JPH06189974A - 生体内診断治療器具 - Google Patents

生体内診断治療器具

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JPH06189974A
JPH06189974A JP4250866A JP25086692A JPH06189974A JP H06189974 A JPH06189974 A JP H06189974A JP 4250866 A JP4250866 A JP 4250866A JP 25086692 A JP25086692 A JP 25086692A JP H06189974 A JPH06189974 A JP H06189974A
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大定 橋本
Tadashi Fujii
正 藤井
Tsuneo Fukuyo
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SHINKO KOKI SEISAKUSHO YUGEN
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 侵襲性が小さく、患部を正確に特定でき、か
つ、効率的に手術を行うことができる生体内診断治療器
具を提供する。 【構成】 生体挿入プローブ1を腹腔に挿入して超音波
プローブ4により超音波診断を行う。その診断による断
層画像が超音波診断装置100のモニタ部110に、レ
ーザ穿刺プローブ10の穿刺方向を示すガイドラインと
ともに表示される。グリップ部8を操作して先端部5の
回動角度を変化させ、モニタ部110画面上のガイドラ
インと患部50が交差するように調整した後、レーザ穿
刺プローブ10を患部50に対して穿刺しレーザ照射を
行って治療を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体内診断治療器具に関
し、特に、例えば、生体内での超音波診断を行いながら
同時にレーザ治療を行うことができる生体内診断治療器
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、癌に関する診断機器の発達や治療
法の進歩に伴って、早期癌については手術後の治癒率や
治療後の生存率が飛躍的に向上している。この背景に
は、特に診断の分野において、X線CT、MRI、超音
波、電子内視鏡などの画像診断装置の発達が大きく寄与
している。また、治療法の分野においては、従来からの
外科的手術法に加えて、カテーテル治療、内視鏡下治
療、温熱治療、超音波治療、レーザ治療などの侵襲性の
少ない治療法の進歩が大きな貢献をしている。
【0003】このような診断装置を用いて画像診断を行
いながら、できる限り開腹や開胸手術を行わずに治療を
行う方法は、インターベンショナル・ラジオロジーとし
て知られるようになってきている。例えば、レーザによ
る肝癌治療は切除不可能な肝癌に対して有効な方法とな
ってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の方法では、開腹してレーザ治療を行う術式である
と、侵襲性が大きいという点や術後回復に要する時間が
長くなるという点から問題があった。また、例えば、超
音波診断装置を用いながら経腹的にレーザ治療を行う術
式であると、患部を固定できないので手術が手間取るば
かりか、患部の特定が難しく誤って患部以外を傷つけて
しまった場合の対応(止血など)が遅れてしまう点や超
音波トランスデューサの視野に死角がある点などの問題
があった。本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、侵襲性が小さく、かつ、患部を正確に特定して効率
的に手術を行うことができる生体内診断治療器具を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の生体内診断治療器具は、以下の様な構成から
なる。即ち、診断トランスデューサと治療用トランスデ
ューサを収容する硬性細径棒状のプローブを有した生体
内診断治療器具であって、前記プローブの一端に回動自
在に取り付けられ前記診断トランスデューサの一端を固
定するトランスデューサ取り付け部材と、前記トランス
デューサ取り付け部材の回動を制御する制御部と、前記
トランスデューサ取り付け部材の回動角度を検出する検
出手段と、前記プローブの長手方向に移動可能であるよ
うに前記治療用トランスデューサを収容する収容部と、
前記制御部の制御に従って、前記トランスデューサ取り
付け部材は、生体挿入時には前記プローブの長手方向に
延びて前記診断トランスデューサをまっすぐに伸ばし、
生体診断時には回動して前記診断トランスデューサの先
端を折り曲げ、生体治療時には前記治療用トランスデュ
ーサの一部が前記プローブより出て患部を治療すること
を特徴とする生体内診断治療器具を備える。
【作用】以上の構成により本発明は、プローブの生体挿
入時には診断トランスデューサがまっすぐとなり、生体
診断時には診断トランスデューサの先端が折り曲がり、
さらに、生体治療時には治療用トランスデューサの一部
がプローブより出てゆくよう動作する。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0007】[生体内診断治療システムの使用環境の説
明(図1)]図1は、本発明の代表的な実施例である生
体内診断治療システムの使用環境である腹腔鏡下手術の
様子を示す図である。図1に示すように本実施例では生
体挿入プローブ1には超音波プローブとレーザ穿刺プロ
ーブ10が装着され、超音波プローブによって肝癌を探
索し、探索された病巣50をレーザ照射によって焼灼除
去するような場合を考える。
【0008】図1に示されるように、腹壁60は公知の
気腹法或は吊り上げ法によって、上方に持ち上げられ、
臓器と腹壁60との間に手術空間61が設けられる。腹
部には直径約5〜10mm程度の穴を数か所開け、その穴
より生体挿入プローブ1や腹腔鏡20を手術空間61に
挿入する。腹腔鏡20からは接続コード21がTVモニ
タ300に接続され、腹部内部の様子が映像としてTV
モニタ300に表示される。また、腹腔鏡20は接続コ
ード22によって、光源装置400に接続されている。
【0009】さて、生体挿入プローブ1からは接続コー
ド11が出て、後述する超音波プローブの出力が超音波
診断装置100に伝えられ超音波診断装置100のモニ
タ部110に超音波診断による肝癌断層面が表示され
る。さらに、レーザ穿刺プローブ10の先端部からのレ
ーザビーム照射のために電力が接続コード12によって
レーザ制御装置200より供給される。レーザ穿刺プロ
ーブ10の先端部からはレーザがほぼ球状に照射され、
癌の病巣を焼灼除去する。
【0010】なお図1において、2は生体挿入プローブ
1のパイプ部、5は先端部であり、その詳細については
後述する。
【0011】[生体挿入プローブシステムの外観説明
(図2〜図3)]図2は、超音波プローブ4とレーザ穿
刺プローブ10を装着した生体挿入プローブ1を示す外
観図である。図2に示されるように、生体挿入プローブ
1のパイプ部2の内部を貫通する鉗子穴3に超音波プロ
ーブ4とレーザ穿刺プローブ10が挿入され、パイプ部
2の先端部5に超音波プローブ4の一端がクリップ41
によって固定される。また、先端部5は軸6を中心とし
て回動自在となっており、パイプ部2に取りつけられた
ワイヤ7を介して、生体挿入プローブ1のグリップ部8
を操作することによって、先端部5が回転し、超音波プ
ローブ4の視野を変化させることができるようになって
いる。図2では、パイプ部2と先端部5との角度はθ1
となっている。本実施例の場合、このパイプ部2と先端
部5の直径は1cm弱である。
【0012】レーザ穿刺プローブ10は、パイプ部2に
おいて超音波プローブ4の下側に挿入されていて、矢印
94の方向に対して前後方向に移動可能となっている。
レーザ穿刺プローブ10の先端部からレーザ照射のため
の電力は接続コード12からレーザ制御装置200より
供給される。
【0013】グリップ部8は、支持体82と、握り部8
3と、握り部83の回転の中心となる支点84と、支持
体82と握り部83との間に設けられ両者の間の距離を
保とうとするバネ部材85(板バネ85aと板バネ85
bとを組み合わせて構成される)と、支点84を介して
握り部83の握り方向とは逆方向に移動して握り部83
の動きを先端部5に伝えるワイヤ止メ86(ワイヤ7は
ワイヤ止メヒンジ81に固定される)及び滑車87と、
支持体82と握り部83との間隔を調節し先端部5の曲
がり具合を保持する調整部88とで構成されている。握
り部83には滑り止めのために凹凸が、また調整部88
には握り部83を握ったときのグリップロックとしてス
トッパ89が設けられている。
【0014】さらに調整部88は軸95を中心としてA
方向及びB方向に回転可能となっている。ここで、調整
部88に対してA方向の力を何も加えないなら、板バネ
85aの弾性力によって調整部88は常にB方向の力が
加えられており、その結果、握り部83を常にロックす
るように作用する。
【0015】パイプ部2の内部にはリニアポテンシオメ
ータ9が取り付けられていて、握り部83を握ったとき
に引っ張られるワイヤ7の移動量(x)を検出する。そ
の移動量(x)はデータライン13から生体挿入プロー
ブ1の外部に出力できる。本実施例ではデータライン1
3は超音波診断装置100に接続され、移動量(x)か
ら、先端部2のパイプ部5に対する角度(θ)が求めら
れる。また、図2において、lは超音波プローブ4の超
音波放射部42の一端と軸6との間の長さである。
【0016】図3は、生体挿入プローブ1のパイプ部2
と先端部5との間の角度がθ2 である様子を示す図であ
る。
【0017】なお、図2〜図3において、生体挿入プロ
ーブ1に装着されている超音波プローブは視野角度がS
1 のコンベックス走査方式のプローブを用いており、扇
状の領域(図2〜図3において、超音波プローブ4の超
音波放射部42と破線で囲まれた領域43)を診断する
ことが可能である。
【0018】[データ処理系の概要説明(図4〜図
5)]図4は超音波診断のためのデータ処理を行う処理
系の概要を示す図である。本実施例におけるデータ処理
系では、主に2つの情報が処理される。1つは、超音波
プローブ4の超音波トランスデューサ44から出力され
た超音波エコーのデータであり、もう1つはリニアポテ
ンシオメータ9より出力された先端部5の回転角度に依
存したワイヤ7の移動量(x)のデータである。
【0019】図4に示すように、これら2つのデータは
それぞれ接続コード11とデータライン13を経て超音
波診断装置100に入力される。さて、入力された超音
波エコーのデータは画像処理部120において画像処理
され、患部の断層面の画像が形成される。画像処理部1
20において画像処理データは映像合成部140に転送
される。なお、この超音波画像処理には公知のBモード
法が用いられる。
【0020】次に、入力されたワイヤ7の移動量(x)
のデータは制御部7に入力され、その移動量(x)が先
端部5の回転角度(θ)に変換される。続いて、この回
転角度(θ)に基づいて、レーザ穿刺プローブ10の移
動方向と超音波プローブ4の診断視野との関係が明示さ
れるようにしてモニタ部110表示するためのガイドラ
インデータを生成する。そのガイドラインデータは映像
合成部140に転送され、モニタ部110では超音波診
断による断層画像とレーザ穿刺プローブ10のガイドラ
インが重ね合わせられて同時に表示される。
【0021】図5(a)と図5(b)はモニタ部110
に表示された超音波診断による断層画像とガイドライン
の例を示す図である。図5(a)〜図5(b)におい
て、50が肝臓の患部(肝癌である場所)を、G1,G2
はそれぞれ、先端部5のパイプ部2に対する回転角度
(θ)がθ12 である時のレーザ穿刺プローブ10の
移動方向を示すガイドラインを示している。図5(a)
〜図5(b)に従うならば、θ=θ1 であるときにレー
ザ穿刺プローブ10を矢印94の方向に前進させてもそ
の先端部は目的とする患部に到達しないが、グリップ部
8の操作によって先端部5を回動させて、θ=θ2 とし
たときに、レーザ穿刺プローブ10を矢印94の方向に
前進させれば、レーザ穿刺プローブ10の先端部が目的
とする患部に達することになる。
【0022】このように本実施例によれば、先端部5の
パイプ部2に対する回転角度(θ)によってモニタ部1
10でのガイドラインの表示位置も変化するので、ガイ
ドラインをモニタ部で視認しながら、グリップ部8を操
作して回転角度(θ)を変化させて、ガイドラインが断
層画像に示される患部と交差するようにすれば、レーザ
穿刺プローブ10の先端部を患部に正確に到達させるこ
とが可能になる。或は、図5(c)に示すように生体挿
入プローブ1をおおよそ並行移動して、患部とガイドラ
インG1が交差するようにすることもできる。
【0023】[生体挿入プローブシステムの動作説明
(図6〜図7)]さて次に、以上のような構成をもつ超
音波プローブの動作について説明する。なお、ここで説
明する動作は、腹部に小さな穴を開けて肝癌の腹腔鏡下
手術を行うことを前提としている。
【0024】(1)生体挿入プローブシステムの腹部へ
の挿入(図6) まず超音波プローブ4を生体挿入プローブ1のパイプ部
2に通して、その先端部を鉗子穴3より外に出し、先端
部5のクリップ41によって超音波プローブ4の先端部
の超音波放射部42が外側となるように固定する。この
とき、レーザ穿刺プローブ10の先端部は、生体を傷つ
けないように、パイプ部2の内部に収容しておく。
【0025】超音波プローブの腹部への挿入は、図6に
示すようにグリップ部8の操作によって先端部5がパイ
プ部2と直線になるようにして行う。腹部からの取り出
し時も同様にして行う。これによって、超音波プローブ
の挿入と取り出しはパイプ部2の直径程度(約1cm)の
穴があればよいことになる。
【0026】(2)超音波プローブによる診断(図7) さて、先端部5がパイプ部2と直線になるようにして挿
入したプローブは、グリップ部8の支持体82をもち握
り部83を図1の矢印90方向に移動させてワイヤ7を
引っ張る。これによって、先端部5がパイプ部2に対し
て傾くので診断しようとする対象に対して、最適な角度
でグリップロックする。この際、生体挿入プローブ1を
回転させて、診断位置を特定できることは言うまでもな
い。
【0027】この診断に際しては、腹腔鏡20によって
観察される腹部内部の様子をTVモニタ300に表示し
ながら、先端部5に装着された超音波放射部42を手術
対象の肝臓に接触させる。さらに、グリップ部8を操作
して、超音波診断装置100のモニタ部110に表示さ
れる患部50とレーザ穿刺プローブのガイドラインが交
差するように、先端部5の角度(θ)を調節する。
【0028】(3)レーザ穿刺プローブによる治療 以上のような操作によってレーザ治療のためのレーザ穿
刺プローブの挿入方向を決定すると、モニタ部110を
見ながら、図1に示されているようにレーザ穿刺プロー
ブ10の先端部を患部50の中心まで穿刺する。このと
き、その先端部が超音波エコーとして検出されモニタ部
110に表示されることは言うまでもない。その後、レ
ーザ制御装置200より電力を供給して、患部50に対
してレーザ照射を行い、病巣を焼灼除去する。
【0029】従って本実施例に従えば、超音波診断によ
る断層画像とレーザ穿刺プローブの挿入方向がガイドラ
インとして重ね合わせられてモニタに表示されるので、
超音波プローブによる患部の診断とレーザ穿刺プローブ
の穿刺位置の特定(レーザ照射位置の特定)を同時に行
うことができる。
【0030】なお上述の実施例では、超音波プローブ4
の超音波放射部42の一端と軸6との間の長さがlであ
る場合の生体挿入プローブ1について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、図8に示
すように、その長さをl′(l′<l)として、レーザ
穿刺プローブの穿刺可能な範囲を拡げることも可能であ
る。これによって、対象臓器(例えば、肝臓)の表面付
近から深部に至る広い範囲に渡ってレーザ照射による治
療が可能となる。
【0031】また上述の実施例では、ある視野角度(S
1 )と、ある大きさの超音波放射部42をもったコンベ
ックス走査方式の超音波プローブを装着した生体挿入プ
ローブについて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。例えば、図9に示すように、より視野角
度の広い(ここでは、S2 (S1 <S2 )超音波プロー
ブを用いることができる。これによって、超音波診断に
よって観察される断層面のかなり浅い部分に対しても、
レーザ穿刺プローブを穿刺することができる。さらに、
超音波放射部42(対象臓器への接触面)の面積を小さ
くしてマイクロコンベックス走査やセクタ走査による対
象臓器への接触性を高めた超音波プローブを用いること
も可能である。
【0032】以上説明した生体内診断治療システムを用
いることにより、生体に開けた小さな穴よりプローブが
挿入されて診断が行われ、治療トランスデューサの移動
方向となるプローブの長手方向が診断トランスデューサ
による診断結果の画像とともに表示され、表示画像によ
って患部と治療トランスデューサの移動方向とが正確に
特定できるので、その確認後治療トランスデューサの一
部をプローブ内から患部方向に移動させれば侵襲性が小
さく患部を正確に特定して効率的に手術を行うことがで
きる。
【0033】上述の説明では、本発明の好適な実施例の
みが示された。様々な態様が、本明細書に記載の特許請
求の範囲によつてのみ限定される本発明の範囲から逸脱
することなく、当業者には明らかである。それ故に、本
発明はここで示され説明された実施例のみに限定される
ものではない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
体挿入時にはプローブはその長手方向に延びて診断トラ
ンスデューサをまっすぐに伸ばし、生体診断時には回動
してその診断トランスデューサの先端を折り曲げて診断
を行い、生体治療時には治療用トランスデューサの一部
がプローブより出て患部を治療することができるので、
生体に小さな穴より挿入が可能であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である生体内診断治療
システムを用いてレーザ治療を行う腹腔鏡下手術の様子
を示す図である。
【図2】超音波プローブとレーザ穿刺プローブを装着し
た生体挿入プローブを示す図である。
【図3】図2で示した生体挿入プローブ先端部が角度θ
2 に曲げられた様子を示す図である。
【図4】図2で示した生体挿入プローブから得られた信
号を処理して映像化する信号処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図2で示した生体挿入プローブ先端部の曲げ角
度に従ったモニタ部に表示される超音波診断の画像とレ
ーザ穿刺プローブの移動方向のガイドラインを示す図で
ある。
【図6】生体への挿入時の生体挿入プローブの形状を示
す図である。
【図7】生体内で超音波診断を行う時の生体挿入プロー
ブの形状を示す図である。
【図8】生体挿入プローブ先端部の別の例を示す図であ
る。
【図9】生体挿入プローブに装着した超音波プローブの
診断視野の大小とレーザ穿刺プローブの使用可能範囲の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 生体挿入プローブ 2 パイプ部 3 鉗子穴 4 超音波プローブ 5 先端部 6 軸 7 ワイヤ 8 グリップ部 9 リニアポテンシオメータ 10 レーザ穿刺プローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 正 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 福与 恒雄 東京都文京区本郷2丁目12番2号 有限会 社新興光器製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断トランスデューサと治療用トランス
    デューサを収容する硬性細径棒状のプローブを有した生
    体内診断治療器具であって、 前記プローブの一端に回動自在に取り付けられ前記診断
    トランスデューサの一端を固定するトランスデューサ取
    り付け部材と、 前記トランスデューサ取り付け部材の回動を制御する制
    御部と、 前記トランスデューサ取り付け部材の回動角度を検出す
    る検出手段と、 前記プローブの長手方向に移動可能であるように前記治
    療用トランスデューサを収容する収容部と、 前記制御部の制御に従って、前記トランスデューサ取り
    付け部材は、生体挿入時には前記プローブの長手方向に
    延びて前記診断トランスデューサをまっすぐに伸ばし、
    生体診断時には回動して前記診断トランスデューサの先
    端を折り曲げ、生体治療時には前記治療用トランスデュ
    ーサの一部が前記プローブより出て患部を治療すること
    を特徴とする生体内診断治療器具。
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