JPH06187108A - 文書プレゼンテーション制御装置 - Google Patents

文書プレゼンテーション制御装置

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JPH06187108A
JPH06187108A JP5196574A JP19657493A JPH06187108A JP H06187108 A JPH06187108 A JP H06187108A JP 5196574 A JP5196574 A JP 5196574A JP 19657493 A JP19657493 A JP 19657493A JP H06187108 A JPH06187108 A JP H06187108A
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zero
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JP5196574A
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Motoyama Tetsurou
モトヤマ テツロウ
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階層構造文書の印刷/表示制御のための改良
装置を提供する。 【構成】 文書データストリームは文書に組み込み可能
な辞書ジェネレータに対する参照を含むことができ、文
書は定義及び宣言コマンドを含み得るプロローグと、ト
ークンまたはイメージ定義のためのコマンドを含むコン
テントにより定義される。辞書を提供するための機構は
辞書エントリーをマクロの如く処理し、辞書エントリー
は元の文書データ構造の一部となる。辞書に対する参照
は後入れ先出し方式のツリー接続スタック構造710〜
716で記憶され、辞書の高速サーチを可能にする。こ
のツリー接続構造は文書データストリームに様々な辞書
が存在する場合であっても、正しい識別子をそれに対す
るある特定の参照と関係付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキスト部とグラフィ
ック部を持つ文書のコンピュータ制御による印刷に係
り、特に、印刷または表示向けの構造化ページ記述言語
における辞書生成及び環境(context)宣言の処理のた
めの方法及びシステムに関する。
【0002】ここで、文書のページのプレゼンテーショ
ンとは、紙、透明材等の固定媒体にページを印刷するこ
と、画像ディスプレイ装置でページを表示すること、ま
たは、文書を表示形式または記憶形式で他の装置へ伝送
することを意味する。
【0003】本発明は、様々なプレゼンテーション装置
用の異なったデータ及び印刷フォーマット間の自動変換
のために特に有用である。本発明はまた、通信システム
における他装置へのデータ転送のためにも有用である。
【0004】本出願は、係属中の1991年10月17
日付米国特許出願07/778,578号、1992年
4月30日付米国特許出願07/876,251号及び
07/876,601号に関連するもので、これら米国
特許出願の開示内容は引用によって本明細書に組み込ま
れる。
【0005】
【従来の技術】1970年代初期のレーザプリンタの開
発は、文字データのみならず、一般的なグラフィクデー
タも含む文書を、高品質かつ低コストで印刷する機会を
提供した。
【0006】プリンタに対するコマンドをコンピュータ
によって制御する当初の方法は、DIABLO(登録商
標)コマンドシーケンスに用いられるコマンドのタイプ
に類似したコマンド、いわゆる”エスケープシーケン
ス”コマンドを採用していた。これらタイプのコマンド
は、それぞれの前に特殊なバイト、一般にエスケープキ
ャラクタ(ASCII 27)を置くことにより、普通のキャラ
クタデータから区別された。
【0007】この方法は、デイジーホイールプリンタや
ドットマトリクスプリンタには問題ないが、必要条件が
変化する文書の印刷用にはあまり適さない。例えば、ニ
ーズの変化及び技術の進歩につれ、プレゼンテーション
装置のグレードアップが必要になる。
【0008】従来、この種のグレードアップには、既存
プレゼンテーション装置のプログラムコントローラを交
換する必要があった。少なくも、プリンタ用命令を格納
した新しいROMが必要になった。このような方法は、
ある僅かな印刷ジョブのために新しいROMを装着し、
その後に元のROMあるいは別の新しいROMと交換し
なければならないので、一時的な変更を処理する方法と
しては実用的でない。このグレードアップ方法は不経済
であり、また、プレゼンテーション装置のコントローラ
の故障の増加を招く。
【0009】本願発明者は、辞書定義(これは、構造化
入力データストリームのコンテント(content)の一部
としてアクセスされることがある)がプレゼンテーショ
ン装置に与えられる場合の上記問題点に対する辞書アプ
ローチを提供する必要性を認識した。
【0010】エスケープシーケンスコマンドの本質的な
制約に鑑み、レーザプリンタ、その他のページプリンタ
の制御を目的として様々なタイプの”ページ記述言語”
(PDL)が開発された。これらのレーザプリンタは、
エスケープシーケンスコマンドを受け付け可能にするこ
とによってバックワード互換性を持たせていた。一般的
なページ記述言語の例として、Adobe Systems社のポ
ストスクリプト(Postscipt,登録商標)と、Xerox社
のインタープレス(Interpress,登録商標)がある。
これ以外にも適当なPDLが知られている。
【0011】従来のページ記述言語は、オブジェクトの
処理のためのツールやシンタックスを提供したり、また
オペランドスタック類を利用できるようにする等によっ
て、在来の標準的なエスケープシーケンスに対し様々な
改善をもたらした。さらに、これら言語はスタック指向
のプログラミング言語である。これらの言語はまた、場
合によって、プリンタの利用可能なリソースにフォント
やグラフィクイメージを追加する機能のように、プリン
タの状態のダイナミックな変更を可能にする。これらの
特徴の一部については、Adobe Systems社の”PostSc
ript LanguageReference Manual”及び”PostScri
pt Language Program Design”(いずれもAddison-
Wesley Publishing社発行)等の市販参考書類に述べ
られている。他のPDLも同様に様々な技術書及び参考
書、例えばHarrington 他著”Interpress,The Sou
rce Book ”(Simon and Schuster 社,1988)に述
べられている。
【0012】一つの標準化ページ記述言語が提案され、
国際標準として開発中である。この提案は、本出願発明
者もその一寄与者であるが、現在、ISOの1セクショ
ンに草案として提出されている。この草案は、ISO/IEC
DIS 10180として知られ、”InformationProcessing
Text Communication Standard PageDescription
Language”とラベル付けされている。現在の草案は1
991年付である。
【0013】従来のページ記述言語の多くが、様々な欠
点を持っている。例えば、ポストスクリプトの欠点の一
つは、文書のページ記述にリソース宣言(すなわち追加
フォント)や新しい辞書宣言を含めることができ、それ
を文書のどこにでも使用できることである。つまり、ポ
ストスクリプトでは構造が強制されないので、あるプリ
ンタが文書を印刷するために必要なリソースを持ってい
ることを確認するためには、文書全体を処理しなければ
ならない。この”前処理”を行なわないと、印刷プロセ
スのどの段階でも、終了間際でさえも、プリンタが文書
ページ記述のコマンドに対応できず文書の印刷を失敗す
る虞がある。
【0014】ポストスクリプトを採用した従来システム
は、他にも問題点がある。例えば、文書のあるページを
印刷するためには、文書の当該ページより前の全ページ
のPDL記述全体を、各ページのプレゼンテーションの
前に読んで処理し、文書ページセットアップパラメータ
(すなわちリソース宣言、辞書定義等)の状態を調べる
必要が一般にあることである。別のいい方をすれば、印
刷コントローラプログラムは、全てのページのセットア
ップコマンドの影響を考慮するために、文書の初めから
指定ページまでのPDL記述全体を読まなければならな
い。このページセットアップのスキャン処理は、比較的
簡単ではあるが、プリンタで有効に利用可能なプロセッ
サ時間の相当量を必要とする。
【0015】さらに、ポストスクリプトには、構造、プ
ロローグ(prologue)やデータ宣言の範囲(scope)を
処理するシンタックスもセマンテックスも定義されてい
ない。規約は存在するが、それに従わなくともよい。
【0016】周知のゼロックス社インタープレスシステ
ムに関する問題点の一つは、その構造が入力データスト
リーム中の辞書定義を効率的に処理できないことであ
る。インタープレスは、プロローグ構造を直ぐに使用す
ることもできない。また、インタープレスの標準的なエ
ンコーディングは、人間が読めるクリア(clear)テキ
ストではなく、バイナリである。
【0017】辞書定義を利用もしくは追加しまたは標準
辞書を生成することができると、プレゼンテーション装
置に”グローバル”(global)タイプの変更を提供する
ことができる。これがなされると、一つの辞書を含む文
書を利用して様々なライブラリを提供することができ
る。例えば、将来の文書の速記(shorthand)に、ある
標準化された速記を利用可能である結果、将来の文書デ
ータストリームの処理、さらには同一の文書データスト
リームの処理を容易に高速化できる。本発明は、生成さ
れた読み出し専用辞書を、米国特許出願07/876,
601号に述べられているような文書データストリーム
の階層構造で管理できる。本発明は上記米国特許出願0
7/876,601号に示されるように、辞書及び他の
データ構造を、それらの範囲の限界(end)で削除する
ことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的な目的
は、構造化された階層的ページ記述言語で表現された文
書の印刷または表示を制御するための改良された文書プ
レゼンテーション制御装置を提供することにある。これ
以外の本発明の目的は、以下の説明から明かになるであ
ろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による文書プレゼ
ンテーション制御装置は、その入力データとして構造化
された階層的ページ記述言語で表現された文書データス
トリームを受領する。本発明の好適な態様によれば、こ
の文書データストリームの各ブロックは、定義と宣言コ
マンドを含むゼロ個または1個のプロローグ、及び、特
定のトークンまたは特定のイメージを定義するためのコ
マンドを含むコンテント(content)部を持たせたツリ
ー接続階層構造に編成されるとともに、当該装置は、辞
書の生成及び管理のための手段と、辞書を使用した構造
化アプローチによる文書データの修正を行なうための手
段等を具備せしめられる。
【0020】
【作用】本発明によれば、辞書の取り込み及び生成が可
能であり、文書記述言語、または印刷時に文書を記述す
るデータストリームのフレキシビリティを向上させるこ
とができる。殊に、辞書の使用は、キー・プロシージャ
のためのルックアップ時間が短縮されるため(キー・プ
ロシージャが繰り返される場合には特に)、フレキシビ
リティを増加させる。キー・値(key-value)組み合わ
せ機能により変数を許容することによって、さらなるフ
レキシビリティを得られる。
【0021】本発明によれば、辞書の生成及び取り込み
によって、印刷装置や表示装置で、これら新機能の追加
使用を可能にし、かつ、これら機能を文書データストリ
ームにおいて階層的文書構造の範囲内で利用可能にす
る。これはシステムのフレキシビリティを増加させ、か
つ範囲の限界の管理を容易にする。
【0022】本発明によれば、辞書を使用して、プレゼ
ンテーション装置及び入力データストリーム生成装置の
両方によって効率的に処理可能なやり方で、文書データ
の修正を効率的に行なうことができる。また、辞書に含
まれる速記を用いて文書を印刷するために利用される、
または利用されることを意図した、データストリームを
構造化アプローチにより変更することができる。
【0023】本発明によれば、辞書または、そのことに
関し入力データストリームの任意の部分が構造化環境で
管理される、環境を制御することにより、プリンタに機
能を追加することができる。
【0024】
【実施例】図1に、本発明の構造化標準ページ記述言語
(SPDL)形式で表現された文書のピクチャー(pict
ure)及びページセット(pageset)を管理するためのピ
クチャー・ページスタック構造が示されている。このス
タック構造において、”プロローグ”へのポインタ10
0は、ある特定の文書記述のためのプロローグデータ構
造120に対する位置情報を提供する。階層構造内のあ
る特定のページセットレベルが、アイテム101内に定
義される。ある特定のプロローグに割り当てられたある
特定のピクチャーレベルは、ピクチャーレベルのエント
リー102にセットされる。一連のポインタ103,1
04,105,106,107,108,109,11
0,111は、外部宣言、情報宣言、リソース定義への
ポインタ、リソース宣言へのポインタ、環境(contex
t)宣言へのポインタ、辞書ジェネレータへのポイン
タ、セットアッププロシージャへのポインタ、マシンス
テートへのポインタ、ユーザ辞書へのポインタ等の各種
アイテムを明かにする。文書記述は、文書データストリ
ームの構造化部分より得られる。
【0025】図12は、本発明により使用され、あるい
は処理されるタイプの定型的SPDL文書の一例の説明
図である。ここで、文書データストリームの基本的構造
は前述のISO標準案に示されているものと同様である
ことに気付くべきである。各文書は文書記述を含み、文
書記述は構造エレメントとコンテントエレメントを持
つ。文書構造とその関連エレメントは、文書のコンテン
トからは独立しており、文書のコンテントとは独立に処
理できる。コンテントは、ページ記述言語形式である。
コンテントの処理は、文書構造、そのエレメント及びコ
ンテントの出現する環境に依存する。辞書ジェネレータ
は構造エレメントで、一つの辞書を定義するとともに、
その辞書に一つの名称をバインドする。プロローグ構造
エレメントは、ゼロ個または1個の辞書ジェネレータを
含むことができる。構造化された文書データストリーム
の環境においては、辞書は順序付けられたオブジェクト
のペアの集合である。順序付けられたペアのそれぞれ
は、オブジェクト(ここではキー(key)及び値(valu
e)と呼ばれる)から構成される。
【0026】辞書内の順序付けられたペアは、一方のア
イテム(すなわち順序付けられたペアの値)を、速記
(shorthand)オブジェクトによって置換でき、この速
記オブジェクトはキーとして働く。後述のように、値は
任意のタイプからなる。これは速記を提供し、この速記
はプロシージャ、変数及びパラメータの構築を可能にす
る。さらに、様々な辞書より順序付けられたペアをサー
チするシーケンスを構造化することによって、キーと値
の正しいペアを見つけることができる。
【0027】本発明では、後述のようにツリー接続階層
構造が採用される。このツリー接続階層構造は、任意の
辞書ジェネレータ(または文書の他の任意部分)を、文
書の先行ブロックのプロローグの処理によって処理また
は印刷することができる、という重要な利益をもたら
す。階層ツリーにおいて、文書の選択された部分より上
位にある構造定義だけしか処理する必要がない。すなわ
ち、例えば、20ページの文書のページ3を処理したい
場合、ページ3と、階層ツリー上のページ3以上のレベ
ルにある付随プロローグだけを処理すればよい。このこ
とは、効率を向上させるとともに、文書の実際の印刷の
開始に先立つ文書に必要なリソースのレベルの判定を容
易にする。また、辞書に関して、処理スピードの大幅な
向上をもたらし、しかも、必要な辞書の処理だけしか必
要でない。それより下位の辞書は、これらアイテムの一
部を使用するので、より高速の辞書処理が可能である。
【0028】もう一つの利益は環境(context)宣言で
あり、これは辞書を選択し、選択した辞書のサーチ順序
を決定する。
【0029】構造処理の目的がプレゼンテーションであ
る時には、構造処理によって文書コンテントの各エレメ
ントの解釈の環境が確立される。なお、構造処理の目的
が文書プレゼンテーション以外である時には、通常、イ
メージ関連のコンテント処理を遂行する必要はない。か
かる全てのデータの総体がプレゼンテーション処理の環
境(environment)と呼ばれる。
【0030】図12に示されたような定型的SPDL文
書構造は、SPDL文書を徐々に小さな部分へと繰り返
し分割した結果である。結果として得られた部分のそれ
ぞれは構造エレメントと呼ばれる。
【0031】SPDL文書構造は、本質的に階層的であ
る。例えば図12に示される最上位レベルは、文書80
である。文書は、ページセット82またはピクチャー構
造エレメントと呼ばれる下位エレメントを含むことがで
きる。
【0032】ページセット82もまた、下位のページセ
ット及び/またはピクチャーを含むことができる。各ピ
クチャーは文書の記述を含む。ピクチャー階層構造上
で、最上位レベルのピクチャーは、プレゼンテーション
媒体の単一のインスタンス(すなわち、単一ページ)上
に提示されたページである。
【0033】ピクチャーは、ピクチャー88〜96と呼
ばれる下位構造エレメント、及び/または、トークンシ
ーケンス(tokensequence)構造エレメントを含むこと
ができる。トークンシーケンスは文書コンテントを含む
構造エレメントである。
【0034】文書は構造階層の最上位にあるページセッ
トまたはピクチャーに過ぎない。同様に、ページはピク
チャー階層の最上位のピクチャーに過ぎない。
【0035】この説明において、ポインタとサブポイン
タという用語は、データそのものでなくデータのエント
リとしての情報を提供する普通のデータ構造概念のこと
である。すなわち、ポインタとは、ある特定のメモリロ
ケーションあるいは別のポインタを指し示すデータであ
る。この定義は、あるポインタがもう一つのポインタに
対するものであり得る点で回帰的なものである。リソー
ス宣言及び定義はおおむねフォント、フィルタ、パター
ン、カラー、飾り(glyph)等のようなアイテムに向け
られており、プリンタやリソース装置に与えられたデー
タストリーム内でトークンを呼び出すことにより利用で
きる。リソース宣言はある名称を特定のリソースにバイ
ンドするのに対し、リソース定義は各リソースの正確な
属性を提供する。
【0036】辞書は、キー値を任意タイプの特定値へ変
換するために用いられるもので、マクロ定義に似たもの
と考えてよい。
【0037】特に、図2(a)乃至(c)に示されたポ
インタ及び方法は、図1のプロローグデータ構造中に示
されている「辞書へのポインタ」を実施する。まず、ピ
クチャーまたはページセットの始まりでは、このポイン
タは入力文書データストリーム中のいずれかの辞書ジェ
ネレータに遭遇するまで”null”を指している(図2
(a))。このことは、米国特許出願07/876,6
01号に示した如く、処理中に最初にピクチャーまたは
ページセットに遭遇した時は、いずれの辞書ジェネレー
タ構造エレメントよりも前であるので、辞書ジェネレー
タが存在しない筈であることから、直観的に分かる。下
位のピクチャー及びページセットを処理する時に、米国
特許出願07/876,601号に示された方法が正し
いポインタをセットアップするために用いられる。すな
わち、下位のピクチャーまたはページセットの始まりに
遭遇した時に、ピクチャー/ページセットスタック10
0内の新しく生成されたプロローグデータ構造を指し示
す「プロローグへのポインタ」が用いられる。この新し
く生成されたプロローグデータ構造の「辞書ジェネレー
タへのポインタ」エントリーは、ピクチャー/ページセ
ットスタック内の1エントリーだけ下位にある「プロロ
ーグへのポインタ」によって指示されたプロローグデー
タ構造中の「辞書ジェネレータへのポインタ」によって
指し示されたものと同じ実体を指し示す(図8で、70
4は710を指し示す)。その結果、当該ポインタの値
は”null”になり、全くメモリが割り当てられない。辞
書ジェネレータに遭遇した時に、印刷装置、表示装置ま
たはプレゼンテーションシステムで、辞書ジェネレータ
宣言データ構造のために必要なメモリが割り当てられる
が、これは辞書そのもののためのメモリである。このポ
インタは、”現在”値から、辞書ジェネレータデータ構
造用に割り当てられたメモリのアドレスへ変更される
(図2(b))。次に、辞書ジェネレータデータ構造
の”next”(次)とラベル付けされたアイテムは、前
の”現在”値を指し示すが、これは最初の辞書ジェネレ
ータデータ構造が、そのプロローグデータ構造の直後に
データ構造を挿入することによって処理されるためであ
る。次の辞書ジェネレータは、そのエントリーによって
指示されるプロローグデータと、最初の辞書データ構造
との間に挿入される。
【0038】図2(b)の辞書ジェネレータ200はま
た、ページセットレベル202、ピクチャーレベル20
4、辞書識別子206、特定の辞書サイズ208を示す
数値、生成される辞書に関連した実際の辞書データ構造
へのポインタ210、及び、”next”辞書ジェネレータ
へのポインタ212からなる。ページセットレベル20
2及びピクチャーレベル204は、現在のピクチャーま
たはページセットの終わりに遭遇した時に、メモリを管
理するために用いられる。例えば、現在のピクチャーが
終了する時、現在のピクチャーレベルは2、現在のペー
ジセットレベルは1であった。この時、ピクチャーレベ
ルが2でピクチャーレベルが1の全てのオブジェクト、
及び、これらのオブジェクトによって指示されるデータ
構造(辞書ジェネレータデータ構造により指示される辞
書)が削除されることになる。文書データストリーム中
で新しい辞書ジェネレータに遭遇する度に、生成すべき
辞書のためのメモリ割り当てもプレゼンテーション装置
または処理システムで行なわれる。この処理は、後述す
るように、図5及び図6に関連して達成される。入力文
書データストリーム中で他の辞書ジェネレータのどれか
に遭遇すると、このジェネレータのための構造は先のジ
ェネレータのどれかの前に置かれる。このことは、最後
の辞書ジェネレータが何等かの確実な順に最初にサーチ
されることを意味する。このような配置は、最後に入力
したものが最初にアクセスされるサーチパターンを可能
にする。
【0039】図3(a)乃至(c)は、辞書サーチ順を
定義する環境スタック用ポインタの使用法を示す。環境
スタックは、辞書参照のスタックであり、環境宣言、辞
書ジェネレータ及びトークンシーケンス中のオペレータ
によって制御される。キーに遭遇し時に、環境スタック
のトップからボトムまで辞書のサーチが実行される。こ
のスタックのボトムは、オペレータを含むシステム辞書
である。このシステム辞書の上にユーザー辞書がある。
図3(a)に示されるように、ポインタは、最初は、図
1のプロローグデータ構造100内の環境宣言へのポイ
ンタ100であり、”nul”にセットされる。米国特許
出願07/876,601号記載のように、ピクチャー
/ページセットスタックのボトムより上のエントリーに
より指し示されるプロローグデータ構造中の「環境宣言
へのポインタ」は、ピクチャーまたはページセットの始
まりで、一つ下のものと同じエントリーを指し示す(図
9において804は810を指し示す)。入力文書デー
タストリーム中でプロローグセクションの環境宣言に初
めて遭遇した時に、環境宣言ポインタ301も”nul”
を指す。これが、プロローグ中の環境宣言と他のエレメ
ントの処理の違いである。環境宣言中の新しい各辞書識
別子に対して、環境辞書データ構造300が生成されて
リンクされる(図3(b))。この”新”辞書識別子
は、”旧”辞書識別子314の「環境宣言へのポイン
タ」と、その指示する環境辞書データ構造との間に挿入
される。
【0040】図4に、構造プロセッサ410とコンテン
トプロセッサ412の間の概念的インターフェイスを示
す。各レベルで”仮想マシン”が生成され、仮想マシン
の状態及び特定の文書の環境を構造プロセッサ410で
利用できる。コンテントプロセッサ412は、環境スタ
ック、オペランドスタック、状態変数を利用可能であ
る。このことが、構造プロセッサ410のコンテントプ
ロセッサ412との通信を可能にする。解釈の環境が、
構造プロセッサとコンテントプロセッサの間で必要な情
報を渡すために使用される。
【0041】図5及び図6は辞書生成プロセスを示す。
このプロセスに入る前に、図示されていない語彙解析/
文法解析(lexical analyzer/parser)プロセッサが入
力データストリームを処理して、入力データストリーム
中の辞書ジェネレータを認識する。次に、語彙解析/文
法解析プロセッサは、図2(b)の辞書識別子206及
び辞書サイズ208等のパラメータを用いて辞書ジェネ
レータプロセッサをコールする。これは図5のステップ
502で行なわれる。ステップ504においてピクチャ
ー/ページセットスタックのトップエントリーは、解釈
の環境を作るために用いるべき現在プロローグデータ構
造を指し示す。図1に示されたようなリンクリスト及び
ポインタにより開始させられたリンクをトレースするこ
とによって、スキャンが遂行される。現在プロローグデ
ータ構造の「環境宣言へのポインタ」からのリンク中
で”null”に遭遇した後、現在プロローグデータ構造か
らのユーザー辞書とシステム辞書がスタックに追加され
る。状態変数及び他の必要なエレメントが同様に、リン
クリストをトレースすることによって判定される。ステ
ップ506において、トークンシーケンスを処理し辞書
を構築するため、現在の解釈環境がコンテントプロセッ
サに渡される。ステップ508において、環境(contex
t)プロセッサによりエラーの検出と通知が行なわれる
が、このプロセスのために一般化したエラー処理を遂行
するエラー処理ルーチン510が用いられる。ステップ
514において、辞書参照によって参照されたが辞書
に”読み出し専用”のマークが付けられ、その辞書への
ポインタ(図2の210)が新しいデータ構造中に置か
れる。現在プロローグデータ構造の「辞書ジェネレータ
へのポインタ」(図1の108)内のポインタを、新し
いデータ構造の”next”と呼ばれるポインタ(図2の2
12)に入れる。ステップ518において、現在プロロ
ーグデータ構造の辞書ジェネレータへのポインタ(図1
の108)が、ptr−c−dgに等しく設定される。
図6において、ステップ520で、環境辞書データ構造
のためにメモリが割り当てられ、また一つのポインタが
割り当てられる。ステップ522において、様々なレベ
ルが環境辞書データ構造に設定される。ステップ524
において、環境宣言へのポインタ(図1の107)が、
新しい環境辞書データ構造の”next”と呼ばれるポイン
タ(図3(b)の310)に置かれる。次に、現在プロ
ローグデータ構造の環境宣言へのポインタ(図1の10
7)か゜ステップ526で設定される。そのようにする
ことにより、環境スタックは新しい辞書を使用して更新
される。
【0042】図7に、環境宣言処理が示されている。処
理の初期化は、ステップ602に示されている。ピクチ
ャーレベルやページセットレベルのようなグローバル
(global)変数が環境宣言処理に与えられる。語彙解析
/文法解析プロセッサは入力文書データストリームを解
析し、その中の環境宣言を認識する。ステップ602
で、現在プロローグデータ構造(120)の環境宣言へ
のポインタ(107)にnullが入れられる。ほかに辞書
識別子が存在するか否かの判定がステップ604で行な
われる。存在しない場合、環境宣言処理へリターンする
だけである。しかし、ほかに辞書識別子が見つかった場
合には、現在プロローグデータ構造(120)の辞書ジ
ェネレータへのポインタ(108)からのリンクリスト
が、辞書識別子が見つかるまで、または、次のエントリ
ーが”null”になるまで、トレースされる。次のエント
リーが”null”のときは、辞書識別子は正しいものでは
ないので、見つけることはできない。したがって、エラ
ー処理ルーチン(610)がコールされる。辞書識別子
が見つかった場合、ステップ620で、環境辞書データ
構造のためにメモリが割り当てられ、一つのポインタが
割り当てられる。ステップ622において、様々なレベ
ルが環境辞書データ構造に設定される。ステップ624
で、環境宣言へのポインタ(図1の107)が新しい環
境辞書データ構造の”next”と呼ばれるポインタ(図3
(b)の310)内に入れられる。次に、ステップ62
6で、現在プロローグデータ構造の環境宣言へのポイン
タ(図1の107)が設定される。
【0043】図8に示されるように、各ポインタのため
のジェネレータリンクリストを、ピクチャー/ページセ
ットスタック内の例えばポインタ700から、辞書デー
タ構造710及び712まで、次に辞書720及び72
2まで、トレースすることができる。辞書720,72
2,724,726は、図5のステップ514で読み出
し専用にフラグが設定された”読み出し専用”辞書であ
る。辞書に存在する識別子に応じて、トレースのパスは
図8に示される複数のパスのいずれか一つになる。すな
わち、ポインタ700,701または702のいずれか
一つからスタートし、様々な辞書データ構造704,7
06または708を経由して辞書ジェネレータデータ構
造701,712,714または716へ行き、辞書7
20,722,754または726か”null”エントリ
ー728で終わる。”null”ポインタ(エントリー)7
28は、辞書ジェネレータデータ構造716の外側にあ
り、”テール(tail)の終端”を与えるためのものであ
る。
【0044】図8は次のような場合を表わしている。最
上位のブロックはエントリー702に対応したページセ
ットで、これは二つの辞書ジェネレータ714,716
を有するプロローグ708を持つ。このプロローグに生
成された辞書は724と726であった。702の下位
ブロックはエントリー701に対応したピクチャーまた
はページセットで、これはプロローグ706を持つ。プ
ロローグ706は、辞書720,722を持つ二つの辞
書ジェネレータ710,712を含む。701の下位ブ
ロックである最も新しい(最後の)ブロックは、エント
リー700に対応した恐らくピクチャーであろうが、そ
のプロローグ704は辞書ジェネレータを持たない。
【0045】図9は、環境宣言によって制御される辞書
リンクリストを示す。ピクチャー/ページセットスタッ
クのトップエントリー830は現在ブロックを示し、同
ブロックは800,801,802に対応する前のブロ
ックの下位にある。最上位のブロックは、エントリー8
02に対応したブロックである。832に対応したプロ
ローグの場合、環境宣言は辞書識別を持たない。したが
って、このブロック内では、最初の現在解釈環境はユー
ザー辞書及びシステム辞書の環境スタック(辞書スタッ
ク)だけを持つ。804に対応するプロローグの場合
は、環境宣言がない。したがって、812をポインティ
ングすることによって、前の環境宣言が承継される。8
06に対応するプロローグの場合、環境宣言は、プロロ
ーグ808で生成された辞書(826)を指し示す一つ
の辞書識別子だけを持てばよい。他の二つの辞書は、プ
ロローグ中の二つの辞書ジェネレータによって追加され
る。(図6及び図8を参照) 814と816も同様
に、図8に対応する辞書ジェネレータによって生成され
る。
【0046】図10は、上述のような入力文書データス
トリーム例のリストで、様々な辞書ジェネレータ及び環
境宣言が見られるある。本例は複数のレベルが存在す
る。このリストは、本発明により出現し得る様々なタイ
プの辞書生成を説明できるものと考える。
【0047】以上、本発明を実施例について詳細に説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、様々な変形が許されるものである。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、辞書の取り込み及び生成並びに効率的な管
理が可能であり、文書記述言語、または印刷時に文書を
記述するデータストリームのフレキシビリティを向上さ
せることができる。辞書の生成及び取り込みによって、
印刷装置や表示装置で、これら新機能の追加使用を可能
にし、かつ、これら機能を文書データストリームにおい
て階層的文書構造の範囲内で利用可能にすることによっ
て、システムのフレキシビリティが増加し、かつ範囲の
限界の管理が容易になる。辞書を使用して、プレゼンテ
ーション装置及び入力データストリーム生成装置の両方
によって効率的に処理可能なやり方で、文書データの修
正を効率的に行なうことができる。辞書に含まれる速記
を用いて文書を印刷するために利用される、または利用
されることを意図した、データストリームを構造化アプ
ローチにより変更することができる。辞書または、その
ことに関し入力データストリームの任意の部分が構造化
環境で管理される環境を制御することにより、プリンタ
に機能を追加することができる。等等の大きな効果を得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造化標準ページ記述言語(SPD
L)形式で表現された文書のピクチャー(picture)及
びページセット(pageset)を管理するスタック構造の
説明図である。
【図2】(a)乃至(c)図1に示されたデータ構造に
辞書ジェネレータにより生成された辞書を付け加えるポ
インタ法のステップの説明図である。
【図3】(a)乃至(c)環境辞書データ構造を使用す
る環境スタックに辞書を追加するポインタ法のステップ
の説明図である。
【図4】本発明の一態様によるSPDL文書を高速に処
理する簡略された構造プロセッサ及びコンテントプロセ
ッサの相互接続の説明図である。
【図5】本発明による辞書ジェネレータの処理ステップ
を説明する部分フローチャートである。
【図6】本発明による辞書ジェネレータの処理ステップ
を説明する部分フローチャートである。
【図7】本発明による環境(context)プロセッサの処
理ステップを説明するフローチャートである。
【図8】関連データリンク内の辞書ジェネレータにより
生成されたエレメントの関係図である。
【図9】関連データリンク内の環境宣言及び辞書ジェネ
レータにより生成されたエレメントの関係図である。
【図10】辞書ジェネレータ及び環境宣言を持つSPD
L文書構造の例の擬似コードリストである。
【図11】図10に示した擬似コードリストの続きを示
す。
【図12】定型的なSPDL文書構造の一例を示す。
【符号の説明】
80 文書 82,86 ページセット 84 ページ 88,90,94,96,100,102,106 ピ
クチャー 98,104 トークンシーケンス 100 プロローグへのポインタ 101 ページセットレベル 102 ピクチャーレベル 103 外部宣言へのポインタ 104 情報宣言へのポインタ 105 リソース定義へのポインタ 106 リソース宣言へのポインタ 107 環境宣言へのポインタ 108 辞書ジェネレータへのポインタ 109 セットアッププロシージャへのポインタ 110 マシン状態への補インターフェイス 111 ユーザ辞書へのポインタ 120 プロローグデータ構造 410 構造プロセッサ 412 環境プロセッサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置による文書のプレゼンテーショ
    ンを制御する装置であって、 該文書を定義する入力文書データストリームを受領する
    ための入力手段を具備し、 該データストリームは階層的に順序付けられた構造内の
    0個または1個以上の辞書ジェネレータを持つピクチャ
    ーまたはページセットからなり、該ピクチャーはゼロ個
    または1個のプロローグとゼロ個または1個のピクチャ
    ーボディとからなり、該ページセットは0個または1個
    のプロローグと0個または1個のページセットボディか
    らなり、該ピクチャーボディは0個または1個以上のト
    ークンシーケンスと0個または1個以上のピクチャーと
    からなり、該ページセットボディは0個または1個以上
    のピクチャーと0個または1個以上のページセットとか
    らなり、 ページセット定義またはピクチャー定義を判定して該定
    義内の辞書ジェネレータ参照を検出するために該入力手
    段に結合され、判定したページセット定義またはピクチ
    ャー定義内の各プロローグを処理し、検出した辞書ジェ
    ネレータ間のボディ部分を順序階層に順序付け、かつ、
    該処理装置を制御するための出力文書命令を生成し出力
    するための構造処理手段を具備し;かつ該構造処理手段
    に結合された、該出力文書命令を該処理手段へ与えるた
    めの出力手段を具備する、文書プレゼンテーション制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、該構造処理手段がさらに、プロロー
    グ内に読み出し専用辞書を生成するための手段を具備す
    ることを特徴とする文書プレゼンテーション制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、該構造処理手段がさらに、該構造処
    理手段によって生成された辞書から階層内でより高いレ
    ベルを持つ前に生成された辞書への階層的承継を設定す
    るための手段を具備する、ことを特徴とする文書プレゼ
    ンテーション制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、該構造処理手段がさらに、ある特定
    の辞書に関係したピクチャーまたはページセットに関し
    階層的構造の範囲内の辞書を識別する手段を具備する、
    ことを特徴とする文書プレゼンテーション制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、該構造処理手段がさらに、 ある特定のページセットレベルまたはある特定のピクチ
    ャーレベルに関係付けられた辞書を選択する手段;及び
    2個以上の辞書が生成済みである場合に、ある特定のペ
    ージセットレベルまたはある特定のピクチャーレベルの
    ために時間的かつ構造的に最も新しく定義された辞書を
    選択する手段を具備する、ことを特徴とする文書プレゼ
    ンテーション制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、ある辞書ジェネレータにより用いら
    れたメモリの割り当てを、該入力文書データストリーム
    中の階層的に該当レベル以上の文書データストリームの
    プレゼンテーションの実行が完了した時に解除するため
    の割り当て解除手段をさらに具備する、ことを特徴とす
    る文書プレゼンテーション制御装置。
  7. 【請求項7】 処理装置による文書のプレゼンテーショ
    ンを制御する装置であって、 該文書を定義する入力文書データストリームを受領する
    ための入力手段を具備し、 該データストリームは階層的に順序付けられた構造内の
    0個または1個以上の辞書ジェネレータを持つピクチャ
    ーまたはページセットからなり、該ピクチャーはゼロ個
    または1個のプロローグとゼロ個または1個のピクチャ
    ーボディとからなり、該ページセットは0個または1個
    のプロローグと0個または1個のページセットボディか
    らなり、該ピクチャーボディは0個または1個以上のト
    ークンシーケンスと0個または1個以上のピクチャーと
    からなり、該ページセットボディは0個または1個以上
    のピクチャーと0個または1個以上のページセットとか
    らなり、 ページセット定義またはピクチャー定義を判定して該定
    義内の辞書ジェネレータ参照を検出するために該入力手
    段に結合され、判定したページセット定義またはピクチ
    ャー定義内の各プロローグを処理し、検出した辞書ジェ
    ネレータ間のボディ部分を順序階層に順序付け、スタッ
    ク構造内の該辞書ジェネレータの環境を判定し、かつ、
    該処理装置を制御するための出力文書命令を生成し出力
    するための構造処理手段を具備し、かつ該構造処理手段
    に結合された、該出力文書命令を該処理手段へ与えるた
    めの出力手段を具備する、文書プレゼンテーション制御
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の文書プレゼンテーション
    逝去装置において、該構造処理手段がさらに、階層的構
    造においてより上位のエレメントから環境スタックを承
    継する手段を具備する、ことを特徴とする文書プレゼン
    テーション制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の文書プレゼンテーション
    制御装置において、該構造処理手段がさらに、ある辞書
    ジェネレータによる参照によって生成された付加的辞書
    を該環境スタック内に追加する手段を具備する、ことを
    特徴とする文書プレゼンテーション制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の文書プレゼンテーショ
    ン制御装置において、該構造処理手段がさらに、ある特
    定の環境スタックに関係したピクチャーまたはページセ
    ットの範囲内の辞書を識別する手段を具備する、ことを
    特徴とする文書プレゼンテーション制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の文書プレゼンテーショ
    ン制御装置において、該構造処理手段がさらに、ある特
    定の環境スタックに関係したピクチャーまたはページセ
    ットの範囲内の辞書を選択する手段を具備する、ことを
    特徴とする文書プレゼンテーション制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の文書プレゼンテーショ
    ン制御装置において、ある環境スタックにより用いられ
    たメモリの割り当てを、該入力文書データストリーム中
    の階層的に該当レベル以上の文書データストリームのプ
    レゼンテーションの実行が完了した時に解除するための
    割り当て解除手段をさらに具備する、ことを特徴とする
    文書プレゼンテーション制御装置。
JP5196574A 1992-08-11 1993-08-09 文書プレゼンテーション制御装置 Pending JPH06187108A (ja)

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US07/931808 1992-08-11

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