JPH06187118A - ウィンドウシステム - Google Patents
ウィンドウシステムInfo
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- JPH06187118A JPH06187118A JP4356622A JP35662292A JPH06187118A JP H06187118 A JPH06187118 A JP H06187118A JP 4356622 A JP4356622 A JP 4356622A JP 35662292 A JP35662292 A JP 35662292A JP H06187118 A JPH06187118 A JP H06187118A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- windows
- tag
- pointer
- tags
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同じ大きさの任意の枚数のウィンドウを同時
に同じ座標に開いた場合にもポインタの操作だけでアク
ティブなウィンドウを切換えることを可能にする。 【構成】 ウィンドウの位置,他のウィンドウとの前後
関係などを保持するウィンドウ構造体に、ウィンドウタ
グを生成するための情報であるウィンドウタグメンバー
を追加し、かつウィンドウマネージャ手段が、すでに存
在するウィンドウのウィンドウ構造体のタグメンバーの
情報から、新たに生成するウィンドウ8のタグ4を、す
でに存在していたウィンドウの5〜7のタグ1〜3と重
ならないようにその位置を決定する。
に同じ座標に開いた場合にもポインタの操作だけでアク
ティブなウィンドウを切換えることを可能にする。 【構成】 ウィンドウの位置,他のウィンドウとの前後
関係などを保持するウィンドウ構造体に、ウィンドウタ
グを生成するための情報であるウィンドウタグメンバー
を追加し、かつウィンドウマネージャ手段が、すでに存
在するウィンドウのウィンドウ構造体のタグメンバーの
情報から、新たに生成するウィンドウ8のタグ4を、す
でに存在していたウィンドウの5〜7のタグ1〜3と重
ならないようにその位置を決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータのディ
スプレイ装置の画面に複数のソフトウエアを表示するこ
とを可能とするウィンドウシステムに関するものであ
る。
スプレイ装置の画面に複数のソフトウエアを表示するこ
とを可能とするウィンドウシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおけるウィンドウシステ
ムとは、パソコンやワークステーション等のコンピュー
タシステムにおいて、1台のディスプレイ装置を、該コ
ンピュータシステムのマルチタスクやセミマルチタスク
システムに対応することを可能とするためのシステムで
あり、これは、一台の表示装置の画面を複数の画面に分
割して表示するか、あるいは一台の表示装置の画面のな
かに複数の窓を表示し、このような分割した画面や窓の
中に実行中のソフトウエアや停止中のソフトウエアの複
数の状態を表示することにより、単一の表示装置でもっ
て複数のソフトウエアの表示を行なうことができるよう
にするものである。このウィンドウシステムはコンピュ
ータ上で走行するアプリケーションソフトウエアやオペ
レーティングシステムに組込まれた専用のソフトウエア
により実現されることが多い。
ムとは、パソコンやワークステーション等のコンピュー
タシステムにおいて、1台のディスプレイ装置を、該コ
ンピュータシステムのマルチタスクやセミマルチタスク
システムに対応することを可能とするためのシステムで
あり、これは、一台の表示装置の画面を複数の画面に分
割して表示するか、あるいは一台の表示装置の画面のな
かに複数の窓を表示し、このような分割した画面や窓の
中に実行中のソフトウエアや停止中のソフトウエアの複
数の状態を表示することにより、単一の表示装置でもっ
て複数のソフトウエアの表示を行なうことができるよう
にするものである。このウィンドウシステムはコンピュ
ータ上で走行するアプリケーションソフトウエアやオペ
レーティングシステムに組込まれた専用のソフトウエア
により実現されることが多い。
【0003】図2は、従来のウィンドウシステムにおけ
る、アクティブなウィンドウの切換方式を示す図であ
る。このアクティブなウィンドウとは、そのなかに表示
されているソフトウエアが現在実行中のもののことであ
る。同図において、5〜8はマウスなどの操作により生
成されて、コンピュータのディスプレイ10上に表示さ
れた4枚のウィンドウを示す。また、9はマウスなどを
操作することによりその位置が変更できるポインタを示
す。
る、アクティブなウィンドウの切換方式を示す図であ
る。このアクティブなウィンドウとは、そのなかに表示
されているソフトウエアが現在実行中のもののことであ
る。同図において、5〜8はマウスなどの操作により生
成されて、コンピュータのディスプレイ10上に表示さ
れた4枚のウィンドウを示す。また、9はマウスなどを
操作することによりその位置が変更できるポインタを示
す。
【0004】このようなウィンドウは例えばマウスのボ
タンを押し続けながらマウスを移動させてその範囲を指
定するなどして生成し、ウィンドウ5〜8の上部のタイ
トル表示部5a〜8aにポインタを移動させ、マウスの
ボタンを所定回続けて押す等の操作を行なうことによ
り、当該ウィンドウをアクティブな状態、即ち、そのな
かに表示されたソフトウエアを走行させる状態にするこ
とができる。
タンを押し続けながらマウスを移動させてその範囲を指
定するなどして生成し、ウィンドウ5〜8の上部のタイ
トル表示部5a〜8aにポインタを移動させ、マウスの
ボタンを所定回続けて押す等の操作を行なうことによ
り、当該ウィンドウをアクティブな状態、即ち、そのな
かに表示されたソフトウエアを走行させる状態にするこ
とができる。
【0005】このようなウィンドウの生成,廃棄,管理
はウィンドウマネージャと呼ばれるソフトウエアにより
管理されている。ウィンドウマネージャはオペレーティ
ングシステム側に用意されているものと、アプリケーシ
ョンソフト側に用意されているものとがある。即ち、い
ずれの場合においても、コンピュータ上においては、ウ
ィンドウはウィンドウマネージャによって生成,破棄さ
れ、また管理される。
はウィンドウマネージャと呼ばれるソフトウエアにより
管理されている。ウィンドウマネージャはオペレーティ
ングシステム側に用意されているものと、アプリケーシ
ョンソフト側に用意されているものとがある。即ち、い
ずれの場合においても、コンピュータ上においては、ウ
ィンドウはウィンドウマネージャによって生成,破棄さ
れ、また管理される。
【0006】このウィンドウマネージャによる管理と
は、具体的にはウィンドウマネージャが生成したウィン
ドウ構造体へのポインタを保持し、このポインタを参照
して、ウィンドウ構造体のメンバー、即ちウィンドウの
大きさおよびウィンドウの占めるレクトアングル(長方
形)の座標の値を変化させ、またウィンドウの前後関係
を変化させる等を行なうとともに、この変化に伴いウィ
ンドウマネージャは、コンピュータのディスプレイ上の
ウィンドウを描き直す、等の作業を行なうことである。
は、具体的にはウィンドウマネージャが生成したウィン
ドウ構造体へのポインタを保持し、このポインタを参照
して、ウィンドウ構造体のメンバー、即ちウィンドウの
大きさおよびウィンドウの占めるレクトアングル(長方
形)の座標の値を変化させ、またウィンドウの前後関係
を変化させる等を行なうとともに、この変化に伴いウィ
ンドウマネージャは、コンピュータのディスプレイ上の
ウィンドウを描き直す、等の作業を行なうことである。
【0007】つまり、ウィンドウマネージャは、コンピ
ュータのメモリ上でのウィンドウの実体でありウィンド
ウの位置情報,大きさ,ウィンドウタグの位置などをそ
のメンバーとして持つウィンドウ構造体WindowS
truct、生成された全ウィンドウの数Window
Numなどをそのメンバーとして持つウィンドウ管理用
構造体Windowsなどを管理する。なお、構造体と
は、いわゆるC言語において、複数のデータの集合体を
1つのデータとして扱うことができるデータタイプの1
種である。
ュータのメモリ上でのウィンドウの実体でありウィンド
ウの位置情報,大きさ,ウィンドウタグの位置などをそ
のメンバーとして持つウィンドウ構造体WindowS
truct、生成された全ウィンドウの数Window
Numなどをそのメンバーとして持つウィンドウ管理用
構造体Windowsなどを管理する。なお、構造体と
は、いわゆるC言語において、複数のデータの集合体を
1つのデータとして扱うことができるデータタイプの1
種である。
【0008】次に、従来のウィンドウシステムにおける
ウィンドウマネージャの動作を、そのフローチャートを
示す図4を用いて説明する。まず、ステップ11により
ウィンドウマネージャの動作が開始される。次のステッ
プ12によりウィンドウを生成する関数を呼び、その関
数から、その関数が生成したウィンドウ構造体へのポイ
ンタを受け取る。ステップ13,14はこのウィンドウ
を生成するステップ12を構成するルーチンであり、ス
テップ13により、ウィンドウを生成するシステムコー
ルによってウィンドウ構造体用のメモリを割り当て、ウ
ィンドウ構造体を生成する。また、ステップ14によ
り、今、割り当てられたウィンドウ構造体へのポインタ
を呼び、元のステップ12にこれを返す。以上のステッ
プによりウィンドウが生成された。
ウィンドウマネージャの動作を、そのフローチャートを
示す図4を用いて説明する。まず、ステップ11により
ウィンドウマネージャの動作が開始される。次のステッ
プ12によりウィンドウを生成する関数を呼び、その関
数から、その関数が生成したウィンドウ構造体へのポイ
ンタを受け取る。ステップ13,14はこのウィンドウ
を生成するステップ12を構成するルーチンであり、ス
テップ13により、ウィンドウを生成するシステムコー
ルによってウィンドウ構造体用のメモリを割り当て、ウ
ィンドウ構造体を生成する。また、ステップ14によ
り、今、割り当てられたウィンドウ構造体へのポインタ
を呼び、元のステップ12にこれを返す。以上のステッ
プによりウィンドウが生成された。
【0009】次に、ステップ15により、生成されたウ
ィンドウを廃棄する関数を呼ぶルーチン16が呼ばれ
る。この時、ステップ15は、ルーチン16に対し廃棄
すべきウィンドウ構造体へのポインタを渡す。ポインタ
が渡されたルーチン16は、システムコールによってこ
のポインタが示すウィンドウ構造体の占めていたメモリ
領域を開放してステップ15に戻る。以上のようにして
ウィンドウの廃棄が行なわれる。
ィンドウを廃棄する関数を呼ぶルーチン16が呼ばれ
る。この時、ステップ15は、ルーチン16に対し廃棄
すべきウィンドウ構造体へのポインタを渡す。ポインタ
が渡されたルーチン16は、システムコールによってこ
のポインタが示すウィンドウ構造体の占めていたメモリ
領域を開放してステップ15に戻る。以上のようにして
ウィンドウの廃棄が行なわれる。
【0010】従来のウィンドウシステムは以上のように
構成されており、この種のウィンドウシステムにおいて
は、アクティブなウィンドウの切換はウィンドウを互い
に重ならないようにずらせて配置することにより、ポイ
ンタでアクティブにしたいウィンドウを指し示すことに
よって、所要のウィンドウを切り換えるという方法がと
られている。
構成されており、この種のウィンドウシステムにおいて
は、アクティブなウィンドウの切換はウィンドウを互い
に重ならないようにずらせて配置することにより、ポイ
ンタでアクティブにしたいウィンドウを指し示すことに
よって、所要のウィンドウを切り換えるという方法がと
られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のウィンドウシステムにおいては、同じ大きさ
のウィンドウが完全に重なり合って配置された場合、ポ
インタをウィンドウの占める位置に移動させたとして
も、互いに重なり合った最も上側のウィンドウしか指定
することができず、このような状態ではポインタによっ
てアクティブなウィンドウを切換えることができなくな
るという問題があった。
うな従来のウィンドウシステムにおいては、同じ大きさ
のウィンドウが完全に重なり合って配置された場合、ポ
インタをウィンドウの占める位置に移動させたとして
も、互いに重なり合った最も上側のウィンドウしか指定
することができず、このような状態ではポインタによっ
てアクティブなウィンドウを切換えることができなくな
るという問題があった。
【0012】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解消するためになされたもので、任意の枚数の同
じ大きさのウィンドウが完全に重なりあって配置された
としても、ポインタによって、アクティブにしたいウィ
ンドウを指し示すオペレーションを実行するのみで、ア
クティブなウィンドウの切換を可能にできるウィンドウ
システムを提供することを目的としている。
題点を解消するためになされたもので、任意の枚数の同
じ大きさのウィンドウが完全に重なりあって配置された
としても、ポインタによって、アクティブにしたいウィ
ンドウを指し示すオペレーションを実行するのみで、ア
クティブなウィンドウの切換を可能にできるウィンドウ
システムを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウィンド
ウシステムは、ウィンドウの実体である、ウィンドウの
位置,他のウィンドウとの前後関係などを保持するウィ
ンドウ構造体に、ウィンドウに対する付箋であるウィン
ドウタグを生成するための情報であるウィンドウタグメ
ンバーを追加し、かつ、ウィンドウの生成,廃棄,管理
を行なうウィンドウマネージャ手段により、すでに存在
するウィンドウのウィンドウ構造体のタグメンバーの情
報から、新たに生成したウィンドウのタグをすでに存在
していたウィンドウのタグと重ならないようにその位置
や大きさを決定するようにすることにより、複数の同じ
大きさのウィンドウが全く同じ位置に配置された場合で
も、マウスを移動させる等のマウスオペレーションによ
るポインタの操作でウィンドウタグにアクセスすること
により、アクティブなウィンドウを切り換えることがで
きるようにしたものである。
ウシステムは、ウィンドウの実体である、ウィンドウの
位置,他のウィンドウとの前後関係などを保持するウィ
ンドウ構造体に、ウィンドウに対する付箋であるウィン
ドウタグを生成するための情報であるウィンドウタグメ
ンバーを追加し、かつ、ウィンドウの生成,廃棄,管理
を行なうウィンドウマネージャ手段により、すでに存在
するウィンドウのウィンドウ構造体のタグメンバーの情
報から、新たに生成したウィンドウのタグをすでに存在
していたウィンドウのタグと重ならないようにその位置
や大きさを決定するようにすることにより、複数の同じ
大きさのウィンドウが全く同じ位置に配置された場合で
も、マウスを移動させる等のマウスオペレーションによ
るポインタの操作でウィンドウタグにアクセスすること
により、アクティブなウィンドウを切り換えることがで
きるようにしたものである。
【0014】
【作用】この発明においては、ウィンドウマネージャ手
段が、各ウィンドウに各ウィンドウのタグが完全には重
なりあわないように、新たに生成したウィンドウのタグ
を与えることにより、任意の枚数の同じ大きさのウィン
ドウが完全に重なりあって配置されたとしても、各ウィ
ンドウに対するタグ同士は重なり合うことはなく、切り
換えたいウィンドウに対するタグを指定する、ポインタ
によるオペレーションを実行するだけで容易にアクティ
ブなウィンドウの切換を可能とする。
段が、各ウィンドウに各ウィンドウのタグが完全には重
なりあわないように、新たに生成したウィンドウのタグ
を与えることにより、任意の枚数の同じ大きさのウィン
ドウが完全に重なりあって配置されたとしても、各ウィ
ンドウに対するタグ同士は重なり合うことはなく、切り
換えたいウィンドウに対するタグを指定する、ポインタ
によるオペレーションを実行するだけで容易にアクティ
ブなウィンドウの切換を可能とする。
【0015】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図を用いて詳細
に説明する。図1はこの発明の一実施例によるウィンド
ウシステムにおけるウィンドウタグを示す図である。図
において、1〜4はウィンドウマネージャによって各ウ
ィンドウ5〜8に対し付加された付箋であり、かつ動的
に、即ち相互に重ならない位置を占めるように付加され
たウィンドウタグを示す。また、5〜8はコンピュータ
のディスプレイ上に表示されたウィンドウを示し、9は
ポインティングデバイスの一種であるマウスなどを操作
することによりその位置を変更できるポインタを示す。
に説明する。図1はこの発明の一実施例によるウィンド
ウシステムにおけるウィンドウタグを示す図である。図
において、1〜4はウィンドウマネージャによって各ウ
ィンドウ5〜8に対し付加された付箋であり、かつ動的
に、即ち相互に重ならない位置を占めるように付加され
たウィンドウタグを示す。また、5〜8はコンピュータ
のディスプレイ上に表示されたウィンドウを示し、9は
ポインティングデバイスの一種であるマウスなどを操作
することによりその位置を変更できるポインタを示す。
【0016】コンピュータ上においては、ウィンドウは
ウィンドウマネージャによって生成,破棄され、また管
理される。つまり、ウィンドウマネージャは、コンピュ
ータのメモリ上でのウィンドウの実体であり、ウィンド
ウの位置情報,大きさ,ウィンドウタグの位置などをメ
ンバーとして持つウィンドウ構造体WindowStr
uct、ウィンドウ構造体へのポインタWindowP
tr、及び生成された全ウィンドウ構造体へのポインタ
の配列であるウィンドウリストWindowLis
t〔〕、生成された全ウィンドウの数WindowNu
mなどをメンバーとして持つウィンドウ管理用構造体W
indowsなどを管理する。なお、構造体とは、いわ
ゆるC言語において複数のデータの集合体を1つのデー
タとして取扱うことができるデータタイプの1種であ
る。
ウィンドウマネージャによって生成,破棄され、また管
理される。つまり、ウィンドウマネージャは、コンピュ
ータのメモリ上でのウィンドウの実体であり、ウィンド
ウの位置情報,大きさ,ウィンドウタグの位置などをメ
ンバーとして持つウィンドウ構造体WindowStr
uct、ウィンドウ構造体へのポインタWindowP
tr、及び生成された全ウィンドウ構造体へのポインタ
の配列であるウィンドウリストWindowLis
t〔〕、生成された全ウィンドウの数WindowNu
mなどをメンバーとして持つウィンドウ管理用構造体W
indowsなどを管理する。なお、構造体とは、いわ
ゆるC言語において複数のデータの集合体を1つのデー
タとして取扱うことができるデータタイプの1種であ
る。
【0017】今、初期状態としてこのコンピュータ上に
ウィンドウが、n(nは正整数)枚生成されていたとす
れば、n個のウィンドウ構造体が存在し、ウィンドウ管
理用構造体のメンバーのウィンドウリスト配列には、n
個のウィンドウ構造体へのポインタが1つずつ格納さ
れ、全ウィンドウの数を示す変数WindowNumに
はこのnが格納される。
ウィンドウが、n(nは正整数)枚生成されていたとす
れば、n個のウィンドウ構造体が存在し、ウィンドウ管
理用構造体のメンバーのウィンドウリスト配列には、n
個のウィンドウ構造体へのポインタが1つずつ格納さ
れ、全ウィンドウの数を示す変数WindowNumに
はこのnが格納される。
【0018】この状態で、新たにn+1枚目のウィンド
ウが生成されるとすると、本実施例におけるウィンドウ
マネージャは以下のような動作をする。まず、ウィンド
ウ構造体を格納するメモリを獲得し、そのメモリ領域
に、新たに生成するウィンドウのウィンドウ構造体を生
成し、その各メンバーを初期化してウィンドウ構造体へ
のポインタをかえす。
ウが生成されるとすると、本実施例におけるウィンドウ
マネージャは以下のような動作をする。まず、ウィンド
ウ構造体を格納するメモリを獲得し、そのメモリ領域
に、新たに生成するウィンドウのウィンドウ構造体を生
成し、その各メンバーを初期化してウィンドウ構造体へ
のポインタをかえす。
【0019】次に、ウィンドウ管理用構造体のメンバー
であり、現在生成されているウィンドウの数を示すWi
ndowNumを“1”インクリメントし、n+1とす
る。また、今、生成したn+1番目のウィンドウへのポ
インタをウィンドウリスト配列のn+1番目の成分であ
るWindowList〔n〕へ格納する。
であり、現在生成されているウィンドウの数を示すWi
ndowNumを“1”インクリメントし、n+1とす
る。また、今、生成したn+1番目のウィンドウへのポ
インタをウィンドウリスト配列のn+1番目の成分であ
るWindowList〔n〕へ格納する。
【0020】ここで、ウィンドウマネージャは、本実施
例のウィンドウタグを今、新たに生成したn+1番目の
ウィンドウに付加する。つまり、ウィンドウマネージャ
はウィンドウ管理用構造体のメンバーWindowNu
mおよびWindowList配列から1〜n番目のウ
ィンドウのウィンドウタグの座標の情報を得て、今、新
たに生成したn+1番目のウィンドウに対して、1〜n
番目のウィンドウのどのウィンドウタグがコンピュータ
のディスプレイ上で占める領域にも完全には重ならない
ように、かつ1〜n番目のウィンドウのウィンドウタグ
がコンピュータのディスプレイ上で占める領域の総和に
完全にはかくれないように、n+1番目のウィンドウ構
造体のメンバーのウィンドウタグの左,上,右,下座標
のWindowTag−left,WindowTag
−top,WindoTag−right,Windo
wTag−bottomに整数の座標を設定する。
例のウィンドウタグを今、新たに生成したn+1番目の
ウィンドウに付加する。つまり、ウィンドウマネージャ
はウィンドウ管理用構造体のメンバーWindowNu
mおよびWindowList配列から1〜n番目のウ
ィンドウのウィンドウタグの座標の情報を得て、今、新
たに生成したn+1番目のウィンドウに対して、1〜n
番目のウィンドウのどのウィンドウタグがコンピュータ
のディスプレイ上で占める領域にも完全には重ならない
ように、かつ1〜n番目のウィンドウのウィンドウタグ
がコンピュータのディスプレイ上で占める領域の総和に
完全にはかくれないように、n+1番目のウィンドウ構
造体のメンバーのウィンドウタグの左,上,右,下座標
のWindowTag−left,WindowTag
−top,WindoTag−right,Windo
wTag−bottomに整数の座標を設定する。
【0021】例えば図1の場合、ウィンドウ5〜7が既
に生成されているものであり、ウィンドウ8が新たに生
成したウィンドウであるとする。このとき、ウィンドウ
マネージャは、新たに生成したウィンドウ8に対するウ
ィンドウタグ4を、既に存在するウィンドウタグ3の右
側にこれを生成することにより、1〜3番目のウィンド
ウ5〜7の各ウィンドウタグ1〜3がコンピュータのデ
ィスプレイ上で占める領域のいずれにも完全には重なら
ないように、かつ1〜3番目のウィンドウ5〜7のウィ
ンドウタグ1〜3がコンピュータのディスプレイ上で占
める領域の総和に完全にはかくれないように、これを生
成する。
に生成されているものであり、ウィンドウ8が新たに生
成したウィンドウであるとする。このとき、ウィンドウ
マネージャは、新たに生成したウィンドウ8に対するウ
ィンドウタグ4を、既に存在するウィンドウタグ3の右
側にこれを生成することにより、1〜3番目のウィンド
ウ5〜7の各ウィンドウタグ1〜3がコンピュータのデ
ィスプレイ上で占める領域のいずれにも完全には重なら
ないように、かつ1〜3番目のウィンドウ5〜7のウィ
ンドウタグ1〜3がコンピュータのディスプレイ上で占
める領域の総和に完全にはかくれないように、これを生
成する。
【0022】もし、ここで、今生成したウィンドウのタ
グが1〜n番目のウィンドウおよびそのウィンドウタグ
の下にどうしても隠れてしまうときには、ウィンドウマ
ネージャはウィンドウタグのx方向またはy方向のみに
着目して、タグが互いに重ならないように、今生成した
ウィンドウのウィンドウ座標を設定する。
グが1〜n番目のウィンドウおよびそのウィンドウタグ
の下にどうしても隠れてしまうときには、ウィンドウマ
ネージャはウィンドウタグのx方向またはy方向のみに
着目して、タグが互いに重ならないように、今生成した
ウィンドウのウィンドウ座標を設定する。
【0023】このように、新たに生成したウィンドウの
ウィンドウタグがもともと存在していたウィンドウのウ
ィンドウタグと重なり合うことがないようにそのウィン
ドウタグを生成するようにすることにより、同じ大きさ
の任意の枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開いたと
しても、そのタグは互いに重なりあうことはなく、従っ
て、ポインタによりそのいずれかのタグを指定する操作
を実行するだけで、従来は実行不可能であったアクティ
ブなウィンドウを切り換えることが可能となる。
ウィンドウタグがもともと存在していたウィンドウのウ
ィンドウタグと重なり合うことがないようにそのウィン
ドウタグを生成するようにすることにより、同じ大きさ
の任意の枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開いたと
しても、そのタグは互いに重なりあうことはなく、従っ
て、ポインタによりそのいずれかのタグを指定する操作
を実行するだけで、従来は実行不可能であったアクティ
ブなウィンドウを切り換えることが可能となる。
【0024】以上のウィンドウマネージャの動作を、そ
のフローチャートを示す図3を用いて説明する。まず、
ステップ21によりウィンドウマネージャの動作が開始
される。次のステップ22によりウィンドウを生成する
関数を呼び、その関数から、その関数が生成したウィン
ドウ構造体へのポインタを受け取る。ステップ23〜3
2はこのステップ22を構成するルーチンであり、ステ
ップ23はステップ24,25からなるルーチンにより
構成されている。また、ステップ28はステップ29,
30からなるルーチンにより構成されている。
のフローチャートを示す図3を用いて説明する。まず、
ステップ21によりウィンドウマネージャの動作が開始
される。次のステップ22によりウィンドウを生成する
関数を呼び、その関数から、その関数が生成したウィン
ドウ構造体へのポインタを受け取る。ステップ23〜3
2はこのステップ22を構成するルーチンであり、ステ
ップ23はステップ24,25からなるルーチンにより
構成されている。また、ステップ28はステップ29,
30からなるルーチンにより構成されている。
【0025】次に、ステップ23により、ウィンドウを
生成するルーチン24を呼び、生成されたウィンドウ構
造体へのポインタを受け取る。ステップ24はステップ
23に呼ばれ、システムコールによってウィンドウ構造
体用のメモリを割り当てることにより、ウィンドウ構造
体を生成する。ステップ25は今、割り当てられたウィ
ンドウ構造体へのポインタを呼び、元のステップ23に
返す。以上のステップにより、従来と同様のウィンドウ
が生成される。
生成するルーチン24を呼び、生成されたウィンドウ構
造体へのポインタを受け取る。ステップ24はステップ
23に呼ばれ、システムコールによってウィンドウ構造
体用のメモリを割り当てることにより、ウィンドウ構造
体を生成する。ステップ25は今、割り当てられたウィ
ンドウ構造体へのポインタを呼び、元のステップ23に
返す。以上のステップにより、従来と同様のウィンドウ
が生成される。
【0026】以下のステップは、ウィンドウタグを生成
するために行なわれるものである。即ち、ステップ26
により他に既に生成されたウィンドウがあるか否かを調
べ、他にウィンドウが生成されていればステップ28に
飛び、他にウィンドウが生成されていなければステップ
27に飛ぶ。いま、既にウィンドウが生成されていたと
すると、ステップ26の条件分岐によりステップ28に
進む。ステップ28ではウィンドウタグの占めるレクト
アングル(長方形)の左座標を決定するルーチン29を
呼び、その関数からウィンドウタグの左座標を受け取
る。
するために行なわれるものである。即ち、ステップ26
により他に既に生成されたウィンドウがあるか否かを調
べ、他にウィンドウが生成されていればステップ28に
飛び、他にウィンドウが生成されていなければステップ
27に飛ぶ。いま、既にウィンドウが生成されていたと
すると、ステップ26の条件分岐によりステップ28に
進む。ステップ28ではウィンドウタグの占めるレクト
アングル(長方形)の左座標を決定するルーチン29を
呼び、その関数からウィンドウタグの左座標を受け取
る。
【0027】ステップ29ではステップ28に呼ばれて
Windows 構造体のメンバーであるMaxWindowNumber (開
けることのできるウィンドウの数)、WindowNum (現在
生成されているウィンドウの数)、WindowList[MaxWind
owNumber] (現在生成されているウィンドウのウィンド
ウポインタのリスト)などを参照して、現在存在するウ
ィンドウのラベルの占めるレクトアングルの座標を参照
して、新たに生成したウィンドウのウィンドウタグが、
今ある全てのウィンドウ(新たに生成したウィンドウを
除く)のウィンドウタグの占める領域と完全には重なり
合わないように新たに生成したウィンドウのウィンドウ
タグの左側の座標を決定する。ステップ30では、いま
決定したウィンドウタグの左座標をステップ28に返
す。次のステップ31では、いま決定されたウィンドウ
タグからウィンドウタグの占めるレクトアングルを決定
する。以上のステップにより、ウィンドウタグの占める
レクトアングルの座標が決定される。また、次のステッ
プ32では、新たに生成されたウィンドウ構造体へのポ
インタをステップ12に返す。
Windows 構造体のメンバーであるMaxWindowNumber (開
けることのできるウィンドウの数)、WindowNum (現在
生成されているウィンドウの数)、WindowList[MaxWind
owNumber] (現在生成されているウィンドウのウィンド
ウポインタのリスト)などを参照して、現在存在するウ
ィンドウのラベルの占めるレクトアングルの座標を参照
して、新たに生成したウィンドウのウィンドウタグが、
今ある全てのウィンドウ(新たに生成したウィンドウを
除く)のウィンドウタグの占める領域と完全には重なり
合わないように新たに生成したウィンドウのウィンドウ
タグの左側の座標を決定する。ステップ30では、いま
決定したウィンドウタグの左座標をステップ28に返
す。次のステップ31では、いま決定されたウィンドウ
タグからウィンドウタグの占めるレクトアングルを決定
する。以上のステップにより、ウィンドウタグの占める
レクトアングルの座標が決定される。また、次のステッ
プ32では、新たに生成されたウィンドウ構造体へのポ
インタをステップ12に返す。
【0028】次に、ステップ26において、他にウィン
ドウが生成されていなかった場合について説明する。ス
テップ26において、他にウィンドウが生成されていな
かった場合はステップ27に飛ぶ。この場合は他に重な
るウィンドウが存在しないので、新たに生成されたウィ
ンドウのウィンドウタグのレクトアングルの座標は、デ
フォールトの値が設定される。次に、ステップ32に進
み、ステップ12にウィンドウ構造体へのポインタを返
す。以上のように、ウィンドウタグが完全に重ならない
ように、新たにウィンドウが生成される。
ドウが生成されていなかった場合について説明する。ス
テップ26において、他にウィンドウが生成されていな
かった場合はステップ27に飛ぶ。この場合は他に重な
るウィンドウが存在しないので、新たに生成されたウィ
ンドウのウィンドウタグのレクトアングルの座標は、デ
フォールトの値が設定される。次に、ステップ32に進
み、ステップ12にウィンドウ構造体へのポインタを返
す。以上のように、ウィンドウタグが完全に重ならない
ように、新たにウィンドウが生成される。
【0029】次にステップ33により、ステップ34に
廃棄するウィンドウ構造体へのポインタを渡す。ポイン
タを渡されたルーチン34はシステムコールによってこ
のポインタが示すウィンドウ構造体の占めていたメモリ
領域を開放して、ステップ33に帰る。以上のようにし
てウィンドウの廃棄が行なわれる。ステップ35はウィ
ンドウマネージャの動作の終了を示す。
廃棄するウィンドウ構造体へのポインタを渡す。ポイン
タを渡されたルーチン34はシステムコールによってこ
のポインタが示すウィンドウ構造体の占めていたメモリ
領域を開放して、ステップ33に帰る。以上のようにし
てウィンドウの廃棄が行なわれる。ステップ35はウィ
ンドウマネージャの動作の終了を示す。
【0030】以上の動作をC言語を用いて記述すれば、
以下のようになる。なお、“/*”と“*/”とで挟まれた
部分はいわゆる注釈を付した部分である。
以下のようになる。なお、“/*”と“*/”とで挟まれた
部分はいわゆる注釈を付した部分である。
【0031】 /*ウィンドウ構造体の定義*/ typedef struct WindowStruct { /*省略*/ int WindowRect right; int WindowRect top; int WindowRect left; int WindowRect bottom; /*省略*/ int TagRect right; int TagRect top; int TagRect left; int TagRect bottom; /*省略*/ }WindowStruct; /*ウィンドウポインタの定義*/ typedef WindowPtr *WindowStruct; /*ウィンドウ管理用構造体の宣言*/ struct Windows { /*省略*/ int MaxWindowNumber; /*開くことのできるウィンドウの数*/ int WindowNum; /*現在生成されているウィンドウの数*/ WindowPtr *WindowList〔MaxWindowNumber 〕; /*現在生成されているウィン ドウポインタのリスト*/ /*省略*/ }Windows; WindowList wlist; int Tag Hight=30; int Tag Width=70; WindowPtr MakeWindow(void); int Make Tagleft(void); main() { WindowPtr w; w=MakeWindow(void); } WindowPtr MakeWindow(void) { WindowPtr w; int Tag left; /*省略*/ w= SysCall Makewindow(); /* 従来と同様のウィンドウ構造体へのポインタ をかえす、ウィンドウ生成ルーチン*/ Tag left= Make Tagleft(); /* Tagの左端の座標を決定し、それをintw でかえす関数、この時Windows 構造体の各 メンバーが設定される*/ w->TagRect right = Tag left; w->TagRect top = w-> WindowRect top+ Tag Hight; w->TagRect left = w-> WindowRect right+ Tag Width; w->TagRect bottom = w-> WindowRect top; /*省略*/ return(w); } int Tag left=Make Tagleft(void); { int Tagleft; Tagleft= /* Tagの左端座標の計算 (省略) 上述の記述に従い Windows構造体、WindowStruct構造体、 WindowPtrなどから全てのウィンドウの ウィンドウタグが、完全には重なり合わないように 新しく生成されたウィンドウのタグの左端座標が決定される*/ return(Tagleft); }
【0032】このように、上記実施例によれば、ウィン
ドウの生成,廃棄,管理を行なうウィンドウマネージャ
が、それぞれのウィンドウに、ポインタによるアクセス
が可能なウインドウタグを動的に、即ち互いに重ならな
いように付加するようにしたので、同じ大きさの任意の
枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開いたとしても、
マウス等によるポインタによる操作で、所要のウィンド
ウに対応するタグを指定するだけで、アクティブなウィ
ンドウを簡単に切り換えることができる。
ドウの生成,廃棄,管理を行なうウィンドウマネージャ
が、それぞれのウィンドウに、ポインタによるアクセス
が可能なウインドウタグを動的に、即ち互いに重ならな
いように付加するようにしたので、同じ大きさの任意の
枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開いたとしても、
マウス等によるポインタによる操作で、所要のウィンド
ウに対応するタグを指定するだけで、アクティブなウィ
ンドウを簡単に切り換えることができる。
【0033】なお、上記実施例では、アクティブなウィ
ンドウが1つであるものを示したが、複数のウィンドウ
を同時にアクティブにできるウィンドウシステムに適用
することもでき、上記実施例と同様の効果を奏する。
ンドウが1つであるものを示したが、複数のウィンドウ
を同時にアクティブにできるウィンドウシステムに適用
することもでき、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0034】また、上記実施例では、同じ大きさの複数
のウィンドウが互いに完全に重なり合った場合にタグを
付加するようにしたが、複数のウィンドウを互いにずれ
た位置に生成した場合でもこれにタグを付加するように
してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
のウィンドウが互いに完全に重なり合った場合にタグを
付加するようにしたが、複数のウィンドウを互いにずれ
た位置に生成した場合でもこれにタグを付加するように
してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るウィン
ドウシステムによれば、ウィンドウの実体であるウィン
ドウ構造体に、ウィンドウに対する付箋であるウィンド
ウタグを生成するための情報であるウィンドウタグメン
バーを付加し、かつウィンドウの生成,廃棄,管理を行
なうウィンドウマネージャ手段は、ウィンドウタグメン
バーの情報に基づいて、それぞれのウィンドウに、ポイ
ンティングデバイスにより移動されるポインタによるア
クセスが可能なウィンドウタグを、各ウィンドウ毎に互
いに重ならないようにこれに付加するようにしたので、
既に生成されていたウィンドウのウィンドウタグが、新
たに生成したウィンドウのウィンドウタグと完全には重
なり合うことがないように、新たに生成したウィンドウ
のウィンドウタグを表示することができ、切り換えたい
ウィンドウに対応するタグを指定することにより、同じ
大きさの任意の枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開
いたとしても、ポインタによる操作だけで、簡単にアク
ティブなウィンドウを切り換えることが可能となるとい
う効果がある。
ドウシステムによれば、ウィンドウの実体であるウィン
ドウ構造体に、ウィンドウに対する付箋であるウィンド
ウタグを生成するための情報であるウィンドウタグメン
バーを付加し、かつウィンドウの生成,廃棄,管理を行
なうウィンドウマネージャ手段は、ウィンドウタグメン
バーの情報に基づいて、それぞれのウィンドウに、ポイ
ンティングデバイスにより移動されるポインタによるア
クセスが可能なウィンドウタグを、各ウィンドウ毎に互
いに重ならないようにこれに付加するようにしたので、
既に生成されていたウィンドウのウィンドウタグが、新
たに生成したウィンドウのウィンドウタグと完全には重
なり合うことがないように、新たに生成したウィンドウ
のウィンドウタグを表示することができ、切り換えたい
ウィンドウに対応するタグを指定することにより、同じ
大きさの任意の枚数のウィンドウを同時に同じ座標に開
いたとしても、ポインタによる操作だけで、簡単にアク
ティブなウィンドウを切り換えることが可能となるとい
う効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるウィンドウシステム
による、コンピュータのディスプレイに表示されたウィ
ンドウ、ウィンドウに付加されたタグ、およびポインタ
を示す図である。
による、コンピュータのディスプレイに表示されたウィ
ンドウ、ウィンドウに付加されたタグ、およびポインタ
を示す図である。
【図2】従来のウィンドウシステムにおけるウィンド
ウ、およびポインタを示す図である。
ウ、およびポインタを示す図である。
【図3】この発明の一実施例によるウィンドウシステム
のウィンドウマネージャの動作を示すフローチャート図
である。
のウィンドウマネージャの動作を示すフローチャート図
である。
【図4】従来のウィンドウシステムのウィンドウマネー
ジャの動作を示すフローチャート図である。
ジャの動作を示すフローチャート図である。
1 ウィンドウタグ 2 ウィンドウタグ 3 ウィンドウタグ 4 ウィンドウタグ 5 ウィンドウ 6 ウィンドウ 7 ウィンドウ 8 ウィンドウ 9 ポインタ 21 開始のステップ 22 ウィンドウの生成のステップ 23 ウィンドウの生成のステップ 24 システムコールによるウィンドウ構造体の生成の
ステップ 25 ウィンドウ構造体へのポインタを返すステップ 26 他にウィンドウが生成されているかを判定するス
テップ 27 タグの占める領域にデフォールトの値を設定する
ステップ 28 タグの左端の座標を決定するステップ 29 ウィンドウのタグの左端座標を決定するステップ 30 今決定されたウィンドウのタグの左端座標を決定
するステップ 31 タグの占める領域の値を設定するステップ 32 ウィンドウポインタをかえすステップ 33 ウィンドウの廃棄のステップ 34 ウィンドウ構造体の占めていたメモリ領域の開放
のステップ 35 終了のステップ
ステップ 25 ウィンドウ構造体へのポインタを返すステップ 26 他にウィンドウが生成されているかを判定するス
テップ 27 タグの占める領域にデフォールトの値を設定する
ステップ 28 タグの左端の座標を決定するステップ 29 ウィンドウのタグの左端座標を決定するステップ 30 今決定されたウィンドウのタグの左端座標を決定
するステップ 31 タグの占める領域の値を設定するステップ 32 ウィンドウポインタをかえすステップ 33 ウィンドウの廃棄のステップ 34 ウィンドウ構造体の占めていたメモリ領域の開放
のステップ 35 終了のステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータにおけるウィンドウシステ
ムにおいて、 ウィンドウの生成,廃棄,管理を行なうウィンドウマネ
ージャ手段を備え、 ウィンドウの実体であるウィンドウ構造体に、ウィンド
ウに対する付箋であるウィンドウタグを生成するための
情報であるウィンドウタグメンバーを付加し、 かつ上記ウィンドウマネージャ手段は、上記ウィンドウ
タグメンバーの情報に基づいて、それぞれのウィンドウ
に、ポインティングデバイスにより移動されるポインタ
によるアクセスが可能なウィンドウタグを、各ウィンド
ウ毎に互いに重ならないように付加するものであること
を特徴とするウィンドウシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356622A JPH06187118A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ウィンドウシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356622A JPH06187118A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ウィンドウシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06187118A true JPH06187118A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18449952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4356622A Pending JPH06187118A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ウィンドウシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06187118A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100343790C (zh) * | 2004-05-20 | 2007-10-17 | 三星电子株式会社 | 显示装置及其虚拟工作区的管理方法 |
JP2016538926A (ja) * | 2013-12-04 | 2016-12-15 | アップル インコーポレイテッド | 生理学的データの提示 |
US9918664B2 (en) | 2014-09-02 | 2018-03-20 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor |
US10270898B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-04-23 | Apple Inc. | Wellness aggregator |
US10272294B2 (en) | 2016-06-11 | 2019-04-30 | Apple Inc. | Activity and workout updates |
US10304347B2 (en) | 2012-05-09 | 2019-05-28 | Apple Inc. | Exercised-based watch face and complications |
US10635267B2 (en) | 2017-05-15 | 2020-04-28 | Apple Inc. | Displaying a scrollable list of affordances associated with physical activities |
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US10777314B1 (en) | 2019-05-06 | 2020-09-15 | Apple Inc. | Activity trends and workouts |
US10776739B2 (en) | 2014-09-30 | 2020-09-15 | Apple Inc. | Fitness challenge E-awards |
US10953307B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-03-23 | Apple Inc. | Swim tracking and notifications for wearable devices |
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US11107580B1 (en) | 2020-06-02 | 2021-08-31 | Apple Inc. | User interfaces for health applications |
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US11216119B2 (en) | 2016-06-12 | 2022-01-04 | Apple Inc. | Displaying a predetermined view of an application |
US11277485B2 (en) | 2019-06-01 | 2022-03-15 | Apple Inc. | Multi-modal activity tracking user interface |
US11317833B2 (en) | 2018-05-07 | 2022-05-03 | Apple Inc. | Displaying user interfaces associated with physical activities |
US11446548B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-09-20 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
US11580867B2 (en) | 2015-08-20 | 2023-02-14 | Apple Inc. | Exercised-based watch face and complications |
US11896871B2 (en) | 2022-06-05 | 2024-02-13 | Apple Inc. | User interfaces for physical activity information |
US11931625B2 (en) | 2021-05-15 | 2024-03-19 | Apple Inc. | User interfaces for group workouts |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP4356622A patent/JPH06187118A/ja active Pending
Cited By (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7451406B2 (en) | 2004-05-20 | 2008-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and management method for virtual workspace thereof |
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US11424018B2 (en) | 2014-09-02 | 2022-08-23 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor |
US9974467B2 (en) | 2014-09-02 | 2018-05-22 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor |
US10978195B2 (en) | 2014-09-02 | 2021-04-13 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor |
US11107567B2 (en) | 2014-09-02 | 2021-08-31 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor with a progress indicator |
US11798672B2 (en) | 2014-09-02 | 2023-10-24 | Apple Inc. | Physical activity and workout monitor with a progress indicator |
US11868939B2 (en) | 2014-09-30 | 2024-01-09 | Apple Inc. | Fitness challenge e-awards |
US10776739B2 (en) | 2014-09-30 | 2020-09-15 | Apple Inc. | Fitness challenge E-awards |
US11468388B2 (en) | 2014-09-30 | 2022-10-11 | Apple Inc. | Fitness challenge E-awards |
US11580867B2 (en) | 2015-08-20 | 2023-02-14 | Apple Inc. | Exercised-based watch face and complications |
US11908343B2 (en) | 2015-08-20 | 2024-02-20 | Apple Inc. | Exercised-based watch face and complications |
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US11033708B2 (en) | 2016-06-10 | 2021-06-15 | Apple Inc. | Breathing sequence user interface |
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US11216119B2 (en) | 2016-06-12 | 2022-01-04 | Apple Inc. | Displaying a predetermined view of an application |
US11439324B2 (en) | 2016-09-22 | 2022-09-13 | Apple Inc. | Workout monitor interface |
US10736543B2 (en) | 2016-09-22 | 2020-08-11 | Apple Inc. | Workout monitor interface |
US11331007B2 (en) | 2016-09-22 | 2022-05-17 | Apple Inc. | Workout monitor interface |
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US10674942B2 (en) | 2018-05-07 | 2020-06-09 | Apple Inc. | Displaying user interfaces associated with physical activities |
US11712179B2 (en) | 2018-05-07 | 2023-08-01 | Apple Inc. | Displaying user interfaces associated with physical activities |
US11103161B2 (en) | 2018-05-07 | 2021-08-31 | Apple Inc. | Displaying user interfaces associated with physical activities |
US10953307B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-03-23 | Apple Inc. | Swim tracking and notifications for wearable devices |
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US11152100B2 (en) | 2019-06-01 | 2021-10-19 | Apple Inc. | Health application user interfaces |
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