直径は同じであり、従っ
て、1組の宇宙船のすべての酸化剤タンク20の断面
寸法は同じである。ここで、符号xは部材のいずれかを
示すインデックスである。勿論、タンク20の体積は長
さの増大と共に増大し、従って、更にスペースを修正す
ることなく、その組の宇宙船のより長い部材内に、より
短い部材内よりも多くの酸化剤を設けることができる。
【0018】図8(D)は種々の長さのヒートパイプア
センブリを構造体50及び50として示しており、
構造体50及び50の各々は、図7(A)の1組の
宇宙船の部材のトランスポンダパネルのようなパネルに
関連している。ヒートパイプアセンブリについては更
に、図9、図10、図11、図12及び図13に関連し
て以下において説明する。図8(D)に示されているよ
うに、ヒートパイプの「垂直」部分は縦軸100に平行
な方向に引き延ばされている。ヒートパイプの長さは、
熱放射のために有効な面積を調整するように増分調整す
ることができ、高い又は低い電力ペイロードの要件にパ
ネルの熱拒絶能力を合わせることができる。従って、パ
ネルの寸法を変更したとしても、ヒートパイプ構造はペ
イロード熱負荷に依存して長さを変更してもよいし、変
更しなくてもよい。
【0019】下記に示す表1は、計画中の特定の1組の
宇宙船に関連する変数のいくつかを表にしたものであっ
て、1組の宇宙船の各部材間の主要な差異の一部を示し
ている。
【0020】
【表1】
【0021】行Iは、燃料タンクの長さが縦方向におい
て36インチの最小値から5インチ増分で76インチの
最大値までの範囲にあることを示している。行IIから
行VIIIまでは説明を必要としないであろう。行IX
は、太陽電池アレイパネルの各々が63平方フィートの
最大面積及び40平方フィートの最小面積を有している
ことを意味しており、「一方又は他方」は、価格及び人
的資源(マンパワー)の理由のために、初期計画が5イ
ンチの倍数である1つの増分に限定されることを意味し
ている。その組のより後の宇宙船の部材は、中間の寸法
を有するであろうことが予想される。又、表1の行XI
に記載されているように、図2及び図3に示されている
上側推進エンジン23aは、地球パネル7に関して固定
されており、トランスポンダパネルの長さが5インチの
長さの増分で増大するにつれて、上側推進エンジン23
aも5インチの増分ごとに打ち上げ用ロケットの分離面
(S.P.)から更に遠くなっている。行XIIに記載
されているアークジェット236の位置(TBD)は、
任務の詳細及びその結果の重力の中心(CG)の位置に
基づいて決定される。下側推進エンジン23cは、打ち
上げ用ロケットの分離面に関して固定された高さにあ
る。行XIVに記載されている多重(MUX)延長パネ
ル616及び行XVの地球ヒートパイプは、図11に関
連して説明される。ニッケル−水素バッテリセル圧力容
器(PV)の数量が行XVIに記載されている。
【0022】図9(A)は図2の南トランスポンダパネ
ル6の一部の断面図であって、内側フェイスシート50
6、フェイスシート507、及びハニカム構造508の
形状の内部低密度コアを示している。公知のように、フ
ェイスシート及びハニカム構造は通常、低価格、軽量及
び良好な熱伝導のアルミニウムで形成されているが、他
の材料でもよい。特に、カーボンファイバ強化樹脂から
成るフェイスシートが考えられる。図9(B)はフェイ
スシート507及びハニカム構造充填物508が取り除
かれた状態のパネル6の正面図であり、延在しているヒ
ートパイプが露出している。図9(B)に示すように、
第1の「ヘッダ」ヒートパイプ502はパネル6の上部
を横切って左から右に延在しており、第2のヘッダヒー
トパイプ504はパネルの底部を横切って左から右に延
在している。又、図9(B)において、ヘッダヒートパ
イプ502及び504の間に設けられている全体的に参
照番号570で示す第1の組のヒートパイプは、ヒート
パイプ12aを含んでおり、ヒートパイプ12aは、ヘ
ッダ504から軸100を横切る面514まで上方に延
在しているまっすぐな部分を有している。ヒートパイプ
12aはまっすぐな部分に加えて、ほぼ文字「J」の形
状の部分を含んでおり、この部分は、ヘッダパイプ50
4に熱的に接触している底部566aと、ヘッダヒート
パイプ504から少し離れて上方に延在している「フッ
ク」部568aとを有している。ヒートパイプの「フッ
ク」部は、周囲の状態によって余分な熱伝達液体が発生
するような場合にこの余分な熱伝達液体が蓄積し易い位
置である。図9(B)のヒートパイプの組570は、参
照番号512aで示す他のヒートパイプを含んでいる。
ヒートパイプ512aは又、ヘッダヒートパイプ502
から横断面514の下側に設けられている横断面510
まで下方に延在しているまっすぐな部分を含んでいる。
ヒートパイプ512は上述したまっすぐな部分に加え
て、ほぼ「J」字の形状の部分を含んでおり、この部分
は、「底」部516aと、下方に短い距離延在している
「フック」部518aとを含んでいる。横断面510及
び514の間に存在しているオーバラップ領域Oには、
ヒートパイプ12a及び512aのまっすぐな部分が並
んで設けられており、熱接触状態にある。
【0023】複数の他の組又は対のヒートパイプ12及
び512が、上側ヘッダヒートパイプ502と下側ヘッ
ダパイプ504との間に設けられている。例えば、ヒー
トパイプ12bは、ヘッダヒートパイプ504から横断
面514まで上方に延在しているまっすぐな部分と、J
字形状の部分とを含んでおり、このJ字形状の部分は、
ヘッダ504と熱接触している底部566bと、ヘッダ
504から上方に短い距離延在しているフック部568
bとを含んでいる。ヒートパイプ12bのフック部は、
ヒートパイプ12aと熱接触状態にある。ヒートパイプ
12bは、ヒートパイプ512bのまっすぐな部分と領
域Oにおいて並んで設けられている。ヒートパイプ51
2bはヘッダ502から下方に延在していると共に、ヒ
ートパイプ512bは、ヘッダ502に沿って延在して
いる底部516bと、ヘッダヒートパイプ502から下
方に延在しており、ヒートパイプ512aのまっすぐな
部分と接触しているフック部518bとを含んでいる。
他のヒートパイプ対12c及び512c、………、12
n及び512nの各々が、その関連する底部566c及
び516c、………、566n及び516nと、フック
部568c及び518c、………、568n及び518
nとをそれぞれ有しており、パネル6の全体を通じて熱
分配を行うようになっている。上述したものと類似した
他の組のヒートパイプが、全体的に参照番号570′で
示されており、図9(B)の軸100に対して組570
と対称に配設されている。組570′のヒートパイプの
参照番号は、ダッシュが付けられていることを除いて組
570のヒートパイプの参照番号と同じである。上述し
たように、図9(B)は図2の南トランスポンダパネル
6を示しており、同様な組のヒートパイプが図11に関
連して以下に説明するように、北トランスポンダパネル
5内に埋め込まれている。
【0024】一般に、図2の北又は南トランスポンダパ
ネル5又は6のうちの一方が宇宙の冷たい側に面し、太
陽からの熱負荷を受けない。そのトランスポンダパネル
は、その光学表面放熱器(OSR)505を介して宇宙
に熱エネルギを放射する。パネル6に関連しているヒー
トパイプ12及び512は、このパネルを介して熱を
「垂直」に分配して、温度を均一化する。オーバラップ
領域Oは、特にペイロードモジュール13(図2)の大
電力部分を取り付けるのに適している。これは、オーバ
ラップ領域O内で発生する熱が(ヒートパイプ512に
よって)上方に、及び(ヒートパイプ12によって)下
方に伝達されるからである。
【0025】図7(A)〜図7(C)及び図8(A)〜
図8(D)に関連して上述したように、トランスポンダ
パネルの熱拒絶能力は、軸100の方向におけるヒート
パイプネットワークの大きさが増大するのにつれて増大
する。図10(A)は図9(B)のものに比較して(図
9(B)のパネルにおけるよりも軸100の方向に長
い)軸方向に延在しているヒートパイプネットワーク1
2及び512を有している南トランスポンダパネル50
6を示しているが、ヒートパイプ12及び512は、図
9(B)におけるように同じ物理的長さを有している。
即ち、図9(B)のヒートパイプ12の長さLは、図
10(A)のヒートパイプ12の長さLに等しく、図
9(B)のヒートパイプ512の長さLは、図10
(A)のヒートパイプ512の長さLに等しい。しか
しながら、オーバラップ領域Oは図9(B)のオーバ
ラップ領域Oよりも短く、その結果、大電力ペイロード
部品が取り付けられる領域は小さくなっている。パネル
自身及びヒートパネルネットワークが長いにもかかわら
ず、1組の宇宙船の異なる部材が同じ長さのヒートパイ
プを有しているこのような構成は、特定の長さのヒート
パイプが在庫品としてストックされ、切断が好ましくな
い場合に有益である。
【0026】図10(B)は図10(A)のパネル50
6と寸法において対応しているパネル506を示して
いるが、ヒートパイプ12及び512は、図9(B)の
オーバラップ領域Oと大きさにおいて同じであるオーバ
ラップ領域Oを維持するように、長さL 及びL
にそれぞれ長くなっている。長くなった両パネル506
及び506は、同じ面積を有しており、従って、所与
の温度上昇に対して同じ熱拒絶能力を有するが、大電力
ペイロード部品がある場合の熱分配能力及び熱放射は、
図10(B)のパネル506の構成において改良され
る。ヒートパイプ自身の長さを調整するこのような構成
は、はさみ切ったり、はさみ部で切断したり、溶接する
ことにより、長いヒートパイプを製造し、所望の長さの
ものを作成する場合に好ましいものである。
【0027】図11は図2の北及び南トランスポンダパ
ネル5及び6、並びに地球パネル7を示しており、これ
らは、パネル6のOSR(光学表面放熱器)505、表
面シート507及びハニカム構造コア508を除去する
ことにより、そしてパネル7の表面シート597の大部
分及びハニカム構造のすべてを除去することにより骨格
のみが示されており、これらのパネルの全体のヒートパ
イプ構造を露出している。図11において、パネル6の
ヒートパイプ構造は図9(B)に関連して説明したもの
と同じであり、対応する構成要素は同じ参照番号で示さ
れている。南トランスポンダパネル6に関連して既に説
明したものに対応する北トランスポンダパネル5の構成
要素が、ダッシュの付いた同じ参照番号で示されてい
る。図11において、1組のヒートパイプ対は、その1
つが参照番号612として示されているが、地球パネル
7に組み入れられている。参照番号612のようなヒー
トパイプは、並設された対になっており、トランスポン
ダパネル6のヒートパイプ対12及び512に類似した
J字形状の端部を有している。地球パネル7のヒートパ
イプ対612のJ字形状の端部は、参照番号502又は
502のようなヘッダパイプに当接している。これ
は、パネル7を横切ってヘッダ502からヘッダ502
への熱の流れ又はその反対の熱の流れを可能にしてい
る。パネルからパネルへの熱伝達は、例えばパネル6と
パネル7との間の熱伝達が熱伝達領域695aにおいて
発生し、パネル5とパネル7との間の熱伝達が領域69
5bで発生するというように、参照番号695で示す熱
伝達領域で達成される。図11に示す構成は、例えば太
陽負荷によって、又はアンバランスな熱負荷によって生
ずるように、北又は南トランスポンダパネル5又は6の
うちの一方が他方よりも熱い場合に、熱はそのトランス
ポンダパネルに沿って上方に移動し、熱伝達領域695
のヘッダヒートパイプ502を通って地球パネル7のヒ
ートパイプ612に移り、ヒートパイプ612から北又
は南トランスポンダパネルのうちの他方の冷たい方のヒ
ートパイプに移り、最初に冷たいパネルの温度を上昇さ
せるという利点がある。温度が上昇する結果、熱の拒絶
が生じる。ヘッダヒートパイプは又、パネルにわたる温
度勾配を低減するのに役立つ。こうして、宇宙船の熱拒
絶能力は全体として増大する。従って、地球対面パネル
7に取り付けられている図2の部品13a、13b及び
13cのようなペイロード部品によって発生し、パネル
7の熱拒絶能力を超えている熱負荷の部分は、ヒートパ
イプ612に沿ってヘッダパイプ502及び502
効率的に伝達されると共に、トランスポンダパネル5及
び6に伝達されて拒絶される。北及び南トランスポンダ
パネル5及び6の領域615及び616は、ヒートパイ
プ温度伝達能力に欠けている。これらの領域は、大きさ
を変えることができるが、低電力装置を取り付けるため
に使用され得る。こうして、地球パネル7はトランスポ
ンダパネル5及び6のみならず、装置を取り付けるため
にも使用され得る。従って、有効な取り付け領域が更に
十分に設けられており、その結果、宇宙船全体の大きさ
を低減することができる。
【0028】図12は図11の詳細図であって、南トラ
ンスポンダパネル6と地球パネル7との接続点の一部の
熱成分を示している。図11の構成要素に対応する図1
2の構成要素は、同じ参照番号で示されている。図12
において、ヒートパイプの断面の外形は正方形であるこ
とがわかる。これは、ヒートパイプの間における最大熱
伝達のための平坦な表面を形成している。3次元の
「J」字形状は、ヒートパイプの取り付けの際に方向を
誤るのを防止している。しかしながら、正方形の断面が
好ましい。これは、J字形状が間違った面に曲げられる
かもしれないからであり、正方形の断面以外に長方形の
断面を用いたまっすぐなヒートパイプの領域においてさ
えも、隣接するヒートパイプは異なって方向付けられる
ことがあり、パネルシートは「より高い」パイプと良好
な熱接触を行うが、隣接する「より短い」ヒートパイプ
と接触するために、平坦な状態から変形しなければなら
ない。図12に示すように、パネル6上のヒートパイプ
512a′は、ヒートパイプ12a′のまっすぐな上側
部分に接触しているまっすぐな下側部分と、ヘッダヒー
トパイプ502に接触している底部516a′と、熱的
に自由なフック部518a′とを有している。パネル6
においては又、ヒートパイプ512b′は、ヘッダ50
2に隣接して位置決めされている底部516bと、ヒー
トパイプ512aのまっすぐな部分に隣接して位置決め
されているフック部518b′とを有している。地球パ
ネル7上には、対応する組の「J」字形状のヒートパイ
プ612及び6512が同様に設けられている。例え
ば、ヒートパイプ612a′は、ヒートパイプ6512
a′のまっすぐな部分に接触して設けられているまっす
ぐな部分と、ヘッダヒートパイプ512の一部及び南パ
ネル7のヒートパイプ512a′の底部516a′の一
部にオーバラップしていくらかずれて位置決めされてい
る底部666a′と、自由なフック部668aとを有し
ている。同様に、地球パネル7の他のヒートパイプ61
2b′は、ヒートパイプ6512b′のまっすぐな部分
と熱的に接触しているまっすぐな部分を含んでいると共
に、ヘッダヒートパイプ502及びヒートパイプ512
b′の底部516b′の両方に接触してオーバラップす
るように設けられている底部666b′を含んでおり、
更にヒートパイプ612a′のまっすぐな部分に接触し
ているフック部668b′を含んでいる。ヘッダパイプ
502の近くの領域におけるパネル6及び7の他のヒー
トパイプの関係は、更に説明することなく図12から理
解されるであろう。
【0029】図13(A)は断面線6c−6cの方向に
見た図12のパネル接続部の図である。図13(A)に
おいて、図12の構成要素に対応する構成要素は、同じ
参照番号で示されている。又、ヒートパイプの「J」字
形状の部分を示すために文字「J」が付加されており、
文字「H」がヘッダヒートパイプを示している。図13
(A)において、ヘッダヒートパイプ502及び「J」
字底部516d′に対する「J」字底部666d′のオ
ーバラップ位置が明らかである。
【0030】図13(A)に示されている南トランスポ
ンダパネル6は、参照番号680で示す留め具(ファス
ナ)によって地球パネル7に固定されている。留め具6
80はパネル6(及び所望により参照番号6′で示す延
長部)を通って、パネル7に関連しているフランジ67
0に接続されている。熱伝導グリース、又は他の熱伝導
材料若しくはガスケットをフランジとパネル6との間に
塗って、熱伝達領域695における熱伝達を改良してい
る。現在評価されている1つの熱伝導物質は、ユニオン
カーバイド(Union Carbide )によって生産されている
シートガスケット材料であるグラフォイル(Grafoil )
である。
【0031】図13(B)は図13(A)に類似した他
の実施例を示しているが、この実施例では、2つの他の
ヘッダヒートパイプ602が接続部に沿った熱伝達を増
大すべく設けられていると共に、他の組のヒートパイプ
603が熱流容量を増大すべく、地球パネル7を通って
延在している。図13(C)は更に他の実施例を示して
おり、この実施例は地球パネル7に、2つのヘッダヒー
トパイプと、2つの「J」部分とを含んでおり、隣接す
る南トランスポンダパネル6に、2つのヘッダヒートパ
イプと、1つの「J」部分とを含んでいる。
【0032】従来の宇宙船パネルがRF電力増幅器のよ
うな電気装置を支持する場合、これらの増幅器は、各増
幅器に関連する制御可能なヒータを含んでおり、これら
のヒータは、関連するRF電力増幅器とほぼ同じ熱量を
放散するように選定されている。増幅器がオフライン時
のように通電電力を除去された場合、関連するヒータが
スイッチオンして、熱バランスを維持するように補助す
る。宇宙船バスは異なるペイロードで容易に使用される
ようになっているので、電気装置の各部分に対する個々
のヒータを除去することは有益なことである。その代わ
りとして、フィードバック熱制御システムが各パネルに
付設されている。熱制御システムは、図2の参照番号7
2によって示されているサーモスタット及びヒータを用
いており、これらのサーモスタット及びヒータは、北及
び南トランスポンダパネル5及び6の内側面上、並びに
地球パネル7の内側面上に配置されている。1つのヒー
タは通常、ヒートパイプネットワークの各ヒートパイプ
に対して設けられている。設定値温度及び有効な電力
は、ペイロードの詳細な研究に基づいている。
【0033】下記に示す表2は、3つの異なる打ち上げ
用ロケットで打ち上げようとする1組の通信宇宙船の3
つの宇宙船部材の特性を表にしたものである。
【0034】
【表2】
【0035】3つの異なる型が行のヘッディング1a、
1b及び1cに示されている。行Iに表されているよう
に、打ち上げ用ロケットは、アトラス(ATLAS )II、
(デルタ)DELTA II及びアリアン(ARIANE)4 である。
行IIから行Vにおける宇宙船バス及びペイロードの特
性は自明である。行VIのペイロードセットは通信チャ
ンネルの数、チャンネル当たりの設計伝達ワット、及び
周波数帯域を表している。参照番号「1a」の列におい
て、宇宙船は48チャンネルの全体に対して、24個の
12ワットC帯域増幅器及び他の24個の60ワットK
u帯域増幅器を含んでいる。表2の行VIIIに示され
ているアンテナは、偏波ダイバーシティ型による二重面
(DUAL SURF.)、周波数再利用のものであ
る。参照番号1a列は全体で2つのアンテナを示してお
り、その各々は、反射器の直径(φ)85インチを有し
ている。表2に表示にされている他の2つの型の各々
は、1つの二重面の60インチの直径の反射器を含んで
いる。表2の残りの項目は説明を必要としないであろ
う。
【0036】図14(A)、図14(B)及び図14
(C)は、表2の列1a、1b及び1cにそれぞれ表さ
れており、打ち上げように用意されたブースタ上に取り
付けられている3つの宇宙船の概略正面外形図である。
本発明の他の実施例は、当業者に明らかであろう。例え
ば、一液性推進剤推進エンジンが排他的に使用される場
合には、上述し図示した燃料及び酸化剤タンクは、代わ
りに一液性推進剤タンクになり、図示のものとほぼ同じ
数量のタンクが使用され得る。各パネルは「北」、
「南」、「地球」等で示したが、これらの指示は、必ず
しもすべての宇宙船の用途におけるそれらの方向を示し
ているものではない。トランスポンダパネル5及び6の
ヒートパイプの数は同じであると説明したが、これら
は、熱負荷が保証できるものである場合には異なっても
いてもよい。ヒートパイプを用いた場合が図示されてい
るが、ペイロード熱用のヒートパイプを設けることな
く、低パワー放散ペイロードが宇宙船に設けられていて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による宇宙船の概略斜視図であって、太
陽電池パネル及び特定のアンテナが展開されている図で
ある。
【図2】しまい込まれた状態における図1の宇宙船の各
部の部分的に分解され部分的に破断されている概略斜視
図である。
【図3】図2の一部の更に分解された対応する図であ
る。
【図4】相対位置を保って互いに分解されている構造パ
ネルのみを、その名称及び符号と共に示す図である。
【図5】図5(A)は本発明の一態様による打ち上げ用
ロケットアダプタ・リング及び関連するトランジション
支持部片の概略斜視図であり、図5(B)は強化テープ
片が縦軸に平行に且つ斜めに張り付けられる製造段階に
おけるトランジション部片を示す図である。
【図6】図6(A)及び図6(B)はトランジション構
造と、隣接する構造との間のインタフェイスを示す正面
断面図であって、図5(A)の線3b−3b及び線3c
−3cにそれぞれ沿った断面図である。
【図7】図7(A)は一定の増分距離ごとに相対的に軸
方向に延長されているいくつかの異なった構造における
1組の宇宙船の種々の部材を示す図であり、図7(B)
及び図7(C)は主寸法が縦軸に平行である1組の宇宙
船の部材の種々の主構成要素を示す図であって、図7
(B)は中心モジュールの長さの範囲を示す図であり、
図7(C)は燃料タンクの長さの範囲を示す図である。
【図8】図8(A)〜図8(D)は主寸法が縦軸に平行
である1組の宇宙船の部材の種々の主構成要素を示す図
であって、図8(A)、図8(B)、図8(C)及び図
8(D)はトランスポンダパネル、太陽電池アレイパネ
ル、酸化剤タンク、及びヒートパイプアセンブリの大き
さの範囲をそれぞれ示す図である。
【図9】図9(A)はハニカム構造パネルの断面図であ
り、図9(B)は正方形の構造の図9(A)のパネルの
内部の正面図であって、軸に平行に伸ばされたヒートパ
イプの詳細を示す図である。
【図10】図10(A)及び図10(B)は引き延ばさ
れたパネル構造用のヒートパイプオーバラップ構造の2
つの他の実施例を示す図である。
【図11】図11は図1の宇宙船の3つのパネルの間の
熱を伝達する組立分解可能な3次元ヒートパイプ構造の
概略骨格斜視図である。
【図12】図11の構造の隅部の概略斜視図であって、
種々のヒートパイプの関係を示すように、部分的に想像
線で示されていると共に部分的に破断されている図であ
る。
【図13】図13(A)は図11の2つパネルの接合部
の一実施例の断面図であり、図13(B)及び図13
(C)は他の実施例を示す図である。
【図14】図14(A)、図14(B)及び図14
(C)は打ち上げ用ロケットに関連する1組の宇宙船を
示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 本体部 12a、12b、512a、512b ヒートパイプ 14 アダプタ・リング 15 トランジション 20 酸化剤タンク 29a、29a アクセスパネル 30a、30b 太陽電池パネル 31a、31b リフレクタ 31a、31b 給電部 62 上側支持リング 502、504 ヘッダヒートパイプ 570、570′ ヒートパイプの組 2100 宇宙船
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ヴィンセント・パレンティ アメリカ合衆国、ニュージャージ州、ロウ ブリング、リヴァー・バンク・ドライブ、 22番 (72)発明者 ジョエル・デステファノ アメリカ合衆国、ニュージャージ州、ウェ ストアンプトン、グラスカウ・ロード、21 番 (72)発明者 ウェンセン・チェン アメリカ合衆国、ニュージャージ州、ロン グ・ヴァレイ、ケンブリッジ・ドライブ、 9番 (72)発明者 エリック・タレイ アメリカ合衆国、ニュージャージ州、アレ ンタウン、サウス・メイン・ストリート、 92番 (72)発明者 ジョン・エドワード・クローズ アメリカ合衆国、ニュージャージ州、イー スト・ウィンザー、ジェフリイ・レーン、 17番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形支持リングを有しているブースタに
    宇宙船を機械的に接続するトランジションであって、 縦軸を画定しており、薄壁リングの一般的な形状を成し
    ている支持トランジション構造を備えており、 該構造は、前記ブースタの前記円形支持リングに取り付
    けられるように構成されている円形の端部と、前記宇宙
    船に接続されるように構成されている多角形の端部とを
    含んでおり、該多角形の端部と前記円形の端部との間の
    円滑なトランジションをもたらしていると共に、前記支
    持トランジション構造の前記軸に対する任意の横断面に
    おいて他の任意の横断面における周囲と等しい周囲を有
    しているトランジション。
  2. 【請求項2】 前記多角形の端部の隅部は、丸みを帯び
    ており、前記多角形の端部の側部は、まっすぐである請
    求項1に記載のトランジション。
  3. 【請求項3】 複数のまっすぐで細長いソケットアダプ
    タを更に含んでおり、該ソケットアダプタの各々は、前
    記まっすぐな側部のうちの1つに取り付けられている請
    求項2に記載のトランジション。
  4. 【請求項4】 複数の支持パネルを含んでいる宇宙船を
    更に備えており、前記支持パネルは、該パネルの一端で
    その端部が前記ソケットアダプタの端部に調和している
    多角形の形状を画定するような構成で配設されており、 前記パネルは、前記宇宙船を前記支持トランジション構
    造に機械的に接続するように、前記ソケットアダプタに
    取り付けられている請求項3に記載のトランジション。
  5. 【請求項5】 前記支持トランジション構造の材料は、
    ファイバ強化された凝固性液体である請求項1に記載の
    トランジション。
  6. 【請求項6】 前記凝固性液体は、樹脂である請求項5
    に記載のトランジション。
  7. 【請求項7】 前記ファイバは、カーボンを含んでいる
    請求項5に記載のトランジション。
  8. 【請求項8】 前記ファイバの軸は、前記支持トランジ
    ション構造の前記縦軸に対して特定の角度にある請求項
    5に記載のトランジション。
  9. 【請求項9】 前記角度は、0゜であり、前記ファイバ
    のうちの少なくとも一部の前記軸は、前記縦軸と平行に
    なっている請求項8に記載のトランジション。
  10. 【請求項10】 前記ファイバのうちの少なくとも一部
    の前記軸が該ファイバの少なくとも増加長さにわたって
    存在する前記角度は、前記縦軸に対して45゜である請
    求項8に記載のトランジション。
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