JPH06189798A - プローブによるdnaの測定 - Google Patents
プローブによるdnaの測定Info
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Abstract
評価のための方法および試薬、並びに試料中に含まれる
DNAの品質の評価のための方法および試薬を提供す
る。 【構成】 前者の方法は、固定化された試料DNAをヒ
トゲノムまたはミトコンドリアDNA配列にハイブリダ
イズするビオチン化オリゴヌクレオチドプローブにハイ
ブリダイズせしめる。次いで結合したプローブへのスト
レプトアビジン−西洋ワサビペルオキシダーゼの結合に
より、ルミノール系試薬とX線フィルムを使った化学発
光検出を可能にする。後者の方法は、試料をアガロース
ゲル電気泳動によりサイズ分画し、次いで固定化し、ビ
オチン化オリゴヌクレオチドプローブにハイブリダイズ
せしめ、そして本発明の量評価方法において使ったよう
な化学発光法を使って検出する。
Description
の核DNAおよびミトコンドリアDNAの量と品質を評
価する方法に関する。より詳しくは、本発明は、ヒトα
サテライト遺伝子座、例えばD17Z1 に、またはミトコン
ドリア調節領域中の保存配列にハイブリダイズするビオ
チン化プローブの利用、および固定化されたDNAを分
析するための化学発光検出アッセイに関する。更に、本
発明は、試料中のDNAの分解状態を評価するためのゲ
ル電気泳動に続くサザンブロットの利用に関する。
生物学の技術、例えばポリメラーゼ連鎖反応(PCR)
によるDNAの増幅(Saiki ら, 1988, Science 239: 4
87-491 ; 米国特許第 4,683,195号;同第4,683,202号
および同第 4,965,188号)および制限断片の長さ多形性
(RFLP)に基づくDNA型決定(Jeffereys ら, 1985,
Nature 314 :67-73)により、ヒトの遺伝子多様性のよ
り一層詳細な分析が可能になった。
学の分野(Blake ら, 1991, Journal of Forensic Scie
nces 37(3): 700-726)、古代DNA試料の研究(Paab
o ら, 1988, Nucleic Acids Research 16:9775-978
7)、遺伝病の分析(Gibbs ら,1989, Erlrich 編, PCR
Technology: Principles and Applications for DNA Am
plification, Stockton Press, New York, 153-169)お
よび集団遺伝学の研究(Helmuth ら, 1990, American J
ournal of Human Genetics 47:515-523)におけるその
ような方法の広範な利用をもたらした。
からDNAを抽出して型決定できることによって大変革
が起こった(Reynold ら, 1991, Analytical Chemistry
63: 1-15)。法医学では、多数の生物学的証拠試料が
極めて少量のDNAかまたは分解されてしまっているD
NAを含む場合、適当な分析方法を選択する上でDNA
の量と品質が重要な要因となり得る。
的多量の、典型的には50ナノグラムより多い、未分解の
DNAを必要とする。わずか数ナノグラムの恐らく分解
されているであろうDNAを含む試料の分析は、高感度
で特異性を有するPCRに基づく方法を更に必要とする
だろう。一般に、PCR増幅の効率は試料DNAの量、
品質および純度により影響を受ける。大部分のDNA分
析法の成功はDNA試料の量と品質に依存するため、分
析前に試料中のDNAを定量しそしてDNAの品質を評
価できることは重要である。
法、蛍光法、およびアガロース電気泳動後に臭化エチジ
ウムで染色することによる半定量が挙げられる。しかし
ながら、それらの方法は何ナノグラムもの量の未変性の
DNAを分析に必要とし、しかもヒトDNAに特異的で
ない。その上、それらは核酸DNAとミトコンドリアD
NAを識別しない。
たは真菌DNAを含むことがある試料、例えば法医学的
証拠試料、古代DNA試料および臨床試料の分析に重要
である。最近、Wayeら, 1989, Bio Techniques 7(8):8
52-855がヒトDNAに比較的特異的である方法を報告し
ている。しかしながら、この方法は放射性標識を必要と
し、結果を得るのに数時間を要する。放射能の使用を必
要としない、試料中のDNAを定量するための迅速で高
感度で且つヒト特異的な方法への要望が存在する。
ースゲルサイズ分画に続く臭化エチジウム染色により評
価される。高品質の、即ち未分解のゲノムDNAは、も
っぱら高分子量DNAのみから成る。DNAの分解は様
々な長さの断片を生じ、それがゲル上に低分子量DNA
のスミアを生成する。臭化エチジウムは変性(一本鎖)
DNAを容易には染色しないので、従来の方法は加熱も
しくは煮沸段階またはアルカリ処理を必要とする方法を
使って抽出された試料には不満足である。
用のDNA抽出のChelex法は、細胞溶解のための煮沸を
必要とする〔Walsh ら, 1991, Bio Techniques 10(4):
506-513〕。幾つかのDNA抽出法はプロテイナーゼK
の不活性化のために95℃への加熱を必要とする(Higuch
i, 1979, Erlich 編, PCR Technology: Principles and
Applications for DNA Amplification, Stockton Pres
s, New York, 31-38を参照のこと)。従って一本鎖と二
本鎖DNA試料の両方の品質を評価する高感度方法への
要望が存在する。本発明はそれらの要望を満たす。
且つ迅速である、試料中に含まれるヒトの核DNAとミ
トコンドリアDNAの定量のための高感度方法を提供す
る。DNAを膜上に固定化し、反復ヒトゲノム配列また
はミトコンドリア配列にハイブリダイズするビオチン化
プローブとハイブリダイズせしめ、そして化学発光アッ
セイを使って検出する。一態様では、前記反復ヒト配列
がヒトαサテライト遺伝子座 D17Z1である。別の態様で
は、該配列がミトコンドリアゲノムの調節領域の一部で
ある。試料中に含まれるDNAの量は、検出されたハイ
ブリダイズしたプローブの量から評価される。全操作を
1.5 時間内に完了することができ、そして75ピコグラム
未満のヒトDNAを検出することができる。
Aの品質を評価する方法を提供する。ゲル電気泳動によ
りDNAをサイズ分画し、膜上に固定化し、反復ヒトゲ
ノム配列にハイブリダイズするビオチン化プローブとハ
イブリダイズせしめ、そして化学発光アッセイを使って
検出する。一態様では、前記反復ヒト配列がヒトαサテ
ライト遺伝子座 D17Z1である。DNAの品質は、観察さ
れる断片サイズ分布から評価される。
するための、ヒトαサテライト遺伝子座 D17Z1中の配列
におよびミトコンドリアの調節領域中の配列にハイブリ
ダイズするビオチン化オリゴヌクレオチドプローブを提
供する。本発明は、本発明の方法に使用される試薬を含
有するキットも提供する。
は、核酸を含有するかまたは含有すると推定される任意
の物質を言い、1または複数の個体から単離された組織
もしくは液体、試験管内細胞培養成分、並びに環境試
料、臨床試料、記録保管試料および古代試料が挙げられ
るが、それらに限定されない。
ド」なる用語は、2以上のデオキシリボヌクレオチドま
たはリボヌクレオチドを含んで成る分子を言う。正確な
サイズは多数の因子に依存し、これはオリゴヌクレオチ
ドの最終機能または用途に依存するだろう。この用語は
一本鎖と二本鎖の両方のDNAおよびRNAを指す。オ
リゴヌクレオチドは、任意の適当な技術により誘導する
ことができる。そのような技術としては、現存のもしく
は天然の配列の単離、化学合成、DNA複製もしくは増
幅、逆転写またはそれらの組合せが挙げられるが、それ
らに限定されない。
1979, Methods in Enzymology 68:90 により記載された
ホスホトリエステル法、Brown ら, 1979, Methods in E
nzymology 68:109により記載されたホスホジエステル
法、Beaucageら, 1981, Tetrahedron Letters 22:1859
により記載されたジエチルホスホルアミダイト法、およ
び米国特許第 4,458,066号に開示された固体支持体法を
挙げることができる。オリゴヌクレオチド合成はLevens
onおよびChang, 1990, PCR Protocols, Innis ら編, Ac
ademic Press, New York, 99-112中に記載されている。
語は、別のヌクレオチド配列中に完全に含まれるヌクレ
オチド配列について言う。定義の通り、配列はそれ自身
の部分配列でもある。本明細書中で使用する時、ハイブ
リダイゼーションプローブに適当な部分配列は、長さ約
10〜140 ヌクレオチド、好ましくは長さ40〜130 ヌクレ
オチドである。
DNA試料の分解の程度を言う。高品質試料は、ほとん
どまたは全く分解を受けていないDNAを含有する。D
NA試料の品質は、ゲル電気泳動サイズ分画により試料
DNAの分子量を測定することによって評価することが
できる。例えば、1%アガロースゲルを使った時、ヒト
ゲノムDNAの高品質試料は20 kb DNAマーカーと一
緒に移動し、そして臭化エチジウム染色または本発明の
方法のいずれかにより視覚化すると比較的幅の狭いバン
ドを形成するが、一方低品質のヒトDNA試料では、D
NAの分解が様々な長さの断片を生じ、より低分子量の
DNA、即ち20 kb 未満のDNAのスメアとして現れ
る。
「オリゴヌクレオチドプローブ」なる用語は、DNA試
料中に含まれる特定の標的配列と安定なハイブリダイゼ
ーション二本鎖を形成するのに十分な程に該標的配列に
相補的である標識オリゴヌクレオチドを言う。ハイブリ
ダイゼーションは緊縮条件下で行われる。緊縮ハイブリ
ダイゼーション条件は当業界で公知であり、例えば、Sa
mbrookら, 1989, Molecular Cloning: A Laboratory Ma
nual, 第2版, Cold Spring Harbor Laboratory, New Y
ork 中に記載されている。
的配列に相補的であり従って該標的配列にハイブリダイ
ズするオリゴヌクレオチドプローブの領域を言う。ハイ
ブリダイズ領域は典型的にはオリゴヌクレオチド全体を
指すが、プローブは、例えばプローブ配列を固体支持体
に固定するための手段を提供する標識結合部位として機
能する追加のヌクレオチド配列を含むことができる。好
ましい態様では、オリゴヌクレオチドプローブのハイブ
リダイズ領域は標的配列に完全に相補的である。
は不要である。安定な二本鎖は不適正塩基または不対塩
基を含むことができる。緊縮条件の変更は、1または複
数の不適正塩基対または不対塩基を有する安定なハイブ
リダイゼーション二本鎖を許容することが必要かもしれ
ない。Sambrookら, 1989, 前掲は、適当な変更のための
手引きを提供する。標的/プローブ二本鎖の安定性は、
オリゴヌクレオチドの長さ、オリゴヌクレオチドの塩基
組成および配列、温度並びにイオン条件を包含する多く
の変数に依存する。
プローブ−標的ハイブリダイゼーション二本鎖の検出を
可能にするために標識される。一般に標識は、オリゴヌ
クレオチドプローブに取り付けることができ且つ検出可
能で定量可能なシグナルを提供するために使われている
任意の原子または分子であることができる。標識は様々
な方法で直接的にまたは間接的にオリゴヌクレオチドに
取り付けることができる。
端(プローブの3′または5′末端)または非末端ヌク
レオチドに取り付けることができ、そして様々なサイズ
と組成のスペーサーアームを介して間接的に取り付ける
ことができる。市販のホスホルアミダイト試薬を使っ
て、適当に保護されたホスホルアミダイトを経由して
5′末端または3′末端のいずれかに官能基を含むオリ
ゴマーを製造することができ、そして例えばPCR Protoc
ols: A Guide to Methods and Applications, Innis ら
編, Academic Press, Inc., 1990に記載されたプロトコ
ールを使って、そのようなオリゴヌクレオチドを標識す
ることができる。
チドの5′末端に共有結合されたビオチン分子から成
る。本明細書中で使用する「ビオチン化プローブ」なる
用語は、オリゴヌクレオチドに直接的にまたは介在の
「スペーサー」分子を介して間接的に結合された1また
は複数のビオチン分子を有するプローブについて言う。
ら, 1983, Nature 305: 158-159により記載されており
そして市販されている(ECL, Amersham, Arlington Hei
ghts, IL, USA )ようなルミノール系試薬を使った化学
発光アッセイによる。プローブと標的DNAとのハイブ
リダイゼーション後、プローブオリゴヌクレオチドに取
り付けられたビオチン分子をストレプトアビジン−西洋
ワザビペルオキシダーゼ(SA-HRP)に接合する。あるい
は、オリゴヌクレオチドプローブを直接西洋ワサビペル
オキシダーゼで標識し、それによって個々の接合段階を
評価することもできる。
ダーゼ酵素によるその後のルミノールの酸化が光量子の
放出を引き起こし、次いでそれを標準的オートラジオグ
ラフィーフィルム上で検出する。フィルム上のシグナル
の強度はDNA量の関数である。既知量のDNAを含有
する一連のDNA標準物を、同じ膜上にブロットした1
または複数の未知の試料と一緒にアッセイする。既知D
NA標準物のシグナル強度はシグナル強度とDNA量と
の関数関係の実験的測定を可能にし、それが未知の試料
の定量を可能にする。
チルベンジジン(TMB)と過酸化水素を使うSheldon
ら, 1986, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 83:9085-9089
に記載されたような色素生成反応を使って、プローブ/
標的ハイブリダイゼーション二本鎖を検出することがで
きる。
列に相補的である。反復配列のゲノム当たりの高コピー
数が多数のハイブリダイゼーション用標的配列を提供す
るため、反復配列を使うと高感度が得られる。ヒトゲノ
ム中には多数の反復配列が存在することが知られてお
り、例えばサテライトDNAおよびAlu 反復配列(Bril
ten ら, 1988, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 85:4770-
4774)が挙げられる。αサテライトDNAは、主として
霊長類染色体の動原体に位置する縦列に反復したDNA
の複合体群である〔WayeおよびWillard, 1986, Molecul
ar and CellularBiology 6(9):3156-3165 ; Willard, 1
985, American Journal of Human Genetics 37:524-53
2〕。
17上に位置する霊長類特異的αサテライトDNA配列で
あるD17Z1 に相補的である。この配列は、染色体17あた
り500 〜1,000 コピーで存在すると見積もられている
(WayeおよびWillard, 1986,前掲)。主要なD17Z1 反復
配列は長さが2.7 kbであり、16の連続モノマーとして整
列されている。15の縦列モノマーから成るあまり豊富で
ない反復(染色体17あたり約100 コピー)も見つかる。
コンドリアゲノムに特異的な配列に相補的である。ミト
コンドリア調節領域は配列レベルで広範囲に渡り特徴づ
けられており、比較的保存された領域により囲まれた2
つの超可変領域を含有する(Vigilantら, 1989, Proc.
Natl. Acad. Sci. USA 86:9350-9354)。この保存領域
に相補的な2組のプライマーが、PCRを使って超可変
領域を増幅するのに用いられている。次いでそれらの領
域を直接DNA配列決定によりまたは配列特異的オリゴ
ヌクレオチドプローブ収集物へのハイブリダイゼーショ
ンにより分析することができる(Vigilantら, 1989, 前
掲、およびStoneking ら, 1991, Am. J.Hum. Genet. 4
8:370-382)。好ましい態様では、定量プローブは、調
節領域プライマー部位と重複する配列または調節領域の
保存領域内の配列を含有する。
記載のような標識プローブとハイブリダイズせしめる前
にDNA試料をナイロン膜上に固定化する。市販の装置
(例えばthe Convertible, GIBCO BRL, Gaithersburg,
MD, USA )を使ってDNA試料を膜上の特定の場所に固
定化することができる。こうして、多数の試料を同一膜
上に限定された配列で固定化することができる。定量プ
ローブを含有するハイブリダイゼーション緩衝液中に膜
を浸漬することにより、多数の試料の同時ハイブリダイ
ゼーションを行うことができる。本発明の方法は、多数
の試料を日常的に分析する必要がある用途、例えば商業
的環境における用途に特に適する。
A試料をアガロースゲル電気泳動によりサイズ分画した
後、分画されたDNAをナイロン膜に移行した後、本発
明のプローブとハイブリダイズせしめる。市販の装置
(例えばPosiblot移行装置、Stratagene, La Jolla, C
A, USA )を使ってDNAを移行させることができる。
DNAをナイロン膜に移行させた後、実施例3に記載の
ように80℃で焼成することにより、またはUV照射によ
ってチミジン残基を膜に架橋せしめることにより(Chur
chおよびGilbert, 1984, Proc. Natl. Acad. Sci. USA
81:1991-1995)、DNAを膜に固定することができる。
装することができる。キットは標識オリゴヌクレオチド
プローブを含み、または未標識であるなら、特異的標識
試薬を含んでもよい。該キットは、DNAの固定化およ
び検出に必要とされる適当に包装された試薬および材
料、例えば膜、緩衝液、酵素、DNA標準物およびハイ
ブリダイゼーション用トレー、並びにアッセイを実施す
るための取扱説明書を更に含んでもよい。次の実施例は
例示目的で与えられるのであって、何ら本発明を限定す
る意図のものではない。
る領域に相補的である。各オリゴヌクレオチドは、直接
またはホスホルアミダイト「スペーサー」分子を介して
5′末端にビオチン分子が結合されている。プローブSW
49(配列番号1),SW1000(配列番号1),SW1001(配
列番号1),SW1002(配列番号1),SW1003(配列番号
1),SW1004(配列番号1)およびSW1005(配列番号
1)は同じオリゴヌクレオチド配列を使って作製した
が、標識の細部が異なっている。各プローブに共通のヌ
クレオチド配列を下記と配列表中に与える。
びCaruthers, 1981, Tetrahedron Letters 22:1859-18
62並びにSinha ら, 1984, Nucleic Acids Research 1
2:4539-4557において記載されたようなO−シアノエチ
ルN,N−ジイソプロピルホスホルアミダイトと500 Å
の気孔制御ガラス支持体とを使ってマイクロモルスケー
ルで自動DNA合成装置(Milligen/Biosearch 8750, A
pplied Biosystems 394かEppendorf Biotronik D のい
ずれか)上で実施した。支持体とdA,dC,dGおよ
びTのホスホルアミダイト誘導体は、Millipore/Water
s, Bedford, MA, USAまたはCruachem, Sterling, VA, U
SA から商業的に入手した。
ホスホルアミダイトとBioTEGホスホルアミダイトを使っ
た。それらの2つのビオチン試薬は、BioTEG製品の方が
オリゴヌクレオチドからビオチンを隔てるスペーサーが
より長いという点で異なる。オリゴヌクレオチドは末端
のジメトキシトリチル基をそのまま残しながら合成し、
固相抽出カートリッジ(PREP-NENSORB, Dupont)を使っ
た親油性選別により精製した。ビオチン化とオリゴヌク
レオチド精製は、Misiura ら, 1990, NucleicAcids Res
earch 18:4345-4354 ; Alvesら, 1989, Tetrahedron L
etters, 30:3089-3092 ;およびPon, 1991, Tetrahedro
n Letters, 32:1715-1718中に記載されている。
(配列番号1),SW1001(配列番号1),SW1002(配列
番号1),SW1003(配列番号1),SW1004(配列番号
1)およびSW1005(配列番号1)を下記の表1に概略的
に示す。表1中、B1はビオチンホスホルアミダイトを
指し、B2はBioTEGホスホルアミダイトを指し、Spacer
はホスホルアミダイトスペーサーを指す。Oligo はそれ
らのプローブに共通のオリゴヌクレオチド(配列番号
1)を指す。mtOligo はミトコンドリアDNAオリゴヌ
クレオチドを指す(配列は下記に与える)。SW1000(配
列番号1)とSW1003(配列番号1)は配列と標識がSW49
(配列番号1)と同じである。
リゴヌクレオチドプローブを下記に与える。
構成モノマーの部分配列である。SW33(配列番号4)は
モノマー11の部分配列であり、SW34(配列番号5)はモ
ノマー12の部分配列であり、そしてSW35(配列番号6)
はモノマー13の部分配列である。その他のオリゴヌクレ
オチド配列は上記3つのオリゴヌクレオチドのうちの1
つの部分配列である。配列番号1、SW56(配列番号7)
およびSW59(配列番号8)はSW33(配列番号4)の無重
複部分配列である。
列であり、SW52はSW57(配列番号10)の部分配列であ
り、SW57はSW58(配列番号11)の部分配列であり、それ
らは全てSW33(配列番号4)の部分配列である。SW31
(配列番号2)はSW34(配列番号5)の部分配列であ
り、そしてSW32(配列番号3)はSW35(配列番号6)の
部分配列である。
ア調節領域内の様々な保存配列に相補的である。
はRR65(配列番号13)の重複部分配列である。RR72(配
列番号20)はRR67(配列番号15)の部分配列である。RR
66(配列番号14)とRR69(配列番号17)は重複する。
NAをヒトゲノムDNA標準物の滴定シリーズと一緒に
ナイロン膜上に固定し、ビオチン化プローブ SW49 (配
列番号1)にハイブリダイズせしめた。該プローブの合
成は上記実施例1に記載した通りであった。化学発光検
出プロトコールを使ってハイブリダイゼーションを視覚
化した。試料中に存在するDNAの量は、試料DNAか
ら得られたハイブリダイゼーションシグナルとDNA標
準物から得られたハイブリダイゼーションシグナルとの
比較により評価した。実験プロトコールの詳細は次の通
りである。
料、7つのヒト毛髪試料および3つのヒト頬試料からの
抽出物中のヒトDNAの量を評価した。加えて、プロー
ブ特異性の試験として1μg のウシDNAと1μg のマ
ウスDNAから成る試料も使った。Walsh ら, 1991, 前
掲に記載されたChelex法によるか、またはMillerら, 19
88, Nucl. Acids Res. 6(3):1215 に記載された塩析法
により、試料からDNAを抽出した。Chelex法では、3
mm2 の血痕、頬切屑、または1cmの毛根切片を200 μl
の5% Chelex 中で56℃でインキュベートし、次いで8分
間煮沸した。
スポット用緩衝液(0.4N NaOH, 25mM EDTA)に添加し
た。次の量のヒトDNAを 100μl のスポット用緩衝液
に添加することによりDNA標準物を調製した:10, 5,
2.5, 1.2, 0.6, 0.3, 0.15 ng。DNAを全く含まない
ブランクも調製し 100μl のスポット用緩衝液に添加し
た。一枚のBiodyne B 膜(Pall Biosupport, Glen Cov
e, NY, USA )を蒸留水中で予め湿らせ、スロットブロ
ット装置(The Conbertible, 0.75 ×0.75 mm, GIBCO B
RL, Gaithersburg, MD, USA )中に置いた。試料と標準
調製物をウエルに添加し(全容量)、次いで真空を適用
した。膜を装置中にまだ置いた状態で、各ウエルに200
μl の15%過酸化水素を添加し、再び真空を適用した。
℃に温められた5×SSPE(20×SSPEは3.6M NaCl, 200mM
NaH2PO4・H2O, 20mM EDTA, pH 7.4である)および0.5
%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS) 中に入れ、振盪湯浴中
で50℃にて15分間インキュベートした。次いで15ピコモ
ルのプローブ SW49 (配列番号1)を含む30 ml のハイ
ブリダイゼーション緩衝液(5 ×SSPE, 0.5% SDS)に膜
を移し、振盪湯浴中で50℃にて15分間インキュベートし
てハイブリダイゼーションを起こさせ、次いで1.5 ×SS
PE, 0.5% SDS中で手短に洗浄した。
接合)段階を同時に実施した。膜を90μl のSA-HRP(Pe
rkin Elmer, Norwalk, CT, USA)を含む30 ml の1.5 ×
SSPE, 0.5% SDS中に置き、振盪湯浴中で50℃にて10分間
インキュベートした。1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で膜を手
短にすすぎ、次いで200 mlの1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で
旋回振盪器上で室温にて15分間洗浄した。次いで 0.1M
クエン酸ナトリウム,pH 7.5中で膜をすすいだ。
強化学発光検出に使われるルミノール系試薬であるEC
L(Amersham, Arlington Heights, IL, USA)を使って
行った。10 ml のECL試薬1と10 ml のECL試薬2
の混合物中に膜を置き、室温で1分間振盪した。膜を一
枚のBenchkote (Whatman, Maidstone, England) 上に置
き、サランラップで覆い、そして余分な水分を拭き取っ
た。DNAを可視化するために、膜をHyperfilm (Amers
ham, Arlington Heights, IL, USA)またはKodax XAR5フ
ィルム (Kodak, Rochester, NY, USA)に室温で15分間暴
露した。結果を図1に示す。
ロット強度とDNA標準物のそれとの外観比較と、フィ
ルム上のスロットブロット結果のコンピューター画像処
理分析の両方により決定された。スロットブロット結果
のコンピューター分析用には、8ビット灰色目盛り平台
走査装置(Abaton Corporation, Fremont, CA, USAから
入手可能)を使ってフィルムを走査し、そして得られた
画像をコンピュータープログラム Image 1.41 (Wayne
Rasband により記録されたもの、NIH, Bethesda, MD, U
SAから入手可能)を使ってマッキントッシュコンピュー
ター上で解析した。
ル密度(0 〜255 の範囲に渡る実際に走査された絵素
値)を測定した。スロットブロットシグナルを完全に含
む一定サイズの長方形の上に平均シグナル密度を限定し
た。こうして限定され測定された平均シグナル密度の比
較は、各スロットブロットからの全シグナルの比較と同
等である。各スロットの隣で測定されたバックグラウン
ド密度を各平均密度から差し引いた。バックグラウンド
シグナルは膜上で直接観察されなかったが、おそらく膜
の走査の人為結果だったのだろう。
均シグナル密度とDNA標準物からのデータに対するD
NA量との関係を説明する式に合わせる別のコンピュー
タープログラム(Kaleidagraph, Abelback Software )
に伝えた。データは指数方程式Y=C・e(r.X) によく
合う。ここで、YはDNA量(ナノグラム)、C=0.17
87ナノグラム、r=0.0308、そしてXは平均シグナル密
度である。走査絵素値として定義されたシグナル密度は
0〜255 の大きさのない数である。一度決定されれば、
この指数方程式を使って平均シグナル密度測定値から未
知の試料中のDNA量を決定することができる。
ブロット結果からヒトDNAを含む各試料中のDNAの
量を評価した。DNA量の評価を下記に示す。試料の位
置は縦の段を指し、原位置は図2に示されている。ウシ
またはマウスDNA試料からは全くシグナルが観察され
なかった。このことは、プローブSW49(配列番号1)が
ヒトDNAにのみ特異的にハイブリダイズしたことを示
す。
するために、核DNAの定量について上述したプロトコ
ールを使った。ただし、次の例外を含んだ: 1.予備ハイブリダイゼーションを50℃に代わりに46℃
で行う。 2.ハイブリダイゼーションを20ピコモルのプローブRR
70(配列番号18)を使って46℃で行う。
し、DNA標準物として使った。抽出した胎盤DNAは
核DNAとミトコンドリアDNAの混合物を含むので、
両方の型の量の評価に使うことができる。ミトコンドリ
アDNAは全DNA調製物の少量成分であり、未知の量
で存在する。従って、胎盤DNA(または他の全DN
A)調製物をミトコンドリアDNA定量アッセイの標準
物として使用するためには、存在するミトコンドリアD
NAの量を決定しなければならない。
る精製ミトコンドリアDNA調製物を使って得ることが
できる。精製されたDNAの希釈液を全DNA希釈液と
同時に上述のミトコンドリアDNA特異的プローブとハ
イブリダイズせしめ、そしてシグナル強度を比較して全
DNA調製物中のミトコンドリアDNAの量を決定する
ことができる。明らかに、精製されたミトコンドリアD
NA試料が理想的な定量標準であろうが、ミトコンドリ
アDNAを単離する方法は非常に時間を浪費し、非常に
低収率を与える。
方の中に2 ng/μl に希釈し、次いで沸騰湯浴中で0,
1,3または8分間煮沸した。各試料の7μl(14 ng)
を0.5 μg/mlの臭化エチジウムを含む1%アガロースゲ
ル上での1×TBE中 100ボルトで30分間の電気泳動に
かけた。ゲルを写真撮影し、0.25M HCl中に15分間浸漬
してDNAを脱プリン化し、次いで0.5N NaOH, 1.5M Na
Cl中に10分間浸漬してDNAを変性させた。
a, CA, USA )を使って該DNAをByodine B 膜に移行
せしめた。移行は移行緩衝液として10×SSPEを使って75
mmHgにて1時間行った。膜を真空オーブン中で80℃に
て15分間焼成してDNAを固定した。膜を2×SSPEで湿
らせ、次いで15%過酸化水素中に2分間浸した。結合し
たSW49プローブ(配列番号1)のハイブリダイゼーショ
ンおよび検出は、本質的には実施例1に記載した通り実
施したが、ただし、ブロットを30分間フィルムに暴露し
た。
Aの品質評価のための本発明の方法が、特に変性DNA
の分析に、改善された検出感度を提供することを指摘す
る。この分析法では(1%アガロースゲル)、未分解の
ゲノムDNAは、適当な分子量マーカーに関して約20 k
b のところの比較的詰まったバンドとして移動し、分解
したDNAは分子量が20 kb より低いDNAのスメアと
して現れる。
アガロースゲルの写真は、臭化エチジウム検出を使った
時、煮沸試料について、特に水中で煮沸した試料につい
て、バンド強度が弱いかまたは存在しないことを示す。
これは、臭化エチジウムが容易には変性(一本鎖)DN
Aを染色しないためである。図2Bに示されるように、
Chelex中で煮沸したDNAは比較的そのまま残る。Chel
ex中で1分間煮沸した試料の二重バンドは、おそらく変
性DNAと未変性DNAの両方に該当すると思われる。
Chelex中で3〜8分間煮沸後は全てのDNAが変性され
る。
elex中での煮沸からはほとんど分解が起こらなかったこ
とを指摘する。対照的に、明白な低分子量DNAのスメ
アにより指摘されるように、水中で煮沸したDNAは3
分後にわずかな分解を示し、そして8分後には有意な分
解を示した。本発明の方法を使ったブロッティングおよ
び探査により明らかになった検出感度の増加は、DNA
品質に対する煮沸の影響を評価する能力の大きな改善を
考慮する。
SW1001(配列番号1),SW1002(配列番号1),SW1003
(配列番号1),SW1004(配列番号1)およびSW1005
(配列番号1)を使って、DNA定量アッセイの感度に
対する種々のプローブ標識成分の効果の比較を行った。
上記実施例1に記載のように、それらのプローブの各々
のオリゴヌクレオチド配列はSW49(配列番号1)と同じ
であり、それらのプローブはオリゴヌクレオチドに結合
したビオチン標識の数および間隔が異なっている。比較
のため、上記に列挙したプローブのサブセットを本質的
には上記実施例2に記載の通りである定量アッセイにお
いて使った。
1),SW1001(配列番号1)およびSW1002(配列番号
1)を使って行った。プローブSW1001(配列番号1)は
プローブSW1000(配列番号1)に比べてわずかな感度の
増加を示した。それらのプローブはSW1001(配列番号
1)中のスペーサーの存在だけが異なっているため、ア
ッセイ感度の改善はおそらくオリゴヌクレオチドとビオ
チン標識との間の間隔の増加から生じるらしい。プロー
ブあたり2つのビオチン分子を含むプローブSW1002(配
列番号1)は、2つの単一ビオチンプローブのいずれよ
りも増加された感度(15分間暴露で150 ピコグラムにつ
いて増加されたシグナル)を示した。
番号1),SW1004(配列番号1)およびSW1005(配列番
号1)を使って行った。SW1001(配列番号1)とSW1004
(配列番号1)の比較については、事実上スペーサーを
含むBioTEGホスホルアミダイトを使ったビオチン化(SW
1004−配列番号1)が、ビオチンホスホルアミダイトと
別のホスホルアミダイトスペーサーを使ったビオチン化
と同等であるかまたは優れてさえいることが観察され
た。BioTEGホスホルアミダイトと別のホスホルアミダイ
トスペーサーの両方を含むプローブSW1005(配列番号
1)が、最大の感度を提供した。
々において、15分間のフィルム暴露を使ってスロットブ
ロット結果の視覚化を行った。核DNA定量について75
ピコグラムの範囲内のアッセイ感度が認められた。暴露
時間を増加させるとアッセイ感度を増加させることがで
きる。これは、プローブSW1004(配列番号1)を使って
そして15分間と3時間の両方の暴露時間を使って、本質
的には実施例2に記載した通りのDNA定量アッセイに
より証明された。15分間暴露では下は75ピコグラムに至
るまでの感度を検出することができ、一方3時間暴露は
下は9 〜18ピコグラムに至るまでの感度を示した。
測定方法(プロトコール)スロットブロット 1.各DNA試料5μl に 150μl のスポット用緩衝液
(0.4N NaOH, 25mM EDTA, 0.0015%ブロモフェノールブ
ルー)を添加する。次の量のDNA標準物(5μl 中)
も 150μl のスポット用緩衝液に添加する:10, 5, 2.
5, 1.2, 0.6, 0.3, 0.15 ng。 2.Byodine B 膜を50 ml の0.4N NaOH, 25mM EDTA中で
予め湿らせる(5〜30分間)。 3.膜をスロットブロッター中に置き、各試料の全容量
をウエル中にピペットで添加する。負の対照としてDN
Aを含まないスポット用緩衝液を幾つかの空のウエルに
適用する。全試料を適用した後でのみ真空をかける。 4.すぐに予備ハイブリダイゼーション段階を開始する
(下記参照)。
150 mlの 5×SSPE, 0.5% SDS中に置く。次いで5 mlの30
% H2O2を添加する。湯浴中50℃にて15分間振盪する(70
rpm)。 2.ハイブリダイゼーション:20ピコモルのSW1004を含
む30 ml の 5×SSPE,0.5% SDS中で振盪湯浴(70 rpm)
中で50℃にて20分間インキュベートする。すすぎ :1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で手短にすすぐ。
む30 ml の1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で振盪湯浴(70 rp
m)中で50℃にて10分間インキュベートする。すすぎ :1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で手短にすすぐ。 4.洗浄:150 mlの1.5 ×SSPE, 0.5% SDS中で旋回振盪
器(100-125 rpm )上で室温にて15分間インキュベート
する。すすぎ :約150 mlの0.1Mクエン酸ナトリウム, pH 5中で
手短にすすぐ。
l のECL試薬Bに加える。ECL試薬中で室温にて正
確に1分間膜を振盪する。 6.フィルムへの暴露:Benchkote のプラスチック側の
上に膜を置き、膜の上にサランラップ(Saran Wrap)をか
ぶせる。ペーパータオルを使ってサランラップ中の皺を
引き伸ばす。Hyperfilm またはKodax XAR5フィルムに15
分間暴露する。
の結果を表す図面に代る写真である。試料DNAをナイ
ロン膜上に固定化し、そしてプローブSW49(配列番号
1)とハイブリダイズせしめた。フィルムへの15分間暴
露による化学発光検出を使ってバンドを視覚化した。カ
ラム「S」は、DNA10〜0.15ナノグラムに渡るヒトゲ
ノムDNA希釈シリーズである。カラム1〜3は、DN
A量が未知である試料である。カラム1〜3中の抽出D
NA試料の起源は次の通りであった:1A〜1Eは血
痕、1F〜2Cは全血、2D〜3Bは一本の毛髪、3C
〜3Eは頬試料、3Fは1μg のウシDNA、3Gは1
μg のマウスDNAであり、3Hには試料を添加しなか
った。
の結果を表し、電気泳動の結集を示す図面に代る写真で
ある。図2Aは1%アガロースゲルの写真である。ヒト
ゲノムDNA(14ナノグラム)を5% Chelex または水中
で0,1,3または8分間煮沸し、次いで電気泳動にか
けた。同時にDNAサイズマーカーを該ゲル上で泳動し
た。サイズマーカーは「M」で指される。次いでDNA
をナイロン膜に移行せしめ、プローブSW49(配列番号
1)とハイブリダイズせしめ、そしてフィルムへの15分
間暴露による化学発光検出を使って視覚化した。図2B
は得られた写真を示す。写真の表示は図2Aのものと同
じである。
Claims (10)
- 【請求項1】 核酸配列を含んで成る単離・精製された
オリゴヌクレオチドプローブであって、前記核酸配列が
配列番号1〜20の配列およびそれらに相補的な配列から
成る群から選択された配列に含有される長さ10〜140 ヌ
クレオチドの配列から成るオリゴヌクレオチドプロー
ブ。 - 【請求項2】 前記核酸配列が配列番号1〜20の配列お
よびそれらに相補的な配列から成る群から選択される、
請求項1に記載のオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項3】 ビオチン標識を更に含んで成る、請求項
1または2に記載のオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項4】 前記核酸配列が配列番号1の配列および
配列番号1の配列に相補的な配列から成る群から選択さ
れる、請求項1に記載のオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項5】 プローブ SW49, SW1000, SW1001, SW100
2, SW1003, SW1004およびSW1005から成る群から選択さ
れ、該プローブは各々配列番号1のヌクレオチド配列を
有するが各々異なる標識成分から成る、請求項4に記載
のオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項6】 DNAを含有する試料中のDNAの量を
定量する方法であって、 (a) 前記DNAと既知量の対照DNAとを膜上の別々の
位置に固定化し; (b) D17Z1 遺伝子座である反復ヒトゲノム配列にハイブ
リダイズするプローブを含む溶液と前記膜とを、前記D
NAが前記プローブに完全に相補的な配列を含む場合に
のみハイブリダイゼーション二本鎖が形成するような条
件下で接触させ、ここで、前記プローブは配列番号1〜
11の配列およびそれに相補的な配列から成る群から選択
された配列中の長さ約10〜140 ヌクレオチドから成り; (c) 検出されるハイブリダイゼーション二本鎖の数に強
度が依存するシグナルを生じるアッセイを使って、ハイ
ブリダイゼーション二本鎖の存在を検出し;そして (d) 前記シグナル強度から前記対照DNAの量に対して
前記試料中のDNAの量を評価する;ことを含んで成る
方法。 - 【請求項7】 前記核酸配列が配列番号1〜11の配列お
よびそれらに相補的な配列から成る群から選択される、
請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 DNAを含有する試料中のDNAの量を
定量する方法であって、 (a) 前記DNAと既知量の対照DNAとを膜上の別々の
位置に固定化し; (b) ミトコンドリアゲノムの調節領域中に含まれる配列
にハイブリダイズするプローブを含む溶液と前記膜と
を、前記DNAが前記プローブに完全に相補的な配列を
含む場合にのみハイブリダイゼーション二本鎖が形成す
るような条件下で接触させ、ここで、前記プローブは核
酸配列を含んで成り、前記配列は配列番号12〜20の配列
およびそれらに相補的な配列から成る群の配列から選択
された約10〜140 ヌクレオチドから成り; (c) 検出されるハイブリダイゼーション二本鎖の数に強
度が依存するシグナルを生じるアッセイを使って、ハイ
ブリダイゼーション二本鎖の存在を検出し;そして (d) 前記シグナル強度から前記対照DNAの量に対して
前記試料中のDNAの量を評価することを含んで成る方
法。 - 【請求項9】 前記核酸配列が配列番号12〜20の配列お
よびそれらに相補的な配列から成る群から選択される、
請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 試料中のヒトDNAの量を定量するた
めのキットであって、請求項1〜4のいずれか一項に記
載のオリゴヌクレオチドプローブを含んで成るキット。
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